2022年2月27日日曜日

2022年 初ツーリング

 今週辺りからだんだん暖かくなり、日昼は気温が15度を越える日も。いよいよ春が到来。車を買ったこともあり、運転の練習がてら千葉や伊豆などへドライブに出掛けたが、いまいち楽しさに欠ける。安全な車内でシートに腰掛けているため、爽快感に乏しいからか。
 暖かくなってきたこともあり、先日訪問した日本平ではバイカー達を多く見掛け、楽しそうに感じられた。
 いよいよ自分も本年初ツーリングへ出掛けよう!

 行き先はいろいろ悩んだが、毎年恒例となった感のある大菩薩ラインへ。これだけだと芸がないので、昨年全線開通した中部横断自動車道を経由して、富士山を中心とした大きな周遊路を計画。

①中部横断自動車道
 6:30頃出発。久しぶりのCB1300号だったがいつも通り快調。乗り手側が久しぶりでぎこちない感じ。
 西湘バイパスは小田原インターから西が通行止めとなっているので、国道一号線で箱根方面へ。三島から伊豆縦貫に入り、沼津インターで東名高速に乗る。東名はガラガラ。天気がいいのにね。
 富士川SAで道を確認。中部横断自動車道は富士川沿いというイメージだったので、ここで降りるのか?と思ったが、確か東名(新東名)と中央自動車道が接続されたというのが売りのはず。手前の富士ICは西富士道路(R139)だし、はて?
 正解は中部横断道は南部町で富士川と別れ、清水方面へと南下とのこと。清水JCT(新清水JCT)で東名(新東名)と接続となっている。確かに物流の関係から清水港と直結させた方が都合が良いやな。
 道を確認した所で富士川SAを出て、清水JCTからいよいよ中部横断自動車道へ。 


 中部自動車道は片側一車線の対面通行。しかし利用者は少なくいつもガラガラ。双葉ICまで開通した今でもやっぱりガラガラであった。
 この道路は富士川ツーリングをしながら建設状況を見ていたが、身延あたりでは工事現場を見掛けたものの、それ以南では現場を見られなかった。なので全線開通はまだまだ先のことと思いこんでおり、昨年の開通の知らせには驚かされた。今日走ってみて一気に開通出来た理由が判明。南部から南は長いトンネルで結ばれていたのであった。どうりで現場を見掛けない訳だ。

 長いトンネルの所々で短い開口区間があるが、時折見せる外の風景は完全に草深い山奥の風景。結構無理して作られているなと思った。それにしては利用者が少なすぎる…。時期的なものか、まだ開通間もないので認知されていないのか…。
 今日は天気が良く、かなり暖かくなると予想していたが、甲府へ向かうにつれどんどん寒くなる。かなり重武装で装備を固めてきたが、それでも寒い。中部横断道を越えて双葉ICに到着してラーメンをすする。辛みそラーメンを食べたが不味かった。

②大菩薩ライン~奥多摩周遊道路
 中央自動車道の勝沼ICで降りて大菩薩ラインへ。下調べしたところ国道411号線はチェーン(冬用タイヤ)規制は出ていない。山梨と西東京を結ぶ主要幹線だからだろう、などと一人合点し、少し不安を覚えつつも進む。遠く見える山々は雪をかぶって白いが本当に大丈夫なのか?
 前を二人乗りのクルーザーが走る。タンデムの割に速くてライン取りも綺麗。ペースメーカーに丁度いいと追走していたが、登坂車線で道を譲られる。仕方なく前に出るも、ちょっと気合を入れなければならんなぁ。
 案の定、遠くの山肌や法面には積雪が残っている。それでも走行車線は乾いているし、逆車線をかなりの数のバイクが下ってくるので大丈夫なのだろうと安心していたが、柳沢峠を越えた辺りで様相が変わってくる。路肩の積雪が走行車線にはみ出してきた。雪解け水で一部は凍結までしており、路肩付近はかなり危険。トンネル内もちょっと怖い。路面状況をよく確認しながらの走り。
 新年走った三段峡に比べれば…と勇気を奮い起こす。これだけバイクが走っている以上、この先も全面凍結はしてないのだろうが、濡れた路面を走るのは気持ちの良いものではない。後方からくるタンデムクルーザーは、つかず離れずの距離を保っている。
 何個目かのヘアピンカーブを抜けたあたりでついに走行車線上に積雪が。溶け切らなかったのか、どこかから落ちたのか。幸いに轍の部分がクリアとなっていたので慎重にそこを通って抜ける。ここが最後の危険ゾーンだったようで、徐々に降雪は消えていった。
 一息いれるため道の駅「たばやま」で一服。追走してきたタンデムクルーザーも休憩に立ち寄ったので、思わず「一箇所、危なかったですね」なんて声を掛けてしまった。

