2015年10月31日土曜日

FAZE-S フロントロングスクリーン装着

 フェイズ。購入後これだけは必ず装着しようと思っていたオプションがフロントスクリーン。実際乗車してみて80キロを超すスピードで走ると予想通り風圧がきつい。これは大きなフロントにたいしてショートスクリーンというアンバランスさがもたらすものだろう。100キロを超えると辛さすら感じるのでこのままではダメぽい。
 普段はジェットヘルメットを使用しており、またつばの部分があるヘルメットだけに、余計風当たりが強いのかと思い、フルフェイスでの高速走行を試してみた。結果確かに風圧は弱まって安定するようになったが、身体全体へ当たる風については当然効果はなく、身体を持ってかれそうな感じがした。

 フロントスクリーンはホンダ純正以外の選択肢はなく、値段がとても高い。穴開け加工が必要なため、自分でつけることはできず、近場のバイク屋で取り付けをお願いした。工賃含めて3万2千円とべらぼう・・・。
 しかし装着後のスタイルはかなり格好良い。仮面ライダーあたりに出てきそうな感じ。むしろロングスクリーンが装着状態が完成型じゃないの?という気もする。
 スクリーンを止めるため四本のボルトが無骨に飛び出ている感じはちょっと・・・だが、横から見るとスクリーンの寝込み具合と先端の反り返り具合から整流効果はかなりありそう。スクリーン自体も大きいので身体全体をしっかり守ってくれる。

 さっそく高速を走ってみる。効果をしっかり確認するためジェッペルで試してみた。結果とてもいい。それまでの80キロを超えるといきなり風当たりが強くなる部分はまったくなりを潜め、身体にあたる風はほぼ無し。そのまま加速していって100キロを超えてもまだまだ安定。120キロあたりになってスクーター全体の接地感や安定性がちょっと不安になってくるが、風圧自体はまったく影響なかった。ここまで違うものか。ツアラーに区分されるバイクなどは軒並み大きなスクリーンを備えており、高速走行で楽ちんなどという評判をよく耳にするが、確かにその効果を体感すると手放せないアイテムだ。
 昔乗っていたCB400SFはバイク本体性能だけをみれば150キロ以上出せそうなポテンシャルを秘めていたが、実際は140キロまで出すと風圧がきつすぎてそれ以上のスピードは出せなかった。しかしカウルやスクリーンなどに守られていればそれも可能だっただろう。

 スクリーンの効果を試すために加速しながら、やはりスーフォアのことを思い出してしまった。スーフォアと言えばハイパーVTECが売りの一つ。6500回転あたりから2バルブが4バルブに切り替わり、キュイィィィィン!なんて駆動音も変わりつつ加速が増していくという代物だった。
 このFAZE-SについているS7モードもよく似ている気がする。高回転維持で加速していくので実際に加速度、スピードとも高いのだが、それ以上にエンジン音もキュイィィィィン!なんていい音を奏で始め、まさに「その気」にさせてくれる。
 重たい車体やニーグリップができないことなどから、同排気量のマニュアル車より速いとは思えないが、こうした演出がスポーティさを醸し出しているのだろうな。これぞまさにHONDAならではの技術。
 S7モードによる高回転維持のエンジン音を聞いていると、やっぱりいいマフラーが欲しいななんて気がしてくる。純正の静かなマフラーも実際の使い勝手では秀でているだけに悩むね。

2015年10月27日火曜日

HONDA FAZE typeS 納車

 先日来ずっと何を買うかと悩み続け、そして乗れる日を待ち続けてきたバイク、ホンダのフェイズが昨日納車された。
 購入決定後ずっとネットで情報を追い続け、あそこへ行こうか、どんなカスタムをしてやろうか、なんて考えていたのだが、いざ納車の連絡が来るとイヤッホゥ・・・ストン状態でもある。

 受け取り場所に指定していた2りんかんへ。手続きを終えて俺のものになったフェイズ。1万キロ走った中古バイクにしては予想以上に綺麗で満足。一部キズがあり、使用感もそこそこなのだが、全体的にきれいなので気になるほどではない。
 ノーマルは試乗してみたがタイプSは初見。一目惚れした原因でもある白黒カラーがスポーティさを増してくれて格好良い。全体を見るとスマートでクルーザー的なビックスクーターとは一線を画しているデザインが素晴らしい。いかにも走るぞ!的。

 受け取り後、エンジンが掛からずに少し冷や汗。どうやら左ブレーキレバーをかなり強く握りしめないとセルが回らないようで、コツを掴むまでさっそく不調か?なんて思ってしまった。

 初ドライブはその後予定が入っていたのであまり遠出はできず、元箱根へ上がって箱根新道経由で降りてきて、そのまま西湘バイパスに入るというコースを選択。1時間半程度のプチツーリングではあるが、一般道からワインディング、高速までを網羅しているので、このバイクの特性を味わうのに丁度良かった。

