2010年12月25日土曜日

シェイプボクシング2

 先日友人が Xbox360 のキネクトを購入。一緒にフィットネスソフトを買っていた。ゲーム機でダイエットってどうなのよ、と思いつつ、昔買ったものの使わなくなってしまったWii Fit を思い出したりした。
 別の日 Wii の「みんなで任天堂チャンネル」を見ていると「シェイプボクシング2」というフィットネスソフトのコーナーが。友人宅で見たキネクトを思い出し、いつもならスルーするジャンルだったが、興味を覚えて見てみることに。
 リズムゲームのように音楽に合わせてパンチを繰り出していくのだが、ゲームというより完全にフィットネスのツールみたい。インターネットで情報を集めてみたところ、結構評判もいいようだ。最近運動不足を自覚していたこともあり、ちょっと買ってみようか?とあいなった。

 Wii はキネクトと違い、残念ながらリモコンを両手に持ってプレイしなければならないが、その点をのぞけばとても良く出来ている。思っていた以上に運動量が激しくヘトヘトになった。BGMは一昔前の曲ばかりなのだが、丁度自分の世代に合わせたような選曲で好感。
 ロックされている曲やアイテムなどが少しづつ解放されていく仕様なのはゲームチックだが、継続してやる気をわかせる作りとなっている。
 女性インストラクターのおっぱいが揺れすぎで、これはやり過ぎかな。
 Wii Fit は内容がファミリー向けというか、ミニゲーム集のようで、やらなくなってしまったが、これは本格的で効果もありそうだし、結構続きそうな感じ。コピー問題などもあるので難しいのだろうが、ソフトをWiiチャンネルにインストールできれば、ディスク交換の手間もいらないので便利なのだが。

 これまでフィットネスソフトに対し「ゲームでダイエットってどうなのよ?」くらいに思ってたが、運動不足の解消には手軽でいいと思う。Xboxのキネクトも、こうしたフィットネスソフトと相性が良いので、アメリカで売れるだろうな。

2010年12月20日月曜日

フロントミッションエボルヴ

 先日購入したゲームの内、まずフロントミッションエボルヴをクリアしたので感想を。
 第一感にある通り、ロボットゲームとしては動きや重量感などよく出来ている。こうしたゲームを得意とするアメリカの開発会社に作らせたことが良かったのだろう。しかし残念なことにゲームとして面白いか、というと世間一般の評価通り、あまり面白いとは言えない。ではどの辺が悪かったのかを以下に述べる。

・ストーリー
 人間関係はすべて表面をなぞっただけ。どこかで見たようなキャラばかり。女性パイロットとの絡みほとんどなかったのに恋愛関係に。父親は冒頭にワンショットでるだけなので、死んだ所で感慨はない。むしろ分隊の隊長はそれまで一緒に戦っていたのに、あっさり死んで余韻無し。
 敵の描写がない。ヴァンツァー乗りしか出ないが、これで戦争できんの?また、敵の「嫌な奴度」が高すぎ。また唐突に登場するヴァルキリーうんぬん意味不明。
 物語も謎解き・ミステリアスなエッセンスがないので、次が気にならない。こればっかりは開発会社にはどうしようもないよな。完全に発注元の失敗。

・戦闘
 分隊が馬鹿どもぞろい。敵をやっつけられず、隊長はいつも後ろからついてくるだけ。緊張感の無い空からの攻撃→一本道のつまらない戦闘→ボス戦を繰り返すが、せっかくのヴァンツァーを思い通りに動かせる舞台がほとんどなし。
 最後のボス戦は複数の敵に対して自分一人で戦う状況が多く、ゴリ押しするしかない。
 
 他、システムについては武器選択窓が小さすぎたり、些細なところで詰めてない。なんか最近のゲームに多く感じるのだが、スタッフはテストプレイしてんだろうか?それとも問題が生じても直すのに時間が掛かるから等でそのまま放置なのか。
 オプション画面からゲーム画面に戻るだけだってのに一々ひっかかるし、挙げ句にはエンディングのスタッフロールでカクカクになったのは苦笑い。だめの見本だな。
 何度もプレイしてお金を貯めて、自分好みのヴァンツァーを作って操縦する。ミッションは単発を一杯散りばめておく、程度でよかったんじゃないか。あんなくだらないストーリーを入れるくらいなら・・・って感じ。
 そう言えば敵の目的がいまだに「沈黙の艦隊」を引きずっているのが情けない。何年前の発想だよ。

 演出がリアルになり、これだけの技術をもつ開発会社があっても、それを乗りこなす側に力がなければこうなってしまうという好例でした。せめて日本人に合うようなキャラクターだったらもう少しましだったのに、主人公含めヒロインなどに感情移入できないキャラデザだしな。
 売れなくて正解だわ。ユーザーを馬鹿にしちゃいけないよね。

2010年12月15日水曜日

今秋発売タイトルが馬鹿安

 先日秋葉原へ行ってきました。最近はゲームソフトの値崩れが激しいのですが、残念ながら家の近くではそれほどでもありません。大手量販店では定価で販売しているし・・・売る気あるのだろうか?
 なのでたまに情報仕入れをかねて秋葉原へと出掛けています。まぁ大抵は通販で済ましてしまうんですけどね。

 今回購入したのは以下のタイトル。どれも今秋発売されたばかりのソフト。

 ・メトロイド アザーM
 ・ヴァンキッシュ
 ・フロントミッションエボルヴ
 ・ソニック&セガオールスターレーシング
 ※ソニックは今秋発売ではなく、また海外タイトルです

 どれも2,000円~4,00円と定価の半額以下。しかも各メーカーの自信作ばかり・・・の筈?と言うのは、発売前は大々的に宣伝していたものの、ネットの評判はよくなく、値下がりしまくっているという有様。ネットの評価がなければ、普通に買ってたかも。
 そう考えると高度情報化社会というのはメーカーにとって恐ろしく、ユーザーにとって選択の幅が広がる。まぁデメリットもあるんですけど。
 以下少しプレイ(それぞれ1~2時間ほど)した感想。

・メトロイド アザーM
 メトロイドは難しいというイメージがあり、ファミコン時代からこれまでほぼプレイ経験なし。 GC時代にメトロイドプライムを買いましたが、ステージ1で脱出できず放置してます。
 今作は夏頃「みんなの任天堂チャンネル」でかなり力をいれて宣伝していたことから、 興味をもっていたものの、過去の経緯から定価ではなぁ・・・と思っていたソフト。プレイして感じたのは「ムービー多すぎ」。まるで昔の(今も?)プレステタイトルみたい。
 十字キーと数個のボタンだけでプレイできることから、現代版ファミコンソフトなんて 銘打っているけれど、それほど操作が簡単と思えず。売りの演出面もあまり感動できず。
 なにしろサムスの動きがシャカシャカと速くって、ゴキブリみたいだわ。時間掛けて作ってこの出来映え。しかも自信作です!って出しているのだから、ちょっと任天堂ずれてない?マリオと大違いだわ。

・ヴァンキッシュ
 これは体験版でプレイしたことあり。予想通りの出来映え。
 スピード感満点のTPSで、激しい銃撃戦と難易度は高めでした。しかしこれだけ力入れたタイトルが売れないんだから、今の市場は難しいよな。結局クリエイターが目指している方向と、ユーザーの望んでいるものには、かなり大きなギャップがあるとしか思えない。

・フロントミッションエボルヴ
 問題作。かなり評判の悪いタイトル。しかし過去のフロントミッションシリーズをやったことのない私にとっては、普通のロボットゲームみたく感じ、あれほどの酷評はどうなんだろう?が第一感。制作側もまったく同じように感じているに違いない。
 しかしそれが失敗の大原因で、上記でも述べたユーザーの欲求を理解してないことにつきるとしか言えない。シリーズタイトルでなければ、また違った感想もあり得ただろうにもったいない。
 なんかハリウッド版ゴジラを思い出しちゃったよ。
 あれも怪獣映画としてはおもしろいんだけど、ゴジラ映画としてどうよ?なんて評価を受けていたよな。メーカーは過去作の何が受けていて、どの部分が重要かってことを勉強すべき。

ソニックレーシングはまんまマリオカートでした!!

2010年12月2日木曜日

スペースバトルシップ ヤマト

 アニメ宇宙戦艦ヤマトの実写映画化。主演木村拓哉。本日「映画の日」のため鑑賞料が安かったので、さっそく観てきました。第一感はキムタク映画だなぁという感じ。

 戦闘シーン始めヤマトはCGによって描かれ、それほどちゃっちくなかった。ただしうならせるような演出や場面はなかったのが残念。ヤマト=波動砲なのだが、結構あっさりと撃ってしまう。
 ワープも同様。ワープ航法時の演出はまったくなく、一瞬で完了してしまう。次元跳躍なのだから、ハイパースペースに飛び込んだ瞬間出てくるという解釈なんでしょうが、もともと荒唐無稽な設定なのだから、魅せるシーンにするべき。

 CG戦闘シーンに比べ陳腐に感じたのは艦内シーン。セットばればれというか、質感が感じられなかった。スターウォーズのように、本物の船内という雰囲気を醸し出せなかったのは、上記波動砲やワープシーンの演出があっさりし過ぎていたことから分るように、その筋のマニアというかファン的なスタッフがいなかったのかも。これだけ金掛けた作品なので、そんなことはないでしょうけど。
 船員が凄く少なく感じたし、宇宙船だから・・・なのかもしれないが狭い。

 キムタク絡みのシーンが多すぎ、かつキムタクの演技が大げさなので、小芝居のように見えてしまった。これはキムタクを主演させた時点で仕方ないか。
 ヒロイン役の森雪はいわゆるツンデレなんだが、最近こうした女性が多く、また無理にデレへと持って行くため最期の別れに感動できなかった。これは原作のアニメ版でも古代と森はくさいシーンなので、文句言えないけれど。

 脚本的にはシリーズのダイジェストっぽくなった感は否めない。
 何十万光年先の未知なる惑星への旅というには、簡単に到着してしまうのはどうか。ドメル提督との戦いまでを第一部、以降を第二部の二部構成は無理だったか。もっともアニメ版の初代ヤマトも、映画版はかなりあっさりシナリオが進むけど。
 また戦闘シーンよりも通信圏内から離脱してしまうエピソードや、真田、斉藤の最期であるとか、前述の森と古代の絡みとか、感動強要シーンばかり。こんなエピソードばかり選択しているので、燃える場面が少ない。ヤマトの見せ場がない。
 結果キムタクの鼻白む演技ばかり目立つという悪循環。

