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2023年11月17日金曜日

外付けCD/DVDドライブ

  谷山浩子のデビュー50周年イヤー記念CDが発売されていたので amazon にて購入。いつものようにPCへ取り込もうとした所、はたと困った。先日買い替えたミニPCには光学ドライブがついていないからだ。

 問題解決にはいくつか方法があり、
 ① 使っていないWindowsPCを引っ張り出してきて取り込みを行う
 ② 快活クラブなどのネットカフェへ行き、取り込みを行う
 どちらも取り込み後のデーターはUSBメモリなどで以降すれば良い。と考えたが、今後も同様に取り込みが必要になった場合や、DVDメディアなどを取り扱いたいと思った際、やはり光学ドライブがないといのは不便。そこで、
 ③ 外付けドライブを購入して取り込みを行う
という、第三の選択肢を選んだ。

 30年近く前、まだDVDドライブが存在しない頃、マッキントッシュ用に外付けCD-Rドライブを買った記憶がある。おぼろげな記憶では3万円くらいだったか。マッキントッシュはカラークラシックIIだったので対応ソフトはあまりリリースされず、ほとんど役に立たなかった。
 ちなみに現在いくらくらいなのだろう?と amazon にて調べると思いのほか安かった。
 普通のBlu-rayドライブが6千円くらい。UHD対応ドライブでも1万円ちょい。まあUHD対応はいらないから普通のBlu-rayドライブを買おうかと思ったが、ちょっと待て。このPCでBlu-rayソフトを使用することがあり得る?
 という訳でソフトのインストール専用、リッピング専用と割り切り、更に安いDVD/CDドライブを検索すれば、タイムセールで3千円を切るものを発見。さっそくポチろうと思ったが、もっと安い2千円の商品を発見。こちらに決定。

 メーカーもよくわからない商品。届いた箱によれば「aelrsoch製 External optical drive」となっている。2千円というめちゃ安の割に梱包はちゃんとしていて、外箱の中には透明プラの内箱があり、ご丁寧に日本語のマニュアルまでついていた。
 商品自体は最低限の代物となっており、イジェクトボタンを押すとガシャンとトレイが半分開き、あとは自分で引き出して使うというのは完全にノートPCについてくるドライブと同じ乗り。接続ケーブルもコネクタ部分をコストカットするためかドライブ直結。これはこれで使うときケーブルを探す心配がなくていい。

 使用に関しては全く問題なし。予定通り「谷山浩子」のCD取り込みが成功した。メディアプレイヤーで取り込んだが、終了時「正常な取り込みが終了できませんでした」と出ることだけ気になる。憶測だがトレイが排出されないことと関係あるかも。ファイル自体はきちんと取り込まれていた。
 なおUSBケーブルから電源供給される関係上、USBハブに差さないよう注意があった。その通り使用したのだが、何故か別のUSBスロットに差していたUSBハブが正常に動かなくなり、キーボードとマウスの挙動がおかしくなった。キーボードとマウスのレシーバーを両方とも生かすにはUSBスロットが足りないため、ハブを外してマウスのレシーバーをセット。キーボードの方は、昔買ったELECOMのキーボードを引っ張り出してBluetooth接続した。これでスロットにひとつ余裕が出来た。

 なおこのELECOM製キーボードはPS3と同時期に買った年代物。複数のBluetooth機器をスイッチひとつで使い分けられると便利仕様だったが、何故か使わなくなってしまっていた。理由を忘れていたが、使ってみればすぐに納得。キーの反発力が強く強めに押す必要がある。長時間このキーで打つと疲れてしまうかも。またページアップやダウン、Homeキーなどが独立しておらず、ファンクションキーと同時押しする必要がある。これはのんびりネットサーフする時不便だろうね。
 この辺りの使いにくさで別のキーボードに乗り換えたのだろう。今回はどれくらいもつか。

2022年9月20日火曜日

猫森集会2022 Cプログラム

 毎年秋に開催される谷山浩子のコンサート「猫森集会」に行ってきた。

 あまり詳しくないが、猫森集会はゲストを招いて行うコンサートで、お芝居仕立てだったり物語調の演出がされたりするらしい。何日かに渡って行われるコンサートの一日がオールリクエスト回となっているので、その回を目当てに足を運んだことがあった。

 今年はA,B,Cの三型式。そのうちA,BはコンサートでCはトークショーとのこと。トークショー?コンサートなのにトークショーとはこれいかに。しかもA,Bのチケットが7,700円なのに対してCだけ安くなっていて5,500円・・・。しかもゲストが斎藤ネコって・・・まさかの手抜き?なんて逆に興味が湧いて、このCプログラムのチケットを購入した。

 当日は台風14号が猛威を振るう中開催。谷山浩子のコンサート日って雨が多く感じる。幸いなことに九州上陸後スピードが落ち、また日本海側へと進路を向けたことにより関東地方はあまり影響はなかった。

 「猫森集会」は毎年新宿スペースゼロで開催される。ステージを取り囲むように客席が設置されるのが特徴だが、感染症対策でいつもながらのコンサートホール型式。思っていたよりいい席があてがわれ、前から10列目の13番という席はまさにど真ん中の席だった。

 コンサートの内容は思っていた以上に「トークショー」。連日のコンサートは年齢的にのどが辛いということで、今回の内容となったそうだ。実際、最初の曲「やまわろ」は声が出てなかった。
 トークも最初の内は手探り状態だったが、石井AQと斎藤ネコという内輪の面々とのやり取りなので、一曲目が終わる頃には段々ペースが上がって来て、なかなか面白い雑談となった。
 本当に雑談だった。50周年記念イヤーにわざわざお客さん呼んで話すようなことかねぇと言いたいくらいの雑談であった。
 でも楽しそうだったので何より・・・なのか?

