2011年5月24日火曜日

ブラックスワン

 ナタリー・ポートマン、アカデミー主演女優賞受賞作見てきました。予告編観た限り、二重人格ぽい主人公の話みたいで期待してたんだよね。
 見終わった感想としては、最後感動してしばらく席立てなかったね。主人公の悲劇に対して。

 ボディ・ダブル論争巻き起こっているが、オスカー獲るためにほとんど自分で演じたなんて、言ってしまったのが原因だよな。バレエを見せる映画じゃないから、別に代役で構わないし。
 しかしあからさまに代役ってしちゃうと、例えばオードリー・ヘップバーンがマイフェアレディで賞を取り損ねた時みたいになることを危惧したんだろうな。
 実際ナタリー・ポートマンの体当たり演技や役作りのための努力は賞賛に値する。

 母親の過干渉、過保護や、自らのこれまでの人生が彼女を狂わせ、ダンサーとしては頂点に登り詰めるものの、その絶頂で人生のピリオドを迎える。悲しい話しだ。
 場面を盛り上げるチャイコフスキーの「白鳥の湖」も情緒的で、ちょっと泣けてしまった。映画を通して一つの人生を垣間見たようで、久しぶりに感動しました。

2011年5月20日金曜日

ついに完成ホームシアターシステム

 いろいろ考えた挙げ句、ホームシアターシステムが完成したよ。結局フロントサラウンドはやめて、AVアンプを購入しました。

1.フロントサラウンドで悩む
 すべてのきっかけはソニーがPS3用として廉価販売を行った、フロントサラウンドシステムが原因。

2.手持ちで試す
 昔購入したクリエイティブの5.1chデコーダーシステムを接続。爆音で家が揺れる!こりゃ使えん。
 結局安い価格の5.1システムは、迫力を出すためにウーファーの音がでかい。逆に安く済ませるためにメインのスピーカーの性能が低いもんだからなおさら。

3.再びフロントサラウンドで悩む
 最近2.1ないし3.1chのシステムが多いんだよね。配線の取り回しいらないし楽だし。もしや技術力が上がって、全面スピーカーだけでサラウンドが体感できるとか?

4.手持ちで試す パート2
 大昔に買ったケンウッドのハイコンポ「K’s」をつないでみる。サラウンド対応してないピュアコンポだが、果たしてどんなもんか。
 結果音の広がりは出るし、テレビのスピーカーとは断然違う。しかし!所詮はフロントスピーカー。サラウンド効果は期待以下。

5.やっぱり5.1ch
 で、悩んでいたんだな。最近

 流行のHDMI対応5.1chシステム&廉価版がだいたい3万円。ハードオフをのぞくと、光接続であれば1~2万円。これでいいじゃんと思ったが、せっかくつないだ「K’s」のスピーカーがうらめしそう。
 そうなんだよ、どう考えてもこのスピーカーの方が性能いいんだよね。となるとAVアンプか?HDMI対応でもヤマハの廉価版だと・・・なんと3万円!スピーカー全部ありもので済ませば値段変わらんじゃん。

 しかし貧乏神はいいました。「光接続でいいならもっと安いでゲソ」

 こうして手に入れたのは、ヤマハのAVアンプ。ヤフオクで8千円!!すばらしく安い。発売当初はミドルクラスの入門機か廉価版の最上級くらいなので、性能に関しては全く問題ありませんでした。
 これでいまあるスピーカーつなげば終了じゃん・・・しかし、そうは問屋が卸さない。ウーファーがアンプ内蔵ではなかったため、音が出ないんですねぇ。こうなったらウーファー買うしか!もちろん安くヤフオクだな!!

 物欲魂は尽きること知らず。ウーファー探しながら、一緒にセンタースピーカーまで探していたYO!!!
 こうして手に入れたセンター2千6百円。ウーファー5千8百円。それぞれ新品なら2~5倍くらいの品だが、本当ヤフオクってのは神だな。ハードオフで売ってる同等の品と比べても半額くらいだわ。

 ついにホームシアターシステム完成しました。利き心地。何度も聞いてみましたが、スピーカーが良くなるにつれていままで聞こえなかった音が聞こえるようになるね。本当素人でもわかるくらいに。
 サラウンド効果は5.1chだから当たり前。音の定位も素晴らしい。後ろからやってきたモノが、前へと飛んでいくシーンなどでよく感じられる。
 これを機に、スピーカーの位置もいろいろ変えてしまいました。今までは床に直置きだったんだけど、メインスピーカーはスピーカースタンド購入。後方のサラウンドスピーカーは座る位置の左右後方に壁掛け。音による包まれ感が半端ないな。こうまで違うとは。

 以上、含めて。

AVアンプ   8,000
センターSP 2,600
ウーファー  5,800
SPケーブル 2,000
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合計     18,400円也

 安くついた。
 なんだかんだ言っても、フロントサラウンドよりは5.1chシステム一押し。セットもの買うなら安い単品AVアンプと安いスピーカーを予算に合わせてステップアップ。これが一番いいですね。

2011年5月14日土曜日

メトロイドプライム

 終わらねぇぇぇっ!

