2011年12月31日土曜日

ゼルダの伝説 スカイウォードソード

 やっとクリアしました。途中いまさらながら購入したXBOX360のカルドセプトサーガをやったりで、集中して進められなかったため、時間が掛かりました。終わった感想としては、まあゼルダだな、という感じでしたね。

 このゲームの一番の売りであり特徴としては、モーションプラス(モープラ)による剣戟でしょう。
 リモコンに比べより正確に動作を読み取れるようになったモープラを利用し、これまでボタンで行っていた剣を振るという動作を、実際にリモコンを振らせるようにした。Wiiを発売した当初からあったアイデアです。
 しかし残念ながら多くのWiiソフトは、こうした操作を売りにしたソフトを発売したものの、どれもイマイチな結果しか出せませんでした。モープラがないため精度が低かったためか、モーションを検出して反映するのが難しいからか。
 任天堂HPの「社長が訊く」でもモープラの扱いにかなり苦労している話が出ています。結果Wiiが発売されてから五年掛かって、やっと今作が発売されたことを考えれば、ファーストメーカーだからこそ許されることであって、他社には出来なかったことが伺え、これまで発売された同様のソフトがイマイチだったことも理解出来ます。

 こうしてやっと発売された今作でしたが、残念ながら売りの操作性はやっぱりイマイチでした。確かに他の似た作品(ドラクエソード、レギンレイブ)などに比べれば思い通りに動きます。それでも例えば棒を握って剣のように振る・・・時と比べて、結局ゲームが認識しやすいように、人間の側で調整しなければ思い通りに動かせませんでした。
 具体的には若干のタイムラグや予備動作を拾ってしまうという敏感さ、斜めの検出など。しかしこの操作性が売りになっているため、正確な剣さばきを求められることが多く、そこがどうしてもストレスに感じてしまいました。
 敵の投げてくる弾を撃ち返したり、ダウンした所へ何度も剣を叩き込むといった、あまり正確性を必要とされない剣さばきに関しては、爽快感が感じられただけに、この細かい操作性を求めたことは、少しやり過ぎだったのではないかなと思います。

 ストーリーや謎解きはこれまで何度も遊んできたゼルダの伝説をそのまま踏襲しています。ゼルダ姫がさらわれ、若者リンクが各地の神殿を巡ってアイテムを探し出し、最後にガノンを倒すという王道ストーリー。これはシリーズのファンであれば文句のつけようがない出来映えだったと思います。

 残念だったのは訪れる世界が分散して配置され、鳥に乗って各地を旅するという点。どうしても変り映えのしない雲の上では、馬で各地を探索するという過去作に比べ、どうしても移動が地味に感じてしまいました。
 またワープができず、毎回あまり楽しいとは言えない鳥の操作をしなければならないのは、面倒なだけだったのは事実です。

 もう一点はグラフィックについて。もはやWiiでは厳しいな、と言わざるを得なかった。遠景をぼんやりと、さながら点描や印象画風にエフェクトを掛けるのはいいのだけれど、いまの大画面の液晶テレビではモザイクのようにしか映らず。トゥーンとリアルの間をとったようなキャラデザインも、今ひとつ親近感が沸きませんでした。
 砂の神殿における砂吹きや、時空石による一部分だけグラフィックが書き換わる描写。そして水の表現・・・ひいては森が一面水没してしまうというアイデアなど、これは!と思わせるシーンもありましたが、それだけにHD機種であればと思ってしまいました。GC用として開発されたトワイライトプリンセスに比べれば、かなり綺麗なんですけどね。
 時代の移り変わりの速さと、人間の慣れというのは怖いものです。

 以上つらつらと書き連ねてきましたが、今作が現状20万本程度しか売れていないのも分ります。ファンとしては面白いけれど、さらにライトな層に対しては見栄えという点で訴求力が低く、また他の人に勧めようとするには、操作感が特殊かつ思い通りにいかないからです。

山本五十六

 予告編で映った長門が格好良かったので、さっそく観てきました。残念ながらあまり戦闘シーンは描写されず、山本五十六の描写が中心でした。もっとも太平洋戦争時、艦隊決戦はほとんどなかったと言っていいわけだから仕方なし。

 山本五十六がアメリカとの開戦に対して反対していたことや、いざ戦争となって以降も、早期講和を考えていたことなどのエピソードが綴られる。

 御上のやらかした戦争のせいで、国民が辛酸を舐めたといったこれまでの戦争映画に対し、出口の見えない日中戦争と不景気から、国民もアメリカとの戦争を望んでいたという切り口。小林信彦も当時の世相について同様の事をエッセイで述べていたが、事の真偽はともあれ、被害者意識を持った描き方と比べて新鮮であった。

 いざ開戦。初戦における真珠湾奇襲攻撃の成功など、反開戦派だった山本長官に対し、手のひらを返すように褒め称える国民性の不条理など、大衆心理を皮肉った描写は、今の世相に対してもそのまま同じ事が言えるのではないか。

 しかし山本長官の高い見識や先見性を謳うあまり、他の人物が卑小に書かれすぎか。南雲中将の件しかり、山本長官自身も良い点ばかりではなかったはず。戦後何年も経って、当時の情報や結果を知っている私たちだからこそ分ることも多い。
 戦争へと至る経緯についても、開戦派の言い分が全く描けていないのは残念。自虐史観ばかりでなく、やむをやまれぬ思いで始まった部分も本来は書くべきだったのでは。その辺が公平な視点で書かれていないので、贔屓の引き倒しに感じてしまった。
 歴史を元にした物語という認識を、観る側が持ってくれればいいのですがね。

2011年12月3日土曜日

任天堂 2011年末三大ソフト

 と言うわけで、任天堂がこの年末にリリースした三大タイトルをすべて買っちまいました。

・スーパーマリオ3Dランド
 3DS用の3Dマリオ。3DSの販売不振が原因か、意外に早くのリリースとなった感あり。任天堂のいろんな宣伝文句では、初心者向け・幅広い層を狙った作品らしい。3Dマリオシリーズは64、サンシャイン、ギャラクシーと、そのハードの性能をいかした大作という個人的なイメージがあるので、今回のシンプル路線はちょっと寂しい限り。
 見た目もギャラクシーの派手な演出から、2Dマリオをそのまま3Dにしたような雰囲気。これはこれで取っつきやすいのかもしれないけれど、シリーズファンには物足りないのでは?
 またスライドスティックは携帯機としては頑張った作りらしいけれど、やはり据置き機のコントローラーに比べれば、数段劣るのは事実。マリオと言えば細かい操作感がぴたりと来るあたりも楽しさの一つだけに少し残念。
 立体視によって克服したと豪語していた奥行き方向へのジャンプに関しても、それほど成功しているとは言い難い。やっぱりスカるし、踏み外すわけだ。

・ゼルダの伝説スカイウォードソード
 前作トワイライトプリンセスがWiiと同時発売。実はゲームキューブ用に開発していたもので、Wii用としては今作が一つ目ということ。開発期間が長すぎて、旬を過ぎた感は否めない。もっとも発売時期が売り時なソフトであることは事実だが。
 旬を過ぎたのはグラフィックに顕著。いまやHDが当たり前になってしまった中で、このグラフィックはちょっと厳しいだろう。Wiiにしては綺麗なのかもしれないが、比較対象が例えばスカイリムなどになると苦しいし、マリオギャラクシーの方が綺麗なのでは。遠景を水彩画のような淡いタッチで表現したとのことだが、ただのモザイクになっている。
 一番の売りはモーションプラスを利用した剣捌きや直感操作とのことだが、意外に思い通りの操作とはならず、むしろ剣などは使いにくいだけに感じる。
 よっぽど普通の操作法であるデモンズ、ダークソウルの方が、剣を駆使して戦っている感あり。コントローラーを振らせるのが売りなので、特殊な振り方を要求されることも多く、これがストレスにつながってしまうのは残念な限り。
 ストーリー展開は今まで通りのゼルダで、各地の神殿を攻略してアイテムを充実させ、パズル要素のつまった謎解きをしていく感じ。まだクリアはしてないが、これは定番の面白さとなっているので、シリーズファンも満足いくだろう。
 5年ぶりの超大作、ゼルダ25周年記念、任天堂過去最大作など派手なコピーを並べているが、そうした要素については期待せず、オーソドックスなゼルダの新作だと思った方がいい。

・マリオカート7
 スーパーファミコンから始まったマリオカートも、今や第七作となった。どんだけ作ってんだ?と共に、ファンも飽きずに続けるねぇという感じ。
 3DSの性能が垣間見え、前作マリオカートWiiと遜色ないレベルのグラフィックとなっている。携帯機なので気軽にできることや、WiFiによるネット対戦を実現しているのが良い。3DSでこの時期に出したことがエポックとなったわけで、内容については本当にオーソドックス。

 ゼルダは時間が掛かっているんだろうな、と思わせる点がいくつかあったが、逆にマリオ3Dランドとマリカ7は、かなりシンプル・オーソドックスに感じ、年末までにラインナップを揃えねばならなかったという任天堂の裏事情が透けて見える。
 個人的にはもう少し煮詰めた作りにして、内容も豪華になればとも思うが、値段の安さや携帯機というユーザー層に合わせた作品なんだろうという所。むしろこの値段でこれだけの質を保ったゲームを短期間に発売できるというのは、任天堂の底力を感じる部分と言えるか。

2011年11月21日月曜日

Xbox360 ソフトレビュー

 さて今更新規購入したXbox360だが、ソフトは一体何を買おう・・・?と思いながら、過去にリリースされたXboxソフトのラインナップを見ていくと、いくつか興味をそそられる、もしくはかつて欲しいなと思っていたソフトがいくつか出てきた。

・機動戦士ガンダム オペレーショントロイ
・カルドセプトサーガ
・アウトラン2(旧Xbox版)

 上記ソフトをアマゾンのマケプレやヤフオクを利用して購入。友人とのマルチプレイを考えて、発売されたばかりのバトルフィールド3とL4D2も買った。どれも古いタイトルということもあり、かなり安く手に入ったのはラッキーだった。

・機動戦士ガンダム オペレーショントロイ
 発売時、見えている地雷なんて揶揄されたソフトだが、濃いガンダムファンには好評らしい。実際どの程度のもんなのかなあと興味を持っていたのだが、本体購入までには至らず。今回機会もあったのでプレイしてみた。何しろ300円と馬鹿安だったし。
 シングルプレイは糞もいい所。まるでPS2以前のゲームかと思わせるチープさ。本当にこれがBF3と同じゲーム機で動いているの?と思わせるグラフィックと動作である。期待しているのはマルチだったので、これについてはまあいい。
 んでマルチ・・・いまいち面白くなかった。これだったらPS3のガンダム戦記のがスピード感があっていいかなぁ。ビームライフル強すぎるのはどっちもどっちだし。もっともMSの重厚感ある動きがマニアにはたまらないんだろうけれど。PS3で言うターゲットインサイトと同じ方向性だな。
 よく重厚感あるモビルスーツの動き(要するにもっさり)がリアルと言うが、俺が思うにテレビで見たガンダムはもっときびきび動いてたがなあ。リアル=真実味と言うなら、きびきび動いてる方がリアルだろと思うんだがどうなんでしょう。

・カルドセプトサーガ
 ドリームキャストでカルドセプトセカンドを始めてから、このシリーズは好き。PS2、DS版とも購入し、近々発売される3DS版も待ち遠しい。
 Xboxのこれは発売時バグ騒ぎが起きて、一気にクソゲーという評価になった。その後改善パッチも出たようだが、まったく話題に上がらないのは何故?そんな気持ちもありプレイしてみた。
 カードを集めるためにストーリーモードをプレイしたが、一昔前の人形劇に苦笑。シナリオは時を遡る、「杜子春」のような展開については新鮮だったかな。セカンドの「ゲド戦記」的展開に比べると劣ったけどまずまず。
 マップ上で表現されるクリーチャーが、愛すべきドット絵からポリゴンに変わったのがむしろ残念。おかげでスクロールがカクカクするのは低評価か。
 一部性能の突出したカードがあるものの、全体としてはセカンドの正常進化だった。XboxLiveを使ったマルチプレイも普通に行えたし、悪いソフトじゃないよね。発売してすぐのバグ騒ぎ。あれさえなければなぁと惜しい気がした。AIが馬鹿すぐるのはどうかと思うけれど。

・アウトラン2
 これは旧Xbox用のもの。最初ヤフオクで買った北米版は動作せず。国内版を改めて落札してプレイ。いやぁ面白い!グラフィックも一昔前のハードとは思えないくらい綺麗だしセンスがいい。
 なんと言ってもBGMにつきる。スプラッシュウェイブとマジカルサウンドシャワー。これを聞きながらフェラーリでドライブっていうのは、リアル系にないアウトラン唯一のもの。
 現在オリジナルアウトランのロックを解除するため、糞難しいチャレンジモードをプレイ中。投げ出したくなるほど難しいが、BGMのロックも解除されたり、最悪50時間越えれば自動的にオリジナル版ゲットできるとのことなので、気を長くしてプレイ中。
 ちなみに北米タグをゲットし、アウトランアーケードオンラインをダウンロードしました。スペシャルツアーズのコースに変わっていて、グラフィックは更に向上!BGMが少ないのがちょっと残念だったが、よいゲームだわ。何で日本では・・・。

 今はアウトランとカルドセプトで手一杯なのだが、オトメディウスGと斑鳩を買う予定。この辺のタイトルだけでもXbox360購入した甲斐はあったかな(ガンダム以外)。

XBOX360をいまさら購入

 先日Xbox360を持っている友人が、ギアーズオブウォーモデルのアジア版Xboxを購入。あまった既存のXboxを廉価で買わないか?と言うので、買うことにした。省電力タイプのXbox360S HDD250GBで1万5千円と安くしてくれたからだ。
 とは言え最近発売されるゲームはほとんどのものがPS3とのマルチプラットフォームだし、Xboxオリジナルで有力タイトルとされるHalo、ギアーズには興味がない。興味がないからXboxを買ってこなかったわけだが・・・。

 XboxにあってPS3にないシステムと言えばパーティチャット。結構便利だろうなぁと思っていたが、実際使ってみるとテキストチャットとほとんど変わらず。ボイチャが必要な部分ではPS3でもソフト側にあるボイチャで対応できるわけで。もちろんボイチャ対応していないゲームに関しては便利なのだろうが、そうしたゲームはボイチャを必要としていないゲームなので、あまり利点に感じられず。
 ゲームタイトルに依存せずコミュニケーションできるという部分については、テキストチャットでもほとんど同等のことができることを考えれば、ゲーム中喋りながらということも現状ではあまりないので、他人の庭は青く見えるだったのかな。

 コントローラーの充電システムは良好。特にシステムの電源をオフにしても、充電池が減っていたら充電してくれるというのはいいね。ケーブルも長めなので、いざというときはつないだままプレイすることもできる。PS3の充電用ケーブルは短すぎるよ。もちろん100円均一あたりで売っている、USB延長コードで長くすることもできるが。
 もっともバッテリーユニットが別売りで2000円近くすることを考えれば、同じには語れないね。

 インターフェイスは圧倒的にソニーの勝ちだな。個々の単語がWindowsライクな専門用語が多くて、ちょっと分かりにくい感じがする。また特定機能を呼び出す際に、一見どこから探せばいいのか不明。「マイXbox」と「しいたけボタンで呼び出すメニュー」が二段構えなのがよくないね。
 ソニーのメディアクロスバーは味気ないと思っていたが、むしろシンプルによくまとまってるわ。また文字の入力やパレットの表示などの動作が若干もっさりしてて引っ掛かる。入力後確定、までに一瞬タイムラグが生じるのも遅さを感じる所。

 PS3に慣れた身としては、Xboxのコントローラーはあまり使いやすいと思えず。トリガーが重たい、コントローラー自体も重たい。決定・キャンセルのボタンが逆など。これは慣れもあるのだろうが、十字キーについては褒められたものではないね。たまたまPC用にと購入したXboxコントローラーfor WindowsPCが、十字キー改良型だったので、こちらをメインコントローラーとして認識させることにした。

 アバターはリアル指向のPSと、デフォルメチックなWiiの中間。ただし選べる容姿が外国人ぽいのばかり?なのが残念だった。ダウンロードコンテンツで「ダークソウル」の上級騎士鎧が手に入ったので、さっそくこいつを着せてしまいました。

