2016年6月26日日曜日

CBR400R 奥多摩

 梅雨の中休み。このところ天気が悪く、雨が降ったり雲が厚く覆っていたりしていたが、昨日から珍しく天気となった。どうやら明日まではもつとのこと。先週はあまり乗ることができなかったCBR400Rをたっぷり堪能したい。
 前回の乗車でいくつか気づいた点。手が痺れてしまう。後輪ブレーキが敏感に反応しすぎてロックが掛かることがある、など。どちらもカスタムパーツの調整で解消できるのではないかと感じた。手が痺れるのは振動のせいもあるが、それ以上に乗車姿勢に原因がありそう。なので、セパハンの絞りを少し緩和してみた。後輪ブレーキについてはペダル位置が上過ぎて、微妙なコントロールが出来ないためだろう。これもマスターシリンダーのボルトを緩めて、位置を下にしてみた。さぁこれで問題は解決されたか。

 本日行くことに決めたのは奥多摩。箱根に並ぶ東京からの日帰り峠コースとして有名だが、残念ながら自分はまだ行ったことがなかった。地図で調べてみると相模湖のそばで、割と近いみたい。初めてのコースだが挑戦してみることにした。
 前日は夜勤のため、開けてそのままのツーリング。2時間ほど寝たが当然疲れも眠気も完全にとれるはずはない。しかしせっかくの晴れ間なので頑張って出発することにした。

 「奥多摩=奥多摩周遊道路」のゴールとして奥多摩湖を設定。そこへのルートはいくつかあり、最初は圏央道から中央高速にて向かうつもりだったが、高速料金も馬鹿にならないことや、下道をのんびり行っても奥多摩湖までは3時間かからないくらいの距離ということで、疲れるだろうけど高速を使わないこととした。

 8時30分ごろ自宅出発。橘インターから西湘バイパスへ乗り、134号線を経由して129号線へ。北上して厚木を目指す。普通の幹線道路なので交通量も多く、また信号も多いでかったるい道。せっかくだからと発進と停止の練習をしながら進む。割とクラッチレスでのニュートラルチェンジは慣れてきた感じ。一方の発進は慣れたような慣れないような。ギューンとエンジンをふかしながら発進することはなくなったので良しなのかな。厚木警察署、市立病院を抜けて412号線へ。
 412号線に入ると交通量がだいぶ減って走りやすくなった。向かう先も樹々生い茂る山間への道となりちょっとテンションが高まってくる。あの山へ向かうぞという感じ。相模湖を抜けて中央高速沿いに伸びる20号線に乗る。相模湖で一服しようと思ったら、湖畔の駐車場は本日有料とのこと。まったく止まる気になれないので写真はなし。
 相模湖はそのままスルーして県道33号線へ。道はかなり狭くなる。途中のデイリーマートにて一服。もうすぐ奥多摩周遊道路だ。時刻は10時40分ごろ。このままいけばお昼前には奥多摩湖につけるかな。

 県道33号線は山道。ヤビツ峠を思わせる感じの狭い道。そろそろかなと思っていたら到着しました県道206号線奥多摩周遊道路。久しぶりの晴れ間、週末ということもあり一般の車多し。このままじゃワインディングを楽しめないなと感じ、ちょっと無理して追い越しをかける。
 途中片側交互通行をしている区間があり、これを過ぎると一気に車の量が減った。いいね。しばらくの単独ツーリング。若干遠くに一台バイク。このバイクがスーパーバンクしてコーナリングが速い。少しでも追いすがろうとするも最後は信号に引っ掛かったこともあり完全に消えてしまった。あれくらい自由にバンクできれば楽しかろう。
 今回はギアを高めにしたコーナリングを心掛けてみたが、確かにコーナーリングスピードは上がるけれど怖さも増すね。ハンドルの絞りを調整したおかげか指先が痺れてフロントブレーキが操作できないということもなく、後輪ブレーキのロックもほぼなかった。セッティングはこれで良さそうだな。インナーウェイトも追加せずに済みそう。
 奥多摩周遊道路は全線二車線で勾配のある中カーブが連なる長い峠道。とても走りやすく感じたが、ローリング族対策かセンターラインにミニポストが立ち並び、警告の縞々舗装がされているのが若干不満。この長い峠道が無料というのは嬉しいが、自宅からの距離を考えると伊豆スカイライン、西伊豆スカイラインの方に軍配があがるかな。
 観光目的ではないので奥多摩湖は道路脇からちらりと見る程度。所詮人口湖だしね。終点近くの公園で小休止しつつ、帰り道を検討することに。


 
 せっかくここまで来たのだから国道411号線を走り抜けようかと思ったが、やはり夜勤明けということで疲れも出てきた。また奥多摩湖から411号線に入ると中東半端な気がする。青梅街道全線ライディングはまたの機会に譲り、国道139号線にて南下することにした。
 139号線は奥多摩を背に山道を進んで行く道で、交通量はまったくなかった。たまにツーリングとおぼしきバイクがちらほら見えるだけ。途中松姫バイパスといながーいトンネルを抜け、深城ダムという場所にでる。ダムの駐車場にはマスツーリングかバイクがいっぱい止まっていた。確かにここは穴場かもな。
 なかなかいい道だと思いつつ走行していたら、途中で急に辺鄙な所へ。これ本当に国道?といいたくなるような狭苦しい道を通ることに。それでも山間を抜けていく楽しい道だ。
 さて、139号線に向かうのは自宅にて立てた計画通りなのだが、どうもこの国道の名前に聞き覚えが・・・。あ、そうだ先週走った富士スカイラインの終点から本栖湖へ向かう時に使った道じゃん。本来の計画では139号線から県道24号線にて道志みちに抜ける道を考えていたのだが、予定変更。139号線をずっと走っていくことにした。疲れなければ富士スバルライン経由で富士山を一周しちゃおう。

 しかし甘かったね。昼をすぎると疲れがどんどん出てきて眠気すら出る始末。これは139号線が大月、都留といった街中を通るために渋滞に巻き込まれたことも原因。奥多摩からここへ至るまでの道は割と整備された峠道にしては交通量がまったくないという、隠れた宝物発見!?状態だっただけに辛し。
 富士吉田到着するも河口湖方面に出る気力はなく、山中湖経由で138号線に乗り自宅へ帰還を選択する。時間的にもいいころ合いだしね。無理して事故してはつまらないからね。

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