2019年1月31日木曜日

メトロイドプライムコラプション

 メトロイドプライム4が発売延期となった。Nintendo Switch発売当初からリリースを告知していたのに。丁度よい機会でもあるので積んでいたメトロイドプライムを遊ぶことにした。
 プライムシリーズの「1」は以前クリア済み。順番に「2」を遊ぶべきなのだが難易度が高いという評判。「3」は名作らしいのだが、順番に遊びたいし・・・なんて考えてしまい、結果「2」も「3」も放置していた。
 結果どれも手付かずでは思考停止なので、順番を気にせず「3」を遊ぶことにした。

 しかし・・・。やっぱりメトロイドプライムシリーズは肌に合わないのかな。最初のジェネレーターを起動したところで気力が続かなくなってしまった。
 Wii時代のソフトなので今となっては古臭いグラフィックにのめり込むことが出来ず、リモコン操作も面倒なだけで楽しめない。一人称視点は臨場感抜群なれど圧迫感も強くてストレスが溜まる。Wiiの性能のせいか横方向の視野が狭いので見通しが悪い。

 同様のいわゆるFPSとしてバイオショック、ドゥームを遊んだことがあるが、どちらも同じような感想。結局一人称視点のゲームは自分には合わないということを再認識する。プライム4が発売されても見送るべきか。

2019年1月21日月曜日

レディ・プレイヤー1

 スピルバーグ監督の作品「レディ・プレイヤー1」をアマゾンプライムで借りて観た。バーチャルリアリティのゲームを舞台とした物語。上映時ガンダムが出るというのが話題だった。

 物語の展開はとても陳腐。現実世界でうだつの上がらない主人公が、VR世界では腕利きの賞金稼ぎ。まあ、ありがちな展開だ。ご都合主義でお話しが進んでいって、最後は結局現実世界が大事だというメッセージで終わる。
 主人公は完全無欠にして悪者はただの馬鹿。善悪二元論に終始して葛藤はない。3つの鍵を探すのが目的だが謎解きが簡単すぎてうならせるものがない。見栄えにお金を掛けすぎて物語の深みがない。

 結局この映画の売りは有名IPがゾロゾロ出演することか。前述のガンダムに加えバットマンやデロリアン、キングコングなどがワンサカ登場。画面端にチラリと映るだけのキャラクターを見つけて楽しめる。
 しかし所詮3DCG。登場するキャラクター達に意思はない。権利がクリアになれいくらでも登場させることはできて必然性がない。
 こんなものは漫画やアニメのモブにヤマトやゴジラが出てくるのと何も変わらない。それがハリウッド作品に登場するというだけ。オタクのお遊びの域を越えるものではない。こんなものはファンサービスやおふざけであって売りにならないでしょ。
 例えばガンダムのシーンは原作ではウルトラマンだったとのこと。メカゴジラ対ウルトラマンには意思を感じることが出来るが、権利がクリアにならなかったのでガンダムになってしまい、それでいて変身時間は3分間という制約はそのまま。作り手のこだわりが感じられない象徴的な場面だ。

 陳腐なお話しと必然性のないカメオ出演を楽しめるかどうか。調べてみると割と評価が良いみたいだけど、私にはまったく楽しめなかった。
 

2019年1月8日火曜日

ドラゴンクエストビルダーズ2

 前作が割と面白かったので期待していたサンドボックスタイプのドラクエ、「ドラゴンクエストビルダーズ2」をクリア。「ビルダーズ」の特徴はマインクラフトに比べてストーリー要素が強いこと。今作はよりそれが強調された。数あるクラフトゲームとの差別化をするためか。
 しかし重視されたストーリーは破壊と創造が表裏一体のものであるという、ありがちなお話し。特に感動を呼ぶような話でもない。またストーリー重視の結果、強制的なお使い要素が増えており、自由度は束縛されてしまった。

