2022年7月10日日曜日

プログレ 続報

  プログレ購入して一か月の続報。

 

  1.車速感知自動キーロック機能の解除

 当時の車は出発すると車速を感知して自動的にキーロックが掛かる。不意にドアが開いてしまうことを防ぐための措置だが、それほど立て付けが悪かったのか。 チャイルドロックは別に設けられているので、子供への対策とも思えず。
 走行中勝手に「ガチャリ」とロックが掛かるのが気分悪し。さらに停車後、助手席や後席に積んだ荷物を取ろうとしてドアを開けるも、ロックが掛かっていて開かないというのがよろしくない。運転席には一括解除キーがあるので、降車前にロック解除せよという理屈だが、ひと手間かかって面倒。

 マニュアルを参照すると販売店にて自動ロック機能を解除できるという。中古車ショップで買った車だが見てもらえるのだろうかと不安を持ちつつ、自宅そばのトヨタモビリティへ電話。特に迷惑がられることもなく見てくれることとなった。
 結果、作業時間30分弱。工賃3千円ほどで自動ロック解除できた。当たり前とはいえ手前の所で買ったわけでもない車の面倒を見てくれたのはありがたい限り。

 なお新車のディーラーへ足を踏み入れたのは生涯で二度目。おしゃれこの上ない空間で居心地悪し。住む世界が違うとすら感じる。駐車場へ車を停めれば、車の外にはすでに従業員が出迎えており、俺が下車するのを待ち構えている。
 修理内容と予約をしてある旨伝えると、待ち時間にコーヒーのサービス。
 新車購入となれば云百万円の買い物なのだから、これくらい当然かもしれないが、貧乏人の自分には場違い感が半端ない。

 

2.Bluetooth

 当時のカーナビによくあることだが、何故かAUX端子がない。Bluetooth受信機を取り付けることもできず、スマホに貯めたお気に入りの楽曲を聞くには一工夫が必要。

 

1)オリジナルCD(CD-R)を作る
 割と安直な方法。本来CD-Rには対応しておらず、再生できないケースもある。
 またCDは収録時間が短い(80分ほど)のが大きな欠点。1CD=1アルバムとなり、枚数が馬鹿みたいに多くなってしまう。
 シチュエーションに合わせてCDを選択するという、シリコンオーディオが主流となった現代のミュージックサーバー的利用法とは別の楽しみ方が必要。

2)FMトランスミッター付きレシーバー
 FMラジオを使用。周波数を合わせるだけというお手軽さ。現状はこれで接続しているが問題点は多い。
 ・ノイズが乗る(FITに比べればノイズ対策されているようだ)
 ・周波数問題(同じ周波数を使っている車、局があれば混信してしまう)
 ・VICSが使えない(FM多重を同時に使用することができない)

3)カセットテープ型レシーバー
 驚くことにカセットテープの機構を利用したBluetooth受信機があり、デッキを使用してスマホと接続できる。テープの機構を使うため無音時はカムの回る音が気になるし耐久性も疑問。定期的に充電する必要もあるなど手軽さでは2)に負ける。しかし周波数問題とVICSとの共存という点で優れ、一長一短の間柄。
 なお、上図写真にあるカセットアダプターはプログレで使えず。デッキに入れるとガラガラ・・・と音がしてイジェクトされてしまう。有線式となるものの、こちらは充電不要と思ったが残念。

4)隠しAUX端子
 実はプログレのマルチビジョンには隠されたAUX端子がある。トランクルームのマルチビジョン本体から取り出すことが出来るようで、コンポジット端子を用意できれば後はケーブルでつなげるだけ・・・なのだが面倒。
 2)や3)の問題点をクリアし欠点も見当たらない決定版なのだが、結果劇的な変化もないため手つかず。ケーブルは・・・買った・・・いつか・・・試そう・・・。

 

3.洗車

 梅雨が明けたので、初の洗車。ガソリンスタンドの自動洗車機を使おうと思ったが、前回FITを洗った時の洗車カードがまだ残っていたので、先に使い切ることにした。

 手洗い洗車して初めてわかる小さな傷や不具合。ああこれが安値の理由だったんだなという箇所をいくつも見つける。まあ15年落ちの格安中古車なので、少々の傷があった所で「こんなものか」だが。

 

4.ロングツーリング「大菩薩ライン~檜原街道」

 梅雨明け。車検後、タイヤ、ブレーキパッド、チェーンと駆動系を総とっかえしたCB1300でロングツーリング!の予定が、名古屋~長野方面大雨予報。目的地のビーナスラインはちょっと行けそうもない。というか東海、南関東は午前中雨模様。
 ぼーっとしているのも勿体ないのでプログレ初ロングツーリングへ切り替え。コースは無難に大菩薩ライン。

 いつもであれば国道411号まで下道で行くが、せっかくなので高速での乗車感を味わいたくて東名~富士五湖道路へ。相変わらず直進安定性が高く走っていて楽しい。どこまでも走り続けたくなる。
 3000cc直6FRは踏めば踏んだだけしっかり加速し、小さいながら重たい車体をグイグイと押し出していく。しっかりとした足回りはバンプを軽やかにいなして乗り越えるので突き上げられることもないし、フワフワとして心細くなることもない。
 山北の連続カーブ区間も安心安全に走ることが出来、CBやFITとは全く違う次元の走り。
 山北の左右区間から合流、登坂車線含め暫定四車線区間でオートクルーズを試す。車速を気にせず走れるのでハンドリングに集中できて便利。


  甲州市到着。まったく雨の降る気配はない。どころかいい天気。なんか失敗した感・・・でも名古屋方面は雨雲が割とあるので・・・。
 大菩薩ラインへ歩を進めると、落石のため丹波山で全面通行止めという表示が。Google Mapで調べたら、道の駅「たばやま」から奥多摩周遊道路付近まで通行止めとなっている。しかし県道18号を使って菅村を経由すれば抜けられるようなので、そのまま大菩薩ラインを進む。

 山坂道もまったく苦にしない余裕の大排気量。オートマなので車を操っている感に乏しいのは残念。柳沢峠を越えての連続ヘアピンと狭小区間は、さすがにプログレには場違い感がある。それでもロールが大きすぎて走りにくいということはない。むしろ車重からくるブレーキの弱さが露呈してくる感じ。ここは大人しく走って吉。大人の走りをするならば、コンパクトな車体も光ってくる。


  奥多摩周遊道路~檜原街道へ。後続のバイクは皆、快く抜かせる。この辺りではすでに飽き気味。やっぱり車は運転が楽過ぎて、峠道をずっと走ると飽きてきてしまう。飽きが来ると車内をいじり始めたり、無意味にBGMを変えてみたりと余計なことをし始めて、事故を誘発しそう。気をつけねば。

 最後は圏央道経由でフィニッシュ。やっぱり高速道路を一定の速さで駆け抜けるというのが似合っている。

 なお、結局大雨は降らず!まじでバイクツーリング行きたかった。


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