2018年1月23日火曜日

リトルナイトメア

 「リトルナイトメア」をSteamでお勧めされ、値段も安くなっていたので購入した。このソフトは全く知らなかったのだが、バンダイナムコがパブリッシャーなのね。PS4でも発売されているからか、メニューはきちんと日本語化されていて手間がないのも良い。

 子供の頃の恐怖を体現した、というキャッチがあるホラー系の横スクロールアクション。ストーリーや目的の説明はなく、ただ放り投げ出されるようにゲームが始まる。暗い不気味な世界とライターひとつだけという心細い状況で、小さな人形のような主人公が進んでいく。
 パズル要素が強めで、先を進んでいくには謎解きも必要。ちょっと頭を捻らせさせる時もあったが、行き止まりは閉鎖空間となっているので、取り戻しがなかったか、別の出口があったのではないかなど、後戻りの必要がないのが分かりやすい。
 その分ボリューム不足は否めないが、シンプルにクリアまで遊べるのはむしろ値段相応で評価できる。
 キーコンフィグが何故かキーボードのみで、コントローラーでは変更できないのが残念。ボタン配置がどうも慣れなかった。また基本2Dアクションなのだが奥行きもあるため、オブジェクトの位置が把握しにくく、距離的に届いていないのか、それとも方向があっていないのかが分かりにくい場面がいくつかあった。

 華奢で逃げ回るだけしかできない主人公が、段々血に目覚めていくというストーリーもなかなか秀逸で、ダウンロードコンテンツ含めた世界観の補完などもあるようで、ほどよい佳作だった。


 「ライフ・イズ・ストレンジ」のエピソード1を少しだけやってみた。
 ストーリーが良いという感想をちらっと見て興味を持ったのだが、バタフライエフェクトを元とした内容で、イベントに対して時を戻して対応を変化させていくもの。作り込みが割とすごくて、モブも歩き回っているし、細かなオブジェクトまでしっかり作り込まれていて、まるで映画かVRの世界みたい。
 しかし遊んでいる感覚は昔PS3で遊んだ「ヘビーレイン」みたいで、感想も同じくこれをやるのであればゲームじゃなくていいんじゃないかと思ってしまう。
 インタラクティブであり、自分がストーリーに入り込みやすいのかもしれないが、個人的にはストーリーへの没入への障害でしかなく思える。主人公もぱっとしない女の子で感情移入するのが難しい。
 せっかくの作り込みも情報過多なだけで細部まで観てやろうという気にはなれず、現実の再現というだけではクリエイティブな感じもせず、結局最後まで遊べば面白くなるだろうとは思うのだが、この手のジャンルは合わないと再認識した。

2018年1月20日土曜日

Diablo III

 以前「Diablo」をシリーズで遊ぼうと思い立ち、「I」をプレステ、「II」はPCにてクリアしたものの、「III」がプレステ3の故障で出来ないままでいた。今回中古でプレステ3を買い直したので、さっそく取り掛かることにした。

 「II」でディアブロを始め、メフィスト、バールが打倒されたので、「III」はどんな展開になるのだろうと思いつつ開始。オープニングによれば隕石の落下でデッカード・ケインが行方不明となり、また死者が蘇り始めたというので、この影響でディアブロが復活してしまうのかなと思った。
 しかし予想に反し隕石は天使「ティラエル」であり、前述三大悪と四小悪のデュリエル、アンダリエルは倒されたままで、残るベリアル、アズモダンがまずは最初の敵ということだ。
 前作で苦労して倒した悪魔がストーリーの都合で簡単に蘇ってしまうのは腑に落ちないなあと思っていただけに、この辺がきちんとしていて流石だと思った。日本のよくあるシリーズものではサクッと復活させそう。

 「I」では戦士、「II」では魔術師を選んだので、今回は弓使い(デーモンハンター)にしようかと思ったが、やはり派手な戦いが楽しそうなので今作も魔法使い(ウィザード)で遊ぶことにした。
 レベルアップごとのステータス割り当てがなくなり、スキルシステムは前回のツリー制から種別ごとに並列された中からの選択制に。選択はいつでも変更可能なので使いやすい、自分好みのスキル(呪文)を気軽に選べるのがとても良い。またレベルが上がるたびに何らかの呪文やルーンを覚えるのでレベルアップの楽しみが増えた。
 スキルの振り直しが出来ないシステムでは、取得を失敗したら新しくキャラクターを作り直すか、諦めてそのままで遊ぶしかなかったのに比べてとても親切。試しに炎の魔法を使ってみて、やっぱり使いにくいから氷の魔法に戻すなどが行いやすい。
 ひとつのゲームを深くやり込ませるにはリビルド不可のシステムの方が時間を掛けさせやすいのだろうが、あえてユーザーフレンドリーな方向に舵をきっているのは売れるゲームを作っているメーカーだなと思わせる。開発に余裕がある証拠だ。

