大型二輪の購入にあたって、取り回しや乗り心地などを試すために「ホンダ モーターサイクル スクール」(HMS)を予約していた。その後、スクールへの参加を前にしてCB1300を購入してしまったが、自分のバイクでは立ちごけが怖いのでスラロームを始めとする低速走行は練習しにくい。いい機会なので倒しても大丈夫な教習車で存分に練習しようと思う。
今年の梅雨は長く、また雨や曇り空の日がずっと続いていた。それも今週末には開け、予約していた28日(日)とその前日(土)は晴れという予報。CB1300の慣らしもかねて、ツーリングプランを利用して走り回ろうと計画していたら、なんと台風発生。週末に本州直撃というコース。
天気予報とにらめっこすると、なんとか日曜日のスクールは午後からは大丈夫そう。土曜日はだめっぽい。紀伊半島から上陸後、内陸部を通過するようなので、予定していた秩父方面は無理か。
仕方ないので土曜日の慣らしツーリングは諦めたが、終わってみればまったく雨は降らず。天気予報では雨だったが、前線はかなり上の方を陣取り、台風も夜中少し雨を降らせた程度。「当日の予報すらできないのか、くそ天気予報」と毒づいてしまう。
HMSの会場は交通教育センターレインボー埼玉というホンダが運営している教習所。川越の先と遠いが、圏央道を使えば1時間30分程度。台風一過で真夏の暑さの中、CB1300初のロングツーリングとなった。
カーナビも順調。暑さやデーター使用料を気にせずつけっぱなしで使えるというのは専用ナビの利点だろう。ただし帰りに少しにわか雨がぱらつき、防水対策に関しては少し不安が残った。
なお昔買ったトランスミッターを使って音声案内を受信してみたが、交差点の度に何度も案内をしてくるのが煩わしい。同時に音楽を再生したが、当然曲が途切れてしまいストレスフル。結局音声案内は使わないことにした。
圏央道川島ICで降りる。だだっぴろい田んぼだらけの平地に降り立つ。開場のレインボー埼玉の隣にはホンダの飛行場などもあるくらい何にもない場所であった。事務所前にバイクを止めて受け付け。割と参加者は多く、本日初級コースは25名の受講だった。
最初はオリエンテーリング。教習内容や施設の説明、受講者の自己紹介など。リターンライダーや免許取得してすぐの参加者多し。年齢は自分と同じか少し上のあたり。女性ライダーもちらほら見えた。
乗車前に点検と乗車姿勢についての講義。教習所で習うような内容だが、初バイクの人には役立つのだろう。その後完熟走行をして教習に入った。
教習車はCB1100。本当はCB1300が希望だったが、初級コースでは選べなかった。ノーマルかと思ったら、カフェ仕様のRS。17インチタイヤの方が扱いやすいからか。先日ドリームで跨った時より足つきはよく感じ、低重心で取り回しも楽ちん。低速トルクが豊かなのでパイロンターンがとてもやりやすかった。取り回しの良さもあり、乗り易さはこちらのが上かも。
何しろ暑い一日で、バイクで走っている時は風もあるのでいいけれど、止まっている間は苦痛。少しでも走る機会を増やそうと、空いている列を探しながら走行した。
他の受講生を見ればおっかなびっくりで走っている人も割と多く、特に大型をぶん回して乗りこなしている人はあまりいない様子。まあ初級コースだからな。遅い人の後ろについた時はできるだけ車間をあけてスタートするようにしたが、それでも追いついてしまうことがあった。煽り運転にならぬよう心掛けたが、ちょっと失礼だったかな。
慣れてくるにつれ低速ターンが決まるようになり、ブレーキのポイントや荷重の掛け方、姿勢を再確認できたのは収穫。受講料は1万5千円と高いが、自分のバイクで同じような練習するのは怖いので、転倒を恐れずに練習する機会を持てると思えばありかな。
特に自分は無謀で勝手な走りをしてしまいがち。今回のようにプロに教わることで、技術面だけでなく、マナーや意識の向上にも役立つように感じられ、機会を見つけて年に二回くらい継続的に参加するのもいいだろう。
次は少し上のコースに参加してCB1300でUターンの練習などをしてみたい。ジムカーナのような低速小旋回まではいいけど、日常的な取り回しは格好良く出来るようになりたいものだ。他にもCB650やCB400をはじめとする中型バイクも取り揃っており、試乗するつもりでいろんな車種を選択するのも楽しそう。
ポイント
・加速時は前傾姿勢、減速時は状態を起こす
・パイロンから離れて進入、減速してから近寄って巻き込むように旋回
・荷重移動を留意する
・リアブレーキでスピード調節。ブレーキングしながら旋回しても良い
2019年7月29日月曜日
2019年7月21日日曜日
CB1300 伊豆ツーリング
CB1300SB購入後、初のツーリングに出掛けた。
長い梅雨もそろそろ終わり。本日は曇天なれど雨は降らない予報。晴天となれば海水浴客でごった返す伊豆路。この夏最初で最後のつもりで向かう。伊豆スカイライン、西伊豆スカイラインは身近なワインディングであり、バイクの乗り味を確認するのに重宝しており、CB1300がどんなバイクを知るにはもってこい。
西湘バイパスから箱根新道へ。そのまま伊豆スカイラインに入る。いつもであれば十国峠で小休止なのだが、CB1300は乗りやすく休憩が欲しいと思わなかった。亀石へよることもなく一気に走り抜け冷川ICへ。修善寺までノンストップ。前傾姿勢を要求されるCBR400Rに比べて負担が少ないことが実感できた。
バイクとタイヤの慣らしもあるので最初は大人しく走っていたが、だんだん慣れてきて荷重を掛けながらのターンを行う。アクセルワークは慎重に行ったが、良い意味でルーズなスロットルは、捻ったとたんに猛加速なんてこともなく、神経質にならずに走れるのは楽ちん。逆に言えば大型ってこんなもの?という気もする。CB1300が大型リッターバイクなれど初心者にも乗りやすいというのはこういった点か。
修善寺から戸田峠方面へ。西伊豆スカイラインを走る。西天城高原には止まらず、そのまま136号へと山を下った。
速度に対して低めの回転数で走れるのが大型二輪の趣きなのか。登り坂でも4速で加速していく。エンジン音は割と大き目ながらマフラーは静か。途中キィキィ鳴っていたブレーキもアタリが出てきたのか、きっちり効くようになった。ホールドするとガツンと効くタイプではなく、ぎゅぅっと絞って止めていく感じで車速を調整しやすい。
ライディングスタイルはCBRとは対照的。低速ギアでエンジン音を響かせつつ、高回転を維持しながらハングオフを決めつつコーナーに突っ込むというのがCBR。あくせくせず落ち着いてリーンウィズを意識しながらコーナーを回るのがCBという感じ。コーナーリングの態勢や荷重の掛け具合を気にしなくとも曲がってくれて、これがレビューによく言われる「思った通りのラインを走ってくれるCB1300」なのか。
きつめのヘアピンカーブでスリップすることなく曲がり切れるのも安定感があって怖さを感じない。CBRの頃はリアが滑ったりして一瞬ヒヤッとすることがあったものだ。ノーマルのサスがどんなものかわからないので比較できないが、オーリンズのサスペンションも効いているのかな?
