2026年8月16日日曜日

「オークストリートの異変」「スパイダーマン:ブランドニューデイ」

  先日アマゾンプライムにて前々から企画していたスパイダーマン映画シリーズを一気見した(サムライミ三部作とアメージングのぞく)。元々スパイダーマン映画は評判が良く、また最近流行りのマルチバースの先駆けと言われていたので興味深く鑑賞したが、前評判に違わずとても面白かった。特にアニメ版のスパイダーマンが良かった。
 今作「ブランニューデイ」は実写版の前作「ノーウェイホーム」から5年ぶりの新作であり、マルチバースの先駆けでなれど悲しい締めくくりとなった前作をどのように回収するのかが気になり、これまで上映に駆け付けていなかったシリーズなれど、わざわざ足を運んでしまった。
 お盆休みで時間もあったので他にないかと思ったら、JJエイブラムズの恐竜映画「オークストリートの異変」が封切されていたのでついでに鑑賞することにした。

 プログラムの関係で「オークストリートの異変」を先に鑑賞。
 かつてスピルバーグの後継と言われていたエイブラムズ色が存分に発揮された映画だった。不条理なタイムスリップには突っ込みどころ満載。一見ご都合主義的なファミリー映画なれど、主人公を子供目線に落としきれない点や、残酷描写、性描写から一貫性を感じられず。ちょっとちぐはぐな感じ。
 まさかの父親リタイヤだったが、これはラストの逆転劇への伏線。タイムパラドックスを完全無視したご都合主義だがこの映画にはお似合い。まあほんわかとあたたかくなる映画だと思った。
 なお題名がクトゥルフ神話的で良き。出てくる恐竜はことごとく羽化しており、ジュラシックワールドで規定された恐竜像から現代風解釈の恐竜像へとブランニューアップをしようとする思惑は感じた。割にジュラ紀と白亜紀の恐竜が混在するのはどうかねぇ。
 登場人物が前景で演技する影で恐竜がちらりと通り過ぎるような演出はとても良き。

 次いで「スパイダーマン:ブランドニューデイ」。
 シリーズを一気見したので前作の終わりがどうも思い出せず、ファーフロムホームとごっちゃになってしまう。徐々に話を思い出して、ああそういえばピーターは自分の存在の記憶を全て消去してしまったんだなー、というのんびり鑑賞だったが、実はこれが本作の大きなテーマであった(当たり前)。
 意外な人物が敵役となっていたり、最後に逆転劇が行われたりとボリューミィな展開。しかしずっと登場して来たフランクに対して「誰?」と思いながら観ているレベルのライト層なので敵役の素性にもまったく興奮できなかった。んー自分はマーベルシリーズを楽しめる下地がなさすぎるのかも。
 ドクターストレンジによって失われた記憶は蘇ることがなかったのは良かった。ご都合主義で深層心理に隠された思いや記憶が思い出されるというありがちなストーリーに背を向け、私はあなたを愛していないと言い切るMJが良かった。


忘れないための私的あらすじ

「オークストリートの異変」
 雷のような光に包まれてタイムスリップしてしまうオークストリート街。恐竜の跋扈する街でのサバイバルとなる。家を補修して引きこもる一家だったが、愛犬を探して息子が家を飛び出してしまう。これを追いかけて探して姉が、姉弟を探すために両親が家の外へ。

 なんとか合流する一家だったがアロサウルスからの逃亡劇で父親が命を落とす。失意の中ポータルを見つけて現代へ戻る一家。戻った時間はタイムスリップする前だったので、父親を電話で呼び出して命を救い(タイムパラドックスはあえて考えないスタンス)大団円。
 思い起こしても何のテーマ性も感じられないファミリーピクチャーだなぁ。その割に恐竜の後尾シーンや捕食される人々が描かれたのが不思議。

「スパイダーマン:ブランドニューデイ」
 仲間を失い仕事に没頭するスパイダーマン。憑依する敵に翻弄される。
 

2026夏 福島~山形~新潟~長野②

 三日目

 今日は台風15号が上陸。本土を東から西へ逆モーションで通り抜けるらしい。北陸方面は夜中に通過するようだが、お昼を過ぎたあたりから雨マークが出始める。それまでに宿舎の長野まで走り切りたい。