 乗ってみて最初に感じたのは、これまでの原付二種に比べてやはり車重があるなぁということ。しかしトルクが十分あるので出足の鈍さは感じさせない。さすが250ccだなと思わせる力強さ。また車重があることで安定走行にも寄与しているので、これはむしろプラスと言える。
 確かに125スクーターに比べれば降車時の取り回しは大きく、重たいが、これに関しては仕方ないとしか言えないな。

 ドライビングポジションは良好。ハンドルは高すぎず低すぎずで余裕を持って操作できるし、シート高も気にならないレベル。むしろ目線が高くなり、背筋を伸ばした乗車姿勢になるので視野は広くとれる。足下は十分なスペースがあり、デザイン的に足はまっすぐ下に降ろすしかないように見えるが軽く前へ投げ出して乗ることも出来る。
 いわゆる単車のようなドラポジだが、残念ながらタンクはないのでニーグリップができず、コーナーでは若干怖さを感じる所もある。
 シートは十分な大きさがあるけれど、若干固め。ロングツーリングではお尻が痛くなりそうな気がする。足回りも予想以上に固く、路面の荒れた箇所ではかなり突き上げ感を感じた。

 高速に乗ると直立に近い乗車姿勢が仇になり、かなり風圧を感じる。80-90㎞程度ではそれ程でもないが、100㎞を超えるといきなり風圧がきつくなる。ジェットヘルメットを使用しているのだが、下から持ち上げられそうな感じ。ロングスクリーンを早くつけないと。

 前述の通りトルクがかなりあるので、低速からの加速がとてもよい。気づけばあっという間に80㎞くらいでてしまう。さらにAモード、Sモードはキックダウンによる低速ギアの使用が出来るので、一瞬の加速などで重宝できそうだった。
 残念ながら速度を出しすぎると風圧がきつくなるのでそれ程試せなかった。また一般道は日曜日ということもあり混雑しており、スタートダッシュを決めるようなシチュエーションに巡り会えず。
 むしろ通常設定であるDモードがのんびりまったりしていて心地よく、トルクの太さもあって乗りやすく感じた。
 Sモードは低ギアで高回転域を積極的に使おうとするので、大した乗り方をしていなくても攻めている感が出て雰囲気がある。実際に凄い速いかといえばそれほどではないかも。ただしマフラーを替えたくなるような音は出てくるね。

 メットインスペースを使用する際、シート下にある鍵穴にキーを差し込まねばならないのは面倒。何度も使用する部分だけに気になる。鍵も何か差しにくい。シリコンスプレーを塗ったら少し入りやすくはなったが。
 またフロアセンター部は盛り上がっているのだが、シート高とあいまって盛り上がりが高め。乗り降りの際わりと足を高く上げねばならず、これだけは不満。

2015年10月17日土曜日

スプラトゥーン その2

 ついにウデマエSランクに到達した。長かった・・・長い道のりだった・・・。

 2ちゃんねるあたりによれば8月のアップデートで実装されたタッグマッチを利用すれば、Sランクまで上げることは容易らしいし、一度上げてしまえばタッグマッチではランクダウンしないので維持も簡単とのこと。
 しかしこちとらフレンドも少ないのでそんなことも出来ず、ただただ自らの腕っぷし一つでここまで到達せねばならず、また到達できたので達成感と喜びはひとしお。

 一つ目の山はランクBだった。ある程度立ち回りもうまくなったのか、Cランクでは無双できて、明らかに敵が弱いなと思えたのだが、Bランクでは味方もある程度しっかりしていないと自分一人では勝ちきれないことが増えた。
 それでいてBランクはあまり上手と思えないような味方とマッチングすることがしばしば。どんなに頑張ってもこれは勝てない!と思わせるようなゲームが多かった。頑張っても頑張ってもB+に上がれず、ちょっと油断するとC+に落ちたりと苦戦しまくった。

 二つ目の山はランクA。ここも通過するのに一ヶ月かかった。A-は割とすぐに抜けたのだがAは高ランクが敵味方に増えることと、ウデマエポイントの増減が理不尽なことが辛かった。相手側にSやA+がいるのに負けると-12、勝っても+8とかで昇級戦返り討ちが何度あったことか。
 ヤグラマッチは遊ばないことにしたことや、プレイ時間があまり取れなかったことなども相まってなかなか辛かった。

 ここ数日10ポイントだけ上げてやめる作戦開始。A+まで残り18ポイントから昨日ついにA+に到達。さらに今日はエリアがシオサイ油田とBバスパークというよく知ったマップだったこともあり、だめもとで遊んでたらなんと8連勝でA+を素通りのSランク到達となった。まじ嬉しい。
 やはり味方に左右されてる部分多かったんだろうな。A+ともなれば心強い仲間ばかり。あまり活躍できない試合でも勝てたよ。