 (演奏曲)
 0.愛はかげろう
 1.やまわろ
 2.瞬間
 3.風になれ~緑のために~
 4.トマトの森
 5.カズオくんと不思議なオルゴール

2022年5月8日日曜日

谷山浩子 50周年記念コンサート

 「ぴあ」から4月29日に谷山浩子のコンサートが開催されるという通知が来た。
 昨年末、コロナ禍により中止続きだったコンサートが久しぶりに開催された時は、席代も高いし喉の調子などを考えればCDで聞いた方がいいしとチケットを取らなかったが、今回は50周年記念コンサートとのこと。そんな節目のコンサートであれば行かぬわけにならず。チケット購入希望を出せば見事抽選に当たった。
 実は同日にこちらも久方ぶりで開催される「BIKE!BIKE!BIKE!」へも行きたかったのだが、重要度で浩子さんの勝ち。

 チケットを取ったあと仙台出張もあってしばらく忘れていたが、戻って来てすぐの開催。会場は有楽町の国際フォーラムとメジャー所。座席は何と三階席。遠い所が当たってしまって残念がると同時に結構広い箱なのかという疑問が。50周年記念ともなればきっちりした会場でやるもんだねと感心する。

 当日は雨。昼過ぎはかなり強く降ったりもして、鈴鹿の「BIKE!」イベントへ行くのはちょっと無理だったかも。浩子さんのチケット取っておいて良かった。なお後で知ったのだが、当日コンサートの生配信もされたようだ。三階席よりよっぽど観やすかっただろう。

 東京へ出るついでに雨の中お台場を観光。初めてガンダムの立像を拝む。格好いいとはいえ、富野監督とは関係ない「ユニコーンガンダム」が立っているというのは違和感があるなぁ。ストーリーもアレな物語だし。

 ガンダムベースにも立ち寄るが残念ながら整理券方式となっていて入場できず。ダイバーシティ館内もお客さんでごった返しており、まあ妥当な措置だわな。
 天気が良ければそばの肉フェスに行ってみたかったが、この天候ではその気になれず。

 有楽町のビッグカメラにて時間を潰し、開場30分前に国際フォーラムへ。結構人が並んでいる。全席指定なのだから並ぶ必要なかんべと思ったが、グッズを早目に買うためか。
 お客さんは60~50歳代ばかりの高齢者コンサートながら、並んでいる時「銀河通信」が流れて、この列に並んでいる人々それぞれに人生があって、その傍らに浩子さんの歌があったのだなあなんて思うと、少しセンチな気分になってしまった。

 いつもであれば遠目でチラリと見る程度の会場グッズ販売だが、今回は50周年ということで目玉があるかもしれんと思い販売の列に並ぶ。記念グッズを紹介するチラシによれば、記念のインタビュー本が4,500円というぼったくり価格で販売されている。高いが記念だし、これを買うことにする。 
 紹介するチラシによれば100頁の大ボリュームというあおりに期待。しかし実物は結構薄く、ぼったくり感はさらにマシマシ。よくある話で買ったことに満足してまだ中身読んでませんが、何か。
 長蛇の列に対して販売員は三名と少ない。列は解消することもなく並び続ける。「定刻になり次第、コンサートは開催します」との告知。早めに購入出来て良かった。

 三階席は思った以上に高いが、同様の座席数を一階に作ることに比べれば、ステージから近くなるかもと思った。オペラなどではこうした席に貴族など身分の高い人が座ってオペラグラスで鑑賞するなんてのを見掛けるが。
 自分の座席の前列に四人で揃ってやってきた推定60歳越え親父が座り、でかい声で喋り始める。コンサートが始まったら遠慮してくれよとは思ったが、なかなかうざかった。案の定他のお客さんからもうるさいと思われていたのか一喝されていい気味。ただせっかくのコンサートなのにいい気分になれなくて残念だよな。

 コンサートは谷山浩子と縁の深い奏者が集まり、オールリクエスト型式で行われた。リクエストに対してその場で打ち合わせて演奏していくあたりは面白い。代表曲と呼ばれるような歌が選ばれないのはちと残念だし、曲によってはすでに歌うのがつらいものもある。それも含めてコンサートの醍醐味なんだろうけど、んー。
 でもベースと斎藤ネコのバイオリンは良かった。

01 まもるくん
 ・出来てしまった曲
02 催眠レインコート
 ・雨乞いの歌
03 鬼こごめ
 ・彼氏の鬼にお前はダメだ!という歌
 ・ベース
04 僕は帰るきっと帰る
 ・犬の歌
05 真夜中の太陽
 ・半音違うだけで歌いやすくも難しくもなる。二代目谷山浩子への言及
06 ブルーブルーブルー
 ・明るい爽やかポップス(石井AQ)
07 イーハトーブの魔法の歌
 ・古い
 ・あたたかくしっとりとした雪の歌