 新潟市街散策を昨日終えたが、萬代橋に立ち寄っておくことに。新潟市は都市バイパスがあり道幅も広く整備されているが、一部で一方通行も多く走りにくさも感じた。

 国道402号を通って新潟を後にする。越後七浦シーサイドラインと名付けられた道で二度目の利用。前回通った時は滅茶苦茶暑かったことと、開放感に満ちた気持ちのいい海沿いの道だった記憶がある。
 薄曇りの空の下、笹川流れのような奇岩が時折現れる海岸線を走り続ける。暑さがしのげるのはむしろ良かったか。残り少しの所でシーサイドラインを別れ、一つ目の目的地である弥彦神社へ。そばには弥彦山スカイラインという楽し気な道があるが、あいにく二輪車は通行禁止となっている。

 山の中にあると思っていたが、神社は弥彦山を下りた麓にある。手水舎の手前には小川が流れ、石段で下りることが出来るようになっている。かつてはここで身を清めたのだろう。伊勢神宮の五十鈴川と同じだ。
 二の鳥居前には神木があり、手のひらを天に向けたような形状で見事。広めの境内の奥には立派な拝殿が建っていた。
 弥彦神社は将棋倒しになって百人以上の死者を出すという大事件があったそうだが、境内を散策する限り何故それほどのことがと疑問になった。調べたら拝殿前の石段が現在より急で狭かったとのこと。一の鳥居から二の鳥居へ向かう参道が途中で直角に折れるようになっているのも、事故を受けて改修したのかも知れない。

 参拝を終えて再び海岸線沿いを走る。神社の周辺では良寛、酒呑童子神社などが目に入った。柏崎を通り過ぎ上越で昼飯。当初予定では長岡の青島食堂にて生姜醤油ラーメンでもと思っていたが、思いのほか順調で時間が合わなかった。
 また道中、道の駅「天領の里」を越えた所で通算走行距離30,000Km達成。

 ここで日本海と別れを告げ、国道18号沿いに長野方面へ。妙高山はあいにくの曇り空で見ることが出来ず残念。野尻湖で途中下車。野尻湖ナウマンゾウ博物館へ。
 野尻湖の辺りは縄文人の狩場となっており、狩猟で使われた石器とともにゾウやシカの化石が見つかるそうだ。日本にゾウがいたのは何とも不思議。
 湖畔は観光地となっており、有料駐車場とお店が並んで景観を見ることも出来ず。少しだけ湖周辺を周ってみたが、途中で通行止めとなっていたので引き返した。釣りやカヌーを楽しむ姿が多数見受けられ、この辺りでは定番の避暑地なんだろう。

 お昼を回って徐々に雲行きが怪しくなってきたので宿舎へ急ぐ。真光寺ループ橋、戸隠バードライン、七曲と行ってみたかったスポットを巡る。所によってポツポツと雨も降り始め、戸隠神社巡りは翌日に延期。時間調整にと善光寺に立ち寄る。
 「一生に一度は参れ善光寺」と言われる高名なお寺だが、これまで何度か長野へ来つつも立ち寄る気になれず。お参りすれば極楽浄土へ行けるという信仰が胡散臭いというか、お寺や仏教というものへの嫌悪感がある。もっとも明治期前の神仏習合していた時代を思えば、寺と神社の違いや神と仏の違いなど些末なことかもしれないが。
 境内は観光客で溢れかえり、インバウンドの外国人も多かった。諸堂を参拝するにはそれぞれ参拝料が必要で、拝金主義か思わせる。まさに坊主丸儲けの図式には元々の悪印象も相まって辟易としてしまう。
 境内や御堂の中に仏像が立ち並ぶさまは偶像崇拝の極み。ありがたがって仏像を撫で、御香の煙を頭にかける参拝客の姿に、庶民を惑わす邪教かと感じてしまう。どうも寺は性に合わないようだ。

 善光寺を後にして宿舎へ。本日の走行距離は258km。


四日目

 台風の影響で雨雲が各地に残り遠出の出来ない一日。想定はしていたので長野市で連泊となっている。天気が回復すれば滋賀草津道路やロマンティック街道に足を伸ばすつもりだったが叶わず。
 長野市も午後からは雨の予報となっているので、今日は近場を巡る程度にしてホテルに引きこもる。計画時点の天気予報では台風は北へ抜けていく予定だったのだがなぁ。

