2026年10月25日日曜日

ディガー +2作

  「ディガー」を観て来た。トム・クルーズ主演なれど珍しく非アクション物。最初の予告では老人がスコップを持って踊るという意味不明だったものが、最近は環境破壊で滅亡しそうな世界を救い出すといった「アルマゲドン」的な感じになっていた。
 物語の展開が読めず楽しみであったが、蓋を開けると幾つかの入れ子構造になった劇中劇となっていて、期待していた物語から少し外れてしまった。

 大外の舞台は環境破壊によって管理社会となった近未来。そこで上映された舞台劇「ディガー」のお話し。舞台劇というメタ展開なしに十分面白そうなストーリーだったので残念というか肩透かし。
 長回しでディガーが大演説をぶち上げる辺りが見所なのだろうが、言っていることは割とよく見かける内容で新鮮味はない。またあくまで舞台の役者が演じているという設定になっているのもまた盛り上がりを損ねている。
 ディガーを演じるカーティスという役者が役とは反対のヒューマニストで、音信不通となった娘の安否を気にし続けるというサイドストーリーに取ってつけた感があり、トム・クルーズが悪役にならないための配慮のように思われてしまった。
 メタ構造にせず、予告編通りの普通のSF映画にすれば、もっと受けが良かっただろうに。これを観に行った観客が肩透かし感から支持をせず、結果悪い評判や口コミが広まって興行収入が落ち込むのはむべなるかな。

(あらすじ)
 石油採掘会社のディガー・ロックウェルは利益を優先して都合の悪いニュースに蓋をした。結果北極の氷に切れ目が発生。流れ出した氷山は欧州へと向かい、大津波による大災害が発生する。
 さらに大きな氷山が発生。今度は北米へと流れだした為、米軍はこれを爆撃。細かく粉砕された氷山が世界各地に押し寄せ甚大な被害と環境破壊を巻き起こした。
 そんな事件を元ネタとする舞台劇が演じられる。



「ゼイ・ウィル・キル・ユー」

 予告編は流れたのに近くの劇場で公開されなかった映画。映画「サプライズ」のように猟奇的殺人鬼に襲われるヒロインが実は戦闘のプロで、逆にサクッと撃退するみたいな展開を予想していたが、そこまでプロではなかった。
 C級アクション映画で何も考えずに観るべき映画なんだろう。殺し方も展開も同じような物語が続いてラストまで行くので盛り上がらない。どこを楽しむのがいいのか。


「スマッシング・マシーン」

 上記映画と同時期に公開されていて、こちらは近くでも上映されていた。時間がなくていかなかったが。格闘興行「プライド」に出場していたマーク・ケアーを主人公にした映画。痛みをこらえるため薬物に染まっていき更生していくという物語。妻とのすれ違い。再起をかけた舞台で敗北してしまう。など、いくつかのストーリーがあるのだがどれも掘り下げが甘く何を言いたいのか良く分からない。
 ケアーの全盛期が描かれないから落ちっぷりも理解できず、だったら最後に勝利したマーク・コールマンとダブル主人公にすれば良かったのにとも思ったり。

2026年10月17日土曜日

2026秋ツーリング 悪城の壁

  お盆、シルバーウィークと台風による悪天候で楽しめなかった2026の夏シーズン。9月末からやっと気候が回復して晴れが続いている。10月10日からの三連休を利用して憂さ晴らしのツーリングに出掛けることにした。
 行き先を悩みつつ、飛騨高山のホテルアルファーワンが割と格安で予約できたので、近場から目的地を検討。立山連峰に位置する「悪城の壁」を見に行くことにした。富山のたった一か所にあるロケーションを目的に旅立つ。格好いい!

 高山にホテルをとったので、目的の悪城の壁は一泊後に訪問するとして、前後はどこへ行こうか。いくつか候補があげられ、つまるところ高山へ北から行くか、南から行くかという違い。
 北ルートとしては茅野まで出て南下。国道361号野麦峠を行く道。ただし23年秋に似たようなコース(国道158号)で向かったことがあるので今回は却下した。
 南ルート=せせらぎ街道だが、いきなり行っては早い到着となってしまうので、奥三河(茶臼山方面)へ寄り道することにした。寄り道としてはかなり遠いが、この辺は距離ガバっている。


【一日目】小田原~奥三河~高山

 まずは新東名にて西へ。浜松いなさJCTにて三遠南信道へ。ここは現在、対面通行の無料バイパスとなっている。鳳来峡IC下車。その立派な名前からいつか来ようと思っていた場所。鳳来湖や峡谷があるようだが、今回はスルーして国道151号を北上する。山間を抜けていく走りやすい幹線道路。

 小一時間ほど走って茶臼山に到着。頂上付近でポルシェ軍団に遭遇する。ドライブのメッカなのね。一帯はスキー場となっていて、山頂駐車場からはリフトなどが見られた。


 茶臼山からは茶臼山高原道路という、かつて有料だった観光道路が走っている。これを下っていくのだが、思っていたより路面は良くなく、眺望も開けていなかった。すれ違うバイクは多かったので人気のコースなんだろうね。
 国道257号とぶつかって終了。道の駅「アグリステーションなぐら」が目印。マスツー軍団でいっぱいだった。ここを少し下れば二つ目のコース「広域農道奥三河線」となる。かなり立派な道となっていて先ほどの茶臼山高原道路よりよっぽど路面は綺麗で眺望も良かった。農道ということで地図に出てこないが、隠れた名スポットだと思う。

 予定していた奥三河の2コースを周って次は国道418号を恵那市方面へ北上。何年も前に通った岩村城を過ぎていく道だった。この辺りの国道は山間部を抜けていく走りやすく楽しいルートで、信号もなく道が広く整備されていることもあって交通量がある割に渋滞もせず快適。この辺りをぐるぐる走っているだけで楽しいかもな。
 恵那峡を越えた所で毎ツーリング恒例となりつつある林道風山間部へ突入。目指すは「かもしかドライブイン」だったのだが、飲食スペースには家族連れ群が見え、ちょっとその輪に入り込む気がせず。せっかく周って来たのにスルーしてしまった。
 まあいいんだけど、こういったBC級スポットへ家族連れで来るなよ。もっと映えのするスポットいくらでもあるでしょ。子供もそっちのがよっぽど楽しいよ。こうした所はさえない孤独なライダーがぽつり、ぽつりとやって来て、挨拶もすることなく「あ・・こんな感じだったんだ」なんて半分失望しながらも、まあここまでの道のりは楽しかったなぁ、なんてボッチ心を癒す。それがいいんじゃないか。なんでもパリピ風にするな!まあいいんだけどね。
 がっかりしながら再び418号へ合流。付近のファミマで何時間ぶりかの休憩。茶臼山からずーっと走りっぱなしだった。

 本当はこのまま418号線を走り続けて「岐阜レトロミュージアム」「モネの池」からの「せせらぎ街道」と思っていたのだが、先ほどのドライブインで見た悲しい家族の風景に心をやられたことと、せせらぎ街道は何度か通ったので、せっかくだから別の道で高山に向かいたくもあり、川辺町から国道41号線にて北上することとなった。
 国道41号は飛騨川沿いに名古屋から伸びる道で二桁国道の割に広く走りやすかった。調べると国道155号だったものが昇格したそうだ。「日本最古の石」など興味深い看板や以前通った郡上八幡方面(せせらぎ街道の入口)への分岐などを見つつ高山到着。一日目終了。

 初日の走行距離は489.5km。偶然同じ宿にCTX700N乗り発見。メインスタンド、ステップをボードに交換など似たような方向性のカスタムの旅バイクだった。


【二日目】

 起床した高山から見る景色は雲り。予報では晴れだったはずだが、と思いながら出発。どうやら標高的に雲の中にいるらしく、走れど走れど雲間が切れることはなかった。
 昨日に引き続き41号線を飛騨方面へ。白川郷への分岐を見て初めて以前通ったことのある道と気付く。
 飛騨を過ぎスーパーカミオカンデでおなじみの神岡町方面への分岐で峠を越えると、雲が切れ始めた。ちょうどここが雲の境目かと感動の景色だった。ああ来て良かったなぁと思える一瞬。その後も鉱山で発展した神岡の独特な街並み、発電所、工場、川沿いのプラントといった何故こんな山奥にといった景色に心を奪われる。
 後調べれば、あの有名なイタイイタイ病の発祥地であることを知り、ただ感動していた自分の無知さに驚くとともに、いまだ学ぶことばかりと思い知らされる。必ずまた来よう。

 高山からすぐだろうと思っていた「悪城の壁」だったが、実際は距離にして100km、2時間半ほどと思ったより遠かった。黒部ダムへ向かう富山方面からの玄関口となっていたことを現地で知る。昨日のポルシェに引き続き、今度はシビックオーナーの軍団を見掛けた。
 称名滝の途中にそびえる悪城の壁だったが、時間的にあいにくの逆光だった。


 やっと目的地についたかと満足。そびえたつ岩壁は想像通り立派だった。せっかくここまできてがっかり風景…なんてこともなく良かった。

 さあ、あとは帰りだ。今回の旅はこの「悪城の壁」だけが目的だったのであとはちゃんと決めていない。帰りのルートとしては富山観光をして糸魚川に出て松本方面へと降りていくルート。飛越峡合掌ラインを通って岐阜方面へと戻るルートが想定された。
 結果、岐阜に手頃な宿が見つかったので飛越峡合掌ラインへ向かうこととなった。

 国道156号線を岐阜・名古屋方面へ南下するこのルートは蛇行する庄川沿いに走っており、岐阜と富山の県境に架けられた飛越七橋。世界遺産となった白川郷・五箇山の合掌造り集落。積雪から守るための洞門が連なる特徴的な道など、風光明媚な道となっている。

 白川郷は行ったことがあったので五箇山で合掌造り集落をたずねようか、なんて考えたが、駐車場は有料となっておりいかにも観光客向けで敬遠。続く白川郷では国道が交通マヒするほどの駐車場待ち渋滞。正直おまわり何やってんだと言いたくなるレベルでまったく道が動かなくなっていた。
 すぐそばのスタンドで給油がてら抜け道を聞き出しショートカットしたが、だったらこの道へ迂回するよう案内を立てるべきじゃないか。スタンドの店員いわく週末は毎回この有り様とのこと、前回来たときはもっと落ち着いていたが、まだコロナの影響が続いていたのだろうか。それにしてもひどかった。

 富山から岐阜まで延々と続く国道156号は、当初こそ県境の橋だー、スノーシェッドだー、なんて楽しめたが、御母衣湖を越えたあたりで食傷気味。山間なので町もなくだらだらと走り続けることとなった。山岡家のラーメンをどうしても食べたくなって探すもあるわけもなく、山岡家どころか普通のラーメン屋すら、もっと言えば食べ物屋じたいなかった。
 かくしてヘロヘロになりながら郡上八幡に到着。道の駅にやっとラーメン屋を発見。入ろうとすれば準備中!個人のラーメン屋は14時をまわると営業してないのね。
 欝々な気持ちで走り出すと「吉野家」発見!!速攻突入して遅い昼飯を食べた。

 この日の宿はかねてより泊まりたいと思っていたトレーラーハウス式のホテル。しかも一泊7千円以下とリーズナブルだった。ハウス内は想像通り普通のビジネスホテルと変わらず。しかし収納がないなど二回りほど狭く感じた。当たり前だが一階だし、目の前が駐車場なので出掛けるのには便利。途中酒のつまみが足りなくなって隣にあるコンビニまで買い出しに出掛けてしまった。
 一夜の宿としては全然あり。ただし1万円近く出すとしたら高いかな。トレーラーハウスに住もうなんて動画を見たことがあるが、住むにはさすがに狭すぎるかな。


 本日の走行距離は366.4km。山道を走り続けてクタクタ。


【三日目】

 最終日は岐阜の航空宇宙博物館へ行こうかと思ったが、明日から仕事と考えるとその気になれず、おとなしく帰ることにした。初めて乗る東海環状自動車道。ナビの表示がおかしかったのだが、どうやら山県ICから先が開通したのが去年なのね。道の案内がわかりにくく反対方向へ行くかとびびった。
 午前中に帰れたので事故や渋滞にもあわず無事帰宅。最終日はこれくらい余裕をもって帰るのがいいのかもな。

 本日の走行距離は339.4km。旅の総走行距離は1,195.3kmとなった。三日間よい天気で久しぶりにバイクに乗ったなー感あり。



2026年10月15日木曜日

バイオハザード

  映画「バイオハザード」を観て来た。
 元々プレイステーションで発売されたゲームを元とする映画で、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のシリーズ、CG映画のシリーズ、数年前に公開されたリブート作に続く何度目かのリブート作品。
 過去作やゲーム原作とは一新された物語で、ラクーンシティやゾンビが現れるという世界設定、ときおり現れるタイプライターや既視感を誘う演出だけで、オリジナルのホラー映画としても成立しうる作品となっている。
 ゴア演出やショックシーンも多数あれど、コメディタッチで進む展開。上映時間90分強と最近の映画としては短め。主人公視点のみで進んで行くこともあって観やすい。ただし最期の主人公がゾンビ化する展開はちょっとダレてしまった。

 今作は予告で流れた山小屋の扉からあらぬ方向に手足だけが現れるというビジュアルに心を掴まれた。過去観たことのないショックシーンだった。
 本編でも、避難した主人公が遠くを見ると、はるか先から一直線に老婆が走ってくるという恐怖シーンなど、センスのあるホラー表現が光る。 

 製作のザック・クレッガーは最近注目の監督。前作「WEPONS(ウェポンズ)」も評判が良かったのでAmazon Primeで視聴したが、こちらもホラーコメディとして面白かった。元々コメディアン出身ということもあり、こうしたコメディタッチの乗りが作風にあうのだろう。センスの良いホラーシーンなどはサム・ライミに続く逸材感がある。

 なおオリジナル色が強めで、ゲーム原作に出てくるクリスやレオンなどが登場しないことによる賛否があるそうだが、全く的外れな論評である。「ラクーンシティ」という名前の街を舞台にしたゾンビ映画は全てバイオハザードなのか!・・・YES!以外のナニモンでもないでしょ。

