2015年5月12日火曜日

ゼノブレイドクロス

 今回からゼノブレイドクロスを始めることにした。久しぶりに発売してすぐのソフトを購入して即開始である。ドラゴンエイジ、ディアブロとRPGが立て続いているのでもっと手軽なソフトをという気もしたが、たしかこのゲームはネットワーク要素もあったので、旬な内に遊ぶことにした。

 舞台は近未来のSFRPG。西暦2054年、突如あらわれた異星人同士の抗争に巻き込まれ、地球が滅亡。種の存続を賭して打ち上げられた移民船のひとつ「白鯨」号だったが、二年の航海の後異星人に補足され撃破。居住区を惑星「ミラ」に不時着させ、第二の故郷として生きて行くというストーリー。
 西暦2054年にこれだけの宇宙船が完成するとも思えないが、また偶然星間戦争に巻き込まれたわりに地球を荒廃、破壊され、さらに移民船までお目こぼしなく追跡されるという展開に疑問。主人公の補佐キャラであるエルマ大佐とナギ船長との会話で過去の謎めいたやり取りがあったので、ここはストーリーに関わるミステリーがあるのだろう。

 エルマ大佐は昔遊んだMORPG「ファンタジースターオンライン」に出てくるキャラそっくり。主人公もヒューマーに似ているし、オープンフィールドという舞台の広さをのぞけば設定からしてよく似ている。以前少しだけ遊んだ海外のSFRPG「マスエフェクト」と比べると文化の違いが感じられる。
 予算的なものか、結果的にどれくらいの売り上げを想定しているかによるのだろうが、やはりマスエフェクトの方が緻密でリアリティ溢れる未来都市、未来テクノロジーだが、ゼノブレイドクロスのそれはどこかアニメチック。こまかな書き込みがたりず、若干のっぺりとしている。
 とは言え広大なフィールドとそこに生息する原生生物は映画「アバター」のような異世界を醸し出しているし、さわりだけのプレイではあるが探索してみたいという気にさせられた。

 ただしせっかくのフィールドにも関わらず序盤の説明描写が長すぎる、多すぎる。いちいちムービーを挟みながら複数の登場人物が現れ、状況説明をしてくるのに辟易。こちとら冒険の旅に出たいんだい!と思いつつも2時間遊んで都市の中に缶詰状態。この手のつくりはいい加減改善してもらいたいものだ。詰め込みの知識など頭に入らないし、遊びながら分かっていくというやり方は出来ないものか。
 戦闘もなんだか意味不明。最近のRPGでお馴染みのダメージ数値を演出として取り入れ、銃を撃てばパラパラと数字が踊るのだが、アクションゲームなのかといえばただの演出ぽくて敵の攻撃を避けたりとかはできないっぽい。
 また開始時や戦闘中、不意にBボタンを押す動作を求められるのだが、通常Aボタンで選択しているのだからとっさにBボタンを押すことができない。これも発生タイミングなど決まりがあって、遊んでいる内に上手く出来るようになるのだろうが、何故Aボタンではだめだったのだろうか。

 かくて初プレイは第一章の途中で投げた。これが積みゲー消化シリーズじゃなければしばらくつんじゃうところだ。

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