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2025年4月24日木曜日

モーターサイクルショー2025

 モーターサイクルショーに行ってきた。
 会場のビッグサイトがあるお台場へは、いつも有料である首都高湾岸線を利用していたが、知り合いによれば一般道もあるとのこと。一度そちらを使ってみたいとて、下道をエッチラホッチラ進む。毎度のことながら保土ヶ谷~戸塚近辺から渋滞発生。横浜から先は信号も多く時間ばかり掛かってちっとも進まない。
 目印とされていた平和島にて第一京浜から海方面へ。産業道路っぽい高規格道路が現れ、これがお台場へと続く一般道だった。台場とはトンネルで繋がっている。話によればレインボーブリッジを通れるということだったが、聞き間違えたか。
 話の種に一般道でここまで来たが、会場到着するころには疲労感でいっぱい。もう二度とやらないと心に誓う。

 今年の目玉はホンダの「CB1000Fコンセプト」。
 似たようなコンセプトバイクは2020年に「CB-Fコンセプト」と銘打ち発表された。しかしコロナ騒ぎで一般公開されず。またCB1000R(車体価格約170万円)をベース車両としたことで、最終価格は200万円くらいと言われた。同様コンセプトのライバル「カワサキZ900RS」が150万円程度と比較するとかなり高価と言わざるを得ない。
 結果、発売されずお蔵入り。まあ妥当な判断だった。

 今回はCB1300のファイナルと同時アナウンスのため発売は間違いないだろう。ベースマシンのCB1000ホーネットは130万円と元がお安いため160万円程度で販売されるのでは。装備やエンジン出力など加味すれば十分対抗できそう。


 実車を見るとCB1300の重厚感はなくなり軽快な印象。重量が50kgくらい軽くなりそうなので取り回しは良さそう。思っていたよりタンクが大きく幅広なのでCB750Fの雰囲気は感じられない。今回はスペンサーカラーでの登場だったが、トリコロールに期待。
 すぐそばにCB1300のファイナルエディションが鎮座していたが、ホンダスポーツバイクのフラッグシップとして威風堂々としているのはさすが。

 さて今年のモーターサイクルショーは、天候の都合で初日たる金曜日に来場。午前中は報道関係のみとして一般客は午後からの開放。見物時間が短くなるので訪問客が減ると思いきやいつもと変わらぬ満員だった。
 メーカーブースも人の波でじっくりバイクを見ることもできず、ここまでバイクで来た疲労感も合わさって、あまり展示を見ることもなく会場を出てしまった。

 疲れた体にムチを入れて一般道で帰る。試しにとレインボーブリッジへ出てみると、言われた通り有料道路の下に歩道もある一般道が併設されていた。ここのことを言っていたのか。平和島からでなく、芝浦からのアクセスであった。
 以下、中原街道にて寒川に出て帰宅。

2025年1月5日日曜日

2025 新春「紀伊」②

 三日目

 さあ新春初試しエンジンスタート大会開始。JAFにも入ったしスタンドの位置も確認した。最悪の場合にどうするかは考えたので後は神様にお祈りしてエンジン始動。

 掛かった!!

 さすが大吉パワー。ありがとうございます。

 ホテルを出てすぐ神倉神社が見えた。また必ずお参りに行きますと祈って新宮を立つ。熊野三山の最後「熊野那智大社」へ。那智の滝へは何度も訪問しているが、那智大社をスルーしてきた。これは自分の不信心によるものなのだが、自分の中では滝こそが祀るべき対象と感じていた為。
 駐車場を後にし参道を行くと石階段がそびえ立っていた。こちらも500段近い階段があるそうだ。途中何度かの休憩ポイントがあり、神倉神社ほどの勾配ではないのが救いか。熊野三山は元々本宮と速玉の二社で、那智は修験場だったのが理解できる。ゼーゼー言いながら拝殿を目指した。

 熊野那智大社も速玉大社と同様、建築物が朱塗りとなっている。拝殿はさらにこじんまりとしているが、護摩祈祷や大樟胎内くぐりなどがあって密教の雰囲気がある。隣には青岸渡寺や再建された三重塔が立ち並び、彼方には那智の滝が流れ落ちる遠大な景色。見映えはここが一番ではなかろうか。

 熊野三山巡りを終え、本日はこれまで紀伊半島ツーリングをしながら回収できなかった観光スポット巡り。

・「橋杭岩」
 大抵潮岬へ立ち寄るので、ここにも止まるという選択が出来なかった。国道沿いにバイクから眺めることが出来るということもある。良く見ればなるほど確かに奇怪な光景で他に類を見ない。ゴジラの背中と称するのもよくわかる。

・「三段壁」
 まあ良くある断崖絶壁で東尋坊のようなものか。白浜温泉へ来た観光客の立ち寄りポイントといった感じ。空港が近いからか中国人観光客多し。怪しい洞窟見学エレベーターにお土産屋のコンボ。どこにでもある風景を名勝化する手口。

・「白崎」
 毎度行こうと思いつつ、国道から少し離れる為時間が取れなかった。真っ白な石灰岩が特異な印象を醸し出す。が、何でここだけ白いの?と不思議になるがその答えが掲示されていなかった。公園内にある道の駅に行けば資料があったのかも。

 道中定番の「岩代駅」に立ち寄り山浩子のテングサの歌を聴く。しかし初めて訪問した時の感動はもはやなく、ルーティンで立ち寄っているだけな感じ。次は来ないかも。駅入り口の交差点には信号すらない、何もない無人駅だからな。

 今朝エンジンが一発始動したことで気が大きくなり、和歌山2りんかんへは立ち寄らずホテルへ向かうことにした。白崎からホテルまでの道のりは思ったより遠く、宿泊地の紀の川へ到着するころにはあたりは真っ暗になってしまった。

 本日の走行距離269.4km。意外と距離走れてないのは沿岸部のクネクネ細道が多かったからか。


四日目

 今日は訪問予定が白紙。奈良、京都あたりを走ることになるが、渋滞の具合によりどこまで行けるか想定できなかったため。昨晩一応ピックアップはしておき、神武天皇ゆかりの橿原神宮と橿原陵、法隆寺。また大神神社、石上神宮あたりを再訪してもいいかもなんて思っていた。
 昨晩の宿はルートインだったのでのんびり朝食バイキングを楽しむ。出発は9:00と遅くなったが、何々急ぐ旅でもない。エンジンは一発始動とならず少しばかり焦る。何度か時間をおいてセルを回した所なんとか始動。怖い怖い。

 紀の川沿いに東へ走っていけば、高野山、九度山といった案内標識を見掛ける。割と近いのねという感じ。テントを積んで予定なしのキャンプツーリングもありだな、なんて妄想するが、実際やれば行き先がグダグダになってあまり面白くないんだろうな。
 国道169号にて北上開始。明日香に辿り着く。いよいよ古代の杜奈良盆地だ。思っていたより狭い道を抜けて橿原神宮を目指すが大渋滞。警察まで出て規制を掛けている。自分が知らなかっただけで橿原神宮はメジャーだった?今度奈良出身者に聞いてみよう。あっさり行くのをあきらめて渋滞から逃げ出す。
 次は法隆寺を目指すがのんびり走った結果、いつの間にかお昼になってしまった。調べると法隆寺周辺も人出が多いようだ。訪問予定の奈良・京都の集客力は所詮地方霊場である熊野三山とは比較にならないようだ。ましてや三が日の初詣期間だしな。

 ぱっと切り替えてここで新春ツーリング終了。帰宅することに決めた。本日の宿は快活俱楽部の個室なのでキャンセル料はとられないし、今朝エンジンが始動しなかったのが頭に残る。宿泊代を一日ケチることができるし、無理せず帰るがベター。京都はまた来よう。

 名阪国道にて三重へ。亀山周辺で渋滞しているのでこれを避けて旧R25を進みJCTから新名神へ。みえ川越の先で再び渋滞発生。ちょうど給油タイミングだったのでR23に降りる。しばらく国道を進んで渋滞をやり過ごして伊勢湾岸に乗り直す。

 あとはしばらく渋滞無し…のはずだったが、新東名岡崎から大渋滞発生。なんか情報を誤認していたみたい。だから東名への入口が混んでいたのか。さらに雨雲発生で全身ずぶ濡れ。防寒着を着込んでいるので雨が進入してこないことが救い。とてもじゃないが渋滞に付き合う気にはなれず、すり抜けしながら先を急ぐが、結局新城まで断続渋滞は収まらなかった。
 ここから御殿場までは快適。三車線を120キロでかっ飛ばす。長泉沼津ICにて新東名を降り、箱根峠から旧道で小田原へ。何だかんだ結構時間が掛かり、自宅帰着は20:00となった。
 急な予定変更だったが休みが一日多くなるので良し。

 本日の走行距離522.2km。四日間合計1,384km。

2025 新春「紀伊」①

  今年は年末年始が休みとなったので、久しぶりにバイクツーリング慣行。天気予報によれば日本海側は荒れ模様なれど、太平洋側はしばらく天気が続く様子。その中でも一番無難と考えられる紀伊半島へ何度目かの訪問となった。
 去年あたりからコロナ抑制が解禁されたことと、円安によるインバウンド需要のためか、宿泊料金が高騰していたり、そもそも宿の予約が取れないことが多かった。しかし今回、一週間前のホテル探しにだったのにも関わらず、お手頃の宿をいくつか見つけられた。一時のバブルも弾けて来たのだろうか?少なくとも国内需要においては物価高の要因から旅行客は減少しているそうだ。