(あらすじ)
 配達人のブライアンはラクーンシティ総合病院への緊急配送を頼まれる。報酬につられ雪道を急ぐ彼は道中老婦人を轢いてしまう。警官とのひと悶着がありつつ助けをもとめて山中の一軒家を訪ねるが、感染した犬と老人からの襲撃が待ち受けていた。
 ブライアンは小屋を逃げ出したものの、車で封鎖されたトンネル内で出会った少女から腕を噛まれてしまう。
 執拗に彼を追いかける元老婆と老人。下水道などを使って病院まで逃げ込むも、噛まれた腕からは感染が広がっているようだった。死を悟り彼女への別れのメッセージを録音していたとき、病院内で生き残っていた科学者から最上階まで来れば治療薬を精製できると言われる。
 ブライアンはゾンビの襲撃を逃れ最上階まで到達。治療薬が精製されたものの、ついに感染症状が出てしまう。異形の体へと変化し始め体の自由が効かなくなるブライアン。結局投薬が間に合うことはなかった。

2026年10月8日木曜日

ディスクロージャーデイ

  春先ごろから映画館の予告で流れていたおり、とても楽しみにしていた映画「ディスクロージャーデイ」を観た。監督がスピルバーグということ、宇宙人とのコンタクト物の雰囲気だったので現代版にアップデートされた「未知との遭遇」を期待した。
 結果的には期待が上回り過ぎたことと、予想していた映画内容、テーマとかけ離れていたことでイマイチ乗り切れなかった。
 テレビのキャスターが不可思議な言語をしゃべり始めたり、未確認飛行物体などの映像、牡鹿と少女の交流など、予告編で散りばめられた不思議な映像は、物語の中でたいした感動シーンになれなかった。
 どれも物語からくる必然の内容で、そのセンスオブワンダーは鳴りを潜め、何が起こるか予想できる程度の内容に落ちてしまったからだ。

 「宇宙人はすでに来訪しており機関の一部がこれを隠蔽して情報を独占している」といった80年代あたりの宇宙人感、陰謀論を今の世の中で大真面目にやられても時代錯誤としか受け取れず。令和の時代に「ムー」ですか。
 「コンタクト」や「メッセージ」のように正面切って考察された宇宙人を描かれることはなく、ひと昔前の宇宙人(リトルグレイ)像のまま、その情報を開示するチームと隠し続けようとする機関の追跡劇が展開され、いつの時代の映画だよと言いたくなる。

 そもそもエイリアンの情報を独占している組織が、さして画期的なガジェットを持つでもない欠落感。何故宇宙人のUFOは墜落し続け仲間を救出できず地球人に拉致され続け、それを放置しているのかも不明。未知なる惑星に降り立つのに宇宙服を着ている様子はなく、生物的には目鼻口や容姿が人類とあまり変わらない形状だったり、手を使い二本足で歩行をするのは何故。すべてに合理的な説明がない。
 仮に「ディスクロージャーデイ」が訪れたとして、「で、何?」で終わりそう。劇中で語られていた北朝鮮による核戦争危機の方がやっぱり重大なんじゃないのと突っ込みが入りそう。全世界の人々や戦争の当事者たちがスマホで衝撃的な映像に夢中になる…絵空事にしか見えず説得力がない。

 スピルバーグ特有のざらついた映像の元、良くあるカーチェイス、精神を乗っ取られて攻撃的になるヒロイン(ホラー映画の様)、予定調和なのが分かっているから全くハラハラできない列車シーン(しかも主人公が危機を脱したと同時に、追跡していた車の走ってきた幹線道路が見事に列車から逸れていくというね)、最期の見えない家や消防車にぶつかって派手に転ぶシーンなど「ギャグなの?」と言いたくなる。
 どれもこれも肩透かしな演出でがっかりを助長してくる。俺が見たかった「ディスクロージャーデイ」はこんなもんじゃなかった。

 しまいには秘匿映像どころか生身で保護されていた宇宙人そのもの(!)が現れメッセージを伝えるが、その内容は「!?」という所でスタッフロール。さんざん引っ張っておいて続きは皆さんにお任せします!とかね。適当な落ちが思いつかなかっただけだろ、なんて言いたくなってしまう結末。大失敗映画。

 なお、秘匿グループのボスが満身創痍になりながら超能力を駆使するあたりはバビル二世のヨミみたいだな、と思った。


(あらすじ)

 何かの情報がつまったUSBメモリーを持って逃げるダニエルとこれを追う組織ウォーデックス社。同時期、お天気キャスターからの転身を図るマーガレットは赤い鳥を見たことをきっかけに何かの能力が目覚めた。
 逃げるダニエルが持つUSBメモリーは組織が隠蔽する宇宙人の情報がつまっていた。「これは人類全員が知るべきもので、特定の組織が独占していいものではない」と彼女であるジェーンに話すも彼女は否定的だ。神への信仰を妨げるものだから。
 ウォーデックス社の幹部スキャンロンは精神的にダイブする超能力を駆使しジェーンを支配下に置くと、ついに居場所を特定してダニエルを捕らえた。しかしマーガレットが謎の力でこれを救出。さらなる追跡によって列車に轢かれそうになるも逃げ延びる。
 二人が逃げたのは、宇宙人の情報を公開しようとするグループ。その隠れ家にはマーガレットが昔住んでいた家が再現されていた。彼女が忘れようとしていた少女時代を思い出させるためで、それはかつて宇宙人にアブダクションされたという記憶だった。
 マーガレットたちはテレビ局からメモリー内の宇宙人映像を世界へ発信する。その映像は全米へ世界へと流れていき、不穏だった世界情勢を押しとどめた。最後は匿われていた宇宙人があらわれマーガレットに何かを伝える。その内容は「聞いて…」(おわり!)

2026年9月23日水曜日

ゲーム短評

調べてみたら今年になってゲームレビューをしていなかったようなので、まとめて短評を書く。少し手をつけただけのものは割愛している。

3/6 ぽこ あ ポケモン
 一時ずっとはまってしまった。ポケモンが主役のサンドボックス。クリア後街の復興を楽しんでいたが、ポケモンに思い入れがないことで挫折。ドラクエビルダーズのが自分には合ってたな。

3/23 Dark Quest : Remastered
4/5 Dark Quest 4
 テーブルトークRPGの戦闘部分を抽出したようなゲーム。表現方法もゲームチップとタイルだったり、判定方法がダイスだったりと懐かく感じる。初代リマスターが面白かったので「4」も購入したが、グラフィックがよくあるクォータービューになってしまい個性を失った。またバグでやり直しが頻出したので投げてしまった。

5/27 ドラゴンクエスト7リマジンド
 ロト三部作のリメイク手法「HD2D」ではなく、ジオラマ風世界とドールチックで描かれ、こちらの方が鳥山明ワールドには合っているのではないか。また色々面倒な仕様の多かった「7」をスマートに改善してサクサク進められるようになった。
 しかし「7」のお使いチックなストーリーを払拭するまではできず、いまいち感情移入できなかったのは残念。

6/25 スターフォックス
 グラフィックを今風にリメイク。3DS、WiiUと似たようなリブートが行われ既視感あり。何度も遊んで腕を磨くという、昔ながらのシューティングゲームの作法もそのまま。原作を越えようともしてない感じなのは、ちょっとチャレンジングスピリット無さ過ぎない?

7/2 リズム天国ミラクルスターズ
 久しぶりのシリーズ新作。見た目に反して結構難しい。息抜きにチョイチョイと遊ぶのが良いが、ある程度習熟を積まねばならぬ所もある。

7/24 スプラトゥーンレイダース
 ひと目いまいちと思っていたが、遊んでみたら結構楽しいハクスラシューティング。もっとタワーディフェンスチックなCoopゲームにしても良かったのではと思ったが、開発陣はスプラトゥーンの良さが半減してしまうと判断したらしい。
 Switch2の性能がないと作れなかったとのことだが、スリミ連合がスライド登板されていたりとダウンロードレベルと言われても仕方ない感じ。

 7/29 パタポン1+2リプレイ
 愛らしいパタポンたちを指揮して戦うリズムゲーム。ライトな雰囲気だが難易度は高め。敵の行動にあわせて攻撃、回避とか考えてるとお手てのが留守になってしまう。


 購入後手をつけていないのが以下のゲーム。

・バイオハザードヴィレッジ
・バイオハザードRe:4
・リトルナイトメア2
・ハーストーリーズ
・ソニックフロンティア
・十三騎兵防衛圏

 Switch2パッチの出たゼノブレイドや続編のアナウンスされたDiablo4も再び遊びたいが時間が足りぬ。

2026年9月9日水曜日

バックルームズ

  映画「バックルームズ」を観て来た。
 ただの壁に秘密の扉があり、そこは通路と部屋が延々と続いている。ワンアイディアで生まれた物語に興味をそそられていたが、いざ鑑賞しようと思い冷静になると、「キューブ」や「ソウ」のようにアイディアだけの出オチ的展開が予想され、かなり期待値は下がった。
 実際観て来た映画は予想通り大した内容もなく終始。こうしたアイディアを活かしつつ、面白い映画にする難しさを改めて感じた。
 また鑑賞前にもらったチラシにはネタ元が「SCP財団」であることが明かされ、尚更ストーリーは無意味なものになるだろうなと思わされ、その通りであった。
 唯一面白かったのが、つかまったセラピストが捕縛から逃れるため、いったんは相手に迎合するような嘘を言っていたのが、ついにぶち切れて「そんなの知るか!全部お前のせいだろう!!」と叫ぶシーン。緊迫した場面のはずなのに、思わず笑ってしまった。


(あらすじ)

 家具屋を経営していたクラークは地下室に「秘密の扉」を見つける。その先は延々と通路と部屋が続いていた。セラピーを受けていたメアリーに秘密を打ち明けるも信じてもらえず、助手を連れて調査へ出掛けて失踪する。
  メアリーはクラークを探して家具屋へ。彼が言っていた「秘密の扉」を見つける。そこはクラークのトラウマが具現化されていた。クラークはメアリーを捕縛し、自分に都合の良い結論を出そうとするが、メアリーに真実を告げられて彼女を開放する。
  しかしクラークの分身でもあるフック船長が現れ、クラークを殺すとメアリーにも襲い掛かってくる。船長から逃げるメアリーは防護服に身を固めた者に救出される。
 秘密の扉から続く迷宮は新型MRIを作成する際、偶然できあがった世界であった。

2026年8月28日金曜日

まどか★マギカ ワルプルギスの回天

 まどか★マギカの新作「ワルプルギスの回天」を観に行った。十数年ぶりの新作で初日ということもあり、お昼の上映回だったが割とお客さんの入りは良かった。入場特典は色紙とポストカード。豪華。そこまでしなくても来場は見込めるだろうに。

 前作の衝撃的なエンディングからほむらとまどかによる善と悪の戦い…と思わせつつ、かなり肩透かしの内容だった。
 アクションシーンは盛り沢山だったが、それだけに考えさせられるシーンが少ない。長い間待たせた続編にしては残念な作り。賛否の分かれる前作ラストから十数年の長い月日はファン同士で様々な考察を産まれさせただけに、あっさりとした解答となってしまった感はある。
 前作の結末を受けて、悪魔となったほむらが堕落への誘惑を行うという期待膨らむオープニングは良かった。しかし物語は新キャラ三名の登場と紹介、違和感のある世界への疑問という前作を踏襲した流れに進んでしまい困惑。
 思っていた物語とは違う展開に乗り切れぬまま、最期も結局現状維持どころか元の木阿弥的展開に、ここまで待った割には必要なエピソードだったか?という疑問だけ生まれてしまったのは残念だった。
 特にボロボロになったキュウベェに関する落とし前は全く描かれなかったばかりか、ラストは魔女を復活させる手掛かりを見つけたようなエンディングともあって、物語は進展するどころは元に戻ってしまった感。長い時間待ったファンに対して、その甲斐がなかったと言われても仕方ない出来栄えだった。
 結局、世界のために自己を犠牲としてエゴを捨てるのもやむなしなのか、自分のエゴが大事で世界は二の次とするのか、どちらが正解なのかについて製作側が腹をくくれなかったのが原因なのだろう。


【あらすじ】

  街に広がる噂話。トカゲの電話のお話し。これを見つけた少女は悩みを解決してもらうかわりに魔獣狩りをさせられる。これは悪魔と化したほむらの仕業であった。
 魔法少女以外の狩り手を用意するほむらは、キュウベェに新しい魔法少女の勧誘をしないように言う。しかし街には三人の新しい魔法少女が現れた。
 一人はセルマという小さな少女で渚と仲良くなる。一人は紫丁香、杏子と同郷。一人は何故かほむらとそっくりの容姿で不詳の人物。

 その企みを暴こうとするほむらとさやか。行きつく先は名塚底根(=魔女のライブラリー)だった。まどかの犠牲で魔法少女は魔女にならない=魔女のいない世界となったはずだが、ここは理の外の世界。まどかによる救済が行われる前の少女の絶望から生まれたものの聖地。魔女の世界の者がここを通して現世(魔獣の世界)へと抜け出して来ていた。
 三人はあちらの世界の元魔女。一度は連環の理によって救済されたが、ほむらによって剥ぎ取られたものを取り返しに来たのだ。

 紫丁香は魔法少女の馴れ合いに馴染めず魔女へ戻ってしまう。
 セルマは計略によってまどかを魔女にし、希望から絶望への転移によって生まれるエネルギーをキュウベェへ還元しようとする。
 不詳の少女はまどかと同じく「すべての魔法少女を救う」という祈りで魔法少女になったが、祈りが叶わず最強の魔女「ワルプルギスの夜」になってしまった。

 最期は覚醒したまどかによって全てが救済され、まどかも理へと還っていく。一旦はそれを見送ろうとするほむらだったが、悪魔はまどかを救える唯一の存在と周りから励まされ、再びまどかを奪還を試みも叶わず。まどかは去るも、ほむらは笑顔で終える。

