2016年5月31日火曜日

幻影異聞録#FE

 さてマスエフェクトを積むことに決めて一気に積みゲーム消化がはかどった感じ。残るは・・・

WiiU
 朧村雨
 バットマン:アーカムビギンズ
 アサシンクリードIII

PC
 バイオハザード リベレーションズ2
 ドレッドアウト

 こんなもん。なお PS3 がぶっ壊れたので、ディアブロIII とバイオショックインフィニットは出来なくなりました。ちょっと気が大きくなり、新作を久しぶりに購入決定。買ったのはどちらもWiiUソフトで、幻影異聞録#FE とスターフォックスZERO。どちらもアマゾンで4割引きくらいになっていたので購入し、先に届いた幻影異聞録から遊ぶことに決めた。

 このゲームはWiiU発売してすぐくらいに任天堂とアトラスのコラボとして発表されていたタイトル。ファイアーエムブレムとペルソナのコラボレーションとのこと。実際どちらのソフトもほとんど遊んでいない。ファイアーエムブレムはゲームボーイアドバンスと 3DS で一作ずつ遊んだのみ。ペルソナに至っては一作も遊んだことはない。なのでコラボがされると聞いたところで、学園RPG とファンタジーシミュレーションRPG がどうやってコラボするのよ?という程度。
 発売近くになるまであまり気にもしていなかったのだが、紹介動画を見てびっくり。絵柄は最近のアニメ風。平凡な感じの主人公に天然系萌えヒロイン。なぜか芸能界やら歌やらが絡んできたり、パステルタッチのキャッチで画面転換がなされたりと、天使と悪魔の戦い(あんまりよく知らないけど)たるペルソナや、意外と正統派なファイアーエムブレムとは程遠いつくり。まさにどういうことよ?と目が点状態。これがメガテンかとは洒落にならない。
 しかし任天堂がプロデュースしてアトラスが開発なのだからつまらない作品になるはずはなく、動画を見る限り自分の「隠れた名作」琴線がかなり揺さぶられたことも事実。発売ハードが WiiU というのも埋もれ感たっぷり。系統は違えどドリームキャスト後期に発売された「サクラ大戦3」や「セガガガ」感が漂い、これは遊んでおかねばならないタイトルだなと思った次第。

 5年前に起きたという「こけら落とし消失事件」が語られ、そのままアニメのオープニングがごときムービーが流れる。この辺は今風だが、この手のゲームをあまりやらない身にとってもステレオタイプすぎる気はする。グラフィックは一世代前レベル。いわゆる PS3 世代を感じさせるレベルで少し残念。天然系のヒロインがかますボケやら、WiiUゲームパッドを使いこなしてますとの主張が見え隠れするスマホを模したギミックを使いつつストーリーは強引に展開されていく。
 芸能界へのオーディションを受けようとしたヒロインが魔物に襲われ異世界に拉致される。これを追って主人公も異世界へ。そこでいわゆる「イヤーボン」発動。幽波紋(スタンド)のようにジュピターを駆使して魔物をやっつけるというお話し。ヒロインも主人公の親友もみなジュピター使いなのはお約束だ。
 出だしのストーリーだけ見るとやっつけ感まるだしというか、どこかで見た場面ばかりなのだが、逆に和RPG というのはこの既視感こそが大事なんだなぁと思わせてしまう。もちろん先日まで遊んでいたダークソウルシリーズのように突き抜けたものはいいが、それ以外の和ゲーにも洋ゲーにもなれずに散っていった多くの PS3 タイトルを思えば、むしろすがすがしささえある。
 RPG といえば戦闘シーンが大事なのだが、ここは力が入っている感じで属性による弱点、耐性が明確にあり、これをつけば大ダメージを与えられるだけでなく、パーティメンバーからのアシスト攻撃が加わることでさらにダメージアップ。スピーディな演出で大ダメージというのが楽しいし、ただ「たたかう」を選択するだけでないのも戦闘を飽きさせない。当然パーティメンバーとの共闘感も増すという割と秀逸なシステムだ。
 説明書がなくてもチュートリアルと簡単なコメント説明で十分なくらいインターフェイスはまとまっているしわかりやすく、こうした細かな作りも RPG を作り続けてきたアトラスならではだなと思わせる。
 現在まだ第一章しか遊んでいないが、なかなかの良ゲーな予感。芸能界を背景とした華やかなストーリー展開に期待もあり、のんびり楽しもうかと思う。

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