(小休止)

08 果物屋のテーマ
09 小さな魚
 ・どフォーク(石井AQ)
10 仇
 ・見た夢を歌にした唯一の曲
11 ネムルル
 ・新しい曲がリクエストされることは少ないので嬉しい
12 岸を離れる日
 ・最後に相応しい選曲

 (アンコール)

13 きみがいるから
 ・最初は「血管」という曲名だった
 ・命を大事に感謝する歌
14 さよならディーノ
 ・作”曲”グランプリ一位

 新曲「きみがいるから」は歌うだろうなと思った。亡くなった旦那さんや自身の闘病生活などといったことを一切語らない辺りは浩子さんらしいと思った。

2021年6月13日日曜日

谷山浩子と栗コーダーカルテット 2021/6/12 東京文化会館

  一年半ぶりに谷山浩子のコンサートへ行ってきた。昨年はコロナウィルスによる自粛要請でコンサートは軒並み中止。さらに秋口になると浩子さんにガンが発見され活動をしばらく自粛していた。
 浩子さんは Youtube にて活動を再開したもののコロナウィルスは治まらず、このまま今年もコンサートはやらないのかと思っていたが、春になってコンサートの開催と抽選予約の案内メールが届いた。
 「放課後の音楽室」は初めて行った浩子さんのコンサートで、ゲストを呼んで一緒に演奏をするという形式。チケットの半券を利用したリクエストコーナーもないし、見知らぬゲストの音楽を聴いてもなぁという気持ちもあったが、復帰初のコンサートでもあるしチケットを購入することにした。
 いつも通り全席抽選式。先行予約に応募できたこともあり無事チケット確保。コロナによる緊急事態宣言は解除されぬまま、6月12日東京文化会館にてコンサートが開かれた。

 当日、床屋で散髪してからロマンスカーにて上京。お昼前に新宿に到着。東京へ出るのも久しぶりではあるが、特に行きたい場所、見たい場所があるわけでもなく、まあぶらりとしようかと無計画。せっかくなので新宿から文化会館のある上野までのんびり歩いて行くことにした。歩きで10kmほどの距離。3時間ほどあれば着くか。
 梅雨入り前の6月は日差しも強く、真夏のような暑さ。家を出る時は薄手のコートを羽織ってきたものの、新宿通りを歩いている内に汗ばんできて脱いでしまった。通り過ぎるバス広告にあった「ゴジラストア」の文字が気になり、せっかくだからと立ち寄ったものの、デパートの一角にこじんまりと設営されているだけで、また売っているグッズもよくあるTシャツやタオルといったアパレル関連とちゃっちいおもちゃの類い。バス広告で宣伝するほどのものか?と思ってしまった。

 ゴジラストアを出て四谷を目指す。道中手持無沙汰でもあるのでウォークマンでも聴こうかとポケットを探ると・・・ない。コートを畳んだ時に落としそうだからとポケットのベルクロをしっかり止めたはずなのに。ちょっと信じられなくて幾度も探したが見つからず。これまで幾度となく失くしそうになってきたものの、奇跡的に失くさずにきたウォークマンだったが、ついにお別れとなった。
 独自の音楽形式で囲い込みをしようとするくせに、基本ソフトが使いにくく、さらに頻繁に更新されるというソニーのやり方には不満を持っていて、そろそろ音楽管理を替えようかと思っていた矢先でそれほどショックはない。スマホ全盛期となった今、音楽を聴くためだけにウォークマンを持つというのもナンセンスだし・・・なんて自分を言い聞かせることにした。いい機会であることは確かだ。

 新宿通りを四ツ谷まで出る。四谷三丁目にあった「"天然"たい焼き」とは一体?
 新宿通りから四ツ谷駅を越えて左折。靖国通りへ。市ヶ谷を過ぎ靖国神社を見送って九段へ。武道館を右手に見ながら坂を降りていき神保町へ。
 神保町の古本街にて店頭に並ぶ古本を物色する。楽しい。いまや amazon で古本も指名買いが出来るようになり、こうした古本屋散策という機会が減って久しい。郊外にある Book-off では品揃えが画一的で、これといった本に出会えないが、やっぱり神保町にある古本屋は一味違った品揃えで棚に並んだ本を見ているだけでも楽しくなる。
 欲しい本は一杯あったが荷物になるので買い切れず。「大山康晴の晩節(著 河口俊彦)」「マネーボール(著 マイケル=ルイス)」「ひとりぼっちを笑うな(著 蛭子能収)」「世界の日本人ジョーク集(著 早坂隆)」の四冊を購入。今度は古本を買うためだけに足を運びたい。

 小川町から中央通りに左折。秋葉原へ。神保町の古本と違い秋葉原では掘り出し物が見つからない。リバティや駿河屋といった昔であれば興味を惹かれた店も、店内で売っているものはキャラクターフィギュアばかりで店内に入る気もしない。現代ではネットによる通販が便利になり過ぎて、街中を歩き回って掘り出し物の中古PCを探す必要もなく、また探したところで値段はネット価格と変わらないだろう。こうして秋葉原の怪しい店を練り歩く理由がなくなってしまった。便利にはなったが寂しい限り。