 魔法使いを選んだことで、操作性について疑問が沸いた。戦士など接近戦をするキャラクターであれば単純なのだが、複数の呪文を駆使し、それらが飛び道具であるという問題。はたしてコントローラーが入力装置になるプレステで、魔法使いを快適に操れるだろうか。
 しかし心配は杞憂に終わった。
 コントローラーの説明をみる限りでは、多くのボタンにスペルが割り振られ、果たして使いこなすことが出来るのだろうかと思ったが、実際には新しいスキルはレベルアップごとに徐々に増えていくし、各スキルはオフェンスやディフェンスなど、ジャンルごとにわけられているのでボタンの役割を把握しやすい。
 マウスで敵をクリックする必要もなく、だいたい敵のいる方向へスティックを傾けておくだけであとは勝手に狙いをつけて魔法を飛ばしてくれるのでまったくストレスもない。

 アイテム管理もこれまであった空いているマスに埋めていくといったやり方を捨て去り、部位ごとに分類され決まった数まで自由に持てるという簡便な方式に。拾ったアイテムと装備しているものとの比較もボタンひとつで詳細までわかるなど、遊びやすくするインターフェイスへの転換がよく練り込まれていて凄い。
 ただし各部位へのアクセスはスティックをそれぞれの方向へ倒すことによって選択するのだが、部位が多いことから微妙な入力を必要とされ、本来選択したい部分と別の部分を選んでしまったりする。ドラゴンエイジでも使われていた選択方式なのだが、どうも自分には慣れない。

 総じて過去の遺産を潔く捨て去って、新しいものを作ろうという気概が感じられた。
 ついこないだ「Torchlight II」というディアブロ製作チームが作ったというハクスラを遊んだが、これはただのディアブロコピーでしかなく、画面の見た目から操作性までほとんどディアブロを踏襲していたのに比べると好対照だ。
 まったく意欲的だし先駆者としての誇りさえ感じらる。ユーザーに楽しんでもらおうという方針が素直にわかる。

 天使と悪魔の戦いと、巻き込まれる人間界の構図はさらに深く描写され、サンクチュアリの創造や果ては天使の堕落までが描かれるストーリーも楽しめた。天使の善が必ずしも正しいとは限らない、どころか人間にとっては敵対するものであるという立ち位置も興味深い。
 仕方がないとはいえ、ディアブロは最後の最後まで登場することはなく、また出てきてもサクッと英雄に倒されてしまうのはお約束。

 とりあえず第五章まで終わらせノーマルをクリアしたのだが、本当であれば難易度を上げて更なるレベル上げ、アイテム収集でキャラクターを成長させていきたいのだが、ほかにも多くのゲームが待っているので一旦終了。

「ジェイソン・ボーン」三部作

 シリーズ化されていて評価も高いシリーズだったのに、食わず嫌いでこれまで鑑賞してこなかった「ジェイソン・ボーン」三部作を観ることにした。外伝ぽい四、五作目は未見。暇があればいつか見るかも。
 三部作はどれもだいたい同じようなストーリーで、記憶を失った主人公が、わずかな手掛かりを元に CIA の極秘任務の裏に迫っていくというもの。派手さはないが地に足の着いた演出が巧みで、スリリングなシーンを盛り上げている。
 結局こんな上手く話が進むわけないでしょと思う場面は多いし、こんなスーパーエージェントいるわけない、なんて展開も多いのだが、マット・デイモンのスマートで抑えた演技がリアリズムを与えている感じ。

 ついでに「96時間」も鑑賞。少し設定が似ており、こちらも元 CIA のエージェントが活躍するサスペンスアクション。こちらもリーアム・ニーソンがプロフェショナルぽい動きで格好良く、何ともあり得ない場面の連続ではあるが興醒めすることはない。
 殺すことに躊躇がないどころか、怒りをぶつけて殺すような場面もあるのが逆に新鮮で面白かった。
 こちらも続編があるようだが、まあ同じようなお話しぽいので観なくていいかな。