 本日の訪問地一つ目は戸隠地質化石博物館。廃校となった校舎を利用して戸隠周辺から出土する化石などが展示されている。
 さっそく常設展示室となっている三階から見て回る。昨日訪問したナウマンゾウ博物館にもあったようなゾウの化石などが所狭しと展示されている。この山間の地方は太古の時代海だったということで、サメや貝類の化石も展示されていた。
 他の訪問客が学芸員の説明を受けており、耳に入る情報によれば戸隠=忍者は北国街道を警備するために江戸幕府によって配置されたという。箱根みたいなものか。
 二階は標本室となっていて、廃校を利用していることから怪しげな学校の生物室を探索するよう。ホルマリン漬けとなった生物標本はグロテスクでマッドサイエンティストの隠れ家を想起させられてしまった。

 思っていた以上に見ごたえのある展示で満載だった博物館の次は戸隠神社を巡る。先日の善光寺に引き続きハニワットを思い出してしまう。
 神社は五社あり、すべて周るつもりだったが、奥社へは山道を2km近く歩かねばならず、ライディングシューズでは無理と諦める。バイクでサクッと周れる宝光社、中社のみ参拝することにした。

 最初に訪問した宝光社は300段近い石階段の上にあった。パスしようか脇にある女坂から行こうかと迷うが頑張って石段を登ることにした。踊り場で休み休み、ぜーはーと息を切らしながらも何とか境内へ。息を整えてからお参りした。
 社殿のそばには御神輿が保管され、これまたハニワットを思い出してしまう。作者はここからも着想を得たのだろうな。

 帰りはサクッと女坂から降りて中社へ。こちらは駐車場も広くて参拝客も多い。立派な鳥居の先にはまたもや石階段が…。しかしこちらは宝光社のような長さではなかったので一安心。というか、訪問前にGoogleで調べてしまったよ。修験道系の寺社は長い階段が多い。山奥に建てられているし、すぐそばまでバイクで参拝しておいて何を言うかって感じだが。
 宝光社と比べて境内も広くすっきりとしていて、奥社まで行けない参拝客向けに作られ発展したんだろうなという感じ。

 雨が降りそうだったこともあり、戸隠神社を参拝して宿舎へ。化石博物館でもらったチラシにあった、長野市立博物館のモササウルス展が気になったがまたの機会にしよう(後日談:企画展ではなくプラネタリウム上映だった)。
 本日の走行距離56.9km。


五日目

 昨日行けなかった滋賀草津道路など下道でのんびり小田原に帰るつもりだったが、台風が持ち込んだ雨雲はいっこうに晴れることもなく東日本に残り続けた。予報では突発的なゲリラ豪雨が想定されるそうで、午後は完全に雨。さっさと帰宅しないと大雨を食らいそう。
 と言うことで予定を変えて高速道路でさっさと逃げ帰ることに決めた。

 長野ICから乗り長野道~中央道を想定していたが、ナビは上信越道を推奨。特に考えることもなくそちらに従う。あっ!と思い出したのは軽井沢を越えた辺り。関東方面は雨雲がのこってるじゃん!
 予想通り群馬のあたりは雨。何のために高速使って逃げたんだよ…と自責の念にかられつつ、杜撰な計画にうんざり。不幸中の幸いは雨が降り続くこともなく、高崎あたりで雲が切れたこと。途中ぱらりとにわか雨に遭遇することもあったが、懸念していた大雨には当たらず小田原まで走り切ることが出来た。
 さらに驚きだったのは長野から給油なしで来れたこと。案外近いんだねぇと再確認。
 本日の走行距離は288.2km。26夏ツーリング全体の走行距離は1,487km。一日走れない日があった割には良く走った。


追記

 ツーリングに出る前、2りんかんで12か月点検とメンテナンスアップをしてもらった。以前指摘されたスプロケットを交換。あわせてチェーンも新しくした。ついでにサイドブレーキの調整(ブッシュがちぎれていた)、グリップヒーターの確認(断線していた=とりあえず修理せず)をしてもらった。
 工賃は8万5千円ほど。本当、手のかかるバイクだよ。コンコルド効果で手放せなくなっているが、低走行中古車に飛びつかず、じっくり考えて別のバイクを購入するべきだったかと思うこともしばしば。
 まあいろいろ手を加えて良き相棒にはなっているし、このバイクだから学べたこと(DCT、クルーザーの長所短所)もあったから良しとしよう。



