2025年4月29日火曜日

ニンテンドースイッチ2 体験会

  6月に発売されるニンテンドースイッチ2。その発売前体験会に参加してきた。会場は幕張メッセ。20年ぶりの訪問で少しワクワク。
 残念なのは先日行われたスイッチ2予約販売の抽選に落選したこと。発売日に手に入れることが出来ない商品の体験をしに幕張まで出張ってきたということになる。
 なお小売店での予約も開始されたが、転売対策のため購入実績が必要だったり、カードに加入しなければいけなかったり面倒だしわかりにくい。
 幸か不幸かロンチソフトのラインナップに欲しいものがないので、普通に買えるようになるまでのんびり待とうと思うが、せっかくのローンチ体験ができないのは残念。

 幕張メッセでは「ニコニコ超会議」も開催されていた。お客さんは若い人ばかりでコスプレイヤーもチラホラ。Youtube全盛となった今、ニコニコ動画なんて見向きもされていないと思っていたが、予想以上に若者からの支持はあるようだ。アニメ視聴といった間口や、セリフがながれるライブ感はいまだ無二の存在だからか。
 メッセ周辺を散策後、体験会集合時間となったので入口へ。スタッフが大勢動員されており、今日一日だけで幾らの宣伝費が掛かっているんだろう。スムーズな案内が出来るよう考え抜かれており、待ち時間が発生するのは仕方ない。
 会場入口には新作「マリオカートワールド」を中心としたパネルが並べられ、期待を煽ってくる。参加者は老若男女様々で家族連れも多い。ニンテンドーユーザー層の幅広さが伺える。
 ソフト体験の整理券は「メトロイドプライム4」を選んだ。

 順番となり、最初にスイッチ2の実機を触れるブースへ。噂のマグネット式ジョイコン脱着を試す。ああ、磁石だなという触感。本体は少し大きいかなと感じたが電源が入らないので実感わかず。携帯モードで遊ぶことはほぼないし。

 次にマリオカート体験。流れるデモを見る感じ、それほど綺麗になったのも思えず。並べて比べれば演出面なども派手になっているのだろうけど、マリオカート8の時点でこのゲームシリーズ的には進化の天井に来ているのかも知れぬ。だからこそのオープンワールド化ということなのだろう。
 実際に遊んだ感じはいつものマリオカートとほぼ変わらず。アイテムで妨害しながらゴールを目指すという、ここは変えようのないルール。前述の通りグラフィック面で特に進化は見られないから尚更既視感を感じてしまう。
 ただしマリカー8を遊び尽くした人々にとっては何年ぶりかの新作となるので嬉しいだろう。またオープンワールド化したこと、対戦人数が24人へ増加したことなどで遊びの幅が増えたこともあり、定番ソフトとしては盤石かと思える。

 マリカー試遊後、メトロイドプライム4の体験ブームへ。そばにマリカ24人対戦が行われ盛り上がっている。家族や友人とオフラインで遊んだら楽しいだろうな。

 期待のメトロイドプライム4だったが自分には難し過ぎた。プライムシリーズを遊ぶ度に感じる記憶。任天堂の看板シリーズだからと無理して遊んでいる感。時間内にボスを倒すことが出来なかった。要求されるアクションもやらされ感満載。
 狙って撃つという展開が多くFPSニワカの自分にはうまく操作できない。マウスとして使えるというジョイコンを試したがいまいち使いにくい。ショットの連射を要求されるがマウス操作では連射しにくく、押しっぱなしの連射対応して欲しいがチャージショットとの兼ね合いで出来ないため。Wiiエディションのように画面を直接狙い撃つ直感操作が良かった。
 また試遊したのはスイッチ2エディションなれど、本来スイッチ向けに開発されていることもありグラフィック・演出面で凄みは感じられなかった。DoomをはじめとするFPSラインナップの中でメトプラ4はどんな評価を得られるのだろうか。

 時間があったのでサードパーティソフト体験ブースへ。性能的にスイッチでは移植できなかったソフトが移植される感じ。でもこうしたマルチハードタイトルは、より性能が良く安価で入手できるゲーミングPC(Steam)で遊ぶから正直どうでもいいんだよね。
 一通り眺めたあとコーエーの「Wild Hearts」というゲームで遊ぶ。和風のソウルライクか無双系と思いきや、苦手なジャンルの狩りゲー。スタッフから告げられた時点で失敗したなぁと感じたが、予想通り面白さが理解できなかった。でっかい敵をチマチマ攻撃していくというのに爽快感を感じないんだよね。システムを理解してだんだん上達していく所や、アイテムを収集・作成して強くなっていくことが醍醐味なのだろうけど。
 またフレームレートが低くて、カクカクしているのも残念。スペックが足りないならグラフィックの質を少し下げていいから60fps出すようにしないと古臭い印象を受けてしまう。少し調べた所オリジナルも人気のないゲームだったようで、結局モンハンをパクっただけの魂のないコーエーゲームという所。

 残り時間わずかとなり、あとは会場でプレイされているゲームを眺めることに。リマスターされた「ゼルダの伝説」は綺麗さが良くわからない。見比べれば違うのだろうけど、すでに思い出補正されてしまっているのが原因。
 オンライン特典のゲームキューブが楽しみというのもスイッチ2のソフトラインナップの貧弱さを象徴している。色んな点で強化改良されたスイッチというコンセプトはわかるが、3DSやWiiUの二の舞いにならないか不安。
 スプラトゥーン、マリオなどの看板タイトルをもっと全面に押し出さないと魅力が薄く感じるし、ロンチを失敗したゲーム機が立ち直るのは不可能だが果たして。

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