「血の沸き立つヤマトの燃えシーン、それを指揮する古代進燃え ==> キムタク燃え」

 となればよかったのに「キムタク格好いいだろ? ==> ヤマト格好いいだろ?」になり、残念な結果となってしまった感あり。

2010年11月23日火曜日

ハリーポッター 死の秘宝 PART1

 シリーズ最終作のPART 1 。人気ドル箱シリーズを手放せないというか、なんか詐欺臭いなぁとも感じてしまうが、原作も長編なのでクライマックスを詳細に描こうとすれば仕方ないのでしょう。

 暗い。物語も映像も暗い。諸悪の根源たる「あの人」が復活を遂げてしまっているので当然ではある。
 彼の復活以降、映像にブルーだか灰色だかのフィルターかけてんじゃないのか、っていうくらい寒々しい風景描写が世界観を現している。もはや楽しくなるエピソードはほとんど存在せず、ただ終末感が描かれる。
 前作、前々作に引き続き、登場人物の死をラストに持ってくるのは、いかにもお涙頂戴チックでいたたまれない。謎は解かれ、わずかな希望が灯り始めたことが唯一の救いかな。

 しかしこのシリーズ。第一作の健全な魔法ファンタジーから変貌を遂げ、いまや子供向けとは言えないよな。「賢者の石」を予告で観たときは、その世界にワクワクし、本編を見終わってから、ああ子供の頃にこんな作品を観ることが出来たらどんなに幸せだったろうか。なんて感動を覚えたものだったが、今作にその影はない。
 ハリーとハーマイオニーが裸体で抱き合うシーンは見たくなかったなぁ。
 人によって感想は違うと思うけれど、自分としては初期のお子様向けファンタジーで充分良かったかもしれない。

2010年11月22日月曜日

コールオブデユーティ ブラックオプス

 コールオブデユーティ(COD)の最新作ブラックオプス(BO)が発売された。
 CODはPS3を買ってから第4作のモダンウォーフェア(MW)からのプレイ。キャンペーンと言われるソロシナリオがストーリー、演出とも驚かされた。
 もっとも人気のオン対戦についてはプレイヤースキルの関係上楽しめず(泣)。これについてはMW2についても同様だったので(泣々)、今回のBOについてもオン対戦よりむしろキャンペーンモードに期待。
 一方で今回の開発元はMWを作った会社ではなく、別ということが気になっていた。

 キャンペーンモードを終了し、オン対戦を触り程度(レベル10ちょい)の感想。あんまり面白くなかったなぁ・・・。
 MWは複数主人公で一つの事件を追っていくストーリーだったのでのめり込めた。また途中で主人公の一人が死んでしまうのも衝撃だった。その死に方もね。
 続編のMW2は主人公の数が増えたことで少し散漫になってしまった印象。何というか思い入れを持ってプレイ出来ない。ストーリーも急展開過ぎる嫌いがあったし。
 で今回のBOについてだが、ほぼ一人の主人公でストーリーが進むのだが、尋問を受けながら思い出していく記憶に従って進む、というのが結構理解しにくい。大まかなストーリーは把握できるのだが、感情移入できない。というか、尋問受けたくないから感情移入したくないよな。
 ゲームのシステムとしてはグラフィック、サウンドとも並かちょい落ちるレベル。銃声がちゃっちく感じたのは初めてだなぁ。いつもはあんまり気にならないのに。影がガタガタだったりして、よく2chなどでXBOX360とのグラフィック比較とかでPS3が馬鹿にされる画面写真がでたりするが、プレイしてそれを感じるのは珍しい。普通プレイ中は気にならないんだけどなぁ。
 イベントシーンなどでグラフィックの書き換えが間に合わないんだか、途中のフレームがすっ飛ばされたりして、一瞬わけが分らなくなったり。フレーム飛ばすくらいなら処理落ちしてもいいから、きちんと見せて欲しい。いきなり場面が変わっても緊迫感ないし、せっかくのイベントシーンが意味なし。

 戦闘シーンについて「前作もこうだったか?」と思わせる場面ばかり。敵がバンバン弾撃ってきて、それはまぁいいとして無限沸きなんじゃないか?と思わせるくらい倒しても倒しても同じ場所に出てくる。
 味方はあんまり敵を倒してくれないし。回り込んでも側面防御とかしてくれず、しかたないので突撃して自分で全部倒す羽目に。これ難しいモードクリアできんのか?まぁプレイヤースキルもないんですけどね(苦笑)。
 それから敵が堅い。何発撃てば死ぬんだよ!って感じ。プレイヤーは何発撃たれても死なないことに関するアンチテーゼかと思ったくらい。MWにあった戦っているという感覚でなく、戦わされてる感じだった。
 ヘリやボートを操縦する場面も操作性が悪いだけで楽しくなく、これやるんだったらフライト系シューティングやるわ!というレベル。
 自分の頭で戦術を練り、足で動くという歩兵FPSの醍醐味を放棄してどうすんの?数字が数字が・・・と謎を引っ張っておきながら、数字に関するカタルシスはなく、あっさり船の名前が出てくる謎解きにはまったく感動できず。なんか悪い点ばかり出てくるなぁ。

 オン対戦は前作と違いがあんまり分りませんでした。マップがこじまりしてるなぁと素人ながら感じた程度。詳しい人はいろいろ議論を戦わせているが、前作含め殆ど手をつけてないので。まぁ相変わらず殺伐としているのは確か。オン対戦はいまんところMAGが最高だなというのが私の結論だ。

 結局FPSってそもそもシューティングなんだから、ストーリーに感動するのは難しい。戦闘シーン以外はデモで語るしかないわけだもんな。そう言った意味ではMWが奇跡の傑作だったのかもしれない。あえて同じような戦場を何度も練り歩くことで印象を強くさせる効果もあった。
 MW2も感じたが今作はいろんな戦場が現れることで、視覚的な効果はあるのだろうが、場面場面に関する思い入れを沸かせることが出来ず感動できない。しかしこれは今後のFPSについてまわると思う。
 多額の開発費、人員、宣伝費を掛けて新作を作り、巨大セールスを狙っているが、いずれハリウッド映画のように衰退することは間違いないだろう。「インパクト=感動」は一発目しか通用しないからだ。となればやはり地道なストーリーや演出が求められるだろうが、はたして巨大化を推し進める現在のFPS指向は転回できるのか?

2010年11月17日水曜日

エクスペンダブルズ ナイト&デイ

 表題の映画鑑賞してきた。それにしても英語そのままのタイトル増えたな。
 エクスペンダブルズは、シルベスター・スタローン主演のアクション映画。ランボーを彷彿とさせるマッチョアクション。ブルースウィリスやシュワルツェネガー等、往年のアクション俳優達のカメオ出演が話題。
 ナイト&デイはトムクルーズ、キャメロンディアズによるアクションコメディ。予告を観る限り、いかにもデートムービーのように感じた。
 どっちも細かいことは抜きにして楽しもうよ的な作品である。

 実はどっちも観に行くつもりはなかった。エクスについては、スタローンがあんまり好きじゃないことと、ナイトについては、あまりにもデートムービー過ぎるように感じたこと。見終わった感想としては、まあ予想通りの映画だった。

 エクスペンダブルズについては、もうこういった映画を楽しむことができなくなったのかな、という気持ちと、いやシュワルツェネガーが主演だったら面白かったろうにという思い。
 個人的にスタローンは好きじゃないんだよなぁ。ロッキーの一、二作以外は。やることが派手なのはいいんだけど、くどく感じちゃうんだよね。
 しかもストーリーが滅茶苦茶支離滅裂。爆弾セットしすぎ、爆発何度も見せ過ぎ。最近復調気味のミッキー・ロークだが、調子乗ってるともう一度こけそうです。

 ナイト&デイは結構いけた。キャメロンディアズの笑顔は相変わらず素敵。もっとも老けたなぁとは思う。何故かアバターのネイティリに似てた。ネイティリも好きだよ。
 ストーリーはあまりにもご都合主義。女性の理想的な男性(沈着冷静、頼もしくて、ユーモアあり)の存在など、酷評されそうな部分ではあるが、トムクルーズが演ずることで、まぁ仕方あるまいなど思わせてしまう。これも役者の魅力なんでしょう。
 薬によって意識を失う演出で、脱出場面などの重要シーンをカットする辺りの見せない見せ方に「なるほどなぁ」と感心させられた。爆破シーンを大げさに見せる某映画とは大違いで、頭がいい印象。
 女性向きのアクション映画というか、ラブコメかもしれないね。

2010年10月24日日曜日

スペル

 サム・ライミ監督つながりで「スペル」を借りてきた。前々から観ようと思っていたが、何故かスルーしていた作品だ。パッケージの老婆があまりにもキモくて、正視に耐えられなかったからだ。これが動くとさらにキモいんだろうな・・・なんて。
 そのまま観なくなりそうだったので、「ダークマン」でサム・ライミ映画の面白さを再確認した勢いで借りることにしたわけだ。

 ホラー映画は嫌いではないし、ゾンビ映画をわざわざ遠くの映画館にまで足を運んで見に行ってしまうくらいなのだが、実は好きってわけではない。元々怖がりではあるし、ちょっとしたキモさも耐えられない方だから。実際レンタルビデオ屋行ってホラーコーナーを観ていても、最初は何か借りようか・・・というのが、パッケージだけでお腹いっぱい。ゾンビ手帳などの専門サイトなどはスルーなわけである。
 「スペル」も一度プレイヤーにかけたものの、メニュー画面の老婆を観ただけで、一度停止。一緒に借りてきた「スピード」を観てしまいました。

 一念発起して、つーか結局は観なければならないのだからと再生する。もー、本当きもいね、あの老婆。
 ストーリーは秀逸。サム・ライミ独特の大胆なカメラワークは健在。「死霊のはらわた」特に「2」のようなコワおもろい演出も冴えており、ビクッとしつつ、プッと吹き出してしまうシーンもある。
 ラストのどんでん返しも、こうなるだろうな、という予想通りではあったが、よかった。「キャリー」の例を挙げるまでもなく、ホラー映画はこうしたやりきれない結末がいいな。