 
 大菩薩ラインの有様に奥多摩周遊道路もやばいかなぁと思いつつ、まあこれだけライダーを見掛けるということは何やかんや行けるんだろうという正常性バイアス発動。
 入ってすぐの逆車線でパトカー二台とすれ違い、お巡りは事故が起きないようピリピリしてんのかな、なんて思う。スピードは控えめにしつつ走り都民の森到着。大菩薩ラインに比べれば凍結もなくビビり損。ただし都民の森をすぎた帰り道は路肩の一部が凍結しており、最後まで気が抜けなかった。

  本日の総走行距離380km。今年もいろんな所へ出掛けたい!

2022年2月16日水曜日

FITでドライブ 伊豆半島半周

 日曜日に出勤。代休で月曜日が休みとなったので、伊豆半島を海岸線沿いに半周してきた。前日夜は御殿場から箱根は雪。小田原から見る箱根の景色は雪山となっていた。

  国道135号線をのんびり走る。バイクで走るこのシーサイドラインはいつも気分最高なのだが、車では爽快感が半減。予報では晴れとなっていた天気もあまり優れなかったのも原因か。そうは言いながらも車の練習を兼ねて下田まで走った。

 西伊豆方面へ向かって半島一周しようと思っていたが、戸田峠方面は冬用タイヤ規制。あまり天気が良くならなかったので気温が上がらず、一部の路面が凍結したままなのだろう。
 どうしようか思案していたところ、天城峠方面から修善寺へ抜ける中伊豆ルートで規制が解除。河津から天城峠へ向かう国道414号線へ。

 以前バイクでここを走った際、台風による土砂崩れで通行止めとなっていた。今日走ってみると道幅は狭くヤビツ峠のよう。これは通行できなくなるわけだと理解。これが国道!?と言いたくなるような入り組んだ道も河津川を越えた辺りまで。以降、河津ループ橋や伊豆縦貫道の建設現場などを観ながらのんびりドライブ。
 旧天城トンネルへの分岐を越えた辺りで、川端康成つながりなのか路肩の看板に「注意!トンネルを抜けると雪国!」なんて警告が。大げさだなぁなんて思いつつ、トンネルを出た先の方が標高も下がるわけだしとタカを括っていると、通過後道路脇に結構な量の積雪が。路面凍結こそしていなかったがビビった。


  中伊豆を縦断。沼津から東名で帰還。東名から見える丹沢山脈も、まるで北アルプスのような雪山の風景。小田原に何年も住んできたのに、今までこんな景色を自覚することがなかった。仕事の関係で降雪を気にするようになったからこそなのだけど、小田原はたまたま雪が降らないだけで、すぐそばは雪国なんだなと実感。


 

2022年2月15日火曜日

バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ

 映画「バイオハザード」のリブート作。「ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」を観てきた。ミラ・ジョヴォヴィッチ無双となったこれまでのシリーズが一新され、原作準拠でリブートされるということで期待したのだが、残念ながらつまらなかった。

 物語はゲームの第一作と第二作を混ぜ合わせたストーリー。洋館事件とラクーンシティ壊滅を合わせたためボリュームたっぷり=尺が足りない。この映画を見に来た観客のほぼすべてが知っているストーリー展開で、盛り上がりのないまま時間が進んでいく。
 登場人物は多く。クリス、クレアの兄妹。ゴリラ系のジル。酔っ払いのルーキーとなったレオン。サングラスを掛けていないウェスカー。どれも原作から改変、改悪され魅力がなくなってしまった。

 アクションシーンも何を見せたいのか不明。ラクーンシティでゾンビが集団で襲ってくるシーンはなく、洋館での襲撃は暗闇で何が起こっているのかわからない。予算がなかったのだろうか。んーゾンビ映画は低予算でも撮れるのが売りなんだがな。

大怪獣のあとしまつ

 「大怪獣のあとしまつ」を観た。ゴジラのような怪獣が倒され、その死体をどうやって処理するのかというストーリー。柳田理科雄の「空想科学読本」で取り上げられそうな題材。斜に構えた特撮ファンなら考えつきそうなテーマで、奇抜なアイデアという感じではない。
 怪獣退治のアクションシーンはほどほどに、それ以外の登場人物が織りなす物語でストーリーを進めるというのは「大怪獣東京に現る」にも似てる。内容がつまらないという辺りもよく似ていた。

