2021年5月16日日曜日

はこね金太郎ライン~新御殿場IC~富士山一周

  来週は傘マークばかりの天気予報。今年は梅雨入りが早そうだ。しばらくは週末にいい天気が巡り合うことも期待できず、本日は梅雨入り前のラスト(?)ツーリングへ!

 などと気合は入れたものの、朝起きて見れば9時をまわっている。いつもツーリングに出掛ける時は7時には家を出るのだが予定外の痛恨事。普段であれば面倒だとキャンセルしてしまうが、今日はそうも言ってられない。
 行き先は決めてなかったが、まずは開通したばかりの「はこね金太郎ライン」と須走の「新御殿場インターチェンジ」へ。そこから先は流れで。

①はこね金太郎ライン
 自宅を出て南足柄(大雄山)方面へ。「はこね金太郎ライン」に併せて新しく出来た「道の駅 足柄」を訪問。店内には地元の特産品が多く並べられ、また金太郎グッズもこんなにあったんだという品揃えでいい感じ。朝からバイクも多く止まっているし、店内も割とお客さん多めで、たかが道の駅なれど、その集客効果はあなどれないと思った。

 道の駅を後にし足柄峠方面へ。「はこね金太郎ライン」に向かう。元々この道は狭い林道で、以前先輩から教えてもらったことがある。試しに走ろうと思った時にはすでに通行止めで入れず。今回のための整備工事が始まっていた。その後工事は順調に進んだものの、開通間際に台風の影響で法面が崩落。通行止めが延長されていた。
 今回の開通で南足柄と箱根が直結。聞くところによれば東名高速が大井松田~御殿場間が事故渋滞を起こすと、つれて国道246号線も機能停止。東への交通路はマヒしてしまう。そのための迂回路として整備されたという。
 大きなカーブ以外はセンターラインのない1.5車線程度の狭い道。おそらく元々の林道を一部拡幅し、舗装をやり直した程度のものなのだろう。
 峠の辺りでパーキングがあるものの、道中は杉林の中を走っていくので眺望には期待できない。しかし全長11kmもある無料のワインディングで、現状交通量も少ないというのはツーリング目的でも楽しく、東名渋滞時の迂回路としては便利か。

※上の写真は別の日に訪問した時のもの

②須走御殿場バイパス
 金太郎ラインを右折。国道138号線を北上する。国道246号線を通過し、ぐみ沢の交差点を過ぎた辺りで「新御殿場インターチェンジ」が新設された。ICからは新東名高速(現在は名古屋方面のみ)と「須走御殿場バイパス」に乗れる。
 R138は東名御殿場ICから富士山、山中湖方面への一本道なので、どうしても交通量が増え気味。観光客で週末は常に渋滞だが、このバイパスが新設されたことでR138の渋滞は解消され、東京方面からの観光客にとっては朗報。
 それ以上に新東名高速のインターチェンジとなっているのが味噌で、結果新東名からバイパス経由で富士五湖道路が直結。新東名と中央道が富士五湖道路経由でつながったことになる。

③富士五湖
 バイパスを通って須走へ。この後どうしようかと迷ったが、まだ時間はお昼前。久しぶりなので富士五湖をぐるりと回ることにした。湖畔を見ながらキャンプ場を下見。やっぱり週末キャンパー多め。ハイシーズンほどではないが混雑している。

④四尾連湖
 精進湖あたりまで来るとさらに遠くまで走りたくなり、久しぶりで四尾連湖へ向かう。本栖湖から30kmほどと距離はあるが、バイクで走るにはとても気持ちの良い道なので楽しい。湖も相変わらず神秘的で素晴らしかった。富士五湖との違いは人の少なさか。湖畔沿いに浜辺が無く、森に囲まれているというのも雰囲気を出している。

⑤県道9号線、10号線
 四尾連湖を後にする。出発が遅かったこともありすでに時刻は午後3時。甲府方面へ出ようかと思ったが、前回ビーナスラインの帰りと似たようなルートになってしまうので、一旦来た道を引き返し、中部横断道を利用しつつ、富士川沿いに県道9、10号線をのんびり走ることにした。

⑥国道469号線
 最後は国道52号線から東名高速、あるいは国道1号にするか迷ったが、本日は駿河湾まで南下せず、富士山外輪を一周というルートにする。よって国道469号線を通って帰ることにした。今日の天気は晴れながら雲が多め。富士山の周りをまわってきたものの、一日中その姿を見ることができなかった。しかし最後の最後でやっと雄姿を見せてくれた。

 ラストは金太郎ラインを箱根側から降りていくルートを走りたくなり、R469を裾野方面へ。岩波から湖尻峠へのルートで箱根に入り、再び金太郎ラインに戻った。以下帰宅。時刻は19時。走行距離290.5km。
 無計画な割に結構走った。梅雨入り前のラストランになるかも。

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