2023年12月4日月曜日

Honda Racing Thanks Day 2023

  脚のリハビリを兼ねて久しぶりにバイクで遠出。調べれば丁度「Honda Racing Thanks Day」開催。茂木は遠いが丁度良い機会。
 開場は8:00。茂木までは3時間以上掛かることを考えると、4:30くらいに出発しなければならないが、なかなか起きることが出来ず結局出発は5:30頃になってしまった。それでもあたりは真っ暗で寒い。ここ一か月家のなかで安静にしていたから、季節がこれほど進んでいることに気が付かなかった。

 給油後、小田厚に乗って出発。圏央道から東北道経由で茂木を目指す。ゴリラナビは地図が古く首都高経由を提案してくるが、Googleによればこちらのが早いらしい。
 前日CTX700のステップを交換。乗車姿勢はかなり楽に自由になった。これでリアブレーキが左手にあれば完全にスクーター。これならいくらでも走れるな、とも思ったが何しろ寒い。6:30頃日の出。日が射せば暖かくなるかと思ったが、逆に冷え込みが増した。霜が蒸発するため周りの熱を奪っているのだろう。耐え切れず狭山PAへピットイン。
 7:00前だったので売店は開いておらず。しかたなく休憩スペースでホットコーヒーを飲むがまったく体が温まってこない。そばで談笑していたコルベット乗りの人たちが「売店は7:00に開く」なんてことを言っていたので待つことにした。
 お店が開いてカップ麺でもすすろうかと思ったが、せっかくなので食堂で蕎麦を食べることにした。狭山といえばお茶が有名なので茶蕎麦にし、ついでに秩父B級グルメのワラジカツをあわせた。朝から豪勢。だいぶ温まってきたので出発する。

 圏央道久喜JCTで東北道へ。今日は事故・渋滞もなく順調。栃木都賀JCTで北関東道に乗り換え真岡ICで高速から降りた。この辺で出発時給油したばかりのメモリが点滅。リザーブが3リットルほどあることを考えればまだまだ余裕だが、250kmくらいで点滅し始めるのは精神衛生上よくないな。現地到着してから給油所をさがすのも嫌なので再び給油。
 モビリティリゾート茂木到着は10時前となった。244kmを4時間以上も掛かった計算。

 南ゲートは満車となっており北ゲートへ誘導される。前回もそうだった記憶が。北ゲートがどこだかわからぬまま道なりに進むと誘導員がいた。しばらくパトカーが後ろを走っていて嫌な感じ。二輪の駐車場はエントランス近くがまだ空いていたので、去年のように延々歩かされることもなく良かった。・・・つーか、園内巡回無料バスが出てたのね。
 入ってすぐのチケットショップで前売りで買えなかった指定席を購入。去年は座る場所を確保できずウロウロしたし。

 中央エントランスにはすでに人が集まっていて、売店が立ち並んでいる。去年はホンダの帽子が欲しいなんて思ったが今年は特に欲しいものなし。めぼしいものがあればとも思ったが、売店をのぞくとやはりブランドグッズは高いものだらけ。購買意欲をなくす。
 辺りを見回すが今年は寒さからかお客さんが減った感じ。あるいは初めて来たときは2019年とコロナ前だったからか。
 受付そばにチャンピオンマシンとなったレッドブルF1が置かれていた。過去のF1カーと比べてヌメッとした外観で空力への考え方とそれを実現できる製作能力の進化が見て取れる。ドライバーとコンストラクターのダブルチャンピオン!と言っても、「ホンダ」の名はなく虚しい。

 昨年は Fit RS や Civic のあった場所に N-BOX とアコードが展示されていた。
 アコードは国内で販売される数少ないセダンということもあり、セダン好きな自分にも興味深かったが、内外装を見る限りやはりカムリクラス。高級車には一歩及ばないというか、そういう作りをしていない。ホンダにとってはフラッグシップかもしれないが、500万円では高すぎる。
 N-BOXにはやはり興味を持てず。広い広いといっても車幅は狭い。シートも厚みが足りないから重厚感がない。広さを重視した結果ペラペラな車体もどうなんだろう。軽自動車を買うとしても人気のトールタイプは買わないだろうね。んでアルトとかN-Oneなどは狭いから使いにくいとなって結局満足できなくなるだろう。そう考えるとなんでFitが売れないのか理解できない。世間が正しいのか俺が異端なのか?
 他にN-WGNが流行りの車中泊モードを紹介。確かにフラットスペースが用意でき、ここで寝ることが出来れば旅も快適だろうし宿泊代も浮くだろう。しかし車の旅は快適すぎて面白くないからな、なんて独り言つ。辛いことがあっての旅。いやわざわざ辛いことをするといのも本末転倒してないか?なんて自問自答してみたり。

 プログラムを見ると、現在開催中のストレート解放が間もなく終わってしまう。サーキット内を歩けるのはあまりない機会なので、痛む脚を労わりながら長い階段を下りてストレートへ。オーロラビジョンでは別ブースで行われている四輪ドライバーや二輪レーサーによるカートレースが実況されていた。
 コースのゴール地点ではデモンストレーションを行っている車両へのスタート合図、いわゆる「ピッ、ピッ、ピッ、ピーーン!」と繰り返していてムネアツ。サーキットに来たんだなぁと実感しつつストレート上に置かれたCBR1000RRRなどを見ていると、カートレースではフェルスタッペンの優勝で幕を閉じ、次のイベントのためストレート解放もお開きとなった。

 お昼を買いこんで、後は指定席でのんびりイベント観戦することに。再び苦労して階段を上がり、エントランスの物販ブースへ。お昼時ということもありどこも行列を成しているものの、それほどでもないように感じる。やっぱり動員が減ってるのか。
 穴場のカレー屋を発見。カツカレーと飲み物を買い込んで指定席へ。オールカテゴリーデモンストレーションランと題して、MotoGPやF1、その他グループの二輪&四輪がデモ走行を実施。その後スーパーフォーミュラの各マシンが6週程度のミニレースを行った。
 デモ走行にて現役インディカーにはスクリーンがついていることを知る。フォーミュラカーとプロトタイプカーのあいの子みたいだった。またデモの途中で現役ドライバー&ライダーが二階建てバスにのって手を振るパレードランが行われ、近くを通ったフェルスタッペンにはチャンピオンのオーラを感じた。

 いったんプログラムが終わり1時間ほどした14:30からの再開。この後どうしようかと考えていたら来るときの寒さが思い浮かび、この辺でおさらばと会場を去ることに。
 せっかくなので行と別コースである常磐道~首都高経由で帰ろうとしたが、三郷あたりで渋滞発生。GoogleによればつくばJCTで圏央道経由にした方が30分早いと言われ変更した。家に帰るころにはすっかり日も暮れ寒かった。もう完全に冬だね。
 ノンストップで帰ったので3時間30分ほどで帰宅。帰りは300kmほどの道中となり、大磯あたりで給油ランプが点滅しはじめたが、残りは20kmほど。精神的には気もそぞろなれどそのまま自宅直行した。燃料タンクの容量がもう少し多ければいいのだが。
 また3時間以上の長旅をノンストップで帰れるくらい乗車姿勢は楽になった模様。そう考えるとステップ変更は良かったか。
 一年ぶりのサンクスデイだったが、やっぱり茂木は遠い。次に来るときは周辺のツーリングも計画してから来ようと思った。

 本日の総走行距離540km。ほぼ高速移動だったので走った感は薄いなぁ。

0 件のコメント:

コメントを投稿