2018年1月14日日曜日

映画いくつか

「フッテージ」
  作家が新しいノンフィクション小説を書くため、一家首吊り殺人事件のあった家に引っ越す。その家で起こる奇怪な出来事という作品。猟奇的殺人か推理サスペンスものかなと思っていたが、本当に悪魔的怪物が登場するオカルトものだった。
 怖さを演出する雰囲気はかなり上等。オカルトものということで興味は若干薄らいでしまうが、最初は作家が憑りつかれてしまう「シャイニング」のような展開かと思わせておいて、最後に救えない落ちに持っていくあたりもなかなか良かった。
 ホラーだから仕方ないのだけど、暗い画面が多すぎて、何をやっているのかよく分かりにくい所が多かったのが残念。


「ニューヨーク東8番街の奇跡」
 「未知との遭遇」や「E.T.」で友好的な宇宙人を展開していたスピルバーグ製作による、宇宙人との交流もの。
 宇宙人は機械生命体のような格好で、いわゆるUFOがそのまま本体。動きと目玉(?)の表情だけで感情を表現しているのだが、それが犬や猫のような愛玩動物を思い起こさせるような愛くるしさ。最後も感動的で冒頭の映画に比べれば佳作なれど、心温まる名作。


「デビル」
 脚本ナイト・シャマランということで、どうしてもどんでん返しや奇想天外な落ちを期待してしまう。エレベーターという密室で起こる怪奇な事件の顛末。密室サスペンスというだけで引き込まれてしまうのだが、巧みな伏線が最後に回収された時に見事だなぁとうなってしまった。
 上映時間も短いので集中力が途切れることもなく、だれることなく話しが展開。誰が犯人なのだろうとハラハラしながら見ることもできて上手い。
 宗教じみているし、悪魔の登場するオカルト的なお話しだが、幾銭とあるおとぎ話の現代版と思えばそれほど気になることはなかった。


「サプライズ」
 思わせぶりなクマのマスクのサムネイル画面に、作品紹介が「始まりは、二階の寝室。一匹目は、ヒツジ。二匹目は、キツネ。三匹目は、トラ。家に誰かが入ってきたらしい。」なんていうもの。不条理ホラーかサスペンスかなと思い視聴。猟奇的な連続殺人黄かと思わせつつ、くだらない遺産目当ての殺人というもの。
 グロテスクな殺し方から、「ファイナル・デスティネーション」シリーズのような登場人物の死に様を楽しむ映画かなと思い、長女と父親の死に方が微妙に似ているのが良くない、なんていう観方にシフトしていると映画はまた別の展開を見せはじめる。
 一般人と思わせておいた女性の一人が、本格的なサバイバルの達人だったという「沈黙の戦艦」的展開。しかもサバイバルを覚えた理由が「父親が妄想に囚われ、無理矢理サバイバルスクールに入れられた」というのが笑える。
 怖めのホラー映画と思っていたが、不謹慎な映画なれど楽しめたので良し。

2018年1月13日土曜日

PS3 を再購入

 二年ほど前「ドラゴンエイジII」をプレイ中 PS3 が挙動不審になりつつあり、クリア後お亡くなりになった。いわゆる YOD という定番の故障で、発熱によるハンダの剥離で正常な動作をしないらしい。
 いくつか遊ぼうと思って積んでおいたゲームもあったが、すでに PS4 時代となっており、また当時の PS3 はコスト削減でディスクローディングが手動となって格好悪いくせに、お値段は三万円ほどするなど、到底買い直す気にはなれなかった。

 そのまま今後は PC を拡張することで最新ゲームに対応することに決めたので PS4 も買わずにこれまで来たのだが、最近になって PS アーカイブスが気になり始めた。しかし古いソフトを遊ぶために三万円も出して今更 PS3 を買い直すのはどうよ?と二の足を踏んできたのだが、中古であれば一万円以下で買えるのを知って思い直した。
 この一万円というのが味噌で、先日PCのグラボを新調した際、1060ではなく1050にしたのも差額で PS3 を買うというのがあった。