 FPS風探索アドベンチャー。2Dメトロイドをそのまんま3Dにした感じ。プレイ感としては3D版ゼルダの伝説とよく似ている。少しづつアイテムを揃えて、ボスを倒してまた進んでいく。アイテムが増えると進める場所が増えていく所がやりがいを感じさせる。

 しかし難しい。なかなか分りにくい謎解きに加え、セーブポイントが決められているので、適当な所で中断というのができない。
 さらにマップは広大で、行ったり来たりするだけで時間が掛かる。この辺は昔あった風のゲームシステムだな。
 GC版も持っていたのだが、難しすぎて放置していた。ソフマップで安かったので、Wii版プライム三部作をいっぺんに購入してしまった。
 敵の耐久力が落ちていたり、エイムしやすくなっていたりと遊びやすいが、どこでもセーブを追加してくれれば・・・なんて感じるのはヌルゲーマーになった証拠か。
 三作まとめて購入したので、今度こそはクリアしなければという使命感。しかし長いなー、終わらないなー。

2011年5月5日木曜日

ラストストーリー

 だめだね。つまらないゲームでした。
 売れない理由がよく分りました。つまらないから売れない。ただそれだけ。「PS3で発売すれば」なんて声を聞きますが、いやだめでしょう。

 基本システムはFF13とよく似ている。ストーリーはムービーでつむいでいき、その合間にダンジョン+戦闘があるというもの。よく知らないけれどJRPGってのはこういうの?
 ストーリーは陳腐でくだらなく、主人公がステロすぎて感情移入できないし、お姫様もありがちすぎて媚び媚びなので全く愛せず。
 よっぽどニヒルなジャッカルや、豪快姉ちゃんセイレンの方が感情移入できる。というか、仲間達の掛け合いくらいしか楽しめる部分はない。

 戦闘シーンについても企画倒れ。カバーアクションを駆使した新しいアクションRPGを目指したのだろうが、カバーしなくてもいい所でカバーしたり、必要な所でダイブしたり。
 TPSであれば一つボタンで出来る操作も、接近戦が主体となるRPGでは誤操作の嵐。トラップ発動も毎回できるわけではなく、設定されてなければ仕掛けることは出来ない。
 ボスクラスは弱点を攻めないと倒しにくいのだが、誤操作が多すぎて爽快感なし。自在に操っている感がないのだ。
 マニュアル操作に切り替えられるらしいが、デフォルトのレバー倒すだけで斬りつけるのも、思い通りに動けないことに拍車を掛けるだけに過ぎず、本当にテストしたの??
 多分テストしたと思うが、上記の部分をクリアすることができず、かといって外してしまえば、それはありきたりなアクションRPGになってしまうから、不評を承知で搭載したように感じた。制作者側の傲慢が垣間見える。
 さらに仲間AIが馬鹿すぎて、お話にならない。コマンド出さないと同じことをただ繰り返すだけ。戦況の把握なし。しかしコマンド出すには制約があり、いつでも出せるわけではない。なんだこのシステムは。

 このゲームの紹介をプロデューサー自ら行っていた時、戦闘シーンを特に説明していたが、売りの部分がこれだけつまらないのだから、後は推して知るべし。

 ラストボスだと思ったら、倒したあとに変形。これはまだいい。その後、仲間が裏切って本当のラストボス。これも予想の範囲。やっと倒したらまた変形。それも死ぬ気で倒したらなんとまた変形・・・。
 最初の戦闘から数えて恐怖の5段階戦闘。盛り上がるものも盛り上がらん。最後はいい加減にしろよ、としか思えない。
 それでもやっと倒して(レベルが足らなかったので、10レベルくらい上げてからな!)、糞くだらない城からの脱出が終わりエンディング!!と思ったら始まらず。始まったのは、いつまでたっても終わらないエピローグという新章のスタート。さすがに電源落としてしまったわ。
 感情移入できないキャラなので、いつまでもこの世界に浸りたいと思えず、延々とつづくエピローグに嫌気しか覚えず。これやるんなら、とりあえずエンディングやれや。終わった後にボーナスシナリオって感じでいいじゃん!
 俺の予想だが、あまりにも本編が短すぎたので、急遽付け足したのだと思うがな。

 まー何しろ、つまらない作品でした。グラフィックの良さもPS3とは比べるべくもないし。ストーリー陳腐。戦闘シーン破綻。エンディングうんざり。よい点ほとんどなし!これで制作者は自らの全てをぶつけた、これがだめなら最後の仕事でいい、なんて言っているのがお笑い。もうとっとと辞めろよ。