 勝てるようになった理由としては他にもある。武器を替えてみたこと。
 これまで射程が長く攻撃力も高めのプラムシューターをずっと使ってきたのだが、塗りがカンストしたので武器を持ち替えることにした。
 バランスがとれて大人気のスプラシューターコラボ、サブが使いやすいN-ZAP85(黒、赤とも)、96ガロン(ノーマル)、プライムシューターコラボを候補にした。

・スプラシューターコラボ
 連射、射程、攻撃力とも平均的なので、どんな状況でも対応できる。サブウェポンのキューバンボムは敵を追い払うのに好都合だし、スペシャルウェポンのスーパーショットは遠くの敵を倒すだけでなく、同時キルを狙えて形勢逆転ができる。
 しかし使っている人が多すぎるのでへそ曲がりの自分はどうも使う気になれない。

・N-ZAP85
 スプコラに比べて連射力で勝り攻撃力で劣る。相手を倒すのに3発確定が4発確定になってしまう。連射力が高いのでそれほど違わないだろうという感じだが、実戦となると4発当て続けるというのはかなり勝手が変わってくる。
 とくに使用者の多いスプコラと対峙した時にその攻撃力の低さで撃ち負けることが多くきつい。
 黒のスプラボム、センサー。赤のスプリンクラー、トルネード。ともに使いやすい。塗り重視、戦闘控えめならいけるか。

・96ガロン(ノーマル)
 長射程で2確というのが特徴だが、連射速度は低いのでエイム力が必要だし接近戦は不利。ノーマルは愛好者以外あまり使っている人はいないが、デコはサブシールド、SPダイオウイカと強力で、最近使用する人がかなり増えた。

・プライムシューターコラボ
 カンストしたプライムシューターのカスタム。違いはサブがセンサーになってSPがスーパーショットになったこと。もともとプライムは長射程でもブレが少ないので精密射撃に向いているし、連射力もそこそこな割に3確と敵を倒しやすい。
 しかしスプラボムが使えないのは痛い。また塗り能力が低いのでSPはなかなか貯まらず、味方頼りになってしまう場面もしばしば。

 4種類5つの武器をとっかえひっかえしながら使用してみたが、一番しっくりきたのが96ガロン(ノーマル)だった。スプラトゥーンは塗りが重要なのだが、96ガロンのスプリンクラーは投げておけば勝手にあたりを塗ってくれるのでとても便利。
 Aランクあたりだと敵を倒すのが得意なプレイヤーも増えてくるが、塗りに対する意識が低い人もしばしば。そんな時にスプリンクラーがあると自分以外にもう一人仲間がいるかのような使い方ができて便利なのだ。
 塗りが進んでいない場所を塗る時。乱戦模様で足場を確保し続けたい時。エリア確保、維持する時。SPを貯めたいと思った時。そんなときスプリンクラーを適当な場所に設置しておくと自分は戦闘や他の場所を塗りつつエリアを塗れる。
 またSPのセンサーが強力で、マークがつくとあまり派手な行動は出来なくなるし、敵の位置が把握できることによって不意打ち低下、進行方向の特定がしやすくなる。また味方にもマークが共有できることから、キルのサポートになるのがいい。自身のキルは減っても味方が大活躍して勝利なんてことが往々にしてある。
 前述通り長射程で2確という96ガロン本体も十分な高性能なので、対スプコラ、ローラーというアンチ武器としても使いやすい。

 96ガロンを使い始めてから、塗りがカバーされたこともあるのか、どうしようもない負けというのがかなり減った。これがでかい。やはりプライムは塗りが弱いのでそれをカバーするだけのキルを取らなければブレイクスルー出来なかったということで、自分にはそこまでの実力がなかったということだろう。
 プライムに引き続いて長射程シューターとなった、慣れていないこともあるのだろうが短射程シューターを使うと、キルはとれてもデスも増えてしまうというのが選んだ理由。二人倒して死ぬよりも一人倒して生き残る方が有利なのだ。
 これだけ強い96ガロン(ノーマル)だがデコが人気なこともあり、使用者が少ないのもまた自分好みでいい。

 今月末にアップデートがあり、猛威を振るっていたブラスターやローラーに下方修正が入るので、いずれランクも上がっただろうなとは思うが、いまのシューターに不利なルールでランクSまでこれたことが良かった。

バイク購入 その6 ノーマルかタイプSか

 最終的にホンダフェイズを買うことに決めたが、生産中止モデルなので新車はない。というか予算的に新車はちょっと無理。
 バイク購入に限らず何か買う時にありがちだが、あれがいいこれもいいと選んでいく内に気が大きくなって予定の金額をどんどん超えていってしまうこと。
 確かにあと5万円、10万円つめばよりよいものが手に入るのは分かるが、どこかで制限を掛けないとあとになって後悔するもの。今の時期10万円貯めるのも結構しんどいし。
 というわけで最大でも予算50万円以内という縛りは外さないように心掛ける。