 電気街を過ぎて御徒町のアメ横へ。魚と衣料品とお菓子のお店が並ぶ。並べられた品々を見るがあまり安いと思えない。アメ横に来た理由は老舗のミリタリー店「中田商店」で衣料品が見たかった。店内狭しと並べられた衣服だったが、本気で買おうと思っていないので心に響かず、ああこんなものもあるのね程度になってしまった。秋口であればM65フィールドジャケットを購入したかったのだが。代わりに店頭にて1800円と手ごろなブッシュハットがあったのでこれでも買おうと思ったものの、店内にもう少し高いハットが展示されており、買ってからコレジャナイ感を味わうのが嫌で、結局何も買わずに店を出た。
 かわりに神保町で買った本が邪魔だったので、かばん屋に吊るされていた安いショルダーバッグを購入する。リュックサックは大きいし背負うと暑い。かと言ってハンドバッグは手に持っていると邪魔だしで他にいいものはないかと思っていた。小さめのショルダーバックは使い勝手が良さそうで、城巡りなどの旅行にも便利だろう。

 15:00ごろ上野に到着。新宿からぶらぶらと歩いてきた割には結構早くついた。喫煙所を探して少し迷う。上野公園前交番では警察が三人立哨している。何をしているのだろうと思っていたら、どうやら信号無視の車を張っていたらしい。信号の位置が悪いのか見ている前から一台捕まっていた。
 喫茶店で時間を潰そうとしたもののルノワールは満席。仕方ないので上野公園のベンチで先ほど買った本を読みながら時間を潰した。公園は割と人が出ていて、緊急事態宣言がまったく効果を発揮していない。開場時間にあわせて文化会館を目指した。

 17:00開場。席が思っていたよりステージに近くてラッキー。全席抽選なれど正面の特等席はファンクラブが優先しているのだろうな。いつも通り初老ばかりの会場は満席となった。コロナウィルスへの配慮とかないのね。隣の席のお客が独り言をぶつぶつ言ったりする人でウザイ。
 予定通り17:45開演となり、浩子さん栗コーダーカルテットさんが登場した。体力的な問題かのどの調子が悪いのか、コンサートは完全二部構成となり、最初の部では浩子さんは引っ込んでしまい、栗コーダーカルテットのみの演奏となった。知らない曲ばかりであまり面白くない。会場を見回してもいまいち乗り切れていないように感じた。
 いったん休憩を挟み、第二部は浩子さんも出てきての演奏となる。覚えていない最近の曲と昔の曲とが半々くらいの構成。毎回こんな感じの曲構成からして、これはわざとなんだろうな。やっぱり浩子さんは久しぶりのコンサートというともあり、年齢的なこともあり?発声がいまいちな感じがしてしまう。若かりし日のオールナイトニッポンにおける生歌はレコードと遜色なかったものだが。

 01 ピタゴラスイッチ オープニングテーマ
 02 マヨネーズ第二番
 03 サウスポー
 04 しっぽのきもち
 05 ボンネットバス
 06 羊どろぼう
 07 青空節
 08 帰り道
 09 テルーの唄
 10 川口くんおすすめトラッド1&2
 11 うれしい知らせ

 なんかね。高音担当のリコーダーがうるさいというか、男性が女性の声で歌っていると感じてしまうというか。それが出てこない楽曲は普通に聞けた。それにしてもサウスポーという選曲はどうなのよと思ってしまうし、浩子さんのレパートリーからテルーの唄を選ぶというのも一般人向けという側面が見透けてしまう。

 12 わたしじゃない月のわたし
 13 マギー
 14 朝ごはん
 15 ウミガメスープ
 16 向こう側の王国
 17 きれいな石の恋人
 18 恋するニワトリ
 19 ネムルル
 20 さよならのかわりに

 アルバム「しまうま」以降の曲はあまり乗れない。いい曲もあるのはわかっているけれど、それまでの浩子さんと曲調が変わってしまった気がする。結婚したからだろうか。自分が社会に出たからだろうか。なのでコンサートでは半分程度しか楽しめない。
 浩子さんが電子ピアノを弾く弾かないで盛り上がる。プロレス?
 仕方ないとはいえ声量は不足し高音が伸びない。若かりし頃自分は発声が弱く、自分で歌うより楽曲を提供する側でいたいと言っていたが、「風になれ」などを聞く限り美しい歌声なのにと思っていた。でも今にして思うとその言葉はあながち謙遜でもなかったのだろう。

 En 花さかニャンコ

 ここ最近の一押し曲なのだろうが、個人的には好きじゃない。浩子さんは芸歴も長いし楽曲も多岐にわたるから好き嫌いがでるのは仕方ないと思う。

 20:15頃閉演。外は当たり前だが真っ暗。自粛要請のため飲食店は軒並み閉店。そのまま夜の町を歩きたい気持ちもあったが帰ることにした。電車で帰る人並み。車窓から見える人々の姿。昔は自分もこの人並みの中にいて、大東京の中でそれこそ粒子のような存在なれど必死に食らいついていたのだと感傷に浸る。後悔もあり失ったものもある。でも得たものもあるのだからと思い返す。

