2017年5月28日日曜日

CBR400R いろいろ交換

 前回書いたオイル交換に引き続き、CBR400Rの消耗品をいくつか交換した。丁度10,000キロ走ったということもあり、区切りも良かったこともある。

1.バッテリー
 前述のオイル交換後、オイルを潤滑させるために一度エンジンをかけたのだが、そのあとキーを抜き忘れていた。
 それだけなら問題はなかったのだろうが、ハンドルを動かしたりして点検していた際、誤ってキーをオンにしてしまったらしい。
 まったく気づかず、一週間ほどしてキーが差しっぱなしになっていることが判明。しかもオンになったまま。当然セルは回らずというか、バッテリーが完全に上がってしまった。情けない。
 純正品のバッテリーはネットで調べると1万円くらい。高いけど仕方ないかなあと思って調べると、台湾ユアサの同等品でも問題ないとのこと。日本よりバイクの売れている台湾ということもあり、量産効果で安くなるらしく、4千円程度で同等品が手に入った。
 ちょっとこれはまさかの出費。

2.タイヤ
 先月末に鈴鹿まで遠乗り後、タイヤの状態を見るとフロントタイヤにスリップサインが出ていた。リアはもうちょい行けそうな感じだったのだが、昨年購入して一度も交換していないし、購入時5,000キロ程度の走行距離だったのでタイヤは一度も換えていなさそう。2013年式ということを考えれば、経年劣化も踏まえて新品に変えておくべきとなった。
 さて、バイクパーツショップの2りんかんでは、定期的にメールを送ってくるのだが、来月からタイヤのメーカー価格が一斉に値上がりするとのこと。今なら10パーセントオフなのでお得、なんてタイムリーな内容だった。
 さっそく店舗へと向かい、タイヤを購入する。タイヤの性能などわからないので、サイズにあうやつを探すと2万8千円。交換工賃を含めると3万5千円くらい。ダンロップのロードスマート2というツーリングタイヤでした。

3.ブレーキフルード
 鈴鹿に行く前、西伊豆スカイラインを走っていたら、下りの右コーナーでリアがロック。相変わらず下手くそだなーと思いつつ、国道に降りてからブレーキフルードを見ると、Lowまで来てない?下手するとLowを下回ってないか??
 そう思いながらフロントブレーキを握ると軽い感じがする。かなり握り込まないとブレーキが効かない感じ。先だってオーバーレーシングのスポーツセパハンにかませてあった10mm上げのスペーサーを外したのだが、それが原因なのだろうか。ハンドルを中立ないし左に切ると規定量以上にフルードの表面は上がるのだが、右に切るとLowを下回ってしまう。フロントブレーキがきちんと効いていないこともリアロックの原因だったのかもと思い、フルードを交換することにした。

 ブレーキ関連を触るのは初めてだったのだが、今はYoutubeなど便利な動画サイトがある時代。整備マニュアルに加え人様のメンテナンス動画は本当参考になるし助かる。
 シリコンホースとホンダの純正ブレーキフルード液DOT4を購入。最初はおっかなびっくり始めて見たが、意外と簡単に交換できた。

4.ブレーキパッド
 ブレーキフルード交換し、フロントブレーキのタッチは少し改善された。しかし鈴鹿まで走ってきた感じだと、まだ若干利きが甘い感じがする。エア抜きがきちんと出来ていないのかなとも思ったが、思い切ってキャリパーの清掃とブレーキパッド交換をすることに。
 これまでブレーキは素人が手を出すと危ないから、なんて考えて触ったこともなかったのだが、フルード交換が簡単だったことから、同じくらいの作業難易度と紹介されていたこともあり、自分で交換することにした。
 パッドはデイトナのゴールデンパッドを購入。2りんかんで買うと赤パッドを買うくらいの値段で手に入ることから、一つ上のランクのものにしてみた。
 パッドピンが固着しているとネジをつぶしやすいので注意。というコメントをよく見かけたが、まだあまり乗っていないバイクなので割と簡単に緩めることができた。フロントフォークとキャリパーを固定しているボルトも楽に外すことができ、思いのほか簡単にキャリパーを外すことができた。
 ブレーキパッドを取り出して確認したが、溝は残っておりまだまだ使えそうな感じ。あの効きの悪さは何なのだろう?いったんキレイにして再び戻そうかとも考えたが、せっかく新品パッドもあるので交換することにした。今まで使っていたパッドは保管しておいて緊急用としよう。ブレーキ鳴き低減のために角とブレーキ表面を少し削るといいらしいが、部品精度の向上した現在は必要ないという意見もあり、ものぐさな自分は今回はしょることとした。
 ピストンの清掃時、専用のツールがあるといいらしいが、これも固着とは無縁で手で押し戻すことができた。ブラシでこすってピカピカにしてからグリスを縫り、新しいブレーキパッドを差し込んで完成。
 手トルクでも良さそうな気がしたが、わざわざ用意したトルクレンチを使って規定トルクにて締め、ブレーキパッド交換とキャリパーの清掃完了。

 タイヤの皮むきを兼ねて湯河原のオレンジラインを中心に100kmほど走ってきたが、ブレーキの感触がかなり良くなった。交換前に比べて握り込まなくても効きはじめ、下りカーブもスムーズに曲がることができた。なおブレーキ鳴きはまったくない模様。

 今月はCBR400Rにかなりお金を使ってしまったな。
・オイル G1×3=2,400円、エレメント=1,000円、ガスケット=100円
・バッテリー =4,000円
・タイヤ =35,000円
・ブレーキフルード DOT4=700円、シリコンチューブ=100円
・ブレーキパッド デイトナゴールデンパッド=4,000円、グリス=1,000円
・その他 トルクレンチ=10,000円、何故かリアバッグ=10,000円
・合計 68,300円

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