2012年5月22日火曜日

悪魔城ドラキュラHD

 三月末急にリリースされた悪魔城ドラキュラHD(PS3版)にここの所ずっとはまっている。このゲームは一年以上前にXBOX360でリリースされていたもので、その移植版だ。内容は全く一緒で、何でここまでリリースが遅くなったのか意味が分らない。
 悪魔城シリーズ自体、ファミコンの頃よりは人気が落ちているとは言え、根強いファンがいるし、特に日本ではXBOXよりPS3の方がユーザー数は多いので、なおさら理解不能。恐らくマイクロソフトとの契約でXBOX先行リリースなどの優遇がなされていたのだろうが、こうしたファンをないがしろにした展開は残念でもある。
 もっとも発売すらされないソフトに比べればマシなことは事実なのだが。

 マルチプレイが楽しく、11ステージと少ないボリュームなれど、繰り返し遊んでしまう。ハクスラ風のアイテム収集要素があるのも繰り返しプレイを飽きさせない作り。一期一会のパーティで遊んでいく辺りは、昔PSOにはまった時を思い出させる。
 ただし発売して二ヶ月にもなるのに、バグが放置されているのはいかがなものか。パーティ検索で「ノーマル」「ハード」の区別がされないとか、BGMがうまく再生されないなど、ちょっとした修正で直せそうなものも多いのに。

 悪魔城つながりで、以前購入したものの放置していたキャッスルバニアを再プレイした。しかし30分くらいプレイして再び投げてしまった。
 初回プレイした時に感じた「操作性の劣悪さ」は、ステージが進むにつれさらに劣悪に。いちいちチュートリアルで説明しなければ動かすことのできないキャラ操作。カメラ位置すら自由に操作できない一昔前の一本道ゲーム。
 秀逸なアクションゲームから、見た目のスタイリッシュさだけを追求したものに変わっており、別にこんな悪魔城はやりたくもねーな、と多くのファンは思ったのではないだろうか。中古で1000円くらいで購入したのだが、まあ仕方ないよなと思う。