 Xbox360のインプレッションとしてはこんな所ですね。BDが見れる点を考えても、PS3の方が上かなあと思いました。もっともマルチのゲームなどはXbox製のほうがグラフィックなど優れているらしいので、フレンドとの都合を考えながら、どちらを買うか選べることができるようになったのは良かったかな。

2011年11月8日火曜日

すてきな金縛り

 期待の三谷監督作品だったので、さっそく観に行きました。上映館が多いこともあり、興行成績もなかなか良さそう。妻殺しの容疑者。唯一のアリバイを握っているのが落武者の幽霊っていうのが、どんなストーリーになるんだ?と興味深かった。

 150分という長丁場の映画ながら、全編にわたるコメディタッチが効いており、観ていてダレルことはない。
 主演の深津絵里をはじめ、西田敏行、中井貴一、阿部寛が怪演。芸達者の役者同士が芸を競い合ってるかのような演技で目が離せない。
 普通の映画とは違ってオーバーなリアクションも多く、また言葉遊びなども面白く、これまでの三谷作品にも言える事ながら舞台感覚の乗り。他の観客もよく笑っていた。

 結構ご都合主義的にストーリーは進んでいくが、あくまでコメディなので、テンポの良さを重視したのかな。最後のお涙頂戴風な展開はちょっと・・・とは思ったが、総じて楽しめた。
 ハリウッドの超大作もいいけど、こうした喜劇の佳作もいいよね。

2011年10月4日火曜日

夢 11/10/04

 まず最初にバイクで出掛ける。
 Y字になっている道にぶつかるのだが、又の部分が崖になっている。周りが暗くて気付かず、バイク共々飛び込んでしまう。
 落下しながら、「今まで落ちる夢を何度も見てきたけど、これが本当の落下死か・・・」なんて諦観の面持ちでいると、何故かバイクごと道路へ戻っていた。
 不思議な気分になりつつも、今度は気を使って進んでいく。Y字の又の部分には隙間があって、遠目には隙間が見えないのだが、近寄るとわかるようになっていた。

 向かっていた先は新宿だった。とある雑居ビルの上階へ。そこには本屋がある。本屋は雑誌専門のキヨスクみたいな作りになっている。売り子の親父を中心にして雑誌が平積みという風に。
 雑誌をながめていると、コンバットマガジンや戦車の雑誌などが並んでおり、手を取って読むと、タミヤのボックスアートで有名な小松崎茂氏の絵に。ふと周りを見ると、陳列されていた雑誌類はプラモデルの箱に変わっていた。
 そのままプラモデルの陳列を見ていくとガンダムのプラモデルが並び始める。「ジム」のマスターグレードでも買おうかと棚を探すが、旧キッとしか置いていない。ふと見れば「立ち読み」していた客はみな「立ちプラモ作り」している。ジムの足を作っては棚に並べている子供がいた。
 その足を手にとって、動きの具合などを確かめてみる。すると隠れていたマスターグレードのジムが置いてあるのを見つけた。
 プラモデルは自分で作る物なのに、勝手に作られてしまって大丈夫なのだろうか?なんて疑問がわくが、自分でうまく作れない人が完成品として買うのかな、など納得する。

 すると元本売りの親父が「そこの体の大きい人。万引きしちゃいかんな!」
 身に覚えはないが、体が大きい人なので振り返ってみる。すると周りには体の大きい人が何人もいて、みなうろうろ辺りを見回している。どうやら誰も万引きに身に覚えがないようだ。
 「何もやっていないけど、体の大きい人と呼びかけられて、無視するわけにいかないもんな」なんて軽口を叩いてみるも、親父はむっつり。すると一人の少年が「私は何も後ろめたいことはありませんが、この場を納めます」と親父にお金を払っていた。
 私はプラモデルに興味がなくなったので、売り場から出ることにした。

 ドアを開けてすぐに出窓があり、緑のシャツを着たセブンイレブンの店員が顔を出す。長髪の彼は「こんにちは」と挨拶をしてきた。肩越しに後ろを見やると、同じセブンイレブンの緑シャツを着た店員が仕事をしている。大きな荷物を運んで、その部屋に入っていく人も見受けられ、彼もまたすれ違いざまに、「お疲れさまです」なんて声を掛けてくる。
 不思議な気持ちになっていたら、さっきのプラモデル屋から出てきたおじさんがついてきて、「ここの店長と間違えているんですよ」と話し掛けてきた。私はなるほどと合点がいき、「店長と言えば・・・」と店長談義を始めた。
 おじさんと私はそのまま暗い階段を下りていく。ふとゴジラの音楽や一場面が脳裏に浮かぶと、降りようとしていた踊り場に一陣の光が。まさかゴジラ?・・・と思った所で夢から覚めた。

 話が思っている風にどんどん展開していくので楽しかったな。急に目が覚めたので夢の内容もハッキリしていたし。

ダークソウル クリアした

 10日間80時間くらいかかってクリア。いろいろ必要のないステータスも上げてたりしたので、レベルは80まで上がってた。終わってみて感想は・・・疲れたなあ、でした。
 封印していたネット情報を見ながら思うのは、オンライン周りが前作と同じなら、もう少し評価が違っただろうにというものです。

 今作は敵が強い、多い、いつまでも追ってくる、に加えて、通路の狭いマップも多く、どうしてもすべての敵を殲滅していかねばならない。
 ボスも複数戦が多く用意され、しかも一度目の大ボスからして複数となっており、メーカー自身オンラインでの共闘を念頭にバランスを取っていることが伺える。オフで同様の場面に着いた場合、NPCを召還できることからも明白。
 しかし前作ではそれこそステージの最初に、それこそ溢れるほどあった召還サインがまったく存在しておらず、結果独りぼっちで戦わなくてはならないはめに。

 これはマッチングについて前作のサーバー式と異なり、P2Pで行っていることに加え、ステージ制からオープンフィールド制になったことで、召還ポイントが分散したことも原因か。
 レベル差などあれ、30万本近くが売れた発売したばかりのソフトにしては、このマッチングの少なさにはちょっとひどいんじゃないだろうか。前作は発売後二年が過ぎてなお、マルチプレイに支障がないのと大違い。共闘を前提としているのにマッチングできない、この点が大きく評価を下げてしまう。
 もちろんソロでもクリアできるのだが、前作をそれこそ何周も何十時間もプレイしたのは、オンラインが楽しかったから。これがうまく機能していないとなれば、評価が下がって当然です。

 こうした大前提を踏まえた上で個々の内容はよくできている。描き込まれた印象的なマップや、探索していくと発見できる驚き。
 攻略情報を見て早クリアしようというのでなく、じっくり腰を落ち着けてプレイするのに向く。一部の魔法や、武器の強化に関してはちょっと・・・と思えることもあるけれど、一見不可能と思える場面も、「心折れず」何度もプレイすればクリア出来る点は良い。
 これに関しては前作同様、孤高の存在であって欲しいと思う。

2011年9月27日火曜日

ダークソウル

 いやあ、難しいねえ。ネタバレしないよう、ネットの情報を極力排除しているのだが、フリーズ騒ぎも加わって、難しすぎる!クソゲー!なんて声も上がっているようだ。

 デモンズソウルも初見プレイの時はこれくらい歯ごたえあったがなぁと記憶しているが、問題は難易度だけでなく、プレイの面倒くささにあるのかもしれない。
 今作は体力回復薬の所持数が制限され、敵もいやらしい配置をしていながら、探索範囲が広いなど、結果的に前作における縛りプレイと似た出来となっている。
 また広いマップが売りなのだが、各所へ向かうのに実際に歩いて行かなければならず、これが面倒に感じるのも事実だろう。

 とは言え雰囲気、何度もやり込むと攻略方法が分ってくる点など、プレイしてみるとやっぱりデモンズソウルの続編だな、と思わせられる。
 「こんなんクリアできるかぃ!!」
と何度心折れそうになったことか・・・。しかし少しずつだが進んでるんだよね。この辺のバランスについては本当うまく作っており、完成度は高いです。
 ほかのゲームがどんなにぬるくなろうとも、このゲームだけはこれくらいの手応えないとね。

 フリーズ騒ぎが原因で、現在ネットプレイが出来なくなっているため、オフラインにて攻略中。非オンラインでも進入や召還があったりして、オンで遊んでいたら気付かなかっただろう点。最初はちょっとびっくり。この演出は良いね。
 ちなみに40時間弱のプレイ時間でフリーズが二回。内一回は落下死したまま復帰せずという、前作でもあったバグ。とりたてて騒ぐほどでもない。
 オンラインではフリーズするようだが、MAGなんかかなり悲惨だったしなぁ。ほとんど感覚が麻痺してしまっているわ・・・。

 早くクリアしてネタバレ情報を見たいね。

世界侵略:ロサンゼルス決戦

 あれこの映画ずいぶん前に公開されなかった??と思ったら、どうやら東北地震による自粛で、公開が延期されていたんですね。同時期にスカイラインという似たような映画があったので、さらに紛らわしかったのかも。

 内容は宇宙人侵略バージョンの、ブラックホークダウン&プライベートライアン。話の面白さより、戦闘シーンを楽しんでくれよという感じ。最近オペレーションフラッシュポイントという海兵隊のゲームを遊んでいたので、登場する海兵たちに何故か親近感が沸いてしまった。

 昨年のプレデターズでも感じたのだが、こうした映画はもはやストーリーは並以下。各キャラの装備やら戦闘場面ばかり豪華で、それこそFPSをまんま映画にした感じ。それが面白いかどうかと言えば、ミリタリーファンかどうかによるとしか言えない。
 私はミリタリー気質たっぷりなので、隅々まで楽しめました。

 とは言うものの、無謀な救出作戦。民間人を特別視しすぎ。アメリカ風自己犠牲など。こうした点において、アメリカの軍隊物は現実離れしてるよな。
 もちろん敗戦国たる日本の戦争物はアンハッピーエンド&市民は犠牲になると、同じようなものなだろうけれど。こうした映画を作ってパックスアメリカーナを維持しているのだなあとしみじみ感じる。

 脳天気にFPSやる気分で観る分には、丁度いいB級戦争モノですな。

 PS)ミシェル・ロドリゲスはどの映画でも同じキャラだな。マジウケル

2011年9月16日金曜日

3DS と PSVITA

 年末商戦を見据えた東京ゲームショーを前にして、任天堂とソニーがそれぞれの新型携帯機
nintendo3DSとPlaystationVITAのカンファレンスを行った。すでに発売されている3DSは様々な原因で当初予定の販売に至っておらず、一方のPSVITAは個々の性能は高そうであるものの、ソフトはどの程度集まっているのか?といった辺りが注目を浴びていた。

3DS

 昨年は家電メーカーや映画界がこぞって立体映像元年として立体視を宣伝していたが、結果コンテンツ不足や立体メガネを強要されるなどが原因からか、期待通りの市場を形成できていない。
 その煽りを受ける形で立体視を売りにした3DSまで批判を浴びてしまっているのは、任天堂としても頭の痛い所では無かろうか。

 個人的な観点からみれば、携帯機に据置き機並のグラフィックは必要なく、高解像度=消費電力増=携帯機としては致命的、という部分はもっと留意されるべき。
 その際3DSは実質400×240というローレゾ画質ながら、十分なクオリティを感じる。これは立体画像や進化したシェーダー技術などによるもので、実機上で見れば、カプコンのスト4、バイオハザードなどはPS3と比べても遜色ない。
 本家任天堂のポケモンスクランブルを始め、まだまだDS時代を引きずっているメーカーもあるが、開発が進むにつれてクリアされるだろうことは間違いない。

 今回のカンファレンスで公開された多くのソフトはまさに3DSに最適化されたソフトが多く、グラフィックに関して概ね満足できる仕上がりになってきている。発売当初はPSPと変わらない、なんて声も聞こえていたが、そうした声は次第に淘汰されよう。

 ソフトラインナップについては圧巻の一言だった。
 3DSの市場形成において危機感を感じた任天堂は、なりふり構わず伝家の宝刀を抜いた。スーパーマリオ3Dランド、マリオカート7といった出せば間違いなく売れるソフトを発表。加えてどうぶつの森、トモコレといったDS市場の裾野を広げたタイトルを紹介。さらにカルドセプト、零シリーズといったニッチな市場なれど、熱狂的なファンがいるソフトにも積極的なサポートを行ったのは素晴らしい。
 個人的にはカルドセプト大好物。全国大会を開催するまでのファンを獲得したソフトが、何故もここまで冷遇されるのかと思っていたが、やはり見る人は見ていたんですね。

 サードパーティもWiiのような傍流路線から、メインストリームへと転換。特に目玉と言えばカプコンのモンスターハンター3Gに加え、ナンバリング最新作「4」の発表。これはPS時代のDQ,FF移籍に等しい衝撃だった。
 「しかしソニーの新機種発表会前にこれ出すか?」と言いたくなるくらいの電撃発表。いずれ過去を振り返った時に今回の発表は歴史に残るだろうなあと思わされた。

 とは言えカプコン、である。過去任天堂とはゲームキューブ時代に「バイオハザードは任天堂以外出しません」と言った舌の根も乾かぬうちに、アウトブレイクシリーズは別とか、結局PS2に出したりと、節操がなかった会社でもある。
 バンダイの全方位外交はこれまで通りだし、コナミのラブプラスはもともとDSソフト。Wiiに比べれば本流のソフトを発表してきたものの、ソニーのVITAが好評を博せばどうなるかわからない、というのがここまで。

PlaystationVITA

 そしてVITAである。結論。だめだ。少なくともゲーム機としては。

 いろんなことが出来ると紹介していたものの、どれもVITAでやる必然性を感じないものばかり。
iPodがあればわざわざVITAに音源をコンバートしまい。スマートフォンがあればVITAでネットなんてみまい。動画も、写真も、カメラも、すべて。
 例えばPS3でもCDを取り込んでミュージックサーバーとして使えるが、そんなことしないでしょ。移り変わりの早いゲーム機にわざわざCD落とすなら、PCに入れた方が何年も持つわけで。やっぱりVITAに求められているのはゲームなわけでしょ?