 せっかく買ってもまた YOD で故障となると嫌だなと思い色々調べた結果、これまで使っていた PS3 と同世代の「CECH-2500」に決める。HDD は 160GB 版と 320GB 版があり、値段はほとんど変わらないので 320GB にする。
 色は黒がよかったのだが値段的に合わず白にした。「電源ケーブル、コントローラー、AV ケーブル付き。箱、説明書なし。8,280 円」。前使っていたコントローラーやケーブル類は再利用できるので、本体だけあれば良しと一番安いものを購入。

 「零 眞紅の蝶」が終わったので、次は PS3 が死亡して遊べなくなっていた「Diablo3」をやろう。なお PS3 を買い直すきっかけとなったソフトは、
 ・グラディウス5
 ・ゼノギアス
 ・怒首領蜂
 ・サンダーフォース5
 ・R-Type Dimensions
 ・ファンタシースターコレクション
など。シューティングゲーム多め。メタルスラッグコンプリートも欲しいが、先日 Steam で1~3を買ったばかり残念。Wii の VC で PC-Engine 版ソフトもいくつか買ったが、これも失敗だったな。PS3 を買い直すのであれば、こちらで購入するべきだった。

零 眞紅の蝶

 WiiU のバーチャルコンソールで購入しながら、ずっと積んでいた「零 眞紅の蝶」をクリアした。「零」シリーズは元々プレイステーションで展開していたが、自分は Wii で発売されるようになってから遊び始めた。ストーリーと背景に力を入れた和製ホラーの佳作というイメージがある。
 なおクリア時間はだいたい10時間程度と軽めのボリューム。後述の理由で夜中にしか遊べず、日数としては三日ほど掛かった。


 このゲームは元々 PS2 で出ていたもののリメイク。個人的に PS2 はほとんどゲームを購入しなかったので知らなかったが、衝撃の結末にやられた根強いファンが多いみたい。
 自分はリメイク版が初プレイとなったが、色々遊びにくい部分が目立ってしまい、今一つストーリーに乗り込めなかった。ホラーゲームだからおどろおどろしいBGMが当然鳴り続けるし、幽霊もそこかしこに出現する。まったく気分爽快にならない。当たり前だホラーゲームなのだから。
 しかし射影機による戦闘が楽しかったり、悲しいストーリーに引き込まれて先が気になってしまうというのが「零」シリーズの面白さだと思うのだが、今作はずっと変わらぬ閉塞感に加え、操作性の悪さに参ってしまい、まったくハマれなかった。

 グラフィックは Wii にしてはかなり頑張っている。ただし明るさ設定を「明」側にするとノイズが目立って汚らしくなる。しかし日中プレイ時に暗い設定のままだとオブジェクトがまったく見えないので、結果夕方以降でしか遊べないゲームとなってしまったのが残念。まあホラーゲームだから夜に遊んだ方がより怖くていいか。

 PS2 時代のゲームだからマップがとても狭い。終始同じ村を歩き回るばかりで舞台転換がない。また他シリーズでは複数主人公だったのが今作はずっと一人を操作するのも相まって、閉塞感を強く感じた。また歩くスピードがじれったくなるほど遅い。
 定番のカメラによる戦闘もリモコン操作とスティック操作が混在(上下がリモコン、左右がスティック)していて狙いにくい。頼みのロックオン機能もズレる、スカされるので役立たず。狭い室内での戦闘では前述の動作の遅さもあるのでストレスばかりたまる。
 また個人的なことかもしれないが、シャッターボタンが A ボタンになっているのに最後まで慣れず、「シャッターチャンス来たー!」からの「構えを解く」が頻出。A ボタンと B ボタンを入れ替えたいけど入力切替えに関するオプションがない。
 こうした操作性の悪さ(合わなさ)とオプションでそれを補正することが出来ないのが致命的で人形使いとの戦闘では投げ出したくなった。
 結果、エンディングも衝撃的というより「やっと終わってくれたか」なんて感情が先に出てしまう始末。もっさり動作とインターフェイスの合わなさ、結果ストレスばかり溜まり物語にはまり込めなかったという感じ。クリア済みの二作は楽しめたので残念だった。

