2021年7月24日土曜日

2021夏 東北⑥

  2021年夏のツーリング。東北一周も本日最終日。かなりの強行軍で、あと一日日程を伸ばせば楽だったのにとも思うが、観光メインではなく走り中心だとこんなものだろうか。


  起床は5:00。のんびりするつもりはなかったが、出発準備に時間が掛かってしまった。最終日だからしっかりパッキングをした為?荷造りに慣れて早くなっても良いものだが。
 晴天が続いていた今回のツーリングだったが、ついに曇り空となる。おかげで気温的には楽になりそう。雨さえ降らなければという所。

①R398
 再び三陸沿岸道路を使用。気仙沼から南三陸町へ。国道398号線を海岸沿いに走る。
 震災の影響を感じる風景。海岸沿いには取って付けたように堤防が立ち並び、まわりにはだだっ広い空き地が広がる。民家はなく、新しい施設と新しい道が不自然に出来ている。既存の町や道路は津波で流されてしまったのだろう。10年たってやっとここまで復興したのか。どれだけの予算と人手が費やされたのか。

 北上川を越えて女川、石巻へ。震災の波紋。今まで知っていて見ないようにしてきたもの。何故おすすめスポットがないのか。それに気付けなかったのか…。

②牡鹿半島
 この辺りも復興工事が行われているが、他の地域に比べて遅れているように感じる。工事の優先度によるものか。牡鹿半島を県道41号線、コバルトライン、県道2号線にて走る。半島のあちらこちらで道路工事が行われ、ダンプカーが行ったり来たりしている。
 半島の先にある御番所公園にて小休止。

③マルホンまきあーとテラス
 男鹿半島から深浦への道中、道の駅「みねはま」にてナウシカのポスターを見掛ける。「アニメージュとジブリ展」という展覧会の告知だった。石巻市の複合文化施設まきあーとテラスにて開催中とのこと。石巻を通った際、時間があれば寄ろうと計画していた。
 今にして思えば「みねはま」から石巻までは直線距離でも200km以上離れている。何であんな所にポスターが貼ってあったのか。ちなみに他に立ち寄った場所で見掛けた記憶はなく、本当偶然にその開催を知ったという感じ。不思議な縁。

 館内撮影不可というのが残念。かなり興味深い資料が多くて見応えがあった。
 ナウシカを前面に出したポスター、「アニメージュとジブリ展」という題名、一冊の雑誌からジブリは始まったというコピー等々。ジブリが中心の展示会かと思えばさにあらず。アニメージュが創刊された経緯に始まり、ヤマトからガンダムへと流れていく70年~80年代のアニメ界の歴史が紹介されていた。
 それ以降についてはほぼ割愛され、ナウシカについてもキャッチーに使われているわりに紹介は簡単なもので、トップクラフトからジブリが設立された経緯についても深く言及されてはいないのが残念。「一冊の雑誌とジブリの始まり」がテーマじゃないのかい、と言いたくはなる。

 風使いのコスチュームを現実に再現してみたりと、所々でナウシカ押しが目立つが、これは噂の「風の谷のナウシカ2」への布石なんだろうか。
 会場の最後には当たり前のように物販コーナーが設けられていたが、ジブリのキャラクターグッズの値段設定がエグイ。とても手が出ない値付けとなっているが、熱心なファンや子供連れなどは買わざるを得ないのだろうな。自分は前から買おうと思っていた大塚康夫の「作画汗まみれ」と鈴木敏夫の「天才の思考」が売っていたので、よい機会だと思いこれを購入した。

④松島
 日本三大景勝地のひとつ。陸前の松島。ここを通ることが決まってから調べたんだけど。本当一般的な教養に疎くて困る。宮戸島付近の奥松島から松島海岸へ。海岸付近は予想通り観光地化しており人並み多し。なんか興味を失ってそそくさと出立。

 かくして2021夏の東北ツーリング終了。時間調整のため多賀城の快活クラブへ。道中どうもみたことのある風景だなと思ったら、昨年の北海道旅行で利用した仙台港フェリーのりば付近だった。懐かしさと勝手な親近感を覚える。
 本日ここまでの走行距離は242.5km。

 多賀城を19:30頃出発。帰路につく。途中で雨警報が出ていたが、天気アプリで調べる限り山間ルートのみ。海岸線を走る常磐道は大丈夫。
 推奨ルートは常磐道から首都高速経由ということだったが、オリンピック期間で交通規制がありそうだし、高速の乗り換え時に清算すると深夜割引の対象外になってしまう。そこで遠回りではあるが、つくばから圏央道で帰ることにした。

21:15 中郷SA
 多賀城から200kmほど走る。SAというが何もない。
22:25 友部SA
 給油。虫虫アタックが凄い。シールドからカウルから虫の死骸だらけ。
00:40 厚木PA
 ノンストップで圏央道を走り切る。結構疲れた。
01:30 小田原 帰宅