 批評サイトでも概ね良好な感想が多かったが一つ気になったのは、「音で怖がらせる演出が多くて残念」というもの。そうだったかなぁ、という感じ。出る出ると思わせておいて大きな音とともに何かが登場。こうした演出はホラー映画のみならずよくある手法ではあるが、この作品においては結構予想通りの部分が多かったのでそれほど怖くなかった。
 むしろ来る来る、やっぱ来たよー(笑)という意図的な演出で、これがサム・ライミっぽいというか、笑える(深刻にならない)ホラーだと思う。
 それに音で怖がらせるというのは相手を脅かす古典的な手段なので、これをやったら駄目なんて言ったら、急な坂のないジェットコースターみたいだろ。何を求めてホラーを観てんだこいつらは?と思いました。

2010年10月21日木曜日

ダークマン

 これもツタヤで名作としてスペースを取って出されていた作品。
 僕の好きなサム・ライミ監督作品なので、前から見たいと思っていたが、機会がなく観ていなかった映画。よくスパイダーマンとの類似性が指摘される。
 アメコミヒーローの乗りである主人公はクワイ・ガン・ジンのリーアム・ニールソン。ヒロインもおばさん(失礼)と、邦画にはないノリのキャスティングだ。
 スパイダーマンもそうだけど、何でサム・ライミは「ああいう」女優使うのかなぁ。ストーリーは本当アメコミ。サム・ライミ独特の演出も光り、古い映画ながら面白かった。
 こうした映画を作ることによって、スパイダーマンの監督、メジャーへと道が開けたわけで、素晴らしいなぁ。
 平成ガメラ三部作で評価を得た金子監督がゴジラを任されたことを思い出す。

2010年10月16日土曜日

ジャガーノート

 ツタヤで名作映画をピックアップしたキャンペーンをやっている。その中から一本借りた。「ジャガーノート」というサスペンスもの。簡単なストーリーは、豪華客船に爆弾が仕掛けられた。海軍の爆弾解除のプロが、犠牲を払いながらこれを除去するというもの。かなり古い映画で、最後の爆弾解除シーン「赤い線と青い線、どっちを切るか?」等、いまや定番シーンとも呼べる演出の元祖だそうだ。
 年期のたった作品ということもあり、今時のスピーディな展開とは大違いだが、ストーリーがしっかりしており、また要所を押さえた演出がされているので見応えがある。爆弾除去のシーンは緊迫感があり、名作と呼ぶにふさわしい一作だった。

2010年10月14日木曜日

MAME

 映画も音楽も小説も漫画も、昔のものを観たくなっても大体手に入る。映画は若干メディアに翻弄されつつあるけれど。
 しかしゲームは全く自由がきかない。人気作品はリメイクされたり、wiiのバーチャルコンソールやPSのゲームアーカイブなどもあるが、全てがリリースされているわけではない。
 とても残念な気がする。膨大で貴重なコンテンツだというのに。こうしてゲームマニアはある違法チックな方法に目をむけることになる。エミュレーターだ。

 エミュレーターの存在自体は違法でも何でもない。しかしROMをどうやって手に入れるか。ここに著作権というものと切り離せない問題が生じてしまうわけだ。いわゆる不正コピー。そしてネットによるバラマキだ。まー、これについてはあえて触れないでおこう。

 Win98時代からエミュレーターにはまりつつ、OSが替わる度にエミュ環境の整備に手間取る。意外と互換性ないソフトが多いんだよね。特にアーケード総合エミュたるMAMEは大抵引っ掛かる。ゲーム専用に古いPCを取っておくかぁ・・・なんて考えてしまうのはこういう時だ。
 しかし頑張って新環境でも動くようにしたいと思うのは人情。動作性能も上なんだし。かくして新PC用にMAMEの64bitバージョンを構築することになった。

 いろいろなMAMEを使った結果、MAMEPLUSが一番使い易いと思った。なぜなら配布サイト含めて日本語だからな。
http://mameicons.free.fr/mame32p/
 左メニューよりダウンロードを選択。for 64-bit Windowsの中から最新版を選択。 Mamuをクリックしてダウンロード。落ちてくるファイルは7-zipという特殊な形式。
http://sevenzip.sourceforge.jp/
 ここから7-zipアーカイバを落とし、先ほどのMAMEファイルの拡張子からzipをとって7zにしてから解凍すれば出来上がり。簡単コロッケ。・・・と思いきや、うまく動かず。ROMチェック時あのファイルがない、このファイルがないとわんさかメッセージが出た挙げ句、ウィルスチェッカー作動!怖いので中止。もちろんウィルスなんて入ってないだろうが、びびってしまう。
 ネットから情報を得ようと彷徨うものの、古いHPばかりで64版mameの導入に関する情報は
見つけられなかった。

 「仕方なし」と諦めようとしたのだが、とあるサイトを発見。
http://jivec.hp.infoseek.co.jp/mame/mame32.shtml
 ここからmameplusではなく、オフィシャルのmameを落としてみることに。
http://www.mameui.info/
 MameUI64を選択してダウンロード。やっぱり7-zip形式になってるが、アーカイバは準備OKなのでさっそく解凍。を・・・フォルダがきちんとできあがったぞ。ROMSフォルダにサンプルのROMを放り込んで検査開始・・・認識した!!ROMを選択して起動したら・・・あっさりゲームが立ち上がったYO!!
 日本語なってないのがちと残念ではあるが、当面はこれでよし。次に暇になったら日本語パッチでも当ててみるか。

2010年10月8日金曜日

デッドライジング2

 最近は新規ゲーム買ってないなぁ。中古ゲーム買うか、積みゲー消化ばかり。なんて思い、9月末に発売された「デッドライジング2」を購入してみた。ゾンビ映画好きってわけでもないが、そこそこ観るので「デッドライジング」は少々興味があった。前作はXBOX360専用なので未プレイなのだが、Wiiで移植されたものは遊んだことがある。結構難しかった記憶が。
 今作品はトレイラーやスクショを見る限り、グロシーンがかなりきつい印象。またゾンビを殺しまくるプレイもあるようで、爽快感が売りなのかもしれないが、どうもこうしたシーンは嫌悪感を感じるなぁ。
 面白いゾンビ映画というのは終末感と閉塞感にあるわけで、決してグロシーンにあるわけではないと思うのですが。

 プレイ。チャプター1を終わった所で飽きた。システムは「1」と一緒だろう。Wii版しか知らないけど。武器をパワーアップさせることが出来るようだが、まったく興味を覚えない。鹿の頭を被って何が楽しいのかもわからないし。どうやら自分とはセンスが違うのだろうなとしか思えない。
 また買ってすぐだというのにCoopが出来ない。誰も乱入してこないし、乱入しても拒否られる。確かに始めてすぐだから、独りでシナリオクリアにいそしみたいのだろうが、それにしても接続されなさすぎないか?バイオ5とは大違いだわ。
 冒頭で述べたゾンビを殺しまくるプレイは、マルチ対戦モードを選ぶと出来るのだが、こいつがまたチープな出来映え。トレイラーであった血みどろグチャグチャはまったく無し。ただゾンビがバラバラになるだけなのだが、キャラが小さいから迫力がない。グロシーン無しインパクト無しではしょぼくなるの当たり前で、全く面白くなかった。

 つーわけで、速攻売りました。やり込めばもう少し面白くなるかも。とも思ったが、たぶんやり込む時間がもったいなさそうに感じたので。ちょっと損したのは事実なのだが、つまらないということが分っただけいいか。
 ちなみに販売本数は8万本程度っぽい(PS3版)。8万程度じゃ、Coopもつながらんか。世間的にはまったく認知度のないゲームだったんだな、と再認識しちゃいました。

2010年10月5日火曜日

サラウンドシステム

 DVDが発売された時、画質面もさることながら、5.1chのドルビーデジタルを利用したサラウンドシステム(ホームシアター)が注目を浴びた。光ケーブル一本で明確に音が全方位に広がるのは分りやすく、また機器もPC用などは2万円くらいで購入できたりと手軽だった。
 実際自分もDVDプレイヤーを購入すると同時に飛びつき、その臨場感にとても感動したわけだが、残念ながら狭い部屋にウーファーを含めて6本のスピーカーを設置するのはかなりの障壁。とくにリアのサラウンドスピーカーは、どうしても左右ないし後方に置かねばならない関係上、コードが邪魔となる。
 また迫力の音響を堪能するには、どうしても音を大きくせねばならない。
 テレビのボリュームを上げるのと違い、重低音をブーストするウーファーがついているために、まあこれがあるから臨場感が増すのではあるが、すげー音になっちまう!部屋が響くんですよ!家が揺れてる感じ!

 映画やゲームを楽しんでいる本人は「おお迫力あんなぁ」程度だが、同居人がいる場合はそうも言ってられない。しかも夜中となればなおさらだ。つーわけで、徐々にサラウンドシステムはお蔵入りとなるはめに。
 その後バーチャルサラウンドヘッドホンなどを試してみるが、いまいち迫力が足りない。音源の方位性については、所詮バーチャルだし、耳は二つだしと諦めざるを得ないのだが、音の残響感と重低音の迫力が物足りない。ただヘッドホンで聴いてるだけじゃん、なんて思ったりもする。

 まー、本格的ホームシアターを構築する気合いがなければ、いた仕方ないところか・・・と思いつつアパート独り住まいの友人宅に行ったら、最近AVアンプを新調したらしく、ガンガンサラウンドがなり立てて、ゲームだ映画だとやっている。これは悔しい。しかもいい音出すんだこれが。
 物足りないバーチャルヘッドホンですら、バイオショックというホラーFPSなどをやると、前後左右からモンスターのささやきが聞こえてきて恐怖ブルブルなのに、これが本当のサラウンドシステムだったらどうよ!ええ、どうなんよ!!てな感じ。きっと何回も後ろを振り向いた挙げ句、おしっこちびるな。

 そんな我らの気持ちを察したか、ソニーが手軽なサラウンドシステムを発表した。「サラウンドサウンドシステム」というそれは、バー状スピーカーでウーファー・アンプもすべて一体化し、コンパクトにまとまったPS3ブランドのスピーカーだ。リアスピーカーもいらずと、いわゆるフロントサラウンドシステムである。
 フロントサラウンドシステムと言うのは、冒頭のDVD発売時にいくつも出たホームシアターの一ジャンル。本来リアにスピーカーを置かねばならないところを、バーチャルサウンドによって、センター(ないしステレオスピーカー)にて擬似的に音を作り出してしまおうというもの。これによって、設置が邪魔という5.1chシステムの欠点を補うわけだな。物理的に後方のスピーカーを設置しなくてよいというのが利点であることは事実。やっぱコード邪魔だし。

 発表から発売までの数ヶ月、ずーっと悩まされた。値段が手頃な二万円というのも悩み。衝動買いとの微妙なラインなんだよな。
 手頃なら買えば?と思うが、所詮「擬似サラウンド」というのはヘッドホンで体験しているだけに当てに出来ない。家が響く!かもしれないし。
 悩みつつ、他のフロントサラウンドスピーカーを調べつつ、ニントモカントモしてたら、いつの間にかヨドバシで試聴しようと、足は秋葉原に向かっていたYO!