2018年1月10日水曜日

モーテル 男はつらいよ トラック野郎

 ここ数日で観たもの。

「モーテル」
 アメリカ。ハイウェイから遠く離れた片田舎にあるモーテル。自動車の故障でここに一晩泊まることになった夫婦。暇つぶしにビデオテープを流すとそれは猟奇的なスナッフムービー。しかも殺人の現場はここ。泊っている部屋、というストーリー。
 人里離れたモーテルにおけるサスペンスというのは嫌でもヒッチコックの「サイコ」を思い起こさせる。実際オープニングやエンディングのスタッフロールはかなり意識したつくり。上映時間も短くトントンと話しは進んでいくし、退屈だったりはしないのだが、何か物足りないというか、既視感にとらわれてしまう映画だった。ビデオスルーかテレビ映画だったのかな?と思ったが、劇場公開されているらしい。
 神経質そうなモーテルの管理人、不気味なお面をつけた犯行仲間、離婚寸前の夫婦が危機に及んでよりを戻すなど、ありがちなストーリーが予定調和的に話が進んでいくのが原因なのかな。


「男はつらいよ」
 ギネス記録にもなっている日本の人気コメディだが、過去テレビで何度も放映されていながら一度も観たことがなかった。これだけシリーズが続いたのだから面白いのだろうとは思っていたのだが。今回機会があって観てみたが、確かに人気シリーズになるだけの大変面白い作品だった。
 個性豊かで芸達者な脇役たちに囲まれ、主役の渥美清がとても良い表情をみせる。「結構毛だらけ猫灰だらけ」といった定番のセリフ回しもお見事。さらに倍賞千恵子の愛らしさもあり、古き良き昭和の下町情緒を感じさせる。いい映画だった。


「トラック野郎」
 これも子供のころよくテレビ放映されていたが、最初から最後まできちんと見た記憶なし。「男はつらいよ」ほどではないが。ただしこちらはあんまり面白くなかった。
 定型のキャラクターや主人公の個性でひっぱる点では「男はつらいよ」と同じなんだけど、ほのぼのとした笑いというよりドタバタに近く、それがビシッと決まっていない。菅原文太の格好良さとそれを三の線で描くギャップの笑いも今一つ琴線に触れなかった。
 しかし「トラック野郎」も「男はつらいよ」に負けない人気シリーズだったので、あまり面白くなかったのは好みの違いか。実際昔子供の頃の記憶では面白かったし。

2018年1月9日火曜日

グラボ交換

 今使っているパソコンは8年前くらいに購入したものだが、ネット閲覧や動画視聴においては特に性能不足も感じず、 OS も Windows10 になってからはナンバレベルのバージョンアップも行われないということで、買い替えの必要をあまり覚えない。しかし最新ゲームにおいては微妙になってきている。
 元々のグラフィックボードは GTX470 だったのだが、一昨年「ダークソウル3」の発売時に GTX750Ti に変更。しかしあまり性能向上せず失敗した感じだった。それでも Steam 利用者の多数を占める環境だったので、PS3 世代のゲームは高品質で遊べたし、PS4 世代のゲームも最高品質を望まなければ十分な性能で、今世代家庭用ゲーム機を買う必要がないという根拠になった。
 しかし PS4 pro や Xbox One X が発売され、4K 環境が普通になってくると厳しくなっているのは事実。もっとも使用しているテレビはフル HD だし、別に最高画質を求めて PC ゲームを遊んでいるわけではないから、どうせ買うなら本体ごと更新すべき。ただし本体更新するのであれば 4K 環境にしたいので、東京オリンピックを機に更なる性能向上と値段が下がるのを待つのが得策。現状で環境を良くしたいのであればグラボのみ交換するのが良いと考えた。
 こうして今回買ったのが「GTX1050Ti」。本当は劇的な性能向上が見込める「1070」が欲しかったのだが、5万円以上という値段は高すぎる。そこで2万円前後という値段的にも似ている「1050」と「1060」で迷ったが、ネットで公開されているベンチマークの結果を踏まえ、現在のフル HD 環境であれば「1050」で十分と判断した。

 自分の環境におけるベンチマークはこんな所

  ドラクエ10 8221(6519)26%向上
  バイオ6 10444(6388)63%向上

 思っていた以上のパフォーマンスアップになった。前環境では最高画質で遊べなかった「ダークソウル3」は普通に動くようになった。ただし残念ながら最新ゲームはこの間購入した「バイオハザード7」くらいしか持っておらず、流行りのオープンワールド系やFPSはあまり興味がないので、本当に買った意味があるんですかねぇ、なんて自問自答してしまう。・・・寿命が延びたんだからと言い聞かせる。