 今回は村人もビルダー能力に目覚め、プレイヤーが手を下さずとも巨大建築を作ってしまう。巨大建築が自動で作られるので楽だし、村人が一生懸命働く姿をみるのも楽しいが、余計クラフト要素が低下したように感じてしまう。
 もちろんストーリー進行の合間、好きなようにクラフトを楽しむことが出来るし、予想通りクリア後は完全自由ではあるが、終わったドラクエのレベルを上げるかのような行為にも思えて虚しい。これがサンドボックスというゲームなのだけど。

 グラフィックは綺麗になり、村に住む仲間の数も増えてにぎやか。特にムーンブルグステージや最終ステージなどの戦闘時は大乱闘にもなって楽しい。最期の戦いも無理やりクラフト要素をいれてストレスだった前作に比べてシンプルで良い。畑や酒場など村人の生活が垣間見える施設も作れ、村の発展を演出できるのも面白い。
 ただし各施設を作るにはレシピ通りに作らねばならず、定められたアイテムを設置する必要がある。シナリオで作る施設以外のレシピなど分からず、結局は攻略サイトに頼ることになる。これについては前作同様の欠点。
 また表現力を高めたアイテムが増えた一方、作りたいアイテムを探し出すのに一苦労。カテゴリもわかりにくいので猶更。

 他に気になった点はシドーに語り掛ける内なる声をスキップできないこと。セリフ一文に対して間が開きすぎる。ボイス収録があれば丁度いい長さだが、実際はボイスがないことが原因か。普通にボタンで飛ばせれば良いだけだが、テストプレイで気にならなかったのだろうか。

 いろいろ気になる点はあれどボリューム満点でのめり込み要素は高い。ひとつの建物を作ると次はあれを作ろう等、辞め時が見つからない。時間泥棒なゲームである。

2019年1月4日金曜日

紀伊半島 1/3

 年始のツーリングもいよいよ最終日。
 当初の予定では高速使って帰るだけだったが、調べると日本100名城のひとつ「松坂城」が近いので立ち寄ることに。あとは最大の懸念がひとつ。Uターン渋滞である。


08:30 出発
 朝食バイキングをとってからのんびり出発。帰路とは逆方向の松阪へ。国道23号線を進む。思えばこの道は鈴鹿サーキットへ行くときに使う国道か。

09:00 松坂城
 100名城のひとつ。天守は再建されておらず石垣のみと地味。和歌山城同様、市内の中心部に建つ平城。


 蒲生氏郷による築城で安土城同様の石垣が見所・・・なのだが、やっぱり地味だ。蒲生氏郷自体、玄人好みの大名だからなあ。
 園内に本居宣長記念館があるが、こっちも有名ながら地味という。100名城に選出されていなかったら来なかったお城かな。

 しかし、この為に来たというべき「100名城スタンプ」が年始休業のため置いていない。駅前の観光センターまで行ってくれとのこと。もう踏んだり蹴ったり。

11:15 みえ川越IC
 最寄りの高速乗り口は松阪ICだが、亀山から四日市でUターン渋滞発生中。そこで国道23号線を進み、みえ川越ICから伊勢湾岸道路に乗る。同様の車で国道も渋滞するかと思ったが、まったくそんなことなく順調にインターチェンジまで到着した。
 四日市で給油しようと思ったが和歌山同様、検索した二軒とも休業。そのまま高速へ。

11:45 刈谷SA
 伊勢湾岸道路は強風のため横風に煽られてかなり怖い思いをした。
 みえ川越で高速に入ったら、長島SAですぐにスマホナビを外そうと思っていたが、行きと同様ここでも入口渋滞が起きていた。仕方なくスルーして刈谷SAまで走る。
 渋滞情報によると新東名の静岡ー藤枝あたりが混んでいる模様。もっともこの強風では新東名に乗る気はしない。寒いし。
 
13:15 牧之原SA
 渋滞を避けて東名高速へ。浜名湖にてうなぎを食べようかと思ったが、ぼったくり価格なのでやめておく。ガソリン残量が1メモリとなった為、牧之原SAにて給油。このサービスエリアは初めて止まったが、大型専用駐車場が大きくとられていて新鮮。きちんとした食事を食べたかったがフードコートは混雑。席を確保できそうもないのでカップヌードルで我慢。
 この後の渋滞はいつものごとく御殿場JCTから足柄SA先。沼津で降りて三島から箱根越えを検討するも三島が渋滞している。調べると国道246号線は混んでないようなので、裾野ICで降りて国道経由で御殿場越えに決定。