2020年10月3日土曜日

衝撃的なニュース

  自分にとって衝撃的なニュースが立て続けに発生した。

 一つ目は、ホンダF1から撤退。
 今シーズンのF1はコロナ騒ぎで開幕が遅れ、始まってみれば相変わらずメルセデス一強となっている。
 打倒メルセデスでありライバルのフェラーリは、昨年の不正問題から立ち直れず低迷。昔の友ルノーも優勝争いを出来るほどの強さは無し。むしろピンクメルセデスと言われるレーシングポイントの速さが目立っている。
 そんな中で唯一メルセデスと争えているのが、今シーズン二勝のホンダエンジン(レッドブル1勝、アルファタウリ1勝)。マクラーレン時代の暗黒期を乗り越え、やっと光明が見えて来たのに残念な限りだ。
 初タッグとなったレッドブル。今シーズンは二シーズン目ということもあり、チャンピオンシップ争いになるかと思ったものの、かつての最強シャーシーは見る影もなく、メルセデスの独走を許す結末。確かにこれでは企業として続けていく理由がみつからないよな。
 相変わらず国内F1は有料放送のみと一部のファンのみにしかピーアルできず、ホンダの主戦場たるアメリカではカート以下。ガソリンエンジンから電気へとシフトしようとしているこの時期、小身のホンダで世界の自動車メーカーと渡り合うには無駄なお金を掛けていられないのはわかっている。
 わかっているけれど、さみしいのも事実。

 二つ目は谷山浩子の乳がん。
 今年はコロナ騒ぎでコンサートが軒並み中止となってしまった。この秋、昔のライブDVDが復刻され、久しぶりに浩子さん情報でもとネットを調べていたらこのニュースを知って愕然とした。
 去年はかぜで喉を傷めたりと心配。お体だけは気を使って欲しい。

 三つ目はプレイステーション5。
 なんだかんだ言って本体49.980円というのはよく頑張った。マイクロソフト期待のXBOXに比べると性能がどうとかこうとか言われているけれど、結局マルチタイトルが多いのであれば本体性能がどうであれ同じような出来栄えに統一されるのが現状。一、二枚劣る程度ではあまり問題にならないと思う。
 それよりユーザーの囲い込みとかで売り上げ、利益は決まってくるだろうから、プレイステーション4で取り込んだユーザーを手放さないように立ち回ってほしい。
 個人的には大作を遊びたいなら互換性、性能ともPCが一番だし、手軽でゲームらしいゲームを遊びたければ、やはり任天堂が一番。結局プレイステーション4同様、プレイステーション5を買う予定はないものの、かつてのソニーファンとして頑張って欲しいと思っている。

 他。
 トランプ大統領がコロナ発症。
 アゼルバイジャンとアルメニアの軍事衝突。
 など。

2020年3月16日月曜日

近況

 この所、ブログの更新をさぼっていたので、最近起きたことをまとめて書く。

・ツーリング
 1月から寒い日が多くなり、ツーリングは億劫になってしまった。
 3月になってやっと暖かくなり、伊豆へとツーリングに出掛ける。昨年の台風で通行止めになっていた十国峠前の道が片側交互通行で復旧したので、それを見がてら伊豆スカイラインを往復した。
 通行止めになっていた道は予想以上にひどい有様。完全に道が崩落していて復旧の目途は立ちそうにない。現状仮設の橋を架けて通れるようにしているが、重要な幹線道路という訳でもないし、しばらくこのままなのかな。
 伊豆スカイランから下田まで足を伸ばそうとするが、やけに交通量が多く感じる。もしやと思い調べてみれば、どうやら河津桜が見所になっているようだ。渋滞にはまるのも嫌なのですぐに引き返すことにした。
 温かくなったらツーリング先の希望としては、
 ・甲府方面(甲府城、躑躅ヶ崎館)
 ・掛川方面(掛川城、大井川上流)
 ・千葉方面(房総半島一周)
 ・大菩薩峠~奥多摩
あたり。

・マジェスティ受難
 1月にブレーキパッドとギアベルトの交換をして思わぬ出費となったマジェスティ。今度はバッテリーを上げてしまうという災難。
 仕事が終わっての帰り。エンジンを掛けようとするがセルが回らない。スタートボタンを押したときに違和感を感じたのだが、どうやらオンにしたまま放置してしまったようだ。ありえない・・・。
 出先からバイク屋を調べると4キロほど先の平塚駅前にヤマハのショップを確認。夕方なので営業時間を確認してから持ち込むことにした。平塚駅から仕事場までは、バイクで10分たらずの距離。たかだか4キロだが、重たいビッグスクーターを押しながらは過酷であった。考えてみれば普通に歩いても一時間近く掛かる距離なのだ。
 ちょっとした坂を押し上げるのに苦労し、暗くて狭い夜道はすれ違う車が怖い。汗だくになり、喉はカラカラ。何度もくじけそうになり、これなら時間かかってもロードサービスを頼めば良かったと後悔し、しかし明日も仕事だから今日中に直さないとまずいと言い聞かせ、1時間30分ほどでショップ到着。
 バッテリー交換は工賃込みで1万5千円。国産バッテリーは1万円ちょいするので妥当な価格。ネットで台湾製を買えば半額だし、専門家にお願いするほどの作業じゃないのだが緊急事態なので仕方ない。
 アイタタタな出費が続く。

