2015年10月27日火曜日

HONDA FAZE typeS 納車

 先日来ずっと何を買うかと悩み続け、そして乗れる日を待ち続けてきたバイク、ホンダのフェイズが昨日納車された。
 購入決定後ずっとネットで情報を追い続け、あそこへ行こうか、どんなカスタムをしてやろうか、なんて考えていたのだが、いざ納車の連絡が来るとイヤッホゥ・・・ストン状態でもある。

 受け取り場所に指定していた2りんかんへ。手続きを終えて俺のものになったフェイズ。1万キロ走った中古バイクにしては予想以上に綺麗で満足。一部キズがあり、使用感もそこそこなのだが、全体的にきれいなので気になるほどではない。
 ノーマルは試乗してみたがタイプSは初見。一目惚れした原因でもある白黒カラーがスポーティさを増してくれて格好良い。全体を見るとスマートでクルーザー的なビックスクーターとは一線を画しているデザインが素晴らしい。いかにも走るぞ!的。

 受け取り後、エンジンが掛からずに少し冷や汗。どうやら左ブレーキレバーをかなり強く握りしめないとセルが回らないようで、コツを掴むまでさっそく不調か?なんて思ってしまった。

 初ドライブはその後予定が入っていたのであまり遠出はできず、元箱根へ上がって箱根新道経由で降りてきて、そのまま西湘バイパスに入るというコースを選択。1時間半程度のプチツーリングではあるが、一般道からワインディング、高速までを網羅しているので、このバイクの特性を味わうのに丁度良かった。

 乗ってみて最初に感じたのは、これまでの原付二種に比べてやはり車重があるなぁということ。しかしトルクが十分あるので出足の鈍さは感じさせない。さすが250ccだなと思わせる力強さ。また車重があることで安定走行にも寄与しているので、これはむしろプラスと言える。
 確かに125スクーターに比べれば降車時の取り回しは大きく、重たいが、これに関しては仕方ないとしか言えないな。

 ドライビングポジションは良好。ハンドルは高すぎず低すぎずで余裕を持って操作できるし、シート高も気にならないレベル。むしろ目線が高くなり、背筋を伸ばした乗車姿勢になるので視野は広くとれる。足下は十分なスペースがあり、デザイン的に足はまっすぐ下に降ろすしかないように見えるが軽く前へ投げ出して乗ることも出来る。
 いわゆる単車のようなドラポジだが、残念ながらタンクはないのでニーグリップができず、コーナーでは若干怖さを感じる所もある。
 シートは十分な大きさがあるけれど、若干固め。ロングツーリングではお尻が痛くなりそうな気がする。足回りも予想以上に固く、路面の荒れた箇所ではかなり突き上げ感を感じた。

 高速に乗ると直立に近い乗車姿勢が仇になり、かなり風圧を感じる。80-90㎞程度ではそれ程でもないが、100㎞を超えるといきなり風圧がきつくなる。ジェットヘルメットを使用しているのだが、下から持ち上げられそうな感じ。ロングスクリーンを早くつけないと。

 前述の通りトルクがかなりあるので、低速からの加速がとてもよい。気づけばあっという間に80㎞くらいでてしまう。さらにAモード、Sモードはキックダウンによる低速ギアの使用が出来るので、一瞬の加速などで重宝できそうだった。
 残念ながら速度を出しすぎると風圧がきつくなるのでそれ程試せなかった。また一般道は日曜日ということもあり混雑しており、スタートダッシュを決めるようなシチュエーションに巡り会えず。
 むしろ通常設定であるDモードがのんびりまったりしていて心地よく、トルクの太さもあって乗りやすく感じた。
 Sモードは低ギアで高回転域を積極的に使おうとするので、大した乗り方をしていなくても攻めている感が出て雰囲気がある。実際に凄い速いかといえばそれほどではないかも。ただしマフラーを替えたくなるような音は出てくるね。

 メットインスペースを使用する際、シート下にある鍵穴にキーを差し込まねばならないのは面倒。何度も使用する部分だけに気になる。鍵も何か差しにくい。シリコンスプレーを塗ったら少し入りやすくはなったが。
 またフロアセンター部は盛り上がっているのだが、シート高とあいまって盛り上がりが高め。乗り降りの際わりと足を高く上げねばならず、これだけは不満。

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