一日目

 朝6:30出発。のんびり国道一号線にて伊勢湾フェリー伊良湖港を目指す。大晦日ということで無料のバイパス区間は快適。浜松まで3時間程度、港までは5時間で到着。予定より早い便に乗れたので、鳥羽へ渡って後パールロードを周遊し伊勢へ。神宮付近は初詣参拝客への規制を掛ける準備が整えられ、駐車場はすでに満車となっていた。
 今日は大晦日なのでのんびりホテルで過ごす。伊勢のイオンにて宴会準備を買い溜め、16:00にはホテルへ。
 走行距離337.4km。


二日目

 年忘れで昨晩飲み過ぎた。8時ごろ出発しようとエンジンスタートするも…掛からず。どうやらバッテリーの電圧低下によるもの。
 実はここ半年前から始動時もたつくようになった。バッテリーが劣化しているようなので昨年末新しい物を購入取り付けたが起動できなかった。
 出発前日ということで交換対応をする時間は取れず、かと言ってそばのバイクショップで追加で新品を買うはもったいない。結果安易な「なんとかなるだろう」という正常性バイアスで古いバッテリーに戻して今回ツーリング出発。案の定バッテリー上がり。
 バイク保険のロードサービスを頼んだ所、幸いなことに修理屋さんが1時間ほどで到着。ブースターを接続してスタートさせれば一発起動。やはりバッテリー劣化が原因か。早目のバッテリー交換を勧められたものの、本日元日のためバイクショップは開いていない。明日の朝を乗り越えれば、新年初売りが始まる和歌山「2りんかん」に立ち寄れるのだが。
 結局これを機に、前から入ろうと思っていた「JAF」へ入会することにした。

 気を取り直し、2時間遅れで出発。しばらくエンジンを切るのが怖い。道の駅「伊勢長島まんぼう」までノンストップで走る。トイレに立ち寄るためいったんエンジン停止。もしここで止まっても何とかしてくれる仲間がいるだろう。結果、問題なく一発始動。充電装置に問題は無さそう。

 さて一つ目の訪問ポイントである「獅子巌」へ。予想通り「こんなもんか」という感じ。御大層な説明看板などが並んでいるが、結局自然に出来たものだからこじつけな説明でしかない。
 すこし残念な感じの獅子巌のそばには「花窟神社」という神社がある。こちらは国生み神話に出てくるイザナミを埋葬したお墓と言われ見上げるばかりの巨石が祭られいる。原始信仰の名残が見られて崇高な気持ちになった。
 同じ熊野にある那智大社の滝や大神神社の三輪山など、自然をそのまま祭ったいわゆるアニミズム信仰こそが本当の信仰だと自分は考える。超人的能力をもった神様の存在とそれにすがるというものは汚れたものに感じてしまうし、胡散臭いとされる信仰宗教と何が違うのか?

 さて今度は紀伊半島の海沿いを離れ山間部へ。熊野川の沿岸にある「熊野本宮大社」に向かう。もう午後もいい時間だが初詣の参拝客で賑わい、駐車場は満車の列。こういう時オートバイは隙間に入れてくれてありがたい。
 八咫烏の紋章をつけた旗が掲げられ、鳥居を潜った先には150段近くの階段。必死にこれを登れば拝殿。熊野本宮大社はスサノオを主神としている。参拝後に改めて見ると、何か拝殿の形や並びに違和感がある。今度調べてみようか。

 今年一番の運試しということで「おみくじ」をひけば…「大吉!」純粋に嬉しい。内容もいいことばかり書いてあるので、いわゆるスーパー大吉かな。いつもは小さく折りたたんで持ち歩くのだが、今回はくじは境内に括りつけて御守りをひとつ購入した。今年はいい年になる!

 そろそろ日も暮れてくる時間。急いで最後の訪問地である「熊野速玉大社」を目指す。こちらは海沿いに開けた新宮にある。本宮に対して新宮なのかと思っていたが、そばにある「神倉神社」を旧宮として遷宮されたとのこと。「神倉神社」も巨石を祭った神社で是非行ってみたかったが、急傾斜に500段以上の石段を登っていかねばならないということで断念。もっと痩せてからきちんとした靴を履いて来よう。

 熊野速玉大社はこじんまりとした作りとなっていて、鳥居からほどなく拝殿に到着できてしまう。この辺りも「神倉神社」込みか。建築物は朱塗りになっていて地味な古刹という雰囲気だった本宮大社と比較して華やいだ感じ。
 孝謙天皇より「日本第一大霊験所」の勅額を賜ったとされるが何故ここが?「熊野〇〇大社」という名付けから、素人目には本宮大社が格上に思えてしまうが、速玉大社は神倉神社からの新宮であり、別の社ということか。
 調べてみれば「那智大社」とあわせて勅額を賜るというものや、「熊野三山」に対して賜ったものなどあり、どれが本当なのかよくわからず。 

 本日はここまで。走行距離255.1km。
 さて明日の朝はエンジンが掛かるだろうか。JAFに加入したしガソリンスタンドも割と近くにある。いざとなっても何とかなるだろうが明日が怖い。

2024年10月20日日曜日

2024 秋ツーリング 国道352号

  9月の連休は雨のため残念な結果となった。今月の連休は天気も良さそう。円安の影響からかインバウンド需要が高まり、ホテルは軒並み値上げ、満室。それでも何とか予約が取れたので前回のリベンジ「国道352号」走破を目指して出発。

10/12 小田原~秩父~沼田~矢板

 前回の同企画ツーリング時、栃木の日光や矢板が予想以上に近いと判明。のんびりと下道でも行けそうな距離ということが分かった。結果まずは国道140号(雁坂みち~彩甲斐街道)から秩父に出ることに。
 R246から三国峠経由で山中湖へ。朝早く出掛けたこともあり、久しぶりに霧の掛かった山中湖を観ることが出来た。幻想的。周辺は予想より寒い。日中はもっと気温が上がるはずと我慢。御坂みちにて甲州へ。塩山を通ってR140の雁坂トンネルへ。

 雁坂みちでは大型トラックがボトルネックのノロノロ運転。仕方ないとくっついて走るが、秩父湖への分岐で本道を離れて旧道へ。こちらもクネクネ道なのでスピードは上がらず、これは選択を誤ったかなと思ったが、再合流する交差点で先ほどのトラックをぴったりと追い抜いた。なんたる偶然、大ラッキー。そのまま秩父まで降って道の駅で休憩。

 ここから矢板方面へ向かうルートとして西から、
  ①沼田からロマンチック街道
  ②前橋から赤城山
  ③前橋から足尾銅山
  ④宇都宮
の4パターンが想定できる。①②③は最終的に合流して日光経由で矢板へ。
 今年は何故か日光方面へのツーリングが多く②③は走ったばかり。④は市街地ルートなので楽しくなさそう。結果①を選択。沼田まで関越自動車道でワープ。

 沼田からロマンチック街道を日光方面へ。時間があれば途中で北上して川俣温泉~霧降高原に向かう予定。しかし片品村を越えて標高が上がってくると気温が低下してきて寒い。加えて怪しい雲が出てくる。
 湯滝を過ぎて予定していた川俣方面へ向かう山王林道に向かうもついに雨がポツポツ降ってきて、向かう先の太郎山方面は雨雲に飲まれている。ここは無理せず引き返すが、ついに本降りの雨となる。予報では雨など降らないはずなのに。
 寒さ対策も兼ねて竜頭の滝駐車場にて合羽を着る。雨雲レーダーによると局地的なにわか雨のようで、ちょうどこの辺りだけ雨。そういえば前回半月山展望台へ行った時も霧に飲まれていたし、山間にあたるこの地方は雲が溜まりやすいのだろう。

 いろは坂から日光に降り、途中お腹が痛くなって「ガスト」へ緊急ピットインしながら、本日の宿へ到着。走行距離は390.1kmだった。


10/13 矢板~国道352号~魚沼~国道289号~国道294号~矢板

 いよいよ今回ツーリングの主題たる国道352号へ。
 国道352号といえばロングツーリングを始めたころに知った道で、福島から新潟を縦断する過酷な山道。電話もつながらない孤独な秘境、落ちれば奈落のガードレールがない断崖絶壁、道の上を川が流れる洗い越し…等々。まさにワイルダネスを具現化したような道として紹介されていた。
 いつか行こうと夢見てきたが、バイクはシートが低くて足つきの良いCTX700だし、DCTなのでエンストもないし、色んな峠を走って経験値も増えたし、いまこそ挑戦の時!