 で、探すが見つからない。やっと見つかった!と思ったらPSPについてた。ウケル!どうやら売る気がないらしい。後で調べたら完売してた。本数仕入れてなかったぽい。所詮二万円のフロントスピーカーなんて、誰が買うかって思うわな。ヨドバシなら。さすがにPSPに接続され、隅っこにひっそりと置かれてるものを見て納得できず。
 他に置いてないかと探した結果、ソフマップ本店で発見。今度もFF14のデモが流れているだけと、サラウンド売る気ないよなー。と言うか、ネットの紹介ページで「まるで隣にスピーカーがあるかのように・・・」というのが大げさだとばれるからだろう。
 しかし物は結構よく出来ており、適度な重さもあるし質感も良い。静かな環境で聞けないのが残念ではあったが、テレビのスピーカーに比べれば雲泥の出来映えなことは事実だった。
 とは言うものの、衝動買いには踏み切れず・・・というのはヨドバシでこいつを探しつつ、他のサラウンドスピーカーを聞いていたら、結局フロントサラウンドって、手持ちのコンポで同じくらいの音が出せるかも!という結論になったからだ。じゃあ5.1chをとなると、これも手持ちのお蔵入りシステムで充分という結論に。

 収穫なく帰宅。しまってあったサラウンドシステムをひっぱり出し、邪魔だなと思いつつ5.1chシステムを構築。さっそくスターウォーズでも見てみるかぁってど迫力!!!部屋全体びびり・・・音量を下げる自分。
 その後、FPS開始。DTSに対応してなくて最初音がでなかったのはガックリきたが、PS3の設定をいじくってドルビーデジタルで再チャレンジっておいおい戦場かYO!!ロケット砲やマシンガンが部屋中を飛び交いました。すぐに電源切ったわ。やっぱウーファーやべぇわ。

 こうなるとDTS対応、ウーファー内蔵となって音量抑えめのソニーサラウンドがまたいとおしくなってみたり。悩みがつきないわけです。

2010年9月27日月曜日

バイオショック

 やっと、半年以上掛かってバイオショックをクリアした!

 そもそもこのゲームは、XBOX360を持っている友人が、当時劇評していた。海底都市で化け物相手に、遺伝子操作で武器を拡張して戦う。なんて説明受けていたのだが、確かにその通りのストーリーなんだが、俺の頭に描かれていたのは、もっとSFチックな感じだった。
 いざスタートしてみると、いわゆるレトロフューチャー風な雰囲気で、同時期に始めたフォールアウトともタッチが似ている感じがした。元々60年代の雰囲気というのは嫌いではないので好感を持てた。

 しかしスタートしてみるとSF風というのは吹き飛び、むしろホラー。暗闇を少しづつ、不気味な声を聞きながら、手探りで進んでいくのが怖い。一人称視点がとても効果的なことや、緻密なグラフィックもあいまって、まさにそこにある恐怖、という世界が構築されていた。
 びくびくしながら進めば、雄叫びとともに襲い来るスプライサー。気の狂った医者が手術台で狂気のメスをふるうシーンをシルエットで表現したり。それはもう上質のホラーでした。

 あまりの怖さから、緊張感・集中力が必要なゲームで、とても何時間と続けることが出来ず。
また再プレイするにも心を奮い立たせなければならず、そんなこんなで最初のプレイからクリアまで半年も掛かってしまったのさ!

 ストーリーも結構しっかりしており、どんでん返しになるだろうなとは思っていたが、最後はハッピーエンドになっていてよかったと思う。リトルシスターを救出した数でまた結果も変わるんだろうけれど。
 これでやっとバイオショック2がプレイ出来る。1をクリア出来ないまま、新品が安く売っていたのでとりあえず買ってしまったのだが、一度もプレイせず放置していたのだ。

2010年9月26日日曜日

ファンタシースターオンライン

 ファンタシースターオンライン2が発売されるということで、何故か懐古趣味に走ってしまい、勢いでファンタシースターブルーバーストを再インストールしてしまいました。PSOは最初ドリームキャストでプレイし、バージョン2、GC版、BBとプレイしたなぁ。我ながらよくつきあったもんだ。本編の悲劇的なストーリーがよかったんだな。
 エピソード2は焼き直しのようなストーリーであまり楽しめなかったのだが、新ハードGCでプレイアビリティが向上していたので、これもはまった。
 PC版のPSOBBはPCの性能が若干足りず、エピソード4はほとんどやらずに終了。遺跡の暗闇部屋が暗くならないのを知って、止めてしまった記憶がある。

 再インストール後、プレイ開始には当然課金が必要なわけだが、一ヶ月1000円と結構高いなぁ。もう古いソフトなんだから値下げしろよ。
 IDは何年か前のものがまだ生きており、キャラクターデーターも残っていた。何故かLV50越えたレイマーと、LV6のハニュエールがいた。
 どっちも作った記憶があるけれど、レイマーでLV50までやった記憶はまったくない。新キャラ作って遊ぼうと思ったが、レベル上げがつらいので、少しでも楽をしようとLV6のハニュエールで再開した。

 しかし敵が堅い・・・。マルチプレイじゃないと挫折しそうだ。2時間くらいかけてやっと森を攻略(ボス以外)。レベルは上がらず・・・。
 そう言えばクエストあったな、と思い出す。一人用だと若干敵も柔らかくなり、倒しやすい気がする。しかし同じ所を何度も巡らなければならないのは、精神衛生上酷だな。

 日を改めてネットプレイに切り替える。
 どうやら自分のように、PSO2のニュースを聞いて再プレイする人もいる様子。ノーマル部屋を探してプレイ。最初は素潜りパーティだったが、高レベルプレイヤーが加入したところで、ホストがボス連戦クエストを提案。レベルも低いし死にまくりだろうな、と思いきや、以外とラストまでいけた(もちろんダークファルスでは2度死んだけれど)。
 おかげでレベル13にまでアップ!いっきに成長である。調子にのってマルチプレイを進めていたが、なぜか演算エラーで強制終了。鬱、鬱。

 古いゲームだが、やっぱり楽しいな。FF14のつなぎと思ってダウンロードしたPSUに比べてシンプルでいいし。昔取った杵柄で、操作方法がわかっているのがデカイよなー。

2010年9月22日水曜日

ファイナルファンタジー14 OPベータ

 新PC購入し、FF14の出来るスペックになったので、OPベータをやってみた。FFシリーズは殆どやっていないので、あまり興味はなかったのだが、今が旬の話の種って奴だ。

 クライアントのダウンロードだけで何時間も取られる。ネットで調べる限りソフトに不具合があるらしい。パッチが当たらずに90%くらいで止まってしまうというもの。結局アカウント取得した日にはダウンロードできず、何日か放置して、やっとダウンロードに成功。混んでいたこともあるのだろう。
 ・・・つーか、本ちゃんなったらもっと混むんじゃなかろうか。

 キャラメイキングはイマイチ。
 FFが生理的に合わないのは、キャラクタが俺の好みじゃないからなんだな。いろんな設定ができるようなのだが、どれもぱっとしない。ゲームが始まってみればムービースタート。おいおいMMORPGでもムービーゲー?

 結局FFナンバリングという以上、何らかのシナリオが必要という訳か、ギルドで仕事をもらってこれをこなしていくことになるようだ。まぁ俺がMMOやったのはUltimaOnline以来だから、これが今風なのかねぇ。そこに構築される世界を楽しむってわけじゃないのかな。
 グラフィックは綺麗なので、あえてクエストを受けずにブラブラすればいいのかも。ただブラブラプレイをするには残念なのが、チャットシステム。UOやPSOなどのように吹き出しや、キャラの頭上に台詞が流れるわけではなく、メッセージウインドウにログが流れるだけ。
 これだったらIRC起動させてるのと一緒じゃん、などと思いつつ、これも今風??

 戦闘はのろまだ。全ての用語がFF独自の専門用語になっているから、初見にはわかりにくいことこの上ない。それとも一見お断りなのかな。だったらOPベータやる意味ないじゃん。インターフェイスがしっくりこないから、世界観を楽しむ前にやめちゃいました。UO以来久しぶりにMMOやってみようと思ってたので、少し残念だな。

 そしたらなんとPSO2のお知らせ!!!

 SEGAやるなぁ。PSPのPSUで、MHP2のおこぼれに預かったことに味をしめて、今度はWindowsでFF14のおこぼれを狙うとは!
 でも気軽に話しながらプレイ出来た点がPSOは良かった。DC、GCともにはまったことは事実である。時代の違いもあるだろうけれど、PSO2が当時の良い点を活かしたソフトになるといいが。

GMK 大怪獣総攻撃

 先日秋葉原へ行ったのだが、とくに買い物もなくウインドショッピングをしていると、中古ソフト店で「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」が売られていた。3,500円。メイキングDVDが二本入ったコレクターズ版である。
 今ディアゴスティーニで東宝特撮映画コレクションが定期的に刊行されている。この映画はシリーズの中でもお気に入りで、発売されたら買おうと思っていたので、コレクターズ版を見つけたときはちょっと衝撃的。
 本編だけであればディアゴスティーニで2千円程度だが、メイキング付のコレクターズ版。元値一万円くらいすることを考えれば・・・なんてことで衝動買いしてしまった。

 今作は平成ガメラシリーズで名を上げた金子監督によるゴジラ映画。それまでのヒーローゴジラや、中立ゴジラとは大きくスタンスを変え、第一作のように、いやそれ以上に人類を敵対視したゴジラが登場する。
 静岡八重津港に現れたゴジラが街を蹂躙するシーンがとても良い。特に悲鳴を上げ逃げ惑う群衆に対して、ゴジラが熱線を吐く、きのこ雲!!!
 まさにセンスオブワンダーなのである。