 GooBikeで検索。フェイズに決めたのはスタイルと走りなので、希望にあう白黒、タイプSを探す。しかし家の近くにあるバイク屋では希望のタマがなかった。あったのは白黒のノーマルのみ。というかタイプSはほぼなし。やっぱりフェイズ買うならタイプSが欲しいと思うのだろう。
 タイプSくくりで見ると赤ならあるが車体価格45万円と乗り出しだと50万円をオーバーしそう。また赤は一番欲しくないなと思っている色なので却下だなぁ。

 ドリーム店でタイプSとは明記していないものの、シートがツートンカラーになっているいわゆるタイプS仕様のものがあったので問い合わせしてみる。色は黒。残念ながら写真が間違っている?みたいでタイプSではなくノーマル。しかも値段が高いのでこれも却下。

 ノーマルでも仕方ないのかなと思いつつ見ていると、なんと30万円を切る価格の白黒フェイズがある。家から近いお店だったので問い合わせして現車を見に行く。1800キロくらいしか走っていない程度の良いバイクで、もちろん傷ひとつない。後輪のディスクブレーキに錆があるのが気にはなる。タイヤも8分山以上あっていい感じ。
 聞けばレンタルバイク用に使っていたものらしい。人気がなかったからだろうね。とりあえず見積もりを出してもらった所、ロングスクリーンとETCをつけて40万円くらい。何もつけなければ35万円とかなり安い。
 ノーマルなので疑似7速ATモードはないが、最近発売されたビクスクなどには搭載されていないことも考えれば、例えば150ccのマジェSを買う値段で250ccが買えるということ。重量は増えるけれどやっぱり100ccの差はゆとりになるだろう。とりあえず候補に挙げとく。

 近場には白黒タイプSがないので通販を検討。茨城、千葉、浜松、名古屋あたりで見つかった。茨城のものは走行距離が2万キロのわりに高めの値段設定だったのではずす。
 千葉と名古屋のそれはほぼ同等。走行距離1万キロで車体価格35万くらい。千葉のほうはリアキャリアがついているが、できればキャリアをつけずに乗りたいと思っているのでここはあまり関係ない所。
 どちらも販売店は遠方だが、相模原、横浜とそれぞれ系列店があるので困った時や定期点検をしてもらいたい時は何とかなりそう。

 残るは浜松。程度はこいつが一番いい。2000キロくらいしか乗っていないワンオーナー車。フロントスクリーン、サイドカウル、タンデムバーなどオプション装備充実。しかし車体価格で45万円なので乗り出しは50万円を超えるだろう。色も狙いの白黒ではなく白白。ただしほぼ新車、慣らし運転ありがとう的な走行距離でオプション充実なのはひかれる。ロングスクリーンはつけようと思っているだけに尚更。オプションだけでも7,8万円くらいの価値があるのだ。
 問い合わせしたら、やはり陸送費など合わせると55万円と冒頭で述べた50万円以内という予算をオーバーしてしまう。また支店が神奈川にはなく、さすがに点検の度に浜松までドライブというわけにはいかないだろうなと考えるとこいつも却下となった。

 最終的に支店が家から一番近い名古屋の白黒タイプS乗り出し価格45万円と、購入店自体が家のそばにあるノーマルの乗り出し価格35万円で悩むことに。
 タイプSに10万円の価値があるのか?走行距離が1万キロの違いは?と何度も自問自答したが、最終的に名古屋のタイプS、45万円に決めた。
 やはりフェイズを選んだのはスタイルだけでなく疑似7速ATモードでもあり、これがなければ設計の新しいフォルツァSiや豪華装備のフォルツァZでいいじゃないかと結論ついたからだ。また走行距離についても中古で1万キロは少ない部類。2000キロと比較すれば走っているが、中古バイク全体で考えれば乗りすぎという距離でもない。
 遠いお店で買う不安はあるが、支店が横浜にあるので妥協できるし、そこさえクリアならすべて希望通りなのだから良しとしよう。

バイク購入 その5 ホンダフェイズ

 フォルツァSiとZ。どちらも決めかねる感じで中古バイクショップやカタログとにらめっこしつつ、ふと一台のバイクが目に止まる。

 ・ホンダ フェイズ

 今年生産中止モデルとなってしまった不人気車種。フォルツァZのエンジンなどを利用しながら軽量化したタイプで、廉価版的な位置づけ。キーレス、オーディオなどの豪華装備をなくして軽量化、低価格化というのはSiと似た立ち位置。
 実際写真で見るそのスタイルはフロントがでかくてリアが細いというアンバランスさ。他ビクスクが皆二灯のところ、普通のバイクを思い出させる一灯で一つ目小僧みたい。
 ビックスクーターによくあるソファーに腰掛けて足を投げ出しのんびり着座というアメリカン的なものではなく、背筋を伸ばして足を真下に置くという単車のスタイル。
 まさにビックスクーター界の異端児という感じ。確かにカスタム全盛期のビクスクブームの頃は人気が出なかっただろう。