 キュウベェは名塚底根を見出してエンド。

2026年8月16日日曜日

「オークストリートの異変」「スパイダーマン:ブランドニューデイ」

  先日アマゾンプライムにて前々から企画していたスパイダーマン映画シリーズを一気見した(サムライミ三部作とアメージングのぞく)。元々スパイダーマン映画は評判が良く、また最近流行りのマルチバースの先駆けと言われていたので興味深く鑑賞したが、前評判に違わずとても面白かった。特にアニメ版のスパイダーマンが良かった。
 今作「ブランニューデイ」は実写版の前作「ノーウェイホーム」から5年ぶりの新作であり、マルチバースの先駆けでなれど悲しい締めくくりとなった前作をどのように回収するのかが気になり、これまで上映に駆け付けていなかったシリーズなれど、わざわざ足を運んでしまった。
 お盆休みで時間もあったので他にないかと思ったら、JJエイブラムズの恐竜映画「オークストリートの異変」が封切されていたのでついでに鑑賞することにした。

 プログラムの関係で「オークストリートの異変」を先に鑑賞。
 かつてスピルバーグの後継と言われていたエイブラムズ色が存分に発揮された映画だった。不条理なタイムスリップには突っ込みどころ満載。一見ご都合主義的なファミリー映画なれど、主人公を子供目線に落としきれない点や、残酷描写、性描写から一貫性を感じられず。ちょっとちぐはぐな感じ。
 まさかの父親リタイヤだったが、これはラストの逆転劇への伏線。タイムパラドックスを完全無視したご都合主義だがこの映画にはお似合い。まあほんわかとあたたかくなる映画だと思った。
 なお題名がクトゥルフ神話的で良き。出てくる恐竜はことごとく羽化しており、ジュラシックワールドで規定された恐竜像から現代風解釈の恐竜像へとブランニューアップをしようとする思惑は感じた。割にジュラ紀と白亜紀の恐竜が混在するのはどうかねぇ。
 登場人物が前景で演技する影で恐竜がちらりと通り過ぎるような演出はとても良き。

 次いで「スパイダーマン:ブランドニューデイ」。
 シリーズを一気見したので前作の終わりがどうも思い出せず、ファーフロムホームとごっちゃになってしまう。徐々に話を思い出して、ああそういえばピーターは自分の存在の記憶を全て消去してしまったんだなー、というのんびり鑑賞だったが、実はこれが本作の大きなテーマであった(当たり前)。
 意外な人物が敵役となっていたり、最後に逆転劇が行われたりとボリューミィな展開。しかしずっと登場して来たフランクに対して「誰?」と思いながら観ているレベルのライト層なので敵役の素性にもまったく興奮できなかった。んー自分はマーベルシリーズを楽しめる下地がなさすぎるのかも。
 ドクターストレンジによって失われた記憶は蘇ることがなかったのは良かった。ご都合主義で深層心理に隠された思いや記憶が思い出されるというありがちなストーリーに背を向け、私はあなたを愛していないと言い切るMJが良かった。一度「記憶が蘇った」と見せて実は違うとう絶望感もまた良し。


忘れないための私的あらすじ

「オークストリートの異変」

 雷のような光に包まれてタイムスリップしてしまうオークストリート街。恐竜の跋扈する街でのサバイバルとなる。家を補修して引きこもる一家だったが、愛犬を探して息子が家を飛び出してしまう。これを追いかけて探して姉が、姉弟を探すために両親が家の外へ。

 なんとか合流する一家だったがアロサウルスからの逃亡劇で父親が命を落とす。失意の中ポータルを見つけて現代へ戻る一家。戻った時間はタイムスリップする前だったので、父親を電話で呼び出して命を救い(タイムパラドックスはあえて考えないスタンス)大団円。

 思い起こしてもテーマ性は特にないファミリーピクチャー。その割に恐竜の後尾シーンや捕食される人々が描かれたのが不思議。調べると名作「イット・フォローズ」の監督作らしく、役者たちの前景の影で恐竜たちがちらりと映る辺りに共通点を感じた。


「スパイダーマン:ブランドニューデイ」

 仲間を失い仕事に没頭するスパイダーマン。次々と人を代えて憑依する敵(ジーン・グレイ)に翻弄される。さらにクモのホルモンが異常を喫して能力が暴走し始める。

 能力を抑えるための制御チップを作り暴走を抑えるも壊れ、MJがグレイに狙われてしまい危険に巻き込んでしまう。フランクのアジトへ逃げ込む二人。MJの助けもあって制御チップを作り直す。
 ジーンはダメージコントロール局への襲撃を行う。ハルクの横やりが入るものの、フランクの手助けもあってこれを阻止。ジーンに制御チップをつけて局へ引き渡す。

 一件落着。MJを送り届けネッドとも親交を深めるが、やはり記憶が戻ってくることはなかった。しかしMJが憑依された際の違和感から実はダメコン局の長官の嘘を悟り、今回の黒幕が誰だったのかを知ることになる。

 スパイダーマンはジーンが拘束された島に向かい救出を計る。姉の最期を知ったジーンは能力が暴走。衝撃波は周辺の人々をすべて停止させるほど。忍者たちに苦戦するスパイダーマンだったが制御チップを外して逆転、長官への復讐を遂げようとするジーンを止める。
 事情を把握できていないフランクは騒ぎの現況たるジーンを射殺しようと狙撃するが、スパイダーマンが身を挺してこれをかばって倒れた。意識を失う彼に対し、祈りをささげる人々。一命を取り留めたピーターは、フランクの機転で病院から逃げ出した。

 実はすぐにあらすじを思い出せなくなってた。ミスリードをさせたいが為、話がこんがらがってわかりにくい。更にフランクって誰?という感じの自分には登場人物が多くて尚更。
 前作でピーターの記憶がなくなったMJ、ネッドたちとの交遊がメインだったはずだが、ヴィランであるはずのジーンが悲劇的展開をするので、全体として混乱かつ個々のエピソードが薄まった感。

2026夏 福島~山形~新潟~長野②

 三日目

 今日は台風15号が上陸。本土を東から西へ逆モーションで通り抜けるらしい。北陸方面は夜中に通過するようだが、お昼を過ぎたあたりから雨マークが出始める。それまでに宿舎の長野まで走り切りたい。

 新潟市街散策を昨日終えたが、萬代橋に立ち寄っておくことに。新潟市は都市バイパスがあり道幅も広く整備されているが、一部で一方通行も多く走りにくさも感じた。

 国道402号を通って新潟を後にする。越後七浦シーサイドラインと名付けられた道で二度目の利用。前回通った時は滅茶苦茶暑かったことと、開放感に満ちた気持ちのいい海沿いの道だった記憶がある。
 薄曇りの空の下、笹川流れのような奇岩が時折現れる海岸線を走り続ける。暑さがしのげるのはむしろ良かったか。残り少しの所でシーサイドラインを別れ、一つ目の目的地である弥彦神社へ。そばには弥彦山スカイラインという楽し気な道があるが、あいにく二輪車は通行禁止となっている。

 山の中にあると思っていたが、神社は弥彦山を下りた麓にある。手水舎の手前には小川が流れ、石段で下りることが出来るようになっている。かつてはここで身を清めたのだろう。伊勢神宮の五十鈴川と同じだ。
 二の鳥居前には神木があり、手のひらを天に向けたような形状で見事。広めの境内の奥には立派な拝殿が建っていた。
 弥彦神社は将棋倒しになって百人以上の死者を出すという大事件があったそうだが、境内を散策する限り何故それほどのことがと疑問になった。調べたら拝殿前の石段が現在より急で狭かったとのこと。一の鳥居から二の鳥居へ向かう参道が途中で直角に折れるようになっているのも、事故を受けて改修したのかも知れない。

 参拝を終えて再び海岸線沿いを走る。神社の周辺では良寛、酒呑童子神社などが目に入った。柏崎を通り過ぎ上越で昼飯。当初予定では長岡の青島食堂にて生姜醤油ラーメンでもと思っていたが、思いのほか順調で時間が合わなかった。
 また道中、道の駅「天領の里」を越えた所で通算走行距離30,000Km達成。

 ここで日本海と別れを告げ、国道18号沿いに長野方面へ。妙高山はあいにくの曇り空で見ることが出来ず残念。野尻湖で途中下車。野尻湖ナウマンゾウ博物館へ。
 野尻湖の辺りは縄文人の狩場となっており、狩猟で使われた石器とともにゾウやシカの化石が見つかるそうだ。日本にゾウがいたのは何とも不思議。
 湖畔は観光地となっており、有料駐車場とお店が並んで景観を見ることも出来ず。少しだけ湖周辺を周ってみたが、途中で通行止めとなっていたので引き返した。釣りやカヌーを楽しむ姿が多数見受けられ、この辺りでは定番の避暑地なんだろう。

 お昼を回って徐々に雲行きが怪しくなってきたので宿舎へ急ぐ。真光寺ループ橋、戸隠バードライン、七曲と行ってみたかったスポットを巡る。所によってポツポツと雨も降り始め、戸隠神社巡りは翌日に延期。時間調整にと善光寺に立ち寄る。
 「一生に一度は参れ善光寺」と言われる高名なお寺だが、これまで何度か長野へ来つつも立ち寄る気になれず。お参りすれば極楽浄土へ行けるという信仰が胡散臭いというか、お寺や仏教というものへの嫌悪感がある。もっとも明治期前の神仏習合していた時代を思えば、寺と神社の違いや神と仏の違いなど些末なことかもしれないが。
 境内は観光客で溢れかえり、インバウンドの外国人も多かった。諸堂を参拝するにはそれぞれ参拝料が必要で、拝金主義か思わせる。まさに坊主丸儲けの図式には元々の悪印象も相まって辟易としてしまう。
 境内や御堂の中に仏像が立ち並ぶさまは偶像崇拝の極み。ありがたがって仏像を撫で、御香の煙を頭にかける参拝客の姿に、庶民を惑わす邪教かと感じてしまう。どうも寺は性に合わないようだ。

 善光寺を後にして宿舎へ。本日の走行距離は258km。


四日目

 台風の影響で雨雲が各地に残り遠出の出来ない一日。想定はしていたので長野市で連泊となっている。天気が回復すれば滋賀草津道路やロマンティック街道に足を伸ばすつもりだったが叶わず。
 長野市も午後からは雨の予報となっているので、今日は近場を巡る程度にしてホテルに引きこもる。計画時点の天気予報では台風は北へ抜けていく予定だったのだがなぁ。

 本日の訪問地一つ目は戸隠地質化石博物館。廃校となった校舎を利用して戸隠周辺から出土する化石などが展示されている。
 さっそく常設展示室となっている三階から見て回る。昨日訪問したナウマンゾウ博物館にもあったようなゾウの化石などが所狭しと展示されている。この山間の地方は太古の時代海だったということで、サメや貝類の化石も展示されていた。
 他の訪問客が学芸員の説明を受けており、耳に入る情報によれば戸隠=忍者は北国街道を警備するために江戸幕府によって配置されたという。箱根みたいなものか。
 二階は標本室となっていて、廃校を利用していることから怪しげな学校の生物室を探索するよう。ホルマリン漬けとなった生物標本はグロテスクでマッドサイエンティストの隠れ家を想起させられてしまった。

 思っていた以上に見ごたえのある展示で満載だった博物館の次は戸隠神社を巡る。先日の善光寺に引き続きハニワットを思い出してしまう。
 神社は五社あり、すべて周るつもりだったが、奥社へは山道を2km近く歩かねばならず、ライディングシューズでは無理と諦める。バイクでサクッと周れる宝光社、中社のみ参拝することにした。

 最初に訪問した宝光社は300段近い石階段の上にあった。パスしようか脇にある女坂から行こうかと迷うが頑張って石段を登ることにした。踊り場で休み休み、ぜーはーと息を切らしながらも何とか境内へ。息を整えてからお参りした。
 社殿のそばには御神輿が保管され、これまたハニワットを思い出してしまう。作者はここからも着想を得たのだろうな。

 帰りはサクッと女坂から降りて中社へ。こちらは駐車場も広くて参拝客も多い。立派な鳥居の先にはまたもや石階段が…。しかしこちらは宝光社のような長さではなかったので一安心。というか、訪問前にGoogleで調べてしまったよ。修験道系の寺社は長い階段が多い。山奥に建てられているし、すぐそばまでバイクで参拝しておいて何を言うかって感じだが。
 宝光社と比べて境内も広くすっきりとしていて、奥社まで行けない参拝客向けに作られ発展したんだろうなという感じ。

 雨が降りそうだったこともあり、戸隠神社を参拝して宿舎へ。化石博物館でもらったチラシにあった、長野市立博物館のモササウルス展が気になったがまたの機会にしよう(後日談:企画展ではなくプラネタリウム上映だった)。
 本日の走行距離56.9km。


五日目

 昨日行けなかった滋賀草津道路など下道でのんびり小田原に帰るつもりだったが、台風が持ち込んだ雨雲はいっこうに晴れることもなく東日本に残り続けた。予報では突発的なゲリラ豪雨が想定されるそうで、午後は完全に雨。さっさと帰宅しないと大雨を食らいそう。
 と言うことで予定を変えて高速道路でさっさと逃げ帰ることに決めた。

 長野ICから乗り長野道~中央道を想定していたが、ナビは上信越道を推奨。特に考えることもなくそちらに従う。あっ!と思い出したのは軽井沢を越えた辺り。関東方面は雨雲がのこってるじゃん!
 予想通り群馬のあたりは雨。何のために高速使って逃げたんだよ…と自責の念にかられつつ、杜撰な計画にうんざり。不幸中の幸いは雨が降り続くこともなく、高崎あたりで雲が切れたこと。途中ぱらりとにわか雨に遭遇することもあったが、懸念していた大雨には当たらず小田原まで走り切ることが出来た。
 さらに驚きだったのは長野から給油なしで来れたこと。案外近いんだねぇと再確認。
 本日の走行距離は288.2km。26夏ツーリング全体の走行距離は1,487km。一日走れない日があった割には良く走った。