  本日の走行距離は719km(帰りの高速区間=476.5km)。走ったなー。東北ツーリング6日間累計が2,725.6km(東北=1,782.9km)。

2021夏 東北⑤

  東北ツーリング五日目。三陸海岸を南下する。ツーリングマップルやツーリングガイドを見ても「ここ」という押しのない地域。その理由は走ってみてわかった。


 昨日、キャンプ場にて野営した際、虫のブーンという羽音が結構気になった。 そのうち静かになるだろうと放置して就寝。朝起きるとなんと、テントにセミの抜け殻がいくつもくっついていた。あの羽音は地中を這い出てきたセミの幼虫が、テントを登って羽化し、飛び立っていく音だったのだ。

① 根城
 八戸にある100名城のひとつ根城へ。南北朝~戦国末期のお城ということだが、当時のお城にありがちな山城ではない。馬淵川流域に縄張りがなされ、戦うためのお城と言うより、ここ一体を支配するための領国経営を主としたお城だったのだろう。

②種差海岸
 八戸港へ向かいそのまま海岸線沿いを進む。ナビを見るとウミネコ繁殖地という案内。見れば神社らしきものが建っている。何ごとかと思い調べれば、ウミネコは漁場を教えてくれる弁財天の使いということで、その信仰のために建立されているということ。
 辺りは当然ながらウミネコだらけ。糞が怖いのでそそくさと退散する。


  そのまま南下すると葦毛﨑展望台が見える。これは旧帝国軍が軍事施設として利用していたというもの。確かに展望台は土塁で固められ、トーチカというか砲台でも置いてあったかのよう。

③小袖海岸
 久慈市を海岸線沿いに出たあたり。つりがね洞など奇石の立つ、岩場の多い海岸。海女さんを主人公としたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台としても有名らしいが、自分はよく知らないのでスルー。

④北山崎、⑤鵜の巣断崖
 このあたりは昔は海だった場所が隆起しかつ海岸線が低くなったことで高低差を増したとされる。そのため断崖絶壁の手前に平坦な台地の部分があるのが特徴らしい。海岸線沿いに切り立った崖が延々と出たり入ったして続く。いわゆる三陸海岸らしい風景を生で味わう感動。駐車場から少し歩くが来る甲斐のある風景だった。

 名前の面白い道の駅「たろう」で一休みする。「たろう」= 田老 ≠ 太郎

⑥浄土ヶ浜
 極楽浄土のような風景との触れ込み。夏シーズンということで通行規制が掛けられているのか海岸線へ出られず。ビジターセンターから歩いて行けるようだが、だいぶ時間が押しているのでパス。

⑦三陸沿岸道路
 東日本大震災の復興道路として建設された。自分の使っているゴリラナビには乗っておらず、つい最近開通したことがわかる。
 ナビの案内がないので少し不安もあるが、宮古から気仙沼までは立ち寄る場所がないことと、だいぶ時間が押していことで利用する。無料で共用されているのが嬉しい。
 パーキングはほぼなく、用事があればインターでその都度降りるという作り。待避所もあまりなく、場所を確認など少し停車したいというときに停車できないというのは不便だと思った。路肩が広いのでここに止まれということなのか。
 この辺りは東日本大震災時の津波の影響をもろに受けた地域。ネットなどを検索してもこの辺りにお勧めスポットが紹介されていない理由を悟る。
 宮古地区大雨警報という表示がされている。実際雲行きは怪しい。しかし何とか天気はもってくれて、雨にたたられることなく進むことが出来た。

⑧気仙沼
 陸前高田あたりで燃料がきびしくなった。あと少しで気仙沼だが三沿道を降りる。予想通りナビは上手い案内が出来ず、ガソリンスタンドへの道中少し迷ってしまう。
 気仙沼も震災の被害が甚大だった場所。今日の宿泊予定地である休暇村へのルート案内時、ゴリラナビはフェリーを使うルートしか示さずびっくり。実際は休暇村のある気仙沼大島へは橋が掛けられており、無事到着することができた。


 休暇村は家族連れも多い高規格キャンプ場。結構にぎやかなお客さん多め。泣き叫ぶ子供、音楽を鳴らす、まさかの花火。21時をまわってもワイワイ騒いでいるなどガッカリ。もう少し早く到着して、家族連れ連中から離れた所に設営できれば良かったのだが、選択する余地がなかったのが敗因。
 ゴミは回収してくれるし、シャワーが使えるというのは嬉しかった。
 ツーリングバッグを空けるとブーンという羽音。なんと冒頭書いた下田公園のセミが荷物に紛れてここまで来てしまっていたのだ。驚いたなぁ。本日も夕飯時にはもう真っ暗。暗闇で食べるご飯は味がしないね。

 本日の走行距離325km。

2021夏 東北④

  東北ツーリング四日目。昨日は久しぶりにシャワーを浴びてリフレッシュ。今日はこの旅で一番距離を走らなければならない。

 