シート形状も体全体を動かし腰も落としやすいつくりになっていたCBRに比べると、CBはどっかりとシートに腰を落ち着かせてステップ荷重を意識する感じ。
コーナーリングの良し悪しは甲乙つけがたい。CBR400Rはバイクを乗りこなしている、コーナーを攻めているという気分で楽しめ、余裕のあるライディングはCB1300に軍配が上がるが、結局扱い切れるパワーの中型とモアパワーの大型という車格の違い、スポーツバイクとネイキッドバイクという車体構成の違いでもあり、これがバイクの奥深さ楽しさのなのだろう。
初乗りで感じた車体の重さ、取り回しについては慣れてきた感じ。車体を倒しそうになる場面もなく、また駐車場でもそれほど苦労なく扱うことが出来た。もっとも駐車時気を使ったこともあるが。サイドスタンドを出すのも慣れて、出しにくさは感じなかった。
逆に不満を感じたのがハンドル位置。もう少し手前にあれば状態を起こして楽なライディングポジションを取れるのだが、若干の前傾姿勢を強いられる。かと言って前傾姿勢をとるにしてはアップ気味のハンドルなので、結果的に手首が返りやすい感じ。ちょっと中途半端かなと思う。またワイドなハンドルも保持する位置が決まらず、疲れを助長させている感じがした。CBRのセパハンに慣れてしまったせいもあるけど、SBは乗りやすいと思っていただけに若干期待外れ。アドベンチャーバイクのような乗車姿勢にはならず。
シートは座りやすくクッションも効いているが、やはり連続走行は2時間程度で限界。お尻が痛くなってきてしまう。
136号線から県道を通って沼津へ。最後は新東名高速に乗って100キロオーバーの高速走行を試す。ハーフカウルの効果はCBRと同程度。ロングスクリーンが欲しかったが無くてもいいかという感じ。100キロ巡行で6速2500回転と超余裕。当然追い抜きも楽々。まだ慣らし走行は終わっていないので時速120キロ程度までしか出さなかったがツアラー性能は十分だった。ロングツーリングが楽しみ。
本日の走行距離は約250キロ。ワインディングメインで高速走行も取り混ぜた結果、燃費計による燃費はリッター辺り18キロ。中型パラツインのCBR400Rのリッター30キロには遠く及ばず、これについては車格なりで致し方ない。
長い梅雨もそろそろ終わり。本日は曇天なれど雨は降らない予報。晴天となれば海水浴客でごった返す伊豆路。この夏最初で最後のつもりで向かう。伊豆スカイライン、西伊豆スカイラインは身近なワインディングであり、バイクの乗り味を確認するのに重宝しており、CB1300がどんなバイクを知るにはもってこい。
西湘バイパスから箱根新道へ。そのまま伊豆スカイラインに入る。いつもであれば十国峠で小休止なのだが、CB1300は乗りやすく休憩が欲しいと思わなかった。亀石へよることもなく一気に走り抜け冷川ICへ。修善寺までノンストップ。前傾姿勢を要求されるCBR400Rに比べて負担が少ないことが実感できた。
バイクとタイヤの慣らしもあるので最初は大人しく走っていたが、だんだん慣れてきて荷重を掛けながらのターンを行う。アクセルワークは慎重に行ったが、良い意味でルーズなスロットルは、捻ったとたんに猛加速なんてこともなく、神経質にならずに走れるのは楽ちん。逆に言えば大型ってこんなもの?という気もする。CB1300が大型リッターバイクなれど初心者にも乗りやすいというのはこういった点か。
修善寺から戸田峠方面へ。西伊豆スカイラインを走る。西天城高原には止まらず、そのまま136号へと山を下った。
速度に対して低めの回転数で走れるのが大型二輪の趣きなのか。登り坂でも4速で加速していく。エンジン音は割と大き目ながらマフラーは静か。途中キィキィ鳴っていたブレーキもアタリが出てきたのか、きっちり効くようになった。ホールドするとガツンと効くタイプではなく、ぎゅぅっと絞って止めていく感じで車速を調整しやすい。
ライディングスタイルはCBRとは対照的。低速ギアでエンジン音を響かせつつ、高回転を維持しながらハングオフを決めつつコーナーに突っ込むというのがCBR。あくせくせず落ち着いてリーンウィズを意識しながらコーナーを回るのがCBという感じ。コーナーリングの態勢や荷重の掛け具合を気にしなくとも曲がってくれて、これがレビューによく言われる「思った通りのラインを走ってくれるCB1300」なのか。
きつめのヘアピンカーブでスリップすることなく曲がり切れるのも安定感があって怖さを感じない。CBRの頃はリアが滑ったりして一瞬ヒヤッとすることがあったものだ。ノーマルのサスがどんなものかわからないので比較できないが、オーリンズのサスペンションも効いているのかな?
シート形状も体全体を動かし腰も落としやすいつくりになっていたCBRに比べると、CBはどっかりとシートに腰を落ち着かせてステップ荷重を意識する感じ。
コーナーリングの良し悪しは甲乙つけがたい。CBR400Rはバイクを乗りこなしている、コーナーを攻めているという気分で楽しめ、余裕のあるライディングはCB1300に軍配が上がるが、結局扱い切れるパワーの中型とモアパワーの大型という車格の違い、スポーツバイクとネイキッドバイクという車体構成の違いでもあり、これがバイクの奥深さ楽しさのなのだろう。
初乗りで感じた車体の重さ、取り回しについては慣れてきた感じ。車体を倒しそうになる場面もなく、また駐車場でもそれほど苦労なく扱うことが出来た。もっとも駐車時気を使ったこともあるが。サイドスタンドを出すのも慣れて、出しにくさは感じなかった。
逆に不満を感じたのがハンドル位置。もう少し手前にあれば状態を起こして楽なライディングポジションを取れるのだが、若干の前傾姿勢を強いられる。かと言って前傾姿勢をとるにしてはアップ気味のハンドルなので、結果的に手首が返りやすい感じ。ちょっと中途半端かなと思う。またワイドなハンドルも保持する位置が決まらず、疲れを助長させている感じがした。CBRのセパハンに慣れてしまったせいもあるけど、SBは乗りやすいと思っていただけに若干期待外れ。アドベンチャーバイクのような乗車姿勢にはならず。
シートは座りやすくクッションも効いているが、やはり連続走行は2時間程度で限界。お尻が痛くなってきてしまう。
136号線から県道を通って沼津へ。最後は新東名高速に乗って100キロオーバーの高速走行を試す。ハーフカウルの効果はCBRと同程度。ロングスクリーンが欲しかったが無くてもいいかという感じ。100キロ巡行で6速2500回転と超余裕。当然追い抜きも楽々。まだ慣らし走行は終わっていないので時速120キロ程度までしか出さなかったがツアラー性能は十分だった。ロングツーリングが楽しみ。
本日の走行距離は約250キロ。ワインディングメインで高速走行も取り混ぜた結果、燃費計による燃費はリッター辺り18キロ。中型パラツインのCBR400Rのリッター30キロには遠く及ばず、これについては車格なりで致し方ない。
2019年7月19日金曜日
CB1300SB 納車&初乗りインプレ
ついに初大型二輪CB1300SBが納車された。
今年は長い梅雨。毎日雨模様で日差しの射さない日々が続いている。納車予定日も雨予報。納車日を延期してもらおうかと思っていたが、曇り空なれど朝から雨は上がった。昼になるにつれ日差しも出てきてツイテル!そのままホンダドリームへ向かった。
ドリームに到着し駐車場へ。店舗裏の整備場を眺めると、そこにはSPカラーをまとったCB1300SBが!ああ俺のバイクだ。当たり前だが新品ピカピカ。エンジンガードもしっかりついていた。
はやる気持ちを抑えつつ店内へ。書類関連の説明を受けつつも気はそぞろ。下取り車両の車検証ほかを提出していよいよ実車の説明となった。自分の車両なのでゆっくりと細部を確認。太いチェーンは頼もしく、シートとタンクはでかい。これが大型かあとあらためて感じる。
お気に入りのトリコロールは爽快なイメージだったけれど、実車は割と青が濃くて、重厚で落ち着いた感じがした。
