2011年8月1日月曜日

オペレーション・フラッシュポイント:レッド・リバー

 戦場SIM風FPSということで、前作「OFP:ドラゴンライジング」から注目してたゲーム。
 前作も欲しかったのだけど、発売時期が悪かった。CoD、BFBC2、MAGあたりがあったので、手が回らなかった。廉価版を買おうかとも思ったが、オンが過疎ってそうだったので見送り。今回続編が発売されるとのことで購入に至ったわけだ。

 接近して敵と撃ち合うだけというゲームより、味方と連携し合って倒していくシステムが楽しい。学生時代にやっていたサバイバルゲームを思い出させる。とくにオンでチャットを使いながらやると楽しさ倍増である。
 ドラマティックな展開とは無縁だが、シンプルでリアルな雰囲気がむしろ強調されており、こうしたゲームを期待するプレイヤーにとってはよいゲームだ。

 射撃距離100m以上の撃ち合いが多く、倍率スコープを装着しない場合、敵が棒のような状態というのが喧伝されるCoDとの違い。
 しかしこれについては倍率スコープが何種類かあるので、実はそれほど違いはない。偏差射撃の必要があるとはいえ、結構ラフな照準でも当たってしまう。
 むしろマップが広く設定されていて、CoDのように一本道ではない点が大きな相違点。そしてこれが進行の自由度を増していていい。
 お供のAIは馬鹿なんだが、一々指示を出すことが出来るのでこれはこれでよいか。遮蔽物に隠れず棒立ちで射撃に移り、負傷するというのはなんとかして欲しいが。

 また意外によかったのは日本語吹き替え。一部のキャラが棒読みだったりするのはさておき、
最初字幕表示ありでやっていたのだが、内容がうまく読み取れなかった。
 思い切って表示を切ってみたらスラスラと頭の中に入ってくるようになったのは驚き。過去の洋ゲーで字幕に不満を持っていたが、やはり台詞は読むものでなく聞くものだな。となるとコスト的に難しいんだろうが、翻訳版というのは貴重だと考えを改めさせられた。

 残念なのは対戦ができないこと。開かれた戦場で少数名同士の戦闘となると遭遇しずらく、ゲームとして成立しにくいのが原因とは理解出来るのだが。結果AIとの戦いオンリーになるのだが、キャンペーンについては敵の増援パターンや配置、これを記憶されてしまうと難易度が一気に下がってしまう。
 更に言えば配置を覚えてから遊ぶ・・・なんて人もいるようなのでシラケル。「ここで待ち構えていると敵の装甲車が出てきますので・・・うんぬん」展開が決まり切っていてちょっとつまらないですね。

 確実に欠点と言えるのはオンラインの接続まわり。プレイセッションを表示して、そこから選択セッション参加という手順なのだが、表示されているにも関わらず参加できないという状況が多すぎる。
どうやら表示されるセッション情報が古く、実は人数が集まっていたり終了したりしているゲームも出てしまっているらしい。さらにプライベートのセッションも混在しているとのこと。
 フレンドから招待受けて参加するのも失敗しまくるなど、ことセッション作成がうまくいかないのはストレスが溜まる感じ。Coop前提のゲームなのだから、マッチングシステムはきちんと作って欲しかった。

 詳細はオンラインマニュアルに記載され、添付の説明書がペラペラなのは残念。細かい操作についてもこちらのマニュアルには載っているというものも多い。高い商品なのだから、初回限定版でかまわないので印刷した物をつけて欲しいな。

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