2011年3月1日火曜日

恋とニュースのつくり方

 予告編で観て面白そうだなと思い、公開を待ち望んでいた作品。朝のワイドショーを題材としたコメディで、とても満足いく出来だった。満点。ここ最近で観た映画の中では個人的に一位です。

 主演のレイチェル・マクアダムスがとてもキュートで愛らしく、苦境に落ちても頑張る様がとても楽しい。
 脇を固めるハリソン・フォード、ダイアン・キートンも役にはまっていて好印象。特にダイアン・キートンの体当たり取材シーンは、本人も乗ってやってるんじゃないかと思わせるくらい楽しげでよかったなぁ。
 全編にわたって面白く、映画館で声を上げて笑い転げてしまうシーン続出。びっくりするシーンがまったく無かったパラノーマル・アクティビティ2とは大違い。

 ヒロインの恋の行方に関してはご都合主義的だけど、これはあえてそうした風。あまり深刻にしてしまうと、もう一人の男性であり本来のストーリーで中軸となるベテランニュースキャスターの存在が軽くなってしまうからだろう。
 エンディングにて、ヒロインとベテランキャスターが「ファミリー」として会話しながら舞台を去っていくシーンとなっている点からもあきらか。
 邦題で「恋と」なんて入れてるけれどロマンスではなく明らかにコメディ映画だし。女性客を引き入れるには「恋」とかつけた方がいいのかも知れないけどね。

 頑張るヒロイン。多いに笑わせ、最後に泣かせ、恋も仕事も最後はハッピーエンド。なんか評論家とか一癖ある向きには噛みつかれそうな作品ですが、いやいやよかったよー!

0 件のコメント:

コメントを投稿