2020年6月29日月曜日

CB1300  掛川城 大井川

 自分のブログを読み返した所、今年の三月に暖かくなったら行きたいスポットとして、
 ・甲府方面、掛川方面、千葉方面、大菩薩峠~奥多摩
を挙げていた。
 どれも順調に消化し、4月に甲府と大菩薩、5月に千葉へ出掛けたが、掛川には行けず。これはコロナ騒動で掛川城が営業自粛をしていたため、行くのを後回しにしていたからだ。
 さて6月に入って各地の自粛も解除。掛川城も開園しているということで、掛川方面へツーリングとなった。予定は掛川城、大井川鉄道、大井川沿い北上(井川ダム、畑薙ダム)。


 7時ごろ自宅発。東名高速にて掛川へ。ノンストップで走り続けたが意外と遠く、2時間ほど掛かって掛川城到着は9時。少し迷いつつ大手門駐車場にバイクを止めてお城へ。スタンプだけ押してさっさと帰るつもりが、開場は10時。思わぬ足止めを喰らうがいい休憩にもなった。
 掛川城は再建天守閣なれど木造で、凛とした佇まい。高台の上にあるので景観も素晴らしい。春の桜シーズンなどはさぞや華やかであろう。
 お城周辺は建物がそれっぽい造形となっていて、城下町のような雰囲気を醸し出している。我が地元小田原城も再開発を予定しているというが、こんな感じになるのだろうか。ただし平日ということもあってか観光客らしき人出はほとんどなかった。


 掛川城を後にし、大井川鉄道のSLを見るため、新金谷駅へ向かう。掛川城からは30分程度の距離。到着時ちょうどトーマス号の出発時刻だったようで、子連れのお客さんに見送られながら、汽笛を上げて駅を出ていくところだった。
 新金谷駅のそばには広場があり、SLが展示されていた。


 新金谷駅を出発。いつの間にかお昼近い。大井川上流の井川ダムが次の目的地なのだが、到着するころにはお昼を回ってしまいそう。
 大井川の下流は流域の広さに圧巻。ただ上流のダムで流水制限をしているからか、水量は少なく中州があちこちに見える。大井川橋を渡って県道を進んでいく。大井川に沿って川沿いを進んでいくのかなと思っていたが、川を下手に見ながら山道を進んでいく感じ。大井川も広いけど水量は少なく、あまり感動できない。
 また道中の案内標識が分かりにくく、県道を進むつもりが国道に出てしまったり、通行止めの道に迷い込んだりと散々。吊り橋や展望台なども多くあるようなのだが、渓流感が欲しくて先を急ぐ。

 ちょっと肩透かしだった大井川巡りだったが、長いトンネルを抜けると様相が様変わり。川幅が一気に狭くなり、渓谷、源流という雰囲気になってくる。残念なのはすぐそばを走るわけでなく、相変わらず川がはるか下手にあるということ。
 やっとそれっぽくなってきた所で何度目かの迷子。字面のイメージだけで寸又峡方面へ出てしまった。一車線分しかなく離合もできないような道を抜けて寸又峡温泉へ到着したものの、渓谷に出るには歩いて行かねばならず断念。すごすごと引き返す。

 分岐に戻り正しいルートへ。長島ダムを越えてやっと井川ダム到着。
 んーーーー。
 やっぱ人口湖は感動できないな!


 本当はここで湖を見ながらのんびりお昼を取ろうと思っていたが、満足感に浸れず。お昼はだいぶ回ってしまうが、さらに上流の畑薙ダムを目指し、一般車両通行の終点まで行くことにした。
 井川ダムを越えると道は狭くなり、昨日の雨が原因か落石がひどい。拳大の石がゴロゴロ落ちていて、パンクするんじゃないかとヒヤヒヤする。バイクに傷がつかないといいなと祈りつつ先を急ぐ。
 大井川は相変わらず県道より下の方を流れているので見ることが出来ず、せっかくの大井川ツーリングなのにその気になれないのは残念。木々と崖に囲まれて見晴らしもあまりよくないし、単調な狭い山道を登っていくので飽きてきてしまった。
 結果、畑薙第一ダムとその先にある一般車両通行止め到着は15時近く。やっと到着って感じ。大井川の源流は遥か先。でも遠くに見える南アルプスの山々は雄大だった。


 帰り道、県道60号線では深い霧が発生。景色が良いとされていた富士見峠はスルー。さらにパラパラと雨も降ってきたので急ぎ下山。新東名に乗りたいので県道189号線へ。渓流沿いに進む道で「こんな感じを想像してたんだよなぁ」なんて思いながらバイクを走らせた。
 以下、新静岡IC~清水PA(休憩)~大井松田IC~帰宅。自宅着は20時近く。予定よりかなり遅くなってしまった。高速区間が多かったので走行距離は長めの476.8km。

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