2018年1月8日月曜日

MOTHER3

 今年に入って一発目のソフトは「MOTHER3」となった。シリーズ1,2をクリアしてすぐに「3」を始めてみたものの、シナリオによって主人公が異なる形式になっておりイマイチ乗れず、そのまま積んでいたのだ。
 クリア後の評判を見ても「2」ファンからはあまり良い評価が得られておらず、確かに「2」とは世界観が異なり、クリアに伴いその理由は明らかとなるが、世界がとても狭かったりする。さらに序盤において母親は死亡するなどショッキングな展開で、ほのぼのとした「2」とは味が全く違うのもその原因か。
 自分も「2」からの引き続きプレイをためらった程なので、思い入れのあるファンほどそういった評価になるのだろう。

 ドットで構成されたグラフィックとしては最高峰と言えるキャラクターたちのアニメーションは見事で、2006年というポリゴンが主流となった時代によくここまで作り込んだなと感心してしまう。
 戦闘における敵のダメージはきつめで、攻略を編み出さないとボス戦ではかなり苦労する。自分は道中に結局レベル上げタイムを導入して勝ち抜いたが、シナリオ進行重視で漫然と進めて行ったら途中で詰まりそうなバランス。
 またゲームボーイアドバンスでのタイトルなので表示画面(画素数)の制約があり、メッセージ表示領域が狭いのも欠点。これに伴いセリフを読むときや戦闘メッセージなどでボタン連打を余儀なくされることも多い。

 こうした欠点も散見される今作だが、独特な糸井重里節はあいかわらずだし、エンカウントバトルに終始しないミニゲーム的イベントも楽しい。途中の「針を抜く」という目標が与えられてからは若干作業的にもなるし、この世界の謎についての説明はセリフで長々と語られるだけというのは端折った感があるものの、「2」で意味深なセリフを言いながら消えていった「ポーキー」との決着がつき、定番の演出が入ったラストバトルなどはやはり「MOTHER」だったと思える。
 今回「2」クリアからだいぶ日をおいてのプレイだったので、「2」との違いはそれほど意識せず新鮮な気持ちで再開できたのが良かったのだろう。母親の無償の愛「もうお母さんのところに帰っておいで」という言葉は胸に染みた。

2018年1月7日日曜日

スターウォーズ 最後のジェダイ

 骨折が治るまで・・・なんて思っていたのだが、その前に上映が終わってしまいそうだったので、無理を押して「スターウォーズ 最後のジェダイ」を観てきた。
 最後のジェダイ=ルーク・スカイウォーカーであり、彼はトリロジーの主人公。当然エピソード4から劇場で観てきている自分にとってはスターウォーズサーガの主人公なので、前作終盤での顔見せから今作には期待を膨らませていた。
 鑑賞前、当然ブルーレイディスクで「フォースの覚醒」を見直して復習済み。なお家で見直した「フォースの覚醒」は劇場初鑑賞に比べると、割と素直に楽しめた。

 期待していたルーク・スカイウォーカーは控えた出番となり、活躍も限定的ではあったが印象に残るシーンが多かった。齢重ねたマーク・ハミルの熱演にルーク・スカイウォーカーの苦悩を垣間見るからか。
 特にヨーダ登場からジェダイの遺物破壊までにいたるやり取りが良かった。ジェダイの規律や過去の大事なものなどにとらわれて、今本当に大事なものを見失ってはいけないという言葉。ルークはレイに対する偉大なマスターにはなれなかったが、それもまたルークらしくて良いのでは。それに前作主人公が出しゃばってしまうと新たな登場人物はどうしても色あせてしまうから。

 今回のエピソードは派手な宇宙戦の後、主人公たちは別々の場所にわかれ、それぞれの活躍を平行に物語っている。レイはルークの隠れる小惑星へ、フィンは暗号解読の出来る人物を探しにカジノ惑星へ、ポーはハイパースペースジャンプのタイミングを計るため艦隊に残る。
 前作がレンの足取りを追って一つのストーリーに絞られていたことに比べ、重層的な物語展開となり見所が増える。これは前6部作でも取り入られていた物語り進行のよくある手法。こちらでもあちらでもハプニングが起こり、また謎が断片的に明かされていくなどストーリーにのめり込ませやすいのだが、一方「ホワイトベースはいい、ガンダムを映せ」的なもうちょっとレイとルークを見せてくれ、みたいな欲求不満が溜まったのも事実。
 特にフィンへの感情移入が出来ないのが原因。どうしても無理矢理ヒーローに仕立てられている感があるんだよね。黒人枠的な。同じような思いは今回の新キャラ(中国系)にも当てはまるのかな。