各機能の説明を受けいよいよ乗車。車体を起こすのに慣れず重さを感じる。両足だとつま先立ち。ツンツンバレリーナ状態というほどではないので、停車時も両足立ちでいけそう。片足ならほぼべったりなので、安定して止まるならこちら。
ステップが邪魔をしてサイドスタンドを払うのがぎこちない。これも慣れなのかな。
一服して写メを一枚パシャリ。落ち着いたところで店を出た。
国道134号線に戻りすぐ給油。大きなタンクなので入れにくい。16リッターほど入った。フル満タンならもう少し入りそうだが、車体が重くなるのでこの程度でいいか。ブレーキのあたりが出ていないし、タイヤも皮むきが出来ていないのでスロットル操作は慎重に。あまり車体をバンクさせず、トラクションもかけないよう心掛けた。そのまま辻堂までのんびり走ってUターン。いったん自宅に戻る。
帰宅後不要な書類とカバンを降ろしナビを装着。ハンドルはスペースが足りないのでマウントキットが挟み込めず、リプレースバーをつけてこちらに取り付けた。新車の乗り心地は伊豆スカイラインで体感したいが、時間もあまりないので十国峠までにしておく。
タイヤの皮むきはまだ終わっていないので、慎重な走りを継続。途中コンビニへ立ち寄ってナビのルート設定。ここで初の取り回しを試してみるが・・・重たい。めちゃくちゃ重い。しかもかなり大回りになってしまう。
今後駐車する時はよく考えて止めないといかんな。
国道1号線から箱根新道を通って十国峠を目指す。基本3速でのんびり走れる。トルクが太いのであまりエンジンをひっぱることなく乗れるのが楽。これが大型の乗り心地なんだろうか。スロットルをひねれば十分な加速が得られるが、まだまだ買ったばかりの慣らし中なので控えめにする。というか、CBRの時に比べるとスピードを出そうという欲求にかられない。
芦ノ湖インター手前あたりから霧が発生。これは箱根峠も真っ白かも。とてもじゃないが十国峠までは行けそうにないので箱根新道を下りて大観山方面へ。当然こちらも五里霧中だがなんとか箱根ターンパイクまでたどり着き、のんびり下山することにした。
帰宅してからの初乗り感想。
・装備、エンジン
このバイクの売りはオーリンズのサスとブレンボのブレーキだが、正直素人にはよく分からなかった。もっとしっかり乗り込めば違いも分かるのだろうが、なにせ比較対象がCBR400Rだから足回り以外の違いがありすぎて。
エンジンの発熱は予想以上。脛から足元に熱風が吹き付け、夏の渋滞にはまったらきついだろうな。アシストスリッパークラッチは楽ちん。バックトルクの低減についてはのんびりドライブなのでわからないが、クラッチの軽さはとてもいい。大型なのにこれまでのバイクと変わらない操作感だ。おかげで半クラが使いやすく、しばらくすると発進がスムーズに行えるようになった。
話題の音の良いマフラーは「そう?」って感じ。吹かさないと良さがわからないのか。細くコンパクトになったのは好み。ギアポジション表示は思った以上に便利だった。回転数と速度に慣れていないこともあるし、3速で走ることが多かったが、表示がなかったら把握できてなかっただろう。中型バイクと違い各ギアの速度範囲が広く、これは排気量による乗り味の違いの大きい点だろう。
細々とした部分へ手を掛けて作っている印象で、さすが国産、高価なバイク。まさに「威風堂々」の旗艦バイク。SP専用のトリコロールカラー。タンクに貼られたホンダエンブレム。伝統のアナログ二眼メーター等々。高級感があって美しい。
・乗り心地
乗車姿勢は予想通り楽々だが、若干の前傾姿勢で乗った方がしっくりくる感じで、ハンドルがもう少し手前に来てくれればと思った。シートは大きくてクッションも良く、乗車姿勢と相まってロングツーリングには心強い。
乗車時の足つきも車体の安定感があるからか問題なく、普通に走っている分には車体を倒すことはなさそうだ。しかし車体の重さは予想以上で取り回し時はちょっと怖さがある。エンジンガードをつけたとはいえ倒したくない。
総論として、全域にわたって豊かなトルクがあり、回転数も4千回転あたりまでまわせば十分。この辺がゆとりのある走りにつながるのか、エンジンをぶん回してガツガツ走ろうという気にならないのがいいと思った。大人の走りを心掛けたい。
今年は長い梅雨。毎日雨模様で日差しの射さない日々が続いている。納車予定日も雨予報。納車日を延期してもらおうかと思っていたが、曇り空なれど朝から雨は上がった。昼になるにつれ日差しも出てきてツイテル!そのままホンダドリームへ向かった。
ドリームに到着し駐車場へ。店舗裏の整備場を眺めると、そこにはSPカラーをまとったCB1300SBが!ああ俺のバイクだ。当たり前だが新品ピカピカ。エンジンガードもしっかりついていた。
はやる気持ちを抑えつつ店内へ。書類関連の説明を受けつつも気はそぞろ。下取り車両の車検証ほかを提出していよいよ実車の説明となった。自分の車両なのでゆっくりと細部を確認。太いチェーンは頼もしく、シートとタンクはでかい。これが大型かあとあらためて感じる。
お気に入りのトリコロールは爽快なイメージだったけれど、実車は割と青が濃くて、重厚で落ち着いた感じがした。
各機能の説明を受けいよいよ乗車。車体を起こすのに慣れず重さを感じる。両足だとつま先立ち。ツンツンバレリーナ状態というほどではないので、停車時も両足立ちでいけそう。片足ならほぼべったりなので、安定して止まるならこちら。
ステップが邪魔をしてサイドスタンドを払うのがぎこちない。これも慣れなのかな。
一服して写メを一枚パシャリ。落ち着いたところで店を出た。
国道134号線に戻りすぐ給油。大きなタンクなので入れにくい。16リッターほど入った。フル満タンならもう少し入りそうだが、車体が重くなるのでこの程度でいいか。ブレーキのあたりが出ていないし、タイヤも皮むきが出来ていないのでスロットル操作は慎重に。あまり車体をバンクさせず、トラクションもかけないよう心掛けた。そのまま辻堂までのんびり走ってUターン。いったん自宅に戻る。
帰宅後不要な書類とカバンを降ろしナビを装着。ハンドルはスペースが足りないのでマウントキットが挟み込めず、リプレースバーをつけてこちらに取り付けた。新車の乗り心地は伊豆スカイラインで体感したいが、時間もあまりないので十国峠までにしておく。
タイヤの皮むきはまだ終わっていないので、慎重な走りを継続。途中コンビニへ立ち寄ってナビのルート設定。ここで初の取り回しを試してみるが・・・重たい。めちゃくちゃ重い。しかもかなり大回りになってしまう。
今後駐車する時はよく考えて止めないといかんな。
国道1号線から箱根新道を通って十国峠を目指す。基本3速でのんびり走れる。トルクが太いのであまりエンジンをひっぱることなく乗れるのが楽。これが大型の乗り心地なんだろうか。スロットルをひねれば十分な加速が得られるが、まだまだ買ったばかりの慣らし中なので控えめにする。というか、CBRの時に比べるとスピードを出そうという欲求にかられない。
芦ノ湖インター手前あたりから霧が発生。これは箱根峠も真っ白かも。とてもじゃないが十国峠までは行けそうにないので箱根新道を下りて大観山方面へ。当然こちらも五里霧中だがなんとか箱根ターンパイクまでたどり着き、のんびり下山することにした。
帰宅してからの初乗り感想。
・装備、エンジン
このバイクの売りはオーリンズのサスとブレンボのブレーキだが、正直素人にはよく分からなかった。もっとしっかり乗り込めば違いも分かるのだろうが、なにせ比較対象がCBR400Rだから足回り以外の違いがありすぎて。
エンジンの発熱は予想以上。脛から足元に熱風が吹き付け、夏の渋滞にはまったらきついだろうな。アシストスリッパークラッチは楽ちん。バックトルクの低減についてはのんびりドライブなのでわからないが、クラッチの軽さはとてもいい。大型なのにこれまでのバイクと変わらない操作感だ。おかげで半クラが使いやすく、しばらくすると発進がスムーズに行えるようになった。
