2025年4月29日火曜日

iQドライブ 香取神宮、筑波山

  ニンテンドースイッチ2体験会のため千葉まで出掛けることになった。いつもであればバイクで行くのだが、せっかくなのでタイヤを替えたばかりのiQで行くことにした。思い返せばiQで遠出したことがなかった。

 体験会の行われた幕張を後にして芝山はにわ博物館へ行こうとしたが、本日の宿舎である鹿嶋市から思いの外遠くなるため却下。道中にあたる香取神宮へ。香取神宮へは二度目の訪問となった。
 前回訪問時は楼門近くの駐車場にバイクを止めてしまったので表参道からお参りすることができなかった。歩く距離は長くなるが今回は参道の入口に駐車する。普通の日曜日なれど参拝客はそこそこいて、有名な神社なのだなと実感。
 言われてみると確かに珍しい、湾曲する参道を進んで楼門へ。拝殿はすぐ。お参りしてから要石、奥宮と回る。奥宮のある位置が不思議。普通本殿の奥にありそうなものだが、参道脇のの森に位置する。鹿島神宮と並んで有名な要石もそばにあり、なんとも不思議な配置だ。
 不思議といえば明治まで「神宮」とは「伊勢、鹿島、香取」の三つだったことや、そのうちの二つが並んで東国にあるということも。藤原氏との関係、高天原や日高見国など歴史ミステリーを想像すると楽しい。

 一泊して鹿島神宮へ。スルーするつもりだったが、せっかく鹿島まで来たので素通りは申し訳ない。深い森の中に存する神宮はいつ来ても神仙を感じてしまう。

 鹿島神宮へのお参りを済ませて筑波山へ。何度もそばに来ていながら二輪通行止めが多いということで二の足を踏んでいた有名スポットだ。筑波パープルラインにて朝日峠展望公園へ。登り口には「二輪通行禁止」の表示が立ち並んでいた。路面も波状路になっていたり、バイブレーション舗装となっていたりとローリング族対策が施されていた。
 展望公園にはそれっぽい車が数台止まり、それっぽいドライバーが情報収集をしていた。しかし前述のような舗装が施されていることから、よっぽどの物好きかここを愛している人くらいしか来ないだろう。楽しく快適な峠道は他所にいくらでもある。

 展望公園をあとにして表筑波スカイラインにて風返峠へ。ここも二輪通行禁止。GR86とCivic typeRがかっ飛んでいった。こういう輩がいるから通行禁止や対策舗装がされちゃうんだよな。いくつもの道が交差する風返峠にて筑波スカイラインでつつじヶ丘駐車場を目指す。ここも二輪通行止め看板が立ち並んでおり、バイクで来る気の起きない峠日本一と思った。
 なお筑波神社側からつつじヶ丘駐車場まではバイクが通行出来るようで、駐車場には数台のバイクが停まっていた。
 つつじヶ丘駐車場は「ガマの油」売りで有名らしい。いかがわしさ満天のお土産屋があったが潰れてしまったのだろうか。駐車場も有料で10分以内なら無料になるということで、観光もそこそこにすぐ出発。展望もそれほどではなかったし、もう来ることはない?

ニンテンドースイッチ2 体験会

  6月に発売されるニンテンドースイッチ2。その発売前体験会に参加してきた。会場は幕張メッセ。20年ぶりの訪問で少しワクワク。
 残念なのは先日行われたスイッチ2予約販売の抽選に落選したこと。発売日に手に入れることが出来ない商品の体験をしに幕張まで出張ってきたということになる。
 なお小売店での予約も開始されたが、転売対策のため購入実績が必要だったり、カードに加入しなければいけなかったり面倒だしわかりにくい。
 幸か不幸かロンチソフトのラインナップに欲しいものがないので、普通に買えるようになるまでのんびり待とうと思うが、せっかくのローンチ体験ができないのは残念。

 幕張メッセでは「ニコニコ超会議」も開催されていた。お客さんは若い人ばかりでコスプレイヤーもチラホラ。Youtube全盛となった今、ニコニコ動画なんて見向きもされていないと思っていたが、予想以上に若者からの支持はあるようだ。アニメ視聴といった間口や、セリフがながれるライブ感はいまだ無二の存在だからか。
 メッセ周辺を散策後、体験会集合時間となったので入口へ。スタッフが大勢動員されており、今日一日だけで幾らの宣伝費が掛かっているんだろう。スムーズな案内が出来るよう考え抜かれており、待ち時間が発生するのは仕方ない。
 会場入口には新作「マリオカートワールド」を中心としたパネルが並べられ、期待を煽ってくる。参加者は老若男女様々で家族連れも多い。ニンテンドーユーザー層の幅広さが伺える。
 ソフト体験の整理券は「メトロイドプライム4」を選んだ。