 しかし今の目線で見ると人気の150ccバイクにそれがなくても売れていることから、豪華装備はまったく必要ないことがわかるし、ビクスク然としていないスタイルも新鮮と言える。
 更にタイプSという走りを重視したモデルがあり、マニュアル操作は出来ないものの、疑似7速制御されたモードを選択できるAT機構を搭載する。しかもネットで調べるとこれがすこぶる速いらしい。馬力向上と軽量化が効いているのだろう。

 軽い車体で取り回しが良い。スクーターなので毎日の通勤に使っても便利。いざとなればモード切替で走りも楽しめて、ドラポジもしっかりしていて乗りやすそうと、調べれば調べるほど自分の好みにあっている感じで、実車をフォルツァと比べてみたいという気持ちになってきた。

 バイク屋に行くとノーマルフェイズがあったので跨ってみる。後ろにふんぞり返る感じじゃない素直なドラポジがすごくしっくりくる。足を真下に降ろさなければいけないと思っていたが、軽く前に出す程度の自由度はあり、むしろ今乗っているトリートと似たような着座姿勢である。
 どうしても平坦に写ってしまう写真と違い、実車のスタイルはスマートで格好良い。フロントの大きさも気にならないどころか、特徴的な一灯ライトと相まって単車風。一つ目小僧格好いい。
 色は白黒モデルが一番スマートな感じ。ちょっと白バイを思わせる風体に、はっきり言って一目惚れしてしまった。

 これまで取り回しの楽な150ccクラスにするか余力のありそうな250ccにするかとか、シンプルなフォルツァSiにするか豪華装備のZにするかなんて悩んでいたが、フェイズを見た瞬間すべてが解決した気がした。
 250ccだけどスマートで取り回しのよさそうな車体。キーレスなどの豪華装備はないが疑似7速ATを搭載して走りもいけてる部分。積載量もビクスクにしては狭いものの、ヘルメット二個を入れるなどせず一人で使う分には十分といえる容量を確保している。着座姿勢も問題ないどころかむしろ単車に近いので走りやすそうだった。

 二台目バイクはホンダフェイズに決めた!

バイク購入 その4 取捨

 候補に挙げたバイクの善し悪しを決めたところで、もう少し絞ろうとなった。カタログやネットの評判だけでなく、実際ショップを回って来ることに。

 最初に入ったお店でマジェスティの新車が53万円と格安。見た目は予想通り猫目でかわいい。美しいカウルも評判通りで高級感がある。
 中古ではフォルツァZの現行型MF10が35万円くらいであり、大きな傷なども見当たらず状態が良かった。新車のSiと比較してどっちがいいのか悩ませる。
 他にPCX、マジェS、バーグマンなどの人気150クラスを見まわる。値段は手頃でいますぐ購入できる感じ。特にマジェSは10月から年末までに購入すると1万円分のヤマハワイズギア用チケットがもらえるようで、さらにお得感はある。
 マイナーチェンジ前のマジェスティもあるが、やはりフロントフェイスが気に入らない。若者チックというかヤンキー調というか。ライトのデザインひとつでここまで違うのかぁという感じ。値段はフォルツァZと同程度。値段と装備を考えればこいつも候補にあがるか?
 他にも候補には入れてなかったマグザム、フュージョンなどがきれいでいいな、と思わせる。長尺すぎることや、フュージョンは設計が古すぎることなどから購入候補とはならなかったが、一度乗ってみたい。

 実車を見て回ると150クラスに比べるて250クラスはやっぱり大きいし重い。小回りはちょっと効きそうもないし鈍重だろうなと感じた。
 しかし中古とは言え程度のいい車種がお手頃な価格で揃っており、これ一台となれば悩ましいが、二台体制であればやっぱり250のがいいかなという気持ちにはなる。

 実車を見た結果、最終的な候補はこんな感じになった。


当選
・フォルツァSi
 値段が安い。新車も購入範囲に入れられる。豪華装備はなくてもいいので、これで十分。発売時期が最近なので、設計も新しいのが良い。どうしても廉価版というイメージがぬぐい去れないのは気になるのと、ゆったりツーリングは出来そうだが走りを楽しめるのか?という不安はある。妥協の結果こいつという選択方法か。

・フォルツァZ
 中古であれば装備と比較したお得感がかなりある。安価な中古でも綺麗な車体が多いのも良い。疑似マニュアルはギアを選択しながら走るというのは単車ぽくって走りを楽しめそう。複雑になった機構のせいで故障しないだろうかという不安はある。大きさはいいとして重さが200kg超えるというのは停車後の取り回しで気になる。

落選
・PCX150
 やはりあのタイヤの細さは気になる。購入動機の一つが高速に乗れることなので、不安感はなくしたい。燃費はそれほど重要視していないし、すっきりスマートなデザインは好感なのだが、これを買うならフォルツァSiの方が満足できそう。