 今回も前情報を仕入れないようにしていたが、ネットでは酷評続出などの悪評を見掛けていた。前述の「大怪獣東京に現る」も題材に比べて実際の映画はつまらなく、そんな感じなんだろうなと思いつつ映画館へ向かった。
 つまらない理由は明らかでギャグがことごとく滑っている。真面目にやりたいのかギャグにしたいのか中途半端。また実写でやると嘘くさい表現(パニックになった官房長官が走り回るとか)が演出されている辺りも乗り切れない。

 前評判通りつまらない映画だと眠気を感じ始めたが、工場の社長が登場した辺りで製作者の意図が理解できた。社長の名前が「八見雲=やみくも」という馬鹿馬鹿しさに、まるで筒井康隆のドタバタ小説を思い出す。ああ、そうか。ナンセンスなスラップステッィックコメディにしたかったのねと全てを納得。以後、映画としての演出を一切楽しもうとせず、筒井小説風を読んでいるんだと脳内変換したら面白さが理解できた。

 しかしこの作品は「空想科学読本」のようにリアリティを追及して作るべきだった。恐らくシン・ゴジラを楽しんだような人たちがこの作品を観て酷評をしているのだろうが、彼らが求めていたのは庵野作品に見られる程度の真面目さ、リアルさだったからだ。
 あるいは今作のようにギャグ映画としたかったのであれば、変に人気俳優や実力派俳優を集めず、芸人にやらせれば良かったと思う。昔のひょうきん族やゴーストバスターズなどのように。

2022年2月13日日曜日

FITでドライブ 房総半島

 FIT購入後、初のロングドライブに出掛けた。行き先は佐倉城、房総半島一周である。

 中古で購入したFIT。搭載されているカーナビは Panasonic の Strada。DVD再生できたり立派な代物だが、地図のデータは古く更新サービスも終了。ナビとしては使い物にならない。
 しかも外部入力端子がない為、スマホなどの音源を再生することも出来ず、現状 FM/AMチューナーとしか使い道がない。
 FMトランスミッターで音源を送るか?と考えたが、SDカードが読み込めるので試してみる。なお 2GB までしか対応していない。10年ひと昔とはよく言ったものだな。
 幸い MP3 の取り込みに成功。試しに何枚かアルバムを保存、再生。どうやらデーターの取り込みがデリケートなようで、1アルバムに2,3曲は取り込み失敗。曲の途中で終了してしまう。走行しながら取り込んだからか。なんとも使いにくい。

 東関東自動車道を進み四街道インターを降りれば雪が。佐倉城への道中も人の往来がない田畑や斜面などにはしっかり雪が残っていた。想定以上の降雪があったのだなぁ。
 かくて佐倉城へ到着。こちらも雪が残っていた。


 佐倉城は二度目の訪問。再び来た理由はスタンプを再度押すため。
 昨年雨の能登半島ツーリングで100名城ガイドが水浸しとなり、幾つかのお城スタンプが消えてしまった。佐倉城もその一つ。千葉方面へ出掛けた際ついでに立ち寄ろうと思っていた。

 佐倉城での用事を済まし、次は犬吠埼へと思ったがすでにお昼。銚子まで出るのは諦めて九十九里有料道路へ。晴天の下、シーサイドを快走するも車なので解放感がなく気持ち良くない。やっぱりツーリングはバイクの方が数倍楽しい。
 確かに車は走り出すのも楽だし、天候や気温に左右されないのは大きなメリット。その分旅情や爽快感に欠く。一方バイクは乗り出す手間が掛かるけど、体全体を通して「走っている」楽しみを味わえて楽しい。
 比較して初めてわかる両者の違い。自分はバイクのが好きだな。


  いすみ、勝浦、鴨川、館山と房総半島を回り、館山道からアクアラインへ。横浜新道経由で帰宅。

 何度か注意力散漫で危なかったなぁと思う場面あり。車特有の四角には注意し、余裕をもった運転を心掛けねば。また車幅感覚がまだ曖昧なので、キープレフトが上手くない。これも慣れが必要だろう。
 さらに買い物に出掛けた際、ライトを点灯したまま離れてしまった。今回はすぐに戻ってきたからいいものの、一日中つけっぱなしだったらバッテリーはアウト。消し忘れには注意しなければ。

