2011年11月21日月曜日

Xbox360 ソフトレビュー

 さて今更新規購入したXbox360だが、ソフトは一体何を買おう・・・?と思いながら、過去にリリースされたXboxソフトのラインナップを見ていくと、いくつか興味をそそられる、もしくはかつて欲しいなと思っていたソフトがいくつか出てきた。

・機動戦士ガンダム オペレーショントロイ
・カルドセプトサーガ
・アウトラン2(旧Xbox版)

 上記ソフトをアマゾンのマケプレやヤフオクを利用して購入。友人とのマルチプレイを考えて、発売されたばかりのバトルフィールド3とL4D2も買った。どれも古いタイトルということもあり、かなり安く手に入ったのはラッキーだった。

・機動戦士ガンダム オペレーショントロイ
 発売時、見えている地雷なんて揶揄されたソフトだが、濃いガンダムファンには好評らしい。実際どの程度のもんなのかなあと興味を持っていたのだが、本体購入までには至らず。今回機会もあったのでプレイしてみた。何しろ300円と馬鹿安だったし。
 シングルプレイは糞もいい所。まるでPS2以前のゲームかと思わせるチープさ。本当にこれがBF3と同じゲーム機で動いているの?と思わせるグラフィックと動作である。期待しているのはマルチだったので、これについてはまあいい。
 んでマルチ・・・いまいち面白くなかった。これだったらPS3のガンダム戦記のがスピード感があっていいかなぁ。ビームライフル強すぎるのはどっちもどっちだし。もっともMSの重厚感ある動きがマニアにはたまらないんだろうけれど。PS3で言うターゲットインサイトと同じ方向性だな。
 よく重厚感あるモビルスーツの動き(要するにもっさり)がリアルと言うが、俺が思うにテレビで見たガンダムはもっときびきび動いてたがなあ。リアル=真実味と言うなら、きびきび動いてる方がリアルだろと思うんだがどうなんでしょう。

・カルドセプトサーガ
 ドリームキャストでカルドセプトセカンドを始めてから、このシリーズは好き。PS2、DS版とも購入し、近々発売される3DS版も待ち遠しい。
 Xboxのこれは発売時バグ騒ぎが起きて、一気にクソゲーという評価になった。その後改善パッチも出たようだが、まったく話題に上がらないのは何故?そんな気持ちもありプレイしてみた。
 カードを集めるためにストーリーモードをプレイしたが、一昔前の人形劇に苦笑。シナリオは時を遡る、「杜子春」のような展開については新鮮だったかな。セカンドの「ゲド戦記」的展開に比べると劣ったけどまずまず。
 マップ上で表現されるクリーチャーが、愛すべきドット絵からポリゴンに変わったのがむしろ残念。おかげでスクロールがカクカクするのは低評価か。
 一部性能の突出したカードがあるものの、全体としてはセカンドの正常進化だった。XboxLiveを使ったマルチプレイも普通に行えたし、悪いソフトじゃないよね。発売してすぐのバグ騒ぎ。あれさえなければなぁと惜しい気がした。AIが馬鹿すぐるのはどうかと思うけれど。

・アウトラン2
 これは旧Xbox用のもの。最初ヤフオクで買った北米版は動作せず。国内版を改めて落札してプレイ。いやぁ面白い!グラフィックも一昔前のハードとは思えないくらい綺麗だしセンスがいい。
 なんと言ってもBGMにつきる。スプラッシュウェイブとマジカルサウンドシャワー。これを聞きながらフェラーリでドライブっていうのは、リアル系にないアウトラン唯一のもの。
 現在オリジナルアウトランのロックを解除するため、糞難しいチャレンジモードをプレイ中。投げ出したくなるほど難しいが、BGMのロックも解除されたり、最悪50時間越えれば自動的にオリジナル版ゲットできるとのことなので、気を長くしてプレイ中。
 ちなみに北米タグをゲットし、アウトランアーケードオンラインをダウンロードしました。スペシャルツアーズのコースに変わっていて、グラフィックは更に向上!BGMが少ないのがちょっと残念だったが、よいゲームだわ。何で日本では・・・。