 矢板から塩原温泉郷を走り抜け、いよいよ国道352号に合流。R121、400との重複国道となっている。荒海川を境に西へ。ここまでずっと走りやすい峠道。道も良く整備されていてワイルダネスには程遠い。
 昨日に引き続き標高の高い道を走るため寒い。山の狭隘を抜けて走っていくため、陽射しが届かないのも寒さの原因。陽の射す辺りでは寒さも一段落するのだが。道の駅「番屋」で一服するも暖かい飲み物が売っていない。燃料補給、屏風岩見物をして進む。

 この辺りは尾瀬観光の拠点となっていた。七入駐車場では道案内が立っている。尾瀬には興味がなかったので地名が分からず、案内の言っていることが意味不明だった。駐車場を過ぎると急に道が狭くなる。ヘアピンカーブの連続。御池や沼山なんて地名も出てきて、さきほどの案内の意味をようやく理解。尾瀬へ向かう駐車場が満車なので、ここで止めてシャトルバスを使えということだったのか。自分には関係のないことであった。
 尾瀬を抜けて県境。新潟県へ。いよいよ奥只見湖畔を走る。

 奥只見湖はこれといった展望台がなく、また生い茂る木々が邪魔をして湖の全貌を観ることが出来ない。遊覧船乗り場や奥只見ダムへ行くには奥只見シルバーラインが唯一のアクセスルートだが、狭くて湧き水が多いためスリップの危険性が高いトンネル区間が延々とあるため二輪は通行禁止となっているのは残念。
 名物洗い越しも登場。しかし思ってたほど水流は激しくなく、危険を感じることもなく渡れるレベル。長雨の後など日によって違うのだろうが肩透かしだった。
 奥只見湖畔を半周するルートは最初登ってあとは降りていく。地元のツーリングルートとなっているのか思っていた以上に対向車多し。
 クネクネと曲がりくねってなかなかゴールまで辿り着けない感はあるが、道幅が広いのでストレスなく走れる。最終的には湖面の辺りまで降り切ってから湖畔道路終了。展望台がないのが残念だが、荒々しい渓谷を眼前に見ることが出来たり、その渓谷に敷かれた山道を走り抜けて行くのは楽しい。


 酷道と言われるR352、最後の関門である枝折峠へ。「枝折峠は”転落事故”多し!初心者はシルバーラインへ」という警告看板が立っていて恐怖感を煽る。道幅は1.5車線程度と狭く国道と思えば酷いと感じるも、これくらいの峠道はいくらでもある。特に問題なく枝折峠に到着。
 峠付近は違法駐車の列で走りにくい。最近よく遭遇するが、安上がりで健康にもいいからハイキングブームになっているのか。だったら電車できて麓から登山しなさいよと言いたくもなる。
 枝折峠からの景色は絶景と聞いたが、立ち木やススキが邪魔をしてそれほどでもなかった。明け方に発生する雲海が見事らしいが現在正午。霧の気配すらない。こんなもんか、と峠を後にする。
 下りも似たような狭いつづら折れの連続。新潟方面から来るバイカー多し。

 国道352号は自分が思っていたほどの酷道ではなかった。尾瀬、枝折峠という観光スポットがあるため交通量もあり、深い山の中で独りぼっちという孤独感もない。狭いつづら折れや断崖絶壁もあったが、待避所も多いし舗装もされているので走りづらさを感じることもなく、いい意味で期待外れだったな。それとも自分の酷道耐性が高まっているのか。

 魚沼からはR252~289へ。田子倉湖を通って那須高原を抜けて行く。R352とは打って変わって快速ワインディングとなっており気持ちいい。田子倉湖の眺望が見事だったが、かっ飛ばしてレイクビューポイントに止まることもせず。走って走って白河。国道294号にて南下。大田原を通過して矢板帰着。
 走行距離418.9km。クネクネ道多しで距離以上に走った気分。


10/14 矢板~日塩もみじライン~霧降高原~小田原

 最終日。初日に走れなかった川俣湖方面へ。時間の関係で川俣温泉までは行けないが、霧降高原には行きたい。

 昨日は矢板から北上して塩原温泉郷を走ったので、今日は西へ向かって鬼怒川温泉を通ってみる。鬼怒川温泉は不況でさびれているというイメージがあったが、バイクで走り抜ける分にはあまり良く分からなかった。昨日通った塩原や地元の箱根、湯河原といった小さな宿の連なる温泉郷に比べ、広々としていて大型ホテルなどによる団体客目当てか。
 熱海しかり団体客目当ての温泉街はバブル崩壊後軒並み不況となった。企業の慰安旅行などが減ったためか。しかし楽天トラベルなどで検索しても、今だに食事込み2万円などのプランばかりで素泊まり旅人には高過ぎる。
 観光ホテルには観光ホテルなりのやり方、売り方があるのは理解できるが、もう少し多様性をもったリーズナブルなプランがあればと思う。近くに日光の歴史建築と大自然があるのにさびれているというのは勿体ないことだ。

 鬼怒川を抜けてもみじラインへ。カーブ多めのワインディング。名前の通りもみじの回廊となっており、紅葉のシーズンとなれば綺麗だろう。今年は夏の暑さが遅くまで残ったためかいまだ青々と生い茂っている。
 この道はエーデルワイススキーリゾート、ハンターマウンテン塩原というスキー場へのアクセスルートとなっているようだ。塩原温泉郷へも直結しているが走りにくいため、利用する人は少なかろう。2017年度版マップルでは有料道路となっていたが無料だった。
 途中30km/hになっている箇所があり、「速度取締り中」の立て看板もあって楽しめない。もっともきついカーブは多いし、落ち葉などでコンディションも良くないので、あまりスピードを出そうという気にはなれない道だった。

 R121の温泉とダム街道を進んで霧降高原へ。牧場のため切り開かれた高原は雄大で、これまで木々に遮られてきた樹海道路ばかり走ってきた眼には新鮮に映る。ここをグングン登っていく県道169号線は広々として走りやすく標高1440mにある天空の展望台は絶景。今回ツーリングで一番の景色だった。
 連休の最終日ということで、渋滞が発生する前にさっさと帰ろうと考えていたが、無理して足を伸ばした甲斐があった。

 霧降高原を後にして日光へ。日光宇都宮道路~東北自動車道~圏央道~小田原厚木道路~帰宅。奇跡の事故渋滞なし。本日の走行距離は371.5km。

 今年の夏は南海トラフ地震騒ぎでロングツーリングに行けず、天候不順で予定通りにならないツーリングが多くてフラストレーションが溜まった。久しぶりに三日間ぶっ通しで走れて大満足。
 3日間の総走行距離は1,180km。

 そう言えばプチカスタムでハンドガードを装着。最初にかったCTX700用ハンドガードはプーチのロングスクリーンに干渉してしまうので売却。小さめの汎用品を購入するも今度はカウルに干渉してしまうため加工必須か?と放置していた。
 ふと取り付け部のミラーマウントに高さアップのアダプターをつければ躱せるんじゃないかと思いつき、試してみたら大成功。今回のツーリングで試してきたが…イイ!グランドツアラーとして完成された感がある。
 さっそうと風を切って走るのも気持ちいいのだけど、やはり防風効果がしっかりしていた方が距離を走っても疲れにくいことを実感した。見た目も大きいカウル、スクリーンにマッチしてイイ!
 ・・・中華製なので「風超」という謎ワードが萎えるが・・・。



2024年10月9日水曜日

ツーリング 近況

  この所、ツーリング記録をアップしていないが、だいたいひと月に一度くらいの割合では出掛けていた。しかし今夏は異常な暑さでバイクに乗る気がしなかった。それでもと出掛けたが色々問題発生で、記事にまとめるほどのツーリングにならなかったのがアップできなかった原因。
 せっかくなのでまとめて一つのネタとしてアップする。

6/22 富士山周遊~大菩薩~R139~r35

 夏の閉鎖前に富士山へ行こうというネタと、Youtubeで紹介されていた中央道渋滞時の迂回路の県道35号線を走ってみるというネタに、せっかくだから大菩薩峠でつなぎましたという感じだったかな。
 R246沿い小山のローソンで朝食。延々しゃべっている老人ライダー(NC750X)二人を尻目に出発。特に道草することも渋滞に引っ掛かることもなく須走口に到着したら、抜かれた記憶もないのに朝の爺二人がいて驚いたというのを思い出した。
 県道35号線は記憶になかっただけで何度か走ったことがあった。ぶっちゃけこの辺りはCBR400Rを買ったばかりの頃、走り回っていたからな。


8/3 ビーナスライン表裏

 裏ビーナスとも呼ばれる武石峠からうつくしテラスの高原ラインを走るという企画。
 ビーナスラインはそれこそ年一以上で出掛けているが、武石峠方面には行ったことがない。理由は美ヶ原高原美術館方面から武石峠へ抜ける道が通行止めのままとなっているからだ。迂回するには松本市街へ降りて再び登る必要があるが、縁がなくて行かずじまいだった。
 実際に訪問した感想としては「まあ、こんなもんか」。裏ビーナスの高原を走る爽快感は最高!なんて記事を目にしたことがあるが大した距離を走るでもなく、ぶっちゃ感動はなかった。
 裏ビーナスを降りた後、高ボッチ高原へ向かおうと思ったが、せっかくなので上田方面へ向かい、県道62号線で再登頂するという、いつもと反対側からのラインで高原美術館に上るきっかけになったのは良かった。
 なおビーナスラインを走っている時は標高も高く走りやすかったが、下に降りると地獄。今年のバイクツーリングはやばいかもと実感させられた。


