2018年7月3日火曜日

迷宮の塔トレジャーダンジョン

 任天堂スイッチの「迷宮の塔トレジャーダンジョン」を遊んだ。購入のきっかけはEshopにてセールしていた為。
 西洋ファンタジーを背景とした3Dダンジョンもので、ウィザードリィやダンジョンマスターと同ジャンル。個人的に好みのジャンルなので、スイッチで発売されてから気になっており、今回セールだったので購入した次第。

 インディーズゲームということで、お金のかかった大作に比べるとシンプルなつくり。もっとも3DダンジョンRPGはシンプルな方が想像の入り込む余地が多く、必ずしも欠点ではない。とある酒場に居合わせた冒険者四人組が、富を求めて洞窟探検をするというありきたりなストーリーというのも古風で良い。
 ファイター、プリースト、メイジなど、RPGにおける代表的なクラスを選択して四人パーティを組むのだが、操作がとても分かりにくく、やりにくい。ゲーム開始後も魔法や装備の選択が手間で、リアルタイム戦闘というシステムと相まって遊びにくさを助長している。
 恐らくだが、本来マウスクリックにて遊ぶゲームをそのままCSコントローラーに直したようで、これが操作性の悪さにつながっているように感じる。魔法に至っては数種類用意されているものの実質一つしか使えず、せっかくの魔法使いが活躍できない。

 最初すぐ全滅。操作性の悪さ込みで死にながら遊び方を覚える感じ。敵の配置は固定なのでレベリングの楽しみはないものの、ダンジョンの罠も巧妙でパズル要素や謎解き要素もあり楽しめる。隠されたドアを見つけてアイテムを充実させていくあたり、古典的なダンジョンRPGの王道。

 慣れてくれば戦闘も難しくはなく、HP管理しながら殴るだけという簡単なもの。前述のとおり魔法を選んだりが出来ないのでなおさら。ラスボスも体力が多いだけでさほど苦労せず倒せてしまった。よっぽど二対一で戦うことを余儀なくされる場面のが辛かった感じ。

 洗練された出来栄えには程遠いゲームだったが、謎解き要素込みで昔懐かしのダンジョンRPGを楽しむ分には値段相応の価値があったかな。ボリュームはかなり少ないけれど、手軽に遊べるという点では丁度よかった。

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