 で、発表されたゲームがほとんどリメイク。またはPS3も発売されるものばかり。

 ・カプコン・・・スト鉄、マブカプ3。買うなら有線ネットにアケステつないでPS3でやる
 ・スクエア・・・唯一オリジナル出した。ネームバリューはないが期待したい
 ・コナミ・・・リメイク、リマスターの嵐。トランスファリング?ゲーム二本買うの??
 ・ニコニコ動画・・・個人のPC持ってない中高生にはいいかもな

 3DSで発表されたようなサプライズはなかった。さらに印象が悪かったのは、ゲーム画面はほとんど映されず、名前だけの発表。ローンチ26タイトル(DLゲーム含めてだが)、100タイトル開発中!なんて言うなら、そのラインナップを実際のゲーム画面と一緒に見せてくれよ。驚かせて下さい。
 新機種VITAの発表に重きを置いたのだろうが、使い古された言葉を思い出さざるを得ない。「コンピューター。ソフトがなければただの箱」

 3Gについては、きっと量販店でモバイルWiFiあたりと組み合わせ、無料販売するだろうから、100時間=5,000円の是非はとやかく言う必要も無かろう。むしろ出先でネット回線につながるメリットがまったく紹介されなかったことのが問題。
 ただコミュニケートする、リンクするという概念だけ示されても、据置きのPS3やPCと何が違うのだろう?携帯ゲームと何が違うのかが具体例としてなければ。例えば最近発表のあったドラクエXオンラインのような、あんなタイトルでも発表されたのなら、また違ったと思うのだけれど。
 本当に三ヶ月後本体が発売されるのだろうか、とふと不安になってしまう有様だった。

総括

 今回ばかりは任天堂の圧勝で、ソニーはまったく勝負にならなかった。NGPを発表した時は3DSがかすむような性能に、一体どんなソフトが出てくるのだろう?と期待していただけに、そうしたソフトは一切紹介されず残念としか言いようがない。
 一方3DSは黙っていても成功が約束されたと言って過言では無かろう。あのソフトラインナップがあれば、ゲームファンは間違いなくこちらを選ぶことは間違いない。やはりゲーム機はゲームソフトを充実させることこそが、第一であるということ。

2011年8月27日土曜日

ファンタシースターオンライン2 αテスト

 文書によるファンタシースターオンライン2(PSO2)αテストの感想が解禁になったので書く。なおPSOシリーズは、DC版Ver1,2、GC版、PCBB、PSU、PSZをプレイ経験あり。最近のメインストリーム(?)PSPはやったことない。

 ハンター、レンジャー、フォースの三種についてプレイしたが、過去プレイ時常にフォースしかやってなかったので、結局フォースメインでプレイ。結論から言うと。

・ターゲットロックの仕様がだめぽ
 PC,NPCにロックするが、まったく無意味なのでやめて欲しい。何度PCに魔法を打ち込んだことか・・・。また狙いたい敵に合わせるのが一苦労な挙げ句、ターゲットチェンジが出来ない。

・レスタが使いにくい
 フォースの心意気と言えば、敵を倒すより味方を倒さない、所にあると考える。もう、自分が死んでも味方だけは守る!とでもいう風な。
 今回の仕様ではチャージしないと回復量が少ないばかりか、効果範囲が自分のすぐ隣程度にしか及ばない。
 その為乱戦の中に飛び込んでいって、さらにそこでチャージし、動きまくる仲間にレスタを掛け・・・るも範囲外で回復できない、とかざらに起る。
 雑魚戦はまだしも、ドラゴン戦などの大ダメージかつ広範囲攻撃がある場合、まさにミイラ取りがミイラにならざるを得ない。
 結果フォースのレスタは安心できないので、接近攻撃するハンターはダメージを受けると散り散りになって、メイトで自己回復・・・。味方を守る!という心意気が折れてしまう。

・エネミーの同期がとれてない
 PSO自体エネミーの同期を取ってなかったけど、何年前のゲームよ?という感じ。上記の通り範囲の狭い魔法で支援しなければならないのに、同期がとれてないので、仲間達は四方八方へ散らばる・・・魔法とどかねーよ、つーかお前ら誰と戦ってるんだ?という風になります。
 ゲーム全体の品位に関わるので、同期は取って欲しいなあ。

 その他の使いにくいインターフェイスについては、いかにもα版だなと思ったので、特に問題とは思いませんでした。改善要望については出しておいた。

 他職業の問題点も公式掲示板にいくつか挙がっており、読むとなるほどと思うもの多し。なんでこうなったかな?と考えると、どうやら「ソロ」プレイと「マルチ」プレイを両立させるためなんじゃないかと思えた。
 今回はPC版のみで開発しているのだから、割り切ってパーティプレイ前提で作ってみては?最終的にはコンソール版も出したいと考えているのだろうけれど、現時点ではネット接続したPCのみを対象にして、ソロプレイは好きな人がやって下さい、つー感じではどうだろうか。
 まあ賛否両論あろうだろうし、PSOはソロでも楽しめたというのは事実なので、なかなかソロプレイを切ることはできないのだろうけれどね。

2011年8月26日金曜日

ストリートファイターIII3rd オンラインエディション

 ストリートファイターは近年第四作がシリーズ化され、若い人にも好評を得ている。個人的には倒されたら二択、二択の繰り返しであるとか、一部キャラクターの性能の強すぎる技などが受け入れられず、あんまりプレイしていない。腕が悪い?その通りなんだけど、練習しようとも思えない。なので正確には腕の善し悪しよりは好みの問題かな。

 一方で前作にあたるストIIIはかなり好きだった。もう古いゲームなので、システム的には現在のものと比べものにならないのだろが、当時は下手なりに練習したりした。要するに好みにあっていたわけだ。
 ドリームキャストまで購入し、Wインパクト、3rdストライクとシリーズを揃えたほど。ほとんどやることはなかったが、PS2版も購入してしまった。

 そんな訳で今回ストリートファイターIIIがオンライン対戦機能搭載で移植されると聞き、ずっと待ちわびていた。まあ爺の懐古趣味なわけなんですが。ダウンロード1500円と値段も安く、ストIVを投げたことでほとんどつかわなくなったアケステも再活用できるな・・・なんてほくそ笑んでいたわけだ。

 しかしプレイしてかなりがっくり。グラフィックが綺麗になったとかはあまり求めてないので省略するが、やはり対戦格闘ゲームなので対戦まわりが一番の指針。オンラインエディションなので当然ネット対戦に期待してプレイするのだが酷い。ラグが多すぎて遊べないレベル。プレイしていて楽しくない感じ。
 NAT1,2,3とか表示されるのだが、ストIVで問題ないルーター噛ました接続で、ネット品質がNAT2。つーか、今時ルーターなしで直につないでいる奴いるの?PCならまだしもPS3だぜ。
 まさか起動の度にLANケーブルつなぎ替えるなんてこともやるわけないし、ルーターの設定で直接続と同じくできるそうだが、その後の接続環境に影響でそうでやろうとも思わん。たかだか対戦ゲームひとつのためだけに。

 周りのプレイヤー見渡しても、NAT2やNAT3ばかり。当然ラグラグ。つまんない。NAT2だからしょうがない。メーカー側の言い分はそうなんだろう。しかし同じ環境のストIVは、問題なく遊べたぞ?さらに言えば無線接続しかない3DSのストIVより快適じゃないというんだからお粗末。

 さらに待ち受けもシングルプレイしながら待つことは出来ないし、ランクマはなかなかつながらず、プレマは表示されるルームが少ない。やっと「緑」の回線みつけたものの、部屋に入ると「赤」だらけとか。
 ひどいのは最初「緑」だったのに、時間がたつと「赤」に変わったり。どう考えてもおかしくないか、これ。
 ネット対戦じゃブロッキングできないのでは?そういう次元じゃねえから。ワープしまくり。巻き戻り頻発。技がでないとか当たり前。さらにはKOマーク出て倒したのになかったことになるとか。スタンドかよ。

 ストII HDが海外だけでしか発売されなかったのも、このネット周りがクリアできなかったからじゃないか?と思った。逆にストIIIを発売に踏み切った上でこの有様はもう。販売元の最低限の責任とかないんですかね?

 翌日発売されたモンスターハンターポータブル3rd HDも、アマゾンや2chみる限り、ネット接続に関して酷評が上がっている。実際に購入していないので、あまり詳しくは分らないけれど、モンスターハンターと言えば、今やドラクエやFFに匹敵する大作のはず。これが適当な出来上がりで発売してしまうというのは、メーカーのブランドに対する誇りというか、ユーザーに与える信頼感とか、そうしたものに関して意識が低いのだろう。この「カプコン」という会社は!

 モンハンしかりストIII「オンラインエディション!」しかり、対戦まわりこそ煮詰めるべき。むしろ中味がそれなりでも、対戦に関して最適になっていれば文句言われまい。要するにツールなわけだから。
 例えばドライバーはネジを回す部分が大事なのであって、持ち手とか装飾は二の次。なのに装飾が豪華になっていますが、回す部分は「+」でなく「*」になってたらどうよ?使えないじゃん。はぁはぁ・・・。

 ちと文句の言い放題になってしまったな。まあそれだけストIIIがひどい出来映えで、カプコンどうなってんの?つー感じでした。

2011年8月1日月曜日

オペレーション・フラッシュポイント:レッド・リバー

 戦場SIM風FPSということで、前作「OFP:ドラゴンライジング」から注目してたゲーム。
 前作も欲しかったのだけど、発売時期が悪かった。CoD、BFBC2、MAGあたりがあったので、手が回らなかった。廉価版を買おうかとも思ったが、オンが過疎ってそうだったので見送り。今回続編が発売されるとのことで購入に至ったわけだ。

 接近して敵と撃ち合うだけというゲームより、味方と連携し合って倒していくシステムが楽しい。学生時代にやっていたサバイバルゲームを思い出させる。とくにオンでチャットを使いながらやると楽しさ倍増である。
 ドラマティックな展開とは無縁だが、シンプルでリアルな雰囲気がむしろ強調されており、こうしたゲームを期待するプレイヤーにとってはよいゲームだ。

 射撃距離100m以上の撃ち合いが多く、倍率スコープを装着しない場合、敵が棒のような状態というのが喧伝されるCoDとの違い。
 しかしこれについては倍率スコープが何種類かあるので、実はそれほど違いはない。偏差射撃の必要があるとはいえ、結構ラフな照準でも当たってしまう。
 むしろマップが広く設定されていて、CoDのように一本道ではない点が大きな相違点。そしてこれが進行の自由度を増していていい。
 お供のAIは馬鹿なんだが、一々指示を出すことが出来るのでこれはこれでよいか。遮蔽物に隠れず棒立ちで射撃に移り、負傷するというのはなんとかして欲しいが。

 また意外によかったのは日本語吹き替え。一部のキャラが棒読みだったりするのはさておき、
最初字幕表示ありでやっていたのだが、内容がうまく読み取れなかった。
 思い切って表示を切ってみたらスラスラと頭の中に入ってくるようになったのは驚き。過去の洋ゲーで字幕に不満を持っていたが、やはり台詞は読むものでなく聞くものだな。となるとコスト的に難しいんだろうが、翻訳版というのは貴重だと考えを改めさせられた。

 残念なのは対戦ができないこと。開かれた戦場で少数名同士の戦闘となると遭遇しずらく、ゲームとして成立しにくいのが原因とは理解出来るのだが。結果AIとの戦いオンリーになるのだが、キャンペーンについては敵の増援パターンや配置、これを記憶されてしまうと難易度が一気に下がってしまう。
 更に言えば配置を覚えてから遊ぶ・・・なんて人もいるようなのでシラケル。「ここで待ち構えていると敵の装甲車が出てきますので・・・うんぬん」展開が決まり切っていてちょっとつまらないですね。

 確実に欠点と言えるのはオンラインの接続まわり。プレイセッションを表示して、そこから選択セッション参加という手順なのだが、表示されているにも関わらず参加できないという状況が多すぎる。
どうやら表示されるセッション情報が古く、実は人数が集まっていたり終了したりしているゲームも出てしまっているらしい。さらにプライベートのセッションも混在しているとのこと。
 フレンドから招待受けて参加するのも失敗しまくるなど、ことセッション作成がうまくいかないのはストレスが溜まる感じ。Coop前提のゲームなのだから、マッチングシステムはきちんと作って欲しかった。

 詳細はオンラインマニュアルに記載され、添付の説明書がペラペラなのは残念。細かい操作についてもこちらのマニュアルには載っているというものも多い。高い商品なのだから、初回限定版でかまわないので印刷した物をつけて欲しいな。

2011年7月29日金曜日

ニンテンドー3DS値下げ

 おっとびっくりの3DS値下げ。しかも一気に一万円引きってすごいな。PSVITAの発売される年末に併せて・・・というのは予想できたのだが、まさかのタイミング。ポケモンを遅らせたのはこれが原因なのは明らかだな。

 値下げ前の値段で購入組にはDLソフトが補填されるとのことだが、定番ソフトも多いラインナップで結構楽しめそう。特にGBAのスーマリアドバンス3はいいな。ヨッシーアイランドは神ゲーです。
 しかしFC、GBAのバーチャルコンソールをこんなに早くできるのであれば、もっと最初から出して来いよ!と言いたくはなる。携帯ゲーム同士だから相性はいいのは分るが、いまさらバーチャルボーイはきつい。ソフトがないから仕方なく遊ぶレベルだよ・・・。
 GBAが出来るんだから、SFCもMD,PCEもいけるわけで。もう全部いっちゃえ。

 ファン視点としてはあまりネガティブに感じないニュースなのだが、一般の目はきびしいね。せっかくのリリースに対しても「任天堂失速」というショッキングな見出しがつく。
 確かに失速したから値段が下がったのだけど、せっかくの施策が在庫処分ぽく見える。なんか風評被害ひどいだろうな、かわいそうにな・・・なんて思うけれど、ソニーがプレイステーション3で失敗した時もこんな感じだったか。
 今まで無名の輩がしたり顔で「ソニー失敗の原因は」なんて感じの本出したり。当時のソニーが任天堂となり、Wiiがソーシャルゲームに取って代わられただけで、結局歴史は繰り返しているんだな、と感慨にふけるばかり。

 ともあれ一万五千円と現行DSと同じ値段にまで下がったのは好感。やはりおもちゃとして売るんだからこの程度が妥当だよな。かつてのゲーム層にも再度PRし直して、足下を固めて欲しいものです。

2011年7月28日木曜日

アリス:マッドネス・リターンズ

 前作は未プレイ。ノーマルで始めて先ほどクリアしました。全般的な感想としてはアクションゲームの「佳作」といったところかな。決して「良作」や「傑作」ではないが、つまらなくはない。

 内容自体は3Dマリオやゼルダによく似ている感じがする。例によって事前情報を出来るだけ入れないようにしてプレイしたので、ゲーム内容がこんな風なアクションゲームだったとは知らなかった。もっと戦いメインだと思っていた。
 とは言え「不思議の国のアリス」をダークにした感じの世界観は秀逸で、またグラフィックもなかなかきれいなので入り込みやすい。肝となるアクション部分もストレスなく楽しめた。
 前述のマリオやゼルダを参考にしたんだろうなあと感じた。

 基本部分はよく出来ているのだが、全般にわたっては不満な点もいくつか。
 ミニゲームが本編アクションと掛け離れすぎていて、かつ息抜きにしても面白くない。それでいて何度もやらされるはめになる。
 チャプター構成になっているものの、小さな区切りが明確ではない。かつボスキャラ風のイベントがないので達成感に欠く。さらに言えばひとつのステージが長すぎる。短いステージをいっぱい詰め込んでいった方が、達成感や爽快感を味わいやすい。
 この辺は3Dになったマリオはうまくゲームデザインを突き詰めている。加えてステージやゲーム内容も盛りだくさんにして飽きを来させにくくしている。
 対してこのゲームは同じようなステージを長時間プレイすることを強いられる割に、やっとクリアしても達成感がないのでアクションゲームにおける楽しみが少ない。つまり緊張と緩和というアクションゲームの基本部分が煮詰められていないのだ。

 マリオで言うアスレチック面の合間に雑魚キャラとの戦闘が挿入される。雑魚キャラには明確な行動パターンと弱点が存在しており、倒し方を模索しながら戦わねばならないのは面白かった。
 上手く弱点をつくような倒し方をすれば、あまりダメージを受けることなく倒せるのに対し、適当にナイフを振っているだけではダメージが大きく、ゴリ押しがしにくい。こうしたキャラクターの数値的成長だけでなく、プレイヤーのスキルアップがゲームの難易度に影響するというのはよいデザインだと思った。

 日本語版を購入したのだが、ストーリーは分りにくい。翻訳があまりにも英文をそのまま訳している感じで、かつ文字も小さいため読みにくい。また長文で難しい単語が羅列される割には表示時間が短かったりと散々。
 ここは映画の翻訳などをしているプロの翻訳家に依頼すべきだったか。
 さらに妄想と現実がクロスオーバーするシナリオなため、一層分りにくかった。再プレイしようかと思えるほどの爽快感がないので、この分りにくさは残念。

 以上、ゲーム自体は過去の名作アクションに劣らない出来映えだし、グラフィックや世界観などは一見の価値があるのだけれど、細かいゲームデザインが失敗していて、プレイ時の楽しみ、爽快感を半減させるという、いわゆる残念な作品と言えよう。

2011年7月20日水曜日

ハリーポッター 死の秘宝 PART2

 行ってきました。ハリポタ最終作。なおハリポタは映画でしか観たことありません。DVDは持っているけれど、2回づつくらいしか見直してないかな。
 昨秋のPART1は何しろ暗い作品だったし、広げた風呂敷折りたためるかな?なんて思いながら観ましたが、結構うまくまとまって大団円となりました。

 何度も金を出さねばならないものの、やはり長編小説の映画化であり、かつ伏線もいろいろ張り巡らされている作品なので、今回のようにPART1,2とわけて作った方が、ストーリーは把握しやすかった。
 もっとも今いる場所はどこ?何でこの人達はまたここにいるの?というような描写もあったけれど。

 不死鳥の騎士団以降、毎回誰かが死んでいく鬱ストーリーで、ストーリーの流れからして今回はスナイプだろうなと思ったら案の定。
 分霊箱の謎かけについても途中で予想がついてしまったものの、スナイプの過去を振り返りながらすべての謎が解き明かされるシーンは、長編を見続けてきた観客にとってなるほどと思えたのでは無かろうか。

 ホグワーツにおける最終決戦はロードオブザリングなどに比べれば大したことないが、それでもいよいよ戦いになってしまったんだなあという感慨はあった。
 過去作にて言及された謎や仕掛けを再度駆使し、これまでに登場した人物を総ざらえしてむかえる結末も、これが最後という感じ。