 今はアウトランとカルドセプトで手一杯なのだが、オトメディウスGと斑鳩を買う予定。この辺のタイトルだけでもXbox360購入した甲斐はあったかな(ガンダム以外)。

XBOX360をいまさら購入

 先日Xbox360を持っている友人が、ギアーズオブウォーモデルのアジア版Xboxを購入。あまった既存のXboxを廉価で買わないか?と言うので、買うことにした。省電力タイプのXbox360S HDD250GBで1万5千円と安くしてくれたからだ。
 とは言え最近発売されるゲームはほとんどのものがPS3とのマルチプラットフォームだし、Xboxオリジナルで有力タイトルとされるHalo、ギアーズには興味がない。興味がないからXboxを買ってこなかったわけだが・・・。

 XboxにあってPS3にないシステムと言えばパーティチャット。結構便利だろうなぁと思っていたが、実際使ってみるとテキストチャットとほとんど変わらず。ボイチャが必要な部分ではPS3でもソフト側にあるボイチャで対応できるわけで。もちろんボイチャ対応していないゲームに関しては便利なのだろうが、そうしたゲームはボイチャを必要としていないゲームなので、あまり利点に感じられず。
 ゲームタイトルに依存せずコミュニケーションできるという部分については、テキストチャットでもほとんど同等のことができることを考えれば、ゲーム中喋りながらということも現状ではあまりないので、他人の庭は青く見えるだったのかな。

 コントローラーの充電システムは良好。特にシステムの電源をオフにしても、充電池が減っていたら充電してくれるというのはいいね。ケーブルも長めなので、いざというときはつないだままプレイすることもできる。PS3の充電用ケーブルは短すぎるよ。もちろん100円均一あたりで売っている、USB延長コードで長くすることもできるが。
 もっともバッテリーユニットが別売りで2000円近くすることを考えれば、同じには語れないね。

 インターフェイスは圧倒的にソニーの勝ちだな。個々の単語がWindowsライクな専門用語が多くて、ちょっと分かりにくい感じがする。また特定機能を呼び出す際に、一見どこから探せばいいのか不明。「マイXbox」と「しいたけボタンで呼び出すメニュー」が二段構えなのがよくないね。
 ソニーのメディアクロスバーは味気ないと思っていたが、むしろシンプルによくまとまってるわ。また文字の入力やパレットの表示などの動作が若干もっさりしてて引っ掛かる。入力後確定、までに一瞬タイムラグが生じるのも遅さを感じる所。

 PS3に慣れた身としては、Xboxのコントローラーはあまり使いやすいと思えず。トリガーが重たい、コントローラー自体も重たい。決定・キャンセルのボタンが逆など。これは慣れもあるのだろうが、十字キーについては褒められたものではないね。たまたまPC用にと購入したXboxコントローラーfor WindowsPCが、十字キー改良型だったので、こちらをメインコントローラーとして認識させることにした。

 アバターはリアル指向のPSと、デフォルメチックなWiiの中間。ただし選べる容姿が外国人ぽいのばかり?なのが残念だった。ダウンロードコンテンツで「ダークソウル」の上級騎士鎧が手に入ったので、さっそくこいつを着せてしまいました。

 Xbox360のインプレッションとしてはこんな所ですね。BDが見れる点を考えても、PS3の方が上かなあと思いました。もっともマルチのゲームなどはXbox製のほうがグラフィックなど優れているらしいので、フレンドとの都合を考えながら、どちらを買うか選べることができるようになったのは良かったかな。

2011年11月8日火曜日

すてきな金縛り

 期待の三谷監督作品だったので、さっそく観に行きました。上映館が多いこともあり、興行成績もなかなか良さそう。妻殺しの容疑者。唯一のアリバイを握っているのが落武者の幽霊っていうのが、どんなストーリーになるんだ?と興味深かった。

 150分という長丁場の映画ながら、全編にわたるコメディタッチが効いており、観ていてダレルことはない。
 主演の深津絵里をはじめ、西田敏行、中井貴一、阿部寛が怪演。芸達者の役者同士が芸を競い合ってるかのような演技で目が離せない。
 普通の映画とは違ってオーバーなリアクションも多く、また言葉遊びなども面白く、これまでの三谷作品にも言える事ながら舞台感覚の乗り。他の観客もよく笑っていた。

 結構ご都合主義的にストーリーは進んでいくが、あくまでコメディなので、テンポの良さを重視したのかな。最後のお涙頂戴風な展開はちょっと・・・とは思ったが、総じて楽しめた。
 ハリウッドの超大作もいいけど、こうした喜劇の佳作もいいよね。