2011年3月20日日曜日

福島原発事故

 福島原発事故について。

東日本巨大地震 福島原発半径20km以内の住民に避難指示(大前研一ライブ)
http://www.youtube.com/watch?v=U8VHmiM8-AQ&feature=feedu
ニュースの真相3/17(木)福島原発事故 メディア報道のあり方(コメンテイト:広瀬隆)
http://www.youtube.com/watch?v=veFYCa9nbMY

 今回の事故はまだ収束したわけではないが、現状の把握については上記動画が大変参考になった。
 大前研一の解説は、放送が3月13日という、事故が進行途中であることから、若干楽観ムードも感じられながらも、冷静な分析。実際にここで解説されている通りに事態は進行している。一方、広瀬隆の解説はセンセーショナルなもので深刻過ぎるが、最悪の事態を想定しながら物事を進めていかねばならないケースでは、やはり知っておくべき情報の一つとして参考になった。

 両者が話の締めとして持ってきたのは、大前氏が1%の消費税増税を行い、復興資金に充てるというもの。対して広瀬氏は政府、マスコミの批判。これはどう考えても大前氏の方が優れていたな。
 大前氏は一方的な批判めいたことを言わず、現実的な物事の処理方法について述べているのに対して、広瀬氏はそうした提案がなかった。責任のない一作家としてはそれでいいのであろうが、立場上出来ないこともあろう。
 逆に責任と権力がある側が、実際に行動を起こせるのも事実な訳だ。そうした事情を共有した上で意見提案を行わなければ、双方の歩み寄りは出来まいに。
 自ら集めた知識のみに凝り固まって、現実を考えないのであれば、それはまるで無名の個人が叫んでいることとあまり変わりないように思える。

福島原発:東電全面退去打診 首相が拒否…水素爆発2日後
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110318k0000m040151000c.html

2011年3月18日金曜日

戦場のヴァルキュリア

 二度目のプレイ。最近PSPにて「3」が発売され、ちょっと興味をもったので再購入。本当はダウンロードコンテンツが最初から入ってくるベスト版が欲しかったのだが、購入店にはオリジナル版しか置いておらず、仕方なくこれを購入した。
 最初に購入した時すでにクリアしているので、ストーリー、システムとも把握済み。改めてプレイしたがいいゲームだよなぁと思った。

 ターン制シミュレーション。サクラ大戦と似た雰囲気を持っている。隊長が主人公で、女性隊員と恋仲になる所など。しかしサクラ大戦はアドベンチャーパートにおける恋愛ゲームに重点を置いているが、このゲームはシミュレーション部分を重視。アドベンチャーパートはなく、物語は自動進行する。しかしインターフェイスの作り方や雰囲気がよく似ている感じがする。凝った作りをしておらず、直視的で使いやすいように作られていて、とても遊びやすい。
 またグラフィックの綺麗さは特筆される。キャンパスタッチの色合いが、柔らかなタッチの絵とよくあっている。
 戦争モノSLGとて無くてはならない戦車や火器の描写も、第二次大戦あたりの兵器を参考にこまかく描写されていて、ミリタリーファン納得だろう。

 戦術級SLGでいまさらターン制かよとは思うが、ユニットの移動をTPS風にしたことで、動かすこと自体を楽しませることに成功している。敵も迎撃射撃をしてくるため、射線から外れたり、視線に入らないように迂回する必要があったりと面白い。
 マガジンチェンジの合間に突っ込ませるなど、これまでとは違った操作が求められるのがとても良かった。

 ストーリーは子供向けの戦争アニメって感じで、キャラクターはすべて定型的だし、展開も予想通りだったりと特筆する所はないが、主要人物以外の兵にも背景が描かれ、想像を膨らませられる余地はある。ユニットを動かすためのコマンドポイントを集めるため、主要キャラは仕方なく出撃させるものの、実際活躍させるのは三下だったり、いつの間にか主要キャラ並に毎回出撃させてしまうキャラが出来てきたり。
 DLコンテンツにあるイーディ分隊などは、まさにその象徴と言える。

 プレステ3があまり広まっていない頃に発売されたのがネックで、販売本数が思ったより伸びず、続編以降の作品がPSPへと移ってしまったのは残念。アニメ風で独特な絵柄、旧態となったターン制SLGをリファインしたシステムなど、良い意味でガラパゴスを代表するかのような日本でしか作れないゲーム。もしPS・サターンやPS2時代に出ていたら、もっと大ヒットしただろうに。
 現在の制作費の掛かる据え置きゲーム機では、メインストリームを担えないというのは、大変残念なことである。

2011年3月1日火曜日

恋とニュースのつくり方

 予告編で観て面白そうだなと思い、公開を待ち望んでいた作品。朝のワイドショーを題材としたコメディで、とても満足いく出来だった。満点。ここ最近で観た映画の中では個人的に一位です。