 キングギドラの造形や、あまり役に立ってないモスラなど、着ぐるみの限界を感じる。宇崎竜童の棒読み演技も見ちゃいられないなど、残念な部分もある。
 また当初の予定通りバラン・アンギラスだったらなぁとも思うが、上記で述べた悪役ゴジラと、シリーズではそれまでなかったカメラ割りは価値あり。今見直しても満足いく映画であった。

2010年9月15日水曜日

バイオハザード4(映画)

 先日鑑賞したバイオ3に引き続き、スクリーンにてバイオ4を見てきた。今回のバイオは世間の流行を取り入れて、3D映画となっている。3D映画はアバター以来なので、少し楽しみ。

 始まりは前作の続きから。ラストに登場したアリスのクローン軍団が、アンブレラの東京本部を強襲するもの。マトリックスみたいな映像が3Dで展開されるのだが、3に比べて動きが悪い。
 今作は監督がポール・アンダーソンに代わったのだが、前作の監督は肌が合っているのだが、私は今監督と相性が良くないみたい。
 バイオ1はシリーズで一番面白くなかったのだが、これの監督を務めているし、あの企画倒れだったエイリアンVSプレデターも彼の仕事。流行のアクションを一通りこなしているんだけど、どうも演出が一辺倒に感じる。格好いい!と膝を叩いて乗れる部分がないんだよな。
 また3Dにしたのが仇となって、画面がぼやぼやするし暗い。2Dに戻されたものを観た方がいいかもと感じてしまった。

 東京本部襲撃後はしばらく展開がだれる。ビルから脱出することになって、ようやくストーリーが動き始めるのだが、長い。90分程度の映画だと知っていたので、もしやゴールまで辿り着かない?と思ってしまった。
 これ以降は普通のアクション映画となり、アリス活躍となるのだが、やっぱり序盤のシーン同様演出に切れを感じなかった。前作のがよかったかな。ジルや仲間たちはどこへ消えたのか?とか胸のペンダントは何?など、そういったミステリーはいらないなぁ。
 前作のように何も考えずにアクションだけを楽しむ映画にした方がいいのに。

 あるいは第二作のようにゲームと融合させてファンが喜べるものにするか。今回ファンサービスとしてゲーム本編の主人公クリスが登場するが、とってつけたような現れ方をするので、別にいらないんじゃない?と感じてしまう。
 クレアと兄妹という設定は引き続いているのだが、ストーリーに全く絡まず。むしろ記憶障害を起こしているクレアはクリスのことを兄と関知しないので無意味。何の為に「クリス」を出しているのかまったくわからん。サービスカットでジルが出てくるが、ワンカットだからよく分らなかったわ。

 総合的な感想。ストーリーはとってつけた感で、演出を含めアリス万歳映画。第二作、三作はゲストキャラの出演やノリのいいアクションシーンが個人的に良かった。今作はそれが活かされておらず、私はアリス万歳ってほどでもないので並以下。
 ミラ・ジョボビッチファンであれば楽しめるな。5点。

2010年9月14日火曜日

バイオハザード3 (映画)

 ちょうど今、劇場で第四部を公開している。さっそく見に行こうと思っているが、第三部は未見だったので、DVDをレンタルしてきた。結構古い映画だと思ったが、何故か3泊4日しか借りることが出来ない。すぐ返すので別に構わないけれど、公開中の映画関連だからかな。

 「バイオハザード」は同名のゲームを元ネタとして再構築されたストーリー。ミラ・ジョボビッチ扮するアリスが主人公なのだが、ゲームには登場していない。
 第一作はゲームの一部設定を参考にした程度。第二作はかなりゲームファンを意識した作りになっており、バイオ3通りの格好で出てきた「ジル」の強さ格好良さには惚れ惚れとした。他にもラクーンシティ・ネメシス・核攻撃など、ゲームとの融合に成功していた。
 今作では?・・・と思ったら、ジル同様ゲームの主人公「クレア」が登場するが、前作とは比べようもない。衣装はさておき、背景・物語における重要性もなし。名前だけ「ジル」なわけで、これだったら出すなよと言うゲームファンも多いのでは。
 また、前作でゲームとの融合を果たしたストーリーについても、今作では全くのオリジナルとなった感がある。

 開始部分における第一作を模倣した展開は、シリーズファンを一気に引きつける。鉄格子に囲われた地下研究施設。ロメロゾンビ「死霊のはらわた」を思わせる。絶滅した人類。数少ない生き残りが、食料と燃料を求めて砂漠をひた走るマッドマックス風。能力を得たアリスの描写はジェダイのフォース修行シーン。カラスの大集団に襲われるところは、ヒッチコックの名作「鳥」。エヴァンゲリオンに出てくるワンシーンを思い出させる設定もある。エイリアン4も?そう言えば冒頭の第一作部分は「キューブ」によく似てたな・・・。

 どれもこれもパクリか!

と、普通の映画であれば憤りを覚える所だが、何故か今作にはそれがなかった。恐らく「所詮二流のゾンビパロ映画」つー考えが頭にあるからだろう。いろんな映画のいいところを取りそろえて、それなりに作った感が確信的だからだ。
 なんつーか、開き直っているというか、「お前らこういうの好きだろ?」みたな。何で嫌みに感じないのかと思えば、どうやら作っている側も「好き」でやってるからみたい。
 これが商用的ノリ、もしくは義務感でやられてたらもっと臭く感じたと思う。今作では上記のような設定や背景を、きっちり丁寧に撮影しているので臭みがなかった。

 何故かと思えば、どうやら監督が俺の好みにあっていたらしい。代表作「ハイランダー」!!!のラッセル・マルケイ監督だったのだ。
 「ハイランダー」は子供の頃、クイーンのPVに出てくるシーンを見て、ストーリーも何も知らずに「面白そう!」と感じた(実際、俺は大好きな)映画である。どうやら彼の作風が自分にあっているのかもな。アリスの奮闘シーンもスピーディで良かった。

 以上、俺の好みには結構あっており、楽しめました。
 もちろん上記にあるゲームファンには残念な設定やパクリなどが許されないという方も多いはず。それを加味すると7.5点かな。少なくともバイオ三作の中では一番面白かったわ。

2010年9月9日木曜日

Fix it

 昨日、WindowsMediaPlayer(WMP)にて動画を再生しようとしたらエラーが出た。んー、と思いながら他のファイルを選択してみると、それらのファイルも全てエラー。エラーの内容について調べると「サウンドドライバ」の不調らしい。
 「サウンドドライバなんて更新してないし」と思ったが、ふと気になる項目があったので調べる。「VIA HD Audio」というソフトが常駐で起動しているようなのだが、これ何?気がついたのは、先日ビデオカードのドライバを更新してからなのだが、もともと入っていたのか、ビデオカードを更新してからなのかはまったく分らない。
 いろいろいじったが症状は変わらないので、サウンドドライバを更新してみる。しかしドライバは最新らしく更新できなかった。

 問題を特定してみようといろいろテストしてみる。WMP自体に問題があるのであれば、他のファイルも再生できないはず。しかしWin7についてくるサンプル動画はあっさり再生できた。ファイルのアップ元からストリーミング再生してみると、これも再生可能。
 あらためて動作確認用ファイルをダウンロード、再生してみるが、これについてはダメだった。

 思案するに、サウンドドライバの不調は関係なくて、認証システムに問題があると結論。普通に再生する場合は問題ないのだが、認証キーを読み込む時にエラーが発生する為。最近セキュリティソフトを無料のマイクロソフトセキュリティエッセンシャルにしたのだが、こいつが悪さしているのだろうか?と思う。
 実際FF14をインストールした際、これが起動しているとインストールできなかったし。しかしリアルタイム保護を無効にしても効果はなかった。

 ネットで症例を参考にしながら情報を検索してみる。
 結果、DRMファイルの不調が原因らしい。認証は機器の構成から決まるとのこと。実は再生しようとしたファイルは元々旧パソコンにてダウンロード、認証されたものなので、新パソコンでは不具合が出るらしい。んー、つい最近までは問題なく使えたのだがなぁ・・・。
 しかしこのPCでダウンロードしたファイルまで使えないのはよく分らんなぁ。

 結果詳しいことはよく分らないが、対処方法はDRMファイルを更新すればいいみたい。システムに関連するファイルなので、フォルダオプションで隠しフォルダを表示できるようにする。この時点でWindowsから警告メッセージくる。ちと不安。
 置いてあるフォルダを探すが・・・みつからない・・・お、あった、あった。んでフォルダをリネームする・・・が、出来ない。
 メッセージによればアプリで使用中とのこと。もちろんWMPは起動していない。リネームが出来ないので、当たり前ながら移動も削除もできなかった。むぅぅ。
 原因は分ったのに直せないというのは悶々としてくる。仕方なく「2ch」とファイルのアップ元へ質問して終了した。最悪落としたファイルが読めないのは仕方ないが、新しく落としたものも使えないってのは、ちょっと困るなぁ。

 本日、どちらからも返答あり。「2ch」からはセーフモードの提案。
 セーフモードはWinを起動する時に常駐ファイルやドライバを極力排して行うもので、確かにこのモードであればDRMファイルをリネーム・削除できそう。
 アップ元からはマイクロソフトのサポートである「Fix it」というサイトが紹介されていた。該当事例についてのサポートページで、昨日調べたときは出てこなかった。指示に従って「Fix it」を試してみると・・・あっさり直った。すげー。今回の症例は多くある事例だったのだろう。
 しかしこんなに簡単に直せるページが用意されているのであれば、WMPでエラーとともに紹介されるヘルプページは、こっちを載せるべきじゃないのか?何か無理があるとすれば、リンクぐらい張っておけばいいのに。まー、マイクロソフトも売りっぱなしじゃないことについては見直した。

 旧PCから新PCへ外付けHDDなどを介してファイルを使うという例、今後も増えるはず。XPが03年に出てから十年弱。WindowsがVista、Win7と更新され、PCを買い換える人も増えている。すると今回のようなケースに必ずぶつかるわけだ。
 実際症例について調べたところ、ずばり同じケースというのがいくつもあった。しかしMS Fix itについて言及しているものは一つもなかった。これだけズバリで修復してくれて、しかもシステムファイルをいじる必要がないという、安心感・信頼感を考えれば、もう少し周知に力をいれてもいいかもと思う。

