2018年3月18日日曜日

マインクラフト

 ずっと敬遠してきたマインクラフトに手を出す。

 実はかなり前、今ほど人気が出る前にPC版を購入していた。マイクロソフトが買収する前だったので購入は怪しげなオリジナルのサイトからだった。
 しかし遊び方がわからないので楽しみもわからず、どうやらMMORPGのクラフト関連に注目した作品なのかなという感想だった。「どうぶつの森」しかり、この手のゲームはソロで遊んでも楽しくないだろうというのが個人的な結論なので、当時はそれ以上遊ぶことがなかった。
 昨年NintendoSwitch版発売に併せ、よゐこの二人が遊ぶ動画が任天堂から配信され、これがなかなか楽しく、また序盤から中終盤にかけてこんな感じで遊ぶんですよという良い参考動画でもあったので、久しぶりに興味を抱いた。
 Switch版を買い直そうかと思ったが、もったいないので古いアカウントを引っ張り出してPC版を試す。しかしコントローラーに対応しておらず、JoyToKeyで設定してもアナログスティックの感度問題で上手くいかずと再度あきらめた。
 今回、PC版にはこれまで遊んだいたJAVA版のほかに、スマホやCS機とクロスプレイが楽しめるWindows版があると知りダウンロード。マイクロソフトによる配信なので当然のようにX-Inputに対応しておりコントローラーで遊ぶことができた。情報サイトを見る限りMODの豊富なJAVA版をすすめる声が多かったが、そこまでのめり込むことはないだろうと操作の快適なWindows版にて遊ぶことにした。

 のち一週間ほどずっとマインクラフトにはまってしまった。
 やれることが少しずつ増えていくあたりがスルメゲーなのだろう。穴を掘ってベッドと簡単な作業場を置いただけだった住まいを徐々に拡張、いまでは畑や牧場完備の巨大城塞となっているし、すぐそばには炭鉱、冒険用の洞窟などもある。世界は広大で神殿や村などがあるらしいがいまで巡り合えないと探索要素もある。終わりの見えない世界。

ニーア:オートマタ、ライズオブトーゥムレイダー

 先日Steamのセールで購入。

 ニーア:オートマタ。いろいろ話題を集めていたし、評判も良さそうなので遊んでみたかったソフト。しかし予面白さが理解できなかった。まだゲームも序盤しか進めていないのでこれから面白くなるのかもしれないが、進めていく気が起きない。
 勝手に無双系ないしデビルメイクライのようなスタイリッシュアクションゲームだと思っていた。プラチナゲームスによる製作なのでなおさら。実際はチマチマっとしたシューティングだったり探索アクションが挟まったり。キャラクターが小さくて迫力に欠ける。
 普通のアクションシーンも当然あるのだが、オプションで銃撃しながら剣戟を挟んでいくのがイマイチ楽しくない感じ。現状エネミーも見た目のバリエーションが少なくて戦っていて楽しいと思えず。
 ストーリーは典型的な雰囲気ゲーム。アニメ好きな輩には人気の出そうなキャラクター描写と性格。先を知りたくなるような感じがしてこない。
 あれだけ話題に上がったゲームなので、これから徐々に面白くなっていくだろうことは想像できるのだが、一回置いとくことにした。


 ライズオブトゥームレイダー。新装トゥームレイダーシリーズの第二弾。ずっと遊びたかったがハードの要求性能が高そうだったので見送ってきた。
 トゥームレイダーはバイオハザードと同時期のポリゴンゲーム創成期に発売され現在まで続くシリーズ。しかしながら過去一度も遊んだことがなかった。ララ・クロフトのバタ臭い容姿とプレイステーション中心の展開だったので、興味はあれど手に取るまでには至らずという感じ。なのでシステムを一新した一本目「トゥームレイダー」を買おうかと思ったのだが、グラボも新調したことだし新しい方を選んでみた。
 最先端のグラフィックはとても綺麗。この絵が不通に動くのかと感動するレベル。これは任天堂のゲームにない所だ。しかし肝心のゲームシステムについては「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」を遊んでしまうと厳しい。壁に張り付くのも決まった場所でしか行えず自由度が低い。結果謎解きは決められた手法を取らねばならないので思考する楽しみが減じてしまう。
 サバイバル、探索、戦闘がストーリーの中で違和感なくミックスされているのは見事なので、このシステムに「ゼルダ」の自由度が加われば凄いことになりそうではある。