 細かく見ると揚げ足要素は多い。逃げるフリゲートに追いつけないファーストオーダー艦隊。しかもエピソードの中核を占めてしまい物語はほとんど進展せず、本当にエピソード9で終わるの感。あっさり死んだ最高指導者スヌークとやっぱりそもそもファーストオーダーって何よという所。
 特に気になるのがレイとカイロのやり取り。手の触れ合う交流後のレイは髪も伸ばして女性を強調しているし、アナキンとアミダラによる禁断の愛のような発展はないのだろうけど、結局女性ジェダイが持つ役割がセクシャルになってしまって残念。

 こうした否定要素があれど、鑑賞後良かったなと思えたのは、今作「最後のジェダイ」が過去6部作の予定調和を捨て去ったこと。過去作のオマージュばかりであった「フォースの覚醒」と違って好印象であり「新生スターウォーズ」という新鮮味を感じた。
 具体的には「シスは二人」ルールに則ったスヌークとカイロ・レンの関係をあっさり終わらせたこと。オビ・ワンがアナキンを教え、ヨーダがルークを鍛えたように、ルークはレイを修行せず、またレイは自らルークを見限ったこと。フィンやポーの活躍が物語の解決にならず、影に隠れた指導者たちの苦悩と責任感で窮地を乗り越えることなど。すべてのエピソードが過去作とあえて逆を行った感すらある。
 そして個人的スターウォーズの主人公はやはり「ルーク・スカイウォーカー」であり、そのルークが出てきて最後に活躍したことも今作の好印象の原因か。やはりスターウォーズはヒーローの活躍する「おとぎ話」なのだし。

 劇場で映画を見ても基本的にスタッフロールは見ずに退席するのだが、やはりスターウォーズは鑑賞後の余韻に浸りたくて最後まで見てしまった。亡くなったキャリー・フィッシャーに対する「愛する姫」という賛辞に涙ぐんでしまった。

2018年1月4日木曜日

マグニフィセント・セブン

 傑作西部劇「荒野の七人」をリメイクした「マグニフィセント・セブン」を見た。西部劇を見るのは久しぶりで楽しかった。原作である「荒野の七人」は大好きだし、ストーリー原作である「七人の侍」にいたっては個人的な邦画ベスト3に入るほど。
 ただし名作のリメイク、特に個人的思い入れの深い作品であればなおのこと採点は辛くなるし比べてしまいがちだが、話の流れやキャラクターのオマージュ程度に留め、別のお話しという割り切った作りになっているので比較されにくい。過去作のファンにも角が立たないという感じ。むしろ久しぶりの西部劇という感じで新鮮味を感じた。もちろん原作と比べるような名作ではないという但し書きは付きます。

 ユル・ブリンナー演じた7人のリーダーは黒人俳優エンゼル・ワシントン。以下メキシコ人や東洋人、インディアンなどが仲間に加わり白人一色でない点。7人を集める村人に夫を殺された若い未亡人など、人種やジェンダーに配慮した現代映画って感じ。最後まで生き残る白人がいないというのも徹底している。
 ガンマンはそれぞれ格好いいし、キャラもよく立っている。残念なのはもう少しエピソードを加えられなかったかという点。これは「荒野の七人」の方が上映時間が短いにも関わらず、ガンマン同士や農民との交流などエピソードが豊富に散りばめられていたからだ。

 「七人の侍」では壮絶な戦いの後、何事もなかったかのように米を植える農家を見やり「今回も負け戦だったな」と嘆く侍の孤独が描かれていて、根無し草のごとく死んでいった放浪侍の虚しさと大地に根を張る農民の力強さ生命力とが対比され、農民をただの守るべき弱いものとは見なしていない。
 対して今作は正義のために戦ったガンマンを称賛し、まるでテロや中東での戦争に出向いて死んでいったアメリカ兵に置き換えて讃えているかのように見えた。国の違いで物語の本質まで変わってしまうのだなと感慨深くある。

