2020年8月20日木曜日

2020夏 北海道 三日目

  北海道三日目。今日の目標は北太平洋シーサイドライン、納沙布岬、根室半島チャシ跡群。

03:00 起床

 初のキャンプで寝つけず。蒸し暑いのも良くない。実際は寝ては起きてを繰り返し、1:30くらいから目が覚めていた。早いが日の出が4:30なのでぼちぼち明るくなる。遅くまで走って早く旅立つライダーさんなのねと思わせれば良いかと撤収開始。5:00頃出発する。案の定道中眠気がさしてくる。大丈夫なのかねぇ。

07:45 釧路
 広義上、北太平洋シーサイドラインは広尾から根室までの300kmに及ぶ長距離ロード。実際は広尾から釧路間にシーサイドランの表記はまったくないし、釧路市街地にて幹線道路は分断されてしまうのでその感じはない。
 ツーリングマップルとナビを頼りに歩を進め、釧路市街を右往左往。やっと抜けたと思ったらロータリー交差点。少し緊張するも問題なく通り抜け、いわゆる北太平洋シーサイドラインへ。

09:00 厚岸
 あまりにも眠いので休憩。椅子を取り出して一眠りする。20分くらい寝たらだいぶすっきりした。

 北太平洋シーサイドラインはその名に反して海岸線沿いを走るわけではなく、むしろ峠道に近い感じだ。ここまでひたすら続く直線道路が多かったので、逆に新鮮味を感じる。キャンプ道具満載のCB1300は厚いトルクで加速感に不満は無いものの、後輪への過度の荷重を素人目にも感じさせる。ブレーキと旋回が鈍い。いつも峠を走るような乗り方はせず、のんびり低速を心掛けてワインディングを楽しんだ。

 しかし走っても走っても目的地の根室は遠い。これが北海道なんだなあ。信号もない広くて交通量の少ない道が延々続く。お尻や腰が痛くならなければ、休憩なしにいつまでも走っていたいくらい。

11:40 根室
 北太平洋シーサイドラインを長々走ってやっと根室市街に到着。根室駅にて目的の一つである根室半島チャシ跡群のスタンプをゲット。ついでにのんびり昼飯でもと思ったが、カニばかり。カニは食えないんだよな。

12:25 納沙布岬
 ついに最東端の納沙布岬に到着。案外感動しないもんだな。天気がいいので北方四島の歯舞が見える。付近は観光客相手の土産物屋。ここまで見なかった北海道名物「白い恋人」発見。こうしたものに目が行ってしまうというのも感慨深い。下手をすれば最東端よりもこっちに感動を覚えたぞ。

 続いてチャシ跡群をまわろうとするも、どこに何があるのかよくわからず。来る前から予想していたことだからまいっか。
 チャシ跡というのはアイヌ人による砦のようなもので、柵や堀がつくられていたそう。根拠地たるお城としてだけでなく祭祀場としても使われていたという。根室半島だけでなく、オホーツク沿岸の各地にもその跡が見られるらしい。

13:30 道の駅スワン44ねむろ
 道中ラーメン屋に入ろうと思っていたが、間違ってバイパスに乗ってしまい入れず。仕方ないので道の駅に立ち寄る。眠気と暑さでかなりまいっていた。
 しかし大して客が入っているわけでもないので入場制限され、いつになったら案内されるのかわからない始末。道の駅で出す食べ物に期待など持てないので少し待ったところで諦めた。
 野付半島へ向かいトドワラを見ようかと考えたが、暑さで体力を奪われて、とてもそんな元気はなかった。今日は早々にキャンプ地へ向かい、のんびりしようと考えた。

15:00 別海町キャンプ場
 本日の野営地に到着。町営のキャンプ場で、他にも宿泊施設、温泉などがある。キャンプ場にはゲートがあり、夜8:00から朝7:00まではバイクの出入り不可。早朝出立したい人はゲートの外にバイクを止めるように言われるが、7:00になったらすぐに出発すればいいだろう。常連多めの駐車場近くに設営する度胸もない。
 周囲に人のいないバイク用フリーサイトの奥にて設営。二度目と言うこともあり今度こそきちんと張れた。しかし暑さで何もする気になれず、近くにある温泉にすら行く気になれない。すぐに買い物に出掛けて宴会開始。21:00頃には寝てしまった。

 本日の走破距離377.0km。

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