・マジェスティS
 デザインがどうしても気に入らない。フロントフェイスから来る迫力感が、フラットフロアのせいで台無しになってる気がする。フラットフロアは便利だけどやっぱり原付スクーターチックでマッチョなフロントとはアンバランスだ。
 着座位置が高いことと前過ぎることで足下が窮屈なことも、ロングツーリングしたくなるか?という点でイマイチだ。実際乗ってみた感じ加速と制動性能がとても高く、いいバイクだなと思ったが、今回の選択においてはやはり却下か。

・マジェスティ
 現行型じゃないと選ぶ意味がないが、新車購入となると値段的に踏ん切りがつかない。フォルツァより車体の高級感があるのだが、18馬力というのは貧弱すぎないか。車重が軽くなったし、ユーザーレビューでも非力感を指摘する声はあまりないが、不満なところ。

・バーグマン200
 サイズとしては150クラスだが値段的には250クラスであり、中古が出回っていないためお得感がない。寸詰まり感があり、対照的にお尻が大きいので格好悪い。加速はクラス最高峰で走りは良いらしいが、デザインが好きになれない。ここは好みの分かれるところだろうな。


 フォルツァSiはいつも使っているバイク屋で安い中古が出ていた。車体33万とかなり手頃。ぱっと見きれいな車体で、1万キロくらい走っているらしいが新車みたいにきれいだった。
 ほぼ決まりかなと思ったが、どうしても踏ん切りがつかない。それはフォルツァZも同じくらいの値段できれいな車体があったからだ。
 キーレスエントリーはいらないのだが、疑似マニュアルATがなんか気になる。車重と馬力の関係で実際の速度はあまり変わらないだろうけど、ツーリングでは楽しそうな機構だ。

 車体サイズ、スタイルはほとんど同じなので余計悩む所。新車で選択するとなれば15万円高いZは候補にも挙がらないが、中古を考えると同程度の値段なのはお得だし。車重による取り回しの楽さや設計の新しさを考えればSi、乗ってて楽しそうな機構のあるZ。仕事用重視ならSi、プライベート用重視ならZかぁ・・・。

バイク購入 その3 具体的に

 そんなことを考えつつ、スタイルや好みなどから以下のバイクが候補となった。

 ・ホンダ PCX150
 ・ホンダ フォルツァSi
 ・ホンダ フォルツァZ
 ・ヤマハ マジェスティS
 ・ヤマハ マジェスティ(現行型)
 ・スズキ バーグマン150

 予算は30万から50万くらい。

 ・ホンダ PCX150
 デザインは一番好き。ビックスクーターをそのまま小さくした姿がスマートで格好いい。街中でもよく見掛ける大人気車種。トリートを買う前にこれを検討していたこともある・・・こいつ買ってたら買い増しなんて考えてなかったかも。
 アイドリングストップ機構を備え、燃費はダントツ。しかしバイクで燃費なんてあまり気にしていないので、これはあまり来るものがない。
 タイヤは14インチの90/90。細い!実車を見るとカブ?なんて思うくらい細い。直進安定性や燃費向上には役に立っているのだろうが、この細タイヤで高速乗るのは怖い。雨の日もスリップしそうだよなぁ。

 ・ホンダ フォルツァSi
 フォルツァの豪華装備を全部とっぱらって、軽く安くした車種。特徴という特徴はない感じ。しかし50万用意すれば新車を買えちゃうというのはいいね。スタイリングもこれまでのフォルツァを踏襲しており、PCXともよく似ている。

 ・ホンダ フォルツァZ
 新車だと70万くらいするのでまったく検討外なのだが、中古なら30万くらいからある。ビクスクブームの末期に登場したこともあり、装備はとても豪華。疑似マニュアル制御AT、キーレスエントリー、オーディオパッケージなどハイテクの固まり。

 ・ヤマハ マジェスティS
 トリートとは排気量が30ccしか違わず、大きさもほとんど変わらないが、実際に乗ってみたら加速、最高速、ブレーキとすべてが3ランクくらい上だった。150ccクラスで高速は厳しいんじゃないかなと思ったが、これならいけそうな気がした。
 PCXと違ってタイヤも前後13インチで、それぞれ120/70、130/70という太いものでグリップ不足を感じさせないし、信頼感がある。
 欠点はスタイリング。あまり好みではない。マジェスティ125みたいな感じだったらほぼ決まりなのだが。まずフロントの面が気に入らない。ライト周りがでかすぎる。便利なのだろうがフラットフロアも高級感を削ぐ感じ。
 また着座位置が高く、前過ぎることから足を置く位置がちょっと窮屈。前輪に荷重をかけようというデザインなのだろうが、サイズを小さくしたことも影響しているのではないか。タンデムを考慮しなければもう少し着座位置を下げられるだろうに。