8/13 チェリーパークライン断念

 今年の夏ツーリングはまさかの「南海トラフ地震発生注意報」とかいう、後に陰謀論が巻き起こりそうな勇み足警報が原因で中止。本来であれば四国へ行く予定だったが、まさか南海トラフのまさに真っ只中へ突撃する気にはなれなかった。
 結局地震は来ず、天気予報が外れた程度の気安さで誰も責任はとらされず、今年の夏ツーリングの代わりに一泊二日くらいで出掛けようとあてもなく出発した。
 買ってから一度も使っていなかった中華製小型カメラをセットして動画撮影しつつ、一号線~沼津縦貫道~中部横断道~中央道と進んで須玉IC下車。
 清里ラインを北上し、八ヶ岳のビューポイント(平沢峠)、野辺山観測所などに立ち寄る。この辺りで「CB1300を降りるきっかけとなったチェリーパークラインに再挑戦!」という企画を思いつく。
 しかし天候不順で妙義山方面は雨のため通行止めという標示板が出ており若干の不安。小諸まで到着すれば浅間山方面は真っ黒な雲が立ち上っており不穏な気配。残念とは思ったがリベンジは断念。
 北と東は雨模様、西の上田、長野あたりで宿を探すも見つからず。今年はツキがないのだと諦めて引き返す。途中、円形分水や松原湖に立ち寄る。
 当日はあちらこちらでゲリラ豪雨。うまいこと躱しながらここまで来たが、楽をしようと中央道に乗ったのが運の尽き。最後に見た天気予報では存在しなった雨雲が甲府盆地に発生。大雨を降らせていた。全身ずぶ濡れ。高速道路なので逃げることも出来ない!
 御坂ICあたりで雨は止み、御坂みちをかっ飛ばせば風圧によって服も乾き始めたものの、トンネルを抜けたら再び雨。涙。今年の夏はダメだ、と思い知らされた一日だった。


9/14-15 只見湖断念


 敬老の日(三連休)を利用し奥只見方面へ出掛ける計画を立てた。宿の予約をした時は晴れの予報だったのが、ツーリング当日になってまさかの秋雨前線南下。一番大事な国道352号線を走る日に大雨予報。ただでさえ洗い越しで危険度高しと言われている道に突入する勇気はない。スケジュール中に宿をキャンセル。すごすごと引き返すこととなった。
 国道(酷道)352号を走ることが目的だったので、初日のルートは適当。6月に走ったばかりの赤城山へ行き、ロマンチック街道をつまみ食いするだけと目的のないツーリング。中禅寺湖畔にある半月山展望台と古峰神社に立ち寄ったものの、これだったらもう少し考えたルートを走るべきだったと残念。
 翌日はこのまま帰るだけでは悔しいのと、圏央道が八王子JCTで大渋滞かましていたこともあって青梅IC下車。奥多摩~ヤビツ峠を走って帰宅した。日帰りツーリングコースじゃん。今年は雨にやられることが多い気がする。

2024年6月8日土曜日

Honda Go Meeting 2024

  今年も開催された「Honda Go Meeting」。今回はゴールデンウィーク中の開催が6月へずれ、会場も鈴鹿サーキットからツインリンクもてぎに変更となった。春先鈴鹿ではF1が開催されたので会場が変わったのか。また6月は雨の多い季節なので天候が不安。
 あらかじめ休みをとっておいたものの、予想通りというかイベント周辺日は台風や前線の活発化により雨模様。最悪イベントのための休みだったが目的地変更も視野に入れつつ、開催日近くなって詳細な予報によればなんとかいけるか?という感じ。


一日目 長野~北関東を走り抜ける!

 ルート「清里~佐久~軽井沢~(碓氷峠)~赤城山~足尾~日光~宇都宮」

 今日は400km以上のロングツーリング。一日中走り続ける。
 6:00出発。出発時、圏央道に渋滞がないことを確認して八王子経由で須玉ICを目指す。しかし道中の掲示板にて渋滞発生を知る。せっかく渋滞のないことを確認してこのルートにしたので悔しい。素直に御殿場経由にすれば良かった。
 最初の情報では2km5分程度だったのが、渋滞付近では10分。さらに小仏トンネルまで断続渋滞という情報を見て高速での進行を断念。高尾で降りて垂水峠経由で渋滞回避する。これはこれで楽しいか。相模湖ICにて中央自動車道に乗り須玉ICへ向かう。

 清里ラインから横川までロングラン。道中潰れた飲食店を見掛けるが、元々採算が合うと思って営業したのか?一日何名程度の来店を期待していたのか。開店当初は成り立っていたのか?とても不思議。
 いつもは清里から八ヶ岳方面へ向かうが、本日はそのまま佐久方面へ。松原湖など楽し気な場所をみつける。オレンジ色の同色同型ハーレー二台ぷらすネイキッド一台で勝手にマスツーリング。
 小諸にて東へ。軽井沢から碓氷峠を降って横川にて給油。なんと31.8km/L。エコ走行してたわけでもないがなぁ。

 高崎~前橋の市街地区間でお昼。山岡家でラーメンを食べる。赤城山へ。市街地では暑過ぎて上着を脱ぐが、案の定山頂は寒かった。赤城山はハイキングのお客さんで大混雑。景色を眺めることもなく走り去る。赤城山を周遊するコースを走りつつCTX700のカーブに開眼。荷重移動が大事。減速時に体を後ろへ。曲がるときはリーンインを意識。

 R122(足尾バイパス)にてついに雨。局地的なにわか雨ぽかったので我慢してそのまま走行。予想通り日光に抜けるあたりで上がった。日光から日光街道にて宇都宮。本日の宿に到着。かなりの距離を走り続ける厳しいルートだが順調に進んで、予定通りに到着できた。

 本日走行距離478.0km。いやー走った。写真一枚も撮らないくらい走り続けた!


二日目 Honda Go Meeting

 開場すぐにコースインしたかったので早目にホテルを出立。宇都宮から茂木まではバイパスが完備されとても走りやすかった。偶然同じホテルにMeeting参加者が泊っており、鈴鹿から来訪。近くでレンタルバイクを借りての参加ということだった。

 今日は午後から雨模様。所によっては強く降るらしい。例年に比べ参加者が明らかに少ない。もてぎでのバイクイベントは初めてだったので勝手がよくわからない。事前のホームページ告知も要領を得ず、知りたい情報を得にくい、未掲載と不便だった。
 初回のグループでサーキット走行開始。もてぎサーキットは形状を良くわかっていないので新鮮に走れた。きつめのカーブ多め、鈴鹿の裏ストレートのような直線はなし、立体交差もあるのねーという感じ。無事初回走行終了。帰り際に記念写真ブースへ向かい来場写真を撮る。

 試乗会が10時15分の為、受付のあるイベント本会場へ。まずはサーキット走行写真を購入する。一枚2,200円とめちゃくちゃ高い。なかなか良さげなホンダの帽子は6,000円とべらぼう。ぼったくりもいい所だわ。
 バイク用グッズは総じて値段高すぎる。キャンプグッズなどのアウトドア用品もそうだが、この不景気に足元を見るようなことしていると誰も買わなくなるぞ。

 試乗会予約は開催前にネットによる事前予約制だった。チケット購入まで知らなかったため出遅れ。乗りたいバイクはあらかた埋まっていた。しかし当日スマホで予約を取るよりスマートなので、今後もこの方向でお願いしたい。
 フォルツァ、トランザルプ、NC750に空きがあり、買い替え候補に一番近いNCを予約。昨年のイベント以来二度目の試乗。同じシステムで似たようなエンジンのCTXに乗るようになったので昨年より具体的に印象を測れそう。
 試乗して感じたのは、排気量660cc(CTX)と750cc(NC)というわずかな違いからくるパワフルさ。YoutubeなどでNCは意外と速いなんて評価をよく見るが、確かにこの力強さは頼もしい。
 これは排気量からくる違いもさることながら、DCTの味付けが違うことも影響。CTXは低回転における鼓動感を演出しようと早目のギアチェンジをする。対して各ギアで適正に引っ張るNCは強いトルクで加速感を感じる。しかし高回転エンジンではないのですぐにパワーが頭打ちしてしまうのが残念。
 乗車姿勢においてはCTXのフォワードコントロールと低いシートに慣れたからか、NCのステップが窮屈に感じ、また足つきの悪さも気になってしまう。シートは薄くて固めなので、CTXのように長時間乗ったりはできないだろう。
 試乗の結果NC750Xへの羨望は完全になくなった。と同時にCTX700の乗りやすさ、長距離ライド適正を再認識させられた。クルーザーなのでワインディングでのスポーツ走行には問題点もあれど、旅バイクとしては究極なんじゃないか?