 ヴォルデモートを倒し、時が過ぎて19年後・・・というエンディングも、ありがちなれどほのぼのとしていて良かった。これしかない終わり方だね。

 第一作は子供のハリー少年が、見る影もない現実の世界から飛翔して、夢と幻想の魔法の世界へと羽ばたくストーリーで、いろんな魔法が出てきたり、トロルを始めとするモンスターが登場したりと、ジュブナイルファンタジーの王道と呼べる作品であった。ハーマイオニーも少女らしいかわいさだったし。

 これが現実の時間を消費しながら俳優達も成長し、ストーリーは暗い展開へ。その点についてはあまり評価できないけれど、終わってみればいい作品だった。
 賛否両論あれど、こうして映像作品としても完結させたスタッフの意地に、感謝したいところである。

2011年7月2日土曜日

スーパーマリオギャラクシー2

 Wiiの積みゲーが消化され、今回はマリオギャラクシー2をクリアした。ちなみに前作はクリア済み。

 今作はスーマリ1と2の関係に似ており、ステージを一新した別バージョンという感じ。難易度に関しては、世間のご意見では優しくなっているとのこと。確かに道中何度も死んだりすることはあるが、つまったステージはなかったし、ボスも初見クリアがかなり多かった。前作はもっと大変だったイメージが残っている。

 マップ画面が見やすくなり、また宇宙船も小さくなったので把握がしやすい。各ステージへの入り口が一つになったので、ギャラクシーを行き来するために手間が掛かることはなくなった。
 マリオ64から受け継がれてきた手法の放棄なので、ファンにはシンプルに感じるだろうが、手軽に遊びやすいという点ではこれもありだろう。

 何度も失敗を繰り返すと、救済処置としてスターまで自動で進んでくれるのだが、実際使用する機会はなかった。マリオWiiでは何度もルイージ動画現れたもんだが。全体の難易度が下がった故であろう。

 ステージクリアが容易な割に、スターを規定枚数集めなければ先に進めないという縛り。同じステージを別目標で何度もプレイするというのは、過去の3Dマリオでもお馴染みだが、その目標がタイムアタック・スコアアタックというケースが多く、この点は残念だった。どうしても水増し感が否めないから。
 その点においては前作の方が色んなステージがあったように思える。

 さて3Dマリオが2Dマリオに比べて売れないのは、難易度にあると任天堂は考えている。そのため今作では救済処置を入れたり、全体的な難易度低下に取り組んだようだ。しかし売り上げを見る限りそれは成功したとは思えない。
 実際クリアはしたものの、個々のアクションに関してはやさしくなったとも思えず。というか奥行き把握の難しさ。ジャンプで敵を踏みつけるのは相変わらずやりにくい。
 2Dマリオ「自在に動かせるのに穴へ落ちたり・・・悔しいもう一度!」なのだが、3Dマリオ「もたついた操作方法なれど穴には落ちない・・・爽快感がなく悔しくもない」。こうした因果関係の逆転がマリオ本来持つ楽しさとのギャップなのだろう。
 マリオサンシャインからギャラクシー二部作と開発を重ねながらも(マリオ64はエポックメイキングすぎて、同じ土俵で評価できない)、結局任天堂ですら実現できなかった3Dマリオの完成型。解決の糸口は立体視なんだろうな、とプレイしながら思い至る。
 3DSが任天堂によって発売されたのも、3Dアクションを突き詰めていった時、解決策はこれしかないと考えたからなのだろうなと感じられた。「社長が訊く」などでも触れられていたコメントを思い出さずにいられなかった。
 立体視などあってもなくても同じ。見た目がちょっとリアルになるだけ。そんな意見もあるけれど、実際プレイしてみればその有用性は猿でもわかる。そして真剣に開発しているメーカーなら、なおのこと分るというわけだ。

2011年6月29日水曜日

スーパー8

 SFジュブナイル。スピルバーグの映画をリスペクトして作られたと宣伝している通り、キャラクター設定、ストーリー展開、撮影方法など、確かにどこか既視感がある。特に始まって事件が発生する辺りまでの描かれ方は、スピルバーグの映画を思い出す。

 スピルバーグの映画は好きなので、この作品も楽しめて鑑賞できた。少年らと8ミリ映画のくだりも、私も中高校生の頃ビデオ映画を撮っていたこともあり、懐かしさを覚えたりした。
 主人公の少年もかわいらしく、また演技も達者だったので、共感を感じられたし、脇役の人物設定も上手く施されていて好感を持てた。

 ただし残念ながら名作というのは違う。スピルバーグのE.T.や未知との遭遇は名作だが、この映画は出来映えこそ同等だが、同じ名作の範疇には入れることが出来なく感じた。
 リスペクトがすぎるあまりパロディ的で、言い方を変えれば同人誌の乗りだから。監督のオリジナリティを感じられず、言いたいことは何か?と考察すると、「スピルバーグの映画最高!」に思えてくる。
 結果この作品単独で語ることは出来ず、良くも悪くもスピルバーグ作品の影がつきまとう。そんな映画は残念ながら名作というカテゴリにはなり得ない。

2011年6月27日月曜日

アイ・アム・レジェンド

 ウィル・スミスのSFホラー。レンタル開始された時から棚結構締めていたし、ネットでもダウンロードやストリーミング配信などガンガンやっていたので、観る機会はいくらでもあったのに、何か敬遠していた作品。SFホラーは好きなジャンルだが。
 これ結局ウィル・スミスが主人公という時点で回避センサーが働くんだよね。どうせ俺様映画だろって。実際あらすじを読んでみると、世界にたった一人残された主人公が・・・てな感じで、そのまんま俺様映画じゃん!となり、観てなかったというわけだ。
 原作ありで都合三度目の映画化ということで、面白いのであろうけれど、同じような有名原作SFを映画化した、ウィル・スミスの「アイ・ロボット」がひどくて。その影響もある。ウィル・スミスはインディペンデント・デイで観た時はこれほど嫌いじゃなかったんだけどねぇ。

 んでようやく今頃になってブルーレイ版を借りた始末なのだが、始まってすぐ「劇場公開版」と「衝撃の別エンディング版」を選択させられる。んー、と思いながら「別エンディング版」を鑑賞。結構よかった。
 原作「地球最後の男」は周り皆バンパイヤ。一人残った自分が昼間にバンパイヤ退治。結果→残った自分が恐怖の化け物であった!という発想(立場)の転換が肝。
 この映画では、感染者を治療しようとしていた化学者(数多くの失敗あり)→感染者にとっては拉致して殺す化け物、と時代に応じた変化があるのと、それに気付くのが感情や知性がなくなったと思われた感染者だったが、化学者を追い詰めたのは自分の恋人を取り戻すためであったとなっている。
 幾つかの伏線が最後に回収されるラストは、緊迫した場面で謎が明かされることもあり、思わずうならされてしまった。

 確かに感染者(=ゾンビ)側の視点で描かれた作品がなかったし。ロメロもゾンビに知性を与えたり、元は人間だった存在として尊厳を与えるような視点を投げかけたりなどしているが、あくまで人間側からの立場であった。
 それを更に推し進めて感染者側から正常者を観た場合、という投げ掛けは興味深かった。いやはっきり感動したと言っていいわ。

 劇場版ではどうなってたんだろう?と思って、通常エンディングを観てみたら・・・。なんと感染者はその凶暴性を持ったまま、ウィル・スミスが自己犠牲で自爆して終了。偶然できあがった血清によって人類は救われ、伝説の人となる。
 んー、ありきたりなエンディングだよね。
 ラストの自己犠牲もウィル・スミスってことでいけすかなく感動できないし。
 さらに驚いたのは通常発売されているDVDやレンタルDVDでは、この劇場版バージョンのエンディングしか入っていないとのことでビックリ。
 まあ公開されたものが真のストーリーなんだろうけど、だったら完全に改悪だと思うし、逆に言えば衝撃の別エンドバージョンは封印しなければならないのでは?
 だって最後の取捨で監督が間違いを犯したことがばれてしまうじゃん。

 試写の結果、エンディングを差し替えたらしいが、過去にも同じような映画をいくつか観たけど、大抵差し替えられたエンディングっていうのは、無難なやつが多いよね。よく言われるハリウッド的ハッピーエンド、ご都合主義と言われるもの。DVDやBDなどで映像特典が観られるようになったことで、最近多いように感じるだけで、元々こうした例はいくらでもあったんだろうな。
 しかし実はこうしたかったんですよ・・・なんて後日譚的に語るのはフェアじゃない。ディレクションしたこと含めて自らの作品だし、それこそが監督の仕事なんだし。また大衆に迎合してエンディングを替えるつーのも、作家性の放棄につながるんじゃないか。これは筒井康隆が「朝のガスパール」を執筆した時にも論じていたが。

 以上から返す返すも残念な作品と言える。元々企画されたであろう衝撃のEND版だったら出色の名作だが、陳腐なお約束ENDにしたことで只の凡作に成り下がった映画。

2011年6月25日土曜日

零 月蝕の仮面

 積みゲー消化シリーズ。第?弾。今回は「零 月蝕の仮面」。Wiiのホラーゲームです。

 当時Wiiは、何故かホラーゲームがいくつも発表されてたね。「呪怨」は糞ゲーだったが、これは元々PSで発売されていたシリーズ物の続編なので、そういった意味では安定した出来となっているよう。
 発売後積んでいたのは・・・怖くて続けられなかったんよ!

 途中で出てくる神楽のシーン。狂ったように踊る巫女さんが怖くてね。精神的に、こりゃまずいだろ。なんて思ってしまった。
 んでチャプター1ラストで起る少年との戦闘でギブアップ。
 この少年の顔が怖くて怖くて・・・。しかもこのゲームの戦闘システムってのが、「霊をカメラで撮る!」なので、必然的にその怖い顔を凝視しなければならぬという。
 ダメでした。ヘタレな俺はついていけませんでした。なんつーか、スプラッターはいけるけど精神的なもんに弱いというか。デッドスペースは平気だけど、こいつは怖いんですな。

 そんな過去の経験から放置していたゲームなんだが、勇気をふりしぼって再プレイ。二週間くらい掛けてなんとかクリアしました。
 クリアした感想としては、よく出来たゲーム。雰囲気も怖かったし、ストーリーも良かった。三人の主人公を平行して進めていくストーリーなので、若干分りにくくもあったが、話しの背景が見えて来始める中盤以降は、なかなか楽しめたね。
 特に長四郎のラストが良かった。途中でなんで自分の取ったテープレコーダーの内容を思い出せないんだ?そもそも何で色んな所に転がってんのよ?もしや・・・と思ったらその通りの結末だったので、いい意味で納得。
 アイテムの取得に関して反応がシビアだったりする部分もあるが、じれったい動き含めて恐怖感の演出なんだろうなと、好意的に受け止められたのは、ひとえに開発スタッフが良いものを作ろうとしているのが感じられたため。
 伏線の張り方、背景が豊富に盛られている所、プレイヤーキャラの造り込みも好感を持てる。
 これがPS3などの高精細グラフィックだったら、さらに良かったのだろうなと思うのは、やはり時代ゆえと言わねばなるまい。

2011年6月9日木曜日

Wii U

 E3にて発表されましたね、WiiU。予想とは全然違いましたが。結局岩田社長が述べる所の、全てのゲームタイトルが発売できるコンソール。これを目指したというのが第一なんでしょうね。
 簡単に言えば、HD版Wii。液晶タブコントローラーを押していましたが、これはあくまで新しいゲームの提供という部分と、新機軸がなければ他機種との差別化が難しいので、ひねり出したという感じ。少し考えただけでも矛盾の多いシステムだからな。

 GC+GBAの時のように、複数液晶タブに対応しているならまだしも、単体でしか対応していないとなれば、汎用性は大きく劣ると思われる。複数プレイヤーがそれぞれの画面で遊ぶことができないから。
 マルチ移植作品については、せいぜいインベントリーないしステータス画面を液晶タブで見れますよ程度の使い道しかなさそう。
 タブレットで操作できるのは便利かもしれないけれど、必須というわけではないだろうね。大きめのコントローラーが使いにくいとなれば、結局いらない子になりそう。

 とはいうものの、重ささえ解消できるのであれば、大きさはあまり問題ないか。昔GCでPSO用のキーボード付コントローラーというのがあったが、それこそばかでかいキーボードの両脇に、コントローラーとボタンがくっついたという、無茶なものだったが、意外に使い勝手は悪くなかった。
 問題は液晶内蔵ということで、連続使用時間はどの程度になるだろうか?あまり大きな電池を乗せてしまうと重くなるし、これは問題だろうね。

 USB接続のHDDを使用可能など、クラコンPROで遊べば、ほとんどXBOX360やPS3と変わらなそうなスペックに思える。そういった意味では任天堂のオリジナルゲームも遊べる点で有利なのは事実だが、果たしてすでにHD機を持っているユーザーが買い換えてくれるだろうか?
 Wiiを持っているユーザーは、ソフトが出なくなるので徐々に乗り換えていくだろうけれど、他社へ流れたユーザーを呼び寄せるのは苦労しそうだね。
 Wiiに興味がないプレイヤーは、おそらくXBOXかPS3を持っているだろうから、マルチタイトルについてはあまり興味がないように思われる。

 さて液晶タブコンでTVなしでもゲームを継続できるというのが売りなのだが、果たして電波の到達距離はどの程度なんだろうか。集合住宅で混線などはしない?まあそれはないだろうけれど。
 奇しくもPS3とPSVITAでセーブデーターの引き継ぎによって、同じゲームをプレイ出来るとアピールしている。これはリビングに置かれたWii。個人用に買われたPS3という、現在の国内ゲーム市場に対するお互いの回答なのだが、アプローチが逆というのが面白い。携帯ゲームで優位な任天堂は据え置き側を強化し、ソニーは逆を行ったわけだ。しかし実現の方法があまりにも異なるので、どちらがいいとは言いにくい。
 少なくともソニーのPSVITAの戦略価格は大したモノであったとは思われる。性能差を考えれば、ある程度以上のシェアを3DSから奪うだろう事は間違いないし、VITAとPS3の連動を行うのであれば、PS3の売り上げにも貢献するわけだ。
 一方のWiiU+3DSは、互いの連携という要素は今のところ紹介されておらず、売るためには親殺し・・・つまりWiiとDSで築き上げた市場を引っ繰り返さねばならない。これはかなり大変だろうね。Wiiが売れすぎたし、新型の出るのが早すぎるから。

 この早すぎるというのが曲者で、HD機を発売しなければならないという意味では遅すぎる。つまり地上波デジタル以降のため、家庭用テレビはどんどんデジタル化しているわけで、本来であれば今年の年末あたりには発売しなければ間に合わない。
 来年以降になると、XBOX360の新型もチラホラ噂が出てくると思われ、スペック的には劣化がまぬがれず、販売時には遅すぎた新型となりかねない。
 よく言われる、サターンに対するドリームキャスト。PS2に対するGCみたいなもの。

 フルスペHD、HDD対応、ディスクは25GB、Wiiリモコン+クラコン対応。値段2万円以下。これくらいで今年末販売で充分だったように思えたが。
 ソフトはトワプリ同様Wiiゼルダの移植。ドラクエ10。海外からCOD、BF3か。んーー、弱いか。しかし液晶タブレットつけて値段が上がっても、あまり魅力ないんだよなあ。
 液晶タブレットつくと2万5千~3万5千円くらいになりそうだけど、値段のインパクトに欠く。XBOX360コアの2万円切る価格というのは、よくよく考えると結構激安なんだが、任天堂が同じ値段でハードだせば、相当のインパクトになると思うんだけど・・・。
 Wiiがいまだに2万円だもんな。お値段据え置きでフルスペックHD任天堂機!!つーのはGC迄の任天堂で、そういった勝負では勝てないと思ってるんだろうな。ギミックとソフトで勝負するのが今の任天堂か。

 個人的には任天堂を応援したいんだよね。
 今回3DSの本体更新で、ネットブラウザー、Eshopなどの機能が使えるようになった。発売された3Dクラシックというタイトルの「ゼビウス3D」なんか秀逸だよね。これがバンナムあたりに作らせると、つまらないアレンジをほどこしてしまいそう。本家なのに。つーか、昔のナムコは今や存在しない感じだからな。
 で、任天堂好例「社長が訊く」によれば岩田社長や開発スタッフが、「過去のゲームを3Dリメイクするにあたって、他社のソフトでしたが、ゼビウスが見たかった」というコメント。最高だよね。これを3Dにしたら「面白そう」だから作る。
 開発者が社長であることの強みというか、宮本さんも然り、任天堂のスタッフは昔ながらのゲーム屋がいまだに残っている所が素晴らしい。こればかりは他社にはない部分だし、任天堂ソフトが支持される理由に他ならない。
 二番煎じとか、またマリオとか言われるけれど、「だが、それがいい」じゃないか。ルイージマンション2が発表された時、会場の観客の顔が良かった。親子のような二人組が、お父さんは懐かしがって、子供は喜びで、笑顔になる。
 過去の資産を顧みなかったメーカーにはできない歴史があるな、そこには。なので任天堂には頑張って欲しいのであるよ、本当に頼むよ!