 ・ヤマハ マジェスティ
 スタイルは一番好み。YZF-R1をイメージしたと言われる二灯ライトが猫みたいでかわいい。
 これもフォルツァZと同じくビクスクブーム末期に登場したこともあって装備は充実。キーレス、疑似マニュアルAT(ホンダほどじゃないけど)など。
 調べてみた所、この疑似マニュアルATというのは2007年に施行された騒音規制によって、加速を上げにくくなったことから、仕方なくつけたものらしい。なので最近のバイクには搭載されてないようだ。
 同様に排気ガス規制でキャブレーターからインジェクションへと仕様変更され、馬力は5馬力もダウンしているのが気になる。
 マイナーチェンジ前であればフォルツァZ同様30万くらいから。新車は予算オーバーの70万。

 ・スズキ バーグマン200
 150クラスでは加速が一番とのこと。値段は高めで250ccスクータークラス。積載量を稼ぐためお尻がでっかく、サイズを小さくするためか寸詰まり感がある。良くも悪くもスズキのバイクかぁと思わせる部分多し。

バイク購入 その2 選択

 過去125cc以上のバイクを購入する際、ビックスクーターというのはまったく候補に挙げたことがなかった。それはマニュアルの方が運転していて楽しいからだ。また若者を中心としてカスタム需要などがあり、値段が高騰していたということもある。
 バイク雑誌やカタログなどを漁っていろいろ見比べ、排気量ごとに検討してみた。

 ・150ccクラス
 ・250ccクラス
 ・400ccクラス

 まず150ccクラス。いま人気のクラスで、ホンダのPCX150、ヤマハのマジェスティS、スズキのバーグマン200がこれにあたる。
 特徴としては125ccクラスとあまりかわらない大きさだが、法規上高速道路にも乗れるというもの。車重が軽いこともあり意外と加速はいい。ただし小さいが故の車軸の短さはどうにも直進安定性が気になる。
 価格が安く、新車で購入しても30万くらいで手に入るのは魅力。

 250ccクラス。ビックスクーターといえばやはりこの排気量が主流。ホンダフォルツァ、ヤマハマジェスティ、スズキスカイウェイブと人気車種が並ぶ。
 正直まったく検討していなかったのだが、中古を視野に入れると予算内に収まる。これはビクスクブームが去ったことでタマが多く、かつ今は150クラスが人気なこともあり、だぶついているからだろう。
 キーレスエントリー、大きな積載量、パワーもあるなど利点もあるが、2mくらいある大きさや200kg近い重さが大きなネックになる。

 400cc。ネットでみると250ビクスクは高速道路でパワー不足だが、400は余力があるのでオススメという情報が出ていた。
 しかし車検があることや、さらに大きく重くなることなどを考えると、仕事用に毎日使うことはためらわれる。400は除外かな。

 毎日の通勤専用となれば取り回しのしやすい150ccなのだが、やはり中途半端感は否めない。二台目なのだから、どうせなら250ccのがいいかなという気がしてきた。

バイク購入 その1 きっかけ

 バイクを買い増しすることにした。
 今乗っているのはヤマハのアクシストリート。125ccで30kmしばりはないし、ジョグを一回り大きくした程度のサイズも手頃。サイドスタンドやフロントスクリーン、ウェイトローラーの交換もして使いやすい。
 しかし唯一の欠点は高速や自動車専用道路などに乗れないこと。法律で決まっているだけにこればかりは仕方ない。
 もともとトリートを買う際に250か400ccのバイクをもう一台買って、仕事用とレジャー用の二台体制にしようと思っていたわけで、お金もそこそこ貯まったし、買い増しをすることに決めた。

 レジャー用となればやはりマニュアルのバイクがいいのだが、いろいろ考えるとこの二台が候補となった。

 ・CB400SF
 ・エストレア

 どちらも昔乗っていたことのあるバイクなのだが、逆に乗っていたことがあるだけに自分の趣味によくあう。ただしCBは値段が高く、エストレアは250のエンジンが若干貧弱でいまいち。最近流行のフルカウルレーサーレプリカは正直興味がないし。

 悩みの種は他にもあって、過去にもバイクを二台所持していた時があるが、結局どちらか一台にしか乗らなかった。バイク熱もしばらくすると冷めてくるわけで、あそこに行こう、ここをカスタムしようなんて気持ちもだんだん減っていくもの。
 そう考えるといまいち購入に踏み切れない。

 なんて考えていたのだが、最近仕事で自動車専用道を使えば少し早く到着できる現場に行くことが増えた。それまでは気にもしていなかったが毎日下道を通っていると、信号の多さや流れの遅さが気になってくる。
 一緒に働いている仲間は車やマジェスティSのため、バイパスを通ってスイスイ帰って行くのを見ると余計に専用道を乗れないのが悔しい。