追記

 ツーリングに出る前、2りんかんで12か月点検とメンテナンスアップをしてもらった。以前指摘されたスプロケットを交換。あわせてチェーンも新しくした。ついでにサイドブレーキの調整(ブッシュがちぎれていた)、グリップヒーターの確認(断線していた=とりあえず修理せず)をしてもらった。
 工賃は8万5千円ほど。本当、手のかかるバイクだよ。コンコルド効果で手放せなくなっているが、低走行中古車に飛びつかず、じっくり考えて別のバイクを購入するべきだったかと思うこともしばしば。
 まあいろいろ手を加えて良き相棒にはなっているし、このバイクだから学べたこと(DCT、クルーザーの長所短所)もあったから良しとしよう。



2026夏 福島~山形~新潟~長野①

  今年の夏は新潟の笹川流れへ行くことに決めていた。全国一周は終わっているが取りこぼしている幾つかの内の一つ。ついでに佐渡島へ渡りキャンプツーリングにする予定だったが、台風15号が急に発生。しかも東北方面に上陸しそうな案配。佐渡島へのキャンプは取りやめてホテル泊とし、出発日を一日繰り上げるとともに予定をがらりと変更した。


一日目 小田原~福島(磐梯山エリア)~山形

 当初予定では初日に新潟へ出る予定だったが、台風を避けるため先に東北方面を周る。よって計画していた国道17号線(谷川岳三国峠)には行けず。圏央道八王子付近での渋滞を避けるため5時過ぎに出発。結果渋滞には巻き込まれることなく東北道へ出ることが出来た。
 羽生から佐野あたりは交通量も多く混雑気味ではあったが、幸い事故や渋滞にあうこともなく福島西ICに到着。

 セブンイレブンにて一服。磐梯吾妻スカイラインへ。山頂には雲が掛かっており、天候が気になる。温泉街を抜け海抜1,000mあたりで霧の中へ。まったく視界がきかない。
 硫黄臭ただよう中進んで行けば1,400m付近で雲の上に出たのか視界が開ける。そのまま草木のない特徴的な山肌を見やりながらつづら折れを走る。駐停車禁止なので写真を取れないのが残念。
 かくして浄土平に到着。用事もないのでそのまま走り抜ける。

 磐梯吾妻スカイラインを降りて中津川渓谷方面のレークラインへ。ここは前回走ったビーナスライン同様、ずっと通行止めになっていた。
 念願かなってやっと走ることが出来たが生憎のにわか雨。しかもかなり強い降りとなり、走りを楽しむ感じになれなかった。

 びしょ濡れになりながら今度は磐梯山ゴールドラインへ。こちらは雨も上がっており道路も走りやすくて最高。ここまでの道と比べて道幅が広く、適度なカーブもあって楽しい。
 そのまま磐梯山を下って道の駅「ばんだい」へ。喜多方ラーメンを食べたかったが丁度お昼時とあって大混雑。外の売店で「にしんそば」を食べる。汁が薄く感じたが、甘く煮つけられたニシンをほぐして一緒に食べると丁度いい感じだった。

 そのまま円を描くように五色沼方面に戻って裏磐梯へ。西吾妻スカイバレーから山形に入る。福島との県境はかなり強い雨が降っているようなのでカッパ着装。峠の駐車場に立ち寄る気にもなれず、せっかくの風景も当然のことながらまったく楽しめず。下り道は川のような流れとなっていた。

 総じて磐梯山ツーリングは想定外の大雨で走りを楽しめなかった。天気予報では晴れだったが、山の天気なので仕方ないか。
 今にして思えば磐梯方面に固執せず喜多方方面へ抜けてラーメンを食べるのも良かったか。それでも県境の大雨を回避することは出来なかっただろうけど。

 そのまま宿に着くには早いので宿泊地の米沢を通過して熊野大社へ。今回の目的地のひとつ。地図ではすぐそばのように見えて結構遠かった。
 三重の熊野本宮大社から勧請を受けたそうで主祭神は伊弉諾尊。ならんで伊弉冉、素戔嗚となっている。島根、三重と並んで日本三大熊野のひとつでコンプリート、と思ったら島根の熊野大社はやっぱり別系統とのこと。代わって碓氷峠の熊野皇大神社が入るそうだ。今度行かねば。

 再び米沢へ戻って宿舎へ。本日の走行距離は583.1km。


二日目 山形~新潟

 二日目は米沢から新潟へ。鳥海山に出るルートを検討したが少し距離が長すぎるので今回は断念。代わって新潟市内散策を計画する。

 国道287号を北上。長井市あたりで最上川流域を走るかたちに。大江町にて最上川と別れて国道112号へ。一つ目の目的地である月山湖到着。ここでの見ものは大噴水。常に噴水が噴いていると思っていたら10時から一時間毎だそう。資料館などで時間をつぶして噴水を待つ。

 思っている以上に空高く舞い上がる噴水は見事であった。その高さは112mとなっており、これはダムの高さと同じだそう。

 鶴岡にて一服。ついに日本海に出る。これまでの山道から海沿いの道と風景が様変わりして楽しい。日本海は波高く時化ているようだった。一時間ほど走って笹川流れ到着。この辺りは海水浴場が並んでいる。
 笹川流れとは無数の奇岩、洞穴などが連続する名勝地となっている。奇岩の連続するあたりは有料駐車場ばかりでバイクを止める場所もなく、のんびり景色を見ることが出来なかった。すぐそばの道の駅まで行けばいいと歩を進めたが、到着した辺りは特徴的な海岸の風景がなくなってしまい残念だった。


 笹川流れを過ぎ、新潟目指して海岸線沿いをひた走る。市内散策の一つ目は「新潟競馬場」。夏競馬が開催されているがあいにく本日は休場日。がらんとした駐車場に警備員が立っていたので記念写真だけとってそそくさと出る。
  次の訪問地は「新潟空港」。立派なターミナルビルは綺麗だし、ちょうどお盆シーズンだからか利用客もそこそこ多いみたい。屋上からの見送り場も離着陸が良く見えて好印象だったが、調べると営業損益は全国でもワーストクラスのようだ。

 新潟港まで足を伸ばすつもりだったが、割といい時間になってきたこともあり中心街へ。「幻のジャンプ台」を通過、駅前のバイク駐車場をうまいこと見つけることが出来たのでこちらに駐車して散策。
 新潟の名物を調べた所「たれカツ丼」というものを見つけ駅前のとんかつ店へ。天丼などに使うような甘いタレを掛けたカツ丼だった。会津のソースカツ丼同様、たまごでとじることはしない。薄めのカツが5枚ほどのっていてボリューム満点だった。
 揚げ置きが出来るからか提供時間も早かった。観光客向けだからか値段は結構高かった。


 なかなかのボリュームでお腹一杯だったが、どうしてもバスターミナルのカレーというもう一つの名物も気になったので駅から15分ほど歩いてターミナルへ。表通りではキッチンカーのフェスが催されていた。これはこれで興味深いが残念ながら今回はパス。
 バスターミナル内にあるごく普通の立ち食いそば屋の出しているカレーだが、具沢山でトロトロの粘り気が特徴。食べてみると家で作るカレーとも違うし強いて言えば学校で出された給食カレーに近い。これをスパイシーにした感じか。粘り気が強烈で黄色い色とともに特徴となっている。
 かつ丼を食べたばかりということもあるが、普通盛でもかなりの分量。それでも残すことなく食べきった。独特でおいしいカレーだった。


 ホテルが駅前であればこのまま夜の繁華街をうろつこうかとなるのだが、今回の宿は少し外れた所にとったので市街散策はここまで。
 本日の走行距離は300.8km。

2026年7月30日木曜日

ビーナスライン一周と諏訪大社

 7月の三連休を利用して、ビーナスラインのゴールである美ヶ原高原。ゴールを過ぎて下っていくと裏ビーナス(うつくしテラス)へと続く県道464号は、ここ数年の間ずっと通行止めとなっていた。それが今年の春に開通したということで、ビーナスライン一周をしてみた。

 二輪車定額プランを利用して諏訪まで高速道路をかっ飛ばす。諏訪にて久しぶりの山岡家訪問。ネギチャーシュー麺うまし。
 本日はビーナスライン一周ということで、茅野の国道152号から上がっていき、蓼科経由で白樺湖へ。リゾート地白樺湖は家族連れで大賑わいのようだった。
 大門をくぐって車山へ。最近この辺りの渋滞がひどい。進行報告と逆側だったので難を逃れたが、午前10時くらいですでに車列が並んでいるのはつらたん。しかも全て駐車場待ち渋滞なので進む気配もない。警備員を雇って駐車待ちをさせないなどするべきではないか。
 霧ヶ峰~八島ヶ原湿原。こちらはあまり車列なし。しかしスピードの遅いミニバンが道を譲るでもなく居座り続け、道中の楽しさは半減してしまった。まあ連休のビーナスラインなんてこんなもんか。
 一つ目のゴール地点である美ヶ原はあいにくの曇り空。雨が降らなかっただけ良しとしよう。駐車場は満車状態であった。

 県道464号は美ヶ原までの二車線区間と異なり狭い林道のような状態。アザレアラインと同じような雰囲気。眺望もなく楽しい道とも言えず。

 うつくしテラスは二度目の訪問。ここから高原を駆け抜けて美ヶ原へと戻ることができれば、とも思うがそれは叶わず。自分の足で歩いて行って下さいというコースになっている。

 せっかくなので県道64号を松本方面へ降りていき、クネクネ道を突き進む。美鈴湖を越えて間もなく松本市街に到着。これまで走ってきた高原地帯を降りたのでやたらと暑い。バイク乗りには過酷なシーズンとなったことを実感しつつ、再び登山道に向かい高ボッチ高原へ。見晴らし台で小休止してビーナスライン一周完了。後ろを気にしないミニバンさえいなければなぁという所。

 高ボッチ高原を下って諏訪大社へ。これまで行こう、行こうと思いながら後回しにしていた諏訪大社四社巡りをする。
 ドライブの都合で下社春宮~秋宮、上社本宮~前宮と訪問。思っていたよりこじんまりした境内で、これは下社の二宮、上社の二宮をそれぞれ一体と考えると良いみたい。
 鳥居から社殿まではこじんまりとした境内なれど、四隅に御柱という柱が建てられていたり、四社とも違った面持で建立されているところが面白い。また主神とされる建御名方神はあまり説明がなく、実態は別の神様が祀られていることがあきらかというのも興味深い。
 実際、御柱祭や御神渡など独特な祭事が行われており、諏訪大社の独自性が垣間見られる。

 追記。本日宿舎とした岡谷市のホテル近く。イルフ岡谷食品館は色々やばかった。食品の品ぞろえのショボさと貧祖な感じもさることながら、店員があきらかに70歳を超えたような老婆でレジの操作にも一苦労。何故かアルコール類の取り扱いを控えているなど、本当にやっていけてるのかと心配になるレベルだった。

 本日の走行距離は582.2km。

2026年7月8日水曜日

スーパーガール

  映画「スーパーガール」を観て来た。
 スーパーガールとは「青スーツに赤パンツという超絶ダサイスーパーマンの女性版」という認識であった。しかし予告編で観た彼女はジャニス・ジョプリンのような不敵な見た目が素敵で、例のスーツをまとってニヤリと笑う姿は「ダサイスーパーマンとは一味違う」風に見えた。
 評判が悪いという噂を風のうわさに聞きつつも時間があったので映画館へ。予約時自分一人しか座席予約が無く、入場時も誰もいなかったので貸し切りか?と思ったが、その後二人ほど入ってきた。まあ動員的には大失敗だな。

 ストーリーは破綻。設定はお気楽。太陽ひとつで強くも弱くもなるが、それを克服手段は無く陽が沈むのを(日が昇るのを)待つだけというお粗末。誰これ?というマッチョ悪漢的ロボという味方も存在意義が薄く、なんで出て来た感あり。
 そもそも復讐を試みるルーシーを諫めるガールが自堕落に溺れていて説得力ないし、まあ自分のようになっちゃいけねーよ、というそれなんだろうが。

 それでも結構楽しめた。やっぱり格好いいねーちゃんが野郎どもをぶちのめすのはイイ!もし自分が若い女性だったら自己投影してしまうんじゃなかろーか。活躍するのが女性(スーパーガール)なら、手助けするのも女性、救出するのも女性というフェミニン満載の今時ハリウッド映画臭がどうにも鼻につくが、自分としては許容範囲。そうした背景を抜きにしてスーパーガールの活躍だけ観てればOK。そんな映画だった。

(ストーリー)
 ふらりと立ち寄った悪漢に家族を皆殺しにされた農家の娘ルーシー。復讐を果たしてくれる仕事人を探して酒場に向かいスーパーガールと出会う。二人は逃げるための足を探していた悪漢と遭遇。ガールのペット”クリプト”が悪漢の毒矢を受け、解毒剤を処方しなければ三日の命に。こうしてガールはルーシーと共に悪漢追跡の旅に出る。
 恒星間宇宙バスのハイジャックと黄色い太陽のくだり。悪漢が立ち寄る星にて、酒場での乱闘とロボの登場。悪漢を取り逃がし無用な殺人が行われる。
 更なる追跡をするも罠にはめられるガールと捕囚されたルーシー。しかし再び昇った黄色い太陽で回復すると、悪漢一味をぶちのめし、解毒剤の入手とルーシーの復讐がなされる。
 少女との旅で自らを見つめ直したガールはいつまでも自堕落ではいかんと思直し、地球へと帰還する。
 

2026年6月19日金曜日

「スターウォーズ マンダロリアン・アンド・グローグー」 「マイケル」

  SF映画「スターウォーズ」の新作スピンオフ「スターウォーズ マンダロリアン・アンド・グローグー」とキングオブポップとされるマイケル・ジャクソンを題材とした「マイケル」を観に行った。どちらも前々から楽しみだった作品で、公開してすぐに劇場に足を運んだ。

 「スターウォーズ」は動画配信サービスのディズニープラスにて前日譚にあたるシリーズが公開されていた。自分はディズニープラスに加入していないので観たことはなかったが、ファンにはとても好評な作品。
 マンダロリアンというのは本編に出てくる「ボバ・フェット」のような要望をした戦士で、惑星マンダロアをルーツに持つ戦闘種族・集団とのこと。テレビシリーズが3シーズンも続いているので設定や物語がしっかり作られているが、初見で映画を観ても理解できる作りになっていた。