2018年3月11日日曜日

ダークソウル3+DLC

 発売時クリア後、攻略情報を解禁しての二回目プレイをするつもりでいながら、結局手つかずだったダークソウル3。あまりの難易度に心をかなり折られてしまったのが原因。その後発売されたDLCは律義に購入してきたものの、いまいち遊ぶ気になれず。建前はグラボをもっといいものにしてからやり直そうと。
 今回の時間も取れたし、グラボも買い替えたし、もう言い訳はできない。またレビューサイトを巡れば、ダークソウル3はシリーズでも一番簡単とか、ソウルシリーズすべての中で一番バランスが良く遊びやすい、なんていう意見が散見され、自分のプレイ感とは甚だ異なっていたことの確認を含めての再挑戦となった。

 初見プレイと異なり攻略情報を見てもよいとして進め、特に前回プレイではまったくわからなかったストーリー展開重視。特にNPCたちのストーリーをきちんと追うため慎重なプレイを心掛けた。攻略サイトを見るに及び、NPCのストーリーはかなり複雑に絡み合い、また進行には条件が幾つも付加されているからだ。こりゃ知らないで遊んでいたらNPCとは出会わなくなるわけだな。
 「火継ぎ」がメインストーリーのダークソウルだが、今作は「火を継ぐ」ことが必ずしも正しいのか?と言う展開多し。物語に密接に関わってくるロンドール関連が「火を簒奪」することが目的だし、図らずも初回プレイで選んだ「火継ぎを終わらせる」というのも正しいエンディングに思えるからだ。
 せっかくだから最終的に全部のエンディングを見ようと考え、今回はロンドール関連を捨てて「火継ぎを続ける」というシリーズ伝統のエンディングを目指した。

 攻略サイトを見ることで隠されたアイテムを発見出来ていることや、過去のプレイの記憶などがあり、思っていた以上に攻略はスムーズに進んだ。何度も心を折られたシチュエーションも解答やゴールが分かっているので心に余裕が出来ているからか。ファランの不死隊を始め、法王やロンドール王子などソロじゃ勝てないかもと思っていたボスが割と簡単に撃破できた。
 NPC関連の物語も進められたのでストーリーも少しは理解できた。ただし各地にいるボスのソウルを集めて火を継ぐ前二作に比べて、同じことをしているはずなのに分かりにくく感じるのは何故だろうか。
 一つはマップ構成にあるだろう。拠点を中心に各ボスをゴールとして放射線状に伸びていく前二作のマップに対し、ボスがゴールになっておらずさらに道が続いていく。ファラン要塞がそうだが達成感が減じている気がする。せっかく障壁を崩したのに道がさらに延々と続いていくという感じ。
 二つ目が屋内マップの多さ。ロスリック城、深みの聖堂、アノールロンドと似たようなロケーションが多く感じる。デモンズソウルのころと比べてボリュームが増えているので似たようなロケーションが増えるのもやむなしか。
 DLCは購入後手つかずだったので初見は当たり前だが、デーモン遺跡や竜の道といった元々備わっていたにも関わらず、攻略していないエリアがあったことに驚く。奥が深すぎるぞ、ダークソウル3。

 DLCエリアに関しては予想以上に難易度が高かった。しかしこれも一度クリアしてしまうと案外慣れてしまう。結局ダークソウルは敵の配置が固定なので、次の篝火に辿り着くことができれば、ペース配分や戦略を整えることができるので簡単になる。そこが楽しいゲームなのだな。
 ただしDLCのストーリーはほとんど理解できず。「1」で出てきた「エレーミアス絵画世界」の前日譚(あるいはループ)。NPC「パッチ」の秘密。などファンサービスはわかったが、全体を通して訴えるものは理解できず。「闇」が鍵を握っていそうなのだが、「1」のアルトリウスやマヌスのような分かりやすさがないし、「2」のように本編にかかわるような影響もない。少し残念。

 最後は王たちの化身に何度も倒されたもののクリア。予定通り「火継ぎ」エンドを選択。予想以上にあっさりと終わるあたり、やはり今作の正しいエンディングは「火を継がないこと」なんだろうなと思った。次は「火の簒奪」エンドを目指してみたい。