2010年9月8日水曜日

ファンボーイ

 スターウォーズおたくの映画ということで、ツタヤにてレンタルしてきた。
 チラシによればツタヤが発掘した面白映画のようだったが、一応単館ロードショーされたぽい。EP4~6が公開された後、長い期間映画版スターウォーズは公開されなかったのだが、ついにEP1が公開される!という辺りが舞台。
 スターウォーズおたく連中(ファンボーイというらしい)がアメリカ大陸を横断し、スカイウォーカーランチへと乗り込んで、上映前に観てしまおうというロードムービー。
 一応ファンボーイの中の一人が癌で余命幾ばくもなく、EP1の公開まで生きていられないという、ちょっと切ない設定がついている。

 はっきりいってパロディ映画。スターウォーズ好きならとりあえずは楽しめる。切ない設定があるので、ラストも余韻たっぷりに観ることができ、ルーカス監督をリスペクトしてアメリカングラフィティぽく締めくくってもよかったかな、とも思った。
 まぁ「これだけ期待して駄作だったらどうする?」という、EP1に対して言っちゃいけない台詞で締めくくられるのも、落ちとしては良いか。
 道中のドタバタについては、少し下品なネタが多すぎて、恐らくこれが単館ロードショー程度に終わってしまった理由なんだろうな。

 総じて面白かったので、スターウォーズファン限定で8点。

タイタンの戦い

 今春リメイク版がロードショーされた「タイタンの戦い」。
 暇なのでオリジナルとリメイクを続けて観ました。しかし何故今、ギリシア神話なのかつーと、理解できない。

 最初にリメイク版を観た。
 主人公サム・ワーシントンは「アバター」「T4」と最近よく見るなぁ。ストーリーについてはギリシア神話なので突っ込まない。ただしオリジナルと少し変えて、ペルセウスは神の子でありたくないという点。これは育ての親を神(ハーデス)に殺されてしまったからなのだが、半人半神であるペルセウスの矮小化というか俗人化に感じて夢がない。
 今やCGシーンに違和感はなく、普通に観れてしまう。「指輪物語」っぽいパーティプレイなんだが、テンポが速くて主人公マンセーストーリーなので、せっかくの仲間達の書き込みが少ないのは残念。
 そうはいっても普通のファンタジーもんとして観れば良作かな。7点。

 次にリメイク。子供の頃、何回テレビで観たかわからん。これと「シンドバットの冒険」を定期的に放映していた記憶がある。
 特筆すべきはアンドロメダ役ジュディ・バウカーの人形的かわいさに尽きる。人形的=静的なかわいさなので、リアクションはほとんどないつーか、最初パペットかと・・・。それは半分冗談ではあるが、寝てるシーンでは透け乳首あるし。最後の沐浴シーンはボディダブルっぽかったけど。
 あとはハリーハウゼンのストップモーションか。昔は感動したもんだ。今観直してみると、当時でさえ古くさい技術だったのを、あえてやっている感が漂う。なんつーのかな、古典というか様式美というか。日本で言う人形浄瑠璃?
 あとストーリーの展開というか編集がとろくさくて眠くなる・・・つーか寝た。テレビ放映のときは適度にカットされてたのがむしろよかったんだなぁと再確認。ちと古い映画なので採点はしません。あしからず。
 PS)機械式フクロウはR2-D2意識してんよな、どう見ても。

 オリジナル版を観て、リメイク版を少し見直した次第。アンドロメダ役以外は全てリメイク版が勝っているな。今のCG満載に比べれば、オリジナルが負けるの当たり前だろ、なんて言われそうだが、
例えばスターウォーズなんかトリロジーのが人気あるわけで、それだけが理由じゃない。
 やはりギリシア神話という誰でも知っている分りやすい展開、ストーリーなのだから、進行はメリハリつけてサクサク進んだ方が楽しんで観ることが出来るという点。

2010年9月7日火曜日

PC近況

 先月買った新パソコンについて。
 新パソコンは当然性能も高くなっているので、使い勝手が向上するはず。なんですが、一概にそうも言えなかったりします。車でも家電でもそうですが、それまでの使用感と感覚がずれてしまうから。
 特にパソコンはユーザーのカスタマイズできる範囲が広く取られているのが特徴。長く使ったパソコンほど、使いやすいように手が加えられています。新パソコンはその辺の環境整備をしなければならない為、使い勝手が落ちるちゅう訳です。

「スリープモード」
 Win7は「スリープ」というのがあり、シャットダウンしなくても電源が落とせて、なおかつ起動が速いというモードがある。細かいことはよく分からんが、ようするにサスペンド、スタンバイモードってことでしょ?つーか、ノートパソコンだってスリープあんだから、何を今更つー感じ。
 んで「ぽちっ」とな、画面消える。再び「ぽちっ」・・・・画面つかねーYO!
 画面がつかないだけだったら、「まぁスリープモードがうまく機能しないんだな」で済む(←済む?)。が、どうやらPCは起動しているみたいなのだ。
 本体のPOWERランプやキーボードのNumLockパイロットなどが点灯しているから。当然、CPUファンも回っている音がする。んー、これってどういうこと?
 三菱のディスプレイは真っ暗なまま、「No sigmal」とのメッセージ。

 原因不明のまま今まで放置してきたのだが、一念発起して何とかしてみることに。
 ディスプレイドライバは買ってきてすぐに最新のものに交換済み。ケーブルの抜き差しも行い、症状が改善されないことを確認。んでパソコンのサポートへ電話する。症状を説明し、4時間後に電話が返ってきた答えが「常駐ソフトを切る」。

・・・絶対違うと思うんですケド。

 だってパソコンは立ち上がってるじゃん。信号が出ないことが問題なんだろ?問答を繰り返し、自分の考えを述べるがらちがあかない。出張サポートは存在せず(まぁしゃあないが)、ショップ持ち込みか郵送しないと点検できない。そんな手間の掛かることできないって。
 一応ディスプレイのメーカーにも電話。こちらは対応がとても良く、こちらの質問に対して明確に答えてくれる。分からないものは分らないと言ってくれるのが良い。
 また修理・点検についても一年以内であればサポートが直接訪問。さらに修理の間は代替品を貸し出すとのこと。まさに至れり尽くせり。つーか、4万円程度のディスプレイでここまでして採算とれんのか?

 ふと思いついたのが、ビデオカードのドライバを入れ替えてみては?全くの盲点だったのだが、ビデオカードのドライバなんて最新が入っている物と、勝手に思い込んでいたのだが、もしやそうではないのかも。
 NVIDIAのサイトからダウンロードしてインスト。結構あっさり交換終了。んでびびりつつ・・・スリープ「ぽちっ」、電源落ちる、再び「ぽちっ」・・・画面出てきたYO!
 なんのこたーない、ビデオカードのドライバ交換だけだという落ち。以前使用していたパソコンでもDVDの調子が悪いことがあり、ずっと悩んでいたが、ビデオカードのドライバを更新しただけで症状が改善されたことがあったなぁ。

 パソコンは本当難しい。
 症状の改善については幾つかの定番があり、直ってみれば「あ、そう」だが。今回のケースはもちろんインターネットでも何度か検索してみたのだが、納得いく回答がなかった。
 常駐ソフト、BIOSの設定し直し、接続している周辺機器の問題などが挙げられていたが、まさかドライバ交換でOKとは。もしやドライバ交換はデフォルトなのかな。

2010年9月6日月曜日

バイオハザード クロニクルシリーズ

 クロニクルシリーズとはwiiで発売された「アンブレラ~」と「ダークサイド~」のこと。一昔前のレールシューティング。世界観がバイオハザードというもの。
 「アンブレラ」はバイオの0,1,3を、「ダークサイド」は2,ヴェロニカのストーリーを内包。プラス新シナリオが一つ入っている。

 ゲームキューブでリメイクされた「バイオ1」のような、一新されたグラフィックで進むのは、旧作を知っているファンにとっては懐かしさと新鮮さを感じる。
 レールシューティングの形態をとっているので、バイオハザードにありがちな、謎に詰まってシナリオが展開しない、道に迷うということがなく、気軽に出来るのは良い点。
 逆に悪いのはガンシューのくせに弾数が結構きびしく、また敵が堅い。
 これは元々の作品をそのままガンシューの世界に持ってきたような感じで、せっかくの気軽さ爽快感を失ってしまっている。
 アイテムを取得するにも、強制された視野の中で、急いで取らなければならないなど、まぁこれについては「バーチャコップ」などでも取られていた、覚えゲー的手法なれど、残念なシステムだと思う。
 新シナリオが入っているとはいえ、恐らく過去の作品をプレイした人たちが、当時を懐かしんだり、また追体験する感じでプレイするケースが多いと思われるので、難しさはあまりいらないんじゃなかったのだろうか。
 もっとも今のゲーム作りにおいて、やり込み要素を盛り込まねばならないのでしょうが、それはゲーム難易度で決めればいいことで、イージーモードでもイージーにならないのは、どうかなぁと思う。

 ちなみに「アンブレラ」の方は頑張ってシナリオ3(バイオ3の世界)まで進めたが、そこで挫折してしまった。
 「ダークサイド」に至っては、シナリオ1(というか、チャプター1)のボスを倒したらもう満腹。これで一番最初の難易度かよ・・・と思うと投げ出してしまった。
 今回再プレイに至ったのは、強セーブデーターをダウンロードできたためで、これなら今作品における欠点のひとつである「弾数が足りない」をカバーできるので、爽快感を楽しむことが出来た。
 一新されたグラフィック。とくに「ダークサイド」のそれはwiiとは思えないほどきれい。弾数も気にせず撃ちまくれるので爽快感もあり良作に化けた。最初からこのスタイルで発売していればよかったのにと、非常に残念な作品でした。

 総合点・・・6点。データー改造(あるいは地道に努力)すれば・・・10点。

2010年9月4日土曜日

フライ,ダディ,フライ

 友人宅にてビデオ鑑賞。パッケージ見る限り、青春物かなと思っていた。
 内容は娘を暴行された父親が、とある青年の手ほどきを受け復讐を果たすというもの。一介のサラリーマンだった親父が、娘のために喧嘩の特訓を受けて強くなるのは、ロッキーやベストキッドなどと同じような、よくあるストーリー。
 よくあるということは、逆に言えばうまくやれば楽しめるストーリーということ。しかしこの作品ではあまりシンパシーを感じ得ず、駄作だと思った。