 順番となり、最初にスイッチ2の実機を触れるブースへ。噂のマグネット式ジョイコン脱着を試す。ああ、磁石だなという触感。本体は少し大きいかなと感じたが電源が入らないので実感わかず。携帯モードで遊ぶことはほぼないし。

 次にマリオカート体験。流れるデモを見る感じ、それほど綺麗になったのも思えず。並べて比べれば演出面なども派手になっているのだろうけど、マリオカート8の時点でこのゲームシリーズ的には進化の天井に来ているのかも知れぬ。だからこそのオープンワールド化ということなのだろう。
 実際に遊んだ感じはいつものマリオカートとほぼ変わらず。アイテムで妨害しながらゴールを目指すという、ここは変えようのないルール。前述の通りグラフィック面で特に進化は見られないから尚更既視感を感じてしまう。
 ただしマリカー8を遊び尽くした人々にとっては何年ぶりかの新作となるので嬉しいだろう。またオープンワールド化したこと、対戦人数が24人へ増加したことなどで遊びの幅が増えたこともあり、定番ソフトとしては盤石かと思える。

 マリカー試遊後、メトロイドプライム4の体験ブームへ。そばにマリカ24人対戦が行われ盛り上がっている。家族や友人とオフラインで遊んだら楽しいだろうな。

 期待のメトロイドプライム4だったが自分には難し過ぎた。プライムシリーズを遊ぶ度に感じる記憶。任天堂の看板シリーズだからと無理して遊んでいる感。時間内にボスを倒すことが出来なかった。要求されるアクションもやらされ感満載。
 狙って撃つという展開が多くFPSニワカの自分にはうまく操作できない。マウスとして使えるというジョイコンを試したがいまいち使いにくい。ショットの連射を要求されるがマウス操作では連射しにくく、押しっぱなしの連射対応して欲しいがチャージショットとの兼ね合いで出来ないため。Wiiエディションのように画面を直接狙い撃つ直感操作が良かった。
 また試遊したのはスイッチ2エディションなれど、本来スイッチ向けに開発されていることもありグラフィック・演出面で凄みは感じられなかった。DoomをはじめとするFPSラインナップの中でメトプラ4はどんな評価を得られるのだろうか。

 時間があったのでサードパーティソフト体験ブースへ。性能的にスイッチでは移植できなかったソフトが移植される感じ。でもこうしたマルチハードタイトルは、より性能が良く安価で入手できるゲーミングPC(Steam)で遊ぶから正直どうでもいいんだよね。
 一通り眺めたあとコーエーの「Wild Hearts」というゲームで遊ぶ。和風のソウルライクか無双系と思いきや、苦手なジャンルの狩りゲー。スタッフから告げられた時点で失敗したなぁと感じたが、予想通り面白さが理解できなかった。でっかい敵をチマチマ攻撃していくというのに爽快感を感じないんだよね。システムを理解してだんだん上達していく所や、アイテムを収集・作成して強くなっていくことが醍醐味なのだろうけど。
 またフレームレートが低くて、カクカクしているのも残念。スペックが足りないならグラフィックの質を少し下げていいから60fps出すようにしないと古臭い印象を受けてしまう。少し調べた所オリジナルも人気のないゲームだったようで、結局モンハンをパクっただけの魂のないコーエーゲームという所。

 残り時間わずかとなり、あとは会場でプレイされているゲームを眺めることに。リマスターされた「ゼルダの伝説」は綺麗さが良くわからない。見比べれば違うのだろうけど、すでに思い出補正されてしまっているのが原因。
 オンライン特典のゲームキューブが楽しみというのもスイッチ2のソフトラインナップの貧弱さを象徴している。色んな点で強化改良されたスイッチというコンセプトはわかるが、3DSやWiiUの二の舞いにならないか不安。
 スプラトゥーン、マリオなどの看板タイトルをもっと全面に押し出さないと魅力が薄く感じるし、ロンチを失敗したゲーム機が立ち直るのは不可能だが果たして。

2025年4月24日木曜日

iQ タイヤ交換

  購入時スタッドレスタイヤを選択した「iQ」。
 いよいよ春となったのでノーマルタイヤに履き替える。ついでにホイールもアルミに新調したい。これはiQを購入した時からの予定だった。
 近辺、小まめにヤフオクを覗いていた所、トヨタ純正のアルミホイールは少々傷ありで大体4万円ほど。ここにタイヤを履かせて7~8万円くらい。しかしホイールの発送料やその後の手間を考えると面倒臭い。
 仕事の同僚にタイヤの相場など聞きつつ情報収集してみれば、中古で良ければアップガレージなどで探すという手もあるようだ。