 だったら仕事にもプライベートにも使えるバイク買えばいいじゃん、という解決策に至った。

2015年10月6日火曜日

ダークソウル2 ハイスペック版

 久しぶりにスチームを起動。ちょうどセールをやっていたらしく、ダークソウル2にダウンロードコンテンツを追加。グラフィックをPS4やXBOXOneなどに適応したハイスペック版が安く売られていたので購入した。

 ダークソウル2は難易度調整が理不尽で、またシナリオもせっかくの続編な割には消化不足なこともあり、デモンズソウルや前作に比べるとあまりやり込んでいなかった。ダウンロードシナリオが発表された後もまったく興味を覚えなかったのだが、DX11対応という新環境でどう変わるかという点が再プレイの動機となった。

 PS3版を遊んだのもだいぶ昔になるので、グラフィックの向上やロード時間の短縮などはこんなもんでしょ、程度にしか思えず。昔の記憶というのは美化されるものなのだなぁ。60フレームでヌルヌル動き、フルHDの高精細クッキリ画質なのは比べて遊べばかなり違うはず。
 また敵の配置にも手を加えられているようで、こんな所にこんな敵がいたっけ?などと思う場面もしばしば。これは既存プレイヤーに対する配慮でもあろうし、モチベーションもあがるので良いのではないか。
 一部では敵配置がぬるくなっており、ダクソ2の理不尽さが軽減されているのは良い調整と思われる。もっともきつくなっている所もあるようだが(大灯台のハイデ騎士とか)。

 現在4つの大きなソウルを取り戻し、ヴァンクラッド王を目指しているあたりなので新コンテンツはまだ未プレイ。評判もなかなか良いようなので今後の展開が楽しみではある。

 現状PS4を買うつもりがない中、ゲーム機としてパソコンがどの程度の使い勝手かを試すのに丁度良かった。フレンドなどのコミュニティ管理、トロフィー機能などはスチームがあるので全く問題なし。
 ただオンラインゲーム人口がかなり少ない。ここまで白サインは二度しか見ておらず、その内一つはサイン出したまま放置されていた。赤侵入は三度。助けてくれる白がいないので侵入が多いのはきつい。それでもたったの三度しか入られてないけれど。
 PS3版では侵入がきつくてオフラインプレイすることになった月の鐘楼ですら侵入がなかったのは驚いた。

ドンキーコング トロピカルフリーズ

 購入後すぐに前作にあたるWii版の「ドンキーコングリターンズ」がダウンロード販売されたため、そちらを先にプレイ。そのためしばらく放置していた続編「トロピカルフリーズ」を再開、クリアした。前作同様、初見殺し満載なステージやギミック満載で、難易度の高いアクションゲームだった。

 グラフィックが向上し、確か発売直後のニンテンドーダイレクトではコングの毛並みがフサフサになった、なんて宣伝していた。実際フサフサなのだが、これってXBOXあたりが登場したころからのフレーズだと思う。
 今作の特徴としては仲間としてお馴染みディディーコングにくわえて、ディクシー、クランキーが増えたこと。それぞれに特徴があるのだが、結局ディディーが一番使いやすいように感じた。
 さらに3D視点、カメラの回り込みなどを多用したステージ構成や演出が派手になり、後方視点や斜め視点でのステージ進行は新鮮。樽大砲によってステージを俯瞰しながら飛んでいく場面などでは広い舞台が見えたりもして、なかなかよい演出だと思った。
 一方で斜め視点での樽ジェットやトロッコなどは操作が若干やりにくくもあり、それでいてシビアな当たり判定は健在だったりもあり、派手な演出=楽しいとはなり得ていないのは残念。

 なにしろ難易度は高め。アイテムによる救済はあれどライフも少なく、また頼りの仲間バレルはステージ中盤以降出てこないことが多く、ミスを繰り返す場面多数。樽ジェットやトロッコなどはライフを増やしても関係ないし、落下死もよくあるので尚更痛感する場面多し。
 プレイ開始時は気楽に遊ぼうなんて気分にはなれず、苦行に堪え忍んで辛い部分をクリアしたことによるカタルシスだけを追い求めるといったストイックな作品である。

 以前あそんだUBIソフトの「レイマンレジェンド」もなかなかの難易度だったが、これはミスしたあとすぐそばで復帰できたり、残機の設定がなかったりと、修羅場のクリアを楽にしている。一方のドンキーはチェックポイント制なのでよく死ぬ場面を迎える前にもいくつかの難関があったりするため、ストレス感は更に募ってしまう。
 昔ながらの作りだと言えばその通りで、これがゲームだよと言わんばかりの作風は、ドンキーコングで遊ぶことを決めたユーザーに責任があるのだろう。また根っからのドンキーファン、アクションゲームマニアにとっては難しさが楽しさ、やり甲斐に直結するのだし。
 ただし新ドンキーコング二作をプレイした感想としては、自分程度のライト寄りゲーマーには敷居が高いなというものだった。