 低予算だろうことは、セットを見れば一目瞭然なのだが、例えばロッキーも低予算だったことが有名な作品で、こうした作品にとって、予算はあまり関係ないだろう。
 しかしロッキーにはスタローンが当時抱えていたであろう悩みや苛立ちといった、本物のもつ魂が吹き込まれていた。だから面白い。だから最後のランニングシーンでエキストラが集まった。スクリーンで見ていてもそこにリアルを感じる。

 しかしこの作品にそれはない。出演する役者たちに屈託がないからだ。
 木から落ちるシーン。本当に落ちる必要があると思う。クッションなどを引いて。落ちる真似だけしてストップするから、真実みを感じない。
 つま先だけで階段を上がりきるシーンも、下から本当に上がらないからリアルじゃない。もちろんそんなことは出来ないんだろうけど、それに近いくらい演技をするべき。どう見てもその後に続くやりとりのせいか、役者に気をつかってなのかわからないが、ほんの数段を登らせただけで、上がりきった!とやっている。感動できない。
 この映画の演出は全編にわたってこうしたうさんくささを感じてしまう。だから説得力がないのである。この監督は相当能力がないなぁ。

 復讐される側の須藤元気にしても、暴力シーンだけしか描かれないかず、その内面を掘り下げることがないからよくわからん。金持ちで政治家の息子でボクシングのチャンピオン。どんだけステロなんだよ。
 主人公を教える青年も格好はいいかもしれないが、彼自身の葛藤などは描かれず、過去について少しだけ独白するシーンがあるだけ。二人の交流。親父から青年へ与えた何かについて、もっと描けばいいのに。
 結局、人気の役者とアイドルを使った青春映画でしかないと思った。

 まぁこうした映画はそれこそ腐るほどあるわけで、別に市場が存在するんだからいいが、問題はこの作品を「最高」とまでは言わないまでも、賞賛を与える奴。はっきり言って映画を語る資格ないぜ。

2010年8月31日火曜日

ヘビーレイン

 PS3でこの春頃発売されたアドベンチャーゲーム。まったく興味なかったんだが、ストーリーがいいとか怖いとかいう話を耳にし、何故か衝動買いしてしまった。同時期にPS3ソフトを何本もドカ買いしてるんで、きっとストレスだったのでしょう。

 二人息子のうち、一人を事故で失ってしまった父親が主人公。同じ時期に「折り紙殺人」という犯行現場に折り紙を残していくという連続殺人事件が起こり、一人残った息子も、その事件に巻き込まれてしまい・・・というストーリー。
 話を進めて行くと、私立探偵・FBI・女性記者も加わって、複数視点で話が進んでいく。

 ゲームシステムはバイオハザードのように、三人像視点で進められる。
 謎解きに関連するオブジェクトがあると、それに働きかけるコマンドが出てくる。そのコマンドが例えば「バイオ」であれば、なんでも「○」ボタンなのだが、このゲームではいろんなボタンの入力が要求されたり、また特殊な操作が必要なものは右スティックを巧みに動かすことを要求されたりする。
珍しいアイデアなんでしょうが、面倒なだけ。
 とくにコントローラー本体を動かすものは特にそう感じる。
 中盤以降はストーリーものってくるし、プレイヤーも先が気になるのは当然で、そんな中、うだうだと物探しさせられたり、コントローラー操作を要求されるのはマイナス。こうしたシステムのアドベンチャーが作られなくなった理由か。正直ノベル形式のアドベンチャーで十分だな、と感じてしまう。

 物語はソウやセブンなどを思い出させる鬱なストーリーで、リアルなキャラクター造形も汚さを感じさせるなど、エンターテインメントとしてどうか。表現力と技術力のすばらしさは認めるが。
 上記でも述べたが、盛り上がった場面でもゲーム(しかもくだらない)をやらされ、本末転倒ではあることは分かりつつも、これだったら映画で観た方がいいや。インタラクティブ性は、ストーリーが転がることを束縛するだけだし、働きかけによってマルチな展開・結末になるんでしょうが、別にいらないかも。
 マルチ展開については、自分の好みな世界観・ストーリーだったらありかもしれないけど。

 以上から総合して6点。5点、とも思ったがグラフィックは確かに一線を画しているので、ここを評価する。
 あとはまぁ、ストーリーが合わなかったのが結局支持できない原因か。ソウもセブンもあんまり好きじゃなかったしな。それとフリーズが多かったのは世間の評判通り。セーブデーターがとばなかったのは不幸中の幸いでしたけど、最終盤に固まったときは、さすがに雰囲気をぶっ壊してくれたなぁ。

2010年8月26日木曜日

DVDレコーダー

 先日PCを買うため、久しぶりに秋葉原に行った。何ヶ月ぶりかだったので、いろいろ見て回ろうと、興味のあるお店は片っ端からのぞく。
 ソフマップに中古のレンズやテレビを売っているフロアがあり、広角レンズでF値の高いやつないかな・・・と入ってみることに。お目当てのレンズの方は大して物がなく、あってもそこそこ高い。

 ふと見るとDVDレコーダーが陳列されていたのだが、なんと一万円を切る価格だ。最近テレビはほとんど見ないし、見たとしてもニュースくらい。映画なども本当に観たければレンタルした方が早いので、昔のようにテレビ放映を録画しようという動機がまったくなかった。
 そのため、DVDレコーダーは過去購入予定にまったく入っておらず、またどうしてもDVDを作りたいとなれば、バイオで作れたことも興味を持てなかった理由だ。
 こうして興味もないまま。レコーダー出たてのイメージもあり、勝手に10万円くらいするものと思っていたこともあって、驚いたというわけ。もちろん中古だから安いというのもあるのだろうが、買っていこうかと本気で思った。PS3のソフトが定価八千円くらいするんだから、おもちゃ感覚でも買える値段だからだ。
 結局その日は映画も観なきゃいけない(ゾンビランド)のもあり、断念したのだが、DVDレコーダーは俺の物欲リストにバーンと残ったわけだ。

 しばらく後、そういえばとDVDレコを思い出すものの、さすがにその為だけに秋葉原へ行くのもなぁなんて思っていたのだが、もしやと考え、近くのハードオフへ行ってみることにした。まぁ一万円は切らないまでも、二万円内だったら買いじゃない?と思いつつ店内へ。衝撃価格は6千5百円!でした。秋葉より安いじゃん!!
 もちろん秋葉で見たそれはスペックなんてまったく調べなかったんで不明なんだが、この6千ナンボDVDレコはHDD80G。当然他にも数台が並んでおり、HDD120Gで8千円。「あの」PS-Xが一万五千円!まじかよDVDレコとPS2混みでこの値段かよ!なんてこいつを買いそうになってしまうが、とどまる。
 どーせPS2なんてやんないでしょ!!

 安いのには理由がある。
 つまり来年からは地上波デジタル放送のみとなり、アナログしか受信できないレコーダーは、すべてその存在意義をなくしてしまうからなのだ。そりゃそうだ、中古とはいえDVDプレイヤーと値段が変わらないのは、殆どの使用においてプレイヤーとしてしか使いようがないからなのだ。
 デジタル放送スタートとなりいまやHD画質が標準となっていく中で、DVDのSD画質はあまりにも貧弱なこともあり、DVDレコって時代の徒花だったんだなぁ。

 が、それでも俺は購入しちゃいました。なにしろ6千円だからな。実は家にかなりのビデオテープがあるのだが、こいつの占拠スペースがとにかくもったいない。先日多くを捨てたのだが、どうしても捨てがたい名残惜しいものもいくつかある。市販テープにおいてはほとんどDVD化されてない奴ばかりだし、されても再度買うか?と言われると疑問なもの(ミートボールとかガルフォースとか・・・苦笑)。これらをDVD化するのには最適かもと思ったからだ。

 前述の通りバイオでDVDを作ることもできるのだが、以前作ったとき不満がいくつかあった。

1.音声がステレオではなく音多になるのはどうして?
  通常でモノラルだし、ミックスすればいいでしょというのは技術屋の意見だ。
2.ソフトに統一感がない
  キャプチャソフトは古くさく、焼き込みソフトは面倒くさい。しかも別のソフト。
3.互換性と保存性に疑問
  手持ちのDVDプレイヤーで見られなかった。
  百歩譲って我慢するが、しばらくして見ようとしたらファイルが壊れていた。
  メディアのせい?と思ったのだが、別のメディアで作ったものも読めなくなったものあり。
  しかもメディアはソニー製だ!

 特に3.が深刻で、いくつかについては原盤消失してるし・・・。
 DVD-Rに保存性を求めるのはいけないのだろうが、10年すらたってないんだからなぁ。などという理由から、現在バイオを使ってDVD作成という選択肢は消滅していた。まぁ使えなくても6千円なら大した額じゃないし、ということ。

2010年8月25日水曜日

バイオハザード5

 バイオハザード4もそうだったんですが、今回もだめだ・・・。序盤でつまりまくって、面白さを感じるところまですすめることができない。
 先日強引な方法でバイオ4はクリアした。GC版買ってクリア出来なかったにも関わらず、Wii版まで買ってしまったので、どうしても解いておかねばならないという使命感に駆られて。
 今回のバイオ5も、そうした自分を駆り立てる何かがないと、クリア出来ないかも・・・。

 これまでのバイオシリーズは好きで、シリーズをプレイするためにPS、DCを買ってしまったり。あのリモコン操作が個人的には良かった。
 第三者視点で進むシステムは、クリスやジルたちがゾンビに襲われる様が、まるで映画のような演出によくマッチしていた。
 それがFPSっぽくなったことから臨場感が増したのはいいんですが、周りが見えなすぎ!映画から実体験・アトラクション的になり、いまいち楽しめない。
 それでいて「FPSっぽく」というのが味噌で、FPSのシステムにはしていないから、使い心地、操作感はなんかいまいち洗練されていない。世間一般ではバイオ4の評価は高いようなんですが。

 また敵がゾンビではなくて、見た目はただの人間っていうのも生理的に受け付けない。FPSでガンガン人殺ししてんだけどね。あれは相手も銃をぶっ放してくるし、兵隊だからか。
 相棒は「またもや」「お約束の」巨乳姉ちゃん。いい加減にこのステロタイプなんとかしてよ。アンジェリーナ・ジョリーとかもそうだが、胸を強調するとクールに見えない。ただのエロ。ニコール・キッドマンやジョディ・フォスターがいいのは、あえて強調してないのに、たまに「あれ、胸でかくね?」って所なんだが。っていうのは完全に個人の趣味レベルなんですけど。
 それからAIが相棒だと、ただの障害でしかないよな。弾撃ち過ぎるし、意味ない戦闘するし。続けていけばジルやウェスカーなどが出てきて、これまでのストーリーとつながるようだが、はたして最後までやるのだろうか・・・。