2026夏 福島~山形~新潟~長野①

  今年の夏は新潟の笹川流れへ行くことに決めていた。全国一周は終わっているが取りこぼしている幾つかの内の一つ。ついでに佐渡島へ渡りキャンプツーリングにする予定だったが、台風15号が急に発生。しかも東北方面に上陸しそうな案配。佐渡島へのキャンプは取りやめてホテル泊とし、出発日を一日繰り上げるとともに予定をがらりと変更した。


一日目 小田原~福島(磐梯山エリア)~山形

 当初予定では初日に新潟へ出る予定だったが、台風を避けるため先に東北方面を周る。よって計画していた国道17号線(谷川岳三国峠)には行けず。圏央道八王子付近での渋滞を避けるため5時過ぎに出発。結果渋滞には巻き込まれることなく東北道へ出ることが出来た。
 羽生から佐野あたりは交通量も多く混雑気味ではあったが、幸い事故や渋滞にあうこともなく福島西ICに到着。

 セブンイレブンにて一服。磐梯吾妻スカイラインへ。山頂には雲が掛かっており、天候が気になる。温泉街を抜け海抜1,000mあたりで霧の中へ。まったく視界がきかない。
 硫黄臭ただよう中進んで行けば1,400m付近で雲の上に出たのか視界が開ける。そのまま草木のない特徴的な山肌を見やりながらつづら折れを走る。駐停車禁止なので写真を取れないのが残念。
 かくして浄土平に到着。用事もないのでそのまま走り抜ける。

 磐梯吾妻スカイラインを降りて中津川渓谷方面のレークラインへ。ここは前回走ったビーナスライン同様、ずっと通行止めになっていた。
 念願かなってやっと走ることが出来たが生憎のにわか雨。しかもかなり強い降りとなり、走りを楽しむ感じになれなかった。

 びしょ濡れになりながら今度は磐梯山ゴールドラインへ。こちらは雨も上がっており道路も走りやすくて最高。ここまでの道と比べて道幅が広く、適度なカーブもあって楽しい。
 そのまま磐梯山を下って道の駅「ばんだい」へ。喜多方ラーメンを食べたかったが丁度お昼時とあって大混雑。外の売店で「にしんそば」を食べる。汁が薄く感じたが、甘く煮つけられたニシンをほぐして一緒に食べると丁度いい感じだった。

 そのまま円を描くように五色沼方面に戻って裏磐梯へ。西吾妻スカイバレーから山形に入る。福島との県境はかなり強い雨が降っているようなのでカッパ着装。峠の駐車場に立ち寄る気にもなれず、せっかくの風景も当然のことながらまったく楽しめず。下り道は川のような流れとなっていた。

 総じて磐梯山ツーリングは想定外の大雨で走りを楽しめなかった。天気予報では晴れだったが、山の天気なので仕方ないか。
 今にして思えば磐梯方面に固執せず喜多方方面へ抜けてラーメンを食べるのも良かったか。それでも県境の大雨を回避することは出来なかっただろうけど。

 そのまま宿に着くには早いので宿泊地の米沢を通過して熊野大社へ。今回の目的地のひとつ。地図ではすぐそばのように見えて結構遠かった。
 三重の熊野本宮大社から勧請を受けたそうで主祭神は伊弉諾尊。ならんで伊弉冉、素戔嗚となっている。島根、三重と並んで日本三大熊野のひとつでコンプリート、と思ったら島根の熊野大社はやっぱり別系統とのこと。代わって碓氷峠の熊野皇大神社が入るそうだ。今度行かねば。

 再び米沢へ戻って宿舎へ。本日の走行距離は583.1km。


二日目 山形~新潟

 二日目は米沢から新潟へ。鳥海山に出るルートを検討したが少し距離が長すぎるので今回は断念。代わって新潟市内散策を計画する。

 国道287号を北上。長井市あたりで最上川流域を走るかたちに。大江町にて最上川と別れて国道112号へ。一つ目の目的地である月山湖到着。ここでの見ものは大噴水。常に噴水が噴いていると思っていたら10時から一時間毎だそう。資料館などで時間をつぶして噴水を待つ。