2022年2月6日日曜日

ゴーストバスターズ アフターライフ

 一昨年から公開の情報が入っていたものの、コロナの影響で延期されてきた作品。前回の女四人組によるリブート作とは異なり、イーガン・スペングラーの孫が主人公という後日譚となっている。

 予告編でも感じたが割としっとりとした作品となっていて、オリジナルのようなコメディとは違った展開。イーガンの謎の死や他のメンバーたちなどの伏線が少しづつ明らかになってくるものの、ゴーストバスターズってこんな真面目な映画だったっけ?と、どうも乗り切れない。
 過去作をオマージュしながらゲートキーパーとキーマスターが邂逅。ついにゴーザ復活とクライマックスが近づいてくるもののやはり乗り切れず。ガキンチョ主人公なのも感情移入できないからか。
 最後の最後でオリジナルメンバー登場するも、老けた姿に結構ガッカリ。ピーター(ビル・マーレイ)の「1,2,3の2で撃て! 1!撃て!!」には笑ったが、ありきたりの展開でこんなもんかぁ感。

 切り札がことごとく不発に終わり、どうすんの?って所でなんとイーガン・スペングラーが霊体(CG)で登場。ヤラレタ!!イーガンつまりハロルド・ライミスは本当に死んでいるのに、違和感なく現れて演技までしてくれる。
 ああ、なんだ。いまこうして文章にしてしまうと結構陳腐な気がする。でもあの場面で出てきたイーガンには現実にはいないハロルドとダブって感動を超えて泣けてしまった。

 今回のゴーストバスターズを作るにあたって、ハロルドの死は大きな影響があっただろう。オリジナルメンバーは永遠に揃うことがないという意味で。しかしそれを逆手に取ったストーリーには一回限りの裏技的大団円。これ一点をもっていい映画だったと感動。キャストロールものんびり見てしまうほどの余韻に浸った。

中古車 ホンダフィット2購入 ③

 かくしてホンダフィット2を購入したのである。

 仕事の都合で必要に駆られて購入。なんて割には書類を送ってから納車日までの待ち時間は割とワクワクしてしまった。若干の不安とともに。

 開店してすぐに車を引き取り、お店のすぐそばにあった裏道で走行練習。予想以上にすぐに乗れるようになり、これはセンスがいいのか単車に乗っていたからか。車両感覚にも慣れて、狭い道でも苦にならないし、坂道発進も余裕。

 燃料が心もとないのでスタンドに寄ってから遠出しようと思ったものの、産業道路、厚木街道とも渋滞で思うように進むことが出来ず、気付けば厚木南インター到着。新東名へ。
 秦野中井で降りてすぐのエネオスで給油と思ったが、心変わりでさまよい続け、しまいには二宮市街地通過~西湘バイパスへ。給油できぬまま大磯方面。このまま圏央道へ戻れば元の木阿弥。強引に大磯西インターで降りて国道一号を二宮方面へ引き返そうとすれば、こちらも大渋滞。
 あきらめて渋滞を進むがさすがにしびれを切らして大磯東で再び西湘バイパスへ。今度は小田原方面へ進み、国府津インターで下車。県道を通って国道255号に抜けてやっと給油。大井松田インターで東名に乗って御殿場方面へ向かう。
 道中、鮎沢PAと足柄SAに停まり、駐車の練習をする。前日までYoutubeでバック駐車の動画を何個も見て予習した効果もあってか、割とスムーズに駐車できるようになった。

 御殿場で降りて箱根へ。乙女峠で気温は0度(14時50分)。今晩は雪かもなぁなんて思いつつ仙石原から湖尻、元箱根に回るとパラパラと雪が舞い始める。急がないとやばいと下山を急げば、芦之湯あたりは雪景色。この時期の箱根をなめると危険だ。凍結スリップに気をつけながら車を進める。
 まだ昼間だし日差しもあるしなんて思っていたが、路肩部分は普通に積雪がアイスバーン状態になっているし、一部区間は本線に雪が残っていた。小涌園あたりまで降りれば雪も消え、なんとか無事に下山。宮ノ下の交差点で少しヒヤリとしたものの無事帰ることが出来た。

 久しぶりのドライブだったが予想以上に上手く乗れた。調子に乗ることなく練習に励みたい。フィットの乗り心地は視界が広いことと、車体のコンパクトさから乗りやすい。高速時の直進安定性はこんなもんかなぁといった感じ。
 ファミリー向けの小排気量エンジンは鈍く、加速時は適切なギアを使用しないとスピードが上がらない。VTEC搭載とはいえ燃費向上用の i-VTECなので仕方ない。楽して乗ることができないが、車を操っている感があって、これはこれで楽しいものだ。


