2017年11月24日金曜日

CBR400R チェンジペダル

 前回の日曜日、久しぶりに400Rにてツーリングに出掛けることにした。峠ばかり走っているので、たまには高速道路をロングツーリングでもしようかと、特に目的地は決めずに走ることに。
 対向車線には伊豆箱根方面を目指すバイクをしり目に西湘バイパスを東上。国道134号から新湘南バイパスへ。このまま圏央道を八王子に出ようかとも思ったが、海老名ジャンクションにて東名に乗り換えて、御殿場方面に向かうことにした。
 これは足柄SAにて度々起こるプレミアムアウトレット開店前の出口渋滞を見物しようと思ったため。あくまでSAと御殿場ICの出口渋滞なので、バイクならすぐに抜けられるという読み。
 かくて東名の追い越し車線を140~150キロくらいでスイスイ飛ばしていた。明け方に比べて気温も上がってきた。久しぶりの高速ツーリングはなかなか気持ちいい。ハンドルとバックステップをノーマルに戻したら、前傾姿勢が緩くなって思いの外走行風を受けるなあ。なんて能天気に思いつつ走行。

 そろそろ120キロくらいでのんびり巡行モードにしようかと車線変更。同時にシフトダウンしようとしたら・・・なんか違和感。足先にペダルの感触がない。冷静に落ち着いて探ってみるがやっぱりない。えっやばいやばい。
 どこかでペダルが脱落したのか?よぎる不安。高速道路なのにどうしよう。しかしよく考えればクラッチが切れないとかブレーキを失ったなどに比べれば軽微な問題。高速走行している間はとりあえず大丈夫だし。また大井松田ICまで1キロ程度の所だったのも運が良かった。慌てて避難所にバイク停めなくて良かった。普段行っているギアダウンによるエンジンブレーキが掛けられないのは怖いが、とりあえず料金所を通過。持ってて良かったETC。
 すぐ道路脇に止めて状況を確認するとペダルを停めている、丁度シーソーの支点にあたる部分のボルトがなくなっていた。チェンジペダルはボルト以外にもロッドでつながっているので残っていた。とりあえず現在6速になっているギアをなんとかしないと、ということでクラッチを握ったまま手でロッドを引っ張ってみるが、ガチャガチャと二度ほどギアを下げることは出来たがそれ以上下がらず。4速で発進とか出来るのか?と不安になりながらも、ちょうど料金所越えた所から下りなのでなんとかなるかなと発車。割と普通にギアが繋がってくれた。あとは一般道をどれだけ止まらずに走れるか。
 交差点にて赤信号とわかれば早目に減速。すり抜けを駆使しながら止まらないように停止線まで粘り、青に変わった瞬間にゴー。なんとかエンストもせずに進んでくれる。この粘りさすがパラツイン。
 しかし国道255線から信号の少ない県道に変えた所で赤信号につかまる。まあいつかこうなることは分っていたのだが、果たして4速からの発進とかできるのだろうか。大井松田ICはあくまで下り坂だったし。エンストだけは避けようと、アクセルは少し高めの回転数にしつつ鬼の半クラで慎重にギアをつなぎ、ノッキングもなんのその何と4速発進成功。以後、何度か赤信号に捕まったがエンストなしで帰還できた。ありがとうホンダエンジン!
 すぐさまパーツリスト調べてボルトを買ってきたことは言うまでもない。

 しかしバックステップからノーマルに変更したのはだいぶ前で、それから何度もツーリングに出掛けていたのになぜ急に、という感じ。たまには増し締めしましょうね、といういい教訓にはなった。

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