話題の音の良いマフラーは「そう?」って感じ。吹かさないと良さがわからないのか。細くコンパクトになったのは好み。ギアポジション表示は思った以上に便利だった。回転数と速度に慣れていないこともあるし、3速で走ることが多かったが、表示がなかったら把握できてなかっただろう。中型バイクと違い各ギアの速度範囲が広く、これは排気量による乗り味の違いの大きい点だろう。
細々とした部分へ手を掛けて作っている印象で、さすが国産、高価なバイク。まさに「威風堂々」の旗艦バイク。SP専用のトリコロールカラー。タンクに貼られたホンダエンブレム。伝統のアナログ二眼メーター等々。高級感があって美しい。
・乗り心地
乗車姿勢は予想通り楽々だが、若干の前傾姿勢で乗った方がしっくりくる感じで、ハンドルがもう少し手前に来てくれればと思った。シートは大きくてクッションも良く、乗車姿勢と相まってロングツーリングには心強い。
乗車時の足つきも車体の安定感があるからか問題なく、普通に走っている分には車体を倒すことはなさそうだ。しかし車体の重さは予想以上で取り回し時はちょっと怖さがある。エンジンガードをつけたとはいえ倒したくない。
総論として、全域にわたって豊かなトルクがあり、回転数も4千回転あたりまでまわせば十分。この辺がゆとりのある走りにつながるのか、エンジンをぶん回してガツガツ走ろうという気にならないのがいいと思った。大人の走りを心掛けたい。
2019年7月16日火曜日
パナソニックナビ ゴリラ CN-G520D
バイク用のナビを購入した。
今までスマホのナビアプリを利用。見やすさ使い勝手とも文句ない。しかし地図をダウンロードすることから通信料が掛かり、熱や振動などスマホ本体の負担もある。そのため必要な時のみピンポイントで使用することで対応していた。
またゴールデンウィークのツーリング時、高速道路上で落っことしそうになり、情報端末として欠かせなくなったスマホをくっつけておく危険性に気付いたのも事実。
こうした事情から専用のナビを検討していたが、過去カーナビを操作して思ったのは、スマホに比べて性能が劣り、操作性があまりよくないというもの。それでいて値段も高いしと思っていたが、調べてみると1万円からあって思ったより安い。
スマホはデーター使用料が掛かることから、月500円程度と思えば2~3年で元がとれる計算。新車購入を機会に専用ナビを購入してみようとなった。
格安ナビは車向けなのか7インチと大きめ。少し高価だがパナソニックのブランドを信じてゴリラ「CN-G520D」を購入した。格安モデルに比べて値段は倍(購入価格2万円)したが、5インチとコンパクトなのが決め手となった。
これがラストツーリングとなるCBR400Rに装着して出発。丹沢湖から御殿場あたりを走ってきた。
(長所)
・ナビ専用なので通信料を気にせず付けっ放しにできる
・落下などの問題が起きても致命的なダメージにならない
(短所)
・やはりスマホに比べて操作が重たい
・3Dマップが見にくい
使い勝手は予想通りだった。地図のスクロールは重たく、タッチパネルも感圧式なので反応が鈍い。これはグローブをしていても使えるという点とのトレードオフなので一概に短所とは言えない。
動作が鈍いのでスマホのように地図を動かして案内ルートを先んじて見ようと思えず、ひたすら指示に従って走行する感じ。また案内時の地図が3D視点では見通しが悪すぎて使えない。スマホナビのように俯瞰地図を若干傾けた程度というのが出来ない。
結果画面を注視せず参考程度にして、何メートル先で曲がるとか、音声案内を利用するなど地図の代替というよりナビゲーションメインの使い方になる。カーナビなので当たり前なのだが、スマホナビは地図の代わりとしても使いやすかった。
細かな使用感の違いや動作の遅さに目をつぶれば特に支障はなく、ナビ専用という安心感、落としたり壊れたりなどがあっても被害は少なく、いい意味で雑に扱えるという点は大きなメリット。地図の代替としてはスマホを共用することで対応。
データー専用格安SIMを利用したスマホナビも検討したが、これはまた別の検討課題かもな。データー使用料だけでなく、VICS情報や地図更新まで含めたコストパフォーマンスを考えれば、格安SIMによるナビ専用スマホの運用というのはありかもしれない。
まあ現状ではカーナビ専用機の分かりやすさで満足。
(追記)
3D表示が見にくかったが、設定で角度を変えられることがわかった。試してみるとスマホのナビなどと同じような表示ができるようになり、この点については問題なくなった。
今までスマホのナビアプリを利用。見やすさ使い勝手とも文句ない。しかし地図をダウンロードすることから通信料が掛かり、熱や振動などスマホ本体の負担もある。そのため必要な時のみピンポイントで使用することで対応していた。
またゴールデンウィークのツーリング時、高速道路上で落っことしそうになり、情報端末として欠かせなくなったスマホをくっつけておく危険性に気付いたのも事実。
こうした事情から専用のナビを検討していたが、過去カーナビを操作して思ったのは、スマホに比べて性能が劣り、操作性があまりよくないというもの。それでいて値段も高いしと思っていたが、調べてみると1万円からあって思ったより安い。
スマホはデーター使用料が掛かることから、月500円程度と思えば2~3年で元がとれる計算。新車購入を機会に専用ナビを購入してみようとなった。
格安ナビは車向けなのか7インチと大きめ。少し高価だがパナソニックのブランドを信じてゴリラ「CN-G520D」を購入した。格安モデルに比べて値段は倍(購入価格2万円)したが、5インチとコンパクトなのが決め手となった。
これがラストツーリングとなるCBR400Rに装着して出発。丹沢湖から御殿場あたりを走ってきた。
(長所)
・ナビ専用なので通信料を気にせず付けっ放しにできる
・落下などの問題が起きても致命的なダメージにならない
(短所)
・やはりスマホに比べて操作が重たい
・3Dマップが見にくい
使い勝手は予想通りだった。地図のスクロールは重たく、タッチパネルも感圧式なので反応が鈍い。これはグローブをしていても使えるという点とのトレードオフなので一概に短所とは言えない。
動作が鈍いのでスマホのように地図を動かして案内ルートを先んじて見ようと思えず、ひたすら指示に従って走行する感じ。また案内時の地図が3D視点では見通しが悪すぎて使えない。スマホナビのように俯瞰地図を若干傾けた程度というのが出来ない。
結果画面を注視せず参考程度にして、何メートル先で曲がるとか、音声案内を利用するなど地図の代替というよりナビゲーションメインの使い方になる。カーナビなので当たり前なのだが、スマホナビは地図の代わりとしても使いやすかった。
細かな使用感の違いや動作の遅さに目をつぶれば特に支障はなく、ナビ専用という安心感、落としたり壊れたりなどがあっても被害は少なく、いい意味で雑に扱えるという点は大きなメリット。地図の代替としてはスマホを共用することで対応。
データー専用格安SIMを利用したスマホナビも検討したが、これはまた別の検討課題かもな。データー使用料だけでなく、VICS情報や地図更新まで含めたコストパフォーマンスを考えれば、格安SIMによるナビ専用スマホの運用というのはありかもしれない。
まあ現状ではカーナビ専用機の分かりやすさで満足。
(追記)
3D表示が見にくかったが、設定で角度を変えられることがわかった。試してみるとスマホのナビなどと同じような表示ができるようになり、この点については問題なくなった。
2019年7月14日日曜日
CBR400R(2013) 最終インプレ
大賀二輪免許取得に伴い、これまで乗ってきた相棒CBR400Rを降りることに。ついて今回最終インプレッションを行う。
・購入経緯