2011年6月7日火曜日

パイレーツオブカリビアン 生命の泉

 観に行くのどうしようかな、と思っていたのだが、とりあえず押さえておくことにした。
 パイレーツオブカリビアンは、本来第一作だけで十分な作品だと思うし、後から作られた二、三作。あわせて三部作と言っているらしいけれど、どうにも後付け感がひしひしと伝わってしまったこと。
 それでもアクションやジャックスパローの演技などは第二作もよかったが、まさかの「続く・・・」エンド、引き続いた第三作のスパゲッティなストーリー。
 これがよくなかった。もちろん個人的な話しな。よって気持ち的にはせめて三部作で終わりにしておけ・・・という気分だった。

 まあ世界的に大ヒットした映画だし、このまま埋もれさせるわけにはいかなかろうと、第四作発表。しかも続編をさらに続ける予定があると聞いていたので、まさか今回も「続く・・・」じゃなかろうな?なんて思いながら鑑賞してました。だって海賊映画なのに、船に乗り込むまでが長いんだもん。
 前作までの登場人物はほとんど一新されているから、新しい人物描画をしなければならないのは分るんだけど、あまりにも長すぎた感があったな。
 しかも三部作では全く言及されていなかった人物が登場するのも唐突すぎるし、気持ち的には主人公(+バルボッサ、ギブス)だけ同じの別シリーズだな。

 見所はほとんどなく、ジョニーデップの怪演も今ひとつ。真面目ブルームとの対比があったから映えていたんだな、と納得してしまう。
 前半1時間はつまらなかったが、人魚が出てくるあたりからやっと面白くなっていく。特筆するなら、この人魚のシーンだな。
 小さな小舟で人魚を呼び出そうと歌を歌う水夫。なかなか現れないのでうたた寝する者も。ふと振り返ったら・・・船縁に美しい女性が身を乗り出してこっちを見ている!!
 これはいいシーンだった。人魚がきれいだったしね。
 残念だったのは後から現れた人魚がアバズレぽかったこと。最初に出てきた人魚は透明感が漂っていて、美しさと不気味さがよく交じり合っていたのに。
 バルボッサの境遇は、やっぱりバルボッサいい奴!だったのだけど、
 以降ラストまで続くシーンについては、まんまインディ・ジョーンズでした。

 まあ上手くまとまった作品であることは事実。楽しめたし。同じ内容で「パイレーツオブカリビアン」の題名がついてなかったら観に行ってないがな。シリーズとしても、あくまで「外伝」チックではあったな。というか新シリーズの第一弾として、手堅く世界観を構築した所か。
 冒頭から登場させたスペイン国王をさらりと描いたことや、置き去りのアンジェリカ。人魚に連れ去られた神父など、続編への伏線も残してあるので、続きは作られるだろう。それから再評価する作品なのかもしれないね。

 なお今回は3D上映をあえてパス。普通バージョンで観てきた。近くにある映画館は立体がいまいちなんだよね。
 バイオハザード4を観た時に感じたのだが、立体グラスをかけることで画面が暗くなり、せっかくの映像が台無しになってしまうのが残念。というわけで立体感についてはよく分りません。一部それを意識したカットもあったけれど、非立体上映で充分だったわ。

2011年6月5日日曜日

最近のゲーム

 最近のゲーム見ていると、日本で売れるタイトルって大昔にそれこそSFCあたりでやってたようなもんばかりに感じるよね。よくてPS1レベル。
 つまりRPGなんかはほとんどSFC並のもんが多く、ポリゴン系はPS1を綺麗にしただけ。その程度なのが多く感じる。まあ絵が綺麗になった事によるインパクトはあるけど。

 理由は分っていて、ゲーム市場の多数を占めているのが携帯ゲーム機だから。性能は現行の据え置き機には遠く及ばないし、同じようなゲームも求められていない。手軽に遊べることが求められているから、ハードの性能を駆使したゲームよりは、オーソドックスなスタイルが良いのだろう。

 かつて日本のゲームってのはCool!と言われ、海外でも良く売れていたイメージがある。まあ今でも売れている作品もいくつかあるけれど、超ヒット作は海外ゲームに取って代わられたという印象だ。例えばCoDでありGTAであり。
 唯一生き残っているのが任天堂のマリオくらいだが、これは同じ土俵で勝負してないからな。任天堂ゲーム機を購入したらマリオ買うしかないもんな。

 これは由々しき事態だな、なんて思っていたが、現在の国民性にあったゲーム機が日本の場合携帯ゲーム機なんだと理解するしかないのだろう。
 以前南米の某国でメガドライブの新型が発売されたとかいう記事を読んだことがある。その国のゲーム業界では現在でも主流の機種で、新型の性能もPS1並らしい。今時あんな古い機種でゲームを楽しめるのか?と思っていたが、よくよく考えれば、結局その国ではそのレベルのゲームで満足なんだろう。
 不況というより、低成長期に入った日本という国家において、最新式の据え置きゲーム機より、低性能だが気楽に遊べる携帯機が現在の市場に合っているのも似たことなのか。
 自分は昔からゲームをやっていて、今でも新しいゲームに手を伸ばしていたり、新作ニュースなども関心を持っているから先鋭化しているだけで、つまり少数派ですな。

 なんて思いつつ。3DSの新作タイトルをいくつか見ていたら、酷いね。何が酷いかというと、宣伝のしにくさが酷い。実機でやったら、それこそPS3と同じ?なんて思えるくらい綺麗なゲームなんだろうが、テレビやPCの画面といった、大きく精細な画像で見ると、どうしても汚く感じる。
 さらに3DSの売りである立体感も表現できないときては、宣伝のしようがないよな。むしろネガティブなイメージを増長しかねないよね。

 さらにWiiの後継機。どうやら液晶画面内蔵コントローラーで、外でも遊べるゲーム機という位置づけのようだが、3DSとの棲み分けはどうするんだろう?
 現在の3DSの勢いがないのも、これが原因なんじゃないかと疑ってしまうね。ソニーから発売されるNGPと競合するのはこっち?と思わざるを得ず、となれば多くの消費者から3DSは買い控えを助長するよな。
 また、iPadないしスマートフォンあたりを競合に考えているのは明か。しかし持ち運べた所でゲームしかできないのでは誰が持ち運ぶのだろうか。財布・携帯電話にプラスして持ち運ぶ?

 3DSをバージョンアップしてつなげられるようにするのは液晶画面が小さいから難しいか。HD画質を映し出せる程度の液晶画面持ってないもんな。シャープのガラパゴスで5.5型というのがあるから、この液晶つかうのかな。
 それにしても任天堂はGC+GBA(正確にはN64+GB?)をはじめとして、据え置きと携帯機のリンクを何度もチャレンジしているように思われるが、成功したことがあるのだろうか。
 そもそも麻雀・カードゲームあたりとその派生系しか有効なソフトが考えつかないし。画面分割している対戦&協力ゲームを手持ちのコントローラーで・・・。これも成功した例はほとんどないよな。FFCC、ゼルダあたりでやってるはずだが、ソフト単体で成功しているだけで、新しいジャンル・方向性にまで育ったと思えない。
 今度こそ成功させる?だったらDSとWiiで出来るだろうことだしなあ。

 個人的にWiiの後継機は任天堂版XBOX360、PS3ってくらいで満足だったんだけど、N64以来この会社は少し違った方向を目指すよね・・・。WiiやDSみたいにうまく成功すればいいけど。
 セガに引き続いて任天堂までおかしくなったら、日本のゲームメーカーは総崩れだな。カプコン?今は好調だろうけど、いつ崩れてもおかしくないし。個人的にはカプコンのゲームで、現在面白いと言えるのがないんだよな。売れているからいいんでしょうが、モンハンはアイテム収集なんてやってらんないし、スト4はスト3より劣っているとしか思えない。バイオについては以前述べたとおり。・・・ちょっと別の話になりそうだな(苦笑)

2011年6月4日土曜日

涼宮ハルヒの並列

 Wii のキャラ物アドベンチャーゲーム。グラフィックはポリゴンにトゥーンレンダで、まあアニメの雰囲気は出ている。さらに全編フルボイスがすごい。ささいな台詞まで含めてすべてオリジナルの声優が声を当てているのみならず、シナリオのボリュームも結構あるので、この点については買ってもいいな。

 ストーリーは涼宮ハルヒによくあるループ物で、ADVには合っている。しかし話しを読ませる(聞かせる)のが主体となっているのか、分岐自体はほとんどなく、あっちとこっちのフラグを立てて、あのアイテム取って・・・といった複雑な仕掛けはなく、簡単に進めることが出来る。
 ただし適当な勘だけが頼りの分岐が多く、しかもゲームオーバーになるという、何年前の代物だよ?と言いたくなる展開ばかり。
 これはループを前提にしていることで、失敗も一つのストーリーだからなのだが。また同じ話しを何度も聞かなくてはならず、これは章立てにすることである程度回避したり、スキップコマンドを使うことで対応できるのだが、やはりボリュームの水増し感にはつながる。

 総じて良く出来たキャラゲーの域を出ていないものの、原作の個性的なキャラがうまく表現できていることもあり、知っている人には楽しめる。

2011年5月24日火曜日

ブラックスワン

 ナタリー・ポートマン、アカデミー主演女優賞受賞作見てきました。予告編観た限り、二重人格ぽい主人公の話みたいで期待してたんだよね。
 見終わった感想としては、最後感動してしばらく席立てなかったね。主人公の悲劇に対して。

 ボディ・ダブル論争巻き起こっているが、オスカー獲るためにほとんど自分で演じたなんて、言ってしまったのが原因だよな。バレエを見せる映画じゃないから、別に代役で構わないし。
 しかしあからさまに代役ってしちゃうと、例えばオードリー・ヘップバーンがマイフェアレディで賞を取り損ねた時みたいになることを危惧したんだろうな。
 実際ナタリー・ポートマンの体当たり演技や役作りのための努力は賞賛に値する。

 母親の過干渉、過保護や、自らのこれまでの人生が彼女を狂わせ、ダンサーとしては頂点に登り詰めるものの、その絶頂で人生のピリオドを迎える。悲しい話しだ。
 場面を盛り上げるチャイコフスキーの「白鳥の湖」も情緒的で、ちょっと泣けてしまった。映画を通して一つの人生を垣間見たようで、久しぶりに感動しました。

2011年5月20日金曜日

ついに完成ホームシアターシステム

 いろいろ考えた挙げ句、ホームシアターシステムが完成したよ。結局フロントサラウンドはやめて、AVアンプを購入しました。

1.フロントサラウンドで悩む
 すべてのきっかけはソニーがPS3用として廉価販売を行った、フロントサラウンドシステムが原因。

2.手持ちで試す
 昔購入したクリエイティブの5.1chデコーダーシステムを接続。爆音で家が揺れる!こりゃ使えん。
 結局安い価格の5.1システムは、迫力を出すためにウーファーの音がでかい。逆に安く済ませるためにメインのスピーカーの性能が低いもんだからなおさら。

3.再びフロントサラウンドで悩む
 最近2.1ないし3.1chのシステムが多いんだよね。配線の取り回しいらないし楽だし。もしや技術力が上がって、全面スピーカーだけでサラウンドが体感できるとか?

4.手持ちで試す パート2
 大昔に買ったケンウッドのハイコンポ「K’s」をつないでみる。サラウンド対応してないピュアコンポだが、果たしてどんなもんか。
 結果音の広がりは出るし、テレビのスピーカーとは断然違う。しかし!所詮はフロントスピーカー。サラウンド効果は期待以下。

5.やっぱり5.1ch
 で、悩んでいたんだな。最近

 流行のHDMI対応5.1chシステム&廉価版がだいたい3万円。ハードオフをのぞくと、光接続であれば1~2万円。これでいいじゃんと思ったが、せっかくつないだ「K’s」のスピーカーがうらめしそう。
 そうなんだよ、どう考えてもこのスピーカーの方が性能いいんだよね。となるとAVアンプか?HDMI対応でもヤマハの廉価版だと・・・なんと3万円!スピーカー全部ありもので済ませば値段変わらんじゃん。

 しかし貧乏神はいいました。「光接続でいいならもっと安いでゲソ」

 こうして手に入れたのは、ヤマハのAVアンプ。ヤフオクで8千円!!すばらしく安い。発売当初はミドルクラスの入門機か廉価版の最上級くらいなので、性能に関しては全く問題ありませんでした。
 これでいまあるスピーカーつなげば終了じゃん・・・しかし、そうは問屋が卸さない。ウーファーがアンプ内蔵ではなかったため、音が出ないんですねぇ。こうなったらウーファー買うしか!もちろん安くヤフオクだな!!

 物欲魂は尽きること知らず。ウーファー探しながら、一緒にセンタースピーカーまで探していたYO!!!
 こうして手に入れたセンター2千6百円。ウーファー5千8百円。それぞれ新品なら2~5倍くらいの品だが、本当ヤフオクってのは神だな。ハードオフで売ってる同等の品と比べても半額くらいだわ。

 ついにホームシアターシステム完成しました。利き心地。何度も聞いてみましたが、スピーカーが良くなるにつれていままで聞こえなかった音が聞こえるようになるね。本当素人でもわかるくらいに。
 サラウンド効果は5.1chだから当たり前。音の定位も素晴らしい。後ろからやってきたモノが、前へと飛んでいくシーンなどでよく感じられる。
 これを機に、スピーカーの位置もいろいろ変えてしまいました。今までは床に直置きだったんだけど、メインスピーカーはスピーカースタンド購入。後方のサラウンドスピーカーは座る位置の左右後方に壁掛け。音による包まれ感が半端ないな。こうまで違うとは。

 以上、含めて。

AVアンプ   8,000
センターSP 2,600
ウーファー  5,800
SPケーブル 2,000
--------------------------
合計     18,400円也

 安くついた。
 なんだかんだ言っても、フロントサラウンドよりは5.1chシステム一押し。セットもの買うなら安い単品AVアンプと安いスピーカーを予算に合わせてステップアップ。これが一番いいですね。

2011年5月14日土曜日

メトロイドプライム

 終わらねぇぇぇっ!

