2021年4月18日日曜日

ディアゴスティーニ 週刊ゴジラをつくる 3

  一昨年から始めたディアゴスティーニの定期購読「週刊ゴジラをつくる」。全100号の発光が終わるのはもうしばらく先だが、ゴジラ本体が完成する80号までが出そろった。
 まとめて作っては放置し、また作っては放置してきて、ついに本体の完成まで辿り着いた。


 でかい!重い!

 意思を読み取れない焦点の定まらぬ視線はまさに初代ゴジラのイメージ通り。斜めから見たアングルが素晴らしい。
 厚ぼったい外皮は着ぐるみっぽさ満載で生物感が全くないが、初代ゴジラはこれでいいんだと思わせる。正面から見ると案外横幅が広くて、ちょっと間延びするかな。ゴジラは特徴が少ないからな。

 そしてギミック。売りの歩行に関しては、もう本当に遅い。一歩歩き出すのにモーターフル回転。着地するたびに「ドーン!」と足音を鳴らすのはいいね。自分は運良く問題なく歩いてくれたが、うまく歩かないという購入者も多いようだ。
 昔発売された東京マルイのRCゴジラくらいしっかりした走行ギミックが内蔵されても良かったし、それを期待していただけに大いに残念。

 咆哮、背びれの発光と放射能火炎の照射など一通り試す。口がくぱーっと開くのは良いのだが、背びれの発光はちょっとイメージと違ったな。チェレンコフ光をイメージした青白い光ではなく、ただ白く光るだけなのが残念。もっとも初代ゴジラはモノクロ映画なので色も何もありませんが。

 購入当初は毎週送られてくる部品をコツコツ作っていくイメージだったけど、仕事の都合や生来の不精が出てきてしまい結局まとめて作るという風になったのはちょっと失敗。最後は駆け足で作ったので面倒くさくなってしまった。
 また1冊2,500円=100冊で25万円!という高値にしては細部のクオリティ、内部ギミックの作り、不要パーツ多過ぎ(差し替え部品多数、内部骨格にいたっては使用すらしない)というのは購入者を馬鹿にしている。
 まあディスプレイモデルとして大きなゴジラを一つ欲しかったこともあり、こうした観点からすれば、まあこれはこれで良かったかーといった所。


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