2020年8月20日木曜日

2020夏 北海道 二日目

  いよいよ北海道上陸。本日の予定は襟裳岬。以後走れるだけ走る!

07:00 起床

 天気快晴。本日も暑くなりそうだ。船は下北半島を越えていて北海道が見えるかと思ったが陸地は見えず。することもないので高いが朝食をとる。

11:00 苫小牧港
 予定通り苫小牧港に到着。乗船時おろした荷物を積み直し出発。国道235号線を日高方面へひた走る。苫小牧を出てすぐにバイパス入口と迷うが側道を進む。後続もなく一人旅なので不安になるが大丈夫だったみたい。しばらくして幹線道路へと出た。
 襟裳岬までは特に目的地なし。日高、新冠、静内と高名なサラブレット牧場通りなのだが、競馬は20年以上やってないので興味がわかない。確かに街道沿いに牧場がいくつも軒をつらねる。西山牧場とか荻伏ファームなど、自分でも知っているような有名な牧場の看板も見掛けた。次に来るときにはきちんと調べて観光してみようか。

 道中ホームセンターを見つけたのでフェリーに乗っていて気が付いた忘れ物を買い足す。ペグ打ち込み用とハンマーと蚊取り線香。なんか忘れ物だらけだな。途中で買えばいいやの精神もありではあるが。
 考えもなしにバイクを止めたので強風にあおられて上に載せていたヘルメット落下。シールドが傷だらけになり、留め具も欠けた…。来る前のインナーシールドの留め具がぶっ壊れたんだよな。幸い使用に問題はなさそうで良かった。調べたものの近くにバイク用品店はなかった。

12:00 日高のセイコーマート
 北海道初のセイコーマートで昼飯。今後何度も利用させてもらうであろう。
 なにしろ走るだけなので街道沿いにある牧場を見つけては「牛!」「馬!」なんて気分を盛り上げるくらいしかない。すれ違うライダーは大抵ヤエーをしてくるのが楽しい。
 浦河町の街並みが統一されていて不思議だった。

15:20 襟裳岬
 いい加減走り続けて腰が痛くなるが本日の目的地襟裳岬に到着。岬の岩場にはアザラシがいるそうだが見えず。少し雲行きが怪しくなってきた。降らないといいが。


 当初の予定ではすぐ近くにある百人浜でキャンプをする予定だった。しかし時間もまだあるので少し足を伸ばして広尾町のキャンプ場を目指すことに。やっぱり雨が降ってくるもパラつく程度で問題なし。それよりも「黄金道路」と言われるこの道が長いトンネル続きというのにびっくり。途中で体が凍えてしまうくらい。案の定トンネルを出ればシールド、眼鏡とも真っ白になる。

17:00 シーサイドパーク広尾
 キャンプ予定地のシーサイドパーク広尾到着。近くのセイコーマートで夜食と酒も調達完了。このシーサイドパークは水族館などのある観光施設だったらしいが潰れ、キャンプ場だけが残ったという。言われてみれば施設はさびれ、立像も物悲しい雰囲気を出している。
 少し迷いつつキャンプ場にたどり着けば、なんと工事の為立ち入り禁止!潰れた後放置されていた施設を解体し始めているようだ。どうりで連絡先が調べられなかったわけだ。仕方ないので別のキャンプ場を探す。まだ日は暮れていないのが救い。

 黄金道路を抜けてから周囲は原野の広がる風景に。これまでの牧場や漁村などの立ち並ぶ風景からようやく北海道に来たなあという感慨に浸れた。

18:00 晩成温泉
 シーサイドパーク広尾を探している時、たまたま見つけていたキャンプ場で、温泉が併設されている。というか温泉がメインで付近の空き地に野営可能というものらしい。すでにキャンパーはテントも張り終り、ご飯を作っている様子。バーベキューの匂いがおいしそう。
 予定とは違ったが50kmくらい長く走れたので翌日の道中が楽になる。これはこれで良かったかな。
 初キャンプなので勝手も分からず、ただの空き地というフリーもいい所なので設営場所に苦慮しつつテントを張る。上手く張れたなぁなんて思ったが、後から調べるとフライシートの張り付けが上手くなかったようで、夜中風でバタバタうるさかった。しかも蒸し暑い。さすが冬も使えるテント!なんて思うくらいしかない。
 すぐに日は暮れたので温泉に入って体を休め、酒を飲んで寝てしまうことにした。

 本日の走破距離263.5km。

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