 冒頭の銀河帝国残党を捕まえにいくアクションシーンは、正義のヒーローであるジェダイが主人公だった過去作と比べ、様々な武器を駆使してストームトルーパーを冷酷無比に倒していく所が斬新だった。スターウォーズのどこか時代劇風な剣劇に対して007に出てくるスパイのようなプロフェッショナル感を滲み出していた。
 その後いろんな惑星を飛び回ってストーリーが進み、最後は共和国軍のXウイングが出てきて終了という展開は王道のスターウォーズ的展開だった。

 エンターテインメントに徹した作りで見やすく、それがスターウォーズ感を薄らいでいる感じもしたが、ひとつのお話しとしては良かったのではないか。幼いグローグーもそれほどあざとさを感じさせなかったのも好感。ただし見せ場を作るために毒でやられたマンドーを介護する下りは冗長に感じた。


 「マイケル」は最近流行りの伝記的作品。ビートイット、スリラーなどのヒット作が直撃した世代だったので予告を観た時点で懐かしく楽しみであった。
 マイケル・ジャクソンは悲劇的な最期に加え、整形に関する賛否、少年への性的虐待疑惑など暗い話もあった。ヒーローの醜聞をどのように扱うのか興味深かったが、今作はそれらについて扱わず、父親との確執と独立をテーマとしていた。そのため尻切れトンボ感というか、これで終わりなの?という気がしたが、これは続く続編にて語られるのだろうか。

 伝説のモータウンライブにおける「ビリージーン」や、世界的ヒットとなった「スリラー」のOVなど、オリジナルの完コピが見所。よく再現しなぁと思う反面、少しやり過ぎというか、コピーに何の価値があるのだろうと疑問に思ってもみたり。
 晴れやかできれいな物語的起承転結を求めるあまり、史実にあった事実が隠されている点も残念であった。訴訟の問題などもあって実在人物を扱うお話しの難しい所か。

2026年5月9日土曜日

2026GW 舞鶴・丹後・京都 ②

 三日目

 昨日と予定変更した丹後半島周回に出掛ける。天気回復と思いきや午後から雨模様のぱっとしない天気とのこと。当日になって天気予報が変わるというあるある。専門にやっていて予報ひとつ正確に出せないのかよと思うが、だから何だと言われれば何でもない。ただの八つ当たりでしかない。

 ホテルを出て昨日来た道を西へ戻る。西舞鶴を越えてR178を通って丹後半島を目指す。途中宮津の手前で府道に降り、「おっぱま」という半島をぐるりと回る。地図を見れば府道がつながって反時計回りに走っていけるはずだが、ゴリラナビは道が分断されているような表示。
 どういうことかと思えば、ナビで分断されている道は半島先端のあたりで急に狭くなり、崖の上の山の中を縫うように走る感じ。路面はコケまみれで昨日雨が降ったこともあり滑りそう。四国ツーリングであったような恐怖は感じなかったが、表示の意味はこういうことかと納得。通行をお勧めできないルートということね。

 半島を横断する山道を抜けると宮津湾で、少し走れば天橋立が見えてくる。雪舟観と言われる見え方。海も透き通って綺麗。ここまでは雲間から青空も見え最高の雰囲気。しかし与謝野町に来た辺りでいよいよ雨が降ってくる。ぱらぱらとにわか雨って具合でもなく、雨対策をしないとヤバいかなと思わせる降り方。
 調べてみると通り雨のようだったので朝食を取ってやり過ごせば、思いのほか早く止んでくれた。

 本日一つ目の目的地、天橋立傘松公園へ。以前来たときは「天橋立ビューランド」を上がったので、今回は北側から観ることにした。こちらから見る天橋立は「斜め一文字」と呼ばれ、反対側の飛龍観に対して「昇竜観」と呼ぶそう。有名な写真の残っている股のぞき発祥地と言われている。

 ケーブルカーを上がってすぐに見える景色は日本三景にふさわしい、まさに絶景だった。

 天橋立を後にしいよいよ丹後半島を走っていく。傘松公園で見掛けた伊根の舟屋が気になって寄り道。映えスポットということや、丁度お昼時期だからか山頂にある道の駅は駐車場渋滞。そこまでして行きたいスポットかねなんて思ったが、車だとUターンして逃げる訳にもいかないのか。
 舟屋の風景は思っていたほどのインパクトはなかったが、能登にあったような漁村の家屋がそのまま残っている町並みなどは風情を感じた。

 丹後半島の北端にあたる経ヶ岬に到着。天気は完全に回復するが、低気圧の関係かメチャクチャ風が強い。展望台駐車場ではバイクが倒れるんじゃないかとヒヤヒヤさせられるほど。北海道室蘭の地球岬がこんな感じだったか。
 すぐそばに灯台があるようだが、雨上がりの山道を歩いていく必要があり断念。

 R178を日本海沿いに走り、道の駅「てんきてんき丹後」を過ぎて丹後松島や立岩を通過。強風のせいもあり日本海は波高し。鳴き砂の琴引浜を過ぎて久美浜到着。前に来たときに印象深かったおにぎり山は発見できず。あれは眠気をこらえて走っていたときに見た幻想だったのか。
 この辺りで風もだいぶ落ち着いてきたが、内陸部を走るにつれ今度は雨雲が広がって来る始末。今日は天候に翻弄される旅だな。

 R178から別れを告げ、R312にて与謝野に戻る。府道9号を利用して大江山山中へと分け入る。山の中を走ることもありついに雨につかまる。幸いなことに朝方の雨と違ってカッパを取り出すほどの降りではなかったので、少し濡れるもののそのまま走る続けることにした。
 目的地である「日本の鬼の交流博物館」到着。ぽつぽつ雨の中走ってきたこともあってか、かなり遠く感じた。山伏に扮した酒呑童子退治の源頼光一行や巨大な鬼瓦が目印。

 館内には日本各地にある鬼のお面がずらりと展示され、その中に「鬼の文化」に対する説明書きが掲示されていて見応えがあった。もう少し時系列に分けた展示で鬼の変遷などが紹介されていればなぁと思った。
 博物館を出て少し登った所に鬼のモニュメント。案内がおかしく少し道に迷ってしまった。せっかくの目玉展示物なのだから、もっとわかりやすい案内があってもいいのに。

 パラパラ雨は降り続く。バイクから降りて観光し始めると止むという不思議な天候。本日最後の目的地である元伊勢三社へ。時刻は17:00近くなっている。
 200段以上の石段をひぃひぃ言いながら上って「元伊勢皇大神社」へ。生えたてのタケノコや山道の中央に屹立する杉など、普段行く神社とは違った雰囲気。時間のせいで参拝客がひとりもいないからだろうか。静謐さを感じる。
 本殿は当たり前ながら伊勢の神宮と同じ神明造。天照大神が祀られている。しかし周りを取り囲むように建てられた多数の末社が珍しい。出雲大社にある十九社のようなものだろうか。

 石段を下まで降りずに岩戸神社に参拝できるとのことでそちらへ。雨も降っているし、かなり歩かされるので行くのを止めようかなんて思っていたが、ここまで来て行かないのは不敬にあたる。

  着いた先の神社は圧巻だった。

 そこはよくある祈祷の場所などではなく、原始信仰がそのまま現存しているかのような場所。三輪山の大神神社や那智滝の飛瀧神社のようなものか。拝殿の裏手にそびえるというのではなく、ご神体の目の前まで行ける。
 参道からは急な岩場を降りて行かねばならず、その現世から隔絶された感覚もまた神聖な雰囲気を醸し出す一因だろうか。降りた先は切り立った岩に囲まれた渓流で、沢の流れの音だけが一帯を支配する。清浄な空気と厳かな雰囲気に包まれ、自然と心の底からお礼の言葉が出てくる。
 何度も深呼吸をして少しでもその神聖な空気を取り込もうと試みた。
 写真を撮ることはおこがましくて、恐れ多くて出来なかった。
 そこを後にして急な岩場を再び登り、今一度目に焼き付けようと思ったが、振り返ることは止めた。
 原始信仰、信仰の根っこ。本当の神様、アニミズム。ここに神様がいる。

 厳かな気持ちのまま、元伊勢三社の最後である豊受大神社へ。参道にはご来光のレイラインや近畿五芒星といった看板が立ち残念な気持ちになる。皇大神社でも宗教論争じみた立札が立っており、静謐の中に佇むせっかくの雰囲気が世俗にまみれてしまうようで台無しではないか。
 こちらも本殿を囲むように末社が立ち並ぶ。幻滅されられた五芒星に引き続き、境内には参拝順がご指導され、しかもわかりにくい始末。最初はこの順番でお参りしなきゃ、なんて思ったが、先ほどの本当の神様を思い出すと馬鹿馬鹿しくなった。敬虔な気持ちが先で形式は後から来た権威付けでしかない。
 よかれと思って案内しているのだろうが、せっかくの神社を貶める行為になっていると感じてしまった。
 本殿の後ろには大杉が屹立し、これは鹿島神宮などもそうだなと思う。下から見上げるとスパイラル構造となってすくっと伸びている様は、よっぽどこっちのが不可思議で恐れ多い神の表れだなと感じてしまう。

 元伊勢三社を参拝して舞鶴に戻る。雨は少しづつ強くなるが、そのままホテルまで突っ走った。本日の走行距離は243.4km。


四日目

 今日は舞鶴を後にして若狭湾ツーリング。一つ目の目標はエンゼルライン。小浜市街でR27から162へ乗り換える辺りが魔境。エンゼルラインの案内が出ていたので迷うことはなかったが、突然の通行止め迂回など不思議な道順。

 エンゼルラインは山頂でどんつきとなり引き返すことしかできない。あまり大したことないかもと期待せずに走ったが、道は広くて整備され走りやすかった。カーブの具合や山頂からの景色の良さなど、伊勢にある朝熊山にある伊勢志摩スカイラインを思い起こさせた。
 山頂展望台から見る若狭湾は天気の良さもあって気持ち良かった。マナーの悪いバイカーに腹を立てたりもして、これは少し残念だった。

 当初予定ではこの後引き返して京都へ向かうつもりだったが、せっかくここまで来たこともあり、三方五湖レインボーラインへと足を伸ばした。以前立ち寄った五胡テラスは駐車場待ちの車で大行列。昨日の伊根といい、そこまでして行きたいような場所かね。

 こうして若狭湾ツーリングを終了。朝とは反対方面からR27を下り、小浜まで戻って再びR162へ。今度は京都市街方面へ山の中を南下する。
 R27、162ともGWネズミ捕りが出動中。オートバイと多くすれ違ったツーリングのメッカのようだし、R162山中は無茶にとばすバイクも散見された。格好のネズミ捕りスポットなのだろう。
 あと半年でゴールド免許が待っているので、こんな所で絶対に捕まりたくない。渋滞も気にせず法定速度をきっちり守って安全運転を心掛けた。道中少し眠気にも誘われつつ3時間ほど走って京都市内に到着。
 京都には二条城見学のため立ち寄ったが、半日ほど時間が取れたので、定番人気観光スポットである金閣寺、銀閣寺、伏見稲荷大社にも行ってみることにした。何十年前の修学旅行ぶりか。

 まずは金閣寺。バイク駐車場は境内にあって便利。当然ながら日本人、外国人含め観光客で一杯。特に中東系が目立った。
 入場してすぐに何度も見た写真そのまんまの金閣寺。当たり前だけどよく見る写真そのまんまの光景に不思議な感動を覚えてた。

 次は本命の二条城へ。お城巡りはいつ以来?というくらい来ていない。日本100名城も残すところここと沖縄の3城だけとなっている。
 金閣寺と違ってバイクの駐車場は用意されておらず、不愛想なガードマンの案内でそばの二輪専用駐輪場へ。パニアケース装着の大型バイクでの利用をまったく考慮していない狭いつくりに辟易とする。何度も切り返しして収めたが、もう少し大きい作りにできないものか。

 立派なお堀と城壁に囲まれたその姿は、都会の真ん中にあることや、天守閣がない平面的な作りと相まって、皇居江戸城を思い起こさせた。
 個人的には二条城というと足利将軍の二条御所や本能寺の変で織田信忠が立てこもったお城をイメージしてしまう。一方でここは徳川家康が造営した別のお城で、「元離宮二条城」と呼んで区別するそうだ。
 二の丸には現存御殿があるが、靴を脱ぐのが面倒なので中には入らず。本丸に入るには別に予約が必要とのこと。どちらも入場料とは別に鑑賞料が掛かるというぼったくり。これがオーバーツーリズムと円安の弊害なんですかねぇ。
 なお元々は天守閣も存在してたようで、本丸の一角に天守閣跡がある。城壁上に立っていたようで、立派な櫓のような感じだったのだろうか。伏見城から移築されたそうだ。
 城内をぐるりと見て回って久しぶりの100名城スタンプをゲットした。庭園にはソテツがあったのが珍しく感じた。

 停めにくかったとはいえバイク用駐車場が用意されていたことに気を良くして、あまり下調べをせずに銀閣寺へ。Google Mapでありがちな無茶なルートが示され、これバイクだから良いようなものの、車では通れないだろうという狭い道へ。たどり着いた先には駐車場もなく一気に萎えてしまってパス。
 次に訪問予定の伏見稲荷大社へのルートも二輪走行禁止となっている東山ドライブウェイが選択され、入り込む前に通行禁止の看板を見掛けたから良かったものの、気付かなければ捕まるところだった。やっぱり下調べしないとだめで、バイクによる京都観光は気軽なもんじゃない。

 こうして道に迷ったり何だりして伏見稲荷大社に到着したのが16:30。ここも駅前の二輪駐車場は大型バイクには狭かった。それでも柵で囲われた二条城に比べればだいぶマシか。なお後で調べたら境内にもバイク駐車場があったようだ。下調べ、下調べ・・・。

 伏見稲荷といえば千本鳥居。抜群の映えスポットということで観光客でぎっしり。参道も出店で一杯とまさに京都の観光地という雰囲気だった。
 神社も完全に観光地と化し、昨日参拝した元伊勢とは大違い。自分含めあちこちでスマホ片手に撮影会。参拝する感じではなかった。