購入を決めたのはセパハンフルカウルのバイクを一度所有したかった為。
これまで何台もバイクを乗り継いできたが、フルカウルのバイクは自分にお似合いと思えず、格好いいとは思えど購入候補にはならなかった。レプリカを乗りこなすには技量が足りないと思ったし。
しかし400Rを購入時の人気バイクは250ccのフルカウルバイク。中免取ったばかりの若い初心者ライダー御用達くらいの感じで個人的に敷居が低くなった。レーサーレプリカあらためスーパースポーツにちょっと乗ってみたいという気持ちに。
ホンダのバイクが欲しかったので同クラスのCBR250Rを候補としたが、中古なら400ccが同じくらいの値段。車検費用は掛かれど低速トルクがあって扱いやすい400ccへ変更。同じくフルカウルで発売していたCBR400Rを買うことに決めた。赤青白の派手なトリコロールカラーも気に入った。
・長所
街乗りでの低速域に加え、高速道路での使用も不満のない二気筒400ccエンジンは扱いやすいの一言。シフトペダルが脱落した時も4速固定で家路につけたのは、タフなこのエンジンのおかげだろう。またリッター辺り30km走る燃費の良さも素晴らしい。
エンジンサウドはアイドリング~低回転だとドドドドと冴えない感じだが、5千回転を超えるとパァァァン!なんて甲高い音を出してやる気になる。低回転からレッドゾーンまでストレスなく回るフラットなトルクは刺激こそ少ないが扱いやすかった。
扱いやすいエンジンはほどよい馬力。高めの回転数を維持しながらコーナーを回ってみたり、リーンインというか腰をずらしてハングオンして曲がってみたりなど、ワインディングを楽しんで走るのに丁度よかった。速度はそれほど出てないけれど回転数が高いから派手なエンジン音になっていて、結構乗れてるんじゃないか、なんて錯覚できた。音量の割にスピードが出ないので、高めの回転数で乗る楽しみも味わえた。いわゆる回す楽しみってやつ。
次いでツアラーとして優秀。セパハンだが高めのハンドルは乗車姿勢が楽。お尻が痛くなったものの、一日700キロ越ツーリングが出来たのは、こいつが乗り易かったからに他ならない。マスの集中を主眼に込めたバイクと異なり、テール周りがゆったりとしていることからシートバック、サイドバックを装着しやすいのもツーリングに役立つ。
フルカウルの恩恵か高速走行も得意。CB400では時速130キロ以上は風圧がきつくて連続走行できなかったのに対し、エンジンはかなり回り気味になるけど巡行140キロはこなせる。最高速も160キロ以上出るなど、ネイキッドとの違いを実感できた。
スーパースポーツのような見かけに反して、車体の大きさ、重さ、足つきも不安なしで身の丈に合った乗り易いバイクだった。
・短所
使いやすいエンジンだが、加速感や高回転域の伸びに関しては不満が残った。初乗り時からCB400に比べて遅いと思ったし、ストレスなく回るも、あと2千回転回ればと感じさせられた。街乗りのし易さや燃費面とのトレードオフなのはわかっているが。
ライトが暗い。ハロゲン二灯バイクに多い片目点灯のため、照射範囲に不満はないが光量が足りない。
一番大きな不満は、コンプレックスを掻き立てるバイクだということ。
どうしても往年の名車CBR400RRと比較されやすいバイクである。CB400が現行であるのでなおさら直列2気筒エンジンをネガティブに感じてしまうのも仕方ない。加えて中型免許しかないので仕方なく選んだ感もあったし、スカスカのフロントシングルディスクブレーキも残念ポイント。
乗ってみて満足できるし、これで充分だと納得できるのだが、オートバイという趣味性の高いジャンルでは許容できない部分なのかもしれない。フラットで使いやすいエンジンも見方によれば「つまらない」。
スポーツハンドル、バックステップ、シングルシートなど、フルカウルのスポーツバイクっぽさを求めてカスタムしたが、結局ノーマルに戻したのもそれが原因。後継モデルの見た目がそっち方面(スポーティ)にシフトしているのは何か違うなぁと思ってしまう。
このバイクを購入した時はまったく思わなかったが、バイクが分かるようになればなるほど、CBR400Rの中途半端さ立ち位置の微妙さが恥ずかしいし痛い。
フルカウルのバイクが人気で色々なライダーが乗っていることもあり、レーサー風のスタイルだからといって別に速く走る必要なんてない。でもやっぱりCBRに乗っている以上、コーナーでは無理に突っ込もうとしてしまう。遅いバイクがいたら抜かそうとしてしまう。ゆっくりコーナーを曲がればいいのに、ハングオンして格好良く走ろうとしてしまう。
自分の技量があればいいし、経験を重ねて速く走れるようになるのもいいけど、年齢的に伸びしろはないだろう。その癖外からパォォォンとぶち抜かれると「このぉぉ」なんて思ってしまう。
こんな乗り方するのは辞めたい。のんびりゆったり乗りたい。そういった気持ちで乗りたくてもフルカウルのレーサー風バイクは速く走ることを強いてくる。のんびり走るためにネイキッドのバイクに乗り換えたいという気持ちもあった。
・その他
過去所有したバイクは乗りっぱなし中心。対してCBR400Rはプライベートの時間が取れたこともあり自分でカスタムパーツをつけたり、消耗品交換を行ったりと愛着が深まった。小田原周辺の峠やスポットにも度々出掛けたし、宿泊を伴うロングツーリングにも行った。
この歳になってオートバイの楽しみを開眼させてくれた良き相棒。
大型二輪取得に伴い今回手放すこととなるが、得難い経験を与えてくれたことに感謝。きっと君に乗って体験した経験は、次のバイクにも役立つし、何より長くライディングを趣味にしようと思えた。本当に感謝してる。
・購入経緯
購入を決めたのはセパハンフルカウルのバイクを一度所有したかった為。
これまで何台もバイクを乗り継いできたが、フルカウルのバイクは自分にお似合いと思えず、格好いいとは思えど購入候補にはならなかった。レプリカを乗りこなすには技量が足りないと思ったし。
しかし400Rを購入時の人気バイクは250ccのフルカウルバイク。中免取ったばかりの若い初心者ライダー御用達くらいの感じで個人的に敷居が低くなった。レーサーレプリカあらためスーパースポーツにちょっと乗ってみたいという気持ちに。
ホンダのバイクが欲しかったので同クラスのCBR250Rを候補としたが、中古なら400ccが同じくらいの値段。車検費用は掛かれど低速トルクがあって扱いやすい400ccへ変更。同じくフルカウルで発売していたCBR400Rを買うことに決めた。赤青白の派手なトリコロールカラーも気に入った。
・長所
街乗りでの低速域に加え、高速道路での使用も不満のない二気筒400ccエンジンは扱いやすいの一言。シフトペダルが脱落した時も4速固定で家路につけたのは、タフなこのエンジンのおかげだろう。またリッター辺り30km走る燃費の良さも素晴らしい。
エンジンサウドはアイドリング~低回転だとドドドドと冴えない感じだが、5千回転を超えるとパァァァン!なんて甲高い音を出してやる気になる。低回転からレッドゾーンまでストレスなく回るフラットなトルクは刺激こそ少ないが扱いやすかった。
扱いやすいエンジンはほどよい馬力。高めの回転数を維持しながらコーナーを回ってみたり、リーンインというか腰をずらしてハングオンして曲がってみたりなど、ワインディングを楽しんで走るのに丁度よかった。速度はそれほど出てないけれど回転数が高いから派手なエンジン音になっていて、結構乗れてるんじゃないか、なんて錯覚できた。音量の割にスピードが出ないので、高めの回転数で乗る楽しみも味わえた。いわゆる回す楽しみってやつ。
次いでツアラーとして優秀。セパハンだが高めのハンドルは乗車姿勢が楽。お尻が痛くなったものの、一日700キロ越ツーリングが出来たのは、こいつが乗り易かったからに他ならない。マスの集中を主眼に込めたバイクと異なり、テール周りがゆったりとしていることからシートバック、サイドバックを装着しやすいのもツーリングに役立つ。