15:00 裾野IC
 東名高速は順調に流れて裾野ICへ到着。意外にもそのまま御殿場方面へ向かう車多し。これだから渋滞が伸びていくんだよな。早く新東名が延長されればいいのに。

 国道246号線に乗ってコンビニへ立ち寄り、渋滞情報を確認しようと思ったが、246はまったく渋滞のそぶりがない。ならばとそのままノンストップで進む。しかし鮎沢あたりで大渋滞発生。やっちまった。これなら足柄峠を経由すべきだったと後悔するが後の祭り。あまりやりたくないすり抜けを駆使。清水橋から旧道に入って山北まで向かうと渋滞は解消されていた。

16:45 自宅着
 やっと自宅へ。思っていたよりUターン渋滞には巻き込まれずに済んで何よりだった。長距離を危なげなく走ってくれた相棒に感謝。


 本日の走破距離391.6キロ。所要時間約7時間。三日間の全走行距離は1289.3キロ。よく走った!

紀伊半島 1/2

 紀伊半島一周ツーリング二日目。
 本日の目標はこの旅のメイン紀伊半島の一周。道中「岩代駅」が見所である。基本的に国道42号線を突き進んでいけばいい感じ。尾鷲から鳥羽、志摩方面へ行くときに注意が必要。


06:00 出発
 昨日早く寝たことから5時前に目が覚めた。予定では7時に宿を出るつもりだったが、少し早めることにした。今日は高速なしで10時間以上走り続けなければならない。
 スウェットとヤッケを着込んで防寒対策。高速に乗らないし海沿いだから昨日ほど寒くはないと思うが、暑ければ脱げばいい。手間を惜しむとロクなことにならない。
 ガソリンはすでに残り2メモリ。すぐに給油しようとホテルのそばを検索したが、調べた二軒とも休み。正月だから?

07:00 湯浅のセブンイレブン
 そろそろ目標の「岩代駅」が近いのでナビをセット。ついでにトイレと一服。寒い中コーヒーが美味しい。地図上では海沿いだが海は見えない。港の標識や川の河口は見掛けるので近いとは思うが。

 開けた市街地と山間部を繰り返す道中。山間部は道志みちを思い出させるひなびた田舎道だった。地元の人を見かけてふと人生に思いを馳せてしまう。こんな田舎にも人はいて生活を送っている。そんな人、一人一人にも違った人生があってドラマがあって。
 道中にさびれたアパート。このアパートに引っ越しして新しい人生を送ってみたらどうだろう。誰も知らない田舎の町で暮らしてみたい。
 でも新しい舞台も新しい人生も始まりはしない。いつもと変わらない日常が待っていると知ってしまっている。
 バイクの一人旅は少しセンチな気分にさせられる。

08:15 岩代駅
 今回のツーリングにおける目標のひとつ「岩代駅」到着。ひなびた田舎の無人駅。案内標識は唐突に現れナビをつけていたのにもかかわらず、一度通り過ぎてしまった。


 紀伊半島一周ツーリングを企画した時にはここへ寄ることはまったく考えていなかった。いよいよ天気も大丈夫なのでツーリングプランでも立てようと地図を眺めている時、ふと「紀伊」「紀勢本線」「紀勢本線、各駅停車、みなべの次の岩代駅の・・・」とフレーズが頭に浮かんだ。
 谷山浩子の「テングサの歌」である。
 調べたところ作曲当時は無人駅ではなかったらしい。「駅長さんの帽子がほら転がっているわ」なんてフレーズも出てくる。ただし人類滅亡後の岩代駅を歌っているので、無人駅というのが似合っている。
 残念ながらというか、予想通りというか、谷山浩子にまつわる何かはなかった。