①夏泊半島
 青森市街から30分ほど。津軽半島と下北半島に挟まれる格好でひょっこりと顔を出しているのが夏泊半島。ここをくるりと周回している県道9号夏泊ほたてラインを走った。
 半分走ったあたりで橋でつながった大島がある。そこはまるで禁足地の様。実際には渡れるらしいけれど、時間の都合もあるのでスルー。

②下北半島
 夏泊半島から国道4号線を経て279号線へ途中バイパスにのって一気にむつ市まで。本州最北端である大間へ行くには、そのままR279を行くのが本線。今回はむつ市で時計回りに海岸線を走るルートを採用する。これが走行距離の延びる原因。ぐるりと遠回りするので実距離がかなり長くなることになる。
 かくして釜臥山と自衛隊基地に挟まれた国道338号線を海岸線沿いに進んでいく。

③海峡ライン
 陸奥湾を越えて北上。半島の断崖を大間まで約60kmを突き進むのが海峡ラインと呼ばれるルート。枝葉の生い茂ったアップダウンとくねくねのルート。流汗台、仏ヶ浦など時折出くわす絶景ポイントが癒し。あとはひたすら走るのみのストイックなコース。交通量はまったくない。

 かくしてようやっと到着。本州最北端大間﨑。この先に北海道があるというのに、気分だけは稚内にでも来たような気分になってしまうのはどうして?風景も納沙布岬から北方領土を見ているような感じでデジャヴ。そばの土産屋で売っているのがマグロというのが大きな違い。向こうはカニだったなあ。

 ここまで走ってすでに本日の走行距離は230kmとなっている。下手なツーリング一日分の距離を走っているが、ここはまだ中間点というのが恐ろしい。

④恐山
 海岸線沿いをきれいに走り切ると、あとで走行ログが綺麗だ。ただそれだけの理由で半島最東端にあたる尻屋崎へ行こうかと思ったが、やはり全日本人のスピリチュアルな源。恐山へ行くことにした。心霊現象やあの世を信じようが信じまいが、すべての日本人にとって崇高な場所。
  菩提寺までは延々と山道である森の中を走り、硫黄臭がしたと思ったらいきなり景色が開けて湖と荒涼とした景色が広がる。実際この光景には心を揺さぶらされる。話をしたい故人がいないし、そもそも時間もないから菩提寺の中へ入ることはないけれど。
 これからも未来永劫この文化を継承していってもらいたい。

 
 さて、ここで時刻は13:30をまわったところ。できれば三沢の航空科学博物館に足を伸ばしたい。その距離なんと100km。高速道路はないので下道をかっとばして平均50kmで走れば2時間ほどで着くが…。

⑤三沢航空科学博物館
 頑張った。走った。すでに300km近く走っていたのにノンストップでさらに100km走り切り、15:30には航空博物館に到着できた。さすがに館内を見て回るだけの時間はないが、屋外展示の戦闘機を見るだけでいいのだ。

 広場にはF16をはじめとする実物の戦闘機が並び展示されていた。上空では三沢基地から発進した米軍のF16が訓練飛行を繰り返している。実物の持つリアリティとオーラに圧倒されながら一機、一機じっくり鑑賞。そして最後に鎮座していたのがF4EJ改である。

 ファントムはやっぱり格好いい。主翼の先端が上を向いているのが好き。大型の双発機ながら全体のフォルムが戦闘機然としているのが良い。機首が長くていかにも超音速機という所が惚れ惚れする。後方から見ると排気口は並んで下に、水平垂直尾翼は並んで上についているという配置が唯一無二に思える。どれもこれもがファントムをファントムならしめるオリジナリティであり個性であって堪らない。
 使いもしないアレスティングフックが備え付けてあることを知る。これを機会に写真をパシャパシャ取りまくる。外装はいたるところがビス止めされており、古いな~と感じさせられてしまう。考えてもみれば50年代に設計された60年代の戦闘機なんだし。
 しかし本物のファントムを間近に見ることが出来て感動。無理してここまで頑張って走った甲斐があったわ。

 その後、博物館を後にし、おいらせ町へ。町営の下田公園キャンプ場にてキャンプ。到着時18:00を過ぎてしまい、夕食を食べるころには辺りは真っ暗。日本海側に比べて暗くなるのが30分ほど早いような気もした。せっかく買ってきた肉も暗い中で食べるとおいしさ半減。薪も後始末が面倒なだけで、連泊キャンプツーリングにおいては過剰な装備か。近場のキャンプメインであればいいのだが。

 本日の走行距離416.3km。走ったわー。

2021夏 東北③

 東北ツーリング三日目。
 4:00過ぎと少し早く目が覚める。海を正面に据えると右手から陽が昇ってくるのが衝撃的。海が北にあるからだ。常識が常識でなくなる。旅の一コマ。