 主演のレイチェル・マクアダムスがとてもキュートで愛らしく、苦境に落ちても頑張る様がとても楽しい。
 脇を固めるハリソン・フォード、ダイアン・キートンも役にはまっていて好印象。特にダイアン・キートンの体当たり取材シーンは、本人も乗ってやってるんじゃないかと思わせるくらい楽しげでよかったなぁ。
 全編にわたって面白く、映画館で声を上げて笑い転げてしまうシーン続出。びっくりするシーンがまったく無かったパラノーマル・アクティビティ2とは大違い。

 ヒロインの恋の行方に関してはご都合主義的だけど、これはあえてそうした風。あまり深刻にしてしまうと、もう一人の男性であり本来のストーリーで中軸となるベテランニュースキャスターの存在が軽くなってしまうからだろう。
 エンディングにて、ヒロインとベテランキャスターが「ファミリー」として会話しながら舞台を去っていくシーンとなっている点からもあきらか。
 邦題で「恋と」なんて入れてるけれどロマンスではなく明らかにコメディ映画だし。女性客を引き入れるには「恋」とかつけた方がいいのかも知れないけどね。

 頑張るヒロイン。多いに笑わせ、最後に泣かせ、恋も仕事も最後はハッピーエンド。なんか評論家とか一癖ある向きには噛みつかれそうな作品ですが、いやいやよかったよー!

2011年2月28日月曜日

ニンテンドー3DS

 話題のニンテンドー3DSを買いました。第一感としては、素直にすごい技術だなぁと感心することしきり。3Dゲームのできるおもちゃとして十分。裸眼ってのがよいな。
 この画面見て驚けない人は感性が麻痺しているか、アンチだけじゃないか?今後この機能を活かしたソフトが出てくるのが楽しみ。

 とハードに関してはベタ褒めなんですが、同時発売ソフトはなぁ・・・。実を言うと本体はアマゾンで予約していたのですが、ソフトは予約せず。どう見ても「これ!」というソフトがなくてな。
 GCでもWiiでもロンチにマリオ持ってこなかったから、今回もマリオないのは仕方ない。でも犬&猫、レイトンとか。長年のゲームマニア向けのラインナップじゃないよな。
 リッジレーサー、ストリートファイター4あたりがゲーマー向けなんだろうが、事情は分っているとはいうものの、リッジレーサーのグラフィックは一世代前のもの。スト4は本気でやりたければXBOXかPS3でやるよなぁ。
 パイロットウイング、スターフォックス、ゼルダの伝説がラインナップされているけど、これらの内どれか1本だけでもロンチに回せば良かったのにと思う。売れに売れたDSとソフト互換があるので、じっくり売ろうという戦略なんでしょうけど。

 確かにDSが発売されたときも、グラフィックはPSPに及ばなかったしで、タッチペンに関しては脳トレが出るまでは半信半疑の意見が多かったものの、当時ほぼ市場を独占していたゲームボーイアドバンス互換のおかげで、結局携帯ゲーム機買うならDSか、という層も多かったわけで、今回はそれを踏襲している風にも見えるけれど。

 そういえばDSソフト互換についてネガキャンというか、無茶な評価あるな。DSソフトはボケボケの画面になってしまうって。スト4、リッジしかり、結局あのサイズの液晶画面だから、ある程度の品質あれば充分きれいに見える。普通に何も問題は感じない。
 それが「DS互換使えない」くらいに声高に叫ぶやつって妬みにすら見えるな。普通に同じソフトを入れれば同じに遊べるんだけど??PS2が動かないPS3とか、もしかしたらPSPソフトの動かないNGPとか、よっぽどどうなの?って思うんだけどねぇ。

 ちなみに最終的にはスト4とリッジを買ってきました。立体視が出来る部分以外は、購入前の予想通りで驚く部分少なし。せっかく3DSでプレイするという点ではイマイチなソフトだったなー。
 やっぱせっかくの立体視を活かしたソフトを早急にリリースすべきだな!

2011年2月24日木曜日

ヒアアフター

 老齢なったクリント・イーストウッドが、死後の世界を題材とした映画を作った。となれば観に行かねばならんでしょう、というわけでさっそく鑑賞。
 そんな鑑賞前の乗りとは裏腹に、イーストウッドは死後の世界については言及を避け、あくまでも今を生きている人々について淡々と描いている。やがて来るであろう死を見つめるのではなく、これまで生きていた生を改めて顧みる。

 プロローグの大津波シーンや、前述の死後の世界、といった前情報に比べ、映画自体はドーンと盛り上がるような場面はなく、主要三人物を繊細に描いていく。死者と語ることの出来る能力は、あくまで副次的な要素、三者をつなぐ糸でしか無い。
 時折「人は死についてもっと向き合うべき」とか「死後の世界はよく見えない」という言葉で語られるのみだが、逆にオカルティックな要素が排されて好感を持てた。

 ラストの主人公とヒロインの再会シーンなど、もっと描かれるべき要素もありつつ、そこでフェードアウトしていくのが余韻をもたせて、観客にいろいろ考えさせる部分であり、しみじみといい映画だったなぁと久しぶりに思う作品だった。