2018年1月3日水曜日

三國志II

 昔子供のころ、年末年始に「信長の野望」を通しプレイするのが慣例となっていた。当時は MSX を所持しており、そのバージョンはセーブ&ロードが出来ず、クリアまで時間のかかる同ゲームを最後まで遊ぶいい機会だったからだ。
 そんな郷愁にかられ、今回の年末年始もシミュレーションゲームをやろうと思いたち、Steam で「三国志II」を購入してしまった。

 「三国志II」は「ツクール」版というものがあり、三国志のシステムを使って別のゲームに出来るツールなのだが、シナリオを遊ぶだけなら無料。しかし当時の光栄シミュレーションは施しに米いくつとか、開発に金なんぼなど、細かい数値を入力が必要な場面が多い。「ツクール」はその古いシステムを踏襲しながら UI については現代風のマウスオペレーションとなっているので、小さなボタンをちまちま押していなけばならず、操作性という面で劣る。
 Steam では他にシブサワコウアーカイブというシリーズを展開しており、PC-9801時代のオリジナルのまま「三国志」や「信長の野望」を発売している。古いソフトをエミュレーションしているだけの割りに一本 1,000円から 3,000円といい値段を取るのだが、ある程度年齢のいった購買力の高い当時のファンや収集癖のある層が対象ということなのだろう。
 セールで安いわけでもなく、散々遊んだ「三国志II」をもう一度買うのもと悩んだが、結局遊びやすさからアーカイブ版を買うことにした。

 画面、音楽、テンキーによる入力など、まったく当時のままの「三国志II」だった。とてもなつかしい。史実に近い武将活用をしたいこともあり、勢力の固まったシナリオ4でプレイ。当然主人公の劉備玄徳を選ぶ。
 劉備軍は知力100の諸葛亮、武力99の関羽、張飛、趙雲がいるので正直楽勝。国は一つしかないし、大勢力の曹操や孫権に囲まれているが、荊州という肥沃な土地なので開発をすればすぐに一大勢力になるし、西へ進めば蜀という守りやすい根拠地も取れる。
 龐統や馬良といった知将、黄忠や魏延といった猛将を手に入れて益州を占拠。以後雍州、涼州、交州を切り取って生産都市を増やしつつ残りはローラー作戦で魏呉を飲み込む。
 一度だけ太守の兵力を0のままにしてしまい、そこを攻められた時だけやばかったが、それ以外はほとんど楽勝で終了。まあ当時の光栄のゲームはこんな感じだよな。劉備陣営という初心者向けの強キャラだったし。
 しかし古いゲームとはいえ懐かしみながら最後まではまってしまったのは、三国志という題材の良さとシンプルなゲームデザインによるものなのだろう。

ドキュメンタル#4

 アマゾンプライムのオリジナル「ドキュメンタル」のシーズン4を見終わった。松本人志の企画による「8人の芸人が一部屋に集って互いを笑わせ合い、6時間笑わずに残った者が優勝1千万円獲得」というバラエティ。シーズン1(含むシーズン0)からルールが見直され、今回のルールはシーズン3と同様ポイント制ゾンビありという必ず優勝者が決定するもの。
 題名に「ドキュメント」と「メンタル」が掛け合わさっている通り、よくあるバラエティ番組のような過剰な演出は控えられ、長時間笑いを我慢することによる精神的な拘束感を見るのが楽しい。考えてきたネタがまったくウケず、ふとした一言や咄嗟の芸で思わず吹き出すのが面白いし、また必死に笑いを耐える時の表情が何とも言えずおかしい。
 しかし手探りで始まったシーズン初期に比べると出演芸人も慣れた感じで、何度も出演している芸人もいることもあり、緊迫感はだいぶ減った印象。なかなか笑いに結びつけることができず、最期は局部を出すとか、おしっこをするなど禁断のネタばかり。芸人根性は認めるが、地上波での放送では出来ないことの究極がこれなのかと思うとイマイチ。
 これまでは最終版の生き残りはわずかだったのが今回は多かったし、ゾンビタイムとポイント制のために相手を笑わさなければならないという切迫感も薄れてしまい、ダラダラと時間がたってしまった感じで残念。最期の方は松本が無理に脱落者を選出していた感もある。おそらくシーズン5では何らかの手直しが入るのではないかと思った。