2010年8月24日火曜日

特攻野郎Aチーム

 本日、TOHOシネマにて吹き替え版を鑑賞。
 スクリーンは一番大きいものだったので、アクションシーンなども満足して見ることができた。
 Aチームと言えば、土曜日(だったかな)の昼下がりにTV放映しており、年に一、二回ほど日曜洋画劇場で特別版が放映されていた。同じものが何度も放映され、これ前も見たよ!なんて言いながら、何度も見た記憶が。
 当時はサバイバルゲームに凝っていたので、銃の出てくるアクション映画であれば、何でも面白いと思って見ていたし、個性派四人衆がよかった。

 今回の映画はそのリメイクで、役者は当然別人なのだが、吹き替え版というせいもあってか、それほど違和感なく見ることができた。
 テーマやメッセージ、重厚なストーリーを求めるような映画でもないので、くだらない矛盾点や突っ込みどころには目をつぶって見れば、普通に面白いアクション映画である。
 ただし派手なアクションシーンはカット割りが目まぐるしく、近寄ったショットが多いので見にくかったのが残念。一時期(今でも?)流行ったジェットコースタームービーという手法なんでしょうが、生憎この映画には合わないんじゃないかな。
 「Aチーム」はもっとほのぼのとしたイメージがあり、アクションよりも個性派キャラが持ち味を生かして動き回ったり、やりとりをする所が特徴だったはず。
 その証拠にモンキー絡みのシチュエーションについては結構笑える部分もあり、こういった風をクローズアップして作ればよかったのだろうにと感じた。
 他にもハンニバルがコングに「人を殺せるか?」と迫ったりしてたけど、Aチームが明確に殺人をしてたという記憶がないんだが・・・。
 もちろんベトナム戦争で活躍したチームだから、人殺しはしませんなどというカマトトめいた台詞を期待しているわけでもないけど。この辺についてはさらりと流すだけで、注力しない方がよかったんじゃないかな。

 元ネタありのリメイク映画の宿命ではあるが、過去作品のファンからすればこうした指摘がされるのは仕方ないことでしょう。逆に言えば完全新規の映画だったら、見に行ってなかっただろうし。
 総合点は6.5点。アクション映画として及第点。

2010年8月23日月曜日

ファイナルファンタジー13

 ファイナルファンタジー13をようやくクリアできた。8月の頭からやってたから、都合一カ月掛った。
 実際にはこればかりやっていたわけではないので、その辺考えると2~3週間くらいかな。点数つけるとしたら8点(10点満点)くらいのソフトでした。

ファイナルファンタジー過去
 ドラゴンクエストと並んで、日本のRPG界では両巨頭とされるものの、これだけゲーム好きながら第一作しかやったことがなかった。外伝的なものに関しては、いくつかやっているのだけど。
 なのでPS3という特殊なゲーム機を持っていなければ、プレイすることもなかっただろう。世間一般的にはやはり有名なゲームで、特に20歳代には思い入れのあるゲームみたい。
 居酒屋の店長やってたころにスタッフに聞くと、PS3を買ったのはFF13のためという子が、思いのほか多かった。さらに言えば彼らはネット接続をしておらず、PS2の感覚で使用しているとも付け加える。

プレイの経緯
 大量に出荷したのが原因か、値段はかなり安くなっているので、PS3を買った記念に手を出してみた。世間ではかなり酷評だし、ムービーゲーという評価ではあるが、元々ファイナルファンタジー自体がムービーゲーじゃないの?というのが、素直な感想。いまさら何言ってんだかという感じであるし、これで絵が汚いならまだしも、グラフィックの綺麗さに関しては、感動を覚えるレベル。

最初の頃
 システムがまったく理解できない。
 ムービーゲーというのに慣れておらず、少し進むとムービーが繰り返され、「これでもゲームなの??」なんて思わせることしばしば。このゲームに限ったことではないが、糞つまらないストーリーに辟易。

中盤
 キャラクターがそろい始め、システムも理解できてくると段々面白くなってくる。
 ご都合主義的なストーリーは相変わらずであるが、そこはRPGの強み。キャラクターへの愛着が湧いてきはじめており、あまり気にならなくなった。
 むしろ移動シーンいらねぇからストーリーだけ見せろっていう感じ。

戦闘
 アクティブバトルシステム。こういったシステムを使ったゲームはクロノトリガーくらいしかやってないな。
 オプティマというドラクエの「さくせん」らしきものがあり、こいつでキャラの職業を選択すると、それに応じた働きをしてくれる。結構いい動きをしてくれるのだが、ボス・雑魚とも強い敵が多いため、
勝手に戦っていればいいというわけではない。敵の手強さは、硬さ・耐性・攻撃方法などが原因のため、こっちが弱いだけでなく、戦い方を間違えると全滅してしまうこともしばしば。相手の行動や能力を把握しないと戦いにならない。
 ボス戦では相手のHPがべらぼうに高いので、かなり時間を掛けて削りながらも、操作をミスったり、少し楽観的になったりしただけで殺される、なんてことも。しかし再スタートに時間は掛らず、
ムービーを飛ばしてすぐ再戦できる仕組みになっているので、それほどストレスはたまらない・・・最後のボス以外は。

キャラクター
 主人公が女。あんまり感情移入できない。性格も良くない。下界から来たという女二人組はまるでレズ。なんだかなぁ。一人はアフロの黒人で、一人はジャニーズ。残る一人は恰好だけ一人前。
 キャラに関してはオレはだめだった。

ストーリー
 どっかで見たような展開ばかりで新鮮味には欠く。科学兵器と幻獣の組み合わせや、街の作りをみるとファンタシースター2を思い出させる。あのゲームをこの技術でリメイクしたらすごいだろうなぁ。
 悲劇的な運命に対して、反抗し、仲間と団結し、敵を倒すつー、なんかつまらん。途中からどんでん返しを狙っているのがバレバレというか、同じ敵と何度も戦わなくちゃいけないとか、それは敵の策略だとか。薄っぺらいストーリーを引き延ばしている感が漂う。
 それから上記で述べた感情移入しにくいキャラクター同士が、台詞で状況説明しながら友情だの愛情だのを語るから、ますます押しつけ感プンプン。
 んー、でも感動するストーリーのRPGってあったか?なんて考えると、こんなものかなぁ。

最後
 何しろラスボス強すぎ!ここだけで一週間掛った。
 戦闘システムの「おかげで」なのか「せいで」なのかわからんが、レベルアップで対応できる強さじゃない。体力のほぼ全部を持ってく全体攻撃→毒のコンボが強烈で、操作できないまま死んでいくこと・・・何回だ??
 さらに即死攻撃がたまに飛んでくるし、純粋に大ダメージ攻撃もありで、どうやったら勝てんのよ!?状態でした。
 結局アクティブバトルのスピードを遅くして、対応しやすくする作戦で撃破。その後のストーリーも、言いたいことはわかるけど何か矛盾しているつーか、ハッピーエンドじゃなくてもいいけど、半分ハッピーエンドっていうか。何しろ煮え切らないストーリーなのは残念。
 結局ヴァニラとファングの立ち位置がよく理解できなかったなぁ。

まとめ
 ストーリーとキャラクターへの感情移入が出来ない点が残念。でも自分も歳をとったのだから仕方ないのかもという感じはする。
 戦闘システム・グラフィックは満点級。同じシステムでまた遊びたいと思わせる出来栄え。終盤までパーティが自由に組めない、道中が一本道、装備が貧弱など、市井では不満の声あるようですが、これについてはそういうゲームだろで許容できた。個人的にはですけど。
 まぁやり込みする人とか、愛着持ってプレイする人には縛り・制約・自由度の低さに感じられる部分でもあるので、そんな人には減点なんでしょうね。
 以上から冒頭で述べたとおり10点満点の8点。よくできたRPGという評価になりました。

2010年8月22日日曜日

SONYってば!

 先日、Newパソコンを購入した。それはそれで、別途書こうと思っているのだが、これまでの環境を引き継ごうとしている中で、相変わらずSONYってば!と思うことがあったので書く。

 SONYのバイオは三台乗り継いできて愛着もあったのだが、ついに今回は買うのをやめてしまった。もはやSONYは自分の好みに合うPCを販売しなくなったからだ。
 元々デスクトップバイオは動画編集用PCとして売り出してきた中、Youtube、ニコ動など動画サイトが人気となり、つれて動画編集を行う層というのが出来てきたのに、何故沈黙を守っているのか
疑問ではあるが。
 もっとも現在動画をいじろうという気力はすでにないので、動画編集に優れたバイオがあったところで宝の持ち腐れになるであろうが、動画編集に優れている=PCの性能が高いということなので、それはそれで購入対象になる。
 もちろんメーカー製ということで、BTOのそれに比べると値段的な妙味は薄れるであろうが、それでも選択肢の一つにすらならないというのはいささかさみしい限り。

 つーかそんなことはいい。
 前回のS510→RX66時に大量に保管した音楽ファイルが取り込みできず、ぐはっ!と思いながら屈辱にまみれたものの、SONYというブランドを信じてWalkmanを買い(ipodでなく)。再び大量に音楽ファイルを取り込んだのだが、今回また同じ轍を踏まされることになろうとは!!!
 ただの道具であるべき視聴ソフトがバージョンアップされており、古いデータは取り扱い権限がないときよる。なんとか裏技ちっくなやり方(旧PCに新ソフトを入れて、バージョンアップ後に新PCへもっていけばできるらしい)を余儀なくされるにおよんで、

 あいかわらずSONYってばよ!!

と叫ばざるを得ないのである。
 Appleが古いipodの扱いに関してどうなってんのかよくわからないが、SONYは毎回だなぁ。しかもこれまで旧PCでSonicstage使っているときは、一言もニューバージョン出てたなんてアナウンスなかったのに・・・あった?
 むかつく。

書き込みテスト

 なんかヤフーでブログ作ったけど、使い方があんまりよく分からないので、放置してました。
 ブログで発信したいことはあまりないんですが、映画やゲームなどの感想を残しておくのに、ワードではデータベース的に使いにくいし、エクセルでは文書入力に適してなさそう(もちろん、主観ですし使い方をよく知っていないだけなんでしょうが)。
 んで、ブログがいいかなと思いたち、今度はグーグルでブログを開設してみました。