2016年2月24日水曜日

バイオハザード6 その3

 バイオハザード6クリス編クリアした。


 クリスはBSAAというテロ対策組織に所属していることもあり、バイオハザードがただの戦争ゲームぽくなっている。敵もゾンビではなく虫っぽい輩だったり、宇宙人みたいな仮面つけてたりなこともそんな印象を強くさせる。
 勢い銃撃戦!となるのだが、今回はレオン編に比べると弾が足りないこと多し。それだけ戦闘場面が多かったと言うことかな。集団で現れることも多かったし、相手も銃を撃ってきたりするので早急に殲滅しなければならず、勢いフルオートでババババン!なんてなってたのかも。


 クロスオーバーシステムは好印象。同じ時間軸でクリスとレオンが交錯する所を実体験できるのはなかなか良いと思った。しかし4つのシナリオ(レオン、クリス、ジェイク、エイダ)を遊ばなければならないのは大変だし、それでいて各シナリオは小粒になってしまうというのが残念。ストーリーの深みだけをとれば、携帯ゲーム用であるリベレーションの方が上にも感じられてしまった。
 また結末をしるために残り2シナリオを遊ばなければならないというのがちょっと面倒っちい。


 上手い人が操作すれば違うのだろうが、自分が操作するとキャラクターの動きは重たいし、基本銃撃戦ばかりなので盛り上がりに欠ける。全然違うジャンルだが、ダークソウルなどは戦いをするにつれて自分の操作が上達していくのがわかるのだが、このゲームはいまいちな感じ。ただストーリーを追うためだけに一本道を進んでいくだけって気がしてしまう。


 あとカーチェイスシーン、敵から逃げるシーンなどはどうも好かないね。何度も述べたけど映画的演出にしたいのはわかるけど、実際のプレイヤーからすると操作しにくい見にくいだけで、特に迫力も緊迫感もそそられないような気がするんだけど。
 それからローディングが多すぎる。ムービーがぶつ切れされて画面暗転でせっかくの盛り上がりが台無し。こういった所にこそ映画風のように流れるような演出をすればいいのにと思う。

2016年2月15日月曜日

バイオハザード6 その2

 レオン編のチャプター3から始めて最終章にあたるチャプター5までクリアした。
 プレイし始めの頃のムービーばかりで自ら操作できないというもどかしさから一転。時折 QTE が入るもののアクションシーンが続き、意外と面白かった。


 ストーリーとしては、街を抜け出して教会から地下のバイオ研究室へ。TPS のようなゾンビとの戦いばかりではなく、バイオハザードお馴染みの探索要素も入り交じっていてなかなか楽しい。奇妙な仕掛けが施された秘密の抜け道を通ると研究所、というのもバイオチック。
 そこで登場するのはエイダ。さらにパートナーであるヘレナが今回のバイオハザード発生を手助けしたとの発言。それは妹が大統領補佐官シモンズによって人質に取られてしまったからだった。ありがちな展開なれど妹デボラは感染しておりBOWに変身。エイダも加わってこれを倒す。すべての原因はシモンズ。仇討ちだ!
 中国へと移動したシモンズを追って二人も中国へ。しかし機内でもバイオハザード発生。落ちる飛行機。エイダに続き、クリス、シェリーなどと遭遇しつつ、中国に舞台を移したシモンズ追跡劇になる。


 大学構内、燃える街、教会、地下墓地、地下道、地下水脈、飛行機、最後に再び街。いろんな場所を転々としながらアクションシーンが続いていくのは、まるで映画や連続活劇のようでなかなか楽しい。前回遊んだバイオシリーズの「リベレーション」は 3DS でのリリースということもあり、ボリューム的に難しかったか、船内という限定空間メインだったのに比べると変化のある場面展開は良し。
 銃によるダメージが低く、何発撃ってもなかなかゾンビが倒れないのが厳しい。新型ウィルスだからか。その分格闘攻撃がすぐに出せるようになっている、というか積極的に格闘攻撃をしてくれというスタイルなのかね。シリーズ通してナイフクリアを楽しむ層がいることから格闘攻撃に対して否定はしないけれど、TPS に近いゲームシステムになったのだから、銃でゾンビを撃ち倒していく爽快感を全面に出してくれてもいいのに。


 ラスボスはシモンズ。チャプター4で一度倒し、とどめ刺さないでいいのかねと思っていたら、案の定チャプター5では延々戦わされるはめになる。それほど強くはないのだが、さすがにいい加減にしろとは思ってしまった。


 エピローグもさらっとしながらハッピーエンドで終わり、クリアの達成感はなかなか。エイダやクリスのその後などは描かれないのだが、これは人物ごとにストーリーが設定されているのでこちらで遊んでくださいということか。
 思えばバイオ1の頃からダブル主人公やパートナーザッピングシステムなどでストーリーに深みを出していたわけだし、一人主人公だった「4」「5」はクリアまでにすごく時間が掛かったことを考えれば、短編を幾つも収録するというこのやり方はありかも。実際「4」「5」は中だるみがひどくて、まだ終わらないのかよ、と思い続けながら遊び、ストーリーが頭の中に入らなかったもんな。

2016年2月12日金曜日

バイオハザード6

 Steam のウインターセールで購入した「バイオハザード6」をプレイすることに。前作「バイオ5」はあまり楽しめなかったのだが、今回はどの程度だろうか。
 なおバイオハザードはシリーズずっとプレイしているものの、クラシックタイプのファンであり、「4」以降のスタイルはあまり好きではない。