フルカウルの恩恵か高速走行も得意。CB400では時速130キロ以上は風圧がきつくて連続走行できなかったのに対し、エンジンはかなり回り気味になるけど巡行140キロはこなせる。最高速も160キロ以上出るなど、ネイキッドとの違いを実感できた。
スーパースポーツのような見かけに反して、車体の大きさ、重さ、足つきも不安なしで身の丈に合った乗り易いバイクだった。
・短所
使いやすいエンジンだが、加速感や高回転域の伸びに関しては不満が残った。初乗り時からCB400に比べて遅いと思ったし、ストレスなく回るも、あと2千回転回ればと感じさせられた。街乗りのし易さや燃費面とのトレードオフなのはわかっているが。
ライトが暗い。ハロゲン二灯バイクに多い片目点灯のため、照射範囲に不満はないが光量が足りない。
一番大きな不満は、コンプレックスを掻き立てるバイクだということ。
どうしても往年の名車CBR400RRと比較されやすいバイクである。CB400が現行であるのでなおさら直列2気筒エンジンをネガティブに感じてしまうのも仕方ない。加えて中型免許しかないので仕方なく選んだ感もあったし、スカスカのフロントシングルディスクブレーキも残念ポイント。
乗ってみて満足できるし、これで充分だと納得できるのだが、オートバイという趣味性の高いジャンルでは許容できない部分なのかもしれない。フラットで使いやすいエンジンも見方によれば「つまらない」。
スポーツハンドル、バックステップ、シングルシートなど、フルカウルのスポーツバイクっぽさを求めてカスタムしたが、結局ノーマルに戻したのもそれが原因。後継モデルの見た目がそっち方面(スポーティ)にシフトしているのは何か違うなぁと思ってしまう。
このバイクを購入した時はまったく思わなかったが、バイクが分かるようになればなるほど、CBR400Rの中途半端さ立ち位置の微妙さが恥ずかしいし痛い。
フルカウルのバイクが人気で色々なライダーが乗っていることもあり、レーサー風のスタイルだからといって別に速く走る必要なんてない。でもやっぱりCBRに乗っている以上、コーナーでは無理に突っ込もうとしてしまう。遅いバイクがいたら抜かそうとしてしまう。ゆっくりコーナーを曲がればいいのに、ハングオンして格好良く走ろうとしてしまう。
自分の技量があればいいし、経験を重ねて速く走れるようになるのもいいけど、年齢的に伸びしろはないだろう。その癖外からパォォォンとぶち抜かれると「このぉぉ」なんて思ってしまう。
こんな乗り方するのは辞めたい。のんびりゆったり乗りたい。そういった気持ちで乗りたくてもフルカウルのレーサー風バイクは速く走ることを強いてくる。のんびり走るためにネイキッドのバイクに乗り換えたいという気持ちもあった。
・その他
過去所有したバイクは乗りっぱなし中心。対してCBR400Rはプライベートの時間が取れたこともあり自分でカスタムパーツをつけたり、消耗品交換を行ったりと愛着が深まった。小田原周辺の峠やスポットにも度々出掛けたし、宿泊を伴うロングツーリングにも行った。
この歳になってオートバイの楽しみを開眼させてくれた良き相棒。
大型二輪取得に伴い今回手放すこととなるが、得難い経験を与えてくれたことに感謝。きっと君に乗って体験した経験は、次のバイクにも役立つし、何より長くライディングを趣味にしようと思えた。本当に感謝してる。
2019年7月11日木曜日
大型二輪購入 7 君に決めた!
かくて次に乗り換えるバイクをCB1300に決めバイク屋へ行く。慣れぬうちは倒しそうだし、支払い総額なども考えて中古にするか、思い切って新車を買って気分一新。新鮮な気持ちで大事に乗るかを考えることにした。
バイクショップにて見たところ、CB1300の相場はこんな感じ。SFはほとんど置いておらず、SB多し。大型は高速走行しやすいのがメリットなので、風防効果のあるSBを買おうと考えているのでこれは問題ない。
・SC54後期 90万円~ 6速ミッション化、LEDライト
・SC54中期 80万円~ 排ガス規制で触媒変更
・SC54前期 60万円~ 現行モデルの初期型、SB追加
新車に比べて半額で買えるのは魅力的。ETCやキャリア、エンジンガードのついたものが多く、付けたいオプションなので嬉しい。少々の立ちごけ傷があったりするものの、中古なので許容範囲か。逆に言えばやっぱりCB1300は倒しやすいのだと驚愕。
一番いいなと思ったのが2017年式と高年式で、走行距離が5千キロ程度というもの。目立った傷はなく、タンデムグリップあたりに擦り傷ぽいものがあり、サイドバックをつけていた跡かなという程度。EパッケージなのでグリップヒーターやETCも完備。現行との大きな違いはアシストスリッパークラッチくらいか。
ちょっと悩む。機能的には17年式中古で全く不満はない。新車が下取り込みで乗り出し150万円くらいだから50万円も安く買える。浮いたお金でマフラーを変えたり、ツーリングの費用にしたりすれば・・・。
が、結局新車にした。
確かに初大型バイクでこんな大きなバイクに乗るのは無謀。立ちごけは目に見えている。でも新車を大事に乗りたいという気持ちはお金に代えられないと思った。多分安く買ったら扱いが雑になりそう。せっかく新車を買っても倒したり、買ったことに満足してそのうち飽きたりするかも知れないけど、今の気持ちを大事にしよう。
さらにどうせ新車を買うのなら、今しか買えないSPモデルにしよう!!この際予算は気にすんな!頑張って働いて、また貯金を貯めればいいじゃないか!
という訳で、CB1300SBspを契約。オプションでエンジンガードとUSB電源のみつけて、下取り値引き込みの支払い総額185万円!!購入後に4万円のキャッシュバックがあるとはいえ、えらい買い物をした。車買えちゃう。
最終確認のため再び跨ってみてやっぱり足つきが悪いなと感じた。オーリンズのサスもブレンボのブレーキも過剰な装備なのはわかっている。だけど、やっぱりこの色。後悔しないバイク、引け目を感じないバイク。今回はつまらない妥協はしない。
バイクショップにて見たところ、CB1300の相場はこんな感じ。SFはほとんど置いておらず、SB多し。大型は高速走行しやすいのがメリットなので、風防効果のあるSBを買おうと考えているのでこれは問題ない。
・SC54後期 90万円~ 6速ミッション化、LEDライト
・SC54中期 80万円~ 排ガス規制で触媒変更
・SC54前期 60万円~ 現行モデルの初期型、SB追加
新車に比べて半額で買えるのは魅力的。ETCやキャリア、エンジンガードのついたものが多く、付けたいオプションなので嬉しい。少々の立ちごけ傷があったりするものの、中古なので許容範囲か。逆に言えばやっぱりCB1300は倒しやすいのだと驚愕。
一番いいなと思ったのが2017年式と高年式で、走行距離が5千キロ程度というもの。目立った傷はなく、タンデムグリップあたりに擦り傷ぽいものがあり、サイドバックをつけていた跡かなという程度。EパッケージなのでグリップヒーターやETCも完備。現行との大きな違いはアシストスリッパークラッチくらいか。
ちょっと悩む。機能的には17年式中古で全く不満はない。新車が下取り込みで乗り出し150万円くらいだから50万円も安く買える。浮いたお金でマフラーを変えたり、ツーリングの費用にしたりすれば・・・。
が、結局新車にした。
確かに初大型バイクでこんな大きなバイクに乗るのは無謀。立ちごけは目に見えている。でも新車を大事に乗りたいという気持ちはお金に代えられないと思った。多分安く買ったら扱いが雑になりそう。せっかく新車を買っても倒したり、買ったことに満足してそのうち飽きたりするかも知れないけど、今の気持ちを大事にしよう。
さらにどうせ新車を買うのなら、今しか買えないSPモデルにしよう!!この際予算は気にすんな!頑張って働いて、また貯金を貯めればいいじゃないか!