 試乗会参加後、そばの展示車両も見回る。第二の乗り換え候補CB650Rは、話題のEクラッチ専用ブースに並べられ、跨ることが出来ず。宣伝写真など見ると小さく見えてしまうが、実車は大きさ面構えともがっちりしている。CB750の中古を買うならこっちのがいいのだろうか?
 NC750Xに試乗した時も感じたが何台か跨った結果、フォワードコントロールに慣れ過ぎてしまい、普通のレイアウトだと窮屈さと違和感を感じるようになった。もうクルーザーしか乗れない体になったか。
 第三の乗り換え候補レブル1100のでさえシックリこない。第四の乗り換え候補GB350Cはハンドル位置の関係からかいい感じに跨れた。見た目のクラシカル感が足りないのが残念。リアシートを外せばだいぶ違うのだろうか。
 結果CTX700の株が上昇。買い増しはあるかも知れないが、終のバイクになりそう。大事にしよう。

 そのまま昼食。のんびり過ごす。1,500円とべらぼうに高いクラシックバーガーを食べる。驚くほど美味しくない。どこが1,500円?と問い詰めたい。バンズはレンチンしたのか柔らかくカリッとしていないし、パティも焼きたての香りや風味もない。クオリティを期待したがただのサーキット価格だった。
 そもそも提供時順番を抜かされたのに実は順番通りに出来上がっており、他の客に誤って提供した商品を謝罪もなく渡されるという始末。スタッフは忙しそうだったし人も好さそうだったので何も言わずにおいたがひどい対応だわな。

 午後からは連続でサーキット走行をする。今日は空いているので待ち時間なし。
 昼過ぎからポツポツ雨が降り始め、天気予報によれば雨雲が接近中。しかし文句も言わず雨具を着始めるライダーたちに感動。
 三連続走行して大満足。15:00頃から雨脚は強まり寒くなってくる。ホテルまでの道中もそこそこあるのでパレードランまで待たずここらで撤収した。

 今夜の宿は日立市に予約をとったが、水戸にしておけば良かったと後悔。雨の中走行しているからか遠く感じる。しかもGoogle先生は広めの幹線道路でなく、近道の山越えルートを指示してくるという鬼。

 今日の走行距離は159.7km。


三日目 北茨城ツーリング

 昨日までとは打って変わってよい天気となる。暑くなりそう。びしょびしょに濡れた衣服やバイクもすぐに乾くだろう。
 宿を出発。国道6号線バイパスへ。海の上に建てられた橋桁を越えて、浜の宮ロードパークへ。売店も自販機もないただの駐車場だったので唖然。ただし景色は素晴らしい。西湘BP国府津PAや東名由比PAに匹敵。堤防が低くて見晴らしが良いからここが一番かも。

 そばのループ橋を越えて県道36号へ。先ほどの海上橋桁もそうだがわざわざ必要か?という疑問が残る。さて県道36号はいたる所土砂崩れとなっており、雨天通行止めとなるらしい。工事現場を見れば崩落した跡がそのままむき出しになっていた。確かにこれは降水時危険かも知れぬ。

 二つ目の訪問地は「御岩神社」。アポロ14号の宇宙飛行士が光の柱が昇るのを見たとして、パワースポット認定されているそうだ。雨上がりの山道をハイキングしてご神体を見に行くまでは出来なかった。
 安産祈願のなされている神様らしい。参拝客に若いお兄ちゃんや、真摯にお祈りをしているおじさんの姿を見掛けたが、子供でも産まれるのだろうか。

 何故かダンプカーなど大型車両がビュンビュン走る広域林道などを走り「竜神大吊橋」へ。竜神ダムのそばに作られ付近を周遊できる橋となっている歩行者専用の吊り橋。かなり立派で頑丈に作られている。バンジージャンプなども行われていた。

 次いで「袋田の滝」へ。先ほどの竜神大吊橋もそうだが、車での観光客向けに適度な案内看板が掲示され分かりやすかった。
 訪問するまで知らなかったがこの滝は「日本三大瀑布」のひとつとされているそうだ。ちなみに他の二つは「華厳の滝」「那智の滝」とのこと。そのせいか滝への入口には観光客向けのお土産屋、飲食店などが軒を連ね、駐車場へと誘い込むおばちゃん、おじちゃんたちが立っていた。その内のひとつへバイクを停め滝を見学に行く。
 入場料を支払って滝壺まで通ずるトンネルを通る。掲げられた四季の写真をみると、冬場は雪に閉ざされ川原も凍り付いてしまうようだ。
 滝まで500mほど歩いて展望エレベーターに乗る。上がった先には別名「四度の滝」と呼ばれる何段も岩肌を落ちていく滝の全貌が見える。

 落差のある崖を一直線に流れ落ちていく滝も美しいが、こうして幾重にも分かれる水流もまた趣がある。
 展望台から降りて滝壺側から見る滝は圧巻の風景。四つに分かれていた流れが集まって落ちてくる様は豪快でしばし見とれてしまった。

 予定していた訪問地はここで終了。あとは国道118号線をひたすら南下して常磐道那珂ICへ。常陸大宮までは久慈川沿いを進むのんびりとした快速国道。そこからは沿道に飲食店などの立ち並ぶ風景となる。
 すぐそばに筑波海軍航空記念館や石切山脈などもあって立ち寄ろうかと悩む。あいにく北関東は午後から雨の予報。せっかく乾いたバイクや衣服が濡れるのも嫌なので、ここは帰路を急ごう。

 常磐道から三郷方面へ向かって首都高を通るのが最短ルートだが、渋滞を嫌いつくばJCTから圏央道といういつものルートを選択。しかしこの選択が大ハズレ。圏央道を進んでいくと程なく埼玉方面に黒い雲が掛かっているのが見えた。降り出す前に抜け出せるかと思いつつ走るが、無常にも道は雨雲の方向へ。ついに川越を超えたあたりで雨が降り始めた。
 入間や青梅という普段でも雨の降りやすい辺りは水煙で視界不良になるほど。当然全身びっしょり。狭山PAで雨宿りをしようか思ったが、ここまで濡れたら変わらないとそのまま進行。八王子から相模原あたりはトンネル多めなので助かった。
 海老名へ着くころには雨が止む。恐らく海沿いに雨は降っておらず、首都高ルートであれば濡れることもなかっただろう。
 天気予報をずっと見ながら走ってきたが、周辺ばかり見ていたのが誤算。ロングツーリング時は行く先も用心せねば…。無事帰れたので良しとしよう。

 本日の走行距離が356.3km。三日間合計が994km。
 初日のロングツーリングは良かった。またロマンチック街道~草津方面へ行きたい。またCTXの累計走行距離が1万km近くなったのでタイヤのドレッドをチェック。なんとフロントの溝がまったく存在しないスリックタイヤ状態。
 先日2りんかんでオイル交換した時は何も言われなかったし、いつからこんなになっていたんだ?と思ったが、恐らくもてぎのサーキット走行で削り取られたらしい。恐るべし!サーキットの舗装!

2024年3月22日金曜日

マジェスティ バッテリー交換

  先日報告の通り、年明けてからすっかりご無沙汰していたマジェスティ。ついにバッテリーが上がってしまった。もっとも3年以上使っているバッテリーなので経年劣化しており、使用時に始動しにくいこともあった。結果、ひと月以上乗車がなかったのが致命傷となったようだ。

 定期的に交換が必要な消耗品でもあるし、4月にある三重出張に乗っていこうと思っていたので、交換決定。型番を調べ、Amazonにて台湾ユアサの「TTZ10S」を購入。4D9のバッテリーはCBR400Rと同じ型番だったようで購入履歴が残っていた。

 交換自体は取り立てて難しいこともなく、Youtubeにあったバッテリー交換動画を参考にして無事終了。試しにとセルを回せば一発始動。当たり前ながら嬉しい一瞬。

 そのままマジェスティに跨り買い物に出掛ける。快適な乗り心地に改めて感動。ステップの手直しを続けているCTX700と大違い。乗車姿勢と丁度良いハンドルの位置など、昨夏の九州旅行で道中の記憶が薄いわけだ。乗り心地が良すぎて記憶に残らなかったようだ。
 DCTでほぼスクーター感覚で乗れるCTX700の存在意義が問われてしまう。

2023年7月23日日曜日

バイクパーツの売却

 CB1300を売却したことに伴い、関連パーツを全て売ることにした。ついでということで、倉庫の肥やしとなっていたCBR400Rのパーツも併せて売る。売却先はアップガレージ。
 買ってからほとんど使わなかったもの。買って間もないものなどなど、金額的に考えるとかなりの無駄使いとなってしまった。きちんと計算すると怖くなる。しかし衝動的にいろいろ買ってしまうのが自分の常。これが自分。これでいい。

CB1300
・ホンダ純正 ローシート
・ホンダ純正 タンデムバー

CBR400R
・ホンダ純正 マフラー
・オーバーレーシング スポーツハンドル
・オーバーレーシング マフラーマウント
・モリワキ バックステップ
・ホンダ純正 シングルシートカウル

アクシストリート
・ヤマハ純正 フロントカウル

共通パーツ
・ゲルザブシート
・タナックス キャンピングバッグ
・タナックス ツーリングシートバック
・無名 タンクバック

 他にタナックスのサイドバックもあったが、マジェスティでも使えそうなので取っておくことにした。

 上記全ての売却金額が全部で3万7千円となった。個別の値段的にもっと高くてもいいんじゃないの?と思う物もあったが、ヤフオクなどに出品してやり取りする手間を考えればこれで十分。CBRのパーツが思いの外高く売れたのはラッキーだった。たぶん現行車種でも共通して使えるのだろう。

