2016年6月19日日曜日

CBR400R 富士山スカイライン

 タンクをへこませてしまい、傷心のCBR400R。
 しかしめげることなく、つーかへこみも傷も勲章。バイク乗りならいつかは出会う出来事と言い聞かせて今日もツーリングに出掛ける。本日は前回まわれなかった富士山南側を通る「富士山スカイライン」を走る。ここを走れば伊豆箱根方面の有名道路は制覇かな。

 朝早く起きて一日中ドライブしよう、なんて思っていたのに、結局起きたのは朝7時。いつもと変わらない時間帯に家を出発した。
 箱根または足柄峠経由も考えたが、結局無難な国道246で御殿場へ。前回使用した138号線は須走方面へ出てしまうのでこれを通過、県道153号を経由して同23号線へ。ここから富士山スカイラインということらしい。
 富士山スカイラインには2つの富士登山口がある。一つは自衛隊駐屯地を通り抜けてすぐに到着する御殿場口。あまりにあっけなく登山口に到着してしまい肩透かし。道も狭く当然ながら駐車場とトイレ程度で何もない。


 味気ない御殿場口をすぐに下山。富士宮口を目指す。富士山スカイラインは森の中を駆け抜けるワインディング。箱根や伊豆にある峠道と違って無料なので一般の車も往来し、路面もきれいとは言えない感じ。穴ぼこがあいていたり、バンピーだったり。ただしまだ富士登山シーズンではないからか交通量は少なく、割と快適に走ることが出来た。
 県道152号線を登って行くと富士宮口に到着。須走口ほどではないが五合目付近はヘヤピンの多い道路となっていた。カスタムしたパーツの具合と言えば、ハンドル位置が変更になったためか、乗車姿勢が少しきつくなった。そのせいでどうしても体重をハンドルに掛けてしまうこととなり、結果手が痺れてしまう。
 同じような峠道をこれまでも走ってきたが、手が痺れるということはなかった。確実にハンドルを変えたことが原因なのだが、乗車姿勢が矯正されるのが先か、音を上げてハンドルを純正に戻すか。登り切る直前あたりは痺れでフロントブレーキレバーを握る感覚すらなくなってしまったのはちょっと問題。
 乗車姿勢が主な原因とは思うが、ハンドルの微振動も原因の一つだと思われる。インナーウェイトやバーエンドをもっと重くすれば改善されるのだろうか。
 到着した富士宮登山口は馴染みの場所だった。来るまで気がつかなかったが、過去二度富士山登頂したのはすべてここからだったのね。記憶がよみがえった。


 思い出に浸りつつ下山。180号線を走る。富士の裾野を抜けていく、これも走りやすいワインディング。後半はずっと下り坂。ここまで車少なし。とても快適。国道139号線の交差点について富士山スカイライン終了なのだが、さてここからどこへ行こうか。
 139号線を北上して行けば、前回行った本栖湖へ。さらに北上すると道なりで甲府まで行けそう。時刻はまだ10時前。時間はまだまだあるので、甲府~中央高速。ぐるっとまわって圏央道で帰ってくるという壮大な計画発動。
 国道139号線は途中自動車専用道となっていたので速く抜けていくことができた。途中、朝霞高原という場所で開けた場所に富士山がどかぁぁん!と立ち尽くすという風景発見。これは絶景だなぁ。寒いだろうけど雪の冠をかぶった富士山の写真を撮りに来たい。


 11時前、本栖湖到着。富士宮からノンストップだったし、若干お腹も減ってきたので付近の茶屋でソフトクリームでも食べようと下車。すると駐車場にバイクを止めた瞬間、おばちゃんがずっと俺のことをロックオンする。「食事ですか?」とかうざい。
 まったくその気もなかったが、面倒になったので飯を食べることにした。食堂前にはメニューすらなく嫌な感じがしたが、あとから出されたメニューに載っていた料理は予想通りの観光地価格。めちゃくちゃ高い。
 一番安いやつを頼もう、なんて一瞬思ったが、開き直って高いやつを注文した。見栄っ張り死ね。

 少しでも元を取ろうとのんびりしていると、遠くから聞こえるテレビが天気予報の情報をながしてきた。道中たまに雨がぽとりときていたが、降られることなくここまで来れた。もともと今日は晴れという予報だったので朝の天気予報はまったく見ていなかったのだが、甲府~大月あたりは大雨らしい。
 正直雨の高速なんて乗りたくはないなぁ。そう思いつつ空を見上げれば確かにいつ雨が降ってもおかしくはない雲行き。スマホで雨雲レーダーを見てみれば、ちょうど俺の通ってきた道だけ雲がなく、その他の所、例えば御殿場市内や富士吉田のあたりはだいぶ雨が降っているようだった。どうも運良く雨にぶつかっていなかっただけで、今日は天気はあまり良くないらしい。
 そうと決まれば長居は無用。さくっと家に帰って今日は久しぶりの洗車でもしようと決めた。

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