という訳で、CB1300SBspを契約。オプションでエンジンガードとUSB電源のみつけて、下取り値引き込みの支払い総額185万円!!購入後に4万円のキャッシュバックがあるとはいえ、えらい買い物をした。車買えちゃう。
最終確認のため再び跨ってみてやっぱり足つきが悪いなと感じた。オーリンズのサスもブレンボのブレーキも過剰な装備なのはわかっている。だけど、やっぱりこの色。後悔しないバイク、引け目を感じないバイク。今回はつまらない妥協はしない。
2019年7月7日日曜日
大賀二輪購入 6 車種決定
次期バイクの候補を決め、実車も見てきたので、何を買うか大体決まる。
・CB400SB
大型二輪教習の急制動時、久しぶりでCB400を乗ることになった。いつもパラツインのCBR400Rに乗っているからか、教習でNC750に乗っているからか、教習モデルとはいえCB400のパワーのなさに驚いてしまう。こんなに低速トルクないんだったっけ。足つきのよさは認めるけどシートの低さで乗車時の足回りも窮屈に感じてしまう。エンジンサウンドは素晴らしかったけど。
記憶にあるCB400と実際の落差に驚くとともに、購入候補から外れることとなった。
・CBR650R
やっぱりフルカウルのバイクはやめた。もういい歳だし、アップハンでのんびり走りたいという気持ちが強い。CBRに乗ったらコーナーの度に絶対無理な走りをしそう。結果待ち構えているのは事故だけだ。
ネイキッドモデルのCB650Rは少し迷ったが、やはり今風のストリートファイター風デザインに馴染めず、これを買うなら他候補もバイクがいい。
・CB1100RS
前回述べたドリームでの試乗でパスを決める。そもそもデザインが好みでなく、車重も軽いわけではないので、同じような苦労をするCB1300にした方が満足できるだろう。テールカウルと全塗装してCB750風にするというのも現実味がない。
結果、中古で安くCB750を購入し大型バイクを練習するつもりで二年乗るか、思い切ってCB1300を買って大事に乗り続けるかの二択になった。
満足感、所有感だけ考えればCB1300一択。特にSPカラーは好みの色だし、排ガス規制の関係もあって新車で購入できる機会はそう残されていない。かと言って、貯金はあるけど200万円近くの大金を趣味の為だけに使うっていうのはどうなのよ?と自問する気持ちはあったし、やっぱりその大きさと重さはネック。
一方でCB750は中古で安い車両があれど90年代の古い設計と装備、特にレギュレーターの弱さは気になる。遠方ツーリングでレギュレーターがいかれたらどうすんのよ。ただでさえ熱に弱い空冷バイクだし。
別に最後のバイクと決め込む必要はなく、新車に拘らなければCB1300SBの弾は豊富なので、今回はCB750を購入。二年ごとに新しいバイクを乗り継ぐという手もある。夢広がりんぐ!なんて思っていた矢先、Gooバイクで狙っていた中古のCB750青白カラー、乗り出し価格50万円、走行距離2万キロで探していた購入候補が軒並み売れてしまった!
半分がっくりしながらもこれは神の啓示と気持ちを切り替え、CB1300購入をほぼ決める。確かに大きく重たい車体だ。しかしYoutubeを見まくって、明らかに自分より体格の小さな方や女性ライダーが乗りこなしているじゃん!びびってんじゃねーよ!と自らを奮い立たせる。というか言い聞かせることにした。
あとは予算だ。200万円出して新車買うか?中古にしておくか?
大型二輪購入 5 実車を見にいく
購入候補が固まったので各車の項目別ランク付けをしてみた。
価格 | デザイン | 取り回し | 足つき | 積載 | 風圧 | |
CB400 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 |
CBR650R | 〇 | 〇 | 〇 | △ | △ | 〇 |
CB750 | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | × |
CB1100 | 〇 | △ | △ | 〇 | 〇 | × |
CB1300 | △ | ◎ | × | △ | ◎ | 〇 |
トータルで見るとCB400のバランスの良さが引き立つ。
茅ヶ崎のバイクショップへ向かい実車を見てくる。人気の為生産が追い付かないCBR650Rは実物が見れなかったのは残念。
CB1300SBは中古が豊富で5速モデルは格安。逆にCB750はあまり弾がなく、状態の良い車体は値段が高くて、この値段で買うなら今の技術で設計されたCB1100の方がいいかな。
どれもクラッチが重いのに驚いた。渋滞時に難儀しそう。予算をオーバーすると思いつつ、アシストクラッチを採用している新車にも食指が動く。
そこでホンダドリームに行くことに。
大きく感じたCB1300だったが、跨ってみると足つきは割と良好で何とか両足が届く。SBはSFに比べてハンドルがさらに高くなっている為乗り易そうに感じた。作りがしっかりしていて値段相応。所有感は一番だろう。
CB1100RSは見た目以上にシートが高く、ハンドルは低め。セパハンのバイクに似た感じで今回の乗り換え条件とは少し離れていた。CB1100を購入するのであれば17インチでキビキビ走れそうなRSだが、キビキビ感だけなら1300の方が良いわけで、値段、空冷、クラシックスタイル等、売りの部分がことごとく自分の趣味とは合わず、無理して選択する意味はないか。
値段が高いので候補外だがCB1300SPにも跨る。シート高はカタログ値では10mmしか違わないが実際はかなり違うように感じた。青白のカラーは高級感があってきれい。
CB400のCBXカラーもあり、これでもいいかなと思った。
簡単に見積もりをもらう。今乗っているCBR400Rの下取り価格が12万円。免許取得キャンペーンで4万円のキャッシュバックがある。車体の値引きは一律5%と渋い。ドリーム専売になったからここは交渉出来ない感じ。
それでもCB1300SBが150万円、同じくSPが180万円と思っていたよりは安く感じた。
2019年7月6日土曜日
大型二輪購入 4 購入候補
購入候補はこんな感じになった。
・CB400SB(SF)
・CBR650R(CB650R、CBR650F)
・CB750
・CB1100RS(EX)
・CB1300SB(SF)
「直4」「ネイキッド」「ホンダ」。各車の個人的な印象は以下の通り。
・CB400SB(SF)
大型二輪免許とった後も中型バイクを乗るという選択肢はあって、その候補がCB400。元々欲しかったバイクだし、青いCBXカラーにも思い入れがある。シート高の低さからくる足つきは安心感があるし、高回転のVTECサウンドも素晴らしい。
・CBR650R(CB650R、CBR650F)
そもそも直4の良さを感じた原因。フルカウルのレーサースタイル。ネイキッドモデルのCB650もあるけど、最近のストファイデザインは寸詰まり感があってどうも好きになれない。デザインは650Fの方がツーリング志向で好ましい。650ccながら馬力は十分。重量が軽くなるので扱いやすそう。
しかしCBR650Rには漠然と400Rと同じような感じが漂う。レーサー然とした造形の裏に妥協妥協で選択したのを見透かされ、劣等感を感じそう。
・CB750
「CBのナナハン」という一言は琴線に触れるものがある。今では大きなリッターサイズが中心なれど、CB400とは二回り大きく満足度は十分。デザインもこれぞネイキッドだし特に青白カラーは好み。あえて旧車に乗っているというこだわりさえ感じる。
ただし生産終了してだいぶ立つし、レギュレーターに不安を抱えるというのが怖い。初代CB400SFが同じ症状を持っていて何度もバッテリー上がりを経験しており、ツーリングに行くのがおっくうになってしまった。同じ目には合いたくないな。
・CB1100RS(EX)
乗り易いらしい、くらいであまり候補ではない。個人的なネイキッドバイクはテールカウルのついたCBX以降のデザインで、それ以前の「Four」に思い入れがないからだろう。結果おっさんライダーが乗り易さ重視で決めたという妥協を感じてしまう。
が!「CB750F」風にカスタムできるテールカウルが販売されてることを知り、これならありかもと思えてきた。
・CB1300SB(SF)
でかい!重い!!乗りこなせそうにない!!!