2018年3月1日木曜日

ポゼッション

 製作サム・ライミというのにひかれて鑑賞した。よくある実話を基にしたホラー作品というやつ。題名から悪魔憑き、いわゆる「エクソシスト」ものだとはわかってはいたが、オリジナリティもあまり感じられず、淡々と話は進んでいき終わった。
 話が半分くらい進んだあたりで、あまりの盛り上がらなさと既視感ありありな展開に観るのやめようかと思った。まあここまで観たのだから最後までつき合うかという感じ。ラストの神父が事故るバッドエンドすら予定調和的でイマイチ度が半端ない。
 悪魔憑きという同系統である「エミリーローズ」「ザ・ライト」などもそうだが、結局ストーリーや画面展開、進行含めて「エクソシスト」を超えるものは存在しないという事実。

FAZE 修理

 足の具合も徐々に良くなってきている。仕事復帰への環境を作るため、FAZEの修理をすることにした。
 実はバイクを乗り換えるという選択肢もあった。

マジェスティS
 フロント周りのデザインが一新され、今風になった。以前のモデルはオラつき度が高いように感じられ、趣味に合わなかった。今回デザインが好みになったことで、走行性能は試し乗りした感じ加速がとても良くて気に入っていたこともあり、買い替え候補ナンバーワン。フラットフロアというのも結果便利。

N-MAX
 MAXシリーズ末弟風の見た目はあまり好きではないが、PCXよりは出回っている台数が少ないのは好印象。ABSや燃費重視のブルーコアエンジンなどを売りにしているが、個人的にはビビッとは来ない。積載性も余り良くなさそうなのがマイナス。

PCX
 新型がまもなく発売。キープコンセプトながら、旧型の不満点であるタイヤ幅の狭さが前輪100、後輪120とこのサイズでは一般的なスクーターと同程度になったのが良い。残念ながら150cc版の発売はもう少し先になりそうで、仕事復帰には間に合わない。販売が間に合ったならマジェSを抜いてこいつが最有力候補だった。

と、150ccクラスのスクーターを狙っていた。今回の事故で思ったのがFAZEの足回りのアンバランスさ。あのサイズとシート高からくる重心の高さで、タイヤサイズが13インチというのは弱い。フォルツァと同じフレームを利用したことと、積載性を考慮した結果の妥協点なのだろうが、攻めるスタイルをしているだけにネックに感じる。
 その点150ccクラスであればコンパクトな車体と、自動車専用道を走ることができるという利便性がバランス良く、新車で購入しても値段が40万円以下というのは魅力だ。

 各バイクの情報を見ながら悩んだのだが、結局FAZEを修理することにした。CBR400Rの車検が来月あるので、そこでも大きな出費になるのが一番の理由。またFAZEも事故する直前にカスタムパーツつけたりしたばかりだし、乗ってみれば Sマチックの快適性や大きさからくる余裕も感じられ、まあこいつを乗りつぶすつもりで乗って、150ccスクーターはもっと爺になってからでもいいかという結論に。

 事故後放置していたFAZEを検分。お店に修理依頼して10万円くらいかなあと思っていたが、意外と壊れている部分は少なく、左側のカウル関連を交換すればいいだけっぽい。これならお店に出さなくても自分で交換できそう。であれば部品代だけで済むので出費はかなり減る。
 結果交換したのは左側のフロントカウル、アンダーカウル、サイドステップ、ミラー、ウインカー。すべて純正部品を取り寄せて、大体4万円ちょっと。高いといえば高いが、当初の想定に比べればべらぼうに安上がりとなった。新車に買い替えていたら下取りあったとしても35万円以上だったから。
 それにしても「2りんかん」の部品注文は届くのがとても早くて驚く。前日15時ころ注文したのに、翌日のお昼には到着連絡。ホンダもどんな部品管理と発送体制をしているのか驚愕。販売終了モデルでかつ前期型の車体部品(後期型とは色が違う)なのに。
 カウルの取り付けにはサービスマニュアルが大活躍してくれた。ネジやボルトの留め箇所に加え、外し方手順なども詳しく記載されていたので、結局大きなプラモデル作る感覚で出来た。ただし作業時間は二日がかりで6時間くらいかかり、とても疲れた。

 とりあえずバイクは完全に直った。あとは足首が完治するだけだ。