 思っている以上に空高く舞い上がる噴水は見事であった。その高さは112mとなっており、これはダムの高さと同じだそう。

 鶴岡にて一服。ついに日本海に出る。これまでの山道から海沿いの道と風景が様変わりして楽しい。日本海は波高く時化ているようだった。一時間ほど走って笹川流れ到着。この辺りは海水浴場が並んでいる。
 笹川流れとは無数の奇岩、洞穴などが連続する名勝地となっている。奇岩の連続するあたりは有料駐車場ばかりでバイクを止める場所もなく、のんびり景色を見ることが出来なかった。すぐそばの道の駅まで行けばいいと歩を進めたが、到着した辺りは特徴的な海岸の風景がなくなってしまい残念だった。


 笹川流れを過ぎ、新潟目指して海岸線沿いをひた走る。市内散策の一つ目は「新潟競馬場」。夏競馬が開催されているがあいにく本日は休場日。がらんとした駐車場に警備員が立っていたので記念写真だけとってそそくさと出る。
  次の訪問地は「新潟空港」。立派なターミナルビルは綺麗だし、ちょうどお盆シーズンだからか利用客もそこそこ多いみたい。屋上からの見送り場も離着陸が良く見えて好印象だったが、調べると営業損益は全国でもワーストクラスのようだ。

 新潟港まで足を伸ばすつもりだったが、割といい時間になってきたこともあり中心街へ。「幻のジャンプ台」を通過、駅前のバイク駐車場をうまいこと見つけることが出来たのでこちらに駐車して散策。
 新潟の名物を調べた所「たれカツ丼」というものを見つけ駅前のとんかつ店へ。天丼などに使うような甘いタレを掛けたカツ丼だった。会津のソースカツ丼同様、たまごでとじることはしない。薄めのカツが5枚ほどのっていてボリューム満点だった。
 揚げ置きが出来るからか提供時間も早かった。観光客向けだからか値段は結構高かった。


 なかなかのボリュームでお腹一杯だったが、どうしてもバスターミナルのカレーというもう一つの名物も気になったので駅から15分ほど歩いてターミナルへ。表通りではキッチンカーのフェスが催されていた。これはこれで興味深いが残念ながら今回はパス。
 バスターミナル内にあるごく普通の立ち食いそば屋の出しているカレーだが、具沢山でトロトロの粘り気が特徴。食べてみると家で作るカレーとも違うし強いて言えば学校で出された給食カレーに近い。これをスパイシーにした感じか。粘り気が強烈で黄色い色とともに特徴となっている。
 かつ丼を食べたばかりということもあるが、普通盛でもかなりの分量。それでも残すことなく食べきった。独特でおいしいカレーだった。


 ホテルが駅前であればこのまま夜の繁華街をうろつこうかとなるのだが、今回の宿は少し外れた所にとったので市街散策はここまで。
 本日の走行距離は300.8km。

2026年7月30日木曜日

ビーナスライン一周と諏訪大社

 7月の三連休を利用して、ビーナスラインのゴールである美ヶ原高原。ゴールを過ぎて下っていくと裏ビーナス(うつくしテラス)へと続く県道464号は、ここ数年の間ずっと通行止めとなっていた。それが今年の春に開通したということで、ビーナスライン一周をしてみた。

 二輪車定額プランを利用して諏訪まで高速道路をかっ飛ばす。諏訪にて久しぶりの山岡家訪問。ネギチャーシュー麺うまし。
 本日はビーナスライン一周ということで、茅野の国道152号から上がっていき、蓼科経由で白樺湖へ。リゾート地白樺湖は家族連れで大賑わいのようだった。
 大門をくぐって車山へ。最近この辺りの渋滞がひどい。進行報告と逆側だったので難を逃れたが、午前10時くらいですでに車列が並んでいるのはつらたん。しかも全て駐車場待ち渋滞なので進む気配もない。警備員を雇って駐車待ちをさせないなどするべきではないか。
 霧ヶ峰~八島ヶ原湿原。こちらはあまり車列なし。しかしスピードの遅いミニバンが道を譲るでもなく居座り続け、道中の楽しさは半減してしまった。まあ連休のビーナスラインなんてこんなもんか。
 一つ目のゴール地点である美ヶ原はあいにくの曇り空。雨が降らなかっただけ良しとしよう。駐車場は満車状態であった。

 県道464号は美ヶ原までの二車線区間と異なり狭い林道のような状態。アザレアラインと同じような雰囲気。眺望もなく楽しい道とも言えず。

 うつくしテラスは二度目の訪問。ここから高原を駆け抜けて美ヶ原へと戻ることができれば、とも思うがそれは叶わず。自分の足で歩いて行って下さいというコースになっている。

