昨年公開された「28年後…」の続編「白骨の神殿」を観て来た。ちょうど仕事が休みだったので公開初日の鑑賞。予約時は席がひとつも埋まっておらず、初日にしては寂しい限りと思ったが、映画館に行けばそこそこの入りとなっていた。
三部作で企画された「28年後」の第二部となるが、前作との二部作という感じ。ジミーズに助けられたスパイク少年のその後のストーリーが描かれる。
ジミーを助けた一風変わった集団「ジミーズ」はヒーローなのかという前作からの問いは、序盤の執拗なサディスティック描写で回答される。元ネタであるジミー・サヴィルが国民的スターが実は犯罪者であったという事実を踏まえているかのよう。
一方で今作はゾンビ映画の巨匠ジョージ・ロメロが繰り返したゾンビが人間性を取り戻せるかというテーマが語られ、ゾンビ映画としては陳腐な発想なのでイマイチに感じてしまった。感染者のリーダーである狂暴な「サムソン」がケルソン博士によって人間性を取り戻していく展開は何かこれ違うなぁ…という感があったが、これは「ジミーズ」との対比なのだろう。
映画の最期で描かれる、発症者の集団から逃げるスパイクたちを遠景で描く演出はこの映画独特な手法で、相変わらずセンスがいい。
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