10:10 串本 潮岬
 特に予定していなかったのだが潮岬へ立ち寄ることにした。串本は本州最南端の割に国道42号線を走っている分にはそれっぽい雰囲気がない。このまま通り過ぎるのも寂しいので、記念に残る場所を求めて。
 潮岬といえば台風上陸時必ずリポートされるロケーション。紀伊半島の先に屹立する灯台というのは見所になるはず。


 白浜を過ぎたあたりから風景はやっと海岸沿いらしくなってきた。しかし意外にも海岸は岩だらけ。思いがけず立ち寄った潮岬では灯台、神社を見て回り予定外の時間をとってしまった。

12:30 道の駅パーク七里御浜
 岩代を過ぎたあたりで「新宮 200キロ」という看板が現れ重たい気分になっていた。しかしついに新宮市を通り過ぎた。残る道中はあと半分。串本を過ぎたあたりから熊野方面の観光客か車が増えてくる。
 おみやげを買っていないことに気づき、お昼休憩を兼ねて立ち寄る。本日の宿泊先である津に着いてからでも良いのだが、紀州みやげがなくなりそうだし。
 熊野大社関連が多いが熊野は素通りだったのでそれ以外で選ぶ。結果紀州みかんにちなんだお菓子を買うことにした。

14:00 尾鷲
 バイパスの熊野尾鷲道路を使わず峠道をひた走って尾鷲着。予定では12:30に到着となっていたが大分押してしまった。大きな渋滞にはまったわけでもないが、計画がいい加減だったか。
 ここから鳥羽、志摩方面へ向かうと津に着くころには18時を回ってしまいそう。日が落ちて暗くなってから知らない町を動き回るのは嫌だ。少し残念な気もするが鳥羽方面は潔く諦めてバイパスを使って津を目指すことにする。伊勢方面はまたの機会にしよう。

14:30 奥伊勢PA
 休憩。ショートカットしたことで時間にはかなり余裕が出来た。当面の懸念は渋滞だが問題なさそう。情報では津から先、亀山ICあたりの渋滞しか案内されていない。ナビで道を確認すると津まで1時間程度の道のり。16時にはホテルに着けそう。

15:30 松阪IC
 予定外のプチ渋滞。特に渋滞情報は出てなかったはず。トンネルで事故があった模様。
 ガソリン残量は残り1メモリ。津までの距離を考えれば走り切れるが、やはり高速という閉鎖空間では怖さもある。もし突発的な渋滞にはまったらと考えると不安。時間には余裕が出来たので大事をとって松阪で降り、給油しておく。

16:00 津
 予約の「三交イン津駅前」に到着。しかしトラブル発生。バイクの駐車場がない。ホテルで用意している駐車場は車のみで、そこへ二輪車を止めることは出来ないとのこと。提携先の駐車場もさることながら、自前の駐車場に止めるといった融通も利かない。
 「駐車場あり」がホテル選択の条件だったのでいまさらバイクはだめと言われても困る。コンシェルジュは代替案を出せそうにないので別の宿を探す。問題はキャンセル代がかかるかどうかだけで、こっちは気楽な一人旅なのだからホテルに対するこだわりがあるわけじゃない。
 ネットで探すと当日予約ながらバイク駐車OKな宿がすぐに見つかった。津駅からも近い。ホテル側も不備を自覚しているらしくキャンセル代は請求してこなかった。駐車場に関してバイク不可という記載はなかったので当然。せっかくの旅で嫌な気分になりたくないので文句も言わずさっさと宿を代えた。
 新たにみつかったのは「ザ・グランコート津西」。結果宿代が安くなった上、当日の空き部屋にぶっこんだ為か最上階のセミダブルを借りれた。ラッキー。

 明日は旅程が楽なので外で飲もうと出掛ける。居酒屋でのんびりお酒が飲みたいと思ったが、なんとすべて満席。確かに県庁所在地のわりに駅前の居酒屋が少ない。これは誤算だった。

 本日の走破距離は384.3キロ。休憩観光込みで10時間。ほぼ下道だった割りには結構いいペースで走れた。
 紀伊半島一周。国道42号線は海岸線沿いの街道というイメージだったが、むしろ山間の峠道が多かった。また海岸も岩海岸が多かったのは意外だった。太平洋の急流で海岸は洗い流されてしまうのだろう。それを裏付けるように東海岸は穏やかな浜辺が広がっていた。伊勢志摩方面に足を伸ばせればまた違ったイメージになったかもしれない。