 本日の宿は滋賀草津。高速がGWの帰省渋滞となっているためか、R1も渋滞気味。これはしんどいかと思ったが、名神入口の京都東ICを越えればそこそこスムーズで、とは言え路肩すり抜けも駆使しながら進み、ホテル到着は19:00近くなってしまった。
 本当は少し遠出してバーガーキングを食べたかったが、遅くなったことで気力も尽き、ホテル前の「餃子の王将」でビールと炒飯定食。何故か満席の大賑わい。他にもいっぱいお店があるの中、ゴールデンウィークに家族連れで王将に来るのか。
 走行距離が276.1km。半日京都観光した割には距離走ったな。


五日目

 本日でGWツーリング終了。最終日は多賀神社から伊吹山ドライブウェイなんて考えもしたが、渋滞に巻き込まれるのは辟易。とっとと帰宅することにした。
 朝8:30出発と早かったからか、新名神~伊勢湾岸道にて渋滞なく順調。しかし新東名新城付近でまたもや事故発生。3km10分程度とそれほどでもなさそうだが、Google Mapは東名への迂回を推奨。行と帰りで同じ道を行くのも芸がないので、Googleの意見を取り入れ豊田JCTから東名高速を選択した。
 その後、浜松JCTにて新東名に乗り換えを推奨してきた。高速上の案内表示も新東名ルートの方が御殿場まで10分ほど早く着くみたい。やはり最高速の違いか。
 しかし今日は東名の交通量が少ないので、時速100km以上でとばせており実質あまり変わりそうにない。せっかくなのでそのまま東名高速で帰ることにした。

 牧之原SAにて昼食と給油。そばが食べたかったのでオススメの桜エビのかき揚げそばを食す。かき揚げが分厚いだけであまりおいしくなかった。蕎麦粉強めで出汁の濃い田舎蕎麦が好みなんだろうな。
 後半戦一番心配していた御殿場~大井松田間にて事故発生せず、帰りは事故渋滞にあわずに小田原に到着できた。奇跡に近い。到着時刻は13:30と昼休憩込みで5時間ほど。走行距離は391.5km。GWツーリング全体の走行距離は1,576kmであった。

2026年5月8日金曜日

2026GW 舞鶴・丹後・京都 ①

  今年のGWは以前から行きたかった舞鶴方面ツーリングにした。東北、北陸、常磐などが候補に挙がったが、思いがけず安い宿が予約できたのが決め手となった。
 例年いまひとつの天気となるゴールデンウィーク。ひと月近く前の予約だったので少し心配。最悪車で行こうかと思っていたが、全行程晴れとはいかないまでもバイクで出掛けられる程度の予報となったので一安心。
 とは言え出発前日は大雨。スケジュール二日目と三日目はパッとしない空模様だった。


一日目

 自宅発5:00。少し遅い出発となり、渋滞が心配される。電動ポンプで空気を入れたらなんと充電切れというお粗末。さらにヘルメットのBluetoothレシーバーを充電忘れで使えないという始末。仕方ないので前半戦はモバイルバッテリーで充電しながら走行というさみしさ。

 新東名を順調に進んできたものの、浜松JCT~新城で事故発生。遠州森町PAにて情報収集すれば近い場所で3つ事故が起きている。よそ見でもして渋滞に突っ込んだという落ちか。この付近は上下線ともよく事故が起きているイメージ。二車線区間なので解消に時間が掛かる。
 5km程度だったのですり抜けで回避して岡崎SAにて給油。さらに伊勢湾岸道でも渋滞発生。考えてみれば大都市名古屋を通過するので交通集中するもやむなしか。10km以上つらなりすり抜けもかったるい。やっと抜けたかと思ったら新名神でも渋滞。土山から草津、京都までずっと混んでいる様子。正直ゴールデンウィークをなめてた。

 のんびりお昼過ぎまでに京都へ着けばいいやなんて考えていたが、動かない車に付き合うのはつらいし、すり抜けも神経が磨り減るのできつい。京都までは鈴鹿山脈を越えればすぐだと考え、菰野ICで下車。鈴鹿スカイライン~R422にて京都へ出ることにする。
 急遽下道ツーリングとなったが、渋滞をすり抜けるのに比べれば全然楽しい。そこそこ距離があったので休憩込み3時間ほど掛かって京都宇治に到着。最初の目的地宇治上神社を参拝。すぐそばには10円硬貨でおなじみの平等院があるのね。知らんかった。

 えらい混雑を搔い潜って神社の駐車場へ。この神社の本殿は1060年頃のものとされ、現存最古の神社建築ということ。菟道稚郎子というあまり知らない方を祀っており、応神天皇の子で仁徳天皇の弟という。
 境内はかなりこじんまりとして、本殿もその歴史を感じれるほどような雰囲気もなく、知らなければ全く気付かない。知識がないというのは悲しいこと。

 その後はいつもは高速で走り抜けるだけの大山崎を下道で抜け、府道6号~R372~R173~R9というマップル推奨快速ルートを流す。高槻までは都心部ともあって交通量も多かったが、府道へ入ってすぐに山道コースとなり、あとはそのまま福知山へ。予定していたラーメン屋「ふくちあん」本店にて夕飯となった。
 あっさりめの豚骨ラーメンで味変して辛めにしたらおいしかった。香味ソースで食べる唐揚げは期待外れであまりおいしくなかった。

 ここまで走ってきて丹波・丹後など令制国の国割がさっぱりわからない。土地勘がないところへ来て、今の県境より細かい区分になっているため猶更。山間の盆地、集落を基本とした国が形成されており、現代の交通事情で考えるからおかしなことになるのか。久しぶりにPCゲーム「天下統一」でも遊びたいな、なんて思った。

 本日の走行距離は545.5km。高速降りてから200km以上走ったのかな。


二日目

 当初の予定では福知山から久美浜を経由して丹後半島を時計回りに周って舞鶴へ行く予定だったが、午後から生憎の雨予報。三日目に行くつもりだった舞鶴港散策と予定を入れ替えることにした。

 R175にて舞鶴へ。道中「ドライブインダルマ」に立ち寄る。レトロ自販機の並ぶお店とのことで楽しみにしていたが、店内はかなり狭くて自販機の種類もそれほどでもなく、少し期待外れだった。あまりお腹が空いていなかったのでハンバーガー(300円)を購入。安心の自販機バーガークオリティだった。まずかった・・・。

 次いで道の駅「舞鶴港とれとれセンター」をぐるりと一回り。生ガキや干物などがその場で調理されて食べられる。海鮮ものが好きじゃない自分にとっては特に魅力を感じない施設だった。
 開店少し前に到着したが、入口にはオープンを待ち望む観光客の列。そんなに海鮮料理って美味しいかねぇ。生ガキとかグロテスクでしかなく、食べ物に思えないのだが。

 道の駅を後にして、西舞鶴から東舞鶴への中間地点にある「五老スカイタワー」へ。小高い丘を登り切った山頂にあって舞鶴湾を一望できる。ガードマンが複数名体制となっていたが朝も早いこともあってかガラガラだった。
 入り組んだ海岸と小さな島々が点在する舞鶴湾の起伏にとんだ地形を見ることが出来て良い。まるでジオラマの様。このあと目指す海上自衛隊の護衛艦などもチラリと見えて期待を煽られる。
 なおタワー内にある狭い売店コーナーには男性スタッフが立っていて、プレッシャーのためグッズをのんびり見ることも出来なかった。ここは一考の余地があるのでは。

 さて本日の本命、舞鶴赤れんがパークへ。五老タワーや道中でもチラチラ見えていた護衛艦を間近で見るのだ。
 港内クルージング船は午前中のチケット完売との貼り紙。午後は天気が心配だなと思いつつ前売りを買おうと売り場に行くと、すぐの便にあまりが一枚だけあるという。本当かよ!と思いつつラッキーであった。

 船上ではGWではしゃぐ親族一同の団体客と一緒になり、しかも関西ノリでまことうるさい。気分最悪だったがクルージングが始まってしまえば気になることもなく、全通甲板を採用したヘリ空母「ひゅうが」を始めとして、イージス艦「あたご」や小型イージス「ふゆつき」、ステルス艦「やはぎ」を見れて最高。勢いで写真をバシャバシャ撮ってしまったが、半分以上ボツだな。
 下船後1kmほど歩いて係留所へ。クルーズ船よりさらに間近で見物。しかも「ひゅうが」は艦内へ乗船できるというサプライズ。軍艦かっこよす。
 帰りがけ勢いで「あたご」の帽子まで買ってしまった。

 本日の目的である「舞鶴港で軍艦を堪能」が終了。帰り道で赤れんがパーク内を散策するも、ようするに売店の集合帯なのであまり魅力なし。お昼時ということもあり、家族連れの観光客でごった返していたのでなおさら。
 さて午後からどうするかと考えるも舞鶴市内は特に行きたい所もない。せっかくなので海軍カレーを食べようかと「しらね食堂」に行ったが駐車場が狭かったので却下。映画館で時間を潰そうと調べるも、興味をそそられる作品が見たばかりの「スーパーマリオ」くらいでこれも却下。漫画喫茶でもと思ったが何と一軒もない。
 予定が決まらずグダグダするが、それもこれも午後から雨が降るいう予報で遠くまで出掛けるられないのが原因。しかし予報と違って雨が降ってくるでもなく、天気レーダーを調べても夕方まで降りそうにない。思い切って周辺をぐるっとプチツーリングに決定する。

 舞鶴クレインブリッジを渡って林道へ。一番見晴らしの良さそうな空山展望台を目指す。道中は落石と倒木だらけ。あまり車の往来が無い感じ。到着した展望台から見る若狭湾と半島の島々は、どんより曇り空が水平線とほどよく交わり、神々しい風景であった。
 そのまま県道を降りてくるルートもあったが、まだ天気が持ちそうだったので海沿いをぐるっと一周。海開きにはまだ時期が早いこともあってか、海水浴場はゴミだらけ。牧場を通り過ぎて再びクレインブリッジに戻り、丁度良い頃合いとなったので終了となった。
 宿に着いて気付いたら雨が降ってきておりそこそこの降り。変則スケジュールながら上手い具合に雨を避けれて良かった。

 本日の走行距離は119.5km。ほぼ舞鶴港観光に終始した一日であった。

2026年4月28日火曜日

ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー

  任天堂による映画「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」を観て来た。前作に引き続きイルミネーション社による製作でマリオの世界がCGアニメで繰り広げられる。
 今作の舞台は「スーパーマリオギャラクシー」を下敷きとしているが、ロゼッタ姫の活躍はほぼなく、星々を探索するゲーム内容はあくまでエッセンス程度。いろんな世界を冒険する理由付けとしての役割となっている。
 前作同様、評論家からの評価は低いようだが、子供向けのエンターテイメント作品と割り切った作りになっていて楽しい。片意地張らずにポップコーンを片手に鑑賞するのが丁度いいのではないか。


 映画マリオではピーチ姫は元気に活躍する主人公の一人となっているため、代わりとしての役割を担わされたのがロゼッタ姫。幼いころに離れ離れとなった姉妹という設定も加えられた。
 映画冒頭では襲い来るクッパJr.に対して果敢に挑むあたりはロゼッタ姫の見せ場だが、捕らえられて以降はほとんど登場することもなく、ゲームマリオにおけるピーチ姫のような存在で印象は薄い。マリオギャラクシーが舞台となるとなれば、主要登場人物の一人になると思っていたファンには残念だろう。

 ロゼッタ姫を救出すべく、マリオたちが冒険を始めるのだが、今作はピーチ姫とマリオたちが別行動をすることもあって、話があっちこっちへとフラフラする。様々なアクションシーンを見せたいというサービス精神だが、「姫を救出する」という単純なストーリーを無理矢理色付けした結果にも見えた。ここが評論家には否定的に映るのだろうが、マリオファンにとってはあまり気にならず、多様なステージを駆け巡るマリオワールドを再現しているようでむしろ楽しい。
 ファン向けといえばゲストキャラも豊富。大活躍のヨッシーを筆頭に、カエルのようなボス「マムー」を始めとするマリオUSA登場の面々。ミツバチの女王。さらに他ゲームジャンルからピクミン、フォックス・マクラウドが参戦と任天堂ワールド全開。つまらない評論は抜きにしてゲームを楽しむ感覚で観るべきファンムービーの傑作となった。

2026年3月23日月曜日

プロジェクト・ヘイル・メアリー

  Youtubeか何かで見たおすすめSF小説で紹介されていた「プロジェクト・ヘイル・メアリー」。しかし小説を読むのは億劫でもある。その後映画化されるという話を聞き、これ幸いと上映を楽しみにしていた。
 あらすじとしては、太陽光が減少していくことで地球が寒冷化。数十年で食糧危機が起こり人類は争いから滅亡してしまうと予測された。これを回避するため何光年の彼方へ一か八かの旅に出る(ヘイル・メアリー=アメフト用語)というお話し。
 理論だった展開に、オデッセイやインターステラーのような正統派SFと思って観ていたら、まさかの異性人とのファーストコンタクト物へ。登場するエイリアンのアンチヒューマノイド的な造形、無機生物という設定が良かった。

 謎の物体との遭遇から異星人との邂逅までは良かった。しかし割とあっさりコミュニケーションが取れるようになり、PCを介して普通に会話できてしまうのはちょっと…。
 元々原作は上下巻の長編小説で、詳しく掘り下げられて語られているとのこと。映画という尺の都合上だいぶ端折った展開となったのは仕方ないか。

 クライマックスのタウメーバ回収におけるすったもんだは、結局は成功するんでしょという気持ちになってしまい、ハラハラ感があまりなかった。緊迫感を煽るような見せ方や大袈裟ななBGMにイマイチ乗り切れず。理詰めのSFなんだから過剰なドラマチック展開はいらなかったのでは。
 とは言えロッキーとの別れといったお涙頂戴に感動してしまったのはチョロい。
 すったもんだからの永遠の別れ。これにて終幕と思いきやアクシデント発生からの自己犠牲的精神でロッキーの元へ戻るというラストは冗長に感じてしまった。安易に地球は救われましたという終わりにしたくなかったか。