 FPS風探索アドベンチャー。2Dメトロイドをそのまんま3Dにした感じ。プレイ感としては3D版ゼルダの伝説とよく似ている。少しづつアイテムを揃えて、ボスを倒してまた進んでいく。アイテムが増えると進める場所が増えていく所がやりがいを感じさせる。

 しかし難しい。なかなか分りにくい謎解きに加え、セーブポイントが決められているので、適当な所で中断というのができない。
 さらにマップは広大で、行ったり来たりするだけで時間が掛かる。この辺は昔あった風のゲームシステムだな。
 GC版も持っていたのだが、難しすぎて放置していた。ソフマップで安かったので、Wii版プライム三部作をいっぺんに購入してしまった。
 敵の耐久力が落ちていたり、エイムしやすくなっていたりと遊びやすいが、どこでもセーブを追加してくれれば・・・なんて感じるのはヌルゲーマーになった証拠か。
 三作まとめて購入したので、今度こそはクリアしなければという使命感。しかし長いなー、終わらないなー。

2011年5月5日木曜日

ラストストーリー

 だめだね。つまらないゲームでした。
 売れない理由がよく分りました。つまらないから売れない。ただそれだけ。「PS3で発売すれば」なんて声を聞きますが、いやだめでしょう。

 基本システムはFF13とよく似ている。ストーリーはムービーでつむいでいき、その合間にダンジョン+戦闘があるというもの。よく知らないけれどJRPGってのはこういうの?
 ストーリーは陳腐でくだらなく、主人公がステロすぎて感情移入できないし、お姫様もありがちすぎて媚び媚びなので全く愛せず。
 よっぽどニヒルなジャッカルや、豪快姉ちゃんセイレンの方が感情移入できる。というか、仲間達の掛け合いくらいしか楽しめる部分はない。

 戦闘シーンについても企画倒れ。カバーアクションを駆使した新しいアクションRPGを目指したのだろうが、カバーしなくてもいい所でカバーしたり、必要な所でダイブしたり。
 TPSであれば一つボタンで出来る操作も、接近戦が主体となるRPGでは誤操作の嵐。トラップ発動も毎回できるわけではなく、設定されてなければ仕掛けることは出来ない。
 ボスクラスは弱点を攻めないと倒しにくいのだが、誤操作が多すぎて爽快感なし。自在に操っている感がないのだ。
 マニュアル操作に切り替えられるらしいが、デフォルトのレバー倒すだけで斬りつけるのも、思い通りに動けないことに拍車を掛けるだけに過ぎず、本当にテストしたの??
 多分テストしたと思うが、上記の部分をクリアすることができず、かといって外してしまえば、それはありきたりなアクションRPGになってしまうから、不評を承知で搭載したように感じた。制作者側の傲慢が垣間見える。
 さらに仲間AIが馬鹿すぎて、お話にならない。コマンド出さないと同じことをただ繰り返すだけ。戦況の把握なし。しかしコマンド出すには制約があり、いつでも出せるわけではない。なんだこのシステムは。

 このゲームの紹介をプロデューサー自ら行っていた時、戦闘シーンを特に説明していたが、売りの部分がこれだけつまらないのだから、後は推して知るべし。

 ラストボスだと思ったら、倒したあとに変形。これはまだいい。その後、仲間が裏切って本当のラストボス。これも予想の範囲。やっと倒したらまた変形。それも死ぬ気で倒したらなんとまた変形・・・。
 最初の戦闘から数えて恐怖の5段階戦闘。盛り上がるものも盛り上がらん。最後はいい加減にしろよ、としか思えない。
 それでもやっと倒して(レベルが足らなかったので、10レベルくらい上げてからな!)、糞くだらない城からの脱出が終わりエンディング!!と思ったら始まらず。始まったのは、いつまでたっても終わらないエピローグという新章のスタート。さすがに電源落としてしまったわ。
 感情移入できないキャラなので、いつまでもこの世界に浸りたいと思えず、延々とつづくエピローグに嫌気しか覚えず。これやるんなら、とりあえずエンディングやれや。終わった後にボーナスシナリオって感じでいいじゃん!
 俺の予想だが、あまりにも本編が短すぎたので、急遽付け足したのだと思うがな。

 まー何しろ、つまらない作品でした。グラフィックの良さもPS3とは比べるべくもないし。ストーリー陳腐。戦闘シーン破綻。エンディングうんざり。よい点ほとんどなし!これで制作者は自らの全てをぶつけた、これがだめなら最後の仕事でいい、なんて言っているのがお笑い。もうとっとと辞めろよ。

2011年4月29日金曜日

バトルフィールドバッドカンパニー2

 プレイステーションネットワークがダウンしたままなので、積みゲーがどんどん消化されていく。喜ぶべきか悲しむべきか。
 それはともかく、ソニーの対応は批判を受けてしかるべき。確かにハックされて情報流出したことについては、管理責任を問われるものとは言え、事件としてみれば被害者であることもまた事実。セキュリティに問題があったのではないかとも思うけれど、現場が実際どうであったかなどは、専門家でもない自分にはよく分らない。ネットの情報も結構適当なので当てにならないからな。

 ただし突然サーバーダウンした挙げ句、復旧に時間が掛かりすぎ。それほど大きな問題だったとは想像できるけれど。
 これだけ長時間かかる障害を抱えておきながら、個人情報流出を報告したのが一週間後。しかもダウンしてすぐの頃は、「一両日」などというすぐにでも復旧できるかのような偽の報告をしているあたりがどうにもよろしくないね。
 大きな企業だから色々と問題があるだろうが、大きな企業たらしめているのはそもそもユーザーあってのことだということを忘れてるんじゃねーの?こうした隠蔽体質が嫌いだね。

 さて表題のバトルフィールドバットカンパニー2である。これはネットマルチを行う為に購入したので、正直オフは全く手つかず。ついにやるソフトが枯渇したのでプレイしてみた。
 コールオブデューティのリアルっぽさ、あくまでも「ぽさ」な、に比べて、こっちは若干空想的。どちらも映画的演出でストーリーは進んでいく。
 四人で分隊を組んで進んでいく辺りもCoDとよく似ているが、制作側も承知しているようで、時折CoDを皮肉るような台詞も出てくる。
 しかし内容についてはどっちもどっちな作品なので全く笑えず。要するに「お前も同じようなもんじゃん」。

 本当書く内容に苦しむ位、CoDと似たような作品だった。素人には分らないね。以前も書いたけど、こうしたFPSはもうお腹いっぱいだわ。アメリケンは何年も前からこんなのばっかりずっとやってるんだからウケルな。

2011年4月27日水曜日

デッドスペース

 予定通りデッドスペースの第一作をクリアしました。今回はPC版にてプレイ。日本語化パッチを当ててみました。
 やっぱりプレイしながら日本語で遊べるというのは、ストーリーの理解含めてよいね。雄志による日本語化なので若干問題もあるけれど、何もないよりは良い感じ。

 クリアした感想としては、当然ながら「2」のが面白かったかな。主人公もよく喋るし、顔も出して大活躍。映画的演出がよく合っていた。また「1」は同じような場所を行ったり来たりするお使い要素が多くて若干飽きる。クエストを指示する輩も、全く手助けせず言いっ放しなので親近感が沸かない。
そう言った意味では「2」はよく発展改良されていたんだなと感じた次第。

 個人的に設定を間違っていたようで、パッドプレイの動きが超もっさりだった。終盤、確か11章くらいになってやっとビデオ設定の垂直同期を見つけ出し、これを解除したらスムーズになるわ、グラフィックはぬるぬるのきれいになるわで。それまでは「1」はわざと動かしにくい設定にしてるのかなと思ってたのでびびった。
 ちなみにキャノン砲で隕石を撃墜する場面は、マウスじゃないとクリアできなかった(苦笑)

 ストーリーについては入り組んでいてよく分らないこと多し。単結局マーカーのやりたいことは何だったの?という素朴な疑問が残ってしまった。
 ニコールの設定はよかった。なんで他の隊員はニコールについて意見しないのだろうとか、これだけネクロモーフがいるのに、よく平気だなぁと思いつつプレイしていたが、最後の謎あかしをきいて納得。ファイトクラブなどと一緒ね。
 そう言えば後から発売されたブラックオプスも同じようなからくりだったわけだが、特にこれを指摘する声がなかったな。不思議。「1」をやってから「2」をプレイすれば、もっと面白かっただろうなと思える演出もあったので、それについては残念だったかな。

2011年4月26日火曜日

Wiiの後継機

 いよいよWiiの後継機が発表される。発売は来年とのことだ。色々思いはあるのだが、後継機に求めることを幾つか。

①ネットワークアカウントを乱発させない
 無料のPSNはアカウント乱発で捨てアカばかりのカオスになっている。せっかくフレンド登録しても単発アカだったりすると、あまり仲良くなろうと思えない。プレイも雑だったりする人もいたりで、良い点が見受けられない。
 ネットワーク接続に関して任天堂のことだから無料にするだろうと思うが、アカウントだけは一機種一個にして頂きたい。

②リージョンフリーにして欲しい
 いまや海外のゲームが日本のゲームを越えるような作品ばかり。いち早くこれを遊びたいが、ローカライズや表現規制により発売されないものも多い。例えばデッドスペースやゴーストバスターズなど、とてもいいソフトなのだが、日本での発売はなかった。
 こうしたソフトを遊べるように、リージョンはフリーにしてもらいたいものだ。過去の任天堂の方針からすると、ちょっと無理そうなのだけど・・・。

③先行機種と同等の性能は欲しい
 XBOX360、PS3に対して、グラフィックやネットワークなどに関して、同じような性能を持つことは容易いだろう。相手は5年も前に発売された機種なのだから、現在は性能対価格比もこなれてるし。
 ここで言いたいのは例えばハードディスクはつけて欲しいこと。SDは容量的に反対。できればBDを搭載して、かつ再生機能もつけて欲しい。当然HDMI端子を搭載。ネットはWiFiだけでなく、有線接続もありで。コントローラーはあまり新機軸でなくてよい。
 というかクラコンProを標準添付してくれればいいわ。

④チャットはスカイプ?
 ボイスチャットは標準装備して欲しいね。日本人のボイスチャット嫌いを克服して欲しい。またソフト側で個別に対応するのではなく、スカイプが動けばなおさら良いなぁ。ネット周りはXBOXLIVEがベストだよね。

 値段は3万円くらいになるだろうが、また周辺機器で別途金が掛かるかも知れない。何しろドラゴンクエスト10に関する続報を期待したいですね。それからピクミン、FPSメトロイドも。

2011年4月19日火曜日

エンジェルウォーズ

 荒唐無稽痛快アクションと思わせておいて、ラストは暗めの終わり方。見所はやっぱり妄想戦闘シーンなんだけど、手放しで褒めてもらえないだろうな。

 ジャパニメーションやマトリックスに加え、テレビーゲームなどからインスパイアされて作られた戦闘シーンはどれも客層が重なるので、興味のある観客にとっては楽しめる。アクションも派手だし、カットの割り方、シーンの見せ方どれをとってもマニア受けだろう。
 それなのに大絶賛!と言い切れないのは、構造的に難しそうなストーリーにしたことと、爽快感を味わえないラストが原因だ。

 虚構と現実がクロスオーバーすることが売りである以上、どっちが現実なんだ?と思わせるストーリーはこうしたジャンルでは常套手段。しかしこの作品は売りが脳天気なアクションシーンにあるわけで、観客は高尚なストーリー展開よりは単純明快な方を好むだろうし、実際に合うと思う。
 それをわざわざメタ展開したことによって、深い感動が生まれるわけではなく、最後で消化不良感や違和感を感じてしまうのは、映画として失敗であろう。

 材料良し、作り方バッチシ、盛り付け最高、最後で床に引っ繰り返した・・・て感じ。せっかくいいもの作ったのにもったいないねぇ。マトリックス(ただし第一作ね)みたく、単純明快だったら売れたろうに。

 結局な、どう考えても監督のマニアックな趣味とかなければ成立しない作品だし、実際撮り方はよく出来ているので、そのマニアックさは正しかったのであるが、例えばチャーリーズエンジェルみたく楽しんで馬鹿を演じることは出来ず、マニアな映像ですが実は深い考えがあるんです、私頭いいでしょなんて言っているようで、往生際が悪いよな。馬鹿映画=馬鹿じゃないんだけどな。

 そう思いWikiると、現時点で8千2百万ドルの制作費に対し興行収入が2千7百万ドル。だよなー。何度も観たくなるとか他の人に勧めたくなる感じじゃないからな。
 戦闘シーンだけなら良く出来ているんで、DVDなどは売れると思うけど。まぁ何しろ残念な映画だ。妄想戦闘とロジックとも好みな作品だけど両立できない。ゆえにベタ褒めすることができない。そんな感じ。

 今更だが押井作品そのまんまだな。

2011年4月18日月曜日

ザ・ライト

 悪魔払いを題材とした作品なので、どうしても「エクソシスト」と比較されてしまうのは仕方ない。「エクソシスト」はこうした映画の祖にして、作品自体の完成度が高かったので、正式な続編に加え数々の亜流を生み出したものの、これを上回るものは未だない。さて今回の「ザ・ライト」はどうでしょう。

 「エクソシスト」はドキュメンタリータッチで描かれ、最後の対決場面にいたっては、まるでそこに立ち会っているかのような臨場感があった。
 この映画も同じような雰囲気で作られ、また事実を元にした作品という言葉を冒頭に出すなど、リアリティを売りにしている。そのため演出も淡々としていて心理的に怖がらせる感じ。
 実際はこういった映画に慣れてしまっているので恐怖は感じなかったのだけど。昨冬に公開された「アンストッパブル」もそうだが、事実を題材にするのは流行り?

 予告編で悪魔払いが悪魔に取り憑かれてしまう、というあらすじを紹介しており、その悪魔払いがアンソニー・ホプキンス。取り憑かれた姿はレクター博士のよう。
 劇中ずっとじじい臭かったのが、悪魔に取り憑かれると精気をました表情になるのは、芸がうまいなぁと思ってしまった。

 主人公は信仰心が足りない若き神父で、彼が信仰心を取り戻し、悪魔を払いのける。この辺はよくある展開だったので感動も何もないが、途中悪魔のささやき「神は死んだ」という声が、主人公同様現代科学に飲み込まれ、信仰心を失った、神を失った自分たちにも突き刺さる。この辺りは良かったね。

 取り憑いていた悪魔は「バ・アル」。最上級クラスの悪魔じゃん!
 つか最上級が取り憑いてもこの程度かよ、何がしたいんだ悪魔・・・って気もするが。そもそも「バ・アル」は別の宗教においては神様だし、劇中で紹介していたベルザブブとは同一なのにも関わらず、別の存在と紹介していたりと、キリスト教の都合良さを感じる。
 この辺やはりキリスト教信者でなければ、本来の怖さを感じることはできないのかも。

 総じてよく出来た作品だと思う。「エクソシスト」と比較すれば、劣勢は否めないものの、良作のオカルトホラーであることは事実。上映時間退屈することもなく観ることができたのは、俳優の演技がうまかったことと、ドキュメントタッチでリアルな雰囲気を出せたからだろう。
 「エクソシスト」の恐さをはき違えたような亜流作品と比べれば良い作品でした。

2011年4月11日月曜日

デッドスペース2

 ようやくクリアしました。巷で言われるほど怖くはなく、いわゆるSF三人称シューティングでした。ただし演出がグロいので、その点についてはホラーだとは言える。
 残念なのは四肢欠損シーンがあり、かつゲームシステム上カットできない為か、日本語での発売がされなかったこと。その為英語版でプレイすることに。つたない英語力では話の半分くらいしか理解できず、クリア後にWikiの翻訳を確認。大体予想通りの内容ではあったけれど、やはり臨場感が半減するよね。
 また前作をプレイしていないので、物語の背景を理解していないこともあったし。

 友人の話によれば、バイオ4を参考に作ったシリーズとのことで、言われてみると視点の置き所など似ている風にも感じた。
 バイオ4を参考にしてより面白く作ったということがよく分るつくりで、サイトしながら動けるなど、インターフェイスの部分が洗練されている。
 本家続編のバイオ5が操作性低すぎて遊んでいてイライラしたのと大違い。制作者の頭の善し悪しがよく出ているわ。

 舞台の宇宙船もよく作り込まれており、さすがハリウッドを擁するアメリカのゲーム。デザインスタッフも質のいい人間が揃っているんだろうな。

 バイオショックを遊んだ時もそうだったが、こうしたゲームは緊張感の維持が大変。一日1チャプターをクリアしながら、細々と進めました。
 ストーリーも大詰めとなる、最後の10章以降は一気にクリアしたけれど。逆に言えばそれだけ緊張感を感じさせる雰囲気作りが成功している証ですかね。

 前作が気になるので、是非やってみようと思いました。どうやらEAのサイトで安くダウンロードできそうなので、PC版を購入してみます。日本語にできるみたいだしね。

厚顔無恥

 いまフジテレビで放送している「ごきげんよう」をつけたんだが、そこに出てくる「スマイレージ」とか言うアイドルグループを見てたまげた。誰がどう見たって、ただの子供なんだが、

「私たちは寒くてもミニスカ、生足で頑張ります!」

とか言ってる。一目見た瞬間こいつらスカート短くね?と思っていたが、どうやらそれが売りだったようだ。

 芸能界にうといので少し調べてみた所、どうやら「ハロプロ」絡みとのこと。ようするに何匹目かの鰌よろしく、狙ってやっているんだろうけどな。
 需要があるから供給されるんだろうし、アイドルなんてこんなもんだろうが、いくら何でもロリコン趣味すぎやしないか??ちょっと気味悪く感じる。日本全国ペドフィリアってか。

 例えばかわいい子役が出てきて、それを「かわいいね」なんて言うのは、動物が子供を守るための本能に根ざしているわけだが、少女にミニスカ、生足を売りにするってのはあまりにも黒く感じて。「お前らこんなの好きだろ」くらいなマーケティングというか、本気で何かに惚れ込んで売り出しているようには思えん。

 しかしこの程度のものを有り難がっている輩ってのも問題だよな。興味ない俺としては、芸能界にも疎くなるというもの。バラエティ見ればよく見るやつらが出てきて、お寒い内輪話をしているだけ。
見ている側も敷居が低くなっているもんだから、彼らの内輪ネタをまるで自分らが共有しているかのように楽しんでる。
 本当にそれが楽しいんですかね?