紀伊半島 1/1

 2019年最初のツーリングは紀伊半島を一周した。

 時期が時期だけに山間や日本海側は却下。寒いだけでなく降雪や凍結でもしたら走れなくなる。そこで千葉、静岡あたりを検討したが、せっかくだから遠くに行こうと紀伊半島一周に決定。太平洋沿岸なので温かいはず。
 行き先が決まったので宿を手配。希望は12月31日~1月2日の旅程だったが、大みそかはいい宿が取れず。仕方ないので1月1日~3日と一日ずらすことにした。

 年始の天気だけが心配だったが、どうやら旅行中は晴れそう。寒波が来るとのことだが雪が降るほどではないみたい。天気が悪かったら電車で行こうと思っていたが杞憂に終わって何より。宿を予約するとこの辺の融通が利きにくくなるのが問題。


 初日は高速ツーリング。和歌山まで一気に走り切る。目標は和歌山城。ナビによれば6時間30分くらいの道のり。

06:15 出発
 海の見えるサービスエリアで初日の出を見ようかと思っていたが、あまり早く家を出ても寒いだけだし、別に日の出なんていつでも見れるからいいかと却下。
 思っていたより寒くない気がしたのでスエットは着ないことに。天気予報では雨の心配もないのでカッパを置いていき、代わりにヤッケを持っていく。
 東名高速道路大井松田インターへ入る前に給油し、ガソリンを満タンにする。
 高速走行はさすがに寒い。標高が高いせいもあるか。

07:50 新静岡SA
 日の出もとっくに過ぎているが、山陰に隠れて日差しはあまり射さない。おかげで寒い寒い。特に手足の指先が痛い。たまらずサービスエリアに逃げ込み、カイロをつける。
 ここで痛恨のミス。手袋をなくしてしまう。仕方なくコンビニで購入。高い。

09:50 岡崎SA
 相変わらず寒い。刈谷SAまで行く予定だったがトイレにも行きたくなり岡崎で休憩。早めの給油も行う。静岡SAで四日市あたりに渋滞情報が出ていたが消えていた。かわりに伊勢長島でプチ渋滞。

12:00 道の駅いが
 長島の渋滞はサービスエリアへの入り口渋滞。ほぼ支障なく通り過ぎた。順調に距離を稼いで伊賀へ到着。もうお昼なのにずっと寒い。肉まんで腹ごしらえ。
 亀山を超えた辺りから未知の道路。東名阪、名阪、西名阪、阪和と覚える。要するに大阪方面に向かって後和歌山ということ。

13:50 岸和田SA
 ついに阪和道到着。名阪国道とはバイパスだったのね。途中法隆寺とか堺とか興味深い地名が頻出。いつか来てみたいものだ。
 残りの道中はわずかなので道を再確認。空には怪しい黒雲。他のライダーさんからも「雨でも降りそうだね」なんて声を掛けられる。寒さしのぎにたい焼きを食べた。
 
15:00 和歌山城
 ついに目的の和歌山城に到着。バイクの駐輪場がわからず、そばの本屋に止めた。和歌山市内は道が碁盤の目のように整理されているため信号が多い。


 御三家の一角、紀州徳川家の本城。元々は豊臣秀長のお城だったそう。敷地はとても広く動物園まで併設されている。深いお堀に囲まれた広い縄張りを散策できる。特に石垣が見事だった。半面、平城なので眺望はそれほどでもない。

16:00 シティイン和歌山
 初日の宿に到着。何しろ寒い一日だった。
 シティイン和歌山は一泊3,800円と格安。ちょっと不安だったが普通のビジネスホテル。古めの雑居ビルに併設されているのが安さの秘訣か。何しろ睡眠不足と寒さからくる疲労でくたくた。お酒を飲んだら一気に眠くなり、20時には寝てしまった。

 本日の走破距離は513.4キロ。休憩込みで9時間ほど。思っていた以上に遠かった。