 まずは実物がどんな相場になっているのか確認するため近場のカー用品店に出掛ける。
 しかしオートバックはタイヤだけでホイールに適当な商品がなく、隣のアップガレージでは合うサイズすら置いてなかった。175/65/R15というサイズはヴィッツ、アクアと同じなので弾数豊富と見込んでいたが、まったくの見込み違いだった。

 最後の頼みでイエローハットに立ち寄れば、アルミホイールとタイヤのセットで5万5千円という商品を見つける。この時点で探すのが面倒になっており、Webで調べてみるとイエローハットオリジナルブランドなれどタイヤは「横浜ゴム」製。別に国産信仰があるわけではないが、安心感があるのも事実。サクッとこれに決めてしまった。
 さらに在庫確認してもらっている間に3千円アップで好みのデザインをしたホイールを発見。すでに在庫確認してもらっている以上、いつもであれば引っ込み思案発動で最初の製品で我慢するが、今回は勇気を振り絞って好みの方に変更。店員はあからさまに「また在庫確認させんのかよ!」という顔になっていた。優柔不断で本当にすいません。

 タイヤ YH PRACTIVA 175/65/R15/84S 5,700円✕4
 ホイール スポルトクローネBP 1555/100/4H/43 8,750✕4
 防錆処理 2,200円
 取付工賃 6,600円
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 合計 66,100円

 ちょっと高いなぁなんて思ったが、ホイールが変わると予想以上にスポーティな印象に。通勤途中に通る峠道でもタイヤのグリップが素人でも明らかに違いがわかるほど。これなら変えてよかったと思えた。

モーターサイクルショー2025

 モーターサイクルショーに行ってきた。
 会場のビッグサイトがあるお台場へは、いつも有料である首都高湾岸線を利用していたが、知り合いによれば一般道もあるとのこと。一度そちらを使ってみたいとて、下道をエッチラホッチラ進む。毎度のことながら保土ヶ谷~戸塚近辺から渋滞発生。横浜から先は信号も多く時間ばかり掛かってちっとも進まない。
 目印とされていた平和島にて第一京浜から海方面へ。産業道路っぽい高規格道路が現れ、これがお台場へと続く一般道だった。台場とはトンネルで繋がっている。話によればレインボーブリッジを通れるということだったが、聞き間違えたか。
 話の種に一般道でここまで来たが、会場到着するころには疲労感でいっぱい。もう二度とやらないと心に誓う。

 今年の目玉はホンダの「CB1000Fコンセプト」。
 似たようなコンセプトバイクは2020年に「CB-Fコンセプト」と銘打ち発表された。しかしコロナ騒ぎで一般公開されず。またCB1000R(車体価格約170万円)をベース車両としたことで、最終価格は200万円くらいと言われた。同様コンセプトのライバル「カワサキZ900RS」が150万円程度と比較するとかなり高価と言わざるを得ない。
 結果、発売されずお蔵入り。まあ妥当な判断だった。

 今回はCB1300のファイナルと同時アナウンスのため発売は間違いないだろう。ベースマシンのCB1000ホーネットは130万円と元がお安いため160万円程度で販売されるのでは。装備やエンジン出力など加味すれば十分対抗できそう。


 実車を見るとCB1300の重厚感はなくなり軽快な印象。重量が50kgくらい軽くなりそうなので取り回しは良さそう。思っていたよりタンクが大きく幅広なのでCB750Fの雰囲気は感じられない。今回はスペンサーカラーでの登場だったが、トリコロールに期待。
 すぐそばにCB1300のファイナルエディションが鎮座していたが、ホンダスポーツバイクのフラッグシップとして威風堂々としているのはさすが。

 さて今年のモーターサイクルショーは、天候の都合で初日たる金曜日に来場。午前中は報道関係のみとして一般客は午後からの開放。見物時間が短くなるので訪問客が減ると思いきやいつもと変わらぬ満員だった。
 メーカーブースも人の波でじっくりバイクを見ることもできず、ここまでバイクで来た疲労感も合わさって、あまり展示を見ることもなく会場を出てしまった。

 疲れた体にムチを入れて一般道で帰る。試しにとレインボーブリッジへ出てみると、言われた通り有料道路の下に歩道もある一般道が併設されていた。ここのことを言っていたのか。平和島からでなく、芝浦からのアクセスであった。
 以下、中原街道にて寒川に出て帰宅。