2011年4月9日土曜日

なんてこった!

 デモンズソウルを、もういつまでやってんだよ!ばりに遊んでるんです。

 で何度目かのラトリア3。オンライン接続しているから、敵はプレイヤーでした。もう周回カンストしているから、プレイヤーがボスだとHP高くてなかなか死なない。それでも頑張って一度きりの復活はがして、あと少しにはなったんだけど、スタミナが持たずに倒しきれなかった。塔3ボスの自動浮遊光をよけながら、スタミナを回復し・・・あれ?光の数少なくね?

 見てみると相手のHPがぐんぐん回復していく、それはもう「いやー!」って叫びたくなる程。装備は背中に審判者の盾背負って、おそらく回復指輪に祝福斧なんだろうな。こりゃ倒せないだろ!っていう位の勢いでHPが復活するんだわ。
 それでも何度か瀕死にまで持ち込むんだが、あと少しが殺し切れず。しかも腕前はたいしたことなく、斧の両手持ちでブンブン振ってくるだけ。HP減るとローリングして逃げ続けるという・・・つらい、という嫌になってくる。
 で、モチベーションが保てなくなり、ついにあぼーん。思わずコントローラー投げたわ。

 少しして気を取り直してコントローラーを持ち直し、ステータスの確認しようとしたら違和感。
 あら?方向キーが反応しない??方向キーのマウントがずれてしまったようで、押しても反応がにぶい。ぎゅっと押し込めば反応するんだが、これではなんとも使いにくい。
 敗北して気分悪くなるばかりか、コントローラーぶっ壊しちまうとは・・・とほほ。

 過去の経験から分解しても大抵直りはしない。微妙な角度で細かくはめ込まれているから。そうは分っているものの、藁にもすがる気持ちで分解したが。

 やっぱり直りませんでした。

 憤懣やるかたない気持ちを整理すべくここに記しています。
 ああ、思い起こしてもすべて自分の責任だわ。
 しかしコントローラーなんて投げつけてナンボのもんだから、もっと頑丈につくれよ糞ニー!!って責任転嫁したくなるよね、人間だもの(苦笑)。

2011年3月30日水曜日

1408号室

 少し前の作品になるが、1408号室を見た。ホラー映画。
 以前劇場で何かの映画を観に行った際に予告編が流れており、観に行こうと思っていながら、行きそびれたことを覚えている。
 見終わって調べてみると原作スティーブン・キングで、なるほどなぁと思った。よくあるキングのホラー映画という作品だったので。

 幽霊の出るホテルを回り、その体験談を出版している作家が主人公。過去、娘を失ったことがあるというストーリーが出てきた時点で、どうせお化けに驚かされて、娘が助けにくるとか娘に責められるとかなんだろ、と思ったら予想通りだった。まぁお約束なんですけど、ちょっと陳腐ですよねぇ。

 ホテルの一室に籠もった作家が少しづつ狂気にさいなまれるくだりは、キングのシャイニングを思い起こされる設定。キューブリックによる映画版では、作家が狂っていく辺りが滑稽に描かれているのに対し、今作では真面目に狂っていく。
 また浮浪者のような何者かに襲われるシーンが何度かあるが、浮浪者の実在感がありすぎて悪夢に思えず、本当に誰かに襲われているだけにしか見えない。
 デビット・リンチあたりが演出したら、この世かあの世か分らない何かに襲われるような、そんな恐怖シーンになっただろうが、今作ではただのアクションシーンで残念。
 部屋中の様々なものが妄想となって作家をさいなむあたりは、やはりこの人サム・ライミに死霊のはらわたばりの演出をさせれば恐がれたかも。
 最近主流のリアルなスプラッタシーンもなく、本格的に恐がらせようという作品ではないみたい。

 何度か脅かされた後、作家が正気に戻ると、ルームサービスからコール。
 部屋から出たいが出ることのできない作家に対し、「特別なチェックアウトシステムがあります」との申し出。そこには首つり用の縄が垂れ下がっている・・・というのはいい演出だなぁと思った。この脅かされては正気に戻る、というのを何度も繰り返したらよかったかも。

 途中で「夢オチ?」と思わせつつ、実は悪夢が続くというシーンもあるのだが、いかにも現実に戻ってないよ、と観客が分ってしまうような撮り方なのでインパクトがない。
 ラストでテープに死んだはずの娘の声が録音されているというオチはいいのだが、主人公がホテルでの体験を自覚しているので驚きが感じられなかった。
 一緒にいた妻がその声を聞いて驚いていたが、ホテルでの一件についてそれが現実か否か、夫婦でやりとりするという場面がないのが原因。あの悪夢が現実だったのか妄想だったのか?と作家にも疑わせたあとに、やっぱり現実でした!という展開のが良かったんじゃないかなぁ。あるいは作家のいない所で妻がテープを聞き、そこで何が起こったかを知るとか。

 そういった既視感を感じる背景、消化不良感含めて、キング原作のホラー映画だった。本格的ホラーではなくてエンターテイメントホラーと言うか、家族で見ても安心なホラーだった。

2011年3月29日火曜日

ゴーストバスターズ:サンクタム・オブ・スライム

 ゴーストバスターズは劇場公開時からのファンなので、発表時より興味のあった作品。
 前作「ジ・アーケード」はPS3版を購入し、英語はよくわからなかったものの、雰囲気と半分理解程度でなんとかクリアできたので、こいつも購入予定していた。
 PS3で発売されるのを待っていたのだが、Steamを起動した所すでに発売されており、値段も日本円で1000円以下と安いので、勢いに任せて購入してしまった。

 ゲーム内容はディアブロのような感じ。視点はクォータービュー。左スティックで移動し、右スティックは捕獲ビームの発射と発射角の調整。四人一組で行動し、シングルプレイの場合は相棒三人をAIが操作する。建物の中を進んでいくと、ドアなどが閉まってゴースト出現。これを一定以上倒すことでドアが再び開き、次に進めるというシンプルなもの。
 武器のセレクトができるようだが、1面クリアしただけの現在では、まだ他の武器が解放されていない。

 主人公はゴーストバスターズオリジナルメンバーではなく、ルーキー四人組。ストーリーの説明もアメコミの電子紙芝居的な見せ方で行われる。
 前作がオリジナルメンバー登場で声の出演もするなど、ファンを喜ばせたことに対し、今回のこの演出はちと残念ではある。
 もっとも本国ではゴーストバスターズのアメコミなどもあるそうなので、映画版しか知らない日本のファンとは違った受け止めをされるかも知れないが。

 ゲーム内容の方は残念な出来としかいいようがない。ディアブロ風のアクションというのがすでにチープ感漂うし、グラフィックも普通程度。金の掛かったFPSなどと比べれば、少し前の世代のゲームみたいだし。
 やることもラッシュしてくるゴースト達をビームで打ち落とすだけとシンプルすぎる。無料のフラッシュゲームレベルと言わざるを得ない。
 マルチプレイヤーゲームなら、この程度でも盛り上がれるかもと思ったが、驚愕のローカルマルチしかない!!がっくり。調べておけばよかったなぁ。
 さすがにAIとでは盛り上がることなく、ゲームの雰囲気も前作に遠く及ばずで、根っからのファン以外にはおすすめできませんねぇ。

2011年3月20日日曜日

福島原発事故

 福島原発事故について。

東日本巨大地震 福島原発半径20km以内の住民に避難指示(大前研一ライブ)
http://www.youtube.com/watch?v=U8VHmiM8-AQ&feature=feedu
ニュースの真相3/17(木)福島原発事故 メディア報道のあり方(コメンテイト:広瀬隆)
http://www.youtube.com/watch?v=veFYCa9nbMY

 今回の事故はまだ収束したわけではないが、現状の把握については上記動画が大変参考になった。
 大前研一の解説は、放送が3月13日という、事故が進行途中であることから、若干楽観ムードも感じられながらも、冷静な分析。実際にここで解説されている通りに事態は進行している。一方、広瀬隆の解説はセンセーショナルなもので深刻過ぎるが、最悪の事態を想定しながら物事を進めていかねばならないケースでは、やはり知っておくべき情報の一つとして参考になった。

 両者が話の締めとして持ってきたのは、大前氏が1%の消費税増税を行い、復興資金に充てるというもの。対して広瀬氏は政府、マスコミの批判。これはどう考えても大前氏の方が優れていたな。
 大前氏は一方的な批判めいたことを言わず、現実的な物事の処理方法について述べているのに対して、広瀬氏はそうした提案がなかった。責任のない一作家としてはそれでいいのであろうが、立場上出来ないこともあろう。
 逆に責任と権力がある側が、実際に行動を起こせるのも事実な訳だ。そうした事情を共有した上で意見提案を行わなければ、双方の歩み寄りは出来まいに。
 自ら集めた知識のみに凝り固まって、現実を考えないのであれば、それはまるで無名の個人が叫んでいることとあまり変わりないように思える。

福島原発:東電全面退去打診 首相が拒否…水素爆発2日後
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110318k0000m040151000c.html

2011年3月18日金曜日

戦場のヴァルキュリア

 二度目のプレイ。最近PSPにて「3」が発売され、ちょっと興味をもったので再購入。本当はダウンロードコンテンツが最初から入ってくるベスト版が欲しかったのだが、購入店にはオリジナル版しか置いておらず、仕方なくこれを購入した。
 最初に購入した時すでにクリアしているので、ストーリー、システムとも把握済み。改めてプレイしたがいいゲームだよなぁと思った。

 ターン制シミュレーション。サクラ大戦と似た雰囲気を持っている。隊長が主人公で、女性隊員と恋仲になる所など。しかしサクラ大戦はアドベンチャーパートにおける恋愛ゲームに重点を置いているが、このゲームはシミュレーション部分を重視。アドベンチャーパートはなく、物語は自動進行する。しかしインターフェイスの作り方や雰囲気がよく似ている感じがする。凝った作りをしておらず、直視的で使いやすいように作られていて、とても遊びやすい。
 またグラフィックの綺麗さは特筆される。キャンパスタッチの色合いが、柔らかなタッチの絵とよくあっている。
 戦争モノSLGとて無くてはならない戦車や火器の描写も、第二次大戦あたりの兵器を参考にこまかく描写されていて、ミリタリーファン納得だろう。

 戦術級SLGでいまさらターン制かよとは思うが、ユニットの移動をTPS風にしたことで、動かすこと自体を楽しませることに成功している。敵も迎撃射撃をしてくるため、射線から外れたり、視線に入らないように迂回する必要があったりと面白い。
 マガジンチェンジの合間に突っ込ませるなど、これまでとは違った操作が求められるのがとても良かった。

 ストーリーは子供向けの戦争アニメって感じで、キャラクターはすべて定型的だし、展開も予想通りだったりと特筆する所はないが、主要人物以外の兵にも背景が描かれ、想像を膨らませられる余地はある。ユニットを動かすためのコマンドポイントを集めるため、主要キャラは仕方なく出撃させるものの、実際活躍させるのは三下だったり、いつの間にか主要キャラ並に毎回出撃させてしまうキャラが出来てきたり。
 DLコンテンツにあるイーディ分隊などは、まさにその象徴と言える。

 プレステ3があまり広まっていない頃に発売されたのがネックで、販売本数が思ったより伸びず、続編以降の作品がPSPへと移ってしまったのは残念。アニメ風で独特な絵柄、旧態となったターン制SLGをリファインしたシステムなど、良い意味でガラパゴスを代表するかのような日本でしか作れないゲーム。もしPS・サターンやPS2時代に出ていたら、もっと大ヒットしただろうに。
 現在の制作費の掛かる据え置きゲーム機では、メインストリームを担えないというのは、大変残念なことである。

2011年3月1日火曜日

恋とニュースのつくり方

 予告編で観て面白そうだなと思い、公開を待ち望んでいた作品。朝のワイドショーを題材としたコメディで、とても満足いく出来だった。満点。ここ最近で観た映画の中では個人的に一位です。

 主演のレイチェル・マクアダムスがとてもキュートで愛らしく、苦境に落ちても頑張る様がとても楽しい。
 脇を固めるハリソン・フォード、ダイアン・キートンも役にはまっていて好印象。特にダイアン・キートンの体当たり取材シーンは、本人も乗ってやってるんじゃないかと思わせるくらい楽しげでよかったなぁ。
 全編にわたって面白く、映画館で声を上げて笑い転げてしまうシーン続出。びっくりするシーンがまったく無かったパラノーマル・アクティビティ2とは大違い。

 ヒロインの恋の行方に関してはご都合主義的だけど、これはあえてそうした風。あまり深刻にしてしまうと、もう一人の男性であり本来のストーリーで中軸となるベテランニュースキャスターの存在が軽くなってしまうからだろう。
 エンディングにて、ヒロインとベテランキャスターが「ファミリー」として会話しながら舞台を去っていくシーンとなっている点からもあきらか。
 邦題で「恋と」なんて入れてるけれどロマンスではなく明らかにコメディ映画だし。女性客を引き入れるには「恋」とかつけた方がいいのかも知れないけどね。

 頑張るヒロイン。多いに笑わせ、最後に泣かせ、恋も仕事も最後はハッピーエンド。なんか評論家とか一癖ある向きには噛みつかれそうな作品ですが、いやいやよかったよー!

2011年2月28日月曜日

ニンテンドー3DS

 話題のニンテンドー3DSを買いました。第一感としては、素直にすごい技術だなぁと感心することしきり。3Dゲームのできるおもちゃとして十分。裸眼ってのがよいな。
 この画面見て驚けない人は感性が麻痺しているか、アンチだけじゃないか?今後この機能を活かしたソフトが出てくるのが楽しみ。

 とハードに関してはベタ褒めなんですが、同時発売ソフトはなぁ・・・。実を言うと本体はアマゾンで予約していたのですが、ソフトは予約せず。どう見ても「これ!」というソフトがなくてな。
 GCでもWiiでもロンチにマリオ持ってこなかったから、今回もマリオないのは仕方ない。でも犬&猫、レイトンとか。長年のゲームマニア向けのラインナップじゃないよな。
 リッジレーサー、ストリートファイター4あたりがゲーマー向けなんだろうが、事情は分っているとはいうものの、リッジレーサーのグラフィックは一世代前のもの。スト4は本気でやりたければXBOXかPS3でやるよなぁ。
 パイロットウイング、スターフォックス、ゼルダの伝説がラインナップされているけど、これらの内どれか1本だけでもロンチに回せば良かったのにと思う。売れに売れたDSとソフト互換があるので、じっくり売ろうという戦略なんでしょうけど。

 確かにDSが発売されたときも、グラフィックはPSPに及ばなかったしで、タッチペンに関しては脳トレが出るまでは半信半疑の意見が多かったものの、当時ほぼ市場を独占していたゲームボーイアドバンス互換のおかげで、結局携帯ゲーム機買うならDSか、という層も多かったわけで、今回はそれを踏襲している風にも見えるけれど。

 そういえばDSソフト互換についてネガキャンというか、無茶な評価あるな。DSソフトはボケボケの画面になってしまうって。スト4、リッジしかり、結局あのサイズの液晶画面だから、ある程度の品質あれば充分きれいに見える。普通に何も問題は感じない。
 それが「DS互換使えない」くらいに声高に叫ぶやつって妬みにすら見えるな。普通に同じソフトを入れれば同じに遊べるんだけど??PS2が動かないPS3とか、もしかしたらPSPソフトの動かないNGPとか、よっぽどどうなの?って思うんだけどねぇ。

 ちなみに最終的にはスト4とリッジを買ってきました。立体視が出来る部分以外は、購入前の予想通りで驚く部分少なし。せっかく3DSでプレイするという点ではイマイチなソフトだったなー。
 やっぱせっかくの立体視を活かしたソフトを早急にリリースすべきだな!