・テレビ買い替え
 ドラクエビルダーズをプレイ中、画面上部の色がおかしいことに気付く。オブジェクトが多くなってきているのでSwitchの性能がおいつかないのかなと思ったが、ゲームを終了してPCやテレビに切り替えても色が変わらない。良く調べると画面の上側1/3あたりが全面的におかしく、特定の色が発色されていないように感じた。
 このテレビも購入して10年以上たっており、何度か買い替えを検討していた。これもきっかけかと新しいテレビを買うことにした。
 テレビを買うなら4K。画面サイズは50インチ以上も選べるが、部屋のサイズから考え43インチにした。今使っているのが37インチなのだがベゼルが太めの古いタイプなので、本体の大きさ的には変わらなさそう。
 アマゾンで調べた結果、ゲーム倍速モードを搭載で安価のHisenseというメーカーにした。最近のテレビはHDDをつなげれば録画できるのね。しかも6万円と馬鹿安だし。
 接続しての印象は今までのテレビと発色が全然違うこと。新しいのと比べてわかる性能の差に驚き。アップコンバートもされているのだろうが、Swtichのゲームがより綺麗に見える。
 4Kゲームはどうかとダークソウル3のPC版で4K表示してみたが、こちらはグラボの性能が追い付かないようでスローモーションになってしまった。次はPC買い替えか。

・ゲーム
 最近はまっているのが、
 ・ドラゴンクエストビルダーズ2
 ・ゼノブレイドクロス
 どちらも息長く遊べるゲームで、すでにクリア済みなのでのんびりプレイ。時間泥棒。

・谷山浩子
 ニコニコ動画の谷山浩子チャンネルがこの3月で終了するそう。あまり感慨はないし、聞く予定もなし。オールナイトニッポンの頃と違い過ぎてなー。なんて言いつつ、いそいそと2月1日のコンサートに出掛けた。
 渋谷で行われたコンサートは全曲リクエストで構成。曲目を浩子さん自らチケットの半券を使って抽選。ファンからのリクエスト曲を歌うものだが、そこへ簡単な楽曲紹介が挟まるのが興味深い。あの曲はこんな意味だったんだぁと、何十年ぶりに知れるのが面白い。

 1.Weather Song
 2.鳥籠姫
 3.テングサの歌
 4.洗濯かご
 5.穀物の雨が降る
 6.人魚は歩けない
 7.てんぷらさんらいず
 8.まっくら森の歌
 9.きみはたんぽぽ
10.鏡
11.森へおいで
12.きみのともだち
13.素晴らしき紅マグロの世界
14.すずかけ通り三丁目
15.約束の海
16.仇
17.DESERT MOON
18.ピエレット
19.ひとみの永遠
20.終電座
21.満月ポトフー
22.テルーの唄
23.悪魔の絵本の歌

2019年12月16日月曜日

江戸城、谷山浩子

 12月7日。谷山浩子のコンサートが江東区文化センターホールで開催された。今年初めてコンサートに出掛けたと思ったら、何ともう三度目。東京で行われるコンサート。せっかくなので東京観光を兼ねて「江戸城」見物。つまり皇居を訪問。

 まったく下調べせず。まあ東京駅を降りて丸の内へ出ればいいのね。傘を忘れたので雨に打たれつつ、いちょう並木を歩いていけば、多くの観光客と警察官の警備。さすが皇居だなと思ったら、本日特別な催しが開催されていた。
 その催しと言うのは「大嘗宮」の一般公開で、皇位継承に伴う祭祀が行われた場所とのこと。伊勢神宮にもあったような豊穣を祈念しての建物らしいが、詳しいことはよくわからないというか、興味があんまりない。雨の中ずらりと並ぶ行列に加わる気にはなれず、楠木正成像のそばにある休憩所でスタンプを押して江戸城(皇居)を後にする。


 思えば東京には三年住んで八年近く通勤していたのに、江戸城に来たことなかったんだな。周辺はいくらでも歩き倒したんだが。

 コンサートの開場は17時。現在13時。とくに暇つぶしをするスポットも思い浮かばず。国立科学博物館へ行こうかと思ったが、特別展の内容が「ミイラ」とのことで興味が沸かず。江戸城から銀座方面へのルートを調べると、日比谷の東宝劇場前にゴジラ像というのを見つけたので訪問。


 何このしょぼさ。もうちょっと、お金掛けられなかったのかね。

 かなりがっかりしながらそのまま銀座をぶらつく。本屋に立ち寄り来年の日記を購入。クリスマス向けの飾り付けがされた百貨店のショーウィンドウを眺める。警察博物館でVFRを眺める。
 まだまだ開場には時間があるので、東西線には乗らず、そのまま永代橋通りを歩いていくことにした。隅田川で一服しつつ、門前中町でもつ鍋屋が多いことが不思議。どうして?


