今年の夏は新潟の笹川流れへ行くことに決めていた。全国一周は終わっているが取りこぼしている幾つかの内の一つ。ついでに佐渡島へ渡りキャンプツーリングにする予定だったが、台風15号が急に発生。しかも東北方面に上陸しそうな案配。佐渡島へのキャンプは取りやめてホテル泊とし、出発日を一日繰り上げるとともに予定をがらりと変更した。
一日目 小田原~福島(磐梯山エリア)~山形
当初予定では初日に新潟へ出る予定だったが、台風を避けるため先に東北方面を周る。よって計画していた国道17号線(谷川岳三国峠)には行けず。圏央道八王子付近での渋滞を避けるため5時過ぎに出発。結果渋滞には巻き込まれることなく東北道へ出ることが出来た。
羽生から佐野あたりは交通量も多く混雑気味ではあったが、幸い事故や渋滞にあうこともなく福島西ICに到着。
セブンイレブンにて一服。磐梯吾妻スカイラインへ。山頂には雲が掛かっており、天候が気になる。温泉街を抜け海抜1,000mあたりで霧の中へ。まったく視界がきかない。
硫黄臭ただよう中進んで行けば1,400m付近で雲の上に出たのか視界が開ける。そのまま草木のない特徴的な山肌を見やりながらつづら折れを走る。駐停車禁止なので写真を取れないのが残念。
かくして浄土平に到着。用事もないのでそのまま走り抜ける。
磐梯吾妻スカイラインを降りて中津川渓谷方面のレークラインへ。ここは前回走ったビーナスライン同様、ずっと通行止めになっていた。
念願かなってやっと走ることが出来たが生憎のにわか雨。しかもかなり強い降りとなり、走りを楽しむ感じになれなかった。
びしょ濡れになりながら今度は磐梯山ゴールドラインへ。こちらは雨も上がっており道路も走りやすくて最高。ここまでの道と比べて道幅が広く、適度なカーブもあって楽しい。
そのまま磐梯山を下って道の駅「ばんだい」へ。喜多方ラーメンを食べたかったが丁度お昼時とあって大混雑。外の売店で「にしんそば」を食べる。汁が薄く感じたが、甘く煮つけられたニシンをほぐして一緒に食べると丁度いい感じだった。
そのまま円を描くように五色沼方面に戻って裏磐梯へ。西吾妻スカイバレーから山形に入る。福島との県境はかなり強い雨が降っているようなのでカッパ着装。峠の駐車場に立ち寄る気にもなれず、せっかくの風景も当然のことながらまったく楽しめず。下り道は川のような流れとなっていた。
総じて磐梯山ツーリングは想定外の大雨で走りを楽しめなかった。天気予報では晴れだったが、山の天気なので仕方ないか。
今にして思えば磐梯方面に固執せず喜多方方面へ抜けてラーメンを食べるのも良かったか。それでも県境の大雨を回避することは出来なかっただろうけど。
そのまま宿に着くには早いので宿泊地の米沢を通過して熊野大社へ。今回の目的地のひとつ。地図ではすぐそばのように見えて結構遠かった。
三重の熊野本宮大社から勧請を受けたそうで主祭神は伊弉諾尊。ならんで伊弉冉、素戔嗚となっている。島根、三重と並んで日本三大熊野のひとつでコンプリート、と思ったら島根の熊野大社はやっぱり別系統とのこと。代わって碓氷峠の熊野皇大神社が入るそうだ。今度行かねば。
再び米沢へ戻って宿舎へ。本日の走行距離は583.1km。
二日目 山形~新潟
二日目は米沢から新潟へ。鳥海山に出るルートを検討したが少し距離が長すぎるので今回は断念。代わって新潟市内散策を計画する。
国道287号を北上。長井市あたりで最上川流域を走るかたちに。大江町にて最上川と別れて国道112号へ。一つ目の目的地である月山湖到着。ここでの見ものは大噴水。常に噴水が噴いていると思っていたら10時から一時間毎だそう。資料館などで時間をつぶして噴水を待つ。
思っている以上に空高く舞い上がる噴水は見事であった。その高さは112mとなっており、これはダムの高さと同じだそう。
鶴岡にて一服。ついに日本海に出る。これまでの山道から海沿いの道と風景が様変わりして楽しい。日本海は波高く時化ているようだった。一時間ほど走って笹川流れ到着。この辺りは海水浴場が並んでいる。
笹川流れとは無数の奇岩、洞穴などが連続する名勝地となっている。奇岩の連続するあたりは有料駐車場ばかりでバイクを止める場所もなく、のんびり景色を見ることが出来なかった。すぐそばの道の駅まで行けばいいと歩を進めたが、到着した辺りは特徴的な海岸の風景がなくなってしまい残念だった。
次の訪問地は「新潟空港」。立派なターミナルビルは綺麗だし、ちょうどお盆シーズンだからか利用客もそこそこ多いみたい。屋上からの見送り場も離着陸が良く見えて好印象だったが、調べると営業損益は全国でもワーストクラスのようだ。
新潟の名物を調べた所「たれカツ丼」というものを見つけ駅前のとんかつ店へ。天丼などに使うような甘いタレを掛けたカツ丼だった。会津のソースカツ丼同様、たまごでとじることはしない。薄めのカツが5枚ほどのっていてボリューム満点だった。
揚げ置きが出来るからか提供時間も早かった。観光客向けだからか値段は結構高かった。
かつ丼を食べたばかりということもあるが、普通盛でもかなりの分量。それでも残すことなく食べきった。独特でおいしいカレーだった。
ホテルが駅前であればこのまま夜の繁華街をうろつこうかとなるのだが、今回の宿は少し外れた所にとったので市街散策はここまで。







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