2011年2月24日木曜日

ヒアアフター

 老齢なったクリント・イーストウッドが、死後の世界を題材とした映画を作った。となれば観に行かねばならんでしょう、というわけでさっそく鑑賞。
 そんな鑑賞前の乗りとは裏腹に、イーストウッドは死後の世界については言及を避け、あくまでも今を生きている人々について淡々と描いている。やがて来るであろう死を見つめるのではなく、これまで生きていた生を改めて顧みる。

 プロローグの大津波シーンや、前述の死後の世界、といった前情報に比べ、映画自体はドーンと盛り上がるような場面はなく、主要三人物を繊細に描いていく。死者と語ることの出来る能力は、あくまで副次的な要素、三者をつなぐ糸でしか無い。
 時折「人は死についてもっと向き合うべき」とか「死後の世界はよく見えない」という言葉で語られるのみだが、逆にオカルティックな要素が排されて好感を持てた。

 ラストの主人公とヒロインの再会シーンなど、もっと描かれるべき要素もありつつ、そこでフェードアウトしていくのが余韻をもたせて、観客にいろいろ考えさせる部分であり、しみじみといい映画だったなぁと久しぶりに思う作品だった。

パラノーマルアクティビティ2

 まー、続編だなー。というのが第一感。前作の持ち味をよく活かして作られてはいるなぁと感心した。ストーリーはこじつけ感がないように前作の前日譚として作られ、明かされた謎に加え、新たな謎を提示しつつもある。

 だからといって良かったというわけではなく、制作費が少なかったがゆえに、妙な臨場感のあった前作に比べ、表現力が増えたが故に作り物臭がしたのは事実。
 フライパンが落ちるシーン、キッチンの扉が全て開くシーンなどドリフを思い出し苦笑。奥さんが地下室へ引きずり込まれるシーンやクライマックスなどはRECかと思った。
 前作であった恋人の脇に何もせず立ち続け、再生時間だけ早送りされるシーンという、目新しさを感じるような恐怖シーン、怪奇シーンはなりを潜めた。
 また何が起こってんだかよくワカンネという場面もままあり、これはビデオなどで見て「ここに写ってる!」なんてワイワイやるためのシチュだろうな。まるで呪いのビデオである「お分かりいただけたであろうか?」みたいだな。

 まぁ元々フェイクであることをお約束として楽しむという、観客側の参加意識がないと映画として成立しないジャンルなので、わざわざロードショー公開をいそいそと観に行くようなファンにとっては及第点と言える。
 ただし映画が始まる前に「エンドロール後、衝撃の事実が」と散々期待を煽っていて、出てきた事実が「次回作秋公開決定!」って、どんだけ人をなめてんだと思った。これだけは許せなかったなぁ。
 マトリックスやパイレーツオブカリビアンで「つづく」が出ても何とも思わんが、一応、真実の映像です!って感じで観客を参加させてるんでしょ?内容で前作を越えるような衝撃を与えられず、淡々として終わってしまった挙げ句、続きは続編で、なんてやられても興醒めしてしまうだけ。
 せめてもう少し余韻を味合わせればいいのに、と憤りすら感じてしまった。最後のこれでかなり評判を落としただろうな、とは思ったね。

トゥーワールド2

 残念だった。というのが感想で、ぶっちゃけもう売ってしまった。
 今後ダウンロードコンテンツが発売されたりして、状況は変わるのかもしれないが、ゲームの根幹部分が合わないというか、期待はずれだったので。

 このゲームはデモンズソウル続編までのつなぎ的に期待していた。しかし多くの元PCソフトに倣い、アクション面は及第点以下だった。もっさりした動きもさることながら、画面の処理がきびきびしていない。
 デモンズソウルのように動きで相手を攪乱して、隙を見て攻撃するといった要素はなく、武器もボタンによってカウンターやらガードブレイクが発動するだけ。PCでありがちなマウスクリックゲームをコンシューマーに落とした感じ。PS3でやるゲームとしては物足りなさ過ぎるし単調。
 しかもレベルが低いこともあるのだろうが、敵一匹を倒すのになんどもボタンを連打。モーションも軽いというか、カンフー?のような変な動きで魅せられない。こうした自分の期待とゲームシステムに大きな隔たりがあって受け入れられなかった。

 まぁマルチプレイだけでも楽しめればいいか、と思ってプレイしてみたが、同じ狩り場を共有するというだけで、協力プレイにはほど遠い感じ。これもディアブロを思い出させるが、ディアブロではクォータービューだったので全体を把握出来たのに対し、これは三人称視点なので周りがよく把握出来ない。
 さらにレベル差の激しいプレイヤーがどんどん先へ進んでいくので共闘感台無し。ヘッドセットを利用する人もほとんどいなくて盛り上がらないこと甚だしい。
 極めつけは魔法使いの召還魔法で、これがあれば戦士いらないじゃんと思った。

 ソロキャンペーンも前作の続き感ありありで、これは前作からのファンにはいいのだろうが、今作から始めた多くの日本人プレイヤーにとっては感情移入しにくいのでは。前述の動きもっさりも加わって、ゲームを楽しもうという気になれなかった。

 そんなこんなもあって、結局三日で売ってしまった。今後やり込む気が起きなかったので。売買の差額が千円ほどだったのが救いかな。

2011年2月5日土曜日

ドラゴンエイジ クリアした

 初期レビューとほぼ変わらない感想でした。クラシックRPGですね。プレイしている最中、学生時代に遊んでいたD&Dを思い出してしまうことしきり。テーブルトーク、PC98版含めてね。

 システムとしてはインターフェイスが若干窮屈だった。PCゲームをコンシューマーへ移植する際、キーボードとマウスによる操作をどうするか?が一番問題になるのだろう。L2ボタンでアクションメニューを開き・・・という操作性は、残念ながら成功しているようには感じられなかった。
 もともとアクション性が高いゲームではないのだから、普通のメニューで良かったのでは。使いやすくしようとしてくれているんだろうけど、あんまり使いやすいと感じられなかった。
 それから作戦画面でいろいろ条件式を自分で考えて、AIを動かすことができるのだが、残念ながらヒールポーションによる自動回復程度しかいじらなかったわ。

 PCキャラを魔導士にしてスタートしたのだが、これ戦士系で始めたら辛かったかも。最後の戦いで一瞬だけ戦士を操作することになったのだが、やることが少ない。相棒がやられそうになっても、ヒールを掛けてあげることなど当然出来ないし。
 多くの人が戦士系でスタートすると思われ、結構批判されそうに感じた。

 ストーリーは最後まで辛い選択を余儀なくされた。国民性の違いというか、島国根性の事なかれ主義では上手く運ばないことしばしば。
 仇役を公衆の面前で処刑することができなかったら、相棒の騎士が出奔!さらに子供を作ることで犠牲を回避する策に対し反対したら、魔女がパーティを去った。
 魔女の方は、どう考えても裏がありそうだったので我慢できたのだが、相棒の騎士は仲良くやってきただけに残念だった。
 しかも代わりに仇役がパーティに入ってきたって、使うわけないだろ・・・。
 命は助けるけど口をきくつもりもない!って感じだったのに、同じウォーデンだから、一緒に行動せねばならないケースも出てきたり。最後の戦いはさすがに同行することを拒んだけどな。
 思い描いたストーリー通りに運ばなかったが、あえてやり直しせずに進めたけど。そう言った部分含めて、深いなぁと思わされた。予定調和的な裏切りとか、背景の全く見えない反乱とかいうどっかのゲームとは大違い。

 イベント前にセーブが始まり進行がストップしたり、メッセージが中央にでかでかと出るなど、もう少し上手くできないもんかな?と思わされる部分はあったけど、ストーリー、雰囲気とも好みだったこともあり、久しぶりに手応えある本格的ファンタジーRPGを楽しませてもらいました。
 さぁ次は TWO WORLD 2 に期待!!

2011年1月30日日曜日

ドラゴンエイジオリジンズ

 久しぶりの本格RPG。発売決定時から期待していたんだけど、任天堂が「ラストストーリー」を本押ししてたんで少し日和ってしまった。
 よくよく考えればこれまでファイナルファンタジーなんてほとんどやってこなかったし、洋物RPGは結構肌に合う方なので、27日の新作ソフト群からこいつを選びました。

 現在序盤をクリアした辺り?だと思うんだけど、印象としてはクラシックRPG。個人的には好みのゲームでした。特に一連のAD&Dシリーズを思い出させるゲーム感覚は懐かしさを感じる。
 Falloutのように会話を進めながらストーリーを楽しむゲームで、最近の和ゲーのような陳腐な展開はなく、友人が恋人と逃げようとするのを、魔導士の掟を破ってでも助けるか?といった、人間性を試されるようなシナリオは秀逸。ゲーム内なれど真剣に悩んでしまった。
 世界観を構築するためのサイドストーリーや背景説明のテキスト量は莫大で、さすがに全部を頭に叩き込むのはゲームだけでは厳しく、小説などで補完されるべきか。
 ムーンシェイサーガやドラゴンランス戦記などが刊行されていたころを思い出しますな。

2011年1月28日金曜日

NGP

 ソニーが新型携帯ゲーム機を発表した。高性能はさらに推し進められ、PS3と同等の性能だそうだ。もちろん発表会のみのリップサービスで、実際は性能だだ落ちだろうが。とはいうものの、有機ELディスプレイはよいな。
 任天堂の新携帯ゲーム機たる3DSは立体視という目玉を売りにしオモチャっぽいが、ソニーは性能追求を目指した。ソニーらしいとは思う。

 しかしなぁ、いよいよ据え置きゲーム機に秋風吹きすさむようになりそうだ。もはやテレビを前にしてどっかり腰を落ち着けゲームをやる、なんてのは過去のものへ。ゲームは基本的に携帯機で行い、必要に応じて WiFi だの 3G だのによるネットプレイ。ケーブル一つでテレビ接続もできれば、まぁ問題ない・・・のか。

 古い人間なので、ゲームはもともとアーケード、パソコン、ファミコンときた世代。携帯ゲーム機の始祖ゲームボーイは買わなかったし。そういった意味では世相とずれている所はあるんだろうな。
 アーケードもPCゲームも一応存続しているが、実質的には終わっていると言っていい。昔のゲーセンはいまやプリクラとUFOキャッチャーの並ぶアミューズメント施設だし、PCゲームは洋物とエロゲーだけしか存在せず、仕事用を除けばネット専用機器。据え置きゲーム機も廃れていくのだろうか。

 そういえばモンスターハンター特需で年末からPSPが品薄になったようだけど、今頃PSPを買う人って一体何なんでしょうね・・・?

2011年1月20日木曜日

バイオハザード5

 ようやくクリアしました。買ってから一年近く放置・・・。やらなかった理由は

1.黒人が気持ち悪すぎ
 別に差別的発言をするわけではなく、純粋に気持ち悪いと感じる。
 プレステ3ということもあり画像はリアルすぎるし、目は血走ってるし。
 しかもノロノロゾンビと違って走ってきたり、弾よけたり。
 愛すべき敵キャラになれないわ、きもくて。

2.操作性が最悪
 4種類ほど操作タイプを選べるのだが、そのどれもが使いにくい。
 TPSと割り切って、よくある操作方法を用意しておいてくれればいいのに。
 移動にストレスたまるから、戦闘が楽しめない。
 しかもクリスがでかすぎて画面見にくいし、狙いながら動けないし。
 他、売買メニューもやりにくい。弾だけ買ったりできないし。
 どうせ銃を売れば弾が残るんであれば、弾だけ単品で売れよ。

3.相棒が馬鹿
 何しろ弾撃ちまくる。すぐに弾切れになるくらい。
 AI操作時は弾無限にしておけば、これほどストレスもたまらなかったろうに。
 心が折れまくるので途中はオンラインCOOPで進めました。
 しかしヘッドセット使っている人少ないんで、コミニュケーションとれないんだよな。
 未クリアだからウロウロしちゃうし、謎解きもじっくり考えらんないし。
 それでもCOOPやんなかったら最後までやってないだろうな。

 クリアしてなお、上記三点が覆ることはなく、終始つまらんなーと思いつつ義務的プレイ。ストーリーはつまんないし、敵も魅力ある奴がいないし。ごちゃごちゃやって、最後にウェスカー倒して終わりだろ?と思ったらマンマとかもうね。

アンストッパブル

 昔流行ったパニック映画のようなストーリーに、映画館で観ようとは思ってなかったが、丁度ロードショーの谷間でこれという作品がなかったことから、観てみようとなった。結論から言えば思っていたよりは面白く良作品でした。

 実話から着想を得た物語としているが、かなり元の話に忠実である。そんな馬鹿な、と言いたくなるような原因で列車の暴走が始まってしまう。積み荷が危険物というのもご都合主義っぽいが、これまた事実だったりとびっくり。
 ただし主人公二人をヒーローとすべく展開していくのは、興業作品である以上仕方ないか。創作の部分がどうしても浮いてしまっているのが残念。「それちょっと無理だろ?」と思ったシーンはすべて実話では存在してなかった。

 監督の前作が興行的に上手くいかなかったことで、制作費がカットされたそう。運行管理局のお偉いさんが空気だったり、足をけがした主人公が列車へ飛び乗る所など、シーンを削るか何かしたのかな、なんて思ってしまった。

2011年1月6日木曜日

ヴァンキッシュ

 年末に購入した内の一本、ヴァンキッシュをクリアしたのでレビューする。はっきり言って「最近の洋風和ゲー」感満載だったな、というのが結論である。

 ・グラフィックは良い
 ・ストーリーが貧弱

以上、である。

 他のユーザーからの意見通りの結論だが、本当にそうだったので仕方ない。まるで子供向けアクションヒーロー物のような話の展開はつまらないし、味方のリーダーに何の魅力もないから、裏切られても何とも思わない。まるで裏切ることが前提で出ていたのだろうと感じてしまったからだ。
 プレイヤーを驚かせるために、あっと言わせるどんでん返しを仕組もうとする、その姿勢自体賛否あると思うが、あれではあっと言えないだろ・・・。
 しかも大統領まで巻き込んで、薄っぺらい理由で戦争を行うとか。挙げ句の果てには真相がバレ(と言ってもほんの数名にしかバレテナイ?)て、大統領が自殺するとかって、どんだけ蚤の心臓なんだかと言うか最初からヤンナレベル。
 フロントミッションエボルヴもそうだったが、ストーリーを書いた人間の戦争観が、あまりにも陳腐すぎる。一人二人の登場人物だけで、戦争起こせるか?

 主人公のサムもステロタイプだし、場違いな所で煙草吸ってるし、格好悪い。デザイナーがこんな人間を格好いいと言っているんだったら、センスなさ過ぎる。分隊長のバーンズも行動にシンパシーを感じられない。最後裏切るキャラだから適当?
 例えばガンダムのラル大尉のように部下からも慕われて、自分も部下のことを考える人で、そういったキャラが裏切った方が驚かないか?それすらワカランカ?
 もういい加減ゲームデザイナーはデザインとディレクションだけにして、ストーリーは外部のシナリオライターやら作家を呼ぶべきじゃないだろうか。荒唐無稽すぎる。

 アクションフィールドは狭苦しく一本道。色々展開を考えることすらできない。味方は相変わらず弱くて、一杯出てくる割に主人公一人で戦っているだけ。
 CoD4が良かったのは、プライス大尉やギャズが先導しつつ、よい感じで活躍する。初めての頃などは、彼らの後ろにくっついて行くくらいのイメージ。それが共闘感につながったと思うが、今作にはそれが全くない。

 ムービー。好きな人も多いだろうから何とも言えないが、あまりにも多すぎ。話の合間合間に割り込んでくるからうっとうしくなる。自分で操作している感も減じる。
 しかも内容は前述の通り陳腐なのだから、余計にたちが悪いとしかいいようがない。

 正直最近のゲームはこんなのが多すぎるように思われる。もう一度やろうか?という気持ちはまったく起きない。だから売れないんじゃないだろうか。
 販売機会は初動のみ。最初に買ったユーザーから面白いという声が上がらないから売れない。雑誌の情報を頼りに購買意欲を煽ってきた時代と違って、生の声はネットですぐ聞ける。実際の動きやプレイ感も動画サイトでいくらでも拾える。となれば、中味に金掛けなきゃだめでしょ?という昨今である。

 なおラストのスタッフ紹介は悪趣味としかいいようがない。さんざんくだらないシューティングやらされて、写真付のドヤ顔魅せられた挙げ句、再びスタッフロールが開始されるとか、どんだけナルシストなんだこいつら。