2020年12月28日月曜日

ゼルダ無双 厄災の黙示録

 なかなかボリュームがあってクリアできなかった「ゼルダ無双 厄災の黙示録」を、なんとか年内中にクリアできた。コーエーの無双シリーズは何本か遊んだことがあるけど、クリアまで楽しめたのはこれが初めて。原作にあたる「ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド(BotW)」が楽しかったことと、その前日譚というストーリー展開だったことが興味を持続できた理由だろう。

 任天堂の代表作である「ゼルダの伝説」。WiiUで発売された前作「ゼルダ無双ハイラルオールスターズ」でもコーエーからのリリースだったが、スピンオフ作品とは言え他社からリリースするというのは異例。グラフィックやユーザーインターフェイス周りも全てオリジナルである「BotW」からの流用となっている辺り、任天堂とコーエーの開発陣がかなり深い関係で取り組んだ作品であることもわかる。
 結果出来上がった作品はまるで任天堂産ゲームのような味わいとなっていて遊びやすい。これが過去の無双作品にはいまいちはまれなかった自分が、クリアまで楽しめた原因なのだろう。

 とは言え「無双シリーズ」のゲームなので、ゲーム内容は画面を埋め尽くさんばかりに現れる敵をバッタバッタと切り倒していくだけ。ボスを含めた敵の種類もそれほど多くなく、同じことを何度も繰り返させるだけな点は変わらない。
 それでもプレイを続けられたのは「厄災の日」を追体験できたからであり、圧倒的な数で攻め寄せてくるモンスターやガーディアンの群れというのが無双シリーズのシステムによく合っていた。
 無双シリーズと言えば、ただ弱強攻撃をつなげていくだけという大味なイメージだが、シーカーアイテムや魔法(ロッド)がワンポイントとなっており、かつ操作性良く出せるため単調な戦闘にならないのが良い。
 ストーリー展開もムネアツで、「BotW」で断片的にしか語られなかったことが功を奏している。特に "リンクが主人公なのに「ゼルダ」の伝説" とは言わせないとばかりに、ゼルダ姫が人々を率いていく辺りは必見。

 正確には if ストーリーであり、もし「厄災の日」に四英傑と神獣が機能し、ゼルダのトライフォースが解き放たれていたら、といった展開となっているので、純然たる「ブレス・オブ・ザ・ウィンド」の前日譚ではないが、おかげでシド王子とミーファの邂逅を始め、ちょっと涙腺を刺激させるようなストーリーにもつながっている。
 ゲームの感想として、一度「BotW」につながるバッドエンディングとし、再プレイで「if ストーリー」のグッドエンディングになれば良かったという意見があったが、確かにその方が一粒で二度楽しめたかなと思った。

 操作キャラとしてリンク、ゼルダ、四英傑だけでなく、未来の四英傑に加え、大妖精、コーガ様、ハイラル王等々、たくさんのキャラが増えていくのは無双ファンにはお馴染みの展開だろうが、それを一々育てていかなければならないというのは手間に感じた。
 自分好みのキャラだけを育てればいいのだろうが、クエストが提示されればクリアしたくなるのも真理で、ついつい寄り道しつつ全キャラを育ててしまう。
 同様にハクスラではないので武器を強化していく必要があるのだが、これにもお金が大量に掛かってしまい手間だなと感じた。

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