 図らずも同じキャンプ場で夜明かししたサイクラーと話す。彼も朝早い出発でキャンプが目的と言うより予約に縛られず、自由に走りたいからのようだ。設営後は早々にテントの中へ入ってしまい、無駄な荷物は持ってない。ストイックだ。
 自分はバイクというので甘えて荷物が多くなってきている。あれがあれば便利、今度はあれを買い足そうなんて。でもキャンプそのものを楽しむわけでなく、走りメインでキャンプは予定に縛られない旅にするため、というのであれば荷物は減らすことが出来るはず。結果的に設営、撤収が早くなるし荷物も軽くて済む。

①岩木山
 今回の旅における目標のひとつ。それが岩木山。
 ネットで見掛けた嘘のような道。山頂を目指してヘアピンカーブが幾重にも続く嘘のような道。

 まるで冗談のような線形をした道なので、最初はアルプスかどこかの海外にある道だと思った。しかし調べるとそれは「岩木山スカイライン」という道で、青森県にある観光道路ということだった。実際に走るとどんなものだろう。東北方面へツーリングへ行く際、必ず行こうと思っていた。

 ほぼ一番乗りでスカイラインへ着く。地図にあった通りヘアピンの連続で山頂へと登っていく道。カーブ総数69。たったの10分ほどで山頂へ到着してしまう。赤城山や碓氷峠を考えればカーブ数的にこんなものか。
 しかし山頂から広がる大パノラマには遠くまで来たなあと感慨深くなった。手のくわえられていない自然がそのまま残る白神山地が広がっているからか。

②弘前城
 岩木山の感動を後にして弘前城を目指す。津軽家のお城にして現存天守の一つ。知らなかったわ。四角い外堀の中に四角い中堀があって、更に四角く内堀があるという方城。都市開発で潰されることなく、三の丸までしっかり残っているのは珍しい。
 現存天守は土台に当たる石垣が耐震改修工事をされているようで、天守は本丸公園に移設されていた。こじんまりとしているが、堀や縄張りがしっかりしているいいお城だと思った。石積み工事も無事完了して今後も末永く維持して欲しいと感じた。

③やまなみロード、メロンロード
 弘前城を後にし、津軽半島最北端である龍飛崎を目指す。岩木山を見ながらのんびり走れる広域農道「やまなみロード」と引き続いて海沿いを走っていく「メロンロード」へ。東北日本海側を走っていて思ったのは、風力発電の風車が大量にあるということ。これも脱炭素社会へのステップなのだろう。

④龍飛崎
 国道339号線へ入って「龍伯ライン」。津軽半島先端を通るワインディング。これを越えると龍飛崎となる。青函トンネル本州側基地。津軽海峡冬景色。全国唯一の「階段国道」部分があるなど、いろいろ話題のある岬となっている。

  せっかくなので何か腹ごしらえでもと思ったが、名物はまぐろやウニといった海産物。どうも食べる気がしない。

⑤青森
 国道339~280号線にて青森市へ。この旅唯一のホテル泊。シャワーが恋しい。
 道中あまりにも眠くって綱不知海岸の駐車場で一眠り。やっぱり朝が早すぎたかな。その後は特に問題なく青森市アパホテル到着。
 荷物を整理して市内観光。「味の札幌 大西」にて名物の味噌カレー牛乳ラーメン(バター入り)を食す。んー。名物と言うほどおいしいか、これ?量だけは多かった。観光客向けとしては、聞いたことのないスープだしインパクトもあるけれど、地元の人間だとしたらもう一度食べようとは思わないんじゃないかな。

 青森は北の果て。郷愁を感じる風景を思い描いてしまう。JRの青森駅へ。すべての路線の終着駅と勝手に想像しながら路線図を見れば、普通にこの先へ列車は続いている。津軽半島と下北半島をつなぐ中継地と言えばその通りなわけで。
 自分のイメージの中にある青森は、本州の最果て、閉塞感のあるどん詰まり。薄暗く灰色の空。しかしそんなイメージは間違っていた。何を知った気になっていたのだろう。

 本日の走行距離279.8km。

2021夏 東北②

 昨日は夜中からずっと走りっぱなしだったためか、ご飯を食べた後ぐっすり就寝。一度も目を覚ますことなく6時まで眠り続けた。テント泊でこれだけぐっすり寝れたのは初めて。酒を飲まなかったことも要因だろう。


①仁賀保高原
 7:30出発。昨日から匂っていた香り…紫蘇の香りだった。栽培しているのだろうか。風車の立ちならぶ高原に伸びる鳥海グリーンラインを走る。所々で北海道を思わせるような広大な景色が気持ち良い。