 木場まで歩いて16時。1時間ほど喫茶店でゆっくりして、17時すぎに江東区文化センター到着。17時30分からコンサートが始まる。今回もピアノひとつで曲間のおしゃべりという構成だった。膨大な曲のレパートリーの中から「どうぶつ」をテーマとした楽曲が歌われた。
 三度目のコンサートと言うこともあり慣れてしまったのか。生の谷山浩子にもあまり感動を覚えず。前回のコンサート後のどを痛めた話しをしていて、もう浩子さんも歳なんだなぁなどと感じる。
 高音と美しい調べが特徴的な歌「SEAGULL」を聞き、何度も聞いたCDに比べてどうしても高音の伸びが残念で、厳しいなと思ってしまう。これが生の良さと言う人も多いのだろうけれど。
 結局知っている歌を歌う浩子さんを同年代的に応援する人、何度も何度も通ってファンクラブ同士の集まりを楽しむ人なんかには楽しいのだろうけど、いったい自分は何が良いのだろうか。浩子さんのMCもつまらなくはないけれど、昔のオールナイトニッポンの頃の若い浩子さんとはだいぶ・・・ね。
 そんなことを考えてしまった三度目の谷山浩子コンサートだった。

 1.のらねこ
 2.うさぎ
(谷山浩子を知ったころの歌を二番目に歌ったので感慨深かった)
 3.雲雀
 4.水蜘蛛
(雲雀に続いて「もう一人のアリス」から。懐かしい)
 5.竜
 6.お早うございますの帽子屋さん
(以下、9.までリクエスト)
 7.あかり
 8.たんぽぽ
(別離の歌とずっと思っていたが、追い掛ける歌だと今更知る)
 9.愛をこめて。海
10.花さかニャンコ
(みんなで歌うという趣向に乗れず)
11.ネムルル
12.催眠レインコート
(この曲はやっぱり名曲なんだなと感じた)
13.きつね
14.SEAGULL
(最後にきて残念な気持ちになってしまった)
15.卵
16.NANUK
17.河のほとりに
(高校生時代を思い出してしんみりした)

2019年10月15日火曜日

雑記 19/10/15

 先日の台風で西湘バイパスが通行止めとなっている。今日で5日間。大磯付近の法面が崩落したそうで、また国府津PAの被害も酷いらしい。
 一昨年の台風で大磯西ICから二宮ICまで下り線が一車線となっているが、今回も同じ辺りがやられたのだろうか。海岸線をなんとかしない限り、西湘バイパスは無理なのか。
 聞けば砂防ダムを河川の上流に作りすぎて、土石流の被害は食い止めることができるものの、河口に流れるはずの砂が流れず、結果浸食が進み、海岸がなくなったという。あちらを立てればこちらが立たず。
 西湘バイパスが使えないと国道一号線が大渋滞になるのでつらい。

 ニコニコ動画にアップされている谷山浩子のオールナイトニッポンを聞いた。今の谷山浩子ではなく80年代のもの。初々しい声と何とも言えない話題は懐かしくもある。
 青春歌手とカマトトぶっていながら少しエロ話しをしてみたり、アニメや漫画のランキングをしてみたり、オールナイトニッポンのメインターゲットである学生向けの手紙紹介があったり。
 とても美人とは思えない谷山浩子だが、その親しみやすさというか手が届きそうな雰囲気が受けて、継続的なファンを掴めたのだろう。もちろん長年、毎年のようにアルバムをリリースしたこともあるけれど。
 その気さくで親しみやすそうな感じは「オタサーの姫」に見えてしまった。
 そういえば前回新宿で行われたオールリクエストコンサート時、のどの調子が悪いようだったが、その後声が出なくなっていたそう。後半のプログラムは中止になったらしく、自分の回は開演されてよかった。お体お大事に。

 2りんかんでセールが行われ、電熱グローブが半額とのこと。
 電熱グローブは興味があり、通勤用のマジェスティにグリップヒーターをつけようと考えているが、安く購入できるのであれば汎用性が高いグローブの方がいいかなと思った。
 さっそくお店に行ってみれば、半額なのはバッテリーだけでグローブは別。バッテリーは1万1千円とお高いのでこれが半額になるのは嬉しいが、グローブはさらに高価で1万7千円だった。
 これじゃグリップヒーターと取り付け工賃(約2万円)を上回るわけで、買わずにすごすごと退散した。セールの内容をよく見てなかった自分が悪いので2りんかんにどうこう言うつもりはないけれど。

2019年9月19日木曜日

谷山浩子 猫森集会2019

 谷山浩子のコンサート、猫森集会に行ってきた。いくつかのプログラムがあったのだが、知っている曲が多いであろうオールリクエスト回を選んだ。ゲストはベーシストの佐藤研二氏。会場は新宿の全労災ホール/スペース・ゼロ。開場前に列が並んでおり、おっ凄いなあとびっくり。
 ホールは中央にステージが設けられ、四方を取り囲むように座席が並んでいた。300人くらいの座席数で満席だった。前回行ったコンサートに比べて若い人もチラホラ見かけたが、やはりメインは50~60代の男性7割女性3割といった所か。

