2021年5月5日水曜日

悪魔城ドラキュラ FC版三部作

  ここ最近、悪魔城ドラキュラシリーズをちまちまプレイしている。ゴシックホラーの雰囲気を醸し出しながら硬派なアクションゲームとしてシリーズ化されており、コナミにおける人気の作品。
 個人的にも大好きなシリーズなれど、実はきちんとクリアしたのがFC版初代とSFC版のみ。子供の頃だったので購入資金が確保できなかったり、プラットホームが変わったことで遊べなかったり。子供の頃は限られた予算だから、似たような作品より違った作品の方に興味を持ったということなのだろう。
 大人になってある程度お金が自由になったものの、今度はプレイする時間や集中力がなくなっていくというのも寂しい限り。それでも昔の思い出が、とりあえず買っておくという行動になって、どんどん積みゲーが増えていくのもありがちなことだ。
 今回思い立って、現在入手済みの悪魔城シリーズをすべてクリアすることに決める。何故今?なんて理由はない。決めたのだから!

 まずは悪魔城ドラキュラのファミコン版三作品をクリアした。プレイはすべてWiiUのヴァーチャルコンソールにて。

①悪魔城ドラキュラ(1986/9/26)
 ファミコンディスクシステムの名作。割とちゃっちいグラフィックパターン。個人的には友人が所有していたMSX2版のグラフィックに感銘を受けて、急いでファミコン版を買ったのだが、そのチープさに愕然としたものだ。
 しかしゲーム内容やBGMは秀逸で、メデューサ、フランケン、マミーといったホラー映画の主役モンスター勢ぞろいといった様は玉手箱的に楽しい。ゲームシステムも鞭を片手に館を進んでボスを倒すという基本ルールを一作目にして確立している。
 死神前の回廊、ドラキュラ城の機械室ステージなどは鬼畜の難易度。

②ドラキュラII 呪いの封印(1987/8/28)
 第二作。当時何故かプレイせず。ファミコン通信などで攻略情報を読んでいて、あまり面白そうに思えなかったからか。前作の純粋アクションゲームから、リンクの冒険のような横スクロールアクションRPGスタイルになった。
 やはり一番の売りは名曲「Bloody Tears」。それ以外のすべてが前作より劣っている。わかりにくい謎解き。邪魔なだけの昼夜システム。ギリジャンのわかりにくさ等。
 ぶっちゃけ攻略サイトを見ながらクリア。情報なしでクリアできるほどの集中力はもはや失われて久しい。

③悪魔城伝説(1989/12/22)
 ファミコン版最終作。カスタム音源チップ搭載による豪華なBGMが有名。発売当時はメガドライブを持っていたので、ファミコンのソフトにはほとんど興味がなかった。確かにファミコンとしては素晴らしいグラフィックなのだろうが。
 初代と同様の純粋アクションゲームに回帰。前述の素晴らしいサウンド。ルート分岐と仲間システム等。名作と呼ばれるにふさわしいボリュームとなっている。
 当然難易度も上昇。いやらしい敵配置、蝙蝠やゴーゴンヘッドなどの空を飛ぶモンスター多め。まあ難しい。何度心折れそうになったことか。
 敵の出現がランダムではなく、時間と操作キャラの立ち位置によるものなので、慣れれば誘導しながら進めるのが救い。

 WiiUのヴァーチャルコンソールということもあり、途中セーブとロードを駆使してプレイ。死んでは巻き戻し、巻き戻しては死んでを繰り返す。 正直今の自分には実機同様のプレイ環境ではクリアする自信がない。それこそ有野の挑戦状態になるな。

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