 湿原の中にある牧場にて県道58号と合流。昨日は周れなかったルート。ツーリングマップルお勧めとなっているが、道の狭い林間ルートで眺望も良くない。木境展望所にて一休みしようと立ち寄ったところで、なんと立ちごけ!CB1300で二度目!
 がっつり乗っかったキャンプ道具一式とサイドケース。とてもじゃないが持ち上がる気がしない。心臓はバクバク。それでも冷静を努め、少しでも重量を軽くしようと荷物を外し始める。
 たまたま車が通りかかったので助けを求める。快く手助けしてくれて何とかバイクを立ち直すことが出来た。幸いなことに外装はほぼ無傷。ミラーとエンジンガードに少し擦り傷がついた程度で良かった。特に買ったばかりのサイドケースが、草むらの上だったため奇跡的にセーフ。
 駐車場が傾斜していて、そのまま止めるかどうするか迷っていたのが運のつき。過去いくらでも同じようなことがあったが、今回はキャンプ道具が乗っていたことや慢心などから立ちごけとなってしまった。「迷わず判断する」を教訓にしたい。
 展望所を後にして県道58号を進むものの、峠付近で通行止めとなっていて結局引き返すことに。大して楽しいルートでもなかったし、眺めも良くなかったし、立ちごけするしで何しに来たのか・・・トホホ。

②久保田城
 仁賀保高原を後にして一路秋田を目指す。国道7号線を海岸線沿いに北上。およそ50kmを走り続ける。11:00に秋田市内久保田城に到着。
 こちらは常陸から転封となった佐竹家のお城。城内では秋田犬の展示がされていた。秋田犬は思っていたより毛がふさふさしていてがっしりとした体つきだった。考えてみればマタギが飼うくらいなんだし。
 あまりの暑さで城内散策をする気がしない。ソフトクリームを食べるとスタンプのある佐竹資料館へ逃げ込んだ。


③男鹿半島
 日本海に突き出た男鹿半島へ。なまはげで有名。あまりじっくり見たことが無かったが、なまはげは結構怖い。鬼の形相もさることながら、出刃包丁を片手に藁の装束を身にまとっているという現実的な容貌が怖さを助長する。虎のパンツに金棒の鬼はファンタジーでが、なまはげはリアルだ。
 というか実際この格好をした人が家々を周って「なぐごはいねえがー!」とやるわけか。俺が子供だったらおしっこちびっちゃうわ。

④深浦
 本日の野営地も予定変更。男鹿近辺で止まるつもりだったが頑張って青森県の深浦まで進んだ。昨日頑張ったから余裕があるということもあった。男鹿半島からは110kmほど。海岸線沿いの国道101号線をひたすら北上した。
 ついた先は行合崎キャンプ場。炊事場すらない無料のキャンプ場。本来の野営所は階段をずっと降りた先のようだが、とてもじゃないがそこまで降りていく気力はない。キャンプ場へ入ってすぐの開けた場所で野営することにした。

 本当はここでテントを設営してはまずかろうなとも思ったが、 他の利用客がほぼいないので良し。焚き火もするつもりはないし、ゴミも残さないし。なんて思いながらテントを立てていると、サイクラーがテント設営開始。共犯者がいれば心強いわ。

 何もない岬のキャンプ場で、夕陽が沈むのを眺めることが出来た。そして夜は満天の星。広がるのは北極星を中心とした北の星々。北斗七星やカシオペアを見るのはいつ以来か。北へやって来たのだなあと実感した。

 本日の走行距離315km。


2021夏 東北①

 東北ツーリング初日。深夜割引を使って高速代の節約を図る。3時くらいに家を出ればと考え早目に寝ようとしたが寝つけず。面倒なのでそのまま出発。夏のツーリングなのでジェットヘルメットで行こうとしたがインカムが不調。音声が流れない。ヘッドホンの接続部分が壊れてしまったようだ。出発前に色々問題が起きて嫌な気分。

 00:20 出発・・・ルート(東名~圏央道~東北道~山形道)
 02:15 佐野SA・・・小休止。タバコが吸いたい
 04:30 安達太良SA・・・給油。ツーリングバッグ載せ替え
 06:40 山形到着・・・休憩込みで約6時間。466km。快活クラブで休憩

①山形城
 最初の訪問地。梅雨明けで日差しが厳しい。城内の案内が少なく、スタンプの場所も分かりにくい。上杉や伊達に囲まれて存在感がいまいち薄い最上義光の居城。そのためか見所もあまりない感じだった。


 ②天童将棋資料館
 将棋の駒や人間将棋で有名な天童市へ。駅に併設された将棋資料館を訪ねる。予想よりかなりこじまりとした作りで、昔の将棋やそのルーツに関する説明、将棋駒の紹介など。館内撮影不可となっていて残念。
 じっくり見たかったが、無理に駐輪したバイクが気になったので、すぐに出る。

③月山
 当初予定では本日の宿泊地を天童としていたが、家を出たのが早かったのでもう少し走ることにした。R112にて酒田市へ。月山を横目に見ながら走る。
 13:00ごろ酒田着。ここが第二の宿泊予定地だったが、これもまだ早い。ホームセンターで薪を、マックスバリューで夕飯の材料を買い出し、鳥海山を登ることにする。

