2012年7月10日火曜日

カルドセプト ランク戦初勝利

 かねてより楽しみしていた3DS版カルドセプトが発売された。任天堂が「カルド・セプ子」なる新キャラクターを作って、初心者へ間口を広げようとしていたこともあり、初回販売で二桁いくかなと思っていたが、5万本程度。これまでとそれ程変わらない数値にちょっと期待はずれだった。

 ゲーム内容は一番ルールのしっかりしているセカンドのリメイク。初心者向けの仕様はほとんど試すことなく遊んでいるが、カード収集を楽にするマーケットなどの機能があり、とても遊びやすくなっている印象。
 携帯機ということもあり、手軽にちょいちょい遊んでしまう。もっともAIとの一戦も30分くらいかかるゲームなのだが。

 そんなカルドセプト。やはりメインは対人戦である。しかしネット対戦に関して深刻なバグがある。
発売当初はマッチングしても対戦部屋に移行せず切断が相次いだ。最近は対戦できるようになったものの、フリーズバグは相変わらず残る。どうやら特定プロバイダー経由だと、回線落ちが頻出するらしい。
 対戦中誰かが落ちてしまうことは他ネットゲーム含め仕方ないが、今作はその後AIに切り替わるはずのプレイヤーがうまく切替え処理できず、チャットなどの入力が出来るものの、ゲームが進行しなくなってしまう。これ仕方なしと強制切断するとネットワークステータスが悪化し、それによってマッチングが出来なくなってしまう要素をはらんでいる。
 自分が落ちた訳でもないのに、強制切断せざるを得ないのに、ステータスが悪化してしまうのは大問題。任天堂は早めに修正プログラムを配布して頂きたいものだ。

 そんな中、ついにランキング戦がスタートした。上位にランキングしたいという大それた希望はないが、ビギナーでは初心者が多くて物足りないだけに、真剣勝負となるランキング戦はやはり楽しい。これまで4戦0勝。2着2回、ビリ1回。フリーズ1回。

 ビギナーでは必ず遭遇したアプサラス水ブックが意外と見あたらず、やっぱりというか森の援護ブックが強い感じ。またプレイ後セプタータグを見ると、勝っている人はやっぱりランクポイントも高い。
 ビリになったゲームはまったく歯が立たなかったけれど、2着になったゲームはかなり接戦だった。しかしどちらも1位に対してスルーするプレイヤーが多く、また妨害スペルも必ずしも1位を狙っていないというのがもったいない。
 タグを確認したらそういった人はランクポイントが低かったりした。こうした周りのプレイヤーの行動が、総合順位に影響するのは楽しい。

 今回ランキングが行われているのはダムウッドの森という、狭めのマップ。分岐も少ないので、踏み合い殴り合いの発生が高いマップである。現在の各属性のメタはこんな感じか。

・森
 援護があるので、殴り合いの消耗戦になった時、アイテム切れがない
 足を多めに入れて、逃げ切ろうとする作戦に出る人多し
・水
 意外に当たっていない。ビギナーで被りすぎたのが原因か。
 侵略が不得意なので、被った時は悲惨なことになりそう
・風
 これまでほとんど見られなかった風が、強化されて今作ではメジャーに
 しかし被るとテング、ナイトフィーンド、ガルーダ等、壮絶な殴り合いになるか
 水よりも被った時は悲惨になるのではないか

 上記より、私は火を選んでブックを構築した。火も風のような被りの殴り合いはあり得るのだが、テングに比べればマシ。むしろ被ることでファイヤードレイクが強化され、他属性に対してプレッシャーになるし。

 最初は関将軍でブックを作ってみたけれど、案外強くならなくて破棄。というより重いくせに守れないのでちょっと使いにくく感じた。
 また過去の勝負を振り返ると、やはり森の地味な走りブックが強い。ランプロかけた援護クリにマジックブーストという簡単な作戦。一人で森ブックにシャッターとか掛けてたけれど、焼け石に水で二着だったし。走りブックが強いということを存外気に掛けない人が多くて辛い。

 なので今回は完全に対策ブックにした。マジックブーストで援護クリ拠点ならば、まず間違いなくランプロを張る。そこでエグザイル・・・うまく行くかな?さらにランプロなしにはイビブラで・・・と思ったが、さすがにコストが重くなりすぎるのでこれは他プレイヤー頼み。
 侵略の要にはカトプレパスを採用してみた。今回は毒が強いしね。

 途中、妨害したりで3位4位を行ったり来たりだったが、おかげでよいステルスになったみたい。他三人が牽制し合う中、一気にレベル5土地をつくって勝利できた。
 予定のエグザイルも大成功。もっとも森ブックでなく、他のプレイヤーに使ったのだが。またセプトがいいキーカードとなってくれて、相手のテレキネシスやランドトランスといったカードをパクれたのは大きかった。
 思い返せばドリームキャスト時代はメズマライズ4枚積み基本だったわけだし、即発動できないにせよ、相手の思惑を潰すには大事なカードだよね。

 それにしてもプレイ中はアドレナリンぶりぶり、体中ぽっかぽか。かなり緊張しながらの戦いでした。やはり真剣勝負は楽しい!

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