2026年6月19日金曜日

「スターウォーズ マンダロリアン・アンド・グローグー」 「マイケル」

  SF映画「スターウォーズ」の新作スピンオフ「スターウォーズ マンダロリアン・アンド・グローグー」とキングオブポップとされるマイケル・ジャクソンを題材とした「マイケル」を観に行った。どちらも前々から楽しみだった作品で、公開してすぐに劇場に足を運んだ。

 「スターウォーズ」は動画配信サービスのディズニープラスにて前日譚にあたるシリーズが公開されていた。自分はディズニープラスに加入していないので観たことはなかったが、ファンにはとても好評な作品。
 マンダロリアンというのは本編に出てくる「ボバ・フェット」のような要望をした戦士で、惑星マンダロアをルーツに持つ戦闘種族・集団とのこと。テレビシリーズが3シーズンも続いているので設定や物語がしっかり作られているが、初見で映画を観ても理解できる作りになっていた。

 冒頭の銀河帝国残党を捕まえにいくアクションシーンは、正義のヒーローであるジェダイが主人公だった過去作と比べ、様々な武器を駆使してストームトルーパーを冷酷無比に倒していく所が斬新だった。スターウォーズのどこか時代劇風な剣劇に対して007に出てくるスパイのようなプロフェッショナル感を滲み出していた。
 その後いろんな惑星を飛び回ってストーリーが進み、最後は共和国軍のXウイングが出てきて終了という展開は王道のスターウォーズ的展開だった。

 エンターテインメントに徹した作りで見やすく、それがスターウォーズ感を薄らいでいる感じもしたが、ひとつのお話しとしては良かったのではないか。幼いグローグーもそれほどあざとさを感じさせなかったのも好感。ただし見せ場を作るために毒でやられたマンドーを介護する下りは冗長に感じた。


 「マイケル」は最近流行りの伝記的作品。ビートイット、スリラーなどのヒット作が直撃した世代だったので予告を観た時点で懐かしく楽しみであった。
 マイケル・ジャクソンは悲劇的な最期に加え、整形に関する賛否、少年への性的虐待疑惑など暗い話もあった。ヒーローの醜聞をどのように扱うのか興味深かったが、今作はそれらについて扱わず、父親との確執と独立をテーマとしていた。そのため尻切れトンボ感というか、これで終わりなの?という気がしたが、これは続く続編にて語られるのだろうか。

 伝説のモータウンライブにおける「ビリージーン」や、世界的ヒットとなった「スリラー」のOVなど、オリジナルの完コピが見所。よく再現しなぁと思う反面、少しやり過ぎというか、コピーに何の価値があるのだろうと疑問に思ってもみたり。
 晴れやかできれいな物語的起承転結を求めるあまり、史実にあった事実が隠されている点も残念であった。訴訟の問題などもあって実在人物を扱うお話しの難しい所か。

0 件のコメント:

コメントを投稿