 せっかくなので県道64号を松本方面へ降りていき、クネクネ道を突き進む。美鈴湖を越えて間もなく松本市街に到着。これまで走ってきた高原地帯を降りたのでやたらと暑い。バイク乗りには過酷なシーズンとなったことを実感しつつ、再び登山道に向かい高ボッチ高原へ。見晴らし台で小休止してビーナスライン一周完了。後ろを気にしないミニバンさえいなければなぁという所。

 高ボッチ高原を下って諏訪大社へ。これまで行こう、行こうと思いながら後回しにしていた諏訪大社四社巡りをする。
 ドライブの都合で下社春宮~秋宮、上社本宮~前宮と訪問。思っていたよりこじんまりした境内で、これは下社の二宮、上社の二宮をそれぞれ一体と考えると良いみたい。
 鳥居から社殿まではこじんまりとした境内なれど、四隅に御柱という柱が建てられていたり、四社とも違った面持で建立されているところが面白い。また主神とされる建御名方神はあまり説明がなく、実態は別の神様が祀られていることがあきらかというのも興味深い。
 実際、御柱祭や御神渡など独特な祭事が行われており、諏訪大社の独自性が垣間見られる。

 追記。本日宿舎とした岡谷市のホテル近く。イルフ岡谷食品館は色々やばかった。食品の品ぞろえのショボさと貧祖な感じもさることながら、店員があきらかに70歳を超えたような老婆でレジの操作にも一苦労。何故かアルコール類の取り扱いを控えているなど、本当にやっていけてるのかと心配になるレベルだった。

 本日の走行距離は582.2km。

2026年7月8日水曜日

スーパーガール

  映画「スーパーガール」を観て来た。
 スーパーガールとは「青スーツに赤パンツという超絶ダサイスーパーマンの女性版」という認識であった。しかし予告編で観た彼女はジャニス・ジョプリンのような不敵な見た目が素敵で、例のスーツをまとってニヤリと笑う姿は「ダサイスーパーマンとは一味違う」風に見えた。
 評判が悪いという噂を風のうわさに聞きつつも時間があったので映画館へ。予約時自分一人しか座席予約が無く、入場時も誰もいなかったので貸し切りか?と思ったが、その後二人ほど入ってきた。まあ動員的には大失敗だな。

 ストーリーは破綻。設定はお気楽。太陽ひとつで強くも弱くもなるが、それを克服手段は無く陽が沈むのを(日が昇るのを)待つだけというお粗末。誰これ?というマッチョ悪漢的ロボという味方も存在意義が薄く、なんで出て来た感あり。
 そもそも復讐を試みるルーシーを諫めるガールが自堕落に溺れていて説得力ないし、まあ自分のようになっちゃいけねーよ、というそれなんだろうが。

 それでも結構楽しめた。やっぱり格好いいねーちゃんが野郎どもをぶちのめすのはイイ!もし自分が若い女性だったら自己投影してしまうんじゃなかろーか。活躍するのが女性(スーパーガール)なら、手助けするのも女性、救出するのも女性というフェミニン満載の今時ハリウッド映画臭がどうにも鼻につくが、自分としては許容範囲。そうした背景を抜きにしてスーパーガールの活躍だけ観てればOK。そんな映画だった。

(ストーリー)
 ふらりと立ち寄った悪漢に家族を皆殺しにされた農家の娘ルーシー。復讐を果たしてくれる仕事人を探して酒場に向かいスーパーガールと出会う。二人は逃げるための足を探していた悪漢と遭遇。ガールのペット”クリプト”が悪漢の毒矢を受け、解毒剤を処方しなければ三日の命に。こうしてガールはルーシーと共に悪漢追跡の旅に出る。
 恒星間宇宙バスのハイジャックと黄色い太陽のくだり。悪漢が立ち寄る星にて、酒場での乱闘とロボの登場。悪漢を取り逃がし無用な殺人が行われる。
 更なる追跡をするも罠にはめられるガールと捕囚されたルーシー。しかし再び昇った黄色い太陽で回復すると、悪漢一味をぶちのめし、解毒剤の入手とルーシーの復讐がなされる。
 少女との旅で自らを見つめ直したガールはいつまでも自堕落ではいかんと思直し、地球へと帰還する。