2016年2月15日月曜日

バイオハザード6 その2

 レオン編のチャプター3から始めて最終章にあたるチャプター5までクリアした。
 プレイし始めの頃のムービーばかりで自ら操作できないというもどかしさから一転。時折 QTE が入るもののアクションシーンが続き、意外と面白かった。


 ストーリーとしては、街を抜け出して教会から地下のバイオ研究室へ。TPS のようなゾンビとの戦いばかりではなく、バイオハザードお馴染みの探索要素も入り交じっていてなかなか楽しい。奇妙な仕掛けが施された秘密の抜け道を通ると研究所、というのもバイオチック。
 そこで登場するのはエイダ。さらにパートナーであるヘレナが今回のバイオハザード発生を手助けしたとの発言。それは妹が大統領補佐官シモンズによって人質に取られてしまったからだった。ありがちな展開なれど妹デボラは感染しておりBOWに変身。エイダも加わってこれを倒す。すべての原因はシモンズ。仇討ちだ!
 中国へと移動したシモンズを追って二人も中国へ。しかし機内でもバイオハザード発生。落ちる飛行機。エイダに続き、クリス、シェリーなどと遭遇しつつ、中国に舞台を移したシモンズ追跡劇になる。


 大学構内、燃える街、教会、地下墓地、地下道、地下水脈、飛行機、最後に再び街。いろんな場所を転々としながらアクションシーンが続いていくのは、まるで映画や連続活劇のようでなかなか楽しい。前回遊んだバイオシリーズの「リベレーション」は 3DS でのリリースということもあり、ボリューム的に難しかったか、船内という限定空間メインだったのに比べると変化のある場面展開は良し。
 銃によるダメージが低く、何発撃ってもなかなかゾンビが倒れないのが厳しい。新型ウィルスだからか。その分格闘攻撃がすぐに出せるようになっている、というか積極的に格闘攻撃をしてくれというスタイルなのかね。シリーズ通してナイフクリアを楽しむ層がいることから格闘攻撃に対して否定はしないけれど、TPS に近いゲームシステムになったのだから、銃でゾンビを撃ち倒していく爽快感を全面に出してくれてもいいのに。


 ラスボスはシモンズ。チャプター4で一度倒し、とどめ刺さないでいいのかねと思っていたら、案の定チャプター5では延々戦わされるはめになる。それほど強くはないのだが、さすがにいい加減にしろとは思ってしまった。


 エピローグもさらっとしながらハッピーエンドで終わり、クリアの達成感はなかなか。エイダやクリスのその後などは描かれないのだが、これは人物ごとにストーリーが設定されているのでこちらで遊んでくださいということか。
 思えばバイオ1の頃からダブル主人公やパートナーザッピングシステムなどでストーリーに深みを出していたわけだし、一人主人公だった「4」「5」はクリアまでにすごく時間が掛かったことを考えれば、短編を幾つも収録するというこのやり方はありかも。実際「4」「5」は中だるみがひどくて、まだ終わらないのかよ、と思い続けながら遊び、ストーリーが頭の中に入らなかったもんな。

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