2023年7月22日土曜日

CB1300売却

  丸四年間乗って来たCB1300SBを売却することにした。購入時と同じホンダドリーム茅ケ崎店にて65万円だった。

 売却することになったきっかけは前回ブログの通り。CB1300の重量、パワーに対して加齢に伴って体力の衰えが顕著になってきたこと。結果、乗り出しが億劫になり、取り回しもきつい、走っていて怖さを感じることも。

 大型バイクにしては悪くない足つき性も、その車両重量を考えると不安は多く、乗り降りに気を使う。結果ツーリング時の寄り道を躊躇することも何度かあった。
 発売当初一目ぼれした青赤白のトリコロールも、ずっと継続販売され希少価値が減じてしまった。昔は自分以外走っているのが稀だったが、今では普通に観掛けるようになったからなぁ…。

 対してこのまま保持しておこうという気持ちもあった。一目ぼれした色と形。大型に乗っているという優越感と自己満足。取り回しのきつい重量も走行中は抜群の安定感となって頼もしかった。
 パニアケースを装着したり、スマホホルダーやローシートを買ったりとお金もつぎ込んできたので、売ってしまうのはもったいないという気持ちもあった。
 そもそも新車で200万円近い買い物をしたのも、良いものを大事に長く乗ろうという想いがあったからだ。

 しかし春の紀伊半島でこれまで以上に疲労感を感じ、先日の嬬恋で起きた立ちごけには絶望感を味合わされた。同じ思いを二度としたくない。
 今となっては古い設計であるCB1300の過剰な重量は、コーナーリングにおいて重さを感じるし、過剰な馬力はストップアンドゴーにも気を使う。自分には腕力でこれをねじ伏せることができるほどの体力がもはやなく、かつ年齢的にも伸びしろはない。いずれもっと大きな事故を起こすかもしれない。
 また購入時はバイクしか乗っていなかったが、今は四輪(プログレ)も持っていて、役割が被ってしまう部分がある。無理して自分を奮い立たせないとCB1300に乗るというきっかけがなく、それ自体が悲しいこと。

 乗り換え候補として、NC750XやNM4などのミドルサイズを検討。
 NC750Xは先日の鈴鹿イベントでも試乗し、CB1300の用途的な後継車種としては本命。車体重量が100kg近く軽くなるので取り回しは楽になるはず。しかしシート高は変わらないので乗り降りはしにいか。
 乗り降りしやすさでNCベースのクルーザーであるCTXやNM4を考えるが、生産終了モデルなので割高の中古車しか選択肢がない。数カ月前ユーメディアに置いてあったNM4は売れてしまい、代わりに入っていた希少なブルーのNM4は134万円。高すぎて候補にならない。
 一方CTXは神奈川県に現物がない。ネットで見る限り傷多めの一台。不人気モデルだったことを考えると割高。

 考えた結果、今年はマジェスティ一台体制で乗り切ろうかと思う。ビックスクーターは何かと便利な乗り物なのでこのまま所持しておきたい。軽さと足つきの良さなど考えればマジェスティは魅力的なツーリングバイクだ。コーナーを攻めたりといったライディングが楽しめないのが欠点。
 しばらくマジェスティ一台体制として、やっぱり単車が欲しいとなったら改めて新車の購入を考えよう。現状では歳を重ねるにつれ峠を攻めるといった欲求は減じてきて、むしろ雄大な景色を眺めてノンビリ走ることの方が楽しい。大型に乗っているという所有感、優越感はしばらく捨てよう。

 ここ数カ月、無理をして乗るくらいなら売った方が…いやいや長年乗り続けると決めたはず…なんて自問自答してきたが、売却した結果気持ちがすっきりした。結局売って良かったということなのだろう。
 売却金額は65万円が高いか安いか。今となっては電子制御のまったくない旧式モデル。走行距離4万キロ越えで傷だらけとなればこんなもんか。バイク王やレッドバロンなど、いくつかお店を回ろうかとも考えたが、手間なので辞める。

 最後にお別れを言って店を後にした。

 ありがとうCB1300。全国一周。北は北海道から南は九州鹿児島まで。
 いろんな所に連れて行ってくれた。
 君の頼もしい走りは生涯忘れない。

 総走行距離44,608km。

2023年3月16日木曜日

2023 春ツーリング 千葉・房総

  思いもかけず、3日間の休みが取れたので、今年初のバイクツーリングに出掛ける。この所、暖かい日が続いているものの、峠道はまだ冬シーズンとなっており、冬季閉鎖中多し。行ってみようかなと思っていた「伊吹山スカイライン」は通行できず。
 よって冬でも問題のない海沿いということで考え、正月に西へ出掛けたので今回は東へ。ということで久しぶりに房総半島ツーリングとなった。
 生憎、中日が雨模様。それでもツーリング強行。オイルも交換したばかりなので、12月以降冬眠してきたCB1300にどうしても乗りたい!

【一日目】 (地図 赤線)

 せっかくなので風光明媚な西湘バイパスから海岸線沿いを進み、横浜新道からアクアラインを目指す。とくに渋滞もなく順調。海ほたるは相変わらず混雑気味なのでスルー。木更津へ上陸。
 君津PAで一服。思ったよりバイク多し。少し肌寒い。冬用ジャケットで来るべきだったかと後悔する。
 小休止後、館山道を進んで一つ目の目的地「鋸山」へ。

 鋸山へは何度か行こうとしていたのだが、木更津と館山のちょうど中間地点。昔の国割で言えば上総と安房の境界線でもある。長い道のりを房総半島に上陸。館山を目指すことを優先するあまり、高速を降りてまでもなあ・・・なんて感じで後回しになっていた。
 さすがに房総半島ツーリングも何度目かという感じにもなり、今回は急ぐことなく鋸山を目的地とした。

  山頂へはロープウェーが敷かれており、手軽に登ることが出来る。オートバイでも上がれるようなのだが、有料道路はバイク禁止。一般道を調べるのは面倒だったことと、ロープウェーに乗りたいこともあって、こちらを選択した。往復1200円とお高め。
 房総半島は古代海中に沈んでいたことから、鋸山は良質な石切り場となっていたという。垂直に切り立った独特の山肌が形成されているのはそれが理由。 セメントの普及で石の需要が減ったことから現在石切りは行われていない。
 山頂からの眺望はすばらしく、フェンス近くからは怖さを感じるほど。

 この先には「日本寺」という巨大な石仏で有名な寺院や、地獄のぞきと呼ばれる観光スポットがあるが、寺と大仏という偶像崇拝じみたことにどうにも興味を持てず下山。

 鋸山を後にし館山へ。フラワーラインから黒潮ラインをのんびりツーリング。本日の宿泊地が房総半島内陸にある大多喜町なので、どこまで行こうかなと考える。ふと道中にある有名施設「鴨川シーワルド」を思い出し、丁度よい機会なので立ち寄る。
 鴨川シーワルドの入場料金3300円。高ぇぇぇっ!一瞬怯むレベル。ふらりと立ち寄りする金額じゃないなと思いつつ購入入場。 


   横長の敷地を奥へ奥へと進んでいく造り。山地の源流から海へと流れ、浅瀬から海へと水場による魚の違いを説明しながら展示が進む。岩場などは時折潮吹きなどもあって迫力のある展示。水族館によくある小さな水槽に単種での展示ではなく、大きな水槽に数種の魚を群生させており、生き生きとしている。
 目を引いたのは、陸に上がるハゼ(これが何百年もたって、両生類~爬虫類へとなったのか?)。アオリイカ(泳ぎ方が奇妙)。ペリカン(目が怖い・・・というか漫画みたい)。彼らは水槽に住んでいるという自覚があるのだろうか?

