2020年6月29日月曜日

Steam 2020 サマーセール

 Steam恒例のサマーセールが始まった。前々から欲しかったソフトが安くなったので購入する。

・Age of Empire Definitive Edition
 リアルタイムストラテジーの定番「AoE」の初代を4K対応させたもの。「同II」を購入しようと思っていたが、HD版を持っているので二の足を踏んでいたことと、シリーズ第一作の方がシンプルだろうということで初代バージョンを購入。

・BRAID
 どんでん返しの結末が有名なアクションゲーム。PC98の同人ゲームだろうと思っていたが、Steamで配信されていると知ってウィッシュリストに入れていた。今回セール対象になったので購入。
 オチは知っているのだが、有名なソフトなので実際に体験してみたいと思っていた。

 今回のサマーセル。3,000円以上購入すると500円引きというサービスがついた。上記二本では3,000円に届かず、どうしようかと悩む。
 ウィッシュリストに入っている他のソフトは「テイルズオブディスペリア」と「グランディア」。しかし時間のかかりそうな国産RPGは買った所でやる時間がまったくない。今回はあきらめて別のモノ…。

・ストリートファイター30th Anniversary Collection
 結局無難なコレクションモノを購入。対戦格闘だから対CPUはあまり面白くないし、かといってネット対戦は元々それを見越した設計じゃないからラグだらけだろうし、そもそも人がいなさそう…。
 でも初代ストリートファイターから、シリーズのバージョン違いまで網羅しているのはコレクション作品として出し惜しみがない感じ。記念に買っておいても損はないかーという感じ。

CB1300  掛川城 大井川

 自分のブログを読み返した所、今年の三月に暖かくなったら行きたいスポットとして、
 ・甲府方面、掛川方面、千葉方面、大菩薩峠~奥多摩
を挙げていた。
 どれも順調に消化し、4月に甲府と大菩薩、5月に千葉へ出掛けたが、掛川には行けず。これはコロナ騒動で掛川城が営業自粛をしていたため、行くのを後回しにしていたからだ。
 さて6月に入って各地の自粛も解除。掛川城も開園しているということで、掛川方面へツーリングとなった。予定は掛川城、大井川鉄道、大井川沿い北上(井川ダム、畑薙ダム)。


 7時ごろ自宅発。東名高速にて掛川へ。ノンストップで走り続けたが意外と遠く、2時間ほど掛かって掛川城到着は9時。少し迷いつつ大手門駐車場にバイクを止めてお城へ。スタンプだけ押してさっさと帰るつもりが、開場は10時。思わぬ足止めを喰らうがいい休憩にもなった。
 掛川城は再建天守閣なれど木造で、凛とした佇まい。高台の上にあるので景観も素晴らしい。春の桜シーズンなどはさぞや華やかであろう。
 お城周辺は建物がそれっぽい造形となっていて、城下町のような雰囲気を醸し出している。我が地元小田原城も再開発を予定しているというが、こんな感じになるのだろうか。ただし平日ということもあってか観光客らしき人出はほとんどなかった。


 掛川城を後にし、大井川鉄道のSLを見るため、新金谷駅へ向かう。掛川城からは30分程度の距離。到着時ちょうどトーマス号の出発時刻だったようで、子連れのお客さんに見送られながら、汽笛を上げて駅を出ていくところだった。
 新金谷駅のそばには広場があり、SLが展示されていた。


 新金谷駅を出発。いつの間にかお昼近い。大井川上流の井川ダムが次の目的地なのだが、到着するころにはお昼を回ってしまいそう。
 大井川の下流は流域の広さに圧巻。ただ上流のダムで流水制限をしているからか、水量は少なく中州があちこちに見える。大井川橋を渡って県道を進んでいく。大井川に沿って川沿いを進んでいくのかなと思っていたが、川を下手に見ながら山道を進んでいく感じ。大井川も広いけど水量は少なく、あまり感動できない。
 また道中の案内標識が分かりにくく、県道を進むつもりが国道に出てしまったり、通行止めの道に迷い込んだりと散々。吊り橋や展望台なども多くあるようなのだが、渓流感が欲しくて先を急ぐ。

 ちょっと肩透かしだった大井川巡りだったが、長いトンネルを抜けると様相が様変わり。川幅が一気に狭くなり、渓谷、源流という雰囲気になってくる。残念なのはすぐそばを走るわけでなく、相変わらず川がはるか下手にあるということ。
 やっとそれっぽくなってきた所で何度目かの迷子。字面のイメージだけで寸又峡方面へ出てしまった。一車線分しかなく離合もできないような道を抜けて寸又峡温泉へ到着したものの、渓谷に出るには歩いて行かねばならず断念。すごすごと引き返す。

 分岐に戻り正しいルートへ。長島ダムを越えてやっと井川ダム到着。
 んーーーー。
 やっぱ人口湖は感動できないな!