④鳥海山
 裾野から山頂までを見渡せ出羽富士の名にふさわしい雄大な山。登山路は割とあっさりで鉾立展望台に到着。海と山と空が交わる広大な景色。


  山頂を降って仁賀保高原へ。本日はここでキャンプする。

 本日の走行距離670.3km(東北=204.3km)。

2021年7月23日金曜日

2021夏ツーリング 東北一周

  今年の夏ツーリングはかねてからの予定通り東北一周とした。通常お盆の期間に出掛けるのだが、今年は仕事の都合上オリンピック前に休みが取れたので、さくっと出発することにした。丁度梅雨も明けてラッキーだった。

 東北の見所を調べると、山形~盛岡~青森という中心部を上がっていくのがお勧めの様。しかし今回は海岸沿いに一周したいため、このルートはまたの機会とした。結果できあがったのが下図のルートとなる。


 メインの目標として100名城。これはいつも通り。そして東北ツーリング時必ず行きたいと思っていた岩木山スカイライン。あとは下北半島にある本州最北端大間。少しお金を節約しつつ、基本キャンプツーリングということにした。
 またツーリングマップルやネットの情報を頼りに、お勧めツーリングスポットを更にピックアップ。鳥海山、男鹿半島、津軽~下北半島辺りが楽しそう。しかし三陸海岸沿いはお勧めコースが見当たらなかった。内陸部には楽しそうなスポットが散見されるのだが。

 1日目 山形~酒田
 2日目 鳥海山(仁賀保高原)~秋田~男鹿
 3日目 津軽半島~青森
 4日目 下北半島~三沢
 5日目 八戸~三陸海岸~気仙沼
 6日目 石巻~松島

 こんな感じのスケジュール。宿泊予定のキャンプ場はルート沿いのものを何件かピックアップしておいて、当日の予定に従って決めるつもり。中間日の青森のみホテルを予約しておいた。やっぱり一日くらいはホテルで休みたい。
 キャンプ中心なので割ときつめのスケジュール。早い出発と遅い到着で毎日300kmくらい走る。そんな感じの設定だが大丈夫?

2021年7月12日月曜日

サイドパニアケース

 CB1300を購入してからずっと検討してきたサイドパニアケースをついに購入。ついでに12ヵ月点検(含むオイル交換、プラグ交換)も行った。ボーナス商戦でもあり、ドリームは忙しい様子。

 CBR400R乗車時、連泊のツーリングではシートバックだけでは容量が不足気味。そこでタナックスのサイドバッグGTを購入した。CBRのマフラーに干渉しないようなフォルムとなっているが、絞り込まれた形状のため見た目ほど容量がなかった。
 CB1300購入時フルパニアに憧れたものの、揃えるとかなりの金額となってしまうので断念。あまり物の入らないサイドバッグGTを使ってきたものの、前回GWの雨中ツーリングで中身がびっしょりになったことでついに決心。パニアケースを購入することにした。

 一目見た感じ。思っていたよりでかかった。かなり物が入りそうで頼もしい。メインキーと同じ鍵が使えるワンキーシステムで使い勝手が良く、外した後もよけいなパーツが残らないというのが地味な長所。さすが純正品。


 実は現行CB1300のパニアケースは純正品しか選択肢がない。ただの樹脂ケースのくせして左右で6万円と馬鹿高い。さらに装着のためにはリアキャリア(3万6千円)、パニアサポート(3万円)と別パーツも必須で、合わせると13万越え+工賃2万5千円。正直、今使っているサイドバッグより大きいものを購入し直すだけなら3万円程度だった。
 しかしCB1300を始め、Ninja1000やBMWなどのツアラーバイクがサイドパニアを装着しているのはとても格好いい。またトップケースと違い乗降時に邪魔になりにくいというのもいい。少々お高いが、これといったカスタムも施していないので、少しくらい手を掛けてあげてもいいかなと思った。

 店頭でパニアをつけたCBを受け取ったが、必要のない純正トップケースのベースがついていた。しかも外すのが面倒そう。どうやって外すのか聞けば分からないみたい。
 この店員は今回の見積もりを出してもらった時もいらないと言ったトップケースを加えた値段を出して来たりと、わかってんのかわかってないのか。忙しいから個別のお客さんに対して対応しきれないんだろうか。ホンダがドリーム専売でなければこのお店は使わないんだが・・・。
 結局これかな?という部分をいじったら外すことが出来て一安心。思っていたよりシートとキャリアとの段差はなく、そのままキャンピングシートバッグが載るようだ。また使わずに転がっている大容量トップボックスをつけてフルパニア化もいけそう。

 NC750Xの新型を筆頭に、近々発表されそうなアフリカツインやCB1000Rのエンジンを載せたツアラーモデルには興味がある。重たくてデカく設計の古いCB1300から乗り換えてもいいかもなんて浮気心が刺激されてしまう。
 しかし今回サイドパニアを購入したことで心の迷いを断ち切り、初心貫徹でずっと乗り続けようと決心した。つーか決心するために今回の購入を決めたという感じ。
 あとは梅雨明けを待って、キャンプ!ロングツーリング!!