 一通り展示を見てから、アシカ・イルカ・シャチのショーを観る。
 イルカショーはジャンプ演技多し。なかなか迫力あり。かわりにシャチはほとんどジャンプしない。あえて役割分担させているのだろう。
 シャチショーは座席での鑑賞時、水が掛かるのでポンチョを販売。最初は演技の結果水しぶきが上がり・・・という程度だったのが、最期は観客席へ水をぶっかけるパフォーマンス。お客さんも嬉々として喜んでいる。これが売りということか。
 演技をつける飼育員さんが皆女性だったのだが、なんか中国雑技団みたいだった。

 ぶらりと訪ねた鴨川シーワールドだったが楽しかった。高いと思った入場料だったが満足。
 宿泊地である大多喜へ向かう道中。出川哲郎のバイク旅一行を追い抜いた。

 

【二日目】(地図 緑線)

 本日は雨模様。一時雷を伴うような強い降りとなるらしい。本来であれば九十九里道路を走って犬吠埼へ出る予定だったがさすがに気が進まず。初ともなれば強行軍したのだろうが。
 そこで予定変更してのんびり休日を過ごすことに。幸いにして昨日の宿泊時、一日限定のクーポン4千円分をゲットしたことも、のんびりムードを加速させた。

 ホテルを出発。雨が降り出す前に一路市原へ。アリオ市原という複合商業施設で一日過ごす。
 まずは映画観賞。スピルバーグの最新作「フェイブルマン」を事前情報なしで鑑賞。なかなか面白かった。良作。別途記述しよう。
 次に床屋。施設内にQVハウスがあったので、散髪した。
 最後はマクドナルド。ハンバーガーを食べつつ、来週の仕事の下準備。ここで仕事を忘れられないのが悲しい性。
 なお映画を観に行く直前、バイクの駐車について館内放送で呼出。ひと悶着あったのだが、気分が悪いので黙ろう。

 そうこうしている内に雨も上がり、本日宿泊予定の都賀へ。道中、鎌取のイオンへ立ち寄ってクーポン利用。夜食を購入。
 夜は快活倶楽部の鍵付き個室に宿泊。「カイジ 和也編」を読了。引き延ばしとネタ切れでつまんなかった。

 それにしても、わざわざ千葉へツーリングしに来たのにこんなことする?というような優雅な一日。


【三日目】(地図 青線)

 最終日。何故か雨がぱらつく。カッパを着るほどではないが、かなり寒い。
 また道中の国道16号線は信号地獄と渋滞。考えてみれば本日は只の平日出勤時間。幹線道路は混んで当たり前だった。
 何も考えずに7:00頃出発したが悔やまれる。天気や交通情報を見て時間をずらせば良かった。

 訪問地一つ目は富津岬。ここも初日の鋸山同様、アクアライン経由だとなかなか寄れない場所。一度だけ来たことがあるが、日が暮れて真っ暗だった記憶。
 悩まされた信号地獄と渋滞は木更津辺りで解消。あとは順調に岬へ。何年も前に一度だけ来た場所なれど割と記憶に残っている。

 富津岬到着。まったく記憶通りの風景の昼バージョンだった。そう言えばキャンプ場があったなぁとか、奥の方に駐車場があったなぁとか。
 シンボルとなっている展望台は修繕中なのか囲われてしまっていた。

 最後の訪問地は初日に行った鋸山ロープウェーのすぐそばにある「金谷港」。お目当ては東京湾フェリー。千葉と神奈川を結ぶもう一つの交通手段。房総半島ツーリングをしているとフェリーの看板を度々見掛け、一度使ってみたいなぁと思うものの、何故かナビの推奨するアクアライン経由となってしまっていた。
 今回ののんびりツーリング最終訪問地として最適。最初と最後が丁度重なった感じなのも、一周した感があって良いね。

 道中ネズミ捕りに出会う。たまたま何も考えず車列の最後尾で制限速度を守っていた為捕まらず。隊列先頭は二台のバイクだったのだが、ネズミ捕りを知っていたのかも。
 富津岬から南下していくR465は国道とはいえ市道レベルの狭い道で、これはこれで風情があって楽しい。

 東京湾フェリーは片道2800円。アクアラインとの比較だと高く感じるが、そこへ付帯する周辺の有料料金を考えるとかなりお得になる。
 館山への到着時間だけみれば、高速をかっ飛ばせるアクアラインが2時間程度。フェリーは横須賀までですに2時間(下道)。そこからフェリーが40分なので時間は掛かる。ただしフェリーに乗っている間は休憩できるので、総じて考えるとフェリーもあり。というか館山方面へ行くことだけを考えればフェリーの方が良いまである。


 これと言った予定立てせずに出掛けた三日間の千葉・房総半島ツーリング。雨予報があったことから、逆にのんびりスケジュールが組めて楽しかった。こんな風に休日をバイクと過ごし、いつもと違った生活空間を楽しむというのも良い。
 
 初日265km。二日目60km。三日目147km。合計473km。

2022年8月28日日曜日

2りんかんまつり

 2りんかんまつりへ行ってきた。開催場所は「ふじてんリゾート」。
 CBオーナーズミーティングの、鈴鹿サーキットがないバージョンみたいな感じ。メインステージではトークショーが繰り広げられ、会場にはバイク関連企業のテナントが出店している。
 予想より人出もあって賑やか。少しコロナ感染が気になるほど。

 お昼頃に到着したので、何かつまみながら見物しようと思ったけれど、飲食店は軒並み行列が出来ていた。唐揚げやフライドポテトを並んでまで食べる気になれず、飲み物だけ購入してテナントを物色することにした。

 現金の持ち合わせもなかったし、わざわざここで買う物もないかと思いつつ回っていたが、タナックスのブースで「防水ボストンバッグ35L」が2,000円と激安。思わず買ってしまった。 

  会場に来ていたバイクで目を引いたのがこの新型カタナのカスタム。なんか新型のコレジャナイ感が薄まっているなぁと思ったら、リアを延長したことで全体のフォルムが 旧型に近くなっているからか。カタナのカスタムとして、これはアリだなぁと思った。つーか、最初からこれで出せば良かったのにとすら思った。


 

2022年8月15日月曜日

2022夏 南九州 七日目

 七日目

08:50 入港
09:15 下船


  台風の影響もなく大阪に到着。ぐっすり眠れて疲れもなし。
 給油をしてカーナビをセット。寄り道も考えたが、明るい内に帰りたい。まっすぐ自宅へ戻る。

 ヤフーナビの指示通り、阪神高速へ。案内通りに走ると地下道路へ。しばらくしてGPS信号を失っていることに気付く。ゴリラナビであればジャイロを併用して案内してくれるが、スマホナビはこの状況だと案内しなくなる。当然大阪の地理感はゼロ。どうすんだ?

 どうすんだも何も、どうしようもない。所詮日本国内だしと開き直って、慌てず騒がず。地上へ出るまで何も考えすに真っ直ぐ進むことにした。
 出た先は近畿道と西名阪のJCT。近畿道経由で名神に出るようナビは案内してくるが渋滞発生の情報表示あり。ここは西名阪から名古屋方面へ出よう。

10:30 針テラス
 かくて思いもかけず名阪国道ルートを選択することとなった。三年前に紀伊半島一周した時以来?ついでなので針テラスへ。行こう行こうと思いつつ、果たせなかったがまさかこうして行けるとは。


  針テラスは名阪国道に隣接しているのではなく、針ICで一度降りる必要のある道の駅なのね。評判通りバイクが多いが、評判ほどではなかった。軽く一服して出ようかといった矢先、強めの通り雨。雨雲レーダーを見るとすぐに通り抜けそう。今回もタイミングが良かった。
 しかし雨雲は近畿~東海に掛かっている。タイミングひとつで大雨の先に行けるか、雨に降られ続けるか、はたまた通り過ぎるのを待つことになるか。

 野生の勘で、今飛び出せば雨雲を先行できると考え、急いで針テラスを飛び出すことにした。

11:45 亀山PA
 亀山付近で渋滞予報。しかし大した混雑もなく通過できた。場合によっては新名神に行こうかと思っていたが肩透かし。

12:40 岡崎SA
 小休止。珍しく伊勢長島で事故、渋滞なし。表示されていた豊田東の渋滞も新東名には影響なし。なかなかついてる。この先も今の所問題なし。雨雲からも逃れた。

14:00 静岡SA
 給油。

14:30 新御殿場IC
 ついに事故発生。いつもながらの鮎沢近辺。本当、東名の御殿場~大井松田間は設計が悪すぎる。下手糞ドライバーが100パーセントの確率で事故るってすごいよな。
 最初にみた表示は渋滞4km=10分。時速換算40km。これなら諦めもつくかとそのまま高速突入を考える。しかし6km=10分で渋滞のお尻が足柄SAを越える。さらに8km=20分となってさすがに駄目。御殿場JCTはすでに詰まり気味。新御殿場ICで降りることにした。
 迂回ルートは国道246か、足柄峠か。Google Mapによれば、まだ246の渋滞が発生していない。であれば246で帰るのが一番速い。

16:00 帰宅
 事故・トラブルなく帰宅。

 本日の走行距離464.6km。南九州ツーリング総走行距離2,272.4km。走ったなー!