 本当はここで湖を見ながらのんびりお昼を取ろうと思っていたが、満足感に浸れず。お昼はだいぶ回ってしまうが、さらに上流の畑薙ダムを目指し、一般車両通行の終点まで行くことにした。
 井川ダムを越えると道は狭くなり、昨日の雨が原因か落石がひどい。拳大の石がゴロゴロ落ちていて、パンクするんじゃないかとヒヤヒヤする。バイクに傷がつかないといいなと祈りつつ先を急ぐ。
 大井川は相変わらず県道より下の方を流れているので見ることが出来ず、せっかくの大井川ツーリングなのにその気になれないのは残念。木々と崖に囲まれて見晴らしもあまりよくないし、単調な狭い山道を登っていくので飽きてきてしまった。
 結果、畑薙第一ダムとその先にある一般車両通行止め到着は15時近く。やっと到着って感じ。大井川の源流は遥か先。でも遠くに見える南アルプスの山々は雄大だった。


 帰り道、県道60号線では深い霧が発生。景色が良いとされていた富士見峠はスルー。さらにパラパラと雨も降ってきたので急ぎ下山。新東名に乗りたいので県道189号線へ。渓流沿いに進む道で「こんな感じを想像してたんだよなぁ」なんて思いながらバイクを走らせた。
 以下、新静岡IC~清水PA(休憩)~大井松田IC~帰宅。自宅着は20時近く。予定よりかなり遅くなってしまった。高速区間が多かったので走行距離は長めの476.8km。

2020年6月22日月曜日

CB1300 R469

 いつも富士一周する際に利用している富士山スカイラインの下に国道469号線がある。マップルで調べてみるとおすすめツーリングルートに推奨されていて、道幅広く走りやすいとなっている。
 今日は用事があるので一日中走りっぱなしという訳にはいかず、丁度いいので箱根から御殿場へ抜けて、国道469号線を走り抜けてみようと企画した。



 御殿場までどの道を抜けようか悩んだが、一号線は通勤で毎日使っているので却下。ターンパイクは通行料が高いのでこれもパス。箱根新道で峠まで出て、ターンパイクを使用しないことで浮いたお金を使い、久しぶりに芦ノ湖スカイライン~箱根スカイライン経由を選択した。
 今日は梅雨の晴れ間という感じ。雲が多くにわか雨模様なれど、雨にはならずといった具合。芦ノ湖スカイラインの三国峠からは残念ながら富士山を拝めず。
 箱根スカイラインを越えて長尾峠へ。相変わらずの急カーブと状態の悪い路面。のんびり流すつもりで走り乙女峠を抜けて御殿場到着。そのまま国道138号線を北上してもよかったのだが、県道401号線に浮気。この道は使ったことなかったんだよね。
 しかし最初は良かったものの途中で後悔。御殿場市街地をもろに通るルートなので、渋滞が激しい。信号も多くてストップアンドゴーの連続。イライラする。
 国道246を越えて「ぐみ沢上」の交差点で再び国道138号線に合流。すぐの「仁杉」交差点で左折。目的の国道469号線に乗る。

 どこがお勧めのツーリングコース?と言わんばかりの市街地幹線道路。割と信号もあって楽しくない。これだったら富士山スカイランのが良くない?と思っていたが、裾野市へ入ったあたりで様相が一変。左右に開けた高原を走り抜ける快適ロードに。この一面の高原は何だ?と思ったが、調べれば自衛隊の富士演習場とのこと。
 この辺りで若干雨に降られる。合羽持ってこなかったけど大丈夫かねぇ。


 高原区間を過ぎると山間のワインディングへ。この辺りから交通量はかなり減ってきて単独走行。南富士エバーグリーンライン登り口、富士サファリパーク、富士山こどもの国と通過。富士山スカイランの降り口と交差。
 R469はさらに西へ進む。林の間を突き進む林道区間となってR139を越える。この辺りで再び集落の中に入り込み、大石寺という大きなお寺のそばを通過。
 ここまではなるほど快適ツーリングロードという感じだが、道幅が狭くなってきて県道?市道?という趣になってくる。


 芝川を越えてそれは顕著になり、国道とは言えないようなすれ違い困難な山道へ。こないだ行った赤城山やヤビツ峠みたい。一応桜峠という旧跡を通過するのだが展望台があるでもなく、林の中なので見通しは悪く、地元の人が往来する以外使う人いないんじゃないかという感じ。
 まあ走りにくい、いわゆる酷道ではないのが救い。距離的にも大したことなく稲子川沿いの広い道に。身延線稲子駅を通過してついに富士川到着。ほどなく国道52号線に合流してR469ツーリング終了。