2022年2月5日土曜日

中古車 ホンダフィット2購入 ②

 前述の条件に合う車は走行距離5万キロ超えのコンパクトカー中心。休みを利用して販売店を訪問。実車を見てくる。

ホンダフィット(二代目)33万円
 フィットは学生時代に乗っていたシティの系譜なので親しみ深い。薄い青の綺麗な車体。左フロントバンパーに擦り傷。マーチと迷っていると言うと、店員はフィットの方がエンジンや車体の造りともに上質だと言う。

ホンダフィット(初代)25万円
 素人には初代も二代目も同じように見える。よく見れば結構違うんだけど。年式が経っているため値段は安いが、グレードは上なので装備は豪華。車内に独特の異臭がするのでパス。

日産マーチ(三代目)25万円
 カエルのような独特なフォルムは日本車離れしていて好き。インテリア含め女性向けではある。車格が小さいので取り扱いしやすそうなイメージ。外装に傷は見当たらない。シートに汚れ。タイヤはすぐに変える必要がある。

トヨタカローラアクシオ(初代)44万円
 ATメインの車種だし50万円を切ることはあまりないので現車確認。かなり大きなスリ傷やヘコミがある。10年落ちなのに1万キロ程度しか走っておらず、ぶつけまくって乗らなくなったパターンか。

 ほかに候補として挙がってきたのは、スズキスイフトやマツダデミオ。 いい車なんだろうが、個人的好みでパス。またMTという条件なのでフィットRSなどのスポーツモデルも検索に引っ掛かる。しかし走行距離10万キロ以上となっており、どんな使われ方をしてきたのか不明なのでやめておいた。今にして思えば格安の使い捨て気分で乗ってみても良かったかな。

 現車を見に行った結果、カローラは思いのほか車内が狭く感じ、あまり乗りやすそうに思えなかったので脱落。マーチかフィットか迷ったが、販売員の言葉を信じてフィットにする。

中古車 ホンダフィット2購入 ①

 学生時代に自動車の普通免許を取得後、ホンダシティ(二代目)に乗っていた。
 社会人となって都内の寮に住むことになって手放す。以後、通勤や休日レジャー使用としては二輪の方が手軽で楽しかったこともあり、乗用車を購入することも乗る機会もなかった。こうして25年近く車に乗らず。立派なペーパードライバーとなった。

 乗る機会を逸すると自然とハードルが高くなり、車は怖いものというイメージとなる。両親はずっと車に乗っていたので家に車はあったし、使ってもいいと言われていたが乗らず、仕事で乗る機会があっても理由をつけて断ってきた。
 学生時代に乗りなれていた記憶が残っていた新社会人の頃は、仲間とスキーに行った際、交代でドライバーを行ったというのも今や夢のよう。

 このまま車とは無縁の生活にも思えたが、親が高齢になるにつれ、今後の介護や何かあったことを考えれば車があった方が良い。自身も年齢を重ねれば二輪より四輪の方が楽になるだろう。いずれ乗ることになるのであれば早いうちに乗って車両感覚を思い出した方がいい。歳を取るほど感覚は鈍るのだから。
 また昨年転職してから、仕事中に車を使用する機会が増え、直接は言われないものの暗に運転を迫られている。

 こうして年明けて車の購入を決意。まずは慣れるための練習用として安い中古車を買うことにした。選定条件は以下、

①マニュアルトランスミッション
 仕事で使う車はMTが多い(2tトラック)。また自身で車に乗る動機付けとして操って楽しいMTが最低条件。通勤や買い物程度であればビックスクーターで十分だし。

②排気量1,000cc以上
 軽自動車は小さすぎて練習にならない。①の条件から軽だと走らないであろう。

③支払総額50万円以下
 上を見ればキリがないし、あくまで練習用と割り切るならこの程度の金額が妥当。

④神奈川県内
 いまやネット通販は普通の世の中。でも何かあった時のアフターサービスを考えると近場で購入した方が良いだろう。

 こんな感じで検討。「グーネット」などを中心に車を探す。すべての条件を満たす車となると、リッタークラスのコンパクトカーで走行距離が5万キロ以上という感じ。丁度学生時代に乗っていたシティと被るクラスなので親しみがあり、久しぶりに乗るには手頃な大きさなので都合が良い。
 その中でも走行距離10万キロ以上のスポーティモデルを外した結果、ホンダフィットと日産マーチが候補となった。