2012年6月6日水曜日

WiiU

 各社E3の主要カンファレンス終了。一番期待していたのは、新ハードのWiiU。月曜日のニンテンドーダイレクトで見知った情報によれば、メーカーがTwitterなどをサポートした感じのネットサービスは良さそう。また任天堂はこれまで頑なに知り合いとしか交流しにくかったのに対して、見知らぬプレイヤーとも遊べそう、輪を広げられそうな所は改善点だ。

 小さい子供への配慮も大事だろうが、携帯電話やインターネットがこれだけ普及した世の中では、もはや任天堂だけが後生大事に閉じたネットワークではいられなくなったという証左だと思う。まあドリームキャストの頃のセガBBSみたいにならないことは祈ろう。WiiU起動時にいきなり「Fuck」とか手書きで出てきたら萎えるな。
 WiiUに期待することは、任天堂独自の「面白いゲーム」に限らず、これまでXBOXとPS3にしか展開されなかったタイトルのマルチ展開なのだが、これについてはあまり言及されることが無くいささか残念。新ハード展開時にマルチソフトが発表されても、ということだろうが。
 またグラフィックにおいてはXBOX、PS3とあまり変り映えしないようにも思えた。ここ1,2年はいいかもしれないが、5年後は大丈夫なのだろうか?多くのWiiユーザーなら心配になると思われる。

 昨年のE3ではエレクトロニックアーツを迎え、発売前のバトルフィールド3などを紹介していたが、今回はまったく触れられることもなかった。もしここでWiiU版BF3が紹介され、マルチで64人対戦が出来ますなどとあれば、少なくとも現状の機種よりは性能が上だと具体的に分るのだが。
 そういった点においてはソフトラインナップや説明が十分だったと思えず、大丈夫かな?と思われても仕方ない発表だった。

 またWiiが発売された時の分りやすさが今回のWiiUには不足している。
 テレビ画面とパッド画面で非対称性のゲームが遊べるというのは面白そうだが、同じ部屋で複数人が集まった時以外はあまり価値を見いだせない。ネットゲームであれば、プレイヤー同士が別の画面を見ているのは当然だし。
 これを売りにした「ニンテンドーランド」では、その面白さについて説明を聞くより、是非実際にプレイして下さいとアピールしていたが、この台詞はどっかで聞いたことのある言葉だよね・・・3DSの立体視だな。

 開発映像でもいいから、ニンテンドー64が発売された時のように、マリオカート、ゼルダ、スターフォックスなどなどが、驚愕のHDグラフィックで動いている映像のラッシュ!なんてのがあれば、全然印象が違っただろうにと、いささか不満な内容だったかな。

最後にソフトラインナップ見ての個人的買いリスト。
 ・ピクミン3 まあ、これは鉄板
 ・マリオU これも外すことは出来ないな
 ・エイリアン 日本で出るかね?
 ・ゾンビU これは大々的に発表してるから日本で出るかな

もしかしたら買うのが、
 ・レゴ レゴシリーズ絵は綺麗だし動きもいいんだけど、典型的な洋ゲーなんだよな
 ・フィットU 余裕があればかな

残念賞が、
 ・マスエフェクト3 デッドスペース3だったら買うんだがな
 ・バットマン スパイダーマンなら買うんだけどね
 ・アサクリ 箱庭ゲーム苦手なんだよな