 評判通り「QTE」の多いゲーム。序盤においてはプレイヤーが操作すると言うより、ムービーを見せられつつ、随所で要求されるボタン押しゲームをさせられる感じ。
 リアルタイム生成のムービーであることと、グラフィックが当世基準にて綺麗になったということをのぞけば、それこそゲーム黎明期に存在していた LD ゲームと同じことをしているというくだらなさ。しかもアクションは陳腐だ。


 以前プレイステーション3で「ヘビーレイン」というアドベンチャーゲームを遊んだが、これは基本ムービーゲームの中で時折 QTE のような入力を求められるもの。その際要求される操作が「スティックをぐるぐる回す」とか「指定通りにコントローラーを動かす」みたいなもので、一応キャラクターの動きに合わせたような感じにはなっているもののつまらなかった。
 しかしゲームクリエーターやレビュアーの評価は意外と高く、自分と専門家たちの考え方の乖離が不思議に思えたのだが、今回の「バイオ6」における QTE についても同様の思想を持って作られているようだ。
 「スティックをぐるぐる回せ」とか「アクションにあわせてボタンを押せ」などといった指示が飛び、まるで自分で操作しているようでしょ?と言わんばかりなのだがちっとも面白くない。


 結局ムービーを見せたいのなら垂れ流しでいいわけで、そこに入力を求められては真剣にムービーを見ることはできない、という点を理解していないのではないだろうか。ゲームとしてつまらなく、ムービーを楽しむことも出来ないという欠点ばかりのシステムだと思う。
 またせっかく意気込んでゲームを始めたというのに、予備知識を教え込まんとばかりにチュートリアル風ステージが始まり、さらにプレイヤーの介在しないムービーシーンが延々と続くというのはやる気をそがれてしまう。最近のゲームには多いこの導入部分はなんとかならないものか。


 さて、現在の目的は大学構内でバイオハザード発生。ゾンビが蔓延する街を逃げ出して、教会を目指すという感じ。ホワイトハウスから地下鉄を抜けて現在炎燃えさかる街を逃走中。ゾンビが蔓延する街を逃げていく感じは、主人公がレオンということもあり「バイオ2」を思い出させる。
 ハンドガンやショットガンの威力がしょぼすぎるものの、弾薬は豊富に手に入るのが助かる。もっとも格闘が強すぎる嫌いがあるが、やっとアクションゲームらしくなってきたのは良かった。

2016年2月7日日曜日

ベヨネッタ2

 ヨッシーウールワールドがあまりにもお子様向けゲームだったので、同時進行で「ベヨネッタ」を再プレイしていた。ヨッシー終了と同じ頃クリアしたので、続編「ベヨネッタ2」を続けてプレイすることにした。
 なお「ベヨネッタ」は Xbox360 でもプレイ済み。再プレイは「2」に同梱の WiiU 版にて。ピーチ姫やリンクなどの任天堂キャラを模したコスチュームが選択できるのだが、ノーマルのまま遊んだ。特に箱版との違いは見受けられず。


 「2」は大体において初代の改良版となっていた。


 個人的にはこうしたスタイリッシュアクションと呼ばれるジャンルのゲームは得意ではなく、また好みでもない。やり込みプレイはそれほど行なわないので、数多く用意されたコマンドを習得することもできなければ、それを駆使して戦うなんてことができないからだ。
 同様のジャンルであった「無双」シリーズや、「Ninja Gaiden」もあまり面白いと思えなかった。
 ベヨネッタも同一線上のゲームなのでいまいちだったのだが、「2」ではグラフィック、演出が大幅にパワーアップ。さらに間延びしている感のあった探索シーンやミニゲーム(シューティング面など)が短くなって丁度いい長さになった。
 QTE がついていたり、同じことを何度も繰り返させられる大型ボスとの戦いはほぼなくなり、基本人型ボスとの殴り合い。大型ボスにいたってもイベント戦にせず、通常バトルと同様の戦い方で終始するのは良かった。


 ストーリーは続編にして前日譚という複雑なもので、とはいうもののラスボスは善と悪にわかれた存在というありきたりなパターンであったり、謎の賢者は前作ボスの過去を転生させたものという、前作にもあったギミック(前作ではベヨネッタの少女時代を転生させていた)だったりとしょぼい。
 まあこれは「お馬鹿ゲーム」の乗りを全面に押し出している世界観なのであまり重要視されないというか、目くじらたててどうこう言うほどのことではないのだが。


 前述の通りバトルシーン多目の展開でどんどんチャプターが進んで行くので爽快感は半端なく、またグラフィックも派手になっているなど遊びやすくなったのは好印象。WiiU というハードでの販売となったため、地味なセールスになってしまったが、通好みの一作と言えるだろう。

2016年2月1日月曜日

ヨッシーウールワールド その2

 ヨッシーウールワールド無事クリア。


 前回で書いたとおりの感想で、普通にクリアだけ目指すならかなり簡単。ただし隠された毛糸(集めると仲間のヨッシーが救出できる)や花を集めるとなるとやり込み度は増す。最近のマリオブラザーズシリーズなども同様のデザインになっているように思える。


 救済アイテムとしてダメージ半減とか火に触れてもミスにならないといった様々な効果を持つバッチをつけることが出来、隠しアイテムを探したりするのにも役立つ様子。というか前回も書いたが普通にプレイしていてはまず見つからないものが多いので、バッチを使ってステージをくまなく探索するという作りだ。


 ボス戦もラスボスのクッパ JR 含めて簡単で、初見で倒せるようなぬるい攻撃多し。レイマンやらドンキーコングなどに慣れた身にはだいぶやわい。道中のぬるさもあわせて爽快感とはほど遠いプレイになる。
 しかし Miiverse を見ても分かるとおり、これは子供向けの作品であるから、これくらいの難易度調整で良いのだ。ほんわかした世界でヨッシーがてくてく歩く姿こそがテーマのゲームなのだから。