2021年7月7日水曜日

積みゲーリスト 2021夏

 次にやるゲームを考えつつ、春先につくった積ゲーリストを更新する。

 Nintendo Switch
 未 スターリンク
   滅茶苦茶安売りしてたんで購入。フォックスが使えるのは良かった
 未 SINKING CITY
   少しだけかじった。結構陰鬱な感じ。クトゥルフだから当たり前か
 未 シュタインズ・ゲート エリート
   序盤で迷走中。話が盛り上がって来ればはまれるのだが
 積 スーパーマリオ3Dコレクション
   全てのスターゲットは無理だけど、地道にクリアまではやるつもり

Steam
 未 Dragon Age INQUISITION
   久しぶりの本格RPGだがボリュームMAX。始めると長くて胃もたれしそう
 未 ドラゴンクエストXI S
   35周年記念?で安くなったので購入。裏ストーリーを遊びたい
 未 BIOHAZARD RE3
   ボリュームもあまりないようだし、そろそろやり時か
 未 Tales of Vesperia
   JRPG候補としてドラクエかこれかで検討中
 未 グランディア
   ちょっと古めのスタイルなのでテイルズ、ドラクエに続く三番手
 未 NieR:Automata
   評判がいいので一度クリアしたいのだが。
 未 Dead Rising3
   何度も挫折していて新鮮味はない。今度こそクリアしたいんだけど

WiiU、PS3
 未 ファイナルファンタジー6
   ストーリー展開についていけなくなった。やるなら最初からか
 未 ファイナルファンタジー7
   定番RPGだし、やっておかねばならぬのだが。
 未 ゼノギアス
   操作性が悪くて投げた。でもシナリオを読みたい

 この中のどれかを遊ぶつもり。
 Switch本体にマリオコレクション入れといて、短い時間があれば遊びつつ、まずはバイオハザードRe3かな。クリア後、ドラクエorテイルズというのが今のところの予定。

2021年7月6日火曜日

ゼノブレイド2DLC 黄金の国イーラ

 ゼノブレイド2の追加コンテンツ「黄金の国イーラ」をクリアした。ダウンロードコンテンツにしてはボリューム満点。前回遊んだゼノブレイドの追加ストーリーと異なり、がっちり本編とリンクした物語と言うのも遊んでいて楽しかった。


 今作の主人公は本編で敵役たる「シン」とそのドライバーである「ライラ」。500年前に起きた聖杯大戦が描かれるということで、ドルアーガの塔に対するカイの冒険的立ち位置の作品。基本的にバッドエンディングになることが予想させられた。
 バッドエンド要素としては、
 ①シンがライラを”喰って”マンイーターとなる
 ②アデルが表舞台から去り、聖剣を封印する
 ③天の聖杯であるヒカリがホムラという別人格を生み出して消える
 ④イーラ王国が滅亡する
などなど。本編クリアしたのは三年以上前なので詳しく覚えていないが、ざっと思い出すだけでもこれだけバッドエンド要素満載。

 しかし終盤までは割と明るい感じでゲームは進む。これは主人公である前向きなライラの性格によるものだし、ヒトノワを集めていくという展開が世界を広げていくからだろう。英雄アデルのいわゆる勇者様とは違って、一見すると器の大きい王子様という感じだけど、その実与えられた責任を受け止めて苦悩している所もあって新鮮。
 しかしメツによってイーラのコアを制御しているクリスタルが盗まれた後は強制的にバッドエンドへ突き進んでいくのは予定調和なれどしかたない。まさにゼノブレイド。因果律からは逃れられない。
 それとないほのめかしに終始してライラとシンの別れのシーンは描かれず。エンドロールではすでにマンイーターとなったシンがセイリュウと袂を分かつシーンとなった。細かな点で思い出せないことも多く、ゼノブレイド2本編のやり直しもしてみたいなと思わされた。


2021年7月4日日曜日

ゴジラVSコング

 コロナ禍によって公開日が延期されてきた「ゴジラVSコング」。ついに7月2日に公開決定。さっそく観てきました。今作はエンターテイメント重視の怪獣プロレス作品となっており、頭空っぽにして楽しめる作品に仕上がっていた。

 前作「キングオブモンスターズ」は変にリアル志向で物語を語ろうとした結果、矛盾する細かい設定の粗やストーリー展開のお粗末さが気になって楽しめなかった。しかし今回はエンターテイメント性を重視。楽しくわかりやすい怪獣娯楽映画という立ち位置で潔い。

 人と意思を疎通出来、表情も豊かなコングというキャラクターによって得られる部分が大きく、結果怪獣同士の戦いがわかりやく感情移入しやすい。ゴジラとコングの表情や咆哮に台詞を感じ取れる。
 また人間のストーリーがほとんど無い。基本コングの物語を追っていきつつゴジラが絡むという展開で、必然的にアクションシーンが多くなる言うのも楽しい理由。

