2019年7月16日火曜日

パナソニックナビ ゴリラ CN-G520D

 バイク用のナビを購入した。
 今までスマホのナビアプリを利用。見やすさ使い勝手とも文句ない。しかし地図をダウンロードすることから通信料が掛かり、熱や振動などスマホ本体の負担もある。そのため必要な時のみピンポイントで使用することで対応していた。
 またゴールデンウィークのツーリング時、高速道路上で落っことしそうになり、情報端末として欠かせなくなったスマホをくっつけておく危険性に気付いたのも事実。

 こうした事情から専用のナビを検討していたが、過去カーナビを操作して思ったのは、スマホに比べて性能が劣り、操作性があまりよくないというもの。それでいて値段も高いしと思っていたが、調べてみると1万円からあって思ったより安い。
 スマホはデーター使用料が掛かることから、月500円程度と思えば2~3年で元がとれる計算。新車購入を機会に専用ナビを購入してみようとなった。

 格安ナビは車向けなのか7インチと大きめ。少し高価だがパナソニックのブランドを信じてゴリラ「CN-G520D」を購入した。格安モデルに比べて値段は倍(購入価格2万円)したが、5インチとコンパクトなのが決め手となった。
 これがラストツーリングとなるCBR400Rに装着して出発。丹沢湖から御殿場あたりを走ってきた。


(長所)
・ナビ専用なので通信料を気にせず付けっ放しにできる
・落下などの問題が起きても致命的なダメージにならない

(短所)
・やはりスマホに比べて操作が重たい
・3Dマップが見にくい

 使い勝手は予想通りだった。地図のスクロールは重たく、タッチパネルも感圧式なので反応が鈍い。これはグローブをしていても使えるという点とのトレードオフなので一概に短所とは言えない。
 動作が鈍いのでスマホのように地図を動かして案内ルートを先んじて見ようと思えず、ひたすら指示に従って走行する感じ。また案内時の地図が3D視点では見通しが悪すぎて使えない。スマホナビのように俯瞰地図を若干傾けた程度というのが出来ない。
 結果画面を注視せず参考程度にして、何メートル先で曲がるとか、音声案内を利用するなど地図の代替というよりナビゲーションメインの使い方になる。カーナビなので当たり前なのだが、スマホナビは地図の代わりとしても使いやすかった。

 細かな使用感の違いや動作の遅さに目をつぶれば特に支障はなく、ナビ専用という安心感、落としたり壊れたりなどがあっても被害は少なく、いい意味で雑に扱えるという点は大きなメリット。地図の代替としてはスマホを共用することで対応。
 データー専用格安SIMを利用したスマホナビも検討したが、これはまた別の検討課題かもな。データー使用料だけでなく、VICS情報や地図更新まで含めたコストパフォーマンスを考えれば、格安SIMによるナビ専用スマホの運用というのはありかもしれない。
 まあ現状ではカーナビ専用機の分かりやすさで満足。

(追記)
 3D表示が見にくかったが、設定で角度を変えられることがわかった。試してみるとスマホのナビなどと同じような表示ができるようになり、この点については問題なくなった。

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