五日目
06:45 出発
今日は予定を変更。当初の予定では桜島に渡って、佐多岬から霧島へ向かうとなっていたが、シンプルに半島をぐるりと回って、都井岬~飫肥城~宮崎を目指す。
07:15 桜島フェリー
驚くほど簡単に乗船。バイクへのロッキングもほとんどないまま出港。15分程度の内海航海だからか。車の中から出ないドライバーもちらほら。そういえば料金を調べてなかったと思ったら、なんと530円(二輪750cc以上)。めちゃ安。
目の前に桜島。ワクワクする。
07:30 桜島
上陸。湯之平展望所を目指す。
桜島は7月24日に噴火。大きな噴石が飛散するなどし、噴火警戒レベルが5(危険な居住地域からの避難)に設定された。当然ツーリングなんて出来ないわけだが、その後噴火は沈静化、現在の警戒レベルは3。状況に応じての避難準備となった。
桜島は一度この目で見たかった日本の風景のひとつ。それが達成できて感動もひとしお。思っていた以上に雄大で、まるでゴジラ映画にでも出てきそうな山影であった。
09:50 佐多岬
桜島を過ぎ、本土最南端「佐多岬」へ。
本土最南端というのは何とも微妙な立ち位置。考えてみればこの先に沖縄があるし、本当の最南端は沖ノ鳥島となるわけで。
しかし普通に行ける南の最果てが、この佐多岬というのはわかりやすくもある。ノンストップでバイクを走らせること二時間あまり。やっと辿り着いた感、思えば遠くにきたもんだ感は半端ない。普段はお願いすることもない記念写真をお願いするほど。
この最果て感はたまらない。疲れた体とここまで来たという実感。この感激こそが次の旅へのモチベーションとなるのだろう。
14:00 都井岬
佐多岬からいったん来た道を引き返し、国道448号を反時計回りに走る。内之浦、志布志、串間を通り過ぎ都井岬へ。野生馬の生息地ということだが、本当にいるの?と思ったら・・・
いるじゃん!つーか、野生馬というか馬の放し飼い!?
人への恐怖心ゼロ。お馬の親子はぽっくりぽっくり歩くよ。バイクから降りてみれば興味深げに近寄ってくる。思わず頭を撫でそうになるも感染症が脳裏をよぎり踏みとどまった。
15:45 飫肥城
都井岬から日南フェニックスロードを北上。宮崎といえばのヤシの木が立ち並ぶ通りを越えていく。何故フェニックスと思ったら、ヤシの木の種類らしい。
飫肥城は島津氏と争った伊藤氏の居城。酒谷川の北岸に築城され、日向の最前線という感じ。城内には小学校が建てられ歴史遺構としては見るべき所は少ないが、観光用に城下町が整備され、細かく見てまわることが出来るようだ。
18:30 ホテル
本日の走行距離391.8km。走ったー!
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