2022夏 南九州 六日目

 六日目

08:15 出発
09:10 道の駅「ゆーぼるのじり」
10:15 不動池
 宮崎を出発。本日の目的地「霧島」へ向かい、えびのスカイラインを進む。今日は天候不順。出発時、熊本・鹿児島あたりは大雨の様子。現在の所宮崎は大丈夫だが。


  霧島連山の硫黄山付近では活発な噴気活動がみられているため、不動池~えびの高原の間が通行止めとなっている。
 行ける所まで行ってみようとえびのスカイラインを進む。緑のトンネルが続く登山道は景色も見えずあまり楽しいと思えない。どんつきとなっていることから往来も少なく、連れて路面状況も悪くなっている。
 道中野生の鹿発見。都井岬の馬と違ってすぐに逃げ去ってしまう。

 不動池にて予定通り通行不可。不動池も施設が閉鎖されて入れなかった。

11:30 えびの高原
 えびのスカイラインを引き返し、ぐるりと回り込む迂回ルートへ。こちらは道幅も広く整備されているが、一部車幅減少している。白鳥展望台にて一服。厚い雲が張り出してきていて不安。
  えびの高原に到着。当たり前ながらこちらも通行止めとなっていた。

12:00 道の駅「霧島」神話の里公園
 神話の里公園というのに興味があって立ち寄る。霧島の天孫降臨神話でも聞けるかと楽しみにしていたが、「神話の里」という名前のレジャー施設だった。少しがっかり。駐車場から広がる景色は光と影がアンバランスな調和を見せて幻想的。スマホで写真を撮ったが、まったく撮れていない。
 そうこうしている内に雨が降って来て、一瞬の後に土砂降りに。どうやら雨が降る前に訪れた一瞬の奇跡だったようだ。


 雨宿りしながら昼食をとる。黒豚カツカレー。ジャンボを頼んだはずだが普通サイズ。会計したら予想通りジャンボになってなかった。配膳された時確認しようと思ったが、忙しそうだったのでやめたんだよね。まぁ良し良し。
 うっすいペラペラのカツを頬張りつつ、カレーを食べ終わる頃には雨は上がっていた。タイミング的には丁度いい頃合いに降ってくれてラッキーだった。

14:10 道の駅「まつやま」
 霧島を過ぎ、あとはフェリー港である志布志を目指す。

15:00 うなぎの駅
 志布志着。名物のうなぎを売っている観光販売所へ。うな重一食2,400円に尻込み。そうこうしている間に15:00のオーダーストップ。帰ろうかと思ったが、せっかく来たのにうなぎを食べないのは惜しいので、安いうなぎ弁当を購入。1,600円から300円引きで1,300円。自分にはかなりの贅沢。

15:45 志布志港
 絶対狙ってやってるよな。

 わざわざUターンして撮り直した。

17:30 乗船
18:30 出港
 志布志発フェリー。大阪発と違ってバイクが20台近く集まった。日程的なもの?
 フェリーターミナルには簡単なお土産屋以外何もなし。連休中だから利用客も多いのだろうが、通常は閑散としているのだろうな。
 これまで買っていなかったお土産をみつくろう。これというものがなくて残念だが、お土産なんてそんなもんだ。
 いよいよ九州ともお別れ。九州とは何だったのか。

 本日の走行距離208.9km。

2022夏 南九州 五日目

 五日目

06:45 出発
 今日は予定を変更。当初の予定では桜島に渡って、佐多岬から霧島へ向かうとなっていたが、シンプルに半島をぐるりと回って、都井岬~飫肥城~宮崎を目指す。

07:15 桜島フェリー
 驚くほど簡単に乗船。バイクへのロッキングもほとんどないまま出港。15分程度の内海航海だからか。車の中から出ないドライバーもちらほら。そういえば料金を調べてなかったと思ったら、なんと530円(二輪750cc以上)。めちゃ安。
 目の前に桜島。ワクワクする。

07:30 桜島
 上陸。湯之平展望所を目指す。
 桜島は7月24日に噴火。大きな噴石が飛散するなどし、噴火警戒レベルが5(危険な居住地域からの避難)に設定された。当然ツーリングなんて出来ないわけだが、その後噴火は沈静化、現在の警戒レベルは3。状況に応じての避難準備となった。
 桜島は一度この目で見たかった日本の風景のひとつ。それが達成できて感動もひとしお。思っていた以上に雄大で、まるでゴジラ映画にでも出てきそうな山影であった。

09:50 佐多岬
 桜島を過ぎ、本土最南端「佐多岬」へ。
 本土最南端というのは何とも微妙な立ち位置。考えてみればこの先に沖縄があるし、本当の最南端は沖ノ鳥島となるわけで。
 しかし普通に行ける南の最果てが、この佐多岬というのはわかりやすくもある。ノンストップでバイクを走らせること二時間あまり。やっと辿り着いた感、思えば遠くにきたもんだ感は半端ない。普段はお願いすることもない記念写真をお願いするほど。

 この最果て感はたまらない。疲れた体とここまで来たという実感。この感激こそが次の旅へのモチベーションとなるのだろう。

14:00 都井岬
 佐多岬からいったん来た道を引き返し、国道448号を反時計回りに走る。内之浦、志布志、串間を通り過ぎ都井岬へ。野生馬の生息地ということだが、本当にいるの?と思ったら・・・

 いるじゃん!つーか、野生馬というか馬の放し飼い!?
 人への恐怖心ゼロ。お馬の親子はぽっくりぽっくり歩くよ。バイクから降りてみれば興味深げに近寄ってくる。思わず頭を撫でそうになるも感染症が脳裏をよぎり踏みとどまった。

15:45 飫肥城
 都井岬から日南フェニックスロードを北上。宮崎といえばのヤシの木が立ち並ぶ通りを越えていく。何故フェニックスと思ったら、ヤシの木の種類らしい。

 飫肥城は島津氏と争った伊藤氏の居城。酒谷川の北岸に築城され、日向の最前線という感じ。城内には小学校が建てられ歴史遺構としては見るべき所は少ないが、観光用に城下町が整備され、細かく見てまわることが出来るようだ。

18:30 ホテル

 本日の走行距離391.8km。走ったー!

2022夏 南九州 四日目

 四日目

09:00 熊本博物館「世界の大翼竜展」
 昨日熊本城訪問時、同博物館にて開催されている「世界の大翼竜展」のチラシを入手。ホテルに戻って読んでみれば、翼竜にスポットを当てること自体珍しく、チラシの中にあった「翼竜vs羽毛恐竜~空をめざした2つの”竜”~」というコピーにそそられた。
 翼竜は恐竜ではなく、また羽毛恐竜こそが鳥の元となったとされている。同じく空を飛んだ”竜”同士、その生存戦略にどのような違いがあったのか、というのはとても興味深い。
 予定を変更して熊本博物館を訪問する。

 
 展示されていたのは化石や 全身骨格のレプリカ。その合間に簡単な説明というよくある内容。ランフォリンクスという初期の翼竜がプテラノドンに代表される白亜紀の翼竜へ進化していくあたりは知らない情報だった。
 プテラノドンや今展示館目玉のケツァルコアトルスなど大型翼竜が注目を浴びるが、実際は現在いる鳩やカラスなどと同じくらいの翼竜も多く、これなら飛翔して飛ぶことが出来ただろうなと実感できた。
 一方でプテロダウストロなどの巨大翼竜の一部は飛ぶ理由が見当たらず、再び陸上生活へ回帰した種族なのではないかと思った。

  訪問した切っ掛けである翼竜と羽毛恐竜の違いについてはあまり説明がなく残念。翼竜が滅んだ原因として白亜紀において種の多様性が乏しくなっていたことや、大きな魚などを餌としていた種が白亜紀末の大量絶滅を生き残れなかったことなどが挙げられていた。

 あまり興味がなかったが、せっかくなのでプラネタリウムを視聴。夏の星座を説明してくれたが、これは観て良かった。久しぶりに星座に関する興味が湧いた。今度夜空の星を眺めに行こう。
 展示会向け上映の「フライングモンスター」というのは予想通り寝てしまった。

11:00 (熊本出立)九州自動車道
 博物館を後にして高速を使って一路人吉へ。ツーリングマップルでは快適ルートが掲載されていなかったので、時短を兼ねて九州自動車道を使用。
 八代ICにて「危険物積載車両の通行禁止」看板を発見。もしや長大トンネルがあるの?と思いつつ走っていると幾つかのトンネルを過ぎた後、「肥後トンネル」という6,340mの長大トンネルへ。北陸東海自動車道以来の閉所恐怖症発症するか?と思ったが、案外大したことなく走れてしまった。
 調べると八代ー人吉間はIC間の距離38.5kmで日本最長。トンネル数23ヵ所も国内最多とのこと。ショートカットのつもりで高速を使ったが、逆にいい経験となった。

12:15 人吉城
 人吉ICから若干の渋滞を経て人吉城に到着。こちらは令和2年豪雨にて被害を受け、一部施設が復旧のため立ち入りできなくなっている。
 球磨川を水の手橋にて渡った川岸に立地。天然の要害となっている。実際、川岸に沿って石垣が並べられた様は圧巻で、一円を支配するに相応しい根拠地という風情。城内を自由に散策できないのは残念。


13:50 曽木の滝
 人吉を南下。快速路国道221号を進む。この国道にはループ橋が二つもあるのが見所のようだが、えびの側のループ橋は知らぬ間に通り抜けてしまった。
 えびの市を西へ。伊佐市の南にあるのが「曽木の滝」。東洋のナイアガラというキャッチコピーが、逆に小者感を誘うのだが実際はどうか。
 観光客目当ての公園と駐車場。これはだめかと思ったが、滝自体はなかなか迫力があった。しかしどうしても「ナイアガラ」という言葉に期待が大きくなってしまって、しょぼさを感じてしまう。群馬にある「吹割の滝」も似たような滝だが、そちらの方が感動できたかな。


16:15 鹿児島城
 本日最後の訪問地である鹿児島城。再建された御楼門が見もの。
 元々天守や高石垣などが築かれなかったようで、人が石垣であるという武田氏と同様の考えによるものらしい。同じ源氏の末裔同士が同じ結論に至ったかのようで興味深い。


17:00 ホテル

 本日の走行距離232.5km。