 さらに日米二大モンスターの戦いにあっと驚くサプライズ。なんとメカゴジラ参戦。
 度重なる連戦で体力切れになったゴジラがフルボッコにされる展開。危うしゴジラって所で、先程まで怪獣王の座を争っていたコングが助太刀に入る!というのもベタながら熱い展開。まさにドラゴンボールやWWEプロレスの乗りながら、わかりやすく面白い。

 レジェンダリーピクチャーズによるモンスターバースシリーズは今作が最終作ということ。しかし今回の「ゴジラVSコング」は興行成績も好調とのことで、シリーズ継続もあり得るとのこと。確かにこの分かりやすく燃える展開なら受けるのも分かる気がする。

2021年7月3日土曜日

アザーズ

 主人公は凛とした佇まいのニコール・キッドマン。アレルギーで太陽の光を浴びることが出来ない子供たち。偶然を装って屋敷に入り込む使用人。序盤辺りで「あれ、見覚えがあるなぁ」と思うもその後の展開と最後が思い出せない。

 物語の序盤、中盤あたりまではよくあるホラーもの。子供には見えるが大人には見えないビクターという子供のお化け。徐々に明らかになる屋敷の過去。裏のありそうな使用人。唐突に帰ってくる行方不明の主人。観客も何かおかしいと感づいてくる。

 物語りは最期に至って急展開。謎の使用人はお化けだった!という「何それ?」展開に納得できないでいると、さらなるどんでん返し。いきなり登場する霊媒師と交霊会。つまりこの屋敷に住む親子もまたお化けだったというオチ。
 最期は生者たるビクター親子が屋敷を追い出され、死者であるニコール親子が「この屋敷は私たちのモノ」と唱え続ける様は、まさに屋敷にとりついたゴースト。

 序中盤はたいくつな展開が続き、あっと驚かせる仕掛けもない。見覚えがあれどラストを思い出せなかったのは、途中で挫折して最後まで見れなかったのだろう。

Xperia ACE II

 昨年購入したXperia10II。好みの問題で手帳型カバーをせずに使っていたが、縦長スタイルに慣れず、何度も落っことしてしまい外装はボロボロ。本日土砂降りの雨の中で使っていたら急に電源が切れた後、再び入らなくなってしまった。防水だから大丈夫だろとタカをくくっていたのだが、外装がヒビだらけだったので雨粒が侵入したのだろう。
 スマホを水没させたのは二度目。ガラケー時代にもやらかしている。何度も痛い目にあって、やっと原因を悟った。防水機能に対する過剰な期待だ。
 どんなにメーカーがアピールして防水機能〇〇対応なんて誇らしげにうたった所で、結局は電子機器。少量の水分でも簡単にショートしてしまう。しかも始終持ち歩いているスマホだからあちこちに歪やガタが来ているので、完全な性能を発揮できるはずがない。
 今後は生活防水程度と理解し防水機能は無いとして扱おう。

 こうして急遽機種変更。選んだのは同じくソニーのXperia ACE II。この夏発売されたばかりのモデル。エントリーモデルという扱いのため、Xperiaというブランドながら安い。というかXperia=高級スマホという路線はなくなったのだろう。色は黒、水色、白の三色で、表裏が分かりやすいように白を選択。

 昨年 10II を購入して以降、どうも縦長フォルムに馴染めなかった。2021夏モデルで ACE II が発売され、値段もかなり安いということで乗り換えを考えていたのは事実。今回の水没はアクシデントだったが良い機会だった。
 コンパクトと言ってもエントリーモデルは大体同程度の大きさ。過去使っていたスマホも同じくらいで特別小さいわけではない。しかし手のひらサイズというか、持ってみてしっくりくる大きさとバランスは使いやすい。今後も性能よりサイズ重視でスマホを選ぼうと思う。
 カメラのレンズが3つから2つに減り、画面は有機ELからTFTとなって質感は激減。10II のカメラは使いやすかったのでレンズが減ったのは少し残念だが表示能力についてはこんなもんかと納得。アプリの動作は若干遅くなったが、ゲームなどの重いアプリは使わないので問題ないか。

 ドコモショップで軽く設定をしてもらって、あとは自宅に戻り少しずつカスタマイズ。今時のスマホはクラウドにバックアップがされているから割とすぐに移行できて便利な世の中になったなと感じる。
 SDカード保存の設定でカメラ撮影するとエラー落ち。何が原因だろうと思いつつ試行錯誤していたら、すでに不具合として認識されていたようで、ショップがくれた資料の中に「システムアップデートをしろ」というペラが入っていた。それ以外は特に問題ないかな。

 今回も手帳型のカバーはしないつもり。やっぱり雑に扱うスタイルは変えない。ただドラクエスマホを使ってた時のように、シリコンカバーはつけようか。また防水機能には期待せず、基本雨に濡らさずに使おう。