 リクエストはどうやって行うのだろうと興味津々。事前に紙に書いたわけでもないしと思っていたら、入場チケットの半券が入った箱から抽選するというシンプルなもの。もし当たったら何をリクエストしようとドキドキする。一度聞いてみたい「扉をたたいて」かオーソドックスに「てんぷらさんらいず」か。
 浩子さんは風邪気味で発声がイマイチとのこと。確かに高音が少しかすれている様にも感じた。それでも二時間のコンサートをきちんと務め上げるのは立派。オールリクエストということで即興演奏となれど、しっかりまとめ上げる佐藤氏、石井AQはお見事。
 アルバムではリフレインで終わるような曲をアイコンタクトしながら収束させる際の浩子さんの表情がかわいらしかった。

 猫森集会が終わると全国ソロコンサートがあり、近い会場だと12月に公演があるみたい。今年になって急に谷山浩子漬いているが、チケット取ろうかなぁ。


 すずかけ通り三丁目
 窓の外を誰かが歩いている
 まっくら森の歌

 君の時計がここにあるよ
 さかなの言葉
 水玉時間

 のらねこ

 ガラスの巨人
 風のたてがみ
 夜のブランコ

 今どうしたら
 小さな魚
 ハサミトギを追いかけて

 世界一不幸なトナカイ

 LADY DAISY

2019年6月23日日曜日

谷山浩子 放課後の音楽室 須藤千晴先生と

 谷山浩子「放課後の音楽室」に行ってきた。コンサートの鑑賞は久しぶり。
 谷山浩子のコンサートは一度見に行く機会があった。それは20年前の思い出。青山の子供の国で行われたもので、会場まで行ったにもかかわらず、何故かチケットを持ってくることを忘れて泣く泣く帰った。今にして思えば、当日券を買えばよかった。
 今回はそれ以来のコンサート鑑賞なので感慨深い。

 会場は上野の東京文化会館にて。
 あいにくの雨模様。上京するのは久方ぶり。せっかくなので秋葉原と神田を散策した。
 記憶に残っていたお店はあらかたつぶれてなくなっていた。中古屋さん、トライタワー、神田のカレー屋。20年たっているのだから当たり前か。
 それでも体は街並みを覚えていて、この角を曲がれば何があるとか、ここの先の風景はこんな感じとかわかるのが懐かしかった。懐かしさがさみしかった。

 開場は17時。少し早めに到着すると楽屋口に人だかり。英国ロイヤルバレエ団の公演があったらしく、その出待ちが行列を作っている。人気のダンサーを一目見ようとスマホ片手に群がる人並み。すごいなと思いつつ、出てくるダンサーを見ても自分にはすごさがわからず、そのギャップに戸惑いつつ。谷山浩子だってわかる人にしかすごさがわからないのだろうと思ってみたり。
 会場の文化会館小ホールには短い列。開場にはまだ時間があるがすることもないので一緒に並ぶ。しばらくして開場。入ってすぐに売店。CDや書籍、グッズを販売していた。せっかくだから何か買おうかと思ったが、CDは全部持っているもので、グッズと書籍に惹かれるものがなかったのでスルー。

 こじんまりとしたホールの座席数は200席ほど。舞台は小さくグランドピアノひとつで一杯の大きさ。自分の席は二階だったので残念に思っていたが、ホールが小さくて舞台が近く感じられた。
 時間潰しにお客さんを観察すると、やっぱり年配のファンが多くて若い人はいない。自分と同年代から上の方が多い。男性七割の女性三割。割と一人で来ている人が多かった。恋人同士や夫婦連れ添って来るファンは少ない様子。谷山浩子ファン層の実態を実感する。
 思っていたより座席は埋まりほぼ満席。谷山浩子がずっと活動できているのは、こうして地道なファンがついてきているからなのだろう。

 定刻となりコンサートが始まる。
 生の谷山浩子さんを初めて見る。感動。けっこう太っていた。もうおばあちゃんなのね。共演の須藤千晴さんは美しいピアニスト。
 浩子さんは座って歌を歌う。体を揺らしてリズムをとるのがかわいらしい。歌の合間にのどを潤すためか飲み物を飲むしぐさも愛らしかった。歌の間のトークもラジオで聞き馴染んだ浩子さんのそれだった。

 曲目は半分知らない曲だった。ここ最近のアルバムは買ってパソコンに取り込みこそすれどほとんど聞き込んでいない。惰性で買っているだけ・・・。「しまうま」あたりからのアルバムは何か自分にしっくりこない。自分が変わったのか浩子さんが変わったのか。
 共演の須藤さんのピアノはとても上手で官能的で情緒に溢れていた。CDで繰り返し聞いたメロディがそのまま流れてくるだけでなく、強弱のめりはりが素晴らしくてともすれば浩子さんの歌より聞き入ってしまった。
 二部になって聞きなれた歌も流れる。当然ながら知った歌は、よりのめり込んで聞くことが出来た。すずかけ通りや冷たい水の中等々、じーんとしみいる歌ばかり。

 かくて谷山浩子のコンサートが終わった。何でこれまで行かなかったんだろうね、と自問したくなる楽しいイベントだった。聖域にし過ぎ?
 秋に開催される猫森集会も絶対、絶対チケット取ろう。