2019年12月1日日曜日

ゾンビランド:ダブルタップ

 本日は12月1日。映画の日。ロードショーが一本一千円で鑑賞できるというお得な日。昔に比べてモーニングやレイトショーなど普段から割引も多いが、時間を問わず安く鑑賞できるのは嬉しい。
 しかも今年の映画の日は日曜日ということで、朝から晩までお得に見ることが出来る。
 そこで公開中の映画三本をピックアップした。

 朝一で観たのはゾンビランドの続編「ゾンビランド:ダブルタップ」。
 オープニングではスローモーションを駆使した精細な描写でゾンビが駆逐されていく様が描かれるが、ゾンビ映画の流行りは過ぎたという気がした。ゾンビに対する怖さはなく、派手に、より派手に退治することしか考えられていない。
 
 冒頭で「あれから10年の月日がたち」というセリフ。もうそんなに経つのか。
 タラハシー、コロンバス始めとするキャストはすべて同じ役者が演じているので、当然10年の歳をとっている。男性陣はそれほど変わらないが女性陣には残酷。オスカー女優となったエマストーン演じるウィチタに貫録がついたのはまだ許せるが、可愛かったリトルロックは巨乳で少しぽっちゃり気味に。

 前作に比べてゾンビへの対処法は薄らぎ、変わって登場人物が増えたことによる人との関わり合いが増えた。相変わらずクスリと笑ってしまうネタが多くて楽しい。特に主人公コンビとそっくりのコンビが登場して掛け合いをするあたりが秀逸。

 最期はヒッピーの作った楽園が舞台となるが、逃げ込んだ先にこうした文化を構築するという点にアメリカの懐の広さを感じた。同じような映画を日本で作っても、逃げた先のコミュニティはすべて同じようなものになる気がする。


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