 エンターテイメント的な演出を入れ込んだ結果、本来の正統派SFから離れてしまうのが残念に感じた。ただし異文化交流、バディムービーというジャンルで肩の力を抜いて楽しむくらいが丁度良さそう。

2026年3月1日日曜日

日本平~奥大井湖~秋葉神社

  天皇誕生日を介した二月の連休。日中関係の悪化でオーバーツーリズムが一段落したことが原因か、調べてみると静岡県の島田・浜松にあるルートインを安く予約できた。ここ周辺を巡ることに決定。天気が悪いようなら車で出掛けるつもりだったが、スケジュールが近づくにつれ晴れ予報となった。新年ツーリング以来久しぶりでバイクにて出発。

2/21

 出発。のんびりかつ節約もかねて下道にて行く。今回は先日購入したD3300+35mmレンズの使用感を味わいたい。
 国道一号線を箱根~沼津~清水と進んで日本平パークウェイへ。清水港周辺は大混雑。連休初日ということもあってか人の出が多いのかと思ったが、どうやら清水エスパルスの試合がある様子。それっぽい服装の人がぞろぞろ歩いているのを見掛けた。調べるとホームグラウンドが日本平にあるようだ。
 やっとたどり着いた日本平。夢テラスにて富士山の写真を数枚撮影。次いでこれまで行こうと思いつつ後回しにしていた久能山東照宮へ。東照宮にはロープウェイで行くことになり、往復料金と境内の拝観料、資料館の入場料の三点セット料金が2300円。割と高いな。
 境内はかつて武田氏が築いた久能城を改良。ロープウェイの到着駅は二の丸部分に当たり、立派な石垣がそびえ立っている。拝殿までの道のりも戦国のお城特有である高い階段となっており、上り下りに一苦労。ひぃひぃ言いながら登った先の拝殿は「東照宮と言えば」といった感じの煌びやかな色彩で彩られていた。
 丁度観光できた団体さんと一緒になってしまい、また関西系の口うるさいジジババだったので雰囲気は悪い。神社の静謐さは全くなくただの観光地。まあ自分も観光客だから偉そうなことも言えない。
 資料館では秘蔵の刀剣が展示されていた。鎌倉時代の名刀がありがたがれてる。調べると強靭さ、切れ味とも実用性が頂点に達した黄金期だったそうだ。

 大行列となったロープウェイに再び乗って戻る。ロープウェイは5分間隔臨時運用が行われていたので、それほど待たされることもなかった。日本平を下りて麓にある動物園に行くつもりだったが、なんとこちらも大混雑で駐車場は満車。入場規制がされていた。連休恐るべし。少し寝不足気味でもあったので、今日は早目に宿へ向かうことにした。

 久能山の階段昇り降りが効いたのか、夜は太ももが何度もつってしまい悶絶。日頃の運動不足と体重増加が恨まれる。
 本日の走行距離は148.7km。


2/22

 本日は秋葉神社を巡るツーリングを計画。しかしグーグルマップによれば、予定していた国道362号が通行止めとなっている。ホームページを検索すると片側交互通行で通れるなんて情報もあるし、通行止めになっている割には交互通行待ちの車列のような赤い渋滞表示もある。幸い迂回路があるようなので行けるだけ行ってみることに。

 宿を出て国道473号へ。道中には静岡空港や大井川を国道・新幹線・東名高速が渡る橋を一望できる丘などもあり、バイクを停めて写真撮影をする。今回の旅の目的でもあるし。
 金谷駅を越えて走っていると、以前井川ダムに行った際通ったことのあるルートだと気づく。かすかに見覚えの有るような他の場所だったか、みたいなおぼろげな記憶が蘇る。懸念していた国道362号の通行止め地点に到着。やはり片側交互通行ではなく通行止めとなっている模様。そのまま北上すれば迂回路の案内も発見した。少し調べると奥大井湖上駅展望所という写真映えするスポットが近い。せっかくなので寄り道する。

 ここ数日雨が降っておらず、各地で渇水の情報が上がっている。大井川は上流にいくつもダムがあるためでもあるがここまで走ってきた感じ奥大井湖も水が無いかもなんて不安になったが、川幅が狭くなったことからか水量も増えて来た感じ。さらに長島ダムにて水が堰き止められているので見栄えのする風景が期待できそうだ。
 展望所の駐車場にバイクを停め案内を見ると、何と展望所までは120+70段の階段を上がらねばならぬとのこと。昨晩の太もも痙攣が脳裏をよぎる。ここまで来て引き返すわけにもいかず階段を上る。上る。上る。死ぬ。
 途中何度も休みながらやっとのことで展望所へ。こんな辺鄙な所なれど割と観光客も多い。確かにわざわざ足を運んでもいいと思える映えスポットであった。大井川が折れ曲がる渓谷を分断するように架けられた橋と小さな駅。川面の青緑色と赤い橋のコントラストが綺麗。苦労して来たからこその風景なのかも。

 本来であれば湖上駅にも行くべきなのだろうが、いま上がってきたよりさらに急な128段の階段があるとのこと。降りたが最後、とてもじゃないが上がって来れる自信がない。すぱっと諦めることにした。どうせ現地に行っても高所恐怖症が発生するだろうしな。
 なお駐車場から出た帰り道。もしやと思って調べれば、駐車場へわざわざ降りずともそばのトンネル脇から展望所へ行けたみたい。階段をわざわざ昇り降りする必要はなかった!

 映えスポットから引き返して国道362号の迂回路へ。設定されている町道は幅員1.5車線程度の狭い林道となっている。見通しもない薄暗い林の中を進んでいくが同じような四国の山道を走った時のような怖さを感じないのは何故だろうか。本来4kmほどの道のりをクネクネと6kmほど走らされたが、要所要所で道案内版が立っていたので迷うこともなく抜けることが出来た。
 通り抜けた先の通行止め案内で記念撮影などして秋葉神社に向かって再スタート。少し走ったあたりで再び通行止め案内が出てくる。こちらは時限式となっており、日中は片側交互通行となっているみたい。どうやらホームページで案内されていた片側交互通行とはこちらの規制についてだったのかも。連休中ということもあって片交規制もされておらず、よくわからぬまま通り過ぎてしまった。
 秋葉神社の前に「日本一の大天狗面」といういかにも怪しげな観光スポットがあったので、どうしようか悩みつつもバイカーの聖地というコメントをみつけて行くことに。確かにでかい!日本一という名もあながち誇張ではなさそうな大きさの天狗面がそびえていた。先客バイカーも何台かいて記念撮影していた。自分も列に並んで撮ってしまった。

 こうして見ても、ちょっと現実離れした大きさだな。

 秋葉神社は「火防の神」を祀っていて秋葉権現とされていた所、明治政府による廃仏毀釈によって火の神である「火之迦具土大神」を祭神としている。私的観点からすると看板の掛け替えかよと言いたくなるが神仏習合した日本の歴史において純粋な神とは仏とは?となると難しい部分もあるので良し。
 秋葉山の山頂に神社があるということからいわゆる修験道の聖地であり、その結果天狗の伝説が残っている=日本一の大天狗面となるようだ。おそらく修験者が全国行脚した際に各地で拠点を作ったことから多くの秋葉神社が存在するそうで、ここ浜松の秋葉神社を総本山とし「秋葉山本宮秋葉神社」と呼ぶ。

 ここまでGoogle Mapを頼りに来たが下社の案内しか出なかった。上社は山頂にあるということから山登りしないとたどり着けない小さな宮で、下社をお参りすれば良いと思い込んでいたが、案内を見るにつけどうやら上社へも車で行けるようだ。
 実際下社の境内に挙がってみれば拝殿は質素な作りで、写真で紹介された立派な建物とちょっと違う。予定になかったがそのまま上社をお参りすることになった。

 天竜川の支流にあたる気田川沿いに進み天龍スーパー林道へ。2月という時節柄途中までしか開通していないようだが、秋葉山山頂までは行ける様子。狭いなれど全面舗装された道を登っていく。途中前輪を側溝へ脱輪させてしまった初心者アクアがスタック。全身黒ずくめのゴシック女性ドライバーが外に佇んでいた。神社巡りだろうか。
 30分ほど走って上社到着。大鳥居と大駐車場でここが本命だと分かる立派なつくり。ふたたび長い階段を登らされる。熊野那智大社同様、地元の大雄山同様、修験道のお寺(神社)はこうした作りが基本なのか。今夜も筋肉痛だ、太もも痙攣だとの声が脳裏をよぎりながらやっと本殿境内へ到着。
 神門には「正一位秋葉神社」の表札。朱雀、玄武、青龍、白虎の木彫りが配してあるのだが、裏面にある朱雀と青龍に気付かず…。くぐった先の手水舎の辺りには「天狗の皿投げ」などという吉兆占いが行われている。結構俗物的な作り。その先の階段を上がった所にこれまた何とも言えぬ金塗の鳥居が立っており「幸福の鳥居」というそうだ。山奥の古刹と思わせておいて割と庶民的な神社なのね。
 奥には写真で良く見た拝殿となっており、やっとたどり着いた感ひとしお。渋い緑青色となった屋根と要所に金箔が張られてアクセントになっており凛とした佇まい。垣間見る山々の雄大な景色が素晴らしく、この下界と隔絶された景色を心に秘めて精神修養に励んだのだろうなと思わせた。


 通行止め情報やマップ情報での勘違いなど、ここまで来るのに苦労した。なかなか辿り着けない神社は神様が来ることを拒んでいるからなんて話もあるけれど、最終的にたどり着いてお参り出来たということは参拝することを許されたのだろう。

 秋葉神社を後にして浜松市街へ。予定していたルートインはバイクの駐車が出来ないタワー型駐車場だったが、そばに無料のバイク駐輪場があったので良かった。駐車場情報はもう少し詳細なものが欲しい。
 本日の走行距離213.4km。


2/23

 昨晩はChatGPT推奨の太もも痙攣を回避するストレッチをしたところ発生せず。ぐっすりスリープすることが出来た。AI優秀。
 帰路のルートは静岡県内はバイパスが発達しており、信号も少なく5時間弱で帰れる。そこでのんびり下道節約コースとも思ったが、翌日の仕事が少しハードなこともあり、差し支えがあっても嫌なので高速を使ってサクッと帰ることにした。
 浜松を出発する前に床屋でもと、帰路にあったイオンモール浜松市野のQbHouseに立ち寄った所、営業前から10人ほどの行列。こりゃだめだと諦めインターへ。出発が早かったこともあり休日恒例の事故渋滞にもあわず、無事小田原へ帰還。

 本日の走行距離は195.6km。三日間総走行距離が557.7km。
 日本平はもう行くことはないかな。久能山も行ったし静岡市内の渋滞地帯を通っていくほどの価値がなくなったね。逆に大井川あたりはまた行きたいな。高速で掛川辺りまで行って、井川ダム経由で帰ってくるというのは日帰りツーリングコースとして良さ気。高速代が少しかかるので、東の千葉暴走、西の浜松・大井川といった感じかな。

 

2026年2月1日日曜日

HELP 復讐島

  サム・ライミ監督の新作「HELP 復讐島」を観て来た。年末年始に映画を見た際、予告で知った作品。敬愛なるサム・ライミ監督作品ということと、上司からのパワハラに苦しむOLが無人島で立場逆転というストーリーが面白そうで期待していた。
 公開初日にちょうど時間が取れたので映画館へ。会員デーということで鑑賞料金の安いコロナシネマワールドは字幕版だけの上映だったため、吹き替え版のあるTOHOシネマズにて鑑賞することにした。
 予約の際、埋まっている席は自分の他に二席だけ。実際には自分ひとりの貸し切り状態。洋画人気のなさが窺い知れる。

 主演女優はお気に入りでもある「恋とニュースの作り方」でヒロインを務めたレイチェル・マクアダムス。サム・ライミ作品では常連のようで「ドクター・ストレンジ」シリーズにも出演しているよう。
 序盤早々で近くを船が通りかかるも助けを求めず、”行ってはいけない”場所を示唆して都合の悪い何かがあるのだろうなと思わせるなど、無人島からの脱出ストーリーではないことが示される。
 生と死を賭けた猪狩りで血を浴びながら歓声を上げるシーンや中盤の嘔吐、ラストの決闘などで監督お得意のスプラッタ表現がさく裂。ダイナミックな構図とカメラパンなども特徴的でサム・ライミワールドを楽しめる。

 最初は嚙み合わなかった関係が嵐で挫折と肉体関係を機に修復され、信頼関係を醸成して島からの脱出、というありきたりな展開になるかと思わるが、懲りずにヒロインを出し抜こうとする社長。当然のように脱出失敗するも、メンヘラ的雰囲気を持つヒロインにお仕置きを受けるという図式はスティーブン・キングの傑作ホラー「ミザリー」を思い出させた。

 過去に旦那を見殺しにし社長を助けに来た婚約者を罠にかけるという悪行を重ねた女主人公が、最後は当然の報いを受けると思いきや、まさかのどんでん返しで幕を閉じる。エンディングにおけるヒロインのカメラ目線が意味深。自らの罪に自覚的なメンヘラで、観客に向かって事実を語れば「お仕置き」するよ!と言っているように見えた。

2026年1月27日火曜日

D3300購入

 大昔D70を購入後、スタイルに惚れてD200を買い増し。高い買い物だったが買ってしまって満足。あまり使われることもなく、最近ではスマホでスナップを撮る程度で満足していた日々。
 バイクツーリングも近場、遠出含めて行ったことのある場所が多くなった昨今、新しい動機付けとして写真撮影を考えはじめる。もはや骨董品レベルのD200なれど自分の腕と風景撮影という使用条件では十分な性能だが、ネックはその重さ。本体が900g越え、18-200㎜の万能ズームレンズと組み合わせると1500g以上となってしまい、スマホのお手軽感と比べて持ち出すのが億劫になるのも仕方ない。
 そこで持ち出しやすさを重視、軽量コンパクトを売りにしていた当時のエントリー機種であるD50やD40を調べつつ、あわせて最新ミラーレス機種のZfcなど検討。スタイルはとても興味深いものの、10万円以上する価格には尻込みしてしまう。
 一方ミラーレス主流となった昨今、時代遅れの一眼レフであれば1~2万円程度の価格で販売されていることが分かった。
 同程度の値段であれば日進月歩のデジカメ業界。少しでも新しい機種が良かろうとChatGPTを駆使しつつ「持ち出しやすい軽量機種」を探してD3000シリーズをピックアップ。コストパフォーマンスを加味した結果、D3300の購入を決めた。機能が限定された初心者向けのエントリー機種なれど、その軽さが魅力だった。