でもデザインの良さと最新式装備を兼ね備えているのはこれ。さすがホンダのフラッグシップ。白バイ格好いいです。どんなインプレ見てもいいことしか書いていない。でもその大きさにひるんでしまう。大好きな青白カラーをまとった「SP」モデルもあるが価格は・・・。
・CB400SB(SF)
・CBR650R(CB650R、CBR650F)
・CB750
・CB1100RS(EX)
・CB1300SB(SF)
「直4」「ネイキッド」「ホンダ」。各車の個人的な印象は以下の通り。
・CB400SB(SF)
大型二輪免許とった後も中型バイクを乗るという選択肢はあって、その候補がCB400。元々欲しかったバイクだし、青いCBXカラーにも思い入れがある。シート高の低さからくる足つきは安心感があるし、高回転のVTECサウンドも素晴らしい。
・CBR650R(CB650R、CBR650F)
そもそも直4の良さを感じた原因。フルカウルのレーサースタイル。ネイキッドモデルのCB650もあるけど、最近のストファイデザインは寸詰まり感があってどうも好きになれない。デザインは650Fの方がツーリング志向で好ましい。650ccながら馬力は十分。重量が軽くなるので扱いやすそう。
しかしCBR650Rには漠然と400Rと同じような感じが漂う。レーサー然とした造形の裏に妥協妥協で選択したのを見透かされ、劣等感を感じそう。
・CB750
「CBのナナハン」という一言は琴線に触れるものがある。今では大きなリッターサイズが中心なれど、CB400とは二回り大きく満足度は十分。デザインもこれぞネイキッドだし特に青白カラーは好み。あえて旧車に乗っているというこだわりさえ感じる。
ただし生産終了してだいぶ立つし、レギュレーターに不安を抱えるというのが怖い。初代CB400SFが同じ症状を持っていて何度もバッテリー上がりを経験しており、ツーリングに行くのがおっくうになってしまった。同じ目には合いたくないな。
・CB1100RS(EX)
乗り易いらしい、くらいであまり候補ではない。個人的なネイキッドバイクはテールカウルのついたCBX以降のデザインで、それ以前の「Four」に思い入れがないからだろう。結果おっさんライダーが乗り易さ重視で決めたという妥協を感じてしまう。
が!「CB750F」風にカスタムできるテールカウルが販売されてることを知り、これならありかもと思えてきた。
・CB1300SB(SF)
でかい!重い!!乗りこなせそうにない!!!
でもデザインの良さと最新式装備を兼ね備えているのはこれ。さすがホンダのフラッグシップ。白バイ格好いいです。どんなインプレ見てもいいことしか書いていない。でもその大きさにひるんでしまう。大好きな青白カラーをまとった「SP」モデルもあるが価格は・・・。
大型二輪購入 3 候補の条件
CBR400Rからの乗り換え候補、その条件は「直列4気筒」。
やはり「直4」サウンドは素晴らしく、コスト増で重たく燃費が不利というデメリットを凌駕する。頭では使いやすさわかっているけど、趣味性の高い乗り物だけにデメリットよりメリットが優先される。
春先からYoutubeにCBR650Rの納車、試乗動画が多くアップされ、その官能的なサウンドは素直にいいなと思った。低回転での重低音が回転を上げると甲高く唸る。その咆哮にしびれた。
二つ目の候補条件は「ネイキッド」。
フルカウルセパハンの乗車姿勢はどんなもんかと試したかったのが400R購入のきっかけ。ツーリングをこなした結果、高速道路での風圧に対する乗り易さや安定感、ワインディングでの車体に対する一体感などは理解できた。しかしアップハン気味の400Rでもやっぱりロングツーリングでは疲れを感じやすいのも事実。また取り回しがしにくいのもデメリットに感じた。
はたから見てフルカウルにバッグを積載して旅に出るライダーは格好いいなと思えど、元々の志向はバイクらしい格好のネイキッド。ゆったり構えてのんびり走っているのが好ましい。どうしてもフルカウルのバイクに乗っていると速く走らなければいけないのではと心のゆとりがなくなってしまう。
三つ目の候補条件は「ホンダ」。他のメーカーのバイクは趣向が合わない。
・ヤマハ・・・グローバルモデル主導で低コスト主義のため直4がない
・スズキ・・・直4ネイキッドバイクは多いが、ライトの形状が好かない
・カワサキ・・フルカウルのモデルばかり
結局、直4ネイキッドで選ぼうとするとホンダのバイクになってしまう。
今回は「これ”で”いい」と妥協しない。「これ”が”いい」にこだわりたい。買ってすぐに後悔するようなバイクはやめよう。
やはり「直4」サウンドは素晴らしく、コスト増で重たく燃費が不利というデメリットを凌駕する。頭では使いやすさわかっているけど、趣味性の高い乗り物だけにデメリットよりメリットが優先される。
春先からYoutubeにCBR650Rの納車、試乗動画が多くアップされ、その官能的なサウンドは素直にいいなと思った。低回転での重低音が回転を上げると甲高く唸る。その咆哮にしびれた。
二つ目の候補条件は「ネイキッド」。
フルカウルセパハンの乗車姿勢はどんなもんかと試したかったのが400R購入のきっかけ。ツーリングをこなした結果、高速道路での風圧に対する乗り易さや安定感、ワインディングでの車体に対する一体感などは理解できた。しかしアップハン気味の400Rでもやっぱりロングツーリングでは疲れを感じやすいのも事実。また取り回しがしにくいのもデメリットに感じた。
はたから見てフルカウルにバッグを積載して旅に出るライダーは格好いいなと思えど、元々の志向はバイクらしい格好のネイキッド。ゆったり構えてのんびり走っているのが好ましい。どうしてもフルカウルのバイクに乗っていると速く走らなければいけないのではと心のゆとりがなくなってしまう。
三つ目の候補条件は「ホンダ」。他のメーカーのバイクは趣向が合わない。
・ヤマハ・・・グローバルモデル主導で低コスト主義のため直4がない
・スズキ・・・直4ネイキッドバイクは多いが、ライトの形状が好かない
・カワサキ・・フルカウルのモデルばかり
結局、直4ネイキッドで選ぼうとするとホンダのバイクになってしまう。
今回は「これ”で”いい」と妥協しない。「これ”が”いい」にこだわりたい。買ってすぐに後悔するようなバイクはやめよう。
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