2015年6月24日水曜日

ゼノブレイドクロス その5

 ゼノブレイドクロス、ストーリークリアした。

 ストーリーを進行する道中、エルマが思わせぶりな台詞を口にしていたが、実は異星人だったという衝撃の事実。真実の姿はどこかはかなげな感じで、威勢のいい頼れる女性隊長であったBBの姿とは違ってギャップがある。ゲーム内とはいえずっと一緒にいただけにその思いもなおさら。
 またグレイスのリーダーでもあるルクサールを倒し、セントラルライフを回収したものの、実はBBを司るはずのデーターベースは壊れており、何故BBが稼働しているのか不明という大いなる謎を秘めたままの終局。
 ストーリーは終了してもクエストやフィールド探索などはそのまま継続できるし、実際未発見の場所も多くあるので遊び尽くしたとは言えない。のんびりと惑星ミラを歩き回りながら、気長にエピソード2を待ちたい。

 不親切な素材集め、敵の強さと戦闘システム、シナリオ進行に関するバランスの問題、各種操作が意味不明な文字列ばかりで慣れないと分り難い、特定クラスに集中してしまうネットワークに関する問題などなど。問題が数多くあるゲームではあった。
 しかし途中で投げ出すこともなく最後まで続けることができたのは、ひとえに広大なオープンフィールドで自由に探索ができること。そしてデータープローブを建てるという小目標が探索の動機になり得たこと。そして見た目ガンダムな格好良いドールとフライトシステムによる移動の楽しさ。これに尽きる。
 戦闘システムも問題を多くはらんでいるとは言え、慣れてくれば爽快感があり、敵とのレベル差をきちんと考慮して戦えば適度な難易度。

 ただし前述の欠点は目をつぶることも出来ず、何人にもお勧めできるか?と言われればどうしても条件付きとなってしまうのが惜しい。
 WiiU発売と同じ頃に発表され、そこから2年以上たっての発売は、待つ身にとっては長かったものの、これだけのボリュームとグラフィックを考えればあっという間の期間だったのだろう。テストプレイが完全だったとは思えない。ここが最大の残念な部分。恐らく発売されるであろう追加シナリオ発売時には上記の問題点が解決されることを望む。

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