 せっかくなので標準ズームレンズによるお手軽さを求めず、単焦点レンズにて撮影条件や構図を考えながら撮影したいと模索。標準レンズと呼ばれるフルサイズ換算35㎜と50㎜を選定して、どちらが良いか画角を調べてみた。
 見た目に近い絵が撮れるのは50㎜。しかし視野のすべて網羅することは出来ず、一点(主題)を切り取った感じになる。では視野全てを網羅するとなれば35㎜という感じだったが、見た目のイメージに比べて強調感に欠ける。
 風景スナップという観点では35㎜が良い気もするが、あえて50㎜で自分の心象風景を切り取りたいと思い、また画角が狭くなることから足を使って構図を探さなければならないという労力=楽しみが生まれると思って50㎜レンズの購入を決めた。
 条件に合うレンズを探した所、明るいF1.8でフルサイズ換算50㎜になる35㎜のDXレンズが1万円台とめちゃ安。評判も上々でD3300のお勧めレンズとしての声も多かった。装着後本体とあわせて650gちょい程度と軽く、D200+標準ズームと比べれば半分以下の重さ。これならネックとなっていた取り回しも満足。今後ツーリングなどで出掛ける際は、こいつで写真を撮って新しい発見、楽しみを見出したい。

2026年1月18日日曜日

28年後・・・白骨の神殿

 昨年公開された「28年後…」の続編「白骨の神殿」を観て来た。ちょうど仕事が休みだったので公開初日の鑑賞。予約時は席がひとつも埋まっておらず、初日にしては寂しい限りと思ったが、映画館に行けばそこそこの入りとなっていた。
 三部作で企画された「28年後」の第二部となるが、前作との二部作という感じ。ジミーズに助けられたスパイク少年のその後のストーリーが描かれる。

 ジミーを助けた一風変わった集団「ジミーズ」はヒーローなのかという前作からの問いは、序盤の執拗なサディスティック描写で回答される。元ネタであるジミー・サヴィルが国民的スターが実は犯罪者であったという事実を踏まえているかのよう。
 一方で今作はゾンビ映画の巨匠ジョージ・ロメロが繰り返したゾンビが人間性を取り戻せるかというテーマが語られ、ゾンビ映画としては陳腐な発想なのでイマイチに感じてしまった。感染者のリーダーである狂暴な「サムソン」がケルソン博士によって人間性を取り戻していく展開は何かこれ違うなぁ…という感があったが、これは「ジミーズ」との対比なのだろう。

 映画の最期で描かれる、発症者の集団から逃げるスパイクたちを遠景で描く演出はこの映画独特な手法で、相変わらずセンスがいい。

2026年1月12日月曜日

2026 新春 「東国三社、千葉」

  2026年の新年ツーリングは鹿島神宮、香取神宮、息栖神社の東国三社への初詣と千葉方面に決定。11月中に宿を探した所、オーバーツーリズムで宿代高騰する中、格安の6千円程度で泊まれるホテルが見つかった。神栖市のホテルは以前利用したこともある所。
 元旦の天候はまったくもって不明だが、千葉茨城方面であれば雪で行けないと言うこともなかろうし、最悪車でドライブも良しと、さっさと予約を決めてしまった。


12/31

 今日は大晦日なので早めに宿に着き、明日の分の食料まで買い込んで飲んだくれるという計画。最初の宿は神栖市。一般道を使って200km、6時間弱の距離。朝から出発しても夕方前には余裕で到着できるため下道で行くことにした。
 第二京浜で都内へ。年の瀬を感じながら銀座、上野を流す。いつもであれば14号線から千葉へ出るが、せっかくなので初ルートの国道6号線を選択。松戸・柏方面~土浦~霞ケ浦~神栖というルートに変更した。
 道中ずっとラーメンを食べたくなって、丁度牛久を通ることもあったので、山岡家へ立ち寄ることに決める。しかし国道沿いにあった松戸、柏、牛久店ともすべて行列が店外へ伸びているのを見て断念。そこまでして食いたいわけでもないし。ラーメン推しは捨てきれず、結局手近な横浜家系ですませてしまった。
 霞ケ浦北にある道の駅「たまつくり」あたりから湖北を流してホテルへ。そばのスーパーにて買い出しに出掛ければ、年末年始の買い出し客で大混雑。レジは長蛇の列となっていた。まあ急ぐでもなし。これも冬の風物詩。年越しのそばと一緒に天ぷらを求める客多し。
 ホテルにはダンス会場が用意されていて、それっぽい格好をした紳士淑女の姿をチラホラ見掛けた。皆年配の様子。楽しんでるようで何よりだが、夜中まで廊下でお喋りを続けられたのには辟易。
 小田原から神栖まで213.4km。のんびり8時間の旅。こんなツーリングも良いね。


1/1

 正月から悪夢にうなされて目を覚ます。中身は妖怪のニセ人間と生活する話。詳しい部分はまったく覚えていないが、リアルで怖かった。しばらく寝つくことが出来ず。
 本日は初詣で東国三社を巡る。

 まずはホテルすぐそばにある息栖神社へ。時刻が9時前と言うこともあってか地元の参拝客がチラホラといった程度。三社をめぐって完成させる御守りをゲットする。

 次いで香取神宮へ。予想通りこちらは駐車場満杯で大盛況。少し離れた駐車場に停めさせてもらって参拝。鳥居からの参道には屋台が出ていて賑やか。拝殿前は警備員による整理が行われていた。先ほどの三社守りに張るシールと念願のベビーカステラをゲット。

 最後は鹿島神宮。香取神宮があれだったからこちらは更にやばいだろうと思ったら案の定。駐車場は止めるところなし。それでも半ば強引に入れさせてもらって境内へ。こちらも屋台が並んでいてどれもおいしそう。「あれが食べたい、お腹減った、これ買って」を連呼して泣き始める子供に「まずはお参りしてからな」「端から食べたくなっちゃうな」なんてあやす親。許されるなら本当に全部食べたくなってしまうな。
 お参り後におみくじを引けば「半吉」。今年の運は半ばか。
 授与所は大行列。かなりの収入になるだろうと想像してしまう。スムーズに販売できるようにとチラシまで配布していて商魂たくましい。列は蛇行しているので同じお客さんと何度もすれ違う格好となり、次第に視線が気まずくなってしまった。
 我慢して並んで御守りシールゲット。東国三社守り完成。まるでRPGのクエストのようだ。販売の巫女さんは初々しくおぼこかった。

 そろそろお昼ということもあり参拝客は増加。帰るころには入場制限も行われていた。
 いくつかあった中から一番おいしそうだったお好み焼き屋に数十分並んで購入。宿に戻って食べたらおいしかった。屋台のお好み焼きは何年ぶりだろうか。ひとつ800円は今の感覚では安く感じてしまう。
 三社めぐりで本日の走行距離は48.9km。


1/2

 大晦日までの天気予報では三が日晴れマークだったのに、昨日から急に寒波襲来の予報となる。よくあることだが本当予報が当てにならない。
 今日は千葉への移動日で房総半島一周をする予定だったが、なんと千葉・茨城方面も日中から雨雪マークとなっていたので断念。1/3に予定していた千葉ブラを行う。
 国道51号にて神栖から千葉へ。ホテルを出てすぐに雨がパラついたものの、利根川を渡るころには止み、あとは夕方まで降らなかった。これだったら半島一周できたかも。道中山岡家を発見。大晦日の借りもあり、寒かったこともあったのでピットイン。少し悩んで久しぶりの辛みそラーメンはおいしかった。

 ヨドバシカメラにあるバイク置き場に駐車。千葉駅周辺をぶらり。35年前の記憶がちらちら浮かんでくる。午後から京成ローザにて映画「パプリカ」の4Kリバイバル上映を観る。
 リマスターということで、もっと鮮やかな発色になるかと思っていたがそれほどでもなく感動には至らず。この映画はストーリーの盛り上がりに欠ける印象がある。これは登場人物の造形がリアルに振り過ぎな点と登場人物の交差が少ないことためか。雰囲気重視の作品にしては押井版「攻殻機動隊」のような緻密さと緊迫感がなく、結果アニメならではの開放感やユーモアもないとなれば盛り上がらないのも必然。
 狂気の夢が現実を侵食するさまだけが売りなので、4Kリマスターの映像美を期待して鑑賞したがあまり綺麗ではなかったので残念さだけが残ってしまった。

 ふと日本の文化とは何ぞやと思い立つ。
 パプリカ=夢探偵。夢とは何かという問いから生じる幾つもの着想。何故東洋の一国家である日本にてこれだけ多様な文化が育ち開花したのか。流れ流れた文化が極東の端っこに流れ着いて混交。天皇という神話から続く歴史的存在が認知される社会に成立。結果独自性が産まれたか。
 夢からくる着想。ループや複数のレイヤー構造となった物語。いつ、何によってそれを受け取ったか。
 青春アニメの予告に現れる吹奏楽部。普通のどこにでもいる高校生が高価な楽器を吹き鳴らすことのできる恵まれた環境。それが当たり前の思い出として共通認識できる平和で豊かな世の中。世界のどこにでもあるわけでなく、私たちが誇れる確かなもの。

 ホテルへの帰路、雨がパラつき始め、20時頃には雪に変わった。
 茨城~千葉への移動は87.6km。


1/3

 懸念された雪だったが、千葉方面では積もることもなかった。それでも凍結の恐れもあるので陽が上がりきるのを待って出掛けることにした。本来昨日行く予定だった房総半島ツーリング。起点が神栖から千葉市へ変わったことと出発時刻を遅らせたことから、犬吠埼へは向かわず九十九里浜からぐるりと周ることにした。

 積もる程でもなかったが車体には雪が残る程度には降った様子。なれど今日はすかっと晴れ渡り、九十九里から一望する景色はすっきり澄み切って気持ち良かった。明るい内に宿に戻りたい為どこで帰路に就くか迷ったが、鴨川から先のフラワーラインは快適で、結局半島をぐるっと一周してしまった。
 房総半島一周して271.4km。


1/4

 当初の予定では中山競馬場にて新春競馬「金杯」を楽しむ予定だったが、帰りが遅くなるので夜間行軍は寒さが気になる。歳を重ねるにつれぬるくなった。Youtubeで正月福袋開封動画を立て続けに見たことでレトロゲーム熱を発症。何故かWiiUを衝動買いするなど金銭的な都合も発生したこともあって、結果大晦日同様のんびり下道にて帰ることにした。
 国道14号にて船橋、市川、都内を通る予定だったが、湾岸道路(国道357号)をずっと走って帰れるかが気になり、せっかくの機会なのでそちらのルートを試してみた。結果、信号も少なく渋滞もなし。今後もこの道がいいんじゃない?という感じ。正月休みだったからなのだろうか。
 お台場や羽田を通過後、環八経由で第一京浜へ。大黒ふ頭や横浜ベイブリッジ方面は良く分からなくかったので回避。あとで調べたらそのまま走って行けたのか。今度こっち方面をメインで走りに来てみよう。その後の第一京浜と国一における川崎~保土ヶ谷区間は邪魔な車と赤信号だらけでストレスマッハ。

 千葉から帰ってきて、127.1km。年末年始ツーリングの総走行距離は748.4km。

2026年1月8日木曜日

Shokzが勝手に接続される問題

  これまでShokzの骨伝導イヤホン「OpenRun」が意図せず勝手にスマホに接続されてしまうという問題に悩まされてきた。自動接続される条件がわからないのも最悪だった。具体的な症例はこんな感じ。

 ・車を始動すると自動でスマホと車がBluetooth接続される
 ・車のエンジンを切ると車とスマホの接続が切れる
  (ここまでは良い)
 ・その時スマホとShokzが自動で接続されることがある
 ・ただし必ず自動接続されるわけではないのがやっかい
 ・たまに自宅でも同様な自動接続が発生することがある
 ・ヘッドホンをしていれば接続アナウンスがあるが着けていないので気がつかない
  (呼び出し、着信音が聞こえなくなり、それに気づかないという問題)
  (不要な接続がされることで無駄な電力消費をしてしまう)
  (接続は必ず行われるわけでなく、トリガーが不明なためコントロールできない)

 スマホとShokzの接続設定で解決できるだろうとBluetooth設定を見直すが、該当する項目は存在しない。個別でなく全般的な設定があるかと探すもない。Googleで同じような症例を探すも似たようなものは検索できず。最終手段として流行りの「ChatGPT」で質問しても、相変わらずの頓珍漢な回答で解決できなかった。
 結局つながっていないかをスマホ画面を見て確認するという消極的な対策しかできず、悶々としていた。

 こうして「Shokzが勝手に接続される問題」は解決をみることなく放置してきたのだが、先日とあるYoutube配信を見て試した所、今のところ症状がおさまった。その動画は

「今すぐチェック!スマホのバッテリーを早く減らすのはこれでした」(スマオタ)
 https://www.youtube.com/watch?v=A70-k78GTAQ&list=WL&index=1&t=121s

という割と簡単に見つかりそうな解決策。何故Google検索やAI検索をかけても探せなかったのか甚だ疑問なありがちな話題。その手順はといえば、

 ・スマホの設定メニューから「Googleサービス」を選択
 ・「すべてのサービス」タブから「デバイス」を選択
 ・「付近のデバイスのスキャン」をオフにする

 これだけ。
 内容的にも「勝手に」デバイスをスキャンして「接続」してしまうという問題を解決する、まんまそれといったもの。しかしデバイスとの接続設定という項目なのに、大分類「Google」サービスじゃわからんだろ。この名付けだとアカウント設定と誤認しやすい。

 それにしても何でこんな簡単な解法が検索できなかったのか謎だ。わかってしまえば大したことのない問題で、古いPCを新調した後の再設定を思い出させて、ああ汎用性のあるアンドロイドらしいな、と言えばらしい問題。