 帰りは甲府へ出ることも考えていたが、出発が遅くなったため時間が足りなくなり、そのまま新東名に乗って帰宅。若干心配した雨には降られず。
 本日の走行距離211.2Km。



 

2020年6月10日水曜日

CB1300 上毛三山 軽井沢

 二日目。前橋のホテルを出て赤城山を目指す。


 赤城山へは広くて通行のしやすそうな県道4号線と狭くてカーブの多い県道16号がある。せっかくなので両方通ろうと思い、登りは16号線、下りは4号線を利用した。
 16号線は狭くて急勾配。峠まで99のカーブありで難所とのことだったが、上りだったことや伊豆の県道59号線などと似た感じでそれほど苦ではなかった。平日の朝ということもあり対向車がほぼいなかったのも幸い。途中の展望台に寄りつつ鳥居峠到着。
 赤城山は思っていた以上に標高が高いのか、雲が下に見えた。晴天のもと湖が綺麗で来て良かったなと満足。


 帰りは県道4号線を下る。二車線が整備され峠を少し下ると緩いカーブの続く快速ワインディングなれど、凸凹舗装がされていて残念。もっともスピード出し過ぎて事故連発なんてことになっても問題か。
 赤城山を一気に駆け下り、国道353から渋川市を経由して県道33号線へ。次なる目的地は榛名山。途中道の駅ふじみへ立ち寄り朝食。ほうれん草うどんを食べる。ほうれん草を練り込んで緑色をしたうどんのもちもちした食感と、野菜かき揚げ天のサクサク感でおいしかった。
 伊香保温泉を越えてカーブの連続する峠道へ。最後は開けた直線にメロディラインなどもあり、榛名湖へ到着。温泉街からくねくね峠道。最後は湖といった展開が地元の箱根を思い起こさせた。湖畔でしばし休憩。


 次の目的地は北軽井沢。県道33号線から54号線へ。山麓の緑を愛でつつ山間を抜けて行く爽快ロードから、ヘアピンカーブの連続する林道に。重たいCB1300を切り返しつつ、2速3速を切り替えながらのスポーツ走行は楽しかった。
 北軽井沢到着は12時。昔の駅舎見物や浅間牧場茶屋にて小休止。昨日の日昼は夏の暑さだったが、さすがに避暑地で有名なこともあり快適。国道146号線を降りて白糸ハイウェイに入り白糸の滝へ。白糸ハイウェイは有料観光道路の割に舗装がガタガタ。地元で言えば湯河原パークウェイみたいな感じ。
 白糸の滝へは子供の頃に一度来たような記憶があるが、それは富士の方だったのか。横に広がった3mほどの低い崖から何本も筋状になって滝が流れ落ちていくさまは美しい。せっかくなのでシャッタースピードをいじりながら写真を撮ってみた(1/15秒、F20、18mm)。滝の水流も綺麗につながり、白飛びせず手振れもしない丁度いい具合か。


 そのまま軽井沢へ。観光目的ではないので途中下車もせず走り抜ける。次の目的地は碓氷峠と横川の釜飯。
 旧道国道18号線は赤城山の県道16号線とはけた違いの160以上のカーブ。しかもタイトなヘアピンカーブ続き。二車線なのがせめてもの救い。大型車なのに敢えてギアをガシャガシャチェンジして走る。楽しい。
 さすがに最後の方はヘトヘト。横川駅到着時は疲労困憊。名物峠の釜飯をみやげに買って一服する。

 本来の予定では横川から高速に乗って帰宅というスケジュール。しかし時刻は14時と家に帰るにはまだ早い。せっかくなので足を伸ばし妙義山方面へ。県道196号線をのんびり走って上毛三山制覇。


 さらに足を伸ばして昨年訪問した大滝の恐竜センターを通り秩父へ戻る、なんてルートも妄想したが疲労困憊。距離的には200km程度しか走っていないが、ほぼ走り通しだったことや、体力を使う山道ばかりだったことで疲れが増した。明日は仕事なのでこの辺で切り上げることし、下仁田インターで上信越道へ。以下関越、圏央、小田厚と高速を乗り継いで帰宅。ノンストップで走り抜ければ二時間で小田原到着。割と近いんだな。

 今回ルート選択はツーリングマップルの情報を参考にした。長野や北関東には他にも良さそうなツーリングスポットがいっぱいある。一度長い休みを利用して、ぶらりキャンプツーリングなどしてみたいものだ。
 本日の走行距離381.8km。二日間で695.3km。
 

2020年6月9日火曜日

CB1300 北関東お城めぐり

 ツーリング初日。最初の予定地は鉢形城。のんびり雁坂峠を越えて秩父へ出る。
 6時に出発。標高の高くなる山中湖あたりから寒い。今日は気温30度近くなるということでメッシュジャケットにするか悩んだが、スリーシーズン用にしておいて良かった。いつも利用する勝沼のヤマザキデイリーで自家製パンを食べ朝食。
 甲府盆地に入ったところで気温も上がってくるが、雁坂峠へ登るにつれ再び寒くなる。昨晩は雨が降ったようで秩父方面の路面は濡れていて怖い。霧も発生していて本当に晴れるのかなと心配になる。予定通り10時には道の駅ちちぶ着。最初の訪問地鉢形城まであと1時間ほど。


鉢形城
 荒川のほとりに建てられた北条氏邦による平山城。北条家のお城ということで石垣はなく空堀中心の土城。しかし荒川にそって本丸がそびえ立ち、なかなかの要害だと感じる。実際豊臣による小田原征伐の際は籠城して落ちず、城兵の命を助けるという約束で開城したそう。
 資料館からかなり広い縄張りが広がるものの、案内は簡素で、城跡なのか自然の風景なのかわかりにくい。言われなければ堀切とか気付かないかも。


 鉢形城を後にして次は金山城へ。道中個人で経営している模型屋さんを発見。通販ではぼったくり価格になっていた塗料をゲット。
 金山城へは国道140号、407号という幹線道路にて。日曜日ということもあり交通量は多く、天気も良くなってきてとても暑い。さらに赤信号に何度もつかまる。久しぶりにCB1300のエンジンの熱さを体感。こうなるとメッシュジャケットのが良かったか。

金山城
 13時前に到着。資料館へは寄らず、直接山頂の駐車場へバイクを止めてお城巡り。あまり期待していないお城だったのでスタンプだけ押してさっさと帰ろうと思ったが、本丸まで登らないとスタンプは押せない。
 金山城は山城。八王子城や春日山城のようなきつい勾配はないものの、自然を利用した砦という感じ。石垣にくわえ石畳も整備され、山城とはいうもののかなり立派。こんな所まで攻め入られることがあったのか?と思ってしまう。
 幾つかの曲輪が一本道でつながっており、コンパクトに見所満載で思っていたより満足度の高いお城だった。物見台のある山頂の本丸は見晴らし最高。


 時間的に回れそうにないと予定から外していた足利氏宅跡(鑁阿寺)だったが、思い切って訪問することに。途中渡良瀬橋を渡る。渡良瀬橋?森高千里?ずっと九州のイメージだったが、まさかこんな所にあるとは。

足利氏宅跡(鑁阿寺)
 鎌倉武家館と言ってイメージするような、四方が簡素な堀と塀で囲われたお城。中は鑁阿寺というお寺になっていて真言宗大日派の本山とのこと。よく分からないがお城と言うよりお寺。スタンプだけ押してそそくさと退出。


 予定外の足利氏宅跡に寄ったので時間稼ぎに高速利用。北関東自動車道で高崎までワープ。蓑輪城は閉館時間がないものの、スタンプの受付をしている高崎市役所箕郷支所は17時まで。急がねば。支所から蓑輪城までは10分程度と程近い。

蓑輪城
 ここも北条氏おなじみの土で出来たお城。と思いきや、武田信玄を苦しめた長野業正の居城。ゲーム「天下統一」で見知った武将だな。かなり能力値が高かった記憶。
 鉢形城と似た広い敷地の土城ながら、高低差のある丘陵に築かれていることや、案内板が豊富なため見やすい。堀も深くかつての風景が想像される。堀切と曲輪だけで基本的に何もないが城門が一つだけ復元されている。周りの景色と溶け合っておらず逆に違和感を感じてしまう。


 雁坂峠を越えて秩父入りしてからの北関東四城巡り。かなり駆け足になってしまった感はある。不勉強なためあまり知らないお城ばかりだったが、実際に城跡を散策すると見所もあり、特に金山城の石垣は見事だった。初日の走行距離313.5km。

CB1300 北関東四城 上毛三山 軽井沢

 この所残業続きに加え先週は休日出勤。ツーリングに最適なシーズンも梅雨入りが近い。精神的なリフレッシュも兼ねて月曜日に休みをもらい、日月と一泊二日のツーリングに行ってきた。
 行き先を決めかねていたが、前回コロナウィルス流行による自粛で閉館となり、行くことのできなかった北関東の四城を巡る。前橋に安めの宿を予約できたので周辺のツーリングロードを調べたところ、赤城山から榛名山というワインディングを発見。二日目は一日中バイクで走り回る。


 初日はお城巡り、二日目はバイクに乗りっぱなしとメリハリの利いた一泊二日になりそう。
 天気の方は当初雨マークがついていたものの、雨雲が太平